JPH0113736B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113736B2 JPH0113736B2 JP58073877A JP7387783A JPH0113736B2 JP H0113736 B2 JPH0113736 B2 JP H0113736B2 JP 58073877 A JP58073877 A JP 58073877A JP 7387783 A JP7387783 A JP 7387783A JP H0113736 B2 JPH0113736 B2 JP H0113736B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- mfi
- polypropylene
- propylene
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流動性および低温衝撃強度に優れる
射出成形用ポリプロピレン組成物に関する。 ポリプロピレンは、機械的諸特性および加工性
が優れているため、射出成形品を始め広く成形材
料として使用されている。しかし、最近の射出成
形分野では、バツテリーケースなどの容器類の成
形において、薄肉化による軽量化やコストの低
下、サイクルタイムの減少による生産性の向上な
どが要求されている。この要求を満すためには、
流動性の高いポリプロピレンを用いることが必要
であるが、流動性の高いポリプロピレンには、低
温衝撃強度が低下するという欠点があつた。 本発明は、高流動性のポリプロピレンのこのよ
うな欠点を改良する目的でなされたものであつ
て、本発明のポリプロピレン組成物は、メルトフ
ローインデツクス(JIS K6758の温度230℃、荷
重2160gでの測定による、以下MFIという)が
1.0〜1.5g/10分のプロピレン―エチレンブロツ
ク共重合体(イ)〔以下単にポリプロピレン(イ)という
ことがある〕20〜60重量%、およびMFIが20〜
150g/10分のプロピレン―エチレンブロツク共
重合体(ロ)〔以下単にポリプロピレン(ロ)ということ
がある〕40〜80重量%とからなるものである。 本発明におけるポリプロピレン(イ)としては、
MFIが1.0〜1.5g/10分の、エチレン50重量%以
上とプロピレン残量を含む共重合体部分10〜20重
量%およびプロピレンからなる重量部分90〜80重
量%よりなるプロピレン―エチレンブロツク共重
合体が好ましい。 また、本発明におけるポリプロピレン(ロ)として
は、MFIが20〜150g/10分のエチレン50重量%
以上とプロピレン残量を含む共重合体部分が10〜
20重量%およびプロピレンからなる重合部分が90
〜80重量%よりなるプロピレン―エチレンブロツ
ク共重合体が好ましい。 上記におけるプロピレン(イ)のMFIが1.5g/10
分を越える場合は、得られる成形物の低温衝撃強
度が低下し、またポリプロピレン(ロ)のMFIが20
g/10未満では成形における流動性が低くなり、
一方、MFIが150g/10分を越える場合は得られ
る成形品の低温衝撃強度が低下するためにともに
好ましくない。 このようなMIのプロピレン共重合体を得るに
は重合時における水素の使用量を調節すればよい
が、MFIの大きいプロピレン共重合体について
は、例えばMFIが20g/10分未満のものを有機
過酸化物の存在下に加熱溶融混練することによつ
ても得ることができる。 本発明の組成物の配合割合は、ポリプロピレン
(イ)20〜60重量%、好ましくは30〜50重量%および
ポリプロピレン(ロ)80〜40重量%、好ましくは70〜
50重量%とからなるものである。該組成物の
MFIは、4〜20g/10分の範囲である。上記ポ
リプロピレン(イ)が20重量%未満では低温衝撃強度
が低下し、一方60重量%を越えると剛性が低下す
るために好ましくない。また、該組成物のMIが
4g/10分未満では流動性が低くなり成形性が悪
く、一方20g/10分を越えると低温衝撃強度が低
下するために好ましくない。 本発明の組成物を製造する方法としては、前記
の各ポリプロピレンを均一に配合すればよい。例
えば、ポリプロピレンの(イ)および(ロ)をヘンシエル
ミキサー、タンブラーブレンダーなどで混合した
後にスクリユー式押出機、ニーダ、バンバリーミ
キサー、ロールなどの混練機で加熱混練すること
によつて得られる。なお、組成物の製造に際し、
その組成物の使用目的に応じた酸化防止剤、紫外
線吸収剤、金属劣化防止剤、無機または有機の充
填剤、滑剤、核剤、帯電防止剤、難燃剤、顔料、
染料などの各種添加剤を配合することができる。 以上、本発明の組成物は、通常行われる射出成
形法により種々の形状に成形できる。また、本発
明の組成物は剛性を維持し、優れた流動性および
低温衝撃強度を有するため、バツテリーケースな
どの容器類、自動車内装材、家庭電気部品などの
各種用途に供することができ、さらに成形におけ
る薄肉化およびサイクルタイムの減少によるコス
トダウンおよび生産性向上をはかることができる
ものである。 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。なお、実施例における%は重量を示し、試
験方法は次の通りである。 (1) 流動性(スパイラルフロー):射出成形機
(8オンス)を使用し、幅10mm、厚さ2mmの角
形スパイラル金型で、温度260℃、射出圧力
1000Kg/cm2における流動長さを測定。 (2) 曲げ弾性率:JIS K7203準拠 (3) 低温衝撃強度:ASTM D2794準拠 実施例 1〜5 プロピレン―エチレンブロツク共重合体(イ)〔(1)
エチレン含有量=7.2%、MFI=1.1g/10分のも
の以下PP―1という、(2)エチレン含有量=8.0
%、MFI=1.1g/10分のもの以下PP―2とい
う〕およびエチレン含有量が7.2%でMFIがそれ
ぞれ異なるプロピレン―エチレンブロツク共重合
体(ロ)〔(1)MFI=20g/10分のもの以下PP―3と
いう、(2)MFI=30g/10分のもの以下PP―4と
いう、(3)MFI=60g/10分のもの以下PP―5と
