JPH01148093A - 複数固定子誘導電動機の制動装置 - Google Patents

複数固定子誘導電動機の制動装置

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JPH01148093A
JPH01148093A JP62306804A JP30680487A JPH01148093A JP H01148093 A JPH01148093 A JP H01148093A JP 62306804 A JP62306804 A JP 62306804A JP 30680487 A JP30680487 A JP 30680487A JP H01148093 A JPH01148093 A JP H01148093A
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JP
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stator
rotor
phase
winding
speed
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JP62306804A
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Inventor
Toshihiko Satake
佐竹 利彦
Yukio Onoki
大野木 幸男
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は複数固定子誘導電動機の制動装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
誘導電動機の速度を制御する方法の一つとして、電源周
波・数を変える方法がある。この方法は連続的かつ広範
囲な速度制御が可能である反面、高価な周波数変換装置
を必要とし、また、周波数変換装置により交流を直流に
変換して再度交流に変換する過程において、一般に高調
波および電波が発生し、これらによってコンピューター
、その他の各種電気制御機器の誤動作あるいはコンデン
サーの過熱等の損害を招くことがある。このうち高調波
障害に対しては、フィルターを設置することにより対策
を講じることもできるが、フィルターの設置にはコスト
がかかる。電源周波数を変える方法は、また、低速時に
おいて一般に性能が不十分となる等の欠点を有するもの
である。
電源の電圧を変えて速度を制御する更に他の方法では、
速度制御が連続的に行える反面、特に低速麿領域におい
て効率が悪くなる欠点がある。
巻線型電動機においは、二次抵抗を変化させ、すべりを
変えて速度制御を行う方法がある。この方法は、比較的
簡単に連続的な速度制御が可能である反面、外部からブ
ラシとスリップリングを介して回転子巻線回路へ抵抗を
挿入するために、ブラシの消耗による保守点検を必要と
する。なお、かご形状導電動機では、二次抵抗を変化さ
せて速度制御を行うことができない。
上記問題点に対処する技術は、例えば、特開昭54−2
9005号公報に開示されている。
このものは、同軸上に設置された2組の回転子鉄心と、
2組の回転子鉄心に対向してそれぞれ独立する固定子巻
線を有する2組の固定子と、2組の回転子鉄心に跨って
共通に設置され、かつ両端にてそれぞれ短絡環を介して
相互間を短絡したかご形導体と、2組の回転子鉄心間に
おけるかご形導体の中央箇所にてかご形導体の相互間を
短絡する高抵抗体とを備え、始動時には固定子巻線の相
互間の位相を180℃ずらせ、始動後の運転時には位相
を合わせて給電することを特徴とした双鉄心かご形電動
機である。この電動機は、始動時に固定子巻線の相互間
の位相を180℃ずらすことにより始動トルクを大にし
て始動特性を向上し、運転時には固定子巻線の相互間の
位相を合わせて通常のトルク特性で運転できる点に特徴
を有するものである。したがって、この電動機は回転磁
界の位相のずれを00と 180°に限定できるもので
あって、始動特性の向上効果は認められても、本来、可
変迷電!l1mではないから変速を必要とする負荷に対
する動力源としては適さないものである。
なお、上記特開昭54−29005号公報において、起
動から定常運転への移行に伴うトルクの急激な変動によ
るショックを緩和する目的で一時的に再固定子巻線の給
電回路への接続を直列接続とする中間ステップを設ける
ことが1例として記載されているが、こうしてできるこ
とは、変速制御ができるようになる訳ではない。
しかも直列に切換えたことにより固定子に加わる電圧は
半減されるのでトルクは1/4に減殺されることも相俟
って変速制御が全く不可能になることは、この公報に開
示する要旨が変速を目的としていないことからも明白な
ところである。
また前記特開昭54−29005号公報に仮に新たな構
成を加えて可変速電動機になしたとしも、制動の機構を
備えず可変速電動機としての使用価値を大きく低下させ
るものである。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、1〜ルク特性に
優れ、速度制御領域を広範囲にかつ任意の所望速度に設
定保持可能にすると共に効率の優れた制動を可能とした
複数固定子誘導電動機を提供することを目的とする。
なお、本発明の複数固定子誘導動電動機は、重相または
3相電源等に接続して使用され、回転子の形態は、普通
かご形、二重かご形、深溝かご形、特殊かご形1巻線形
等のいずれの型式のものにも適用できるものである。そ
して、本発明の説明に用いる導体とは、かご形回転子コ
アに装設した導体、および巻線形回転子コアに巻装した
巻線のそれぞれを総称するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記技術的課題を達成するために、本発明は、同一回転
軸に任意間隔を設けて軸着した複数個の回転子コアのそ
れぞれに装設した複数個の導体のそれぞれを回転子コア
間を渡って連結して一体的な回転子に形成し、前記複数
個の回転子コア間において、前記複数個の導体のそれぞ
れを抵抗材によって連結し、前記複数個の回転子コアの
それぞれに対峙して複数個の固定子を機枠に並設し、前
記複数個の固定子のそれぞれには複数種の極数に切換可
能な巻線を施し、前記巻線に極数切換装置を連結すると
共に、前記複数個の固定子のうち少なくとも1個の固定
子に関連して任意の位相差に設定保持可能な電圧移相装
置を付設して解決の手段とした。
(作 用) 本発明は複数個の固定子のうち任意の固定子と他の固定
子のそれぞれに対峙する回転子の導体部分に誘起する電
圧に位相のずれを生じさせて回転子導体に誘起する電圧
を増減に制御すると共に複数個の回転子コア間において
複数個の導体を抵抗材を介して連結しであるから前記位
相のずれに応じて前記複数個の導体から抵抗材へ電流が
流れ強力な回転トルクを出すことができる。また、それ
ぞれの固定子に複数種の極数に切換可能な巻線を施して
あり、極数切換装置を連結しであるから、ある速度で回
転して負荷を駆動している電動機を停止する際に極数を
切換えて同期速度を低くすれば発電作用が起こって制動
がかかり当該同期速度まで電動機の回転数が低下する間
は、いわゆる回生制動により、電力の回収が可能である
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第15図に基づき説明する。
第1図〜第3図により本発明の1実施例を説明する。符
号1は本発明による複数固定子誘導電動機であり、該複
数固定子誘導電動機1は以下のような構成を有する。磁
性材料からなる回転子コア2.3を任意の間隔を設けて
回転子軸4に装着し、回転子コア2,3間は非磁性体コ
ア5を介設するか、または空間とする。回転子コア2.
