JPS5938260B2 - ポリオレフイン樹脂組成物 - Google Patents
ポリオレフイン樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5938260B2 JPS5938260B2 JP4960176A JP4960176A JPS5938260B2 JP S5938260 B2 JPS5938260 B2 JP S5938260B2 JP 4960176 A JP4960176 A JP 4960176A JP 4960176 A JP4960176 A JP 4960176A JP S5938260 B2 JPS5938260 B2 JP S5938260B2
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- polyolefin
- silane
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
I 発明の背景
この発明はポリオレフィン樹脂組成物、詳しくはポリオ
レフィンと充填材との相溶性を向上させることにより、
機械的特性および表面硬度の向上したポリオレフィン樹
脂組成物を提供することに関するものである。
レフィンと充填材との相溶性を向上させることにより、
機械的特性および表面硬度の向上したポリオレフィン樹
脂組成物を提供することに関するものである。
ポリオレフィン樹脂製品の用途によつては、機械的特性
、特に強度等を改良するため、ポリオレフィン樹脂中に
種々の充填材を混入することが行なわれている。
、特に強度等を改良するため、ポリオレフィン樹脂中に
種々の充填材を混入することが行なわれている。
このような充填剤としては、タルク、クレー、ケイソウ
土、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム、ガラス繊維等の無機充填材が用いられる。し
かし、ポリオレフィンは極性をもたずかつ反応性に乏し
いため、充填材をポリオレフィン樹脂中に混入せしめて
も良好な補強効果を得ることはできない。
土、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム、ガラス繊維等の無機充填材が用いられる。し
かし、ポリオレフィンは極性をもたずかつ反応性に乏し
いため、充填材をポリオレフィン樹脂中に混入せしめて
も良好な補強効果を得ることはできない。
これはポリオレフィンと充填材との親和性が乏しいから
である。この様な充填材とポリオレフィンとの親和性を
向上させるために、充填材をシラン系カップリング剤(
例えばラバーダイジエヌト1972年11月号)、ボラ
ン、重合住モノマー、脂肪酸或いは脂肪酸塩等の処理剤
で処理する方法がある。
である。この様な充填材とポリオレフィンとの親和性を
向上させるために、充填材をシラン系カップリング剤(
例えばラバーダイジエヌト1972年11月号)、ボラ
ン、重合住モノマー、脂肪酸或いは脂肪酸塩等の処理剤
で処理する方法がある。
この方法によればある程度親和性が改良されて補強効果
が若干向上するが、その効果はまだ十分とは言えない。
さらに充填材を前処理する工程が複雑であるという欠点
がある。発明の概要 この発明はポリオレフイン本来の特性を保持しつつ、耐
衝撃性、剛性等の機械的特性および表面硬度を向上させ
ることを目的とする。
が若干向上するが、その効果はまだ十分とは言えない。
さらに充填材を前処理する工程が複雑であるという欠点
がある。発明の概要 この発明はポリオレフイン本来の特性を保持しつつ、耐
衝撃性、剛性等の機械的特性および表面硬度を向上させ
ることを目的とする。
したがつて、この発明のポリオレフイン樹脂組成物は下
記の成分を含むことを特徴とするものである。
記の成分を含むことを特徴とするものである。
(A) 一般式,
(式中、Rはオレフイン性不飽和炭化水素基あるいはハ
イドロカーボンオキシ基であり、Yは加水分解可能な有
機基であり、R″は前記R基あるいはY基である)で表
わされるシランとポリオレフインを前記ポリオレフイン
に遊離ラジカルを生じさせることができる化合物の存在
下、140℃以上の温度で反応させて得られたシラン変
