JPH01137977A - ヒトインターロイキン1ポリペプチド生産用高度形質発現プラスミド - Google Patents

ヒトインターロイキン1ポリペプチド生産用高度形質発現プラスミド

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JPH01137977A
JPH01137977A JP29273987A JP29273987A JPH01137977A JP H01137977 A JPH01137977 A JP H01137977A JP 29273987 A JP29273987 A JP 29273987A JP 29273987 A JP29273987 A JP 29273987A JP H01137977 A JPH01137977 A JP H01137977A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遺伝子組み換え法により大腸菌を用いてヒト
 インターロイキン1ポリペプチドを生産するための高
度形質発現プラスミド及びそれを用いたヒト インター
ロイキン1ポリペプチドの効率的製造法に関する。
本発明は、更に詳しくはヒトインターロイキン1ポリペ
プチドをコードするDNAの塩基配列の上流に下記式[
A]で示される塩基配列を有するDNA、該DNAが組
み込まれた形質発現プラスミド及び該形質発現プラスミ
ドにより形質転換された形質転換体を用いるヒトインタ
ーロイキン1ポリペプチドの効率的製造法に関する。
5’−XGGAGGTTTYATTATG−3’式[A
] [式中、Xは(A)xを意味し、Xは1〜5を表わす。
Yは(A)y(T)zを意味し、yはO〜3を、2は0
又は1を表わす。3′側のATGは翻訳開始コドンを意
味する。] 本発明者らは、ヒトインターロイキン1ポリベブチドを
遺伝子組み換え技術を応用して、微生物菌体内で生産す
る製造系を、既に確立している(ヨーロッパ公開特許第
0188920号)。
本発明者らは、大腸菌中で、ヒト インターロイキン1
ポリペプチドを効率的に生産させるための形質発現プラ
スミドの改良を試み、目的にかなう高度形質発現プラス
ミドの構築に成功し、本発明を完成した。
本発明によれば、適当なプロモーター、例えばトリプト
ファンオペロンのプロモーター(以下、trρプロモー
ターと記す)の下流に順次、上記式[A]で示された塩
基配列を有するSD配列領域から翻訳開始コドンまでの
塩基配列、更にヒトインターロイキン1ポリペプチドを
コードする塩基配列及び翻訳終止コドンを結合し、この
DNAを、例えば大腸菌プラスミドpBR322又はそ
の複製開始点近傍のコピー数制御領域等を欠失させた変
異プラスミドの適当な位置に挿入することにより、本発
明のヒト インターロイキン1ポリペプチド生産用の形
質発現プラスミドを作製することができる。
そして該形質発現プラスミドを、常法に従い大腸菌に導
入し、形質転換させた大腸菌を培養することにより、目
的とするヒトインターロイキン1ポリペプチドを効率よ
く産生せしめることができる。
本発明に用いられるヒトインターロイキン1ポリペプチ
ドをコードするDNAとしては、第1表に掲げた式[I
]で示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドをコー
ドする塩基配列を有するDNA、例えば第2表で掲げた
式[B]で示される塩基配列を有するDNA及びその縮
重が最も好ましいものとして挙げられるが、この他に式
[I]で示されるアミノ酸配列を部分的に変換したアミ
ノ酸配列を有するポリペプチドをコードする塩基配列を
有するDNAが挙げられる。ここにおける部分的に変換
したアミノ酸配列としては、例えばN末端側の1〜14
個のアミノ酸残基を欠失させたもの、N末端側を除く構
成アミノ酸の1〜数個のアミノ酸を欠失させたもの及び
構成アミノ酸の1〜数個のアミノ酸を他のアミノ酸に置
換したものが挙げられる。
第1表 ヒト インターロイキン1のアミノ酸配列Se
r Ser Pro Phe Ser Phe Leu
 Ser Asn ValLys Tyr Asn P
he Met Arg Ile IIs Lys Ty
rGlu Phe Ile Leu Asn Asp 
Ala Leu Asn G1n5er Ile Il
e Arg Ala Asn Asp Gln Tyr
