JPH01132303A - 対地作業機の油圧保護制御装置 - Google Patents

対地作業機の油圧保護制御装置

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JPH01132303A
JPH01132303A JP29024587A JP29024587A JPH01132303A JP H01132303 A JPH01132303 A JP H01132303A JP 29024587 A JP29024587 A JP 29024587A JP 29024587 A JP29024587 A JP 29024587A JP H01132303 A JPH01132303 A JP H01132303A
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valve
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弘宣 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタなどの走行車両(以下、単に車両と
よぶ)の後部に取付けられた、ロータリ耕うん装置など
の対地作業機(以下、単に作業機とよぶ)の油圧保護制
御装置に関するものであり、特に、作業機を上下に駆動
させたり、左右に傾斜させる油圧アクチュエータの制御
バルブが、定格を超える長時間にわたって連続して作動
されることの防止、および該連続作動によって油温が異
常上昇することの防止等、油圧系統の保護を行うように
した対地作業機の油圧保護制御装置に関するものである
(従来の技術) 一般に、トラクタなどの車両に作業機が取付けられた走
行作業車においては、作業機が、作業位置と非作業位置
との間で昇降可能であり、また左右に傾斜可能であるよ
うに、連結機構を介してトラクタ側に連結されている。
一般的に、これら作業機を昇降させたり、左右に傾斜さ
せたりする駆動手段として、油圧アクチュエータが使わ
れることが多く、作業機の高さ位置や、左右の傾斜程度
は、制御装置により、前記油圧アクチュエータの制御用
バルブのオン・オフ動作を制御することによって調整さ
れている。
上記制御装置において、例えば作業機を水平制御してい
る際に車両が大きく傾いたような場合、姿勢を修正する
ためにストローク限界を超えて作業機を傾斜させようと
して前記制御バルブのオン動作が、長時間にわたって継
続されることがある。
また、前記制御バルブの長時間にわたるオン動作の継続
という事態は、制御回路等の故障が原因で生ずることも
ある。
このように、制御バルブが長時間にわたって作動してい
ると、ソレノイドの故障の原因になったり、制御バルブ
のリリーフ作動によって油温の過度な上昇を招き、作動
油の劣化を早める原因にもなる。
このような問題に対し、制御バルブを作動させる同一の
制御信号が、油圧アクチュエータの最大ストローク作動
時間以上にわたって、連続的に出力されたことを検出し
た時に、前記制御バルブを中立に復帰させることが提案
されている(特公昭61−59681号公報)。
前記従来技術によれば、所定時間以上の連続した信号が
検出されると、制御バルブを中立に復帰するようにして
いるので、制御バルブが一方向に、不当に長く作動され
るのは防止できる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来の技術は、まだ、次のよう
な問題点を有していた。
制御バルブが作動を開始して、自動的に中立に復帰する
までの時間が、油圧アクチュエータの最大ストロークの
作動時間を基準にして、制御されるようになっているの
で、前記制御バルブの連続動作の開始点が、油圧アクチ
ュエータのストロークエンドに近いような場合であって
も、最大ストロークの作動に要する時間をもとに算出さ
れた分だけ、リリーフ作動が行われることになり、過度
なリリーフ時間を生じる問題点があった。
さらに、油圧アクチュエータは、車両および作業機を駆
動するエンジンで回転されるポンプから供給される作動
油によって駆動されているので、前記エンジンの回転数
の変動によって、油圧アクチュエータの動作速度は変動
する。
この速度変動が大きい場合には、最大ストロークに基づ
いて前記所定時間を設定するようにしているだけでは確
実な油圧保護を行なえない場合も考えられる。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
である。
(問題点を解決するための手段および作用)前記の問題
点を解決するために、本発明は、作業機を昇降させる油
圧アクチュエータの制御バルブ、および作業機を左右に
傾斜させる油圧アクチュエータの制御バルブが、一定時
間以上連続してオン動作しているときには、前記制御バ
ルブの出力をオフにするように構成された制御装置にお
いて、油圧アクチュエータのストローク現在値を検出す
る手段と、前記油圧アクチュエータのストローク限界値
に対するストローク現在値の偏差を演算する演算手段と
、該偏差および所定の比較値を比較する手段と、該偏差
が該比較値より小の場合、固定カウンタ値の計数を開始
するカウンタと、該固定カウンタ値の計数終了後に、ス
トローク現在値およびストローク目標値を比較する手段
と、該比較手段による比較の結果、ストローク現在値が
ストローク目標値に到達していない場合、制御バルブを
オフさせる信号を出力する手段とを具備した点に特徴が
ある。
上記構成を有する本発明においては、油圧アクチュエー
タのストローク限界にストローク現在値が接近している
場合に、所定のカウンタ値を計数し、該カウンタ値の計
数終了後に、制御バルブをオフさせるかどうかの判断を
するようにしているので、油圧アクチュエータの動作速
度の変動の影響を受は易いストローク限界付近であって
も適確な油圧保護ができ、過度のリリーフ作動時間を削
減することができる。