性ポリオレフインあるいはこのシラン変性ポリオレフイ
ンと未変性ポリオレフインの混合物であるポリオレフイ
ン・・・・・・・・・シラン変性ポリオレフインのシラ
ン部位の量が無機充填材に対し0.1重量%以上となる
ような量(B)焼成りレ一、カオリンクレ一、パイロフ
イライト、ケイ石粉、ケイソウ土、水酸化アルミニウム
、水酸化マグネシウム、タルクから選ばれた無機充填材
・・・・・・・・・ポリオレフインの量およびこの無機
充填材の和の10〜75重量%このようなこの発明のポ
リオレフイン樹脂組成物によれば、充填材とポリオレフ
イン樹脂の親和性が著しく向上し、耐衝撃性、剛性、引
張強度等の機械的特性、表面硬度などが著しく上昇する
。
イドロカーボンオキシ基であり、Yは加水分解可能な有
機基であり、R″は前記R基あるいはY基である)で表
わされるシランとポリオレフインを前記ポリオレフイン
に遊離ラジカルを生じさせることができる化合物の存在
下、140℃以上の温度で反応させて得られたシラン変
性ポリオレフインあるいはこのシラン変性ポリオレフイ
ンと未変性ポリオレフインの混合物であるポリオレフイ
ン・・・・・・・・・シラン変性ポリオレフインのシラ
ン部位の量が無機充填材に対し0.1重量%以上となる
ような量(B)焼成りレ一、カオリンクレ一、パイロフ
イライト、ケイ石粉、ケイソウ土、水酸化アルミニウム
、水酸化マグネシウム、タルクから選ばれた無機充填材
・・・・・・・・・ポリオレフインの量およびこの無機
充填材の和の10〜75重量%このようなこの発明のポ
リオレフイン樹脂組成物によれば、充填材とポリオレフ
イン樹脂の親和性が著しく向上し、耐衝撃性、剛性、引
張強度等の機械的特性、表面硬度などが著しく上昇する
。
この明細書中(特許請求の範囲も含む)、[シラン変性
ポリオレフイン」とは、ポリオレフインを前記一般式、
RR″SiY2で示されるシランと反応させたものを意
味し、「未変性ポリオレフイン」とは前記一般式RR′
SiY2で示されるシランと反応させなかつたポリオレ
フインを指すものとする。したがつて、未変性ポリオレ
フインの概念中には、純粋なポリオレフインばかりでな
く、ZR′SiY2のシラン以外のコーモノマ一とのコ
一kリマ一である場合も含まれる。
ポリオレフイン」とは、ポリオレフインを前記一般式、
RR″SiY2で示されるシランと反応させたものを意
味し、「未変性ポリオレフイン」とは前記一般式RR′
SiY2で示されるシランと反応させなかつたポリオレ
フインを指すものとする。したがつて、未変性ポリオレ
フインの概念中には、純粋なポリオレフインばかりでな
く、ZR′SiY2のシラン以外のコーモノマ一とのコ
一kリマ一である場合も含まれる。
1 発明の具体的説明
1)シラン変性ポリオレフイン
この発明に用いられるシラン変性ポリオレフインは低密
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、あるいはエチレ
ン含量1重量%以上、好ましくは3重量%以上のエチレ
ンープロピレンプロツクあるいはランダム共重合体等の
ポリオレフィンを一般式RR5SiY2で表わされるシ
ランとポリオレフインの融点以上の温度にてポリオレフ
インに遊離ラジカル部位を発生させることができる化合
物の存在下において反応させて得られる。
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、あるいはエチレ
ン含量1重量%以上、好ましくは3重量%以上のエチレ
ンープロピレンプロツクあるいはランダム共重合体等の
ポリオレフィンを一般式RR5SiY2で表わされるシ
ランとポリオレフインの融点以上の温度にてポリオレフ
インに遊離ラジカル部位を発生させることができる化合
物の存在下において反応させて得られる。
ここに用いられるシランの一般式RRSiY2において
Rはポリオレフイン中に発生した遊離ラジカル部位と反
応性であるオレフイン性不飽和な炭化水素基またはハイ
ドロカーボンオキシ基である。
Rはポリオレフイン中に発生した遊離ラジカル部位と反
応性であるオレフイン性不飽和な炭化水素基またはハイ
ドロカーボンオキシ基である。
この様な基の例としてはビニル、アリル、ブテニル、シ