 LeuThr Ala Ala Ala Leu H
is Asn Leu Asp GluAla Val
 Lys Phe Asp Met Gly Ala 
Tyr LysSer Ser Lys Asp As
p Ala Lys IIs Thr Vallle 
Leu Arg Ile Ser Lys Thr G
ln Leu TyrVal Thr Ala Gin
 Asp Glu Asp Gln Pro ValL
eu Leu Lys Glu Met Pro Gl
u Ile Pro LysThr Ile Thr 
Gly Ser Glu Thr Asn Leu L
euPhe Phe Trp Glu Thr Hls
 Gly Thr Lys AsnTyr Phe T
hr Ser Val Ala His Pro As
n LeuPhe Ile Ala Thr Lys 
Gin Asp Tyr Trp ValCys Le
u Ala Gly Gly Pro Pro Ser
 Ile ThrAsp Phe Gln Ile L
eu Glu Asn Gln Ala式[■コ 第2表 ヒトインターロイキン1ポリペプチドをコード
する塩基配列 式[B] 以下に、本発明の形質発現プラスミドの効果について説
明する。
式[I]で示されるアミノ酸配列を有するヒトインター
ロイキン1ポリペプチドをコードするDNAが組み込ま
れた各種形質発現プラスミドを、大腸菌HB 101株
に導入して作製した形質転換体のヒト インターロイキ
ン1ポリペプチドの生産効率について検討を行った。
以下の実験例で示す形質発現プラスミドは、いずれもプ
ロモーターとしては、  mプロモーターを用い、 プ
ラスミドベクターには、pBR322のコピー数制御領
域を欠失させた変異プラスミドpBR86(参考側参照
)を用いた。
ヒトインターロイキン1ポリペプチドの生産量比は、一
定の生産菌数(波長600nmにおける吸光度値が1の
生産菌懸濁液の1ml中に含まれる菌数)当りのヒトイ
ンターロイキン1ポリペプチド生産量に基づく比率で示
す。
ヒト インターロイキン1ポリペプチド量は、特開昭6
2−91197号に開示された2種類の抗ヒト イ′ン
ターロイキン1モノクローナル抗体#0374と#09
64を用いた酵素標識イムノアッセイ法[砂原ら、第4
5回日本癌学会総会記事、343頁(1986)コにて
、特開昭61−271222号記載の方法に従って製造
されたヒトインターロイキン1ポリペプチドを標準品と
して用いて定量した。
ヒト インターロイキン1生産菌の作製方法、培養条件
及び菌体からの該ポリペプチドの抽出条件は、次の通り
である。
即ち、ヒトインターロイキン1生産用形質発現プラスミ
ドを、例えばCohenらの方法[Proc。
Natl、 Acad、 Sci、、 USA、 69
巻、2110頁(1972) ]に準じて大腸菌H81
01株に導入して作製した生産菌を、LBブロス[組成
:1%トリプトン、0.5%酵母エキス、1%NaC1
,pH7,5]中、37℃で一夜振盪培養した。その菌
体懸濁液を改良M9培地[組成=1・5%Na2HPO
4・12H20,0,3% KH2PO4,0,05%
NaC1,0,1%NH4Cl、2mg/lビタミンB
1.0.5%カザミノ酸、2mM Mg5O6,1mM
 CaCl2.0.5%4・ ブドウ糖]中に、 1%濃度に接種し37℃で1時間培
養後、インドール−3−アクリル酸を最終濃度20μg
 / m 1になるように添加し、更に一夜培養した。
培養終了後、その菌体懸濁液の波長600nmの濁度を
測定し、遠心分離にて菌体を採取した。得られた菌体を
酵素消化液[組成:0.1%リゾチーム及び 30mM
 NaC1を含む50mM Trls−HCI緩衝液(
pH8,0) ]中に懸濁させ、0℃で30分間静置し
た後、 ドライアイス/エタノール浴での凍結及び37
℃での融解を繰り返すことにより、菌体を破壊した。遠
心分離により、菌体残査等を除去してヒトインターロイ
キン1ポリペプチド抽出液を得た。この抽出液中のヒト
インターロイキン1ポリペプチド量を、上記の酵素標識
イムノアッセイ法により定量した。
(以下余白) 実験例1 自然界に存在するmプロモーター・オペレーター領域に
続<mLタンパクをコードする塩基配列の上流にあるS
D配列(fLのSD配列と記す)を利用して、参考例に
