JPH0115468Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0115468Y2 JPH0115468Y2 JP1980155475U JP15547580U JPH0115468Y2 JP H0115468 Y2 JPH0115468 Y2 JP H0115468Y2 JP 1980155475 U JP1980155475 U JP 1980155475U JP 15547580 U JP15547580 U JP 15547580U JP H0115468 Y2 JPH0115468 Y2 JP H0115468Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- clamp
- clamp piece
- electrode device
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は径の異なる銅材で細長い線或いは棒
状の電極を使用することができ、且つ電極の交換
を容易にすると共に、使用中の電極が放電消耗す
るのにしたがつて消耗した分、電極を曲らないよ
うに送り出し補給することが容易にできる放電加
工電極装置に関する。
状の電極を使用することができ、且つ電極の交換
を容易にすると共に、使用中の電極が放電消耗す
るのにしたがつて消耗した分、電極を曲らないよ
うに送り出し補給することが容易にできる放電加
工電極装置に関する。
従来の第4図aに示されるように被加工物Wに
複数個の径の異なる孔2を順次に穿つ場合には当
然径の異なる棒状電極を交換して使用していた。
又最近同図bに示されるように精密な凹部3を加
工液中で放電加工する場合にも棒状の電極101
が数値制御との組合せで使用されるようになつて
きている。このような棒状電極101は消耗によ
るその切下量を見込めば細いもの程送り出しが必
要となる。棒状電極材としては電極消耗が少な
く、交換をしないである程度の時間連続使用でき
るように一般に銅タングステン或いは銀タングス
テン等材料が選定され、これを所定の径の棒状に
切削加工して使用に供しているが、この場合径が
細くなるにしたがつてその棒状電極の直径に比し
て軸方向に長いものの切削加工が困難なことから
必要な電極が得にくく、又、材料の質の面からも
切削成形加工する技術の点からも極めて高価にな
る欠点があつた。細線を支持する工具として、放
電加工ではないが、細線工具に超音波振動を与え
て硬脆材料の穴明け、打抜き及び異形状加工を行
なう超音被加工用工具が実公昭51−1599号公報に
開示されている。この超音波加工用工具は中心部
に線材工具が摺動可能に貫通穴を備え、外径が線
材工具の先端に向かつて広がつたテーパを有して
軸方向に割り溝を有するチヤツクを、このテーパ
部に対応したテーパ部を内側に有するチヤツクホ
ルダに同軸的に嵌合せしめ、チヤツクホルダの外
側に螺合したナツトによつてチヤツクとチヤツク
ホルダとガイドホルダとを一体的に固定するよう
になつているこの外に、内底を円錐形となした長
筒の内空に、両端部を円錐形に形成し、且つ胴部
に達する深い割り溝を差違状に設けた締着筒と下
口を円錐形とした筒環とを順次収納し、その長筒
を中心にドリル挿入孔を穿設したチヤツク軸の雄
螺に螺合したドリルチヤツクが昭和15年実用新案
出願公告第13410号公報に開示されている。しか
し、この締着筒は長筒を緩めたときに締着筒は長
筒の中で遊動するような構成になつているから、
締着するものがドリルのように剛性が高いもので
あれば良いが、細い銅の線材のように剛性の少な
いものを挿通したときには、締着筒の遊動によつ
て曲げられる欠点があつた。
複数個の径の異なる孔2を順次に穿つ場合には当
然径の異なる棒状電極を交換して使用していた。
又最近同図bに示されるように精密な凹部3を加
工液中で放電加工する場合にも棒状の電極101
が数値制御との組合せで使用されるようになつて
きている。このような棒状電極101は消耗によ
るその切下量を見込めば細いもの程送り出しが必
要となる。棒状電極材としては電極消耗が少な