3に装設した複数個の導体6・・・のそれぞれを回転子
コア2,3に貫通して連結し一体的な回転子7を形成し
、その直列に連結した複数個の導体6・・・の両端部は
短絡環8,8により短絡される。また、回転子コア2.
3および非磁性体コア5に回転子7の両側部10.11
に連絡する複数個の通風胴12・・・を設け、通Jol
t胴12・・・から直交状に回転子7の外周部に貫通す
る複数個の通気孔13・・・を穿設しである。回転子7
に装設された導体・・・6は回転子コア2.3間の非磁
性体コア5部において、それぞれを任意のベクトルの差
の電流が流れると通電する抵抗材゛9を介して、即ちニ
クロム線、炭素混入鋼。
通電性セラミック等からなる抵抗材を介して連結しであ
る。円筒状の機枠14の両側部に設けた軸受盤15.1
6を連結棒17・・・にナツト18・・・を締めること
により一体的に組付ける。回転子7の両側部に冷却用翼
車19.20を装着し、回転子軸4の両端部を軸受盤1
5.16に嵌装した軸受21.21に軸支し、回転子7
を回転自在としである。
回転子コア2,3に対峙する外側部に巻線22.23を
施した第1固定子24と第2固定子25を機枠14に並
設し、機枠14と第1固定子24との間にすべり軸受2
7を装設し、すべり軸受27を機枠14に嵌装したスト
ップリングによって固定し、第2固定子25は固定環2
8により機枠14に固定する。第1固定子24の一側外
周面にはギヤー29を嵌着しである。
機枠14の外周部に固設した小型モーター30に駆動用
歯車31を軸着し、該駆動用歯車31は第1固定子24
に嵌着したギヤー29に係合される。このように構成す
ることにより、第1固定子24は小型モーター30の作
動によって回転子7と同心的に回動しτ回動固定子を構
成し、そうして、第1固定子24の回動と第2固定子2
5とによって電圧移相装置が構成される。
次に、誘導電動機1の冷却装置の構成について説明する
。機枠14の外周部に送風口34と排風口35を穿設し
、排風口35にはモーター37を有する排ff1li3
6を固着し、空間部38の空気を機枠14外に流通させ
る。また、回転子軸4と一体的に回転、する冷却用翼車
19.20を通風口32より空気を取り入れて側部10
゜11、通風胴12、通気口13に空気を流通させるた
めに設けである。33は空気流通のための通気口で、機
枠14の第1固定子24と、第2固定子25に対峙する
部分に穿設しである。
次に、第2図を参照して、第1固定子24の回動位置を
検出する手段の構成について説明す −る。回動する第
1固定子24の外周に磁気体39を固設し、磁気体39
に対向する機枠14の任意の部位に複数の磁気センサー
408〜40d等よりなる回動位置検出器40・・・を
設け、第1固定子24の回動位置を表示する回動位置表
示器41を備える制m装置42と連絡する。43は第1
固定子24の回動の開放またはロックを行うためのソレ
ノイドであるが、固定子の回動の開放およびロックは公
知の任意の作in構により行うことができる。
回動機構および回動位置検出装置の別実施例を第3図を
参照して説明する。
機枠14に固着した軸受44には回動軸45と一体的に
回転するウオームギヤ46を設けた回動軸45が回転自
在に設けられ、該回動軸の一端には正逆に回転する回動
用のパルスモータ−47を回動軸45と同心に設けて該
パルスモータ−47は機枠14に固着される。53は電
圧位相差設定器であり、該設定器は始動時位相差設定ツ
マミ54A、制動時位相差設定ツマミ54Bおよび運転
時位相差設定ツマミ55を有し、始動時位相差設定ツマ
ミ54Aで始動時にそれぞれの導体6・・・に誘起する
電圧の位相差を負伺特性に応じて設定し、一定時間経過
後または回転子7が任意の回転数に達した後、運転時位
相差設定ツマミ55で設定した位相差に切換ねるように
構成する。また、電動機の制動停止時には制動時位相差
設定ツマミ54Bの設定位相差に設定されて、極数切換
装置を多種数側に切換えて多極数の周期速度まで回転数
が低下する間は電力を回収し、その後は停止させるか又
は回転磁界正逆切換装置26を作用させて迅速に停止に
至らせることもできる。
次に、第1固定子24と第2固定子25のそれぞれに巻
装した巻線22.23の単一極数での結線について第4
.5図に基づいて説明する。
第4図に示すものは、第1.第2固定子24゜25のそ
れぞれに施した巻線22.23をスター直列結線とし、