クロヘキセニル、シクロペンタジエニル、CH2−C(
CH3)COO(CH2)3−、CH2−C(CH3)
COOGH2CH2αCH2)3−およびCH2C(C
H3)COOCH2CH(0H)CH2O(CH2)3
−を挙げることができ、ビニル基が好適である。
クロヘキセニル、シクロペンタジエニル、CH2−C(
CH3)COO(CH2)3−、CH2−C(CH3)
COOGH2CH2αCH2)3−およびCH2C(C
H3)COOCH2CH(0H)CH2O(CH2)3
−を挙げることができ、ビニル基が好適である。
Yは例えばメトキシ基、エトキシ基およびブトキシ基の
ようなアルコキシ基、例えばホルミロキシ基、アセトキ
シ基またはプロピオノキシ基のようなアシロキシ基、オ
キシム基例えば−0NC(CH3)2、−0N=CCH
3C2H5および0N−C(C6H5)2または置換さ
れたアミノ基例えばアルキノアミノ基およびアリールア
ミノ基例えば−NHCH3、−NHC2H5およびNH
(C6H5)のような任意の加水分解しうる有機基を挙
げることができる。R′基はR基またはY基であること
ができる。シランは3個の加水分解しうる有機基を含有
するのが好適であり、最も好適なシランはビニルトリエ
トキシシランおよびビニルトリメトキシシランである。
使用するシランの割合は反応条件或いはポリオレフイン
において所望する変性の程度に依存するが、実際の割合
は広範囲にあり、例えば変性されるべきポリオレフイン
の重量を基準にして0.1から50重量%である。しか
し一般には0,5〜10重量%使用するのが好適である
。遊離ラジカル発生用化合物としては反応条件の下でポ
リオレフイン遊離ラジカル部位を造ることができ、反応
温度において6分より短い半減期、好ましくは1分より
短い半減期を有する任意の化合物を使用することができ
る。半減期が6分より長いと、ポリオレフインを変性す
るのに十分な遊離ラジカル部位を発生させるためには長
時間必要とするので、反応率が悪いかあるいは反応時間
が長くかかつて好ましくない。この発明において使用さ
れるシラン変性ポリオレフインを製造する際に使用する
ための最もよく知られた好適な遊離ラジカル発生用化合
物の例としては、有機過酸化物およびパーエステル類例
えば過酸化ベンゾイル、過酸化ジクロルベンゾイル、ジ
グミルペルオキシド、ジ一tブチルペルオキシド、2・
5−ジ(ペルオキシベンゾエート)ヘキシン一3、1
・3−ビス(t−ブチルーペルオキシイソプロピル)ベ
ンゼン、過酸化ラウロイル、t−ブチルペルアセテート
2・5−ジメチル−2・5−ジ(t−ブチルペルオキシ
)ヘキシン一3、2・5−ジメチル−2・5〜ジ(t−
ブチルペルオキシノヘキサン、3・5・5−トリメチル
ヘキサノイルペルオキシドおよびt−ブチルペルベンゾ
エート、アゾ化合物例えばアゾビス−イソブチロニトリ
ルおよびジメチルアゾジイソブチレート等を挙げること
ができる。使用する遊離ラジカル発生用化合物は、ポリ
オレフインとシランとの反応が行なわれる温,度、ポリ
オレフインの性質およびポリオレフインに所望する変性
の度合によつて種類と使用する割合を選択するのがよい
。
ようなアルコキシ基、例えばホルミロキシ基、アセトキ
シ基またはプロピオノキシ基のようなアシロキシ基、オ
キシム基例えば−0NC(CH3)2、−0N=CCH
3C2H5および0N−C(C6H5)2または置換さ
れたアミノ基例えばアルキノアミノ基およびアリールア
ミノ基例えば−NHCH3、−NHC2H5およびNH
(C6H5)のような任意の加水分解しうる有機基を挙
げることができる。R′基はR基またはY基であること
ができる。シランは3個の加水分解しうる有機基を含有
するのが好適であり、最も好適なシランはビニルトリエ
トキシシランおよびビニルトリメトキシシランである。
使用するシランの割合は反応条件或いはポリオレフイン
において所望する変性の程度に依存するが、実際の割合
は広範囲にあり、例えば変性されるべきポリオレフイン
の重量を基準にして0.1から50重量%である。しか
し一般には0,5〜10重量%使用するのが好適である
。遊離ラジカル発生用化合物としては反応条件の下でポ
リオレフイン遊離ラジカル部位を造ることができ、反応
