JPH01152145A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH01152145A
JPH01152145A JP30940487A JP30940487A JPH01152145A JP H01152145 A JPH01152145 A JP H01152145A JP 30940487 A JP30940487 A JP 30940487A JP 30940487 A JP30940487 A JP 30940487A JP H01152145 A JPH01152145 A JP H01152145A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロール状に巻かれた印画紙や写真フィルム等
の感光性帯材を太陽光下又は室内照明下で装填できるよ
うにした遮光容器等に用いる樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
感光性帯材の遮光容器は種々の形態のものが開示されて
いる。例えば、実開昭55−88980号公報、実開昭
55−113543号公報、実開昭61−49353号
公報、実開昭61−67128号公報、実公昭56−1
6608号公報、実公昭61−2998号公報、特開昭
55−124140号公報、特開昭57−128333
号公報、特開昭57−172344号公報、特開昭60
−156058号公報、特開昭60−211453号公
報、特開昭61−203453号公報、特開昭61−2
19040号公報、特開昭61−255339号公報、
特開昭61−255340号公報、特開昭62−172
344号公報、特公昭59−36736号公報、米国特
許第4.148,395号明細書、米国特許第4,17
9゜028号明細書、米国特許第4.272.035号
明細書等である。
実開昭61−67128号公報には第1図に示すような
感光性帯材容器が開示されている。すなわち、4角形の
管状体部材1と端キャップ2を有し、該管状体部材1は
、その両端が開放されており、1つの角に隣接して1つ
のスロット3を有し、このスロット3は管状体部材1の
全軸方向に伸び、感光性帯材4が通るための狭い出口と
なっている。スロット3は容器内の感光性帯材4を遮光
状態に保つ構造となっている。そして、管状体部材1の
開口を各々閉鎖するため端キャップ2が取着される。
上記感光性帯材容器と略同じ構成のものとしては、実開
昭55−88980号公報、実開昭55−113543
号公報、実開昭61−49353号公報、特開昭55−
124140号公報、特開昭57−128333号公報
、特開昭60−211453号公報、特公昭59−36
736号公報等がある。
また、他の端キャップの例としては、第2図に示すもの
があった。この端キャップ2は、外フランジ7と内フラ
ンジ8の2重構造に形成されるとともに、内フランジ8
内に補強用のリブ9が形成されている。
さらに、他の端キャップの例としては、特開昭55−1
24140号公報で開示された、第3図及び第4図に示
すものがあった。
従来、以上のような端キャップは、ポリプロピレン樹脂
、ポリエチレン樹脂等のポリオレフィン樹脂、ポリスチ
レン樹脂、ABS樹脂等が用いられていた。特に、外観
や寸法精度や物理強度確保のため、耐衝撃性ポリスチレ
ン樹脂が多く用いられていた。
〔発明が解決しようとする問題点] 上述した従来用いられていた耐衝撃性ポリスチレン樹脂
やABS樹脂は、非常に高価で遮光容器を安価に提供で
きなかった。
また、ポリプロピレン樹脂は、落下強度が小さく(特に
低温下では小さい)、成形時の成形収縮率が大きいので
ひけマークの発生が大きく、外観を悪化させるとともに
寸法精度が悪かった。
特に、第2図に示すようなフランジ部を有する端キャッ
プにあっては、管状体部分1との組み立て時に遮光性を
確保するため充分な高さを必要とするので、内反りが生
じやすかった。
このような内反りを生じたフランジ部7.8を有する端
キャップ2を用いて、暗室内で管状体部分1に感光性帯
材4を収納し、管状体部分1の両端開口部に端キャップ
2を嵌合して感光性帯材容器となす際に、寸法精度や組
み立て作業上の障害が発生する。従って、作業能率が悪
く、ともすると組付けの不完全な中間製品も多発してし