回転磁界正逆切換装置26を介して電源に接続したもの
である。即ち、第1固定子24の巻線22の端子A、B
、CをスイッチM1を介し商用3相電源A、B、Cに、
また、スイッチM2を介して3相電源A、B、Cに連結
すると共に、巻線22の端子a、b、cを第2固定子2
5の巻線23の端子A、B、Cに連結し、巻線23の端
子a、b、cを短絡して連結しである。
第5図に示すものは第1.第2固定子24゜25の巻線
22.23を直列に連結して商用3相電源に回転磁界正
逆切換装置26を構成するスイッチM3.M4を介して
デルタ−接続したものであるがその詳細な説明は省く。
なお、第5図の6A、6Bは回転子コア2.3に巻装し
た巻線型回転子の結線を示し、第6図に示すものは回転
子コア2.3に巻装した巻線型回転子の結線の別実施例
図である。
以下に、上記構成における作用を説明する。
第1固定子24の巻線22に商用3相電源から通電する
と、固定子24.25に回転磁界が生じて回転子7に電
圧が誘起され、回転子7の導体6・・・に電流が流れて
回転子7は回転する。
第2固定子25に対して第1固定子24の回動量をゼロ
としたときには、それぞれの固定子24.25により、
回転子7の導体6・・・部分に誘起する電圧には位相の
ずれがなく、その詳細は後述する如く抵抗材9には電流
が流れないので、この状態では一般の誘導電動機と同一
のトルク特性を持つものである。
次に、小型モーター30を作動して、第1固定子24を
位相角でθだけ回動した場合について説明する。第1固
定子24と第2固定子25が作る回転磁界の磁束φ1.
φ2の位相は回転子7の任意の導体6に関してはθだけ
ずれており、そのため第1固定子24と第2固定子25
とにより回転子7の導体6・・・に誘起される電圧白、
白の位相はθだけずれることになる。今、第2固定子2
5によって回転子7の導体6・・・に誘起される電圧d
2を基準とし、該電圧をe2=sEとする。ここでSは
すべり、Eはすベリ 1のときの誘起電圧である。この
とき、第1固定子24によって導体6・・・に誘起され
る電圧d1は、色=SEεjeとなる。
第7図に示すものは、複数個の導体6・・・を短絡する
抵抗材9・・・が装着されていない場合の回転子7のす
べりSと、回転子入力の有効電力Pとの関係を示すもの
で、電圧の位相がθ=0゜のとき、有効電力Pは最大と
なり、0°〈θ〈180°のときはそれよりも小さなも
のとなる。
ここで導体6・・・の抵抗およびインダクタンスをRお
よびLとし、電源の角周波数をωとすれば、有効電力P
の極大値は S= (R/ωL) のとき現われる。
有効電力Pは誘導電動機の駆動トルクと比例するので、
第1固定子24を回動させることによって回転子7に誘
起する電圧を調整し、回転子の速度をυ1Illするこ
とができるが位相差が大きくなるに従って急激にトルク
が低下して実用に供しないものである。
次に、回転子7の導体6・・・の短絡環8から抵抗材9
までのそれぞれの抵抗をR1,R2、またインダクタン
スをLl、L2とし、電源の角周波数をωとし、各導体
6・・・のそれぞれを短絡する抵抗材9の抵抗をrとす
れば、回転子7の電気的等価回路は第8図のようになり
、符号I+、12.13は各枝路を流れる電流を示すも
のである。
次に、第8図に示すものを内固定子24,25側からみ
た等価回路に変換すると第9図のようになり、R+=R
2,L+=l−zでθ=0゜のときには13=I+−1
2= Oとなり抵抗材rには電流が流れないことになる
。このことはθ=0°のときにはトルクTはrがないと
きの値に等しいことを意味している。従っで、θ=0°
のときは従来の誘導電動機と同一の1〜ルク特性を持つ
ことになる。
また、RI=R2,LI=L2でθ=180゜のときに
は、I+=−I2.13=Il−I2−211となり、
従来の誘導電動機において回転子導体6・・・の抵抗を
RI+R2=RとすればRはR+2rに増加したと同様
な結果となっている。
次に、第1固定子24と第2固定子25のそれぞれに巻
装した巻線22.23を直列に接続した作用につき説明
する。
巻tlA22.23を直列に接続しであるために、巻線
22に商用3相電源から入力して巻線22゜23間に電
流は流れるが、仮に巻線22.23のそれぞれの抵抗の
相違あるいは内固定子24゜25の容ωの大きさに相違
があっても、それとは無関係に、それぞれの巻線22.