温度において6分より短い半減期、好ましくは1分より
短い半減期を有する任意の化合物を使用することができ
る。半減期が6分より長いと、ポリオレフインを変性す
るのに十分な遊離ラジカル部位を発生させるためには長
時間必要とするので、反応率が悪いかあるいは反応時間
が長くかかつて好ましくない。この発明において使用さ
れるシラン変性ポリオレフインを製造する際に使用する
ための最もよく知られた好適な遊離ラジカル発生用化合
物の例としては、有機過酸化物およびパーエステル類例
えば過酸化ベンゾイル、過酸化ジクロルベンゾイル、ジ
グミルペルオキシド、ジ一tブチルペルオキシド、2・
5−ジ(ペルオキシベンゾエート)ヘキシン一3、1
・3−ビス(t−ブチルーペルオキシイソプロピル)ベ
ンゼン、過酸化ラウロイル、t−ブチルペルアセテート
2・5−ジメチル−2・5−ジ(t−ブチルペルオキシ
)ヘキシン一3、2・5−ジメチル−2・5〜ジ(t−
ブチルペルオキシノヘキサン、3・5・5−トリメチル
ヘキサノイルペルオキシドおよびt−ブチルペルベンゾ
エート、アゾ化合物例えばアゾビス−イソブチロニトリ
ルおよびジメチルアゾジイソブチレート等を挙げること
ができる。使用する遊離ラジカル発生用化合物は、ポリ
オレフインとシランとの反応が行なわれる温,度、ポリ
オレフインの性質およびポリオレフインに所望する変性
の度合によつて種類と使用する割合を選択するのがよい
。
如何なる場合も、所望の度合の変性を行なうために充分
な遊離ラジカル発生剤を使用すべきであるけれども、ポ
リオレフインについて普通の交サ結合或いは、ポリオレ
フインの分子切断のみが主反応となるような遊離ラジカ
ル発生剤の割合であるべきではない。この理由のために
、一般的には変成されるべきポリオレフインの重量を基
準として約0.75重量%よりも多くない量、好ましく
は0.05〜0.2重量%の遊離ラジカル発生剤を使用
するのがよい。
な遊離ラジカル発生剤を使用すべきであるけれども、ポ
リオレフインについて普通の交サ結合或いは、ポリオレ
フインの分子切断のみが主反応となるような遊離ラジカ
ル発生剤の割合であるべきではない。この理由のために
、一般的には変成されるべきポリオレフインの重量を基
準として約0.75重量%よりも多くない量、好ましく
は0.05〜0.2重量%の遊離ラジカル発生剤を使用
するのがよい。
この発明に使用したシラン変性ポリオレフインは、ポリ
オレフインに一般式RR′SiY2のシランおよび遊離
ラジカル発生剤をペンシェルミキサー等通常の装置にて
分散させ、140℃以上で混練可能な通常の押出機、ロ
ールミル、バンバリ一、ブラベンダ一等の任意の装置に
より混練混合することにより得られる。
オレフインに一般式RR′SiY2のシランおよび遊離
ラジカル発生剤をペンシェルミキサー等通常の装置にて
分散させ、140℃以上で混練可能な通常の押出機、ロ
ールミル、バンバリ一、ブラベンダ一等の任意の装置に
より混練混合することにより得られる。
この際、反応温度が140℃未満であるとポリオレフイ
ンの溶融が十分でなく良好な反応が得られない。このよ
うにして製造されたシラン変性ポリオレフインは、シラ
ン部位の量が無機充填材の量に対し0.1重量%以上と
なることが望ましい。0.1重量%未満では充分な効果
が得られないからである。
ンの溶融が十分でなく良好な反応が得られない。このよ
うにして製造されたシラン変性ポリオレフインは、シラ
ン部位の量が無機充填材の量に対し0.1重量%以上と
なることが望ましい。0.1重量%未満では充分な効果
が得られないからである。
したがつて、シラン部位の量がシラン変性ポリオレフイ
ンに対し、0.02〜10重量%となるようにして、そ
のシラン部位の量が充填剤に対し0.1重量%以上とな
るようにポリオレフイン樹脂組成物中に加えるのが好ま
しい。
ンに対し、0.02〜10重量%となるようにして、そ
のシラン部位の量が充填剤に対し0.1重量%以上とな
るようにポリオレフイン樹脂組成物中に加えるのが好ま
しい。
変性ポリオレフイン中のシラン部位の量が前記シラン変
性ポリオレフインに対し、10重量%を超えても効果の
改良が認められないからである。また、0.02重量%