く、交換をしないである程度の時間連続使用でき
るように一般に銅タングステン或いは銀タングス
テン等材料が選定され、これを所定の径の棒状に
切削加工して使用に供しているが、この場合径が
細くなるにしたがつてその棒状電極の直径に比し
て軸方向に長いものの切削加工が困難なことから
必要な電極が得にくく、又、材料の質の面からも
切削成形加工する技術の点からも極めて高価にな
る欠点があつた。細線を支持する工具として、放
電加工ではないが、細線工具に超音波振動を与え
て硬脆材料の穴明け、打抜き及び異形状加工を行
なう超音被加工用工具が実公昭51−1599号公報に
開示されている。この超音波加工用工具は中心部
に線材工具が摺動可能に貫通穴を備え、外径が線
材工具の先端に向かつて広がつたテーパを有して
軸方向に割り溝を有するチヤツクを、このテーパ
部に対応したテーパ部を内側に有するチヤツクホ
ルダに同軸的に嵌合せしめ、チヤツクホルダの外
側に螺合したナツトによつてチヤツクとチヤツク
ホルダとガイドホルダとを一体的に固定するよう
になつているこの外に、内底を円錐形となした長
筒の内空に、両端部を円錐形に形成し、且つ胴部
に達する深い割り溝を差違状に設けた締着筒と下
口を円錐形とした筒環とを順次収納し、その長筒
を中心にドリル挿入孔を穿設したチヤツク軸の雄
螺に螺合したドリルチヤツクが昭和15年実用新案
出願公告第13410号公報に開示されている。しか
し、この締着筒は長筒を緩めたときに締着筒は長
筒の中で遊動するような構成になつているから、
締着するものがドリルのように剛性が高いもので
あれば良いが、細い銅の線材のように剛性の少な
いものを挿通したときには、締着筒の遊動によつ
て曲げられる欠点があつた。
この従来の工具は線材工具やドリルを締着し、
或いは緩めるためには、何れも工具先端部のナツ
トや長筒を回動することによつてなされている。
或いは緩めるためには、何れも工具先端部のナツ
トや長筒を回動することによつてなされている。
しかし、本考案の放電加工のように、曲りやす
い細い銅の線材を電極として用いる場合があり、
しかもその加工をする被加工物Wや電極が加工液
の中にあるものについては、電極の消耗を補正す
る度に、加工液の中でナツトを緩めたり、締めた
りする作業をするのは困難であつた。
い細い銅の線材を電極として用いる場合があり、
しかもその加工をする被加工物Wや電極が加工液
の中にあるものについては、電極の消耗を補正す
る度に、加工液の中でナツトを緩めたり、締めた
りする作業をするのは困難であつた。
本考案は、従来の技術が有するこのような欠点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、工具先端のナツトや長筒を締めたり、緩
めたりしないで、電極装置本体の先端から離隔し
た位置で操作をし、しかも銅の細線の電極であつ
ても曲らないように、緩めたり、締めたりして電
極の長さを補正することができ、更に異なる径の
電極に対しては、電極装置本体の先端から、電極
の径に応じたクランプ片を電極を曲げないように
して交換することができる放電加工電極装置を提
供するにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、工具先端のナツトや長筒を締めたり、緩
めたりしないで、電極装置本体の先端から離隔し
た位置で操作をし、しかも銅の細線の電極であつ
ても曲らないように、緩めたり、締めたりして電
極の長さを補正することができ、更に異なる径の
電極に対しては、電極装置本体の先端から、電極
の径に応じたクランプ片を電極を曲げないように
して交換することができる放電加工電極装置を提
供するにある。
本考案の放電加工電極装置は、放電加工機のヘ
ツド4に直接又は間接に取付けた電極装置本体5
と、この電極装置本体5内に滑動可能に設けたク
ランプ筒6と、このクランプ筒6に設けた電極挿
通孔61締付テーパ62及び切欠部63と、この
締付テーパ62に接合する切頭円錐形に形成した
テーパ部81と中心線を含む平面によつて等分割
された部分と電極1が挿通移動できるだけの中心
孔が形成されたクランプ片8と、このクランプ片