23に流れる電流の大きさは等しく、したがって第1固
定子24と第2固定子25のそれぞれから回転子7の導
体6・・・に誘起して流れる電流の大ぎさが等しくなる
作用と、第1固定子24と第2固定子25の回動差、即
ち回転磁界の磁束に生じる位相のずれに応じて内固定子
24.25のそれぞれから回転子7の導体6・・・に流
れる電流の大きさが等しくなるという強制力が生じる作
用と、内固定子24.25間の電圧の位相差に起因する
ベクトル差分の電流は複数個の導体6・・・のそれぞれ
を抵抗材9を介して必然的に流れるという強1iIJ力
が生れる作用との相乗効果により、第10図に示す、す
べりとトルク特性のように効率の改善とそれぞれの変速
領域において大きなトルクを出すことができ、負荷を連
結した状態においてもそれぞれの速度領域ごとに起動を
容易とするもので、負荷の起動特性に順応して滑らかな
起動とすること、あるいは高出力で起動すること等任意
に使い分けができ、起動・停止を頻繁に反復する動力源
に最適に対応できる。
上記のように回転子7の変速は、第1固定子24を回動
することにより位相のずれを制御して回転子7の導体6
・・・に流れる電流を増減に変化さける制御のみで回転
子7の回転速度を任意に変速することができる。
なお、巻線22.23を直列に連結した第1固定子24
と第2固定子25のそれぞれから回転子7の導体6・・
・に流れる電流の大きさに対し、複数個の導体6・・・
間に抵抗材9・・・を介して短絡して流れる電流の比率
は、抵抗材9・・・の抵抗値rおよびすべりとは無関係
にPθ(P=極対数、θ=位相角)の値によって決定さ
れ、く上記比率は、Pθ=πが最大でPθ=0でぜOと
なる)Pθが一定であれば、一般の巻線形誘導電動機の
二次挿入抵抗を一定とした場合と同様のすべりとトルク
特性になり、Pθが小になると回転子7の導体6・・・
に流れる電流の比率が小となり、Pθを小さくすること
は一般の巻線形誘導電動機の二次挿入抵抗を小さくする
ことと同等の作用をすることとなる。そして再固定子2
4.25に定格電流を流した場合において、位相差θを
任意に変えてもすべり値の選定と抵抗材9の抵抗値の設
計次第により、最高速度の持つ定格電流と定格トルク特
性とを、それぞれの変速領域においてもほぼ同時に作用
させることができる。また、第1.第2固定子24.2
5の巻線22.23を直列に連結してあっても、仮に導
体6・・・間に抵抗材9を設けて短絡していない場合は
、固定子から回転子導体6・・・にはほとんど電圧が誘
起されない状態となり、再固定子24゜25の巻I!1
122,23それぞれを並列に電源に連結したものより
も効率、トルクは低下する現象となる。
上記に対し、第1固定子24と第2固定子25の巻線2
2.23のそれぞれを並列に商用3相電源に連結した場
合には、第1固定子24と第2固定子25の巻線22.
23に入力する電圧は等しく、再固定子24.25のそ
れぞれから回転子7の導体6・・・に誘起する電圧は同
等でその電圧の位相はPθだけ異なり、複数個の導体6
・・・間を抵抗材9・・・を介して流れる電流は、(1
/ 2) x (第1.第2固定子のそれぞれから回転
子導体に誘起した差電圧)÷(抵抗材9・・・の抵抗値
)にほぼ比例した電流となる。しかしながら、回転子7
の導体6・・・には抵抗材9・・・に流れる電流の他に
(第1.第2固定子の回転子導体に誘起する和電圧)÷
(回転子導体のインピーダンス)にほぼ比例した電流が
重畳して流れる。(上記和電圧は、Pθ=πがゼロで、
Pθ=0で最大となり、回転子導体のインピーダンスは
導体の抵抗と二次漏れリアクタンスのそれぞれよりなる
のですべりによって異なる)したがって、回転子7の導
体6・・・に流れる電流の大きざに対し、複数個の導体
6・・・間を抵抗材9・・・を介して流れる電流の比率
は、Pθが一定でもすべりおよび抵抗値によっても異な
り、Pθを一定とした場合のすべりとトルク特性は、一
般の巻線形誘導電動機の二次挿入抵抗を一定とした場合
の特性と、一般の誘導電動機の一次電圧を制御した場合
の特性とを混合した第11図に示す特性となる。この特
性は、第1.第2固定子24.25の巻線22.23を
直列に連結した場合の特性に対しである特定の負荷特性
の場合には速度制御の範囲が狭(なるものであるが、低
減トルク特性の負荷の場合には直列接続の場合とほぼ同
等の広範囲で使用できるものである。
上記回転子7の回転により、軸受盤15.16に穿設し
た通風口32から冷却用翼車19゜20により機枠14
内に外気を吸引し、冷却用翼車19.20により第1.
第2固定子24゜25、巻線22.23に通風して冷却
し、また通風胴12・・・を介し通気孔13・・・に流
通させる風により回転子コア2.3、導体6・・・、抵
抗材9・・・等を冷却してそれぞれの機能を安定的に作
用させる。また、第1.第2固定子24.25の回動は
小型モーター30をスイッチにより正・逆回転させて行
うが、小型モーター30に限定されるものではなく他の
正逆転モータでも、また気体、液体シリンダー等による
サーボ償構等任意の駆動装置を転用できるものである。
そして、固定子を回動する駆動装置の作動速度に関連し
て、固定子の回動を任意の回動速度にし、回転子7の回
転速度の変化速度を制御することができる。
第3図に示す駆動装置はパルスモータ−47とギヤー2
9に係合したウオームギヤ46とから成り、パルスモー
タ−47に制御装置42から送るパルス数とパルス間隔
で回動値と回動速度が制御できる。この実施例ではウオ
ームギヤ46が回動の固定の機能をも持つものである。
次に、第12図により第1固定子24および第2固定子
25のそれぞれに施した複数種の極数に形成する巻線の
結線について説明する。
第1固定子24に2重巻線48A、48Bを施し、また
第2固定子25にも2重巻線49A。
49Bを施し、巻線48A、49Aのそれぞれには4t
fA用と8極用の端子U2.V2.W2およびLJ4.