未満であると、シラン変性ポリオレフインのシラン部位
の量が充填材に対し0.1重量%以上となりにくいから
である。2)未変性ポリオレフイン 任意に、この発明の組成物に混在することのできる未変
性ポリオレフインは、シラン変性ポリオレフインの量を
低下させるために添加されることができる。
性ポリオレフインに対し、10重量%を超えても効果の
改良が認められないからである。また、0.02重量%
未満であると、シラン変性ポリオレフインのシラン部位
の量が充填材に対し0.1重量%以上となりにくいから
である。2)未変性ポリオレフイン 任意に、この発明の組成物に混在することのできる未変
性ポリオレフインは、シラン変性ポリオレフインの量を
低下させるために添加されることができる。
即ち、シラン変性ポリオレフインのシラン部位の量が充
填材に対し0.1重量%以上となれば、残りのポリオレ
フインは未変性ポリオレフインで代替可能となる。
填材に対し0.1重量%以上となれば、残りのポリオレ
フインは未変性ポリオレフインで代替可能となる。
このような未変性ポリオレフインとしては、たとえば低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンとプロピレンおよび(または)ブチレンと
のコーポリマ一等を挙げることができる。3)無機充填
材 この発明の組成物に用いられ得る無機充填材は焼成りレ
一、カオリンクレ一、パイロフイライト、タルク、ケイ
石粉、ケイソウ土、ケイ石粉、ケイソウ土、水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウムが挙げられる。
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンとプロピレンおよび(または)ブチレンと
のコーポリマ一等を挙げることができる。3)無機充填
材 この発明の組成物に用いられ得る無機充填材は焼成りレ
一、カオリンクレ一、パイロフイライト、タルク、ケイ
石粉、ケイソウ土、ケイ石粉、ケイソウ土、水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウムが挙げられる。
特に焼成りレ一、水酸化アルミニウムが高密度ポリエチ
レンとの組合せの上で好適である。また、焼成りレ一、
タルクなどのケイ酸塩鉱物系のものを用いた場合、シラ
ン変性ポリオレフインとの組合せにより、成形品の表面
硬度が特に著しく向上する特徴を有する。これらの無機
充填材はポリオレフインとの親和性を増すべく処理され
たものであつてもよい。(4)組成 これらの成分の組成物中における組成は若干前に述べた
が、ここでとりまとめて述べる。
レンとの組合せの上で好適である。また、焼成りレ一、
タルクなどのケイ酸塩鉱物系のものを用いた場合、シラ
ン変性ポリオレフインとの組合せにより、成形品の表面
硬度が特に著しく向上する特徴を有する。これらの無機
充填材はポリオレフインとの親和性を増すべく処理され
たものであつてもよい。(4)組成 これらの成分の組成物中における組成は若干前に述べた
が、ここでとりまとめて述べる。
まず、この発明の組成物の組成を定める因子としては特
に下記の2つが重要である。(a)無機充填材の量 (b)シラン変性ポリオレフインのシラン部位の前記充
填材に対する量(a)無機充填材の量 無機充填材の量はポリオレフインと充填材の量に対し1
0〜75重量%の量である。
に下記の2つが重要である。(a)無機充填材の量 (b)シラン変性ポリオレフインのシラン部位の前記充
填材に対する量(a)無機充填材の量 無機充填材の量はポリオレフインと充填材の量に対し1
0〜75重量%の量である。
10重量%未満であると補強効果が生ぜず、75重量%
を超えると組成物の成形性が悪化するからである。
を超えると組成物の成形性が悪化するからである。
(b) シラン変性ポリオレフィンのシラィ部位の前記
充填材に対する量この量は前述のように、充填材に対し
、 0.1重量%以上である。
充填材に対する量この量は前述のように、充填材に対し
、 0.1重量%以上である。
このような2つの因子によつてこの発明の組成物の組成
は定まる。
は定まる。
たとえば、無機充填材の量を定めることによつて、シラ