まうという問題があった。
そこで、端キヤツプ成形時の成形条件を変えることによ
りフランジ部の内反りを修正しているが、充分な効果を
得るには至らず、さらに成形サイクルが長くなることに
よるコスト高という問題もあった。
ポリエチレン樹脂の場合は剛性が不足し、かつポリプロ
ピレン樹脂と同様に結晶化樹脂のため成形収縮率が大き
く寸法精度が悪く、ひけマークや反りが発生する問題が
あった。
本発明は、以上の問題点を解決し、物理強度が太き(、
かつ成形収縮率が小さ(、ひけマーク、反りの発生が少
ない、耐摩耗性の優れた、樹脂注入口跡やショートショ
ット等の成形故障の少ない安価な樹脂組成物を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、メルトインデック
スがlθ〜60g/10分、曲げ弾性率が8000kg
/cm”以上、アイゾツト衝撃強度゛が2.0kg−c
m/cm”以上のポリプロピレン樹脂を70〜30重量
%と、メルトインデックスが3〜50g/10分、密度
が0.910〜0.935g/cJ、オルゼン剛性が1
500kg/cTA以上の直鎖状低密度ポリエチレン樹
脂を30〜70重量%と、滑剤を0.01重量%以上と
、酸化防止剤を0.01重量%以上と、遮光性物質を0
.01重量%以上とを含むことを特徴として樹脂組成物
が構成されている。
本発明に用いるポリプロピレン樹脂のメルトインデック
ス(以後Mlと表示、JIS K−7210)が10〜
60g/10分、好ましくは20〜50g/10分、特
に好ましくは30〜40g/10分である。10g/1
0分未満では、樹脂流動性が悪くウェルドライン発生が
強く、落下強度や圧縮強度が低下し、ひけマークの発生
が大きく外観が悪く、写真感光材料用に用いた場合は端
キャップの内反り等により光りかぶりが発生する。また
、射出成形性が悪く成形サイクルが長くなる。さらに、
樹脂温度を高くしてもショートショットが発生し易く、
ひけマークが大きく、冷却時間が長(なり実用化できな
い。また、60g/10分を越えると、物理強度が低下
し、表面硬度が小さくなり、剛性が小さく実用化できな
い。さらに、パリや糸引きが発生しやすい。
曲げ弾性率(JIS K−7112)は、8000Kg
/cm”以上、好ましくは9000Kg/cff1以上
、特に好ましくは10000Kg/c+n”以上である
。8000Kg/cm2未満では、さらに柔軟でアイゾ
ツト衝撃強度向上のためにブレンドするL−LDPE樹
脂との混合樹脂では圧縮強度が不足し実用化できない。
アイゾツト衝撃強度(JIS K−7110,23°C
)は2.0眩・cWA/cI11!以上、好ましくは3
.0kg−cm/cm”以上、特に好ましくは4.0k
g−cm/cm”以上である。2.0廟・cm/cm2
未満ではアイゾツト衝撃強度向上のためのL−LDPE
樹脂量を多くしなければならず、ゲート残りや糸引き発
生が多くなり、樹脂流動性が低下するためウェルドライ
ンの発生が強くなり実用化できない。
耐摩耗性向上や傷発生防止のため、ロックウェル硬度(
JIS K−7202)を好ましくは?OR以上、特に
好ましくは80R以上、最も好ましくは90R以上にす
る。?OR未満では射出成形時や成形品の運搬中に傷や
摩耗屑が発生しやすい。特に問題なのは現像処理機中等
で使用中に摩耗屑や擦り傷等が発生し帯状体に樹脂粉が
付着する故障が発生する。
特に、カラー印画紙やマイクロフィルムやC0Mフィル
ムや電算写植フィルムや電算写植印画紙等では樹脂粉が
付着すると商品価値がなくなり重大な故障となり実用化
できない。
以上のような特性を有するポリプロピレン樹脂であれば
、ホモポリプロピレン樹脂でもプロピレンと炭素数が2
〜8個のα−オレフィンとの共重合体樹脂、例えばプロ
ピレン・エチレンランダム共重合体樹脂やプロピレン・
エチレンブロック共重合体樹脂等であってもよい。白化
防止等の点で好ましくはプロピレンが99.5〜90重
量%とエチレンカニ0〜0.5重f%のプロピレン・エ
チレンランダム共重合体樹脂、特に好ましくはプロピレ
ンが99〜93重量%とエチレンが7〜1重量%のプロ
ピレン・エチレンランダム共重合体樹脂である。
いずれのタイプのポリプロピレン樹脂を用いる場合でも
、G P C(Gel Permeation chr