いう、(4)MFI=150g/10分のもの以下PP―6と
いう〕とを表―1に示す割合で配合し、それぞれ
をヘンシエルミキサーで混合し、次いで該混合物
を50mmφの単軸押出機を用い樹脂温度200℃で溶
融造粒してポリプロピレン組成物を得た。 該組成物を用いてMFIおよび流動性を測定し、
また該組成物から射出成形機を用いて試験片を成
形し、曲げ弾性率および低温衝撃強度を測定し
て、その結果を表―1に示した。 比較例 1,2 実施例1におけるPP―1およびエチレン含有
量7.2%、MFI=8.3g/10分のプロピレン―エチ
レンブロツク共重合体を、それぞれ単独で実施例
1と同様の物性を測定し、その結果を表―1に併
記した。 【表】
射出成形用ポリプロピレン組成物に関する。 ポリプロピレンは、機械的諸特性および加工性
が優れているため、射出成形品を始め広く成形材
料として使用されている。しかし、最近の射出成
形分野では、バツテリーケースなどの容器類の成
形において、薄肉化による軽量化やコストの低
下、サイクルタイムの減少による生産性の向上な
どが要求されている。この要求を満すためには、
流動性の高いポリプロピレンを用いることが必要
であるが、流動性の高いポリプロピレンには、低
温衝撃強度が低下するという欠点があつた。 本発明は、高流動性のポリプロピレンのこのよ
うな欠点を改良する目的でなされたものであつ
て、本発明のポリプロピレン組成物は、メルトフ
ローインデツクス(JIS K6758の温度230℃、荷
重2160gでの測定による、以下MFIという)が
1.0〜1.5g/10分のプロピレン―エチレンブロツ
ク共重合体(イ)〔以下単にポリプロピレン(イ)という
ことがある〕20〜60重量%、およびMFIが20〜
150g/10分のプロピレン―エチレンブロツク共
重合体(ロ)〔以下単にポリプロピレン(ロ)ということ
がある〕40〜80重量%とからなるものである。 本発明におけるポリプロピレン(イ)としては、
MFIが1.0〜1.5g/10分の、エチレン50重量%以
上とプロピレン残量を含む共重合体部分10〜20重
量%およびプロピレンからなる重量部分90〜80重
量%よりなるプロピレン―エチレンブロツク共重
合体が好ましい。 また、本発明におけるポリプロピレン(ロ)として
は、MFIが20〜150g/10分のエチレン50重量%
以上とプロピレン残量を含む共重合体部分が10〜
20重量%およびプロピレンからなる重合部分が90
〜80重量%よりなるプロピレン―エチレンブロツ
ク共重合体が好ましい。 上記におけるプロピレン(イ)のMFIが1.5g/10
分を越える場合は、得られる成形物の低温衝撃強
度が低下し、またポリプロピレン(ロ)のMFIが20
g/10未満では成形における流動性が低くなり、
一方、MFIが150g/10分を越える場合は得られ
る成形品の低温衝撃強度が低下するためにともに
好ましくない。 このようなMIのプロピレン共重合体を得るに
は重合時における水素の使用量を調節すればよい
が、MFIの大きいプロピレン共重合体について
は、例えばMFIが20g/10分未満のものを有機
過酸化物の存在下に加熱溶融混練することによつ
ても得ることができる。 本発明の組成物の配合割合は、ポリプロピレン
(イ)20〜60重量%、好ましくは30〜50重量%および
ポリプロピレン(ロ)80〜40重量%、好ましくは70〜
50重量%とからなるものである。該組成物の
MFIは、4〜20g/10分の範囲である。上記ポ
リプロピレン(イ)が20重量%未満では低温衝撃強度
が低下し、一方60重量%を越えると剛性が低下す
るために好ましくない。また、該組成物のMIが
4g/10分未満では流動性が低くなり成形性が悪
く、一方20g/10分を越えると低温衝撃強度が低
下するために好ましくない。 本発明の組成物を製造する方法としては、前記
の各ポリプロピレンを均一に配合すればよい。例
えば、ポリプロピレンの(イ)および(ロ)をヘンシエル
ミキサー、タンブラーブレンダーなどで混合した
後にスクリユー式押出機、ニーダ、バンバリーミ
キサー、ロールなどの混練機で加熱混練すること
によつて得られる。なお、組成物の製造に際し、
その組成物の使用目的に応じた酸化防止剤、紫外
線吸収剤、金属劣化防止剤、無機または有機の充
填剤、滑剤、核剤、帯電防止剤、難燃剤、顔料、
染料などの各種添加剤を配合することができる。 以上、本発明の組成物は、通常行われる射出成
形法により種々の形状に成形できる。また、本発
明の組成物は剛性を維持し、優れた流動性および
低温衝撃強度を有するため、バツテリーケースな
どの容器類、自動車内装材、家庭電気部品などの
各種用途に供することができ、さらに成形におけ
る薄肉化およびサイクルタイムの減少によるコス
トダウンおよび生産性向上をはかることができる
ものである。 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。なお、実施例における%は重量を示し、試
験方法は次の通りである。 (1) 流動性(スパイラルフロー):射出成形機
(8オンス)を使用し、幅10mm、厚さ2mmの角
形スパイラル金型で、温度260℃、射出圧力
1000Kg/cm2における流動長さを測定。 (2) 曲げ弾性率:JIS K7203準拠 (3) 低温衝撃強度:ASTM D2794準拠 実施例 1〜5 プロピレン―エチレンブロツク共重合体(イ)〔(1)
エチレン含有量=7.2%、MFI=1.1g/10分のも
の以下PP―1という、(2)エチレン含有量=8.0
%、MFI=1.1g/10分のもの以下PP―2とい
う〕およびエチレン含有量が7.2%でMFIがそれ
ぞれ異なるプロピレン―エチレンブロツク共重合
体(ロ)〔(1)MFI=20g/10分のもの以下PP―3と
いう、(2)MFI=30g/10分のもの以下PP―4と
いう、(3)MFI=60g/10分のもの以下PP―5と
いう、(4)MFI=150g/10分のもの以下PP―6と
いう〕とを表―1に示す割合で配合し、それぞれ
をヘンシエルミキサーで混合し、次いで該混合物
を50mmφの単軸押出機を用い樹脂温度200℃で溶