(実施例) 以下に図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第9図は本発明の制御装置を適用する走行作業車の側面
図、第10図は該走行作業車後部に連結された作業機と
連結機構部の要部を示す斜視図である。
図において、車両1には、連結機構部2を介して、耕う
ん用ロータなどからなる作業機3が連結されている。
作業機3は、トップリンク4および左右一対のロアーリ
ンク5,6からなる三点昇降リンク機構を介して車両1
に連結されている。また、車両1側には油圧アクチュエ
ータ(以下、アクチュエータという)7、該アクチュエ
ータ7によって駆動されるリフトアーム8,9が取付け
られている。
ロアーリンク5,6は、それぞれリフトロッド10.1
1を介してリフトアーム8,9に接続されており、作業
機3は、アクチュエータ7の伸縮動作によって昇降され
る。
リフトアーム8,9には、そのリフト角度を検出する回
転型ポテンショメータで構成された、リフトセンサ15
が設けられており、そのセンサ出力に応じて作業機3の
非作業位置への上昇および作業位置への下降の制御を行
わせることができる。
車両1には水平センサ12が設けられ、リフトロッド1
1には該ロッドを伸縮させるアクチュエ−タ13とリフ
トロッド11の伸縮量、すなわち該アクチュエータのス
トローク変動量を検出するストロークセンサ14が設け
られている。
そして、車両1がローリングしても作業機3は地面に対
して水平に保持されるように、水平センサ12によって
検出された車両1の傾きの程度に応じて、伸縮量をスト
ロークセンサ14により監視しながら、該ストロークセ
ンサ14の値をストローク目標値に維持するように、ア
クチュエータ13を駆動制御している。
一方、作業機3側には、該作業機3が作業位置にあると
き、地面をならって、耕うんの深さに応じて開度θが変
化するピラー16が設けられている。ピラー16の開度
θは、ロッド17Aを介して回転型ポテンショメータで
構成されるピラーセンサ(角度センサ)18Aによって
検出される。
そして、ピラーセンサ18Aの出力に応じて前記アクチ
ュエータ7を駆動し、耕うんの深さを設定−10= 値に保持させる、耕深制御をすることができる。
車両1には操縦者の座席17が設けられ、該座席の横位
置には作業機3の昇降を手動によって制御する昇降スイ
ッチ18が設けられている。
第1図および第2図に、このような走行作業車における
油圧保護の電気制御系統のブロック図を示す。特に、第
1図は水平制御部の油圧保護制御系統のブロック図であ
り、第2図は上昇制御の油圧保護制御系統のブロック図
である。
第1図では、ストロークセンサ14で検出されるストロ
ーク現在値を、ストローク目標値に入換えることによっ
て、ストローク目標値にストローク現在値を一致させ、
水平制御部駆動部2oがら右傾斜用バルブ27、および
左傾斜用バルブ28にオフ信号が与えられるように構成
されている。
その結果、右傾斜用バルブ27および左傾斜用バルブ2
8は動作を停止し、油圧保護が行われる。
同図において、最大値設定器21には、アクチュエータ
13のストロークの最大値がセットされていて、最小値
設定器22には、アクチュエータ13のストロークの最
小値がセットされている。
減算器23では、前記最大値と、ストロークセンサ14
によって検出されたストローク現在値との差が計算され
、減算器24では、前記最小値と、ストロークセンサ1
4によって検出されたストローク現在値との差が計算さ
れる。
減算器23および24で計算された値は、比較手段29
によって、それぞれ、ROMデータとしてセットされて
いる比較値αと比較される。該比較値αはストローク現
在値が、前記ストロークの最大値または最小値に近い予
定位置以内にあるか否かを判断するための値である。
比較値αに比較して、前記減算器23および24で計算
された値のいずれかが小さい場合、すなわちストローク
現在値が、アクチュエータの全ストロークの上限または
下限近くにあると判断された場合は、タイマ値設定手段
30に設定されている固定タイマ値301が選択される
一方、比較値αに対して、前記減算器23および24で
計算された値がいずれも大きいと判断された場合、すな
わちストローク現在値が、アクチュエータの全ストロー
クの上限または下限近くにないと判断された場合は、タ
イマ値設定手段3゜に設定されている計算テーブルから
、右傾斜タイマ値302と左傾斜タイマ値303とのう
ちの、いずれか一方が選択される。
そして、右傾斜用バルブ27または左傾斜用バルブ28
のオン信号に従って、前記各タイマ値のいずれかが、ゲ
ート31を通って左右油圧カウンタ32に入力され、設
定される。
前記左右油圧カウンタ32に設定されたタイマ値に相当
する時間の経過後、ゲート33を通って、ストロークセ
ンサ14で検出されたストローク現在値および目標値設
定器34に設定されているストローク目標値が減算器3
5に入力され、該ストローク現在値からストローク目標
値が減算される。
前記減算の結果は、A記憶部36に格納され、A記憶部
36に格納された値は、傾斜保護不感帯比較手段37に
よって傾斜保護不感帯値(ROM値)と比較される。該
傾斜保護不感帯値は、換言すれば、ストローク目標値前
後にあらかじめ設定されている微少領域である。
したがって、前記A記憶部36の値が傾斜保護不感帯値
より小であるということは、ストローク現在値がストロ
ーク目標値にほぼ達しているということを示している。
すなわち、前記A記憶部36の値が傾斜保護不感帯値よ
り小である場合は、ストローク現在値がストローク目標
値に一致されるように正常に制御が行われていると判断
されるので、水平制御は継続して実行される。
前記A記憶部36の値が、前記傾斜保護不感帯値より大
である場合は、前記設定タイマ時間経過−14= 後もスI・ローフ現在値が目標値に達していないと判断
され、ストローク現在値がストローク目標値に置換えら