8を保持して電極装置本体5の軸心とクランプ片
8との軸心とを一致させるように電極装置本体5
に挿入した保持カラ9と、電極装置本体5の下端
に螺合し保持カラ9と当接する面とクランプ片8
のテーパ部と係合する小径穴部10Aとを有する
袋ナツト10と、電極装置本体5内のクランプ筒
6をクランプ片8に押圧するばね7aと、クラン
プ筒6を押圧ばね7aのばね力に抗して移動させ
クランプ片8のクランプ力を低減状態に保持する
前記切欠部63に連係した被操作カム部12と、
前記クランプ筒6の電極挿通孔61に挿通しクラ
ンプ片8でクランプする細長い棒状の電極1とを
備えたことを特徴とするものである。
ツド4に直接又は間接に取付けた電極装置本体5
と、この電極装置本体5内に滑動可能に設けたク
ランプ筒6と、このクランプ筒6に設けた電極挿
通孔61締付テーパ62及び切欠部63と、この
締付テーパ62に接合する切頭円錐形に形成した
テーパ部81と中心線を含む平面によつて等分割
された部分と電極1が挿通移動できるだけの中心
孔が形成されたクランプ片8と、このクランプ片
8を保持して電極装置本体5の軸心とクランプ片
8との軸心とを一致させるように電極装置本体5
に挿入した保持カラ9と、電極装置本体5の下端
に螺合し保持カラ9と当接する面とクランプ片8
のテーパ部と係合する小径穴部10Aとを有する
袋ナツト10と、電極装置本体5内のクランプ筒
6をクランプ片8に押圧するばね7aと、クラン
プ筒6を押圧ばね7aのばね力に抗して移動させ
クランプ片8のクランプ力を低減状態に保持する
前記切欠部63に連係した被操作カム部12と、
前記クランプ筒6の電極挿通孔61に挿通しクラ
ンプ片8でクランプする細長い棒状の電極1とを
備えたことを特徴とするものである。
クランプ片8は保持カラ9を介して電極装置本
体5に保持することにより、電極1のクランプを
緩めるとき、クランプ筒6の締付テーパ62とク
ランプ片8のテーパ部81とが離れても、クラン
プ片8の軸心と電極装置本体5の軸心とは正確に
一致させることができる。従つて、クランプ片8
に挿通した銅の細い線状の電極1を用いた場合に
クランプ片8が電極装置本体5内で軸心と直角な
方向に移動したり傾いたりして曲げるようなこと
はなくなつた。しかしてこのクランプ片8による
電極1のクランプ力は、クランプ筒6を押すばね
7aのばね力で押圧を許容するものであり、クラ
ンプ力を変更するときはばね力を変更することに
よつてなされる。そして、クランプ片8のクラン
プを解除するときはクランプ筒6にカム部12を
係合させ、カム部12でクランプ筒6をばね7a
のばね力に抗して移動し、クランプ片8のクラン
プ力を低減状態に保持することによつてなされ
る。このように電極1のクランプとクランプの解
除は電極装置本体5の先端から離れた内部に於て
カム部12により行なわれ、袋ナツト10の操作
は不要であるから、従来技術のように袋ナツト1
0を操作してクランプ片8をクランプする不便さ
や、その際に生ずる先端位置のずれは無く、しか
も電極1の長さ補正は加工液の中に電極装置本体
5の先端を浸したまま行なうことができる。
体5に保持することにより、電極1のクランプを
緩めるとき、クランプ筒6の締付テーパ62とク
ランプ片8のテーパ部81とが離れても、クラン
プ片8の軸心と電極装置本体5の軸心とは正確に
一致させることができる。従つて、クランプ片8
に挿通した銅の細い線状の電極1を用いた場合に
クランプ片8が電極装置本体5内で軸心と直角な
方向に移動したり傾いたりして曲げるようなこと
はなくなつた。しかしてこのクランプ片8による
電極1のクランプ力は、クランプ筒6を押すばね
7aのばね力で押圧を許容するものであり、クラ
ンプ力を変更するときはばね力を変更することに
よつてなされる。そして、クランプ片8のクラン
プを解除するときはクランプ筒6にカム部12を
係合させ、カム部12でクランプ筒6をばね7a
のばね力に抗して移動し、クランプ片8のクラン
プ力を低減状態に保持することによつてなされ
る。このように電極1のクランプとクランプの解
除は電極装置本体5の先端から離れた内部に於て