記載したヒト インターロイキン1生産用の形質発現プ
ラスミド(プラスミド番号pHILT383)  を作
製した。更に、mLのSD配列の代わりに、蛋白翻訳に
必要なりボゾームの結合がより効率的なSD配列、SD
配列から翻訳開始コドン間の距離及び塩基配列の変換及
びSD配列領域の5°末端のA残基数の生庫効率に及ぼ
す効果を検討した。形質発現プラスミドpHIPH38
3a−pHIPH383hの構築方法は、実施例1に示
す。形質発現プラスミドpHIP8383の構築方法は
、参考例に示す、尚、SD配列から上流部分の制限酵素
iP!iIの切断認識部位までの塩基配列は、すべての
形質発現プラスミドについて同一であり次の配列を有す
る: 5’−AACTAGTACGCAAGTTCACGT−
3’本発明のヒト インターロイキン1生産用形質発現
プラスミドを用いて作製した生産菌によるヒトインター
ロイキン1ポリペプチドの生産効率を、第3表に示す。
第3表 形質発現   SD配列領域       生産量比b
プラスミド    〜開始コドン間配列apHILT3
83   5’−AAAAAGGGTATCGATT(
ATG)−3’   1.0pHIP)+383   
5’−AAGGAGGTTATCGATT(ATG)−
3’   1.9pHIP8383a   5’−AA
AAGGAGGTTTAAATT(ATG)−3’  
 4.4PHIP8383b   5’−AAAGGA
GGTTTAAATT(ATG)−3’   4.4p
HIPH383c    5’−AAGGAGGTTT
AAATT(ATG)−3’   4.5pHIP83
83d  5’−AAAAAGGAGGTTTAAAT
T(ATG)−3’   3.2pHIPH383e 
  5’−AAAAGGAGGTTTAATT(ATG
)−3’   5.1pl(IPH383f    5
’−AAAAGGAGGTTTATT(ATG)−3’
   5.4pHIPH38315’−AAAAGGA
GGTTTAATATT(ATG)−3’   4.6
pHIPH383h  5’−AAAAGGAGGTT
TAAATATT(ATG)−3’   4.9ヒト 
インターロイキン1の生産効率は、形質発現プラスミド
のSD配列、 SD配列がら翻訳開始コドン間の塩基配
列及びSD配列の5′末端のA残基数により影響され、
これらの配列の変換により、生産量を有意に増加させる
ことができた。
式[I]で示されるアミノ酸配列のN末端側の5個のア
ミノ酸を欠失させたアミノ酸配列を有するポリペプチド
生産用形質発現プラスミドについても、上記とほぼ同様
な結果が得られた。
実験例2 ヒトインターロイキン1生産用形質発現プラスミドの生
産効率に及ぼす蛋白翻訳領域の塩基配列の部分的変換、
即ちコードするアミノ酸の種類を変えることなく他の塩
基へ変換すること(縮重コドンの使用)の効果に゛つい
て検討した。
式[I]で示されるアミノ酸配列を有するヒトインター
ロイキン1ポリペプチドのN末端アミノ酸から5番目ま
でのアミノ酸配列、それをコードするcDNAの塩基配
列(以下、天然の塩基配列と記す)及び縮重コドンによ
る変換例を、第4表に示す。
(以下余白) 第4表 N末端アミノ酸配列 5erSerProPheSer
縮重コドン変換例(2)  TCATCACCTTTC
AGC縮重コドン変換例(3)TCATCACCGTT
立AGC注:変換箇所に、下線を付した。
縮重コドンを用いて作製した形質発現プラスミドを用い
た場合の生産効率は、天然の塩基配列を用いて作製した
ものに比べて、勝っていた。
以上の実験例に示すごとく、ヒト インターロイキン1
ポリペプチド生産用形質発現プラスミドの構築にあたり
、 SD配列機能を有する塩基配列、SD配列から翻訳
開始コドン間の塩基の種類及び距離、更にヒト インタ
ーロイキン1をコードする塩基配列中の塩基の種類など
を変換することにより、その生産効率を上昇させること
ができた。
尚、本明細書では記載の簡略化のために以下の略号を使
用する。
A     アデニン Cシトシン G     グアニン T    チミン DNA    デオキシリボ核酸 cDNA   相補cDNA RNA    リボ核酸 mRNA   伝令RNA dATP   デオキシアデノシン三リン酸dCTP 
  デオキシシチジン三リン酸dGTP   デオキシ
グアノシン三リン酸dTTP   デオキシチミジン三