れる。
また、A記憶部36に最新の値が入力されると、前記A
記憶部36の記憶内容は、B記憶部38に転送される。
そして、該AおよびB記憶部の値は、その正負符号の異
同が、符号判別手段39で判別される。
なお、前記減算器35による最新の計算結果は、A記憶
部36とB記憶部38に交互に格納するようにしても良
い。
前記符号判別手段39の判別の結果、A記憶部36の値
とB記憶部38の値が同符号の場合は、ゲート40が開
かれ、ストローク現在値がストローク目標値に置換えら
れる。すなわち、前記両値の符号が同符号であるという
ことは、ストローク目標値を境にしてストローク現在値
の方向が変化していないことを示しており、この場合も
正常に制御されていないと判断される。
前記ストローク目標値にストローク現在値が置換えられ
ると、水平制御駆動部20から右傾斜用バルブ27、お
よび左傾斜用バルブ28にオフ信号が与えられるので、
該バルブ27および28の動作が停止される。
第2図では、リフト現在値から、昇降スイッチ18を操
作して設定される上昇目標値まで作業機3を上昇させる
ためのリフト変化量を設定するリフト変化量設定器41
に、値“0”を設定することにより、昇降制御駆動部1
9から上昇用バルブ25ヘオフ動作の信号を与え、作業
機の上昇を停止させるよう構成されている。
同図において、リフト量最大値設定器42には、作業機
3を上昇させるアクチュエータ7のストロークの最大値
が設定されていて、リフトセンサ15では、作業機3の
リフト現在値が検出される。
減算器43では、前記ストロークの最大値からリフト現
在値が減算され、該減算器43での計算結果と比較値β
とが、比較手段44において比較される。
前記比較値βは、ROMデータとして記憶されている値
であって、リフト現在値がストロークの最大値近くにあ
るか否かを判断するための値である。
比較値βが前記減算器43での計算結果より大の場合、
すなわちリフト現在値がストローク最大値近くにある場
合は、タイマ値設定手段45の固定値451が選択され
る。
比較値βが前記減算器43での計算結果より小の場合、
すなわちリフト現在値がストローク最大値近くまで達し
ていない場合は、タイマ値設定手段45の上昇タイマ値
452が選択される。
そして、選択されたいずれかのタイマ値は、上昇用バル
ブ25がオン動作をした時に、ゲート46を通って上昇
油圧カウンタ47にセットされ、前記タイマ値に相当す
る時間の計数が行われる。
リフト変化量設定器41には、昇降スイッチ18(第9
図参照)による選択位置と、リフトセンサ15の検出値
から計算されたリフト変化量が設定されている。該リフ
ト変化量は、前記上昇油圧カウンタ47における前記タ
イマ値の時間経過後、ゲート48を通ってC記憶部4つ
に入力される。
C記憶部4つの記憶内容は、上昇保護不感帯比較手段5
1で、ROMデータとして設定されている、上昇保護不
感帯値と比較される。該上昇保護不感帯値は、前記リフ
ト変化量の“0”近くにおいてあらかじめ設定されてい
る微少領域である。
したがって、前記C記憶部49の値が前記上昇保護不感
帯値より小であるということは、リフト変化量がほぼ“
0”に達しているということを示している。前記C記憶
部49が前記上昇保護不感帯値より小である場合は、正
常な上昇制御が行わ−18= れていると判断されるので、上昇制御はそのまま維持さ
れる。
一方、前記C記憶部の値が前記上昇保護不感帯値より大
である場合は、前記設定タイマ時間経過後もリフト変化
量が“0”の近くまで達していないことを示しており、
上昇制御が正常に行われていないということになる。
この場合は、ゲート53を開いて、“0“値設定器54
の値“0”をリフト変化量としてセットすることにより
、上昇用バルブ25をオフ動作させる信号を、上昇制御
駆動部19がら上昇用バルブ25に与える。
また、C記憶部49に最新の値が入力されると、前記C
記憶部49の記憶内容は、D記憶部51に転送される。
そして、該CおよびD記憶部の値は、その正負符号の異
同が符号判別手段52で判別される。
符号判別手段52において同符号の判別結果がでれば、
ゲート53が開かれ、値“0”がリフト変化量設定器4
1にセットされる。値“0”がセットされると、上昇制
御駆動部19から上昇用バルブ25のオフ動作信号が出
力され、作業機3の上昇が停止される。
以上を要約すれば、本実施例では、油圧アクチュエータ
の全ストロークのどの位置に現在値があるかを検出し、
該検出値に応じたタイマ値を選択するように構成しであ
る。
そして、該タイマ値に相当する時間の経過後、再び現在
値を検出し、該現在値が、正常に制御されていれば、当
然検出されると予想された値の範囲内に入っているか否
かが判断される。該判断により、異常となれば、直ちに
制御バルブの動作をオフにして油圧保護をかけるように
している。
第3図に、前記タイマ値とストローク現在値およびリフ
ト現在値との関係(計算テーブル)を示す。同図の曲線
Eは、水平制御の油圧保護に使用される右傾斜タイマ値
と、ストローク現在値との関係を示し、曲線Sは、左傾
斜タイマ値とストローク現在値との関係を示す。また、
同図(b)の曲線Tは、上昇制御の油圧保護に使用され
る上昇タイマ値と、リフト現在値との関係を示す。
同図(a)において、縦軸はタイマ値、横軸はストロー
ク現在値であり、同図(b)においては、縦軸はタイマ
値、横軸はリフト現在値である。
第3図に示した計算テーブルから、ストローク現在値ま
たはリフト現在値に対応する、前記それぞれの曲線の関
係にあるタイマ値が計算されて、左右油圧カウンタ32
または上昇油圧カウンタ47にセットされる。
水平制御の場合は、右傾斜用バルブ27または左傾斜用
バルブ28のいずれがオン動作しているかによって、ス
トローク現在値が同じであっても、計算に使用される曲
線はEかSのいずれかが選択される。
すなわち、右傾斜用バルブ27がオン動作した場合は、
曲線Eが選択され、左傾斜用バルブ28がオン動作した