カム部12により行なわれ、袋ナツト10の操作
は不要であるから、従来技術のように袋ナツト1
0を操作してクランプ片8をクランプする不便さ
や、その際に生ずる先端位置のずれは無く、しか
も電極1の長さ補正は加工液の中に電極装置本体
5の先端を浸したまま行なうことができる。
又、径の異なる電極1と交換するときは、クラ
ンプ筒6と、クランプ片8とを離隔してクランプ
片8が自由に滑動できるようにしておいて袋ナツ
ト10を電極装置本体5との螺合を外し、クラン
プ片8を保持して心出しをしている保持カラ9と
を取出す。その際、先ずクランプ片8を保持カラ
9から取出し、次いでクランプ片8の径だけ大き
くなつた保持カラ9を後から取出すようにすれ
ば、取出し作業のとき誤つて電極1を曲げるよう
なことはなくなるというものである。そして、新
しい電極の径にあつたクランプ片8と交換して、
保持カラ9、クランプ片8と電極装置本体5に挿
入して袋ナツト10を螺合する。その様な作業を
行なうクランプ片8、保持カラ9は滑合関係にあ
り、クランプ筒6はカム部12で係止しているか
ら、これら交換作業は極めて容易になし得るもの
である。
ンプ筒6と、クランプ片8とを離隔してクランプ
片8が自由に滑動できるようにしておいて袋ナツ
ト10を電極装置本体5との螺合を外し、クラン
プ片8を保持して心出しをしている保持カラ9と
を取出す。その際、先ずクランプ片8を保持カラ
9から取出し、次いでクランプ片8の径だけ大き
くなつた保持カラ9を後から取出すようにすれ
ば、取出し作業のとき誤つて電極1を曲げるよう
なことはなくなるというものである。そして、新
しい電極の径にあつたクランプ片8と交換して、
保持カラ9、クランプ片8と電極装置本体5に挿
入して袋ナツト10を螺合する。その様な作業を
行なうクランプ片8、保持カラ9は滑合関係にあ
り、クランプ筒6はカム部12で係止しているか
ら、これら交換作業は極めて容易になし得るもの
である。
第1図乃至第3図についてこの考案の一実施例
を説明する。全体として中空円柱状の電極装置本
体5は放電加工機のヘツド4に直接又は間接に取
り付けられ、この電極装置本体5の軸方向の下半
分には中空円柱状のクランプ筒6が軸方向に滑動
可能に設けられる。クランプ筒6の中心軸線位置
には棒状の電極1が自由に通過運動できる大きさ
の電極挿通孔61が穿孔され、その下端には下方
に向つて大径となる締付テーパ62が形成され
る。又クランプ筒6の外周部には後述するカム部
12の係合する切欠部63が形成される。
を説明する。全体として中空円柱状の電極装置本
体5は放電加工機のヘツド4に直接又は間接に取
り付けられ、この電極装置本体5の軸方向の下半
分には中空円柱状のクランプ筒6が軸方向に滑動
可能に設けられる。クランプ筒6の中心軸線位置
には棒状の電極1が自由に通過運動できる大きさ
の電極挿通孔61が穿孔され、その下端には下方
に向つて大径となる締付テーパ62が形成され
る。又クランプ筒6の外周部には後述するカム部
12の係合する切欠部63が形成される。
電極装置本体5の下端にして、クランプ筒6の
直下には合体した形としては中空円柱状をなし、
その中心軸線を含む平面によつて等角的に3乃至
4等分された部分を有するクランプ片8が設けら
れる。
直下には合体した形としては中空円柱状をなし、
その中心軸線を含む平面によつて等角的に3乃至
4等分された部分を有するクランプ片8が設けら
れる。
第3図による図示の例では4個の部分に分割さ
れた部分を有するクランプ片8は保持カラ9の中
空部に嵌められクランプ片8の軸心と電極装置本
体5との軸心とがずれないようにする。このクラ
ンプ片8の中心軸線位置には電極1が挿通運動で
きるだけの中心孔が形成されるような寸法関係に
製作される。クランプ片8の上端は合体した形で
切頭円錐形に形成され、そのテーパ部81は丁度
前記クランプ筒6の下端の締付テーパ62に合致
するようにして係合する。しかして電極装置本体
5の下端にはクランプ片8、保持カラ9等の脱落
を防止するための小径孔部10Aを備えた袋ナツ
ト10が螺合等によつて嵌め込まれ、又電極装置
本体5の上部の中空部にはクランプ筒6をクラン