リン酸bp     塩基対 kbp    キロ塩基対 以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
(以下余白) 実施例1 第1表の式[I]で示されるアミノ酸配列を有するヒト
インターロイキン1ポリペプチド生産用形質発現プラス
ミドを構築した。
参考例に記載したヒト インターロイキン1前駆体ポリ
ペプチドをコードするクローン化cDNAが組み込まれ
た組み換え体プラスミドpHL4がら、  制限酵素E
coRIとBstNIにて消化し、第5表に示した塩基
配列の第398〜808番目までに相当するDNA断片
を単離した。
このDNA断片に、下記の式[C]及び[D]で示され
る2種類の化学合成オリゴヌクレオチドアダプターをT
4DNAリガーゼを用いて結合させた。ここで得られた
り、NA断片を、5D−IL1断片という、但し、式[
C]の化学合成オリゴヌクレオチド アダプターとは、
下記式[a]〜[elで示される5種類のDNA断片を
、順次結合させて作製したDNAアダプターである(以
下化学合成りNA [C]と記す)。
3’ −TTCCTCCAAATTTAATAC式[D
]の化学合成オリゴヌクレオチドアダプターの塩基配列
は、次の通りである。
別途に、古谷らの方法[Nucleic Ac1ds 
 Res、 。
13巻、5869頁(1985) ]に従って作製した
形質発現ベクターpEP302を、制限酵素旦り土工と
旦amHIにて消化し、mプロモーター領域部分及びア
ンピシリン耐性遺伝子を含む大きなりNA断片(以下、
 ベクター断片という)を単離した。
このベクター断片と上述の5D−ILL断片を、T4D
NAリガーゼを用いて結合させることにより、新規形質
発現プラスミドを構築した。この形質発現プラスミドを
pHIPH383aと名づけな(第り図参照)。
また、上記の方法に従い、ただし化学合成りNA [C
]を構成する断片[blの代わりに、下記式で示される
DNA断片、 [1]〜[7コのいずれかを用いること
により、それぞれ形質発現プラスミドpHIPH383
b、   pHIPH383c、pHIPH383d、
pHIPH383e、pHIPH383f、pHIPH
383g及びpHIPH383hを構築することができ
る。
以下に、形質発現プラスミドの名称と、その構築に用い
る上記のDNA断片[blに代わる各々のDNA断片(
[1コ〜[7コ) の塩基配列を示す。
pHIPH383b構築用DNA断片:5’−GTAA
AGGAGGTTTAAA        [1]3°
−TCCTCCAAATTTAATACpHIPH38
3c構築用DNA断片:pHIPH383d構築用DN
A断片:pHIPH383e構築用DNA断片:pHI
PH383f構築用DNA断片:pHIP)I383g
構築用DNA断片:p)(IP8383hPH383a
断片:5’−GTAAAAGGAGGTTTAAATA
      [7]3’−TTCCTCCAAATTT
ATAATAC実施例2 ヒトインターロイキン1の 造 実施例1で得た形質発現プラスミドpHIPH383a
を、次の方法に従って大腸菌88101株に導入し形質
転換体を作製した。
即ち、大腸菌88101株をLBブロスに接種し、 3
0℃で一夜培養した。その菌体懸濁液の1mlを100
m1のLBブロスに接種し、濁度(波長600nmの吸
光度)が約0.6になるまで、30℃で培養した。この
培養液を、氷水中で30分間静置したのち、遠心分離に
て菌体を採取した。この菌体を50m1の50 m M
 Ca C124;=再懸濁させ、氷水中で60分間静
置したのち、遠心分離にて菌体を採取し20%グリセリ
ンを含む50mM CaCl2の10m1G::Mff
iさせた。
この懸濁液に、上記の形質発現プラスミドpHIPH3
83aを添加し、氷水中で20分間、室温で10分間処
理したのち、LBブロスを加え、37℃で60分間振盪
培養した。その菌体懸濁液の一定量を、 25μg /
 m ]濃度のアンピシリンを含むLB寒天平板(寒天
濃度1.5%)に播き、37℃で一夜培養したのちアン
ピシリン耐性クローンを得た。この形質転換体を、ヒト
 インターロイキン1ポリペプチド生産菌(HB 10
1/pHIPH383aと名づける)とした。
ヒト インターロイキン1ポリペプチド生産菌HBIO
I/pHIPH383aを、LBグロス中中子7℃一夜