場合は、曲線Sが選択される。
次に、第4図〜第8図のフローチャートを参照して、本
実施例の制御動作を詳細に説明する。第4図は水平制御
の全体的な動作を示すフローチャート、第5図は上昇制
御の全体的な動作を示すフローチャート、第6図は水平
制御の油圧保護制御部分を抽出して、詳細に示したフロ
ーチャート、第7図は昇降制御の油圧保護制御部分を抽
出して詳細に示したフローチャートである。第8図は水
平制御の油圧保護制御の第2実施例を示すフローチャー
トである。
第4図において、水平センサ12とストロークセンサ1
4の値、すなわち車両1の傾きと、該車両1に対する作
業機3の傾きが入力される(ステップSl)。
該ステップS1の入力値をもとに、作業機3を水平にす
るためのストローク目標値が計算される(ステップS2
)。この計算結果は、ストローク目標値として、前記目
標値設定器34に設定される(ステップS3)。
以上のステップ81〜S3は、水平制御の制御目標値を
設定するまでの準備段階である。なお、前記ステップS
1において、設定つまみを別に設けるなどして、該設定
つまみから任意の値を入力することによって、水平に限
らず任意の傾斜姿勢に作業機3を制御できる。
ステップS3の後に、第6図を参照して後述する油圧保
護制御が行われる(ステップS4)。
ステップS5では、前記ストローク目標値と、ストロー
ク現在値の比較が行われる。
ステップS5において、ストローク現在値がストローク
目標値より小のときは、右傾斜用バルブ27がオンとな
り(ステップS6)、アクチュエータ13が作動してリ
フトロッド11が伸びる。
一方、ストローク現在値がストローク目標値より大のと
きは、左傾斜用バルブ28がオンとなり(ステップS7
)、アクチュエータ]3が作動してリフトロッド11が
縮む。
両者が等しいときは、右傾斜用バルブ27と左傾斜用バ
ルブ28はともにオフの状態(ステップS8)で、アク
チュエータ13は作動しない。
第5図に示す上昇制御においては、まず、昇降スイッチ
18によって設定される上昇位置と、リフトセンサ15
の値、すなわち作業機3のリフト現在値とが入力される
(ステップ510)。
該ステップS10で入力された値をもとに、必要とされ
る移動量に対応したリフト変化量が計算され(ステップ
511)、該計算結果は、リフト変化量として、リフト
変化量設定手段41に設定される(ステップ512)。
ステップS12の後に、第6図を参照して後述する油圧
保護制御が行われる(ステップ813)。
ステップS14では、前記リフト変化量の値が“0” 
(必要とされる移動量が“0”)か否かが判断される。
ステップS14において、リフト変化量が“0″のとき
は、上昇用バルブ25はオフになり(ステップ515)
、アクチュエータ7は、作動しない。
また、リフト変化量が“O”でない場合は、上昇用バル
ブ25はオンとなり(ステップ516)、アクチュエー
タ7が作動し、作業機3は、上昇される。
次に、水平制御における油圧保護制御について、第6図
のフローチャートを参照して、説明する。
同図における、各フラグは、制御起動時にはリセット(
値“0”)されている。最初は、ストローク現在値が、
ストロークエンドから比較値α以上離れた位置にあって
、その位置から油圧保護制御が開始された場合のフロー
を説明する。
まず、ステップS20において、左右リミットフラグの
判別が行われる。制御起動時は、各フラグはリセットさ
れているので、該ステップS’20の判別結果は“0”
であり、ステップS21に進む。
ステップS21では、最大値設定器21に設定されてい
るストローク最大値(MAX)から、ストロークセンサ
14で検出されたストローク現在値が減算されて、該減
算結果と比較値αの大きさが比較される。
ここでは、ストローク現在値がストロークエンドからα
以上離れているので、前記減算結果はαより大となり、
ステップS21の判断は否定で、ステップS22に進む
ステップS22では、ストローク現在値から、最小値設
定器22に設定されているストローク最小値(MIN)
が減算され、該減算結果と比較値αの大きさが比較され
る ここでも、ステップS22の判断は、前記ステツブS2
1と同様、否定であり、ステップ32Bに進んで、左右
セットフラグがリセットされる。
ステップS24では、右傾斜用バルブ27がオン動作し
ているか否かが判断される。右傾斜用バルブ27がオン
動作していると、肯定の判断によって、ステップS25
に進み、右セットフラグの判別がされる。
最初は、該ステップS25の判別結果は“0”であり、
ステップS26に進む。
ステップS26では、右傾斜タイマ計算が行われる。こ
の計算には前記第3図(a)のテーブルが使用され、同
図の曲線Eに対応するタイマ値が計算される。
ステップS27において、前記ステップS26で計算さ
れた右傾斜タイマ値が左右油圧カウンタ32にセットさ
れ、直ちに計数か開始される。
ステップ828においては、右セットフラグがセットさ
れる。
ステップS29では、前記左右油圧カウンタ32のカウ
ンタ値が“0”になったか否かの判断がされる。該カウ
ンタにタイマ値がセットされた直後の判断は否定であり
、再びステップS20から処理が実行される。
前記ステップS28で、右セットフラグはセットされた
ので、2回目の処理では、ステップS25の判別は1”
であり、ステップ826〜828はスキップされる。
左右油圧カウンタ32に設定された、右傾斜タイマ値の
計数が終了すると、ステップS29の判断は肯定となる
ので、ステップS30に進み、左右リミットフラグがセ
ットされ、ステップS20に戻る。
左右リミットフラグが、ステップS30でセットされた
ので、ステップS20の判別は、“1“であり、ステッ
プS31に移行する。
ステップS31およびS32で、左右セットフラグ、右
セットフラグ、左セットフラグがリセットされ初期化さ
れる。
ステップ83Bでは、ストローク現在値からストローク