omatograph)で測定した平均分子量(nw重
量平均分子量ZMn数平均分子量)は、寸法精度向上、
ひけマーク防止、剛性アップ、強度確保や射出成形適性
等のバランスの点から好ましくは1.5〜8、特に好ま
しくは2〜6、最も好ましくは2.5〜5である。
平均分子量が1.5未満では、特性は優れているが樹脂
重合性が悪く、高価になるだけでなく射出成形適性も劣
る。
このポリプロピレン樹脂には各種の無機及び/又は有機
造核剤を含むことが剛性、耐摩耗性、射出成形適性等が
向上するので好ましい。特に有機造核剤を含むことが好
ましい。
このポリプロピレン樹脂の重合方法は特に限定されない
が、安価で平均分子量分布が小さい(分子量分布が狭く
、寸法精度がよくひけマークが小さい)点で気相重合法
が好ましい。使用触媒としては立体規則性触媒を用いた
ポリプロピレン樹脂が、本発明に必要な特性を確保する
点で好ましい。
このようなポリプロピレン樹脂が30〜70重量%含ま
れている。
上述したポリプロピレン樹脂とブレンドしてアイシト衝
撃強度を大幅に向上し、寸法精度とひけマークを大幅に
改良するために本発明に必須のし−LDPE樹脂はM 
I (JIS K−6760)が3〜50g/10分、
好ましくは5〜30g/10分、特に好ましくは7〜2
0g/10分である。MIが3 g/10分未満では樹
脂の流動性が悪くウェルドラインが発生したりショート
ショットが発生しやすく実用化困難である。
また、50g/10分を越えると、落下強度があまり向
上できず、剛性が小さく又糸引きやゲート残りの発生が
多く、耐摩耗性も悪く、E S CR(JIS K−6
760)が悪く実用化困難である。
密度(JIS K−6760) ハ、0.910〜0.
935g/aa、好マしくは0.915〜0.930g
/c本特に好ましくは0.917〜0.928g/ci
ffである。0.910g/al1未満では剛性が不足
し、重合適性がわるいため高価であり、耐摩耗性が劣り
実用化できない。0.935g/aaを越えると落下強
度が劣り実用化できない。
オルゼン剛性(JIS K−7106)は1500 k
g /ct@”以上、好ましくは1800kg/cff
l、特に好ましくは2100kg/c1a以上である。
1500kg/cm”未満では圧縮強度が不足し帯状体
の巻長が長く重量が大きくなるとコア保持部が変形し実
用化できない。
また、ショア硬度(JIS K7215)は40D以上
が好ましく、特に好ましくは45D以上、最も好ましく
は50D以上である。40D未満ではポリプロピレン樹
脂のロックウェル硬度が70R未満の場合と同様の結果
となり実用化できない。
平均分子量については、前記ポリプロピレン樹脂と全く
同じことがいえる。
L−LDPE樹脂は第3のポリエチレン樹脂と称され、
中低圧法、高圧法両ポリエチレン樹脂の利点を併せもつ
省エネルギー、省資源という時代の要請に合致する低コ
スト、高強度の樹脂である。
この樹脂はほとんどが低圧法でエチレンと炭素数が3〜
13個、好ましくは4〜8個のα−オレフィンを共重合
させたコポリマーでエチレン含有量が85〜99.5モ
ル%の線状の直鎖に短分岐をもった構造の低中密度のポ
リエチレン系樹脂である。最近開発された高圧改良法L
−LDPE樹脂も有効である。
α−オレフィンとしてはブテン−1、オクテン−11ヘ
キセン−1,4−メチルペンテン−1、ヘプテン−1、
などが使用され、その量はポリマーの0.5〜15モル
%程度である。密度は一般に低中圧法ポリエチレン程度
とされているが市販品では0.87〜0.95g/cn
の範囲内にあるものが多い。
L−LDPE樹脂の具体例を商品名で示せば、Gレジン
(UCC社)、ダウレックス(ダウケミカル社)、スフ
レア−(デュポンカナダ社)、マーレックス(フィリッ
プス社)、ネオゼックスとウルトゼックス(三井石油化
学)、目方すニレックス(日本石油化学)、スタミレッ
クス(DSM社)、などが挙げられる。
これらのL−LDPE樹脂の中で物理強度等の点から特
に好ましいのは、エチレン含有量が90〜99.5モル
%、α−オレフィン含有量が0.5〜10モル%、メル
トインデックス(以後Mlと表示)が3〜50g/10
分(JISK6760)、密度が0.910〜0.93
5g/c1. (JISK 6760)、そしてα−オ