プ片8に対して下方に押圧するための押圧ばね7
a及び該ばね7aの固定カラ7bが設けられる。
れた部分を有するクランプ片8は保持カラ9の中
空部に嵌められクランプ片8の軸心と電極装置本
体5との軸心とがずれないようにする。このクラ
ンプ片8の中心軸線位置には電極1が挿通運動で
きるだけの中心孔が形成されるような寸法関係に
製作される。クランプ片8の上端は合体した形で
切頭円錐形に形成され、そのテーパ部81は丁度
前記クランプ筒6の下端の締付テーパ62に合致
するようにして係合する。しかして電極装置本体
5の下端にはクランプ片8、保持カラ9等の脱落
を防止するための小径孔部10Aを備えた袋ナツ
ト10が螺合等によつて嵌め込まれ、又電極装置
本体5の上部の中空部にはクランプ筒6をクラン
プ片8に対して下方に押圧するための押圧ばね7
a及び該ばね7aの固定カラ7bが設けられる。
電極装置本体5の外周部にはこの電極装置本体
5に対して半径方向外方に延びる押上げ軸11が
自身の軸のまわりに回転可能に設けられる。この
押上げ軸11の端部には偏心したカム部12が設
けられ、又他端には押上げレバ13が固着され、
押上げ軸11を手動回転するのに便利になつてい
る。
5に対して半径方向外方に延びる押上げ軸11が
自身の軸のまわりに回転可能に設けられる。この
押上げ軸11の端部には偏心したカム部12が設
けられ、又他端には押上げレバ13が固着され、
押上げ軸11を手動回転するのに便利になつてい
る。
電極装置本体5の上方には電極1に係合する1
対の送り出し案内ローラ14が設けられる。
対の送り出し案内ローラ14が設けられる。
この考案に用いる電極としては銅又は黄銅のよ
うな比較的低廉な材料による中実又は中空の長尺
棒材又は線材が適当である。又図示してはいない
が、棒状電極1としてはヘツド4内部に延びた、
或いは更にヘツド4部を貫通等して上方に延びた
長い細い棒材を使用することができるが、その長
さには限りがあるから、より細い線状材の場合に
は送り出し源としてボビン等に巻装したものを用
い、送り出し案内ローラ14の上流側に配設して
もよい。
うな比較的低廉な材料による中実又は中空の長尺
棒材又は線材が適当である。又図示してはいない
が、棒状電極1としてはヘツド4内部に延びた、
或いは更にヘツド4部を貫通等して上方に延びた
長い細い棒材を使用することができるが、その長
さには限りがあるから、より細い線状材の場合に
は送り出し源としてボビン等に巻装したものを用
い、送り出し案内ローラ14の上流側に配設して
もよい。
次にこの考案の装置の作動を説明する。径の異
なる電極1と交換するときは、クランプ筒6にカ
ム部12を係合させ、カム部12でクランプ筒6
をばね7aのバネ力に抗して移動し、クランプ片
8から引離しておいて、電極装置本体5から袋ナ
ツト10を外し、クランプ片8と保持カラ9とを
取出し、電極1の径に合つたクランプ片8を選ん
で保持カラ9で保持し、電極装置本体5に挿入
し、袋ナツト10を嵌めて、カム部12を回動
し、クランプ筒6を移動することによつてばね7
aのばね力がクランプ片8に作用し、電極1のク
ランプ力を増大した後に加工を開始する。電極1
の先端が消耗したときは押上げレバ13を倒せば
押上げ軸11が回転し、そのカム部12はクラン
プ筒6を押圧ばね7aのばね力に抗して上方に持
ち上げる。こうするとクランプ筒6の下端の締付
テーパ62はクランプ片8のテーパ部81との係
合状態を脱して開離し、クランプ片8が半径方向
内方へ電極1を押圧するのをやめるから、電極1
は軸方向に自由に移動できるようになる。従つて
このとき送り出し案内ローラ14を回転駆動する
か、手又は工具を用い、或いは電極1に作用する
重力を振動又は小衝撃付与等を利用して、電極1
を下方に落下させる等して送出すことができる。
そしてその際電極装置本体5の軸方向に所定距離
を隔てて電極1の送り出し長さを規定する図示し
ていない位置出し板を設置しておけば、電極1の
先端がこの位置出し板に接触停止することにより
電極1は所定の寸法になるように送り出される。
そして上記のような位置出し板は、電極1と相対
向する被加工体の側方の加工テーブル上等に予め