目標値が減算され、その計算結果はA記憶部36に格納
される。
ステップS34では、前記A記憶部36に格納された値
と、傾斜保護不感帯値との比較が行われる。
ステップS34で傾斜保護不感帯値が、A記憶部36に
格納されている値より大の場合、すなわちストローク現
在値がストローク目標値にほぼ到達している場合は、ス
テップS39に移って左右リミットフラグがリセットさ
れ、水平制御は、そのまま継続される。
該ステップS34の判断によって、傾斜保護不感帯値が
A記憶部36に格納されている値より小の場合、すなわ
ちストローク現在値がストローク目標値の不感帯に入っ
ていないと判断された場合は、ステップS35に進む。
ステップS35では、該ステップS35における判断が
初回であるか否かが判断され、初回の場合は、ステップ
338に移り、ストローク目標値としてストローク現在
値がセットされる。
ストローク目標値にストローク現在値がセットされると
、前記第4図における判断で、ストローク目標値とスト
ローク現在値が等しいと判断されて、右傾斜用バルブ2
7および左傾斜用バルブ28の動作がオフとなる。した
がってアクチュエータ]3は駆動されず、作業機3の水
平制御動作が行われない。
ステップ838の処理の後、次回のステップS34での
判断が再び否定の場合、ステップS35に進む。
該ステップS35における、今度の判断は初回でないの
で、ステップS36に移り、前回計算された、ストロー
ク現在値からストローク目標値を減算した値が、B記憶
部38に転送される。
ステップS37では、A記憶部36およびB記憶部38
に格納されているそれぞれの値の正負符号が比較される
各位の符号が同符号の場合、すなわち前回のストローク
現在値、および今回のストローク現在値が、いずれも、
ストローク目標値を境に同方向に偏位している場合は、
ステップ838が実行され、作業機3の動作停止が継続
される。
いちど作業機3の動作が停止された後、車両1を走行さ
せて、該車両1の傾きを小さくするが、ストローク目標
値の設定つまみを大きく回して、該1」標値を変更する
手動操作によって符号の反転が行われる。
符号の反転か行われると、次回のプログラムサイクルに
おいて、ステップS37で、A記憶部36およびB記憶
部に格納されている値の符号が異符号となり、ステップ
S39に移って左右リミットフラグ力リセットされ、油
圧保護は、解除され、水平制御が再開される。
また、右傾斜用バルブ27がオン動作していない場合は
、ステップS24の判断は、否定となり、右セットフラ
グがリセットされる(ステ・ツブ540)。
右セットフラグがリセットされたあと、左傾斜用バルブ
28がオン動作しているか否かの判断か行われる(ステ
ップ541)。
左傾斜用バルブ28がオン動作していると、ステップS
42に進んで、左セットフラグの判別が行われる。
最初は、左セットフラグはリセット状態なので、ステッ
プ843に進み、第3図(a)の左傾斜タイマ計算テー
ブルの曲線Sに対応する、左傾斜タイマ値が計算される
該タイマ値は、左右油圧カウンタ32にセットされ、直
ちにタイマ値の計数が開始される(ステー  32  
= ツブ544)。
ステップS45において、左セットフラグがセットされ
る。
ステップS46においては、前記左右油圧カウンタ値が
“0”か否かの判断が行われる。計数開始直後は、該カ
ウンタ値は“0”でないので、ステップS47はスキッ
プされ、ステップS20に戻る。
右傾斜用バルブ27がオフで、左傾斜用バルブ28のオ
ン動作が継続されていると、ステップS45で左セツ!
・フラグがセットされているので、ステップS42の判
別結果は′1“になってステップ343〜S45はスキ
ップされる。
左傾斜用バルブ28のオン動作が継続して、左右油圧カ
ウンタ32の値が“0“になると、ステップS46の判
断は肯定となって、左右リミットフラグがセットされる
(ステップ547)。
ステップS47が実行されると、ステップ320に移っ
て、上述の、右傾斜用バルブ27がオン動作している場
合と同様に、ステップ331〜S39が実行される。
右傾斜用バルブ27および左傾斜用バルブ28が両方共
にオフになっている場合は、ステップ848で左セット
フラグがリセットされて、ステップS20に戻る。
次に、ストローク現在値が、ストロークエンドから比較
値αの範囲内にある場合、すなわち、ストローク現在値
がストロークエンド近くの位置にあって、その位置で油
圧保護制御が開始された場合のフローを説明する。
ストローク現在値がストローク最大値の近くにある場合
は、ストローク最大値(MAX)からストローク現在値
を減算した値より比較値αの方が大なので、ステップS
21における判断は肯定となり、ステップS49に移る
ステップS49においては、右傾斜用バルブ27がオン
動作しているか否かの判断が行われる。
右傾斜用バルブ27がオン動作していると、ステップS
50に進み、左右セットフラグの判別が行われる。
左右セットフラグは“0”に初期化されているので、次
のステップS51に進んで、左右油圧カウンタ32に固
定タイマ値がセットされ、直ちに該固定タイマ値の計数
が開始される。
ステップS52においては、左右セットフラグがセット
される。
ステップ35Bにおいては、左右油圧カウンタ32の値
が“0”か否かの判断が行われる。前記左右油圧カウン
タ32の値が“0”になるまでは、該ステップS53の
判断は否定であり、ステップS20に戻る。
左右油圧カウンタ32の値の計数が開始され、ステップ
S52において、左右セットフラグがセットされた後は
、ステップS50の判別は、“1″= 35− となって、ステップS51およびステップS52はスキ
ップされる。
左右油圧カウンタ32での固定カウンタ値の計数が終了
すると、ステップ853の判断は肯定となるから、ステ
ップS54において、左右リミットフラグがセットされ
、ステップS20に移る。
ステップS54において、左右リミットフラグがセット