レフィンの炭素数が6〜8個の液相法又は気相法プロセ
スで得られたものである。
特に好ましい代表的な例を商品名であげると、エチレン
にα−オレフィン側鎖として炭素数6個の4−メチルペ
ンテン−1を共重合した三井石油化学■のウルトゼック
ス及びα−オレフィン側鎖として炭素数8個のオクテン
−1を共重合したDSM社のスタミレックスとダウケミ
カル社のダウレックス等がある(以上3社共液相法プロ
セスで得られたL−LDPE樹脂である。)。
滑剤は、射出成形性、離型性向上、流動性改良等のため
のものである。この滑剤の含有量は0.01重量%以上
、好ましくは0.03〜2.0重量%、特に好ましくは
0.05〜0.5重量%である。0.01重量%未満で
は金型からのコアの離型性が悪く、静電気が発生し易く
表面に傷がつきやすく実用化困難である。但し、あまり
多すぎるとスクリュとのスリップのため射出量が変動し
たり可塑化能力が不足し実用化できない。又ブリードア
ウト量が多(なり、感光材料等に付着すると現像障害が
生じる。
代表的滑剤とその製造メーカー塩を以下に記載するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
(1)シリコーン系滑剤;各種グレードのジメチルポリ
シロキサン及びこの化合物(信越シ リコーン、東しシリコーン)等 (2)オレイン酸アミド滑剤ニア−モスリップCP(ラ
イオン・アクゾ)、ニュートロン (日本晴化)、ニュートロンE−18 (日本晴化)、アマイド0(日東化学)、アルフローE
−10(日本油脂)、 ダイヤミツド0−200(日本化成)、ダイヤミツドG
−200(日本化成)等(3)エルカ酸アミド系滑剤;
アルフローP−10(日本油脂)、ニュートロンS(日
本晴化)等 (4)ステアリン酸アミド系滑剤;アルフローS−10
(日本油脂)、ニュートロン2(日本 晴化)、ダイヤミツド200ビス(日本化成)等 (5)ビス脂肪酸アミド系滑剤;ビスアマイド(日本化
成)、ダイヤミツド200ビス(日本化成)、アーモワ
ックスEBS (ライオン・アクゾ)等 (6)アルキルアミン系滑剤;エレクトロストリッパー
TS−2(花王石鹸)等がある。
写真感光材料の包装に用いた場合これらに悪影響を与え
ないこれらの滑剤の添加量は0.01〜2.0重量%で
あり、単独添加だけでなく、2種類併用してもよい。本
発明に好ましい脂肪酸アミド系滑剤の炭素数は8〜50
ケ、特に好ましいのは15〜35ケである。
酸化防止剤は、樹脂の焼けや着色防止のためのものであ
る。この酸化防止剤の含有量は0.01重量%以上、好
ましくは0.03〜1.0重量%、特に好ましくは0.
05〜0.5重量%である。0.01重量%未満では樹
脂焼けが発生し長時間連続射出成形ができず実用化困難
である。但し余り多くすると帯状写真感光材料用の場合
はかぶりや感度変動等の品質故障が発生する。
代表的酸化防止剤としては以下に示すものがあるが本発
明はこれらに限定されない。
フェノール系 n−オクタデシル−3(3°、5″−ジ−t−ブチル4
′ヒドロキシフエニル)プロピネート、2.6ジーt−
ブチル4−メチルフェノール、2.6ジーt−ブチル−
p−クレゾール、2.2゛−メチレンビス(4−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、 4.4”−チオビス(3−メチル6−t−ブチルフェノ
ール、 4.4゛−ブチリデンビス(3−メチル−6−を−ブチ
ルフェノール)、 ステアリル−β(3,5−ジー4−ブチル4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート、 1.1.3−トリス((2−メチル−4−ヒドロキシ−
5−t−ブチルフェニル)ブタン、1.3.5− )リ
スチル−2,4,6−)リス(3,5−シーt−7’チ
ル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート、テトラキス〔メチ
レン−3(3’、5’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネートコメタン等 硫黄系 ジラウリル−3,3゛−チオジプロピオネート、シミリ
スチル−3,3′−チオジプロピオネート、ラウリルス
テアリルチオジプロピオネート、ジステアリル−3゛−