設置してあり、例えば1個の細孔を加工する毎
に、電極装置本体5を一旦所定の基準位置まで引
き上げ、電極1と被加工体設置テーブルとを対向
する方向と直角の方向に相対的に移動させて電極
1と前記位置出し板とを相対向させてクランプ解
除の押上げレバ13を操作する如く操作されるも
のである。電極1が必要長さだけ突出すれば押上
げレバ13をもとの位置に戻せばよい。このとき
クランプ筒6は押圧ばね7aのばね力によつて降
下し、その締付テーパ62はクランプ片8を袋ナ
ツト10の小径穴部10Aとの間で押圧しながら
電極1を半径方向に締付け、電極1は固定される
ものである。
なる電極1と交換するときは、クランプ筒6にカ
ム部12を係合させ、カム部12でクランプ筒6
をばね7aのバネ力に抗して移動し、クランプ片
8から引離しておいて、電極装置本体5から袋ナ
ツト10を外し、クランプ片8と保持カラ9とを
取出し、電極1の径に合つたクランプ片8を選ん
で保持カラ9で保持し、電極装置本体5に挿入
し、袋ナツト10を嵌めて、カム部12を回動
し、クランプ筒6を移動することによつてばね7
aのばね力がクランプ片8に作用し、電極1のク
ランプ力を増大した後に加工を開始する。電極1
の先端が消耗したときは押上げレバ13を倒せば
押上げ軸11が回転し、そのカム部12はクラン
プ筒6を押圧ばね7aのばね力に抗して上方に持
ち上げる。こうするとクランプ筒6の下端の締付
テーパ62はクランプ片8のテーパ部81との係
合状態を脱して開離し、クランプ片8が半径方向
内方へ電極1を押圧するのをやめるから、電極1
は軸方向に自由に移動できるようになる。従つて
このとき送り出し案内ローラ14を回転駆動する
か、手又は工具を用い、或いは電極1に作用する
重力を振動又は小衝撃付与等を利用して、電極1
を下方に落下させる等して送出すことができる。
そしてその際電極装置本体5の軸方向に所定距離
を隔てて電極1の送り出し長さを規定する図示し
ていない位置出し板を設置しておけば、電極1の
先端がこの位置出し板に接触停止することにより
電極1は所定の寸法になるように送り出される。
そして上記のような位置出し板は、電極1と相対
向する被加工体の側方の加工テーブル上等に予め
設置してあり、例えば1個の細孔を加工する毎
に、電極装置本体5を一旦所定の基準位置まで引
き上げ、電極1と被加工体設置テーブルとを対向
する方向と直角の方向に相対的に移動させて電極
1と前記位置出し板とを相対向させてクランプ解
除の押上げレバ13を操作する如く操作されるも
のである。電極1が必要長さだけ突出すれば押上
げレバ13をもとの位置に戻せばよい。このとき
クランプ筒6は押圧ばね7aのばね力によつて降
下し、その締付テーパ62はクランプ片8を袋ナ
ツト10の小径穴部10Aとの間で押圧しながら
電極1を半径方向に締付け、電極1は固定される
ものである。
この考案の装置に於ては押圧ばね7aはクラン
プ筒6を下方に押圧する作用をさせるものである
から、ばねの代りに油空圧シリンダを用いてもよ
く、又手動の押上げレバ13の代りに電極1の先
端部の消耗を検知する信号によつてクランプ筒6
を上昇させるようなクランプ解除装置を利用する
ことも任意である。勿論クランプ片8とクランプ
筒6との組合せのような機械的なクランプ装置の
代りに例えば電磁ロツク装置のような電磁式装置
を用いるのもこの考案の精神に含まれるものであ
る。
プ筒6を下方に押圧する作用をさせるものである
から、ばねの代りに油空圧シリンダを用いてもよ
く、又手動の押上げレバ13の代りに電極1の先
端部の消耗を検知する信号によつてクランプ筒6
を上昇させるようなクランプ解除装置を利用する
ことも任意である。勿論クランプ片8とクランプ
筒6との組合せのような機械的なクランプ装置の
代りに例えば電磁ロツク装置のような電磁式装置
を用いるのもこの考案の精神に含まれるものであ
る。
この考案によれば、クランプ片8は保持カラ9
を介して電極装置本体5に保持することにより電
極1のクランプを緩めたとき、クランプ筒6の締
付テーパ62とクランプ片8のテーパ部81とが
離れても、クランプ片8の軸心と電極装置本体5
