JPH0113878Y2 - - Google Patents

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JPH0113878Y2
JPH0113878Y2 JP13580684U JP13580684U JPH0113878Y2 JP H0113878 Y2 JPH0113878 Y2 JP H0113878Y2 JP 13580684 U JP13580684 U JP 13580684U JP 13580684 U JP13580684 U JP 13580684U JP H0113878 Y2 JPH0113878 Y2 JP H0113878Y2
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clutch
automatic transmission
input shaft
retainer
case
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JP13580684U
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【考案の詳細な説明】 本考案は自動変速機のスラスト軸受に関し、よ
り詳細には、ラビニオ式遊星歯車を用いた車両用
自動変速機のクラツチに適用しうる自動変速機の
スラスト軸受に関するものである。
ラビオニ式遊星歯車を用いて前進4段、後退1
段を作り出す従来の自動変速機には、第1図に示
すものがある。つまり、車両の動力源となるエン
ジン2のクランク軸4はトルクコンバータ6のポ
ンプ8に直結されている。トルクコンバータ6
は、ポンプ8、タービン10、ステータ12、ワ
ンウエイクラツチ14を有し、ステータ12はワ
ンウエイクラツチ14を介してケース16に結合
され、同ワンウエイクラツチによりステータ12
はクランク軸4と同方向へは回転するが、その逆
方向の回転は許容されない構造となつている。タ
ービン10に伝えられたトルクは入力軸20によ
つてその後部に配設された前進4段後進1段の変
速段を達成する歯車変速装置22に伝達される。
同変速装置22は、3組のクラツチ24,26,
28、2組のブレーキ30,32、1組のワンウ
エイクラツチ34および1組のラビニオ型遊星歯
車機構36で構成されている。同遊星歯車機構3
6は、リングギヤ38、ロングピニオンギヤ4
0、シヨートピニオンギヤ42、フロントサンギ
ヤ44、リヤサンギヤ46を回転自在に支持し自
身も回転可能な動力被伝達体としてのキヤリア4
8から構成されており、リングギヤ38は出力軸
50に連結され、フロントサンギヤ44はキツク
ダウンドラム52、フロントクラツチ24を介し
て入力軸20に連結され、リヤサンギヤ46はリ
ヤクラツチ26を介して入力軸20に連結され、
キヤリア48は機能上並列となるよう配設された
ローリバースブレーキ32とワンウエイクラツチ
34とを介してケース16に連結されるとともに
歯車変速装置22の後端に配設された4速用のク
ラツチ28を介して入力軸20に連結されてい
る。なお、上記キツクダウンドラム52はキツク
ダウンブレーキ30によつてケース16に固定的
に連結可能となつている。遊星歯車機能36を通
つたトルクは、出力軸50に固着された出力ギヤ
60よりアイドルギヤ62を経て被駆動ギヤ64
に伝達され、さらに被駆動ギヤ64に固着された
トランスフアシヤフト66、ヘリカルギヤ68を
介して駆動軸70が連結された差動歯車装置72
に伝達される。
上記各クラツチ、ブレーキはそれぞれ係合用ピ
ストン装置あるいはサーボ装置等を備えた摩擦係
合装置で構成されており、トルクコンバータ6の
ポンプ8に連結されることによりエンジン2によ
り駆動される図示しないオイルポンプで発生する
油圧によつて作動される。同油圧は、油圧制御装
置によつて、種々の運転状態検出装置により検出
された運転状態に応じて各クラツチ、ブレーキに
選択的に供給され、同各クラツチ、ブレーキの作
動の組み合わせによつて前進4段後進1段の変速
段が達成される。
上記構成の自動変速機では、クラツチ28はケ
ース16内の端部に装着されている。該クラツチ
機構において、クラツチ板はリテーナに一体的に
装着されており、このリテーナは入力軸20に形