培養したのち、その菌体懸濁液を約100倍量の改良M
9培地に接種し、37°Cで1時間培養した。更に、イ
ンドール−3−アクリル酸を最終濃度20μg / m
 1になるように添加したのち、24時間培養した。培
養終了後、遠心分離により菌体を採取し、0.1%リゾ
チーム及び30mM NaC1を含む50mM  Tr
is−HC1緩衝液(pH8,0>に懸濁させ、氷水中
で30分間静置したのちドライアイス/エタノール浴で
の凍結と37°Cでの融解を繰り返して菌体を破壊した
。これに、1150容量の10%ポリエチレンイミンを
加えて静置ののち、遠心分離にて菌体残金等を除いた抽
出液を得た。
この抽出液に等容量の飽和硫酸アンモニウム水溶液を添
加し、静置ののち遠心分離により沈澱画分を採取した。
この沈澱を、20mMTris−HC1緩衝液(pH8
,0)にて溶解し、同M衝液に対して十分透析した。こ
れを、同**液にて平衡化したDEAE−セファロース
CL−6Bカラムに負荷し、  同緩衝液にてカラムを
洗浄したのち、カラムに吸着したヒトインターロイキン
1ポリペプチドを、0〜0.5MのNaC1濃度勾配に
て溶出した。インターロイキン1活性を有する画分を集
め、限外濾過にて濃縮したのち、セファクリルS−20
0カラムを用いるゲル濾過により精製した。更に、この
DEAE−セファロースCL−6Bカラム及びセファク
リルS−200カラムを用いた精製を繰り返すことによ
り、高度に精製した。
1リツトルの培養により採取した菌体から、最終的に約
85mgの高度精製ヒトインターロイキン1ポリペプチ
ドが得られた。ここで得たヒトインターロイキン1ポリ
ペプチドのアミノ酸配列を、蛋白分解酵素による断片化
と自動エドマン分解法により分析し、第1表の式[I]
に示されるアミノ酸配列と完全に一致することを確認し
た。
(以下余白) 参考例 特開昭61−149092号に記載の方法で得たヒト 
インターロイキン1前駆体ポリペプチドをコードするク
ローン化cDNAが組み込まれた組み換え体プラスミド
pHL4から、制限酵素PstIによる消化にて、  
cDNA領域を切り出した。このcDNAがコードする
ヒト インターロイキン1前駆体ポリペプチドのアミノ
酸配列及びその塩基配列を第5表に示す。このクローン
化cDNAを、制限酵素A1uIにて消化し、第5表に
示した塩基配列の第351番目から下流の約533bp
のDNA断片を単離し、得られたこの断片に更に制限酵
素BstNIを作用させ、第5表の第351〜808番
目までに相当するDNA断片を単離した。
このDNA断片に、常法により化学合成した次式[E]
及び[F]で示されるオリゴヌクレオチドアダプターを
、T4DNAリガーゼを用いて結合させた。
及び 5 ’−AGGCGTGATGA          
            [Fコ3”−CCGCACT
ACTTCGA ここで得たDNA断片は、ヒトインターロイキン1をコ
ードする塩基配列の両端に翻訳開始コドン(ATG) 
 と終止コドン(TGA)が付加された構造を有してい
る。このDNA断片を、HIL−1断片という。
別途に、形質発現ベクターpEP302を、制限酵素C
1aI及びHindmにて消化し、アンピシリン耐性遺
伝子及びテトラサイクリン耐性遺伝子を含む大きなりN
A断片を単離した。このDNA断片に、前述のHIL−
1断片をT4DNAリガーゼを用いて結合させ、ヒト 
インターロイキン1ポリペプチド生産用形質発現プラス
ミドを構築した。この形質発現プラスミドをpHI P
H383と名づけたく第2図参照)。
一方、プラスミドp CT−1[Ikeharaら、P
roc。
Natl、 Acad、 Sci、、 tlsA、 8
1巻、5956頁(1984) ]を制限酵素AatI
[とC1aIで消化して、mプロモーター領域からエエ
zLのSD配列領域に ゛わたる約420bpのDNA
断片を切り出して、単離した。
このDNA断片に、前述のHIL−1断片をT4DNA
リガーゼを用いて結合させた。得られたこのDNA断片
を、プロモーターHIL断片という。
別途に、プラスミドpBR322を制限酵素人vaLと
Pvullにて消化し、得られた大きなりNA断片(約
3.7kbp)を単離した。このDNA断片の両端を、
  DNAポリメラーゼエ(クレノーフラグメント)及
びdGTP、dATP、dCTP、 dTTPを用いて
平滑末端とした後、その両端をT4DNAリガーゼにて