の軸心とは正確に一致させることができる。
を介して電極装置本体5に保持することにより電
極1のクランプを緩めたとき、クランプ筒6の締
付テーパ62とクランプ片8のテーパ部81とが
離れても、クランプ片8の軸心と電極装置本体5
の軸心とは正確に一致させることができる。
従つて、クランプ片8に挿通した銅の細い線状
のような電極1を用いた場合にクランプ片8が電
極装置本体5内で軸心と直角な方向に移動した
り、傾いたりして曲げるようなことはなくなつ
た。しかしてこのクランプ片8による電極1のク
ランプ力はクランプ筒6を押すばね7aのばね力
で押圧を許容するものであり、クランプ力を変更
するときは、ばね力を変更することによつてなさ
れる。そして、クランプ片8のクランプを解除す
るときはクランプ筒6にカム部12を係合させ、
カム部12でクランプ筒6をばね7aのばね力に
抗して移動し、クランプ片8のクランプ力を低減
状態に保持することによつてなされる。このよう
に電極1のクランプとクランプの解除は電極装置
本体5の先端から離れた内部においてカム部12
により行なわれ、袋ナツト10の操作は不要であ
るから、従来技術のように袋ナツト10を操作し
てクランプ片8をクランプする不便さやその際に
生ずる先端位置のずれは無く、しかも電極1の長
さ補正は加工液の中に電極装置本体5の先端を浸
したまま行なうことができる。
のような電極1を用いた場合にクランプ片8が電
極装置本体5内で軸心と直角な方向に移動した
り、傾いたりして曲げるようなことはなくなつ
た。しかしてこのクランプ片8による電極1のク
ランプ力はクランプ筒6を押すばね7aのばね力
で押圧を許容するものであり、クランプ力を変更
するときは、ばね力を変更することによつてなさ
れる。そして、クランプ片8のクランプを解除す
るときはクランプ筒6にカム部12を係合させ、
カム部12でクランプ筒6をばね7aのばね力に
抗して移動し、クランプ片8のクランプ力を低減
状態に保持することによつてなされる。このよう
に電極1のクランプとクランプの解除は電極装置
本体5の先端から離れた内部においてカム部12
により行なわれ、袋ナツト10の操作は不要であ
るから、従来技術のように袋ナツト10を操作し
てクランプ片8をクランプする不便さやその際に
生ずる先端位置のずれは無く、しかも電極1の長
さ補正は加工液の中に電極装置本体5の先端を浸
したまま行なうことができる。
又、径の異なる電極1と交換するときは、クラ
ンプ筒6と、クランプ片8とを離隔してクランプ
片8が自由に滑動できるようにしておいて袋ナツ
ト10を電極装置本体5との螺合を外し、クラン
プ片8と、クランプ片8を保持して心出しをして
いる保持カラ9とを取出す。その際、先ずクラン
プ片8を保持カラ9から取出し、ついてクランプ
片8の径だけ大きくなつた保持カラ9を取出すよ
うにすれば、取出し作業のとき誤つて電極1を曲
げるようなことはなくなるというものである。そ
して、新しい電極の径にあつたクランプ片8と交
換して、保持カラ9、クランプ片8と電極装置本
体5に挿入して袋ナツト10を螺合すればよく、
そのような作業を行なうクランプ片8、保持カラ
9は滑合関係にあり、クランプ筒6はカム部12
で係止しているから、これら交換作業は極めて容
易である。このようにクランプ片8で電極1をク
ランプするに当つては、クランプ筒6とカム部1
2との係合を外すようにするとクランプ筒6はば
ね7aのばね力で、クランプ片8を袋ナツト10
に向けて押圧するだけであるから、電極1の先端
の位置出しを極めて正確にすることができ、この
ことから、数値制御によつて精密な凹部を加工す
ることができるようになつた。このような効果の
ある電極装置であるから、予め準備した長くて細
い径の異なる数種類の棒状、乃至線状の電極1に
対応してクランプ片8を簡単に交換して次々と繰
り出し補強できる装置であるため、精密な放電加
工を高能率、高精度で実施でき、同様の理由によ
つて比較的消耗のはやい低廉な材料の電極を利用
でき放電加工のコストを引き下げることができる
等の効果がある。
ンプ筒6と、クランプ片8とを離隔してクランプ
片8が自由に滑動できるようにしておいて袋ナツ