チオジプロピオネート、ジトリデシル−3,3”−チオ
ジプロピオネート等燐系 トリノニルフェニルフォスファイト、 トリフェニルフォスファイト等 特に2.6−シーtブチル−p−クレゾール(BHT)
や低揮発性の高分子量フェノール型酸化防止剤(商品名
1reganox 1010+ lriganox 3
30+ To−pano ICA等)やジラウリルチオ
ジプロピオネートやジステアリルチオジプロピオネート
やシアルキスフォスフェート等の1つ以上、特に2つ以
上を併用するのが効果的である。
好ましいのはフェノール系酸化防止剤であり、市販品と
してはチバガイギー社のイルガノックス各種と住友化学
■のSumilizer BHT、 Sumilize
rBP−76+ Sumilizer WX−R+ S
umilizer BP−101等がある。
また、カーボンブラック等と併用すると酸化防止作用が
相乗的に効果を全厚する。
遮光性物質は、遮光性を確保するためのものである。こ
の遮光性物質の含有量は0.01重量%以上、好ましく
は0.03〜30重量%、特に好ましくは0.05〜6
.0重量%である。0.01重量%未満では物理強度向
上効果が小さく遮光性が確保できない。なお、カーボン
ブラックを用いた場合は含有量が20重重景を越えると
物理強度確保や写真性能確保が困難である。
遮光性物質は各層に混練又は分散可能であって、可視光
線及び紫外線等を透過されないものをいう。
本発明に使用可能な遮光性物質としては、各種カーボン
ブラック、グラファイト、酸化鉄、亜鉛華、酸化チタン
、クレー、アルミ粉末、アルミニウムペースト、炭酸カ
ルシウム、マイカ、硫酸バリウム、タルク、カドミウム
系顔料、弁柄、コバルトブルーく銅フタロシアニン系顔
料、モノアゾ又はポリアゾ系顔料、アニリンブラック等
の有機系顔料や無機系顔料等が挙げられる。
2種以上の遮光性物質を必要特性に従ってミックスする
ことも好ましい。この場合でも平均粒子径が200mμ
以下のカーボンブラックを包装材料の単位面積(mり当
す0.58/m”〜50g/m”含ムコトカ感光物質用
包装材料として好ましい。一方、これらのカーボンブラ
ックの中ではpH5〜9、平均粒子径10〜120 m
μのものが好ましく、特にpH6〜9、平均粒子径が5
0mμ以下のファーネスカーボンブラックが好ましい。
このようなpH及び粒子径のものを使用することによっ
て、カブリの発生が少なく、感光度の増減の発生が少な
く、遮光能力が大きく、カーボンブラックの塊(プッ)
やフィッシュアイ等が発生しにくい物理強度向上や外観
向上等の散散の利点を有する包装材料を得ることができ
る。
遮光性物質を配合する形態は上記のように種々あるが、
マスターバッチ法がコストダウン、作業場の汚染防止等
の点で好ましい。
カーボンブラックの次に遮光性物質として好ましい金属
粉末について説明する。この金属粉末は、光反射性遮光
性物質で銀色の商品価値の高い外観を与え、且つ防湿性
、遮光性、帯電防止性、太陽光下での防熱性、ガスバリ
ヤ性等多くの点ですぐれている。
金属粉末としてはアルミニウム粉末又はアルミニウムペ
ーストより低揮発物質を除去した物質を熱可塑性樹脂に
混練したものが特に好ましい。
ここにアルミニウムペーストとは、ボールミル法、スタ
ンプミル法、又はアトマイズ法等の公知の方法でアルミ
ニウム粉末を作るときに、ミネラルスピリット等の粉砕
媒体と少量のステアリン酸又はオレイン酸等の粉砕助剤
として高級脂肪酸や脂肪酸アミドや脂肪酸金属塩等の存
在のもとにペースト状に作ったものである。本発明では
このアルミニウムペーストとポリオレフィン熱可塑性樹
脂(各種ポリプロピレン樹脂、各種ポリエチレン樹脂、
EVE樹脂、EEA樹脂、EEA樹脂等)を加熱混練し
、低揮発物質(主として悪臭が強いミネラルスピリット
等の粉砕媒体等)を熱及び/又は真空ポンプ等で除去し
たものをアルミニウムペーストコンパウンド樹脂、アル
ミニウムペーストマスターバッチ樹脂として使用する。
特にアルミニウムペーストマスターバッチ樹脂として使
用するのが写真感光材料への悪影響や悪臭をなくすため
に好ましい。例えばアルミニウムペースト含有率40重
量%のマスターバッチ樹脂中のミネラルスピリット含有
率が1.0重量%であっても、これを樹脂組成物中での