されたので、今度は、ステップS20からステップS3
1に移って、ステップS31からステップS39までの
処理が行われる。
ストローク現在値がストローク最小値の近くにある場合
は、ステップS21の判断は否定で、ステップS22に
おいて、ストローク現在値がらストローク最小値の減算
値と比較値αとの比較が行われる。
比較値αが前記減算値より大の場合、ステップS22の
判断は、肯定となって、ステップS55に移る。
左傾斜用バルブ28がオン動作していると、ステップS
55の判断は肯定であり、ステップS50に進んで、ス
テップS50からステップS54までの処理が実行され
る。
ステップ350〜S54までの処理内容は、前述した通
りである。
ステップS49の判断において右傾斜用バルブ27がオ
ン動作していない場合、およびステップS55の判断に
おいて左傾斜用バルブ28がオン動作していない場合は
、ステップ849およびステップS55のいずれの判断
も否定であり、ステップ823に移る。
ステップ82Bに移った後の処理は、前述した通りであ
る。
次に、上昇制御に対する油圧保護制御のフローを説明す
る。
前述の水平制御に対する油圧保護制御と同様、リフト現
在値が、ストロークエンドから比較値β以上離れた位置
にある場合の油圧保護制御から最初に説明する。
まず、制御起動時、各フラグは“0”にしであるので、
ステップS56における上昇リミットフラグの判別も“
0”であり、ステップS57に進む。
ステップS57において、リフト最大値設定器42に設
定されているリフト最大値(MAX)から、リフトセン
サ15で検出されたリフト現在値を減算した値が、比較
値βと比較される。
リフト現在値がストロークエンドから比較値β以上離れ
た位置にある場合は、該比較値βより前記減算値の方が
大であり、ステップS57の判断は否定で、ステップ8
58に進む。
ステップ358においては、上昇リミットセットフラグ
がリセットされる。
ステップS59においては、上昇用バルブ25がオン動
作しているか否かが判断される。上昇用バルブ25がオ
ン動作している場合、判断は肯定で、ステップS60に
進み、上セツトフラグの判別が行われる。
上セツトフラグの初期値も“0”にしであるので、ステ
ップS61に進む。
ステップS61においては、前記第3図(b)に示した
計算テーブルの曲線Tに対応した上昇タイマ値が計算さ
れる。
ステップS62においては、前記ステップS61で計算
された上昇タイマ値が上昇油圧カウンタ47にセットさ
れ、直ちに該上昇タイマ値の計数が開始される。
上昇タイマ値の計数が開始されると、ステップ363に
おいて、上セツトフラグがセットされる。
ステップS64においては、上昇油圧カウンタ47の値
が“0”か否かの判断が行われる。該上昇油圧カウンタ
47の値の計数が開始された直後は、該ステップS64
の判断は、否定で、ステラプS65は、スキップされ、
ステップS56に戻る。
上昇油圧カウンタ47におけるカウンタ値の計数が開始
された後は、ステップ363で上セツトフラグがセット
されているので、ステップS60の判別は“1″となり
、ステップ861〜863はスキップされる。
上昇油圧カウンタ47の値が“O”になると、ステップ
S65において、上昇リミットフラグがセットされる。
上昇リミットフラグがセットされると、ステップS56
の判別は“1”となって、ステップ866に移る。
ステップS66においては、上昇リミットセットフラグ
と上セツトフラグがリセットされる。
ステップS67においては、その時点のリフト変化量が
C記憶部49に格納される。
ステップ868においては、上昇保護不感帯値と、前記
C記憶部49に格納されている値とが比較される。
上昇保護不感帯値より前記C記憶部49に格納されてい
る値が大で、該ステップ36gの判断が否定の場合は、
ステップS69に進む。
ステップS69では、該ステップS69における処理が
初めて実行されるか否かが判断される。
初回の場合は、肯定の判断がされて、ステップS72に
移る。
ステップS72では、リフト変化量として、値“0″が
セットされる。
リフト変化量が“0”になると、第5図のステップS1
4の判断が肯定になって、上昇用バルブ25がオフにな
り、アクチュエータ7の駆動は停止される。
ステップS72の処理が実行されると、ステップS56
に移る。上昇リミットフラグは、“1″のままなので、
再びステップS66以降の処理が行われる。
ステップ868で、前回と同じように、上昇保護不感帯
値よりC記憶部49に格納されている値のほうが大であ
ると、ステップS69に移る。
ステップS69の処理は初回でないので、この判断は否
定となって、ステップS70に進む。
ステップS70において、前回のリフト変化量がD記憶
部51に転送され、C記憶部49に格納されている値と
D記憶部51に格納されている値との正負符号が比較さ
れる(ステップ571)。
ステップS71において、C記憶部49およびD記憶部
51に格納されている値の符号が同符号の場合は、ステ
ップS72に移って、リフト変化量に値“0”がセット
され、アクチュエータフの駆動は停止される。
ステップ368において、C記憶部49に格納されてい
る値より上昇保護不感帯値の方が大の場合は、該ステッ
プ368の判断は肯定となって、=  42 − ステップ873に移る。
ステップ37Bで上昇リミットフラグがリセットされ、
ステップS56に戻る。
ステップS71において、C記憶部49およびD記憶部
51に格納されている値の符号が異符号の場合は、判断
が否定となるが、この場合も、ステップ373で上昇リ
ミットフラグがリセットされステップS56に戻る。
上昇用バルブ25がオン動作していない場合は、ステッ
プS59の判断は、否定となり、ステップS74に移る
ステップS74では、上セツトフラグかりセットされて
ステップS56に戻る。
リフト最大値からリフト現在値を減算した値が、比較値
βより小の場合、すなわちリフト現在値がストロークエ