結合させ、pBR322の複製開始点近傍のコピー数制
御領域を欠失させたプラスミドベクター(pBR36と
いう)を作製した。
このプラスミドベクターpBR86を制限酵素AatI
[とHindmにて消化し、得られた大きなりNA断片
(約3.6kbp)を単離し、このDNA断片に前述の
プロモーターHIL断片をT4DNAリガーゼを用いて
結合させることにより、ヒトインターロイキン1ポリペ
プチド生産用形質発現プラスミドを構築した。この形質
発現プラスミドをpHIL7383と名づけな。
(以下余白) 第5表 ヒト インターロイキン1前駆体をコードするcDNA
の塩基配列及びアミノ酸配列MetAlaLysVal
ProAspMetPheGluAspATGGCCA
AAGTTCCAGACATGTTTGAAGAC(3
0)LeuLysAsnCysTyrSe rGluA
snGluGluCTGAAGAACTGTTACAG
TGAAAATGAAGAA (60)AspSe r
se rse r I 1 eAspHi 5LeuS
e rLeuGACAGTTCCTCCATTGATC
ATCTGTCTCTG (90)AsnGlnLys
SerPheTyrHisValSerTyrAATC
AGAAATCCTTCTATCATGTAAGCTA
T (120)GlyProLeuHi sGluGl
ycysMe tAspGlnGGCCCACTCCA
TGAAGGCTGCATGGATCAA (150)
SerValSerLeuSerlleSerGluT
hrSerTCTGTGTCTCTGAGTATCTC
TGAAACCTCT(180)LysThrSerL
ysLeuThrPheLysGluSerAAAAC
ATCCAAGCTTACCTTCAAGGAGAGC
(210)ATGGTGGTAGTAGCAACCAA
CGGGAAGGTT (240)LeuLysLys
ArgArgLeuSe rLeuSe rGl nC
TGAAGAAGAGACGGTT(1,AGT’TT
AAGCCAA(270)SerlleThrAspA
spAspLeuGluAlalleTCCATCAC
TGATGATGACCTGGAGGCCATC(30
0)AlaAsnAspSerGluGluGluIl
elleLysGCCAATGACTCAGAGGAA
GAAATCATCAAG(330)ProArgSe
rSerProPbeserPheLeuserCCT
AGGTCATCACCTTTTAGCTTCCTGA
GC(360)AsnValLysTyrAsnPhe
MetArgllelleAATGTGAAATACA
ACTTTATGAGGATCATC(390)Lys
TyrGluPhelleLeuAsnAspAlaL
euAAATACGAATTCATCCTGAATGA
CGCCCTC(420)AsnGlnSerlleI
leArgAlaAsnAspGlnAATCAAAG
TATAATTCGAGCCAATGATCAG(45
0)TyrLeuThrAlaAlaAlaLeuHi
sAsnLeuTACCTCACGGCTGCTGCA
TTACATAATCTG(480)AspGluAl
aVaILysPheAspMetGlyAlaGAT
GAAGCAGTGAAATTTGACATGGGTG
CT(510)TyrLysSerSerLysAsp
AspAlaLysIleTATAAGTCATCAA
AGGATGATGCTAAAATT(540)Thr
ValIleLeuArglleSerLysThrG
lnACCGTGATTCTAAGAATCTCAAA
AACTCAA(570)LeuTyrValThrA
laGlnAspGluAspGlnTTGTATGT
GACTGCCCAAGATGAAGACCAA(60
0)ProValLeuLeuLysGluMetPr
oGluIleCCAGTGCTGCTGAAGGAG
ATGCCTGAGATA(630)ProLysTh
rlleThrGlySerGluThrAsnCCC
AAAACCATCACAGGTAGTGAGACCA
AC(660)LeuLeuPhePheTrpGlu
ThrHisGlyThrCTCCTCTTCTTCT
GGGAAACTCACGGCACT(690)Lys
AsnTyrPheThrSerValAlaHlsP
r。
AAGAACTATTTCACATC,AGTTGCC