V4.VL4を設け、巻線48B、49Bのそれぞれに
は6極用と12極用の端子U+、V+、W+およびU3
.V3.W3とを設けである。第1固定子24の巻線4
8Aと第2固定子25の巻線49Aとを直列に連結し、
同様に両固定子24.25の巻線48Bと巻線49Bと
を直列に連結しである。さらに詳m説明すると、第1固
定子24の巻線48Aの端子Ua、V4.W4は極数切
換スイッチS2を介し、マタ巻線48B(7)端子U:
+ 、 V3 、 W3 Lt極数切換スイッチS3を
介しそれぞれ商用3相電源に連結し、巻線48Aの端子
U2.V2゜W2は極数切換スイッチS4を介し、また
巻線48Bの端子LI+、V+、W+は種数切換スイッ
チS1を介しそれぞれを商用3相電源に連結しである。
第1固定子24の巻線48Aの端子X2.Y2、Z2を
第2固定子25の巻線49Aの端子U2.V2.W2に
スイッチS8を介して連結し、第1固定子24の巻線4
8Bの端子X+。
Y+、Z+を第2固定子25の巻線49Bの端子U+、
V+、W+に連結し、第2固定子25の巻線49Aの端
子X2.Y2.Z2は種数切換スイッチSsを介し、ま
た巻線49Aの端子U4.V4.W4は極数変換スイッ
チSlを介し巻線48AのU2.W2.V2に連結する
とともに、S6を介して巻線48AのX2.Z2゜Y2
に連結しである。第2固定子25の巻線49Bの端子X
+、Y+、Z+は極致切換スイッチS +eを介して商
用3相電源に連結し、また巻線49Bの端子U3.V3
.W3は極数切換スイッチS9を介して巻線48BのL
I+、Wl。
Vlに連結するとともに、S5を介して巻線48AのS
l、Z+、Y+に連結しである。さらに、巻線49Aの
端子U2.V2.W2はS 17を介して巻線49Aの
X2.Y2.Z2に連結されるとともに814で短絡し
である。同様に巻線49Bの端子U1.V1.W+もS
 uを介して同巻線の端子X+、Y+、Z+に連結され
るとともにS13で短絡可能としである。また、回転磁
界正逆切換装置26を必要とする場合はSl、82,8
3.84部において3相電源の2相を入替えるスイッチ
を設けることで対処する。
上記構成における作用を説明する。
第1.第2固定子24.25のそれぞれに巻装した巻線
48A、49Aの極数は4極と8極であり、巻線48B
、498の極数は6極と12極であるから、それぞれの
極数における同期速度は取去のようになる。
極数と同期速度(rpm)の関係 上記極数と同期速度との関係から、今仮に60Hz地区
において回転子軸4に求められる回転速度が1l100
rp、である場合には、極致切換スイッチ83.85.
89,811.Sl3を投入し、その他のスイッチは開
放すると、商用3相電源から第1.第2固定子24.2
5の巻線48B。
49Bに通電され、両固定子24.25から回転子導体
6・・・に誘起する電圧により回転子軸4は6極の同期
速度の1200rpm、となるので、さらに1l100
rp、までの1100rp、分の回転速度を低下させる
ために、小型モーター30を作動して第1固定子24を
回動させ、両固定子24.25間に生じる位相のずれを
制御して所望回転速度に調整する。次いで回転子軸4に
求められる回転速度が4oorpm、である場合に、極
数切換スイッチ81.S7.Sl6を投入してその他の
スイッチを開放すると共に、12極の同期速度600r
pm、から400rpH,までの20Orpm、の小範
囲の速度制御を小型モーター30により第1固定子24
を回動させて調整する。
次に、回転子軸4に求められる回転速度が800rpn
+、である場合には、極数切換スイッチS4゜S8.S
TSを投入してその他のスイッチを開放すると、回転子
軸4は8wAの同期速度となるので、さらに小型モータ
ー30によって第1固定子24を回動して位相のずれを
II) 60し800rpm。
となるように調整する。
そして、回転子軸4に1600rpm、が求められると
きには、極致切換スイッチ32,86.81゜812、
S14を投入し他のスイッチを開放すると、回転子軸4
は4極の同期速度となるので、小型モーター30により
第1固定子24を回動してt600rpm、となるよう
に位相のずれを制御する。
上記実施例における回転数の制御は、極数切換スイッチ
81〜S +sを適宜操作することにより、所望回転速
度近辺に大幅な変速を即時に行うこと共に、第1固定子
24の回1.71 ffiを小さくできて迅速な速度制
御を無段階的に実施でき、速度制御範囲を広範囲にする
ことに併せ、それぞれの同期速度近辺で作用することが
できるので効率がよく、第13図に示した4穫と8極の
ときのずべりとトルクの関係からもそのことが理解でき
る。
そして、定常運転となった電動機を制動停止する場合を
第13図のすべりとトルクのグラフを参照して4極と8
極を例に説明する。
所望回転速度S+、反抗トルクT1で運転している時の