成されたスプライン軸に嵌合し、軸方向に摺動し
得る構成になつている。
このため、上記リテーナの軸方向への過度の移
動を規制する手段、たとえばスラスト軸受が必要
となる。ところが、このスラスト軸受として市販
のスラスト軸受を用いれば所要の比較的大きな占
有空間を必要とするばかりでなく、軸受性能的に
も大きな周速に耐える軸受が要求されるなど、
種々の困難があり、適切な自動変速機のスラスト
軸受の提供が望まれている。
本考案は、かかる問題に着目してなされたもの
で、占有空間が小さく、耐久性の良好な自動変速
機のスラスト軸受を提供することを目的とする。
本考案の構成を以下、一実施例に基づいて説明
する。
第2図において、入力軸20の右端部に4速用
のクラツチ28が配設されている。このクラツチ
28は駆動側のクラツチ板80と被動側のクラツ
チ板82との対で構成され、これら部材相互の圧
接、離間に応じて動力伝達の「接」・「断」が行な
われる。
さらに詳細に述べると、入力軸20の右端部に
皿状のリテーナ84がスプライン嵌合されてお
り、その円筒状外径壁の内周面にクラツチ板80
が植設されている。
一方、このクラツチ板80に対峙して配設され
ているクラツチ板82は皿状のクラツチハブ86
の外径壁の外周面に植設されている。
このクラツチハブ86は、入力軸20に回転自
在に挿通支持されている円筒状の中空軸88の外
周に形成されたスプラインに嵌合されている。
又、クラツチハブ86の左端面はスラストワツシ
ヤ90を介して玉軸受92のインナーレース94
に接している。玉軸受92のアウターレース95
は自動変速機本体に組込まれているので、結局、
クラツチ作動時にクラツチハブ86が入力軸の軸
方向左側へ移動しようとする動きはスラストワツ
シヤ90を介してインナーレース95により規制
される。
次に、入力軸20にスプライン嵌合するリテー
ナ84は、その中心部の右側部にボス84aを突
出しており、この部分はケース16の内壁に形成
された円型凹部16aの内周壁にシールリング9
6を介して、摺動自在に嵌合されている。
又、リテーナ86は、その左側部にもボス84
bを突出している。このボス84bの外周部には
円盤状のピストン98がシールリング98aを介
して摺動及び回転自在に装着されている。ボス8
4b上であつてピストン98の左側には、さらば
ね100が止めてあり、このばねの力により常
時、ピストン98を右側に押し続けている。クラ
ツチ28が断の状態では、この、さらばね100
の力によりピストン98はリテーナ84に当接す
るまで押し付けられている。
クラツチ28は、このピストン98がクラツチ
板80を押すことによりクラツチ板82に圧接さ
れると連結状態となる。
ピストン98は、リテーナ84との間に設けた
油圧室102に、油路104を介して連通する図
示しない油圧供給切換バルブから送給される圧油
によつてばね力に抗して作動する。尚、油路10
4と油圧室102との連結箇所は、油圧室102
に入つた油が遠心力を受けて油圧室102を満た
すようにする為、径方向の内側の方にある。更に
油圧室102内におけるピストン98の径方向外
側には、油圧室102内の油を排出する為の排出
口106が穿設されており、この排出口106に
は、規定以上の油圧を受けると閉じ、また規定以
下に油圧が下がると遠心力によつて開かれる排出
弁108が設けられている。
従つて、油圧供給切換バルブから圧油が送給さ
れるとその圧力により、排出弁108が排出口1
06を閉じると共にピストン98を押す。そして
油圧供給切換バルブが切り換わり圧油の供給を停
止すると油圧室102内の圧力が下がると共に排
出弁108が遠心力で動き、排出力106が開
く。このように、油路104を介して油圧室10
2に送られる油の油圧に応じてピストン98の位
置が制御され、結局クラツチ28の接・断状態が
制御される。そして、このクラツチ28が連結状
態にあるときには、入力軸20の動力が該クラツ
チ28を介してクラツチハブ86に伝えられ、更
に中空軸88を経て、この中空軸88とスプライ
ン嵌合しているキヤリア110に伝達される。
このように、第2図に示した自動変速機は、入
力軸20と動力被伝達体としての中空軸88との
間が断続するよう作動するクラツチ28を備え
る。このような自動変速機において、リテーナ8