ン変性ポリオレフインのシラン部位の量が定まる。更に
未変性ポリオレフインを混在させる場合、シラン変性ポ
リオレフインに対するシラン部位の量(即ちシラン変性
ポリオレフインの種類)を定めることによつて混在され
る未変性ポリオレフインの範囲が定まる。たとえば、シ
ラン変性ポリオレフインのシラン部位の量がシラン変性
ポリオレフインに対して0.1〜10重量%の通常得ら
れるシラン変性ポリオレフインを用いれば、下記の組成
範囲が一般的である。
ン変性ポリオレフインのシラン部位の量が定まる。更に
未変性ポリオレフインを混在させる場合、シラン変性ポ
リオレフインに対するシラン部位の量(即ちシラン変性
ポリオレフインの種類)を定めることによつて混在され
る未変性ポリオレフインの範囲が定まる。たとえば、シ
ラン変性ポリオレフインのシラン部位の量がシラン変性
ポリオレフインに対して0.1〜10重量%の通常得ら
れるシラン変性ポリオレフインを用いれば、下記の組成
範囲が一般的である。
(A)シラン変性ポリオレフイン 90〜1重量%(B
)未変性ポリオレフイン シラン変性ポリオレフインと未変性ポリオレフインの総
和として90〜25%となるような量(Q無機充填材
10〜75重量% (ただし、断りのない場合、囚、(B)、(C)の総和
を基準とする)シラン変性ポリオレフインと未変性ポリ
オレフインの総和を基準とすれば、シラン変性ポリオレ
フインは0.1〜100重量%、好ましくは1〜30重
量%、未変性ポリオレフインは99.9〜0重量%、好
ましくは99〜70重量%である。
)未変性ポリオレフイン シラン変性ポリオレフインと未変性ポリオレフインの総
和として90〜25%となるような量(Q無機充填材
10〜75重量% (ただし、断りのない場合、囚、(B)、(C)の総和
を基準とする)シラン変性ポリオレフインと未変性ポリ
オレフインの総和を基準とすれば、シラン変性ポリオレ
フインは0.1〜100重量%、好ましくは1〜30重
量%、未変性ポリオレフインは99.9〜0重量%、好
ましくは99〜70重量%である。
また、この発明の組成物に用いるシラン変性ポリオレフ
インと未変性ポリオレフインのポリオレフインは同種の
ものに限らないが同種のものが好ましく、特にシラン変
性高密度ポリエチレンと未変性高密度ポリエチレンの組
合せが射出成形用に好ましい。
インと未変性ポリオレフインのポリオレフインは同種の
ものに限らないが同種のものが好ましく、特にシラン変
性高密度ポリエチレンと未変性高密度ポリエチレンの組
合せが射出成形用に好ましい。
さらに、本発明には、前記の組成の他に熱安定剤、紫外
線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、可塑剤、顔料等所望の添
加剤を配合しても何ら差しつかえない。
線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、可塑剤、顔料等所望の添
加剤を配合しても何ら差しつかえない。
(5)製造法
前記組成物成分をポリオレフイン(シラン変性ポリオレ
フイン、未変性ポリオレフイン)の融点以上の温度領域
で押出機、ロール、バンバリ一、ブラベンダ一等の通常
の混練機にて混練混合する。
フイン、未変性ポリオレフイン)の融点以上の温度領域
で押出機、ロール、バンバリ一、ブラベンダ一等の通常
の混練機にて混練混合する。
以下、この発明の実施例及び比較例を説明する。
この実施例はこの発明を限定するものではない。実施例
1及び比較例1M157/10分、密度0.965f7
/CCを有する高密度ポリエチレン100重量部にジグ
ミルペルオキシド0.12重量部を溶解したビニルトリ
メトキシシラン3重量部をスーパーミキサーで液状物が
全部吸収されてしまうまで混合した。
1及び比較例1M157/10分、密度0.965f7
/CCを有する高密度ポリエチレン100重量部にジグ
ミルペルオキシド0.12重量部を溶解したビニルトリ
メトキシシラン3重量部をスーパーミキサーで液状物が
全部吸収されてしまうまで混合した。
次にこの混合物を一軸押出機(設定温度220℃)にて
混練混合する事によりシラン変性高密度ポリエチレンを
得た。上記のシラン含量2.5重量%のシラン変性ポリ