複数の固定子に関連した電圧の位相差はθ=300であ
る。これを位相差を変更せずに極数切換装置により、8
極に切換えるとトルクT2に近似の制動トルクを生じる
と共に回転子7の回転速度が81から8極の同期速度で
ある。S′−〇に低下する間は回生制動であり、電力を
回収する。8極の同期速度に至ると電源を開放して停止
に至らしめるか、または、8極の結線のまま回転磁界正
逆切換装置26により強制的に逆回転磁界を生ぜしめ、
制動停止することができる。この時の制動トルクは固定
子間の位相差により任意に制御できるが位相差を900
に設定すればT3という大きな制動トルクを作用さるこ
とができる。また、回転磁界正逆切換装置による制動の
場合は、速度検出器56の検出値により制御装置を介し
て電源供給を開放する方法を用いる。勿論前記実施例で
説明した両固定子24.25それぞれに巻装した巻線を
直列に連結した作用との相乗効果により、広範囲な制御
l領域において効率を改善すると共に大きなトルクを出
すことができ、起動・停止・変速制御を頻繁に、かつ広
範囲に必要とする動力源に用いて顕著な効果を奏する。
なお、上記に説明した実施例の他に、両固定子24.2
5に巻装する巻線の極数は速度制御領域に合せ、任意の
極数を選定して採用できるものであり、例えば、固定子
を4個設けてそれぞれに複数種の巻線を施し、極数切換
スイッチと電圧移相装置により回転速度に求められる極
数に通電すると共に位相のずれを制御すればさらに広範
囲な回転速度の制御ができる。なお、極数変換により段
階的な速度制御が行えるので小範囲の変速調節として電
圧移相装置となす第1固定子24の回動量は小さくてよ
い。
次に、第14図により極数切換装置を有する電圧移相装
置の別実施例として、固定子に巻装した巻線に位相切換
スイッチと極数切換スイッチとを連結して極数切換を有
する電圧移相装置とした構成につき説明する。
第1.第2固定子24.25のそれぞれに施した巻線2
2.23それぞれに2つの極数に変換する端子を設けて
あり、第1.第2固定子24.25の巻線22.23の
それぞれには、端子U+、V+、W+およびU2.V2
.W2をaけ、巻線23の端子U2.V2.W2の端子
は極数切換スイッチS 17を介し、また、端子U+、
V+、W+は極数切換スイッチ820を介してそれぞれ
商用3相N源に連結し、巻線23の端子U1とX+、端
子V1とYl、@子W1と71を極数切換スイッチS 
+aを介してそれぞれを短絡連結し、巻線22と巻線2
3とを直列に連結する連結行程路50と商用3相電源と
の連結行程路51とに電圧移相装置52となす位相切換
装置を複数個介設しである。
即ち、極数切換スイッチS17に連結した巻線23の端
子X+、Y+、Z1を巻線22の端子U+、V+、W+
に位相切換スイッチS31を介して連結し、以下同様に
巻線23の端子X+。
Y+、Z+をスイッチS3を介して巻線22の端子Y+
、Z+、X+に、スイッチ5311を介して巻線22の
端子W+、LJ+、V+に、スイッチ820を介して巻
線22の端子X1.Y+、Zlに連結しである。巻Fj
22の端子U1とX+。
端子v1とY+、端子W+とZlを極数切換スイッチS
 19を介して短絡連結し、その各端子の回路は位相切
換S21.83を介して短絡可能としである。
さらに、巻$5122と巻線23との直列連結行程路5
0と巻線22の各端子と商用3相電源との連結行程路5
1には位相切換スイッチS22゜323.824,82
7.S29.S32,833のそれぞれを介設してあり
、それぞれのスイッチと巻線22の各端子との連結の詳
細は後述する作用の説明に併せて行うものとし、この実
施例においては、電圧移相装置となす第1固定子24を
回1動させることなく、第1.第2固定子24,25の
双方を機枠14に固着し、極数切換スイッチ317〜8
20を設けると共に、位相切換スイッチ821〜833
により電圧移相装置52に形成した点のみ第1図〜第3
図に示すものと異なり、その他の構成については同一で
あるのでその詳細説明を省略する。
以下に上記実施例における作用を説明する。
先ず、最高速度において運転するときは、極数切換スイ
ッチS17.81B、S19と、位相切換スイッチ82
2.Ssのそれぞれを投入しその他のスイッチを開放に
すると、巻線22.23の結線は同相に直列に連結され
て一般の誘導電動機と同一のトルク特性となる。次いで
、極数切換スイッチ817.818.819を投入のま
まの状態において、位相切換スイッチS21.827を
投入して他のスイッチを開放にすると、巻線23に入力
する電圧の位相に対して巻線22に入力する電圧の位相
は60°ずれたものとなり、それぞれの巻線22.23
の位相が同相のときよりも位相のずれ60°に応じて回
転子7の回転速度が低下する。
次いで、極数切換スイッチSη、 S1a、 81gを
投入のままの状態において、位相切換スイッチ823.