4が軸方向右側へ過度に移動するのを規制する手
段として、本考案ではリテーナ84の中心部に存
在するボス84aの中空部右側端に円形凹部から
なる段部を形成し、この段部に円盤状の軸受プレ
ート112を圧入し、固着している。更に、軸受
プレート112と対向するケース16の内壁、即
ち、円形凹部16aの底壁は軸受プレート112
の回転中心部(第2図中にa点として示した)に
当接可能な鋼球120を支持する。即ち、ケース
16の内壁には凸状部114が形成され、この凸
状部の中心位置に形成された穴121に鋼球12
0を埋込む。鋼球120は穴121の底部に当接
すると共に一部を穴121より突出させており、
この鋼球の穴からの離脱を防ぐため、穴121の
周縁部はポンチによりかしめられる。このため、
鋼球120は軸方向右側へのスラスト力を受けて
も移動しないが、鋼球自体は回転してもよく、回
転不可でもよい。場合により、穴121に鋼球1
20を圧入してもよい。
このような自動変速機のスラスト軸受によれ
ば、リテーナ84が軸方向右側に移動した場合、
鋼球120に軸受プレート112の回転中心部a
が当接し、リテーナ84の過度の移動を規制でき
る。
ここで、鋼球120はリテーナ84側の回転中
心部aに点接触に近い状態で当接するため、相対
速度は最も小くなり、ゼロに近づくことができ
る。しかも鋼球120は油路104の途中に存在
するので、潤滑性に恵まれた軸受負坦の少ないス
ラスト軸受を形成できる。ここで、本考案者によ
り行なわれた本考案適用のスラスト軸受の耐久特
性試験結果を第3図に示した。
この耐久特性試験は相対回転速度2500rpmで、
潤滑油を除去した状態で行なわれたものであり、
図中の実線が鋼球120使用の本考案によるスラ
スト軸受の耐久特性を表すものである。第3図中
破線は鋼球のない凸状部114と軸受プレート1
12との直接接触によるスラスト軸受の耐久特性
を比較値として示している。
このように本考案による自動変速機のスラスト
軸受は厚みの少ない軸受プレートと比較的小径の
鋼球120をケース16に取付けることにより構
成できるので格別の占有空間を要しない。しか
も、摺接部が球面接触であり、摩耗、焼付の不具
合の発生は押えられ、耐久性を十分確保できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施に適する自動変速機の概
略構造を示すギヤトレーン図、第2図は同上図の
具体的構成例と共に示した本考案に係るスラスト
軸受部の断面図、第3図は本考案による自動変速
機のスラスト軸受の耐久特性線図をそれぞれ示し
ている。 20……入力軸、80……クラツチ板、84…
…リテーナ、88……中空軸、112……軸受プ
レート、114……凸状部、120……鋼球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動変速機が所定の変速段を達成する際、上記
    自動変速機のケース内に組込まれた入力軸と動力
    被伝達体との間が断続するよう作動するクラツチ
    を上記ケース内端部に配設した自動変速機におい
    て、上記クラツチのクラツチ板を備えると共に上
    記入力軸に軸方向摺動自在にスプライン嵌合され
    るリテーナの中心部に装着された軸受プレート
    と、上記軸受プレートと対向する上記ケースの内
    壁に上記軸受プレートに当接可能な状態で支持さ
    れる球体とを有することを特徴とした自動変速機
    のスラスト軸受。
JP13580684U 1984-09-07 1984-09-07 自動変速機のスラスト軸受 Granted JPS6056854U (ja)

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JP13580684U JPS6056854U (ja) 1984-09-07 1984-09-07 自動変速機のスラスト軸受

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JPS6056854U JPS6056854U (ja) 1985-04-20
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