CATCCA(720)AsnLeuPhelleAl
aThrLysGlnAspTyrAACTTGTTT
ATTGCCACAAAGCAAGACTAC(750
)TrpValCysLeuAlaGlyGlyPro
ProSerTGGGTGTGCTTGGCAGGGG
GGCCACCCTCT(780)IleThrAsp
PheGlnIleLeuGluAsnGlnATCA
CTGACTTTCAGATACTGGAAAACCA
G(810)A1a*** CGTAG (以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は、形質発現プラスミドpHIPH383aの構
築工程を示す。図中の合成りNAアダプター[C]と[
D]は、実施例1に記載した化学合成オリゴヌクレオチ
ド アダプターである。 第2図は、形質発現プラスミドpHIPH383の構築
工程を示す。  図中の合成りNAアダプター[E]と
[F]は、参考例に記載した化学合成オリゴヌクレオチ
ドアダプターである。 特許出願人 大日本製薬株式会社

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトインターロイキン1ポリペプチドをコードす
    るDNAの塩基配列の上流に、 下記式[A]で示される塩基配列を有する DNA。 【遺伝子配列があります。】 式[A] [式中、Xは(A)xを意味し、xは1〜5を表わす。 Yは(A)y(T)zを意味し、yは0〜3を、zは0
    又は1を表わす。 3’側のATGは翻訳開始コドンを意味す る。]
  2. (2)ヒトインターロイキン1ポリペプチドをコードす
    るDNAの塩基配列の上流に、下記式の塩基配列を有す
    るDNA。 【遺伝子配列があります。】
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は2項記載のDNAの上
    流に、大腸菌菌体内で転写を制御 するプロモーター活性を有するDNAが付 加されたDNA。
  4. (4)プロモーターが、トリプトファンオペロンのプロ
    モーターである特許請求の範囲 第3項記載のDNA。
  5. (5)ヒトインターロイキン1ポリペプチドをコードす
    るDNAが、下記式[ I ]で示さ れるアミノ酸配列をコードするDNAであ る特許請求の範囲第1〜4項記載のDN A。 【遺伝子配列があります。】式[ I ]
  6. (6)特許請求の範囲第1〜5項記載のDNAが、大腸
    菌菌体内で自律増殖可能なプラス ミドに組み込まれた組み換え体プラスミ ド。
  7. (7)プラスミドが、pBR322又は、少なくともそ
    の自己複製を司る塩基配列領域を 含むプラスミドである特許請求の範囲第6 項記載の組み換え体プラスミド。
  8. (8)組み換え体プラスミドが、pHIPH383aで
    ある特許請求の範囲第7項記載の 組み換え体プラスミド。
  9. (9)組み換え体プラスミドが、pHIPH383b、
    pHIPH383c、pHIPH 383d、pHIPH383e、pHIP H383f、pHIPH383g又はpH IPH383hである特許請求の範囲第7 項記載の組み換え体プラスミド。
  10. (10)特許請求の範囲第6〜9項のいずれかに記載の
    組み換え体プラスミドにより形質転 換された大腸菌。
  11. (11)特許請求の範囲第10項記載の大腸菌を培養す
    ることを特徴とするヒトインターロ イキン1ポリペプチドの製造法。
  12. (12)特許請求の範囲第11項記載のヒトインターロ
    イキン1ポリペプチドが特許請求の 範囲第5項記載の式[ I ]で示されるアミ ノ酸配列を有するポリペプチドの製造法。
  13. (13)ヒトインターロイキン1ポリペプチドを大腸菌
    菌体内で発現させるに際し、リ ボゾーム結合部位として特許請求の範囲第 1項の式[A]からなる塩基配列を利用す ることを特徴とするヒトインターロイキン 1ポリペプチドの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J,BIOTECHNOL=1985 *
NUCLEIC,ACIDS,RES=1986 *

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