ンドに対して、比較値β以内に接近している場合には、
ステップS57の判断は肯定となって、ステップS75
に移る。
上昇用バルブ25がオン動作している場合は、ステップ
S75の判断は、肯定となって、ステップS76に移る
ステップS76では、上昇リミットセットフラグの判別
が行われる。上昇リミットセットフラグは、リセットさ
れているので、該ステップS76での判別は′0”で、
ステップS77に進む。
ステップS77においては、上昇油圧カウンタ47に固
定タイマ値がセットされ、直ちに該タイマ値の計数が開
始される。
前記タイマ値の計数が開始されると、ステップ878に
おいて、上昇リミットセットフラグがセットされる。
ステップ379においては、前記上昇油圧カウンタ49
のカウンタ値が“0”か否かの判断が行われる。前記上
昇油圧カウンタ49のカウンタ値の計数開始直後は、ス
テップS79の判断は、否定であり、ステップS56に
移る。
ステップ878において、上昇リミットセットフラグが
セットされたので、ステップS76の2回目からの判別
では“1″と判別され、ステップS77およびステップ
S78はスキップされて、ステップS79に移る。
前記上昇油圧カウンタ49の値が“0”になると、ステ
ップS79の判断は肯定となり、ステップS80に移っ
て上昇リミットフラグがセットされ、ステップ856に
移る。
上昇リミットフラグがセットされると、ステップS56
では、“1″の判別がされ、ステップ366〜37Bの
処理が行われる。
ステップ566〜373では、リフト現在値がストロー
クエンド付近にない場合について前述したと同様、上昇
油圧カウンタ47にセットされているタイマ値の計数終
了時点で、リフト変化量が昇降保護不感帯に入っていな
い時に、アクチュエータフの駆動を停止させる処理か行
われる。
なお、前記ステップS37およびステップS71におい
ては、ね号が異符号になった時、水平制御および上昇制
御が継続されるように構成しているので、水平制御のス
トローク目標値の設定用つまみの操作、および上昇制御
のリフト目標値の設定用つまみまたは昇降スイッチを操
作して、それぞれの目標値を、ストローク現在値あるい
はリフト現在値の反対側に移動させることにより、油圧
保護制御を解除できる。
次に、本発明の第2実施例を、第8図に示したフローチ
ャートを参照して説明する。
第8図に示したフローチャートでは、水平制御に対する
油圧保護制御において、ストローク現在値がストローク
エンドから予定位置以内にある場合だけ、油圧保護を行
わせる動作が示されている。
同図において、左右リミットフラグは、制御の起動時に
はリセットされている。したがって、ステップS90に
おける左右リミットフラグの判別は“0”で、ステップ
S91に進む。
ステップS91においては、ストローク最大値(MA’
X)に対するストローク現在値の偏差と比較値αとが比
較される。ストローク現在値が、ストローク最大値近傍
の予定位置以内(前記比較値α内)に位置していない場
合は、前記偏差の方が比較値αより大きいので、ステッ
プS91では否定と判断され、ステップS95に移る。
ステップS95においては、ストローク最小値(MIN
)に対するストローク現在値の偏差と比較値αとが比較
される。ストローク現在値が、ストローク最小値近傍の
予定位置以内(前記比較値α内)に位置していない場合
は、前記偏差の方が比較値αより大きいので、ステップ
S95の判断も否定となって、ステップS97に進む。
ステップS97において、左右油圧カウンタ32に固定
タイマ値がセットされ、該固定タイマ値の計数が行われ
て、ステップS90に戻る。
前記ステップS97では、このように、いつも固定タイ
マ値のセットと計数か行われている。
そして、例えば、車両1が大きく傾いて、該車両1が傾
いた分だけ作業機3の姿勢を立直すために、ストローク
現在値がストローク最大値の近傍(前記比較値α内)に
達するほどアクチュエータ13が駆動された場合、ステ
ップS9]またはステップS95の判断は肯定となる。
まず、ステップS91の判断が肯定になると、ステップ
S92において、右傾斜用バルブ27がオン動作してい
るか否かが判断される。右傾斜用バルブ27のオン動作
が行われていると、ステップS92の判断は肯定で、ス
テップ89Bに進んで左右油圧カウンタ32のカウンタ
値が“0”かどうかの判断がされる。
右傾斜用バルブ27のオン動作が継続されていると、前
記カウンタ値が“0”になるまで左右油圧カウンタ32
にセットされている前記タイマ値の監視が継続され、タ
イマ値の計数が完了すると左右リミットフラグがセット
される。
左右リミットフラグがセットされると、ステップS90
の判別は“1“となって、第8図に図示されていない処
理ステップに移行する。該図示されていないステップは
、前記第6図(その2)におけるステップ833〜S3
9と同様なので、説明は省略する。
右傾斜用バルブ27がオン動作をおこなっていない場合
は、前記ステップS92の判断は否定になって、ステッ
プS97に移り、左右油圧カウンタ32に固定タイマ値
がセットされるだけで水平制御はそのまま継続される。
ステップS95の判断が肯定の場合は、ステップS96
で左傾斜用バルブ28がオン動作を行っているか否かが
判断される。
左傾斜用バルブ28がオン動作していると、ステップ3
9Bに進み、左傾斜用バルブ28がオン動作を行ってい
ないと、ステップS97に移る。
ステップ89BまたはステップS97に移行したあとの
処理は、上述したので省略する。
上述の説明のように、該第2実施例では、左右油圧カウ
ンタ32に固定カウンタ値がセットされていて、ストロ
ーク現在値がストローク最大値(MAX)の予定位置内
に入った場合、かつ右傾斜用バルブ27がオン動作して
いる場合、またはストローク現在値がストローク最小値
(M I N)の予定位置内に入った場合、かつ左傾斜
用バルブ28がオン動作している場合に前記固定カウン
タ値の監視を行うようにしている。