825を投入すると巻線23に入力する電圧の位相に対
して、巻線22に入力する電圧の位相は120°ずれた
ものとなり、位相のずれが60°のときよりもさらに低
速度回転となる。
この状態よりもさらに低速度回転とするには、極数切換
スイッチSy、818.819を投入のままとし、位相
切換スイッチ821,828を投入し他のスイッチの全
てを開放すると、巻線23に入力する電圧の位相と巻線
22に入力する電圧の位相は180°ずれ、同一極数に
おいては最低速回転とすることがきるが、この場合、ト
ルクが低下するので、巻線22.23に施した前記極数
よりも多極数とした別の極数に切換えて回転速度を制御
するのが効率的であり、以下にその操作につき説明する
先ず、巻線23側の極数切換スイッチS2[+を投入し
、また位相切換スイッチS24.831を投入して他を
開放すると、巻線22と巻線23とは連結行程路50に
介設した位相切換スイッチS31を介して通電し、その
電流は位相切換スイッチS 24を介して商用3相電源
に流れ、巻線22.23のそれぞれに入力する電圧の位
相は同相となり、この極数における最高回転速度となる
。次いで、極致切換スイッチS2[lを投入のままとし
て位相切換スイッチ328,832を投入しその他のス
イッチを開放すると、巻線22.23のそれぞれに入力
する電圧の位相は60°ずれたものとなり、それぞれの
位相が同相のときよりも低回転速度となる。
次いで、極数切換スイッチS?I]を投入のままとして
位相切換スイッチS29,53ffを投入し他のスイッ
チを開放すると、巻線22.23それぞれの位相は12
0°ずれて、位相のずれが60゜のときよりもさらに低
回転速度となる。さらに最低回転速度とするときには、
極数切換スイッチS20を投入のままとし、位相切換ス
イッチS、、333を投入し他のスイッチを開放すると
、−巻線22.23のそれぞれに入力の電圧の位相は1
80°ずれ、位相のずれに応じた回転速度となる。
上記したように電圧移相装置52となす位相切換スイッ
チS 21〜833と極数切換スイッチ817〜820
とを適宜操作することにより、効率のよい回転数制御を
行うことができる。
このようにして、電圧移相装置52を用いて単一または
複数の極数巻線を施した複数個の固定子間に入力する電
圧の位相を制御することができる。電圧移相装置52を
位相切換スイッチとしたこの実施例における特徴は、無
段階的に回転速度の制御ができないが、極数と位相の切
換により多段階的に迅速に回転速度を変えることができ
る点にある。なお、この実施例に加えて固定子を回動さ
せて補助的に位相を制御すれば無段階的に変速すること
ができる。
次に、第15図に示すブロック図により、複数固定子誘
導電動機1の起動・運転自動制御の一実施例を説明する
入出力回路58.制御回路59.演算回路60、記憶回
路61等からなる制御装置42の入力側に、始動時位相
差設定ツマミ54A、制動時位相差設定ツマミ54Bお
よび運転時位相差設定ツマミ55から成る電圧位相差設
定器53゜回転子軸4に装着した速度表示器57を備え
たタコゼネレーター等の速度検出器56、第1固定子2
4の回動位置を検出する回動位置検出器40と、機枠1
4内の適所に装着した温度検出器62と、回動速度設定
器63とデイスプレィを備えたキーボード64とを連結
し、制御装置42の出力側に回転磁界正逆切換装置26
.小型モーター30.導体6.抵抗材9等を冷却放熱す
る排風′R36のモーター37およびソレノイド43を
連結してあり、電圧位相差設定器53、回動速度設定器
63またはキーボード64から制御装置42の記憶回路
61には以下のような制御値が入力される。即ち、始動
時位相差値、制動時位相差値、運転時位相差値9回動速
度設定値、そして、位相角0°〜180°に対応する第
1固定子24の回動角(電気角で0°〜180’ )を
検出する回動位置検出器62の検出値と、温度検出器6
0の検出する温度に対してモーター37を増減に制御す
る基準温度設定値等を入力しである。
運転開始に際して、キーボード64から運転準備のキー
を入力すると、第1固定子24の現在の回動位置を回動
位置検出器40が検出すると共に、電圧位相差設定器5
3の始動時位相差設定ツマミ54Aにより設定された、
回転子軸4に連結した負荷の起動特性に適合する任意の
始動時位相差値を制御装@42の記憶回路61から出力
する信号を受けてソレノイド43を作動して第1固定子
24に嵌着したギヤー29のロックを解除し、小型モー
ター30を作動させて第1固定子24を回動させ、所望
の始動時回動位置に至ると小型モーター30は自動停止
する。そして複数固定子誘導電動Ia1が回転開始する
。回転を開始して任意時間経過後又は、回転子7の回転
数が設定回転数に達した後、運転時位相差設定ツマミ5
5により設定された7転時位相差値に移相する信号が送
られ、小型モーター30が回動開始する。
複数固定子誘導電動機1の速度変化の加速度は小型モー
ター30の回動速度に関連するが、複数固定子誘導電動
機1に連絡される負荷の種類によりあらかじめ回動速度
が設定されているので、小型モーター30の回動速度が
制御されると、複数固定子誘導電動機1の変速速度が任
意に調整されるものである。
そして、定常運転となった電動機を制動停止するには、
制動時位相差設定ツマミ54Bの設定位相差に従うが、
極数切換装置を多極散開に切換えて、多極数の同期速度
まで回転数が低下する間は電力を回収し、速度検出器5
6の同期速度検出後は電源を切るか、又は回転磁界正逆
切換装置26を作用させて迅速に停止させる。
なお、始動時位相差設定器54Aと制動時位相差設定器
54Bだけを有し、運転は回転子の回転数で制御するこ
とや、位相差なしで運転することなど随意である。また