融造粒してポリプロピレン組成物を得た。 該組成物を用いてMFIおよび流動性を測定し、
また該組成物から射出成形機を用いて試験片を成
形し、曲げ弾性率および低温衝撃強度を測定し
て、その結果を表―1に示した。 比較例 1,2 実施例1におけるPP―1およびエチレン含有
量7.2%、MFI=8.3g/10分のプロピレン―エチ
レンブロツク共重合体を、それぞれ単独で実施例
1と同様の物性を測定し、その結果を表―1に併
記した。 【表】
Claims (1)
- 1 メルトフロ―インデツクスが1.0〜1.5g/10
分のプロピレン―エチレンブロツク共重合体(イ)20
〜60重量%、およびメルトフロ―インデツクスが
20〜150g/10分のプロピレン―エチレンブロツ
ク共重合体(ロ)40〜80重量%とからなり、組成物の
メルトフロ―インデツクスが4〜20g/10分であ
ることを特徴とする射出成形用ポリプロピレン組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7387783A JPS59199742A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | ポリプロピレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7387783A JPS59199742A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | ポリプロピレン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59199742A JPS59199742A (ja) | 1984-11-12 |
| JPH0113736B2 true JPH0113736B2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=13530864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7387783A Granted JPS59199742A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | ポリプロピレン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59199742A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01277068A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 | Toppan Printing Co Ltd | 固体撮像装置のウインドグラスの接着方法及びそのための接着治具 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07103275B2 (ja) * | 1987-07-24 | 1995-11-08 | 株式会社トクヤマ | マーブル調成形体の成形方法 |
| EP1059332A1 (en) * | 1999-06-10 | 2000-12-13 | Fina Research S.A. | Polypropylene with high melt strength and drawability |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3895095A (en) * | 1973-07-02 | 1975-07-15 | Gulf Research Development Co | Ruthenium phosphates as new compounds and process of using same |
| JPS5163840A (ja) * | 1974-12-02 | 1976-06-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | Soseikakoyozairyo |
| JPS5474844A (en) * | 1977-11-29 | 1979-06-15 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Polypropylene composition suitable for molding hollow articles |
| JPS57185336A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Polypropylene composition |
| JPS57187337A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-18 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Polypropylene composition |
| JPS587439A (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | ポリプロピレン組成物 |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP7387783A patent/JPS59199742A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01277068A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 | Toppan Printing Co Ltd | 固体撮像装置のウインドグラスの接着方法及びそのための接着治具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59199742A (ja) | 1984-11-12 |
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