エチレン、このシラン変性ポリエチレンの製造に用いた
と同じ未変性の高密度ポリエチレンおよび各種無機充填
材を表1および表2に示した組成にて、2本の加熱ロー
ル(設定温度16『C)で混練混合し、その後プレス成
形して機械的特性を測定した。
混練混合する事によりシラン変性高密度ポリエチレンを
得た。上記のシラン含量2.5重量%のシラン変性ポリ
エチレン、このシラン変性ポリエチレンの製造に用いた
と同じ未変性の高密度ポリエチレンおよび各種無機充填
材を表1および表2に示した組成にて、2本の加熱ロー
ル(設定温度16『C)で混練混合し、その後プレス成
形して機械的特性を測定した。
実施例2及び比較例2
MI4.57/10分、エチレン含量6%の結晶性エチ
レンープロピレンプロツク共重合体100重量部、ビニ
ルトリメトキシシラン1,2重量部、3・5・5−トリ
メチルヘキサノイルペルオキシド(日本油脂製、パーロ
イル355)0.9重量部から実施例1と同じ手法で反
応温度240℃にてシラン含量1.0重量%のシラン変
性共重合体を得た。
レンープロピレンプロツク共重合体100重量部、ビニ
ルトリメトキシシラン1,2重量部、3・5・5−トリ
メチルヘキサノイルペルオキシド(日本油脂製、パーロ
イル355)0.9重量部から実施例1と同じ手法で反
応温度240℃にてシラン含量1.0重量%のシラン変
性共重合体を得た。
次に上記のシラン変性共重合体、同じ共重合体で未変性
のものおよび無機充填材を表3に示した組成にて2本の
加熱ロール(設定温度180℃)で混練混合し、その後
プレス成形しで機械的特性を測定した。
のものおよび無機充填材を表3に示した組成にて2本の
加熱ロール(設定温度180℃)で混練混合し、その後
プレス成形しで機械的特性を測定した。
表1乃至表3に示される様にポリオレフインにシラン変
性ポリオレフインをブレンドすることにより衝撃強度等
の機械的特性が剛性を低下させることなく改良され、そ
の効果は無機充填材が焼成りレ一あるいは水酸化アルミ
ニウムの時特に著しいことがわかる。
性ポリオレフインをブレンドすることにより衝撃強度等
の機械的特性が剛性を低下させることなく改良され、そ
の効果は無機充填材が焼成りレ一あるいは水酸化アルミ
ニウムの時特に著しいことがわかる。
なお測定法は次の通りである。
実施例3及び比較例3
MI40y/10分、エチレン含量10重量%のエチレ
ンープロピレンプロツク共重合体粉末100重量部に、
過酸化ベンゾイル0.12重量部を溶解したビニルトリ
エトキシシラン3重量部をスーパーミキサーで混合後、
これらの混合物をベント付直径50mmの一軸押出機で
混練することによりシラン変性共重合体を得た。
ンープロピレンプロツク共重合体粉末100重量部に、
過酸化ベンゾイル0.12重量部を溶解したビニルトリ
エトキシシラン3重量部をスーパーミキサーで混合後、
これらの混合物をベント付直径50mmの一軸押出機で
混練することによりシラン変性共重合体を得た。
上記のシラン変性共重合体、前記エチレンープロピレン
プロツク共重合体で未変性のものおよび平均粒径1μの
焼成りレ一又はタルクを表3に示した組成にて配合し、
直径65mmの2軸押出機で混練し、ペレツトを得た。
プロツク共重合体で未変性のものおよび平均粒径1μの
焼成りレ一又はタルクを表3に示した組成にて配合し、
直径65mmの2軸押出機で混練し、ペレツトを得た。
このペレツトより射出成形機にて試験片を成形し、各種
性質を測定した。
性質を測定した。
表3に示す通り、シラン変性共重合体を配合することに
より表面硬度が著しく改良されることがわかる。
より表面硬度が著しく改良されることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の成分を含むことを特徴とする、ポリオレフィ
ン樹脂組成物。 (A)一般式。 RR′SiY_2 (式中、Rはオレフィン性不飽和炭化水素基あるいはハ
イドロカーボンオキシ基であり、Yは加水分解可能な有
機基であり、R′は前記R基かY基である)で表わされ
るシランとポリオレフィンを、前記ポリオレフィンに遊
離ラジカルを生じさせることの可能な化合物の存在下、
140℃以上の温度で反応させて得られたシラン変性ポ