、本発明の複数固定子誘導電動機1に従来公知のスター
デルタ−起動装置を組合せることも可能であり、電動機
の始動・運転の速度範囲を拡大するとともに制動トルク
を作用させて迅速な停止を可能とし、高効率域での使用
が可能となる。
本発明においては複数個の固定子のそれぞれに複数種の
極数に切換可能な巻線を施すがこれには単一巻線の結線
切換によって複数種の極数に切換える場合もあれば、あ
らかじめそれぞれ独立した多重巻線を施しておいて巻線
を切換えることにより複数種の極数に切換える場合もあ
る。
また、回転子コア間は磁性体で構成する場合もあれば非
磁性体あるいは空間で構成する場合もあり、抵抗材は任
意の電圧が加わると通電する連結材、たとえばダイオー
ドのようなものであってもよい。
また複数個の固定子に巻装された巻線は相互に直列に接
続される場合もあれば並列に接続される場合もあり、制
動作用をより多様化することもある。
よだ、電圧移相装置を固定子の回動によって形成する場
合には電気角で0°から180°の位相差の範囲内で任
意の位相差に設定、保持可能に構成することがあること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
上記に説明した如く、本発明によれば、複数個の固定子
のうち電圧位相装置を形成した任意の固定子と他の固定
子のそれぞれに対応する導体部分に誘起する電圧に位相
差を生じさせるようにし、複数個の回転子コア間で複数
の導体を抵抗材で連結すると共に複数個の固定子に複数
種の極数に切換可能な巻線を施し該巻線に極数切換装置
を連結したので、回転子の起動・運転トルクを任意制御
することができることに加え、運転から停止への移行時
に極数切換装置によって多種数側に切換え、同期速度を
低くすれば発電作用が生起して制動力がかかり、同期速
度まで回転数が低下するまでは電力の回収ができると共
に、各導体に誘起する電性位相差を設けられるので、い
わゆる比例推移の原理で、少ない電流で任意の強力な制
動トルクを作用させることができるなどの顕著な効果を
秦するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図は、本発明の実施例図であり、第1図
は複数固定子誘導電動機の側断面図、第2図は固定子の
回動機構と回動位置検出機構を示す側断面図、第3図は
回動機構にパルスモータ−を用い回動位置検出を記憶演
算回路で行う実施例図、第4図、第5図は両固定子に巻
装した単一極数の巻線の結線図、第6図は回転子巻線の
結線側図、第7図は回転子のすべりと有効電力の関係を
示す図、第8図は回転子の電気的等価回路図、第9図は
固定子側からみた電気的等価回路図、第10図は固定子
巻線を直列に連結した場合の速度とトルクの関係を示す
図、第11図は固定子巻線を並列に電源に接続した場合
の速度とトルクの関係を示す図、第12図は固定子に複
数種の巻線を施し極数を切換える場合の結線図、第13
図は4極と8極におけるすべりとトルク特性を示すグラ
フ、第14図は電圧移相装置を位相切換スイッチで構成
した結線図、第15図は自動制御の構成を示すブロック
図である。 1・・・複数固定子誘導電動機、2.3・・・回転子コ
ア、4・・・回転子軸、5・・・非磁性体コア、6・・
・導体、6A、6B・・・回転子巻線、7・・・回転子
、8・・・短絡環、9・・・抵抗材、10.11・・・
側部、12・・・通J!IN4.13・・・通気口、1
4・・・機枠、15.16・・・軸受盤、17・・・連
結棒、18・・・ナツト、19.20・・・冷却用翼車
、21・・・軸受、22.23・・・巻線、24・・・
第1固定子、25・・・第2固定子、26・・・回転磁
界正逆切換装置、27・・・すべり軸受、28・・・固
定環、29・・・ギヤー、30・・・小型モーター、3
1・・・駆動用歯車、32・・・通風口、33・・・通
気口、34・・・送風口、35・・・排風口、36・・
・排風機、37川モーター、38・・・空間部、39・
・・磁気体、40.40a 、4Ob 、40c 、4
0d・・・回動位置検出器、41・・・回動位置表示器
、42・・・制御装置、43・・・ソレノイド、44・
・・軸受、45・・・回動軸、46・・・ウオームギヤ
ー、47・・・パルスモータ−148A、48B・・・
巻線、49A、49B・・・巻線、50・・・連結行程
路、51・・・連結行程路、52・・・電圧移相装置、
53・・・電圧位相差設定器、54A・・・始動時位相
差設定ツマミ、54B・・・制動時位相差設定ツマミ、
55・・・運転時位相差設定ツマミ、56・・・速度検
出器、57・・・速度表示器、58・・・入出力回路、
59・・・制御回路、60・・・演算回路、61・・・
記憶回路、62・・・温度検出器、63・・・回動速度
設定器、64・・・キーボード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 同一回転軸に任意間隔を設けて軸着した複数個の回転子
    コアのそれぞれに装設した複数個の導体のそれぞれを回
    転子コア間を渡って連結して一体的な回転子に形成し、
    前記複数個の回転子コア間において前記複数個の導体を
    抵抗材によつて連結し、前記複数個の回転子コアのそれ
    ぞれに対峙して複数個の固定子を機枠に並設し、前記複
    数個の固定子のそれぞれには複数種の極数に切換可能な
    巻線を施し、前記巻線に極数切換装置を連結すると共に
    、前記複数個の固定子のうち少なくとも1個の固定子に
    関連して任意の位相差に設定保持可能な電圧移相装置を
    付設したことを特徴とする複数固定子誘導電動機の制動
    装置。
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