アルミニウムペースト濃度を2重量%にしようとすると
、アルミニウムペーストマスタ−バッチ1ffii1部
に対してナチュラル樹脂19重量部を混練することにな
り、樹脂組成物中には成形中にミネラルスピリット等が
ガスとして除去される分もあるのでミネラルスピリット
含有量は0.05重量%以下になる。その結果、写真感
光材料への悪影響もなくなる上悪臭も低減される。
またアルミニウム粉末とは、溶融アルミニウムをアトマ
イズ法、粒化法、回転円盤滴下法、蒸発法等により粉末
状にしたものの外、アルミニウム箔をボールミル法やス
タンプミル法等で粉砕してフレーク状にしたものを含む
。アルミニウム粉末単体では不安定なのでアルミニウム
粉末表面を高級脂肪酸や高級脂肪酸化合物等で被覆して
不活性にする各種の公知の処理が施される。
本発明に必須のポリプロピレン樹脂とL−LDPE樹脂
と滑剤と酸化防止剤と遮光性物質の5種を含む樹脂組成
物には、さらに造核剤を含むことが剛性向上、射出成形
性向上、成形故障減少、耐摩耗性向上、耐熱性向上等の
点で好ましい。
また、本発明の樹脂組成物中には、さらに要求通性に適
合する各種の公知の熱可塑性樹脂や公知の添加剤を含ま
せることができる。
添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明はこれに限
定されるものではなく、公知のあらゆるものの中から選
択できる。
(添加剤種類)    (代 表 例)(1)可塑剤 
 ;フタル酸エステル、グリコールエステル、脂肪酸エ
ステル、 リン酸エステル等 (2)安定剤  ;鉛系、カドミニウム系、亜鉛系、ア
ルカリ土類金属系、有 機スズ系等 (3)帯電防止剤;陽イオン系界面活性剤、陰イオン系
界面活性剤、非イオン 系界面活性剤、両面活性剤、 各種カーボンブラック、金属 粉末、グラファイト等 (4)難燃剤  ;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エス
テル、ハロゲン化物、 無機物、含燐ポリオール等 (5)充填剤  ;アルミナ、カオリン、クレー、炭酸
カルシウム、マイカ、タ ルク、酸化チタン、シリカ等 (6)補強剤  ;ガラスロービング、金属繊維、ガラ
ス繊維、ガラスミルドフ アイバー、炭素繊維等 (7)着色剤  ;無機顔料(AI、 Fezes、 
Ti(h。
ZnO,CdS等)、有機顔料 (カーボンブラック、染料等) (8)発泡剤  ;無機発泡剤、(炭酸アンモニア、重
炭酸ソーダ)有機発泡 剤にトロソ系、アゾ系)、等 (9)加硫剤  ;加硫促進剤、促進助剤等(10)劣
化防止剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤金属不活性化剤、
過酸化物分解 剤等 (11)滑剤    ;パラフィン、ワックス、脂肪酸
系、脂肪酸アミド系、 シリコーン系、エステル系、 高級アルコール等 (12)ブロッキング防止剤;シリカ、珪藻土類、タル
ク、カルシウムシリター ト、珪酸アルミニウム、珪酸 マグネシウム、炭酸カルシラ ム、高級脂肪酸ポリビニルエ ステル等 (13)カップリング剤;シラン系、チタネート系クロ
ム系、アルミニウム 系等 (14)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 また、その他塩素吸収剤、着色染料等も添加することが
できる。
本発明の樹脂組成物の用途は問うところではないが、例
えば、カラー印画紙(ミニラボ用等)、マイクロフィル
ム、電算写植印画紙、電算写植写真フィルム、COM 
(computer output microfil
m)用フィルム、直接ポジ印画紙類の遮光容器等に好適
である。又、スプール、カセット等容器構成部品にも用
いられる。
また、本発明の樹脂組成物の成形方法は射出成形等の各
種成形方法が用いられ、この射出成形には全型内真空射
出成形も含まれる。
〔作用〕
本発明の樹脂組成物は、物理強度を大きくし、かつひけ
マーク、内反り、ウェルドライン、ショートショット、
等を少なくしている。
〔実施例〕
本発明品1 本発明品■の樹脂組成物は、Mlが40g/10分、曲
げ弾性率が11500kg/c+fl、アイゾツト衝撃
強度が4.5kg−cm/cm、ロックウェル強度が9
ORのプロピレンが96.5重量%、エチレン量が3.