リオレフィンあるいはこのシラン変性ポリオレフィンと
未変性ポリオレフィンの混合物であるポリオレフィン・
・・・・・・・・シラン変性ポリオレフィンのシラン部
位の量が無機充填材に対し0.1重量%以上となるよう
な量(B)焼成クレー、カオリンクレー、パイロフイラ
イト、ケイ石粉、ケイソウ土、水酸化アルミニウム、水
酸化マグネシウム、タルクから選ばれた無機充填材・・
・・・・・・・ポリオレフィンの量およびこの無機充填
材の和の10〜75重量%。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4960176A JPS5938260B2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | ポリオレフイン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4960176A JPS5938260B2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | ポリオレフイン樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52132059A JPS52132059A (en) | 1977-11-05 |
| JPS5938260B2 true JPS5938260B2 (ja) | 1984-09-14 |
Family
ID=12835742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4960176A Expired JPS5938260B2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | ポリオレフイン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938260B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5377239A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-08 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | Resin composition |
| JPS5462249A (en) * | 1977-10-28 | 1979-05-19 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | Electrically conductive resin composition |
| JPS55155039A (en) * | 1979-05-22 | 1980-12-03 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Cross-linking ethylene copolymer composition |
| FR2538401B1 (fr) * | 1982-12-28 | 1986-07-11 | Telecommunications Sa | Procede de realisation de melanges thermoplastiques ignifuges et son application aux cables electriques |
| JP2659371B2 (ja) * | 1987-07-21 | 1997-09-30 | 三井東圧化学株式会社 | 結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体組成物 |
-
1976
- 1976-04-30 JP JP4960176A patent/JPS5938260B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52132059A (en) | 1977-11-05 |
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