そして、前記固定カウンタ値の4数完了後、前記第1実
施例と同様、油圧保護を行うかどうかの判断を行うため
のストローク現在値の確定を行うようにしている。
なお、上昇制御に対する油圧保護についても、上記第8
図に示したフローチャートと同様の動作=  50 − を行わせることはできる。すなわち、リフト最大値の近
傍予定位置にリフト現在値が位置した場合、かつ上昇用
バルブ25がオン動作している場合に、固定カウンタ値
を計数し、前記固定カウンタ値の計数完了後、油圧保護
を行うかどうかの判断を行うためのリフト現在値の確定
を行うようにできる。
本実施例によれば、上述の説明から明らかなように、水
平制御に対する油圧保護制御においては、右傾斜用バル
ブまたは左傾斜用バルブのいずれかがオン動作した時の
ストローク現在値を検出し、該ストローク現在値からス
トロークエンドまでのストローク値に対応するタイマ値
をカウンタにセットし、該タイマ値の計数終了時点のス
トローク現在値が、ストローク目標値の傾斜保護不感帯
に入っていなければ、油圧保護をかけるようにしている
上昇制御に対する油圧保護制御においては、上昇用バル
ブがオン動作した時のリフト現在値を検出し、該リフト
現在値からアクチュエータ7のストロークエンドまでの
ストローク値に対応するタイマ値をカウンタにセットし
、該タイマ値の計数終了時点のリフト現在値が、上昇目
標値の上昇保護不感帯値に入っていなければ油圧保護を
かけるようにしている。
アクチュエータを駆動しているポンプの回転むらなどに
よって、アクチュエータが比較的高速度で動作し、右傾
斜タイマ値、左傾斜タイマ値、上昇タイマ値の計数中に
、ストローク現在値が目標値を通過して、ストローク最
大値または最小値に到達してしまったような場合でも、
ストローク現在値またはリフト現在値が、ストローク最
大値または最小値の近傍にあるか否かの監視を続けてい
て、このような場合には、左右油圧カウンタに固定タイ
マ値をセットして、短時間に異常の有無を検出して油圧
保護をかけるようにしている。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば次のよ
うな効果が達成できる。
(1)ストローク現在値またはリフト現在値が、油圧ア
クチュエータのストロークエンド近傍の予定位置以内に
ある場合、および予定位置以内に至った場合に駆動源の
制御バルブのオン継続を条件として固定タイマ値を計数
し、該固定タイマ値の計数完了後に油圧保護をかけるか
否かの判断をしているので、保護作動時において余分な
リリーフ作動時間が省け、適切な油圧保護を行なえる。
(2)ストローク現在値またはリフト現在値が、ストロ
ークエンドの近傍の予定位置以内にある場合に限定して
、油圧保護をかけるか否かの判断を行うようにしている
ので、前記固定タイマ値は短時間の設定時間で良く、シ
たがって油圧アクチュエータの動作速度むらの影響を受
けることなく、正確に油圧保護を行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す制御装置
のブロック図、第3図はカウンタ値設定用計算テーブル
、第4図は水平制御のフローチャート、第5図は上昇制
御のフローチャート、第6図は水平制御に対する油圧保
護制御のフローチャート、第7図は上昇制御に対する油
圧保護制御のフローチャート、第8図は第2実施例を示
すフローチャート、第9図は走行作業車の側面図、第1
0図は走行作業車に連結された作業機および連結部の斜
視図である。 1・・・走行車両、2・・・連結機構部、3・・・対地
作業機、7.13・・・油圧アクチュエータ、14・・
・ストロークセンサ、15・・・リフトセンサ、25・
・・上昇用バルブ、27・・・右傾斜用バルブ、28・
・・左傾斜用バルブ、32・・・左右油圧カウンタ、3
7・・・傾斜保護不感帯比較手段、47・・・上昇油圧
カウンタ、50・・・上昇保護不感帯比較手段代理人 
弁理士 平木通人 外1名 第  3  図 0     ストローク現在値 (a) 0    リフト現在値 (b) 第  4  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平制御用油圧アクチュエータの伸縮動作にて、
    対地作業機を左右に傾斜させて、設定対地姿勢に制御す
    る水平制御装置、および上昇制御用油圧アクチュエータ
    の伸縮動作にて、対地作業機を上下に昇降させて、設定
    高さに制御する上昇制御装置を有する対地作業機の油圧
    保護制御装置において、前記水平制御用油圧アクチュエ
    ータおよび上昇制御用油圧アクチュエータの少なくとも
    一方が、 前記油圧アクチュエータのストローク目標値を設定する
    ストローク目標値設定器と、 前記油圧アクチュエータの伸縮量を検出するセンサと、 前記油圧アクチュエータのストロークエンドに対する前
    記センサの検出値の偏差を検出する比較手段と、 固定タイマ値を設定したタイマ値設定手段と、該固定タ
    イマ値の計数を行う計数手段と、 前記油圧アクチュエータを駆動させる制御バルブと、 前記ストローク目標値に対する、前記センサによる検出
    値の偏差を検出する比較手段とを具備し、前記油圧アク
    チュエータのストロークエンドに対する前記センサによ
    る検出値の偏差が、あらかじめ設定された比較値より小
    さい場合に、前記制御バルブのオン動作信号に応答して
    、前記固定タイマ値の計数を行い、該固定タイマ値の計
    数完了時点で、前記ストローク目標値に対する、前記セ
    ンサの検出値の偏差が、あらかじめ設定されている不感
    帯値より大きい場合に、前記制御バルブの動作を停止す
    るように構成したことを特徴とする対地作業機の油圧保
    護制御装置。
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