5重量%から成るプロピレン・エチレンランダム共重合
樹脂であるポリプロピレン樹脂55重量%と、Mlが1
8g710分、密度が0.919g/all、オルゼン
剛性が2200kg/cr1、ショア硬度が50Dのエ
チレンと4メチルペンテン−1のエチレン共重合体樹脂
であるL−LDPE樹脂44.1重量%と、酸化防止剤
としてBITo、2重量%と、滑剤としてオレイン酸ア
ミド0.2重量%と、造核剤として1.3.2.4−ジ
(メチルベンジリデン)ソルビトール0.2重量%と、
遮光性物質としてファーネスタイプのカーボンブラック
0.5重量%とから成る。
本発明品■ 本発明品■の樹脂組成物は、本発明品Iと同一のプロピ
レン・エチレンランダム共重合体樹脂50重量%と、M
lが10g/10分、密度が0.925g/cn。
オルゼン剛性が2500kg/C1a、ショア硬度が5
2Dのエチレンと4メチルペンテン−1のエチレン共重
合体樹脂であるL−LDPR樹脂4樹脂4九剤としてB
 H T O 、2重量%と、滑剤としてオレイン酸ア
ミド0.3重量%と、遮光性物質としてファーネスタイ
プのカーボンブラック0.3重量%及び炭酸カルシウム
4.3重量%とから成る。
本発明品■ 本発明品■の樹脂組成物は、Mlが12g/10分、密
度が0 、920g/c1a、オルゼン剛性が2500
kg/clll、ショア硬度が50Dのエチレンとブテ
ン−1のエチレン共重合体樹脂であるL−LDPE樹脂
を用いた以外は本発明品■と同一である。
比較品■ 比較品■は、遮光性物質としてカーボンブラックを0.
5重量%含む本発明品Iと同一のポリプロピレン樹脂か
ら成る。
比較品■ 比較品■は、遮光性物質としてカーボンブラックを0.
5重量%含む本発明品■と同一のL−LDPE樹脂から
成る。
従来品■ 従来品■は、遮光性物質としてカーボンブラックを0.
5重量%含む耐衝撃性ポリスチレン樹脂がら成る。
なお、成形品としては、射出成形方法により第2図に示
す感光性帯材容器キャップを形成した。
実験結果を第1表に示す。
評価は下記による。
◎;非常に優れている 0;g!れている ・;実用限度内 ム;問題有り、改良必要 ×;実用不可 *A:物理強度 第1図に準する感光性帯材容器に印画紙を収め、高さ3
0cmのところより床面に落下させたときの端キャップ
の破損状況により実用性を判断 *B:ひけマーク、内反り 射出成形品を目視検査して実用性を評価*C:ウェルド
ライン 同上 *D=射出成形性 射出成形時の離型性と成形故障発生程度により 実用性
を評価 *E:耐溶剤性 試料をアルコール液、トリオール液に浸種して 耐性比
較 *F:耐摩耗性 現像処理機での長時間使用後の摩耗の度合により評価 〔発明の効果〕 本発明の樹脂組成物は、安価で物理強度特に落下強度が
大きく、成形収縮率が小さく、ひけマークや内反りやウ
ェルドラインやシジートシヨットやゲート残り等の成形
故障が少なく、外観が優れ、射出成形サイクル時間が短
縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の樹脂組成物を用いて形成した感光性帯
材容器の分解斜視図、第2図は同上他の感光性帯材容器
の端キャップの斜視図、第3図及び第4図は同上他の端
キャップの平面図及び側面図である。 1・・・管状体部分    6・・・コア2・・・端キ
ャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メルトインデックスが10〜60g/10分、曲げ弾性
    率が8000kg/cm^2以上、アイゾット衝撃強度
    が2.0kg・cm/cm^2以上のポリプロピレン樹
    脂を70〜30重量%と、メルトインデックスが3〜5
    0g/10分、密度が0.910〜0.935g/cm
    ^3、オルゼン剛性が1500kg/cm^2以上の直
    鎖状低密度ポリエチレン樹脂を30〜70重量%と、滑
    剤を0.01重量%以上と、酸化防止剤を0.01重量
    %以上と、遮光性物質を0.01重量%以上とを含むこ
    とを特徴とする樹脂組成物
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JP2010111784A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Japan Polypropylene Corp ポリプロピレン樹脂組成物および該組成物を成形してなる成形体。

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