ト10を電極装置本体5との螺合を外し、クラン
プ片8と、クランプ片8を保持して心出しをして
いる保持カラ9とを取出す。その際、先ずクラン
プ片8を保持カラ9から取出し、ついてクランプ
片8の径だけ大きくなつた保持カラ9を取出すよ
うにすれば、取出し作業のとき誤つて電極1を曲
げるようなことはなくなるというものである。そ
して、新しい電極の径にあつたクランプ片8と交
換して、保持カラ9、クランプ片8と電極装置本
体5に挿入して袋ナツト10を螺合すればよく、
そのような作業を行なうクランプ片8、保持カラ
9は滑合関係にあり、クランプ筒6はカム部12
で係止しているから、これら交換作業は極めて容
易である。このようにクランプ片8で電極1をク
ランプするに当つては、クランプ筒6とカム部1
2との係合を外すようにするとクランプ筒6はば
ね7aのばね力で、クランプ片8を袋ナツト10
に向けて押圧するだけであるから、電極1の先端
の位置出しを極めて正確にすることができ、この
ことから、数値制御によつて精密な凹部を加工す
ることができるようになつた。このような効果の
ある電極装置であるから、予め準備した長くて細
い径の異なる数種類の棒状、乃至線状の電極1に
対応してクランプ片8を簡単に交換して次々と繰
り出し補強できる装置であるため、精密な放電加
工を高能率、高精度で実施でき、同様の理由によ
つて比較的消耗のはやい低廉な材料の電極を利用
でき放電加工のコストを引き下げることができる
等の効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す側断面図、
第2図はその一部正面図、第3図は第1図の−
線による横断面図、第4図a,bは精密な放電
加工を例示する簡略断面図である。 1……電極、5……電極装置本体、6……クラ
ンプ筒、62……締付テーパ、7a……押圧ば
ね、8……クランプ片、81……テーパ部、10
……袋ナツト、11……押上げ軸、12……カム
部、13……押上げレバ、14……送り出し案内
ローラ。
第2図はその一部正面図、第3図は第1図の−
線による横断面図、第4図a,bは精密な放電
加工を例示する簡略断面図である。 1……電極、5……電極装置本体、6……クラ
ンプ筒、62……締付テーパ、7a……押圧ば
ね、8……クランプ片、81……テーパ部、10
……袋ナツト、11……押上げ軸、12……カム
部、13……押上げレバ、14……送り出し案内
ローラ。
Claims (1)
- 放電加工機のヘツド4に直接又は間接に取付け
た電極装置本体5と、この電極装置本体5内に滑
動可能に設けたクランプ筒6と、このクランプ筒
6に設けた電極挿通孔61締付テーパ62及び切
欠部63と、この締付テーパ62に接合する切頭
円錐形に形成したテーパ部81と中心線を含む平
面によつて等分割された部分と電極1が挿通移動
できるだけの中心孔が形成されたクランプ片8
と、このクランプ片8を保持して電極装置本体5
の軸心とクランプ片8との軸心とを一致させるよ
うに電極装置本体5に挿入した保持カラ9と、電
極装置本体5の下端に螺合し保持カラ9と当接す
る面とクランプ片8のテーパ部と係合する小径穴
部10Aとを有する袋ナツト10と、電極装置本
体5内のクランプ筒6をクランプ片8に押圧する
ばね7aと、クランプ筒6を押圧ばね7aのばね
力に抗して移動させ、クランプ片8のクランプ力
を低減状態に保持する前記切欠部63に連係した
被操作カム部12と、前記クランプ筒6の電極挿
通孔61に挿通しクランプ片8でクランプする細
長い棒状の電極1とを備えた放電加工電極装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980155475U JPH0115468Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980155475U JPH0115468Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775937U JPS5775937U (ja) | 1982-05-11 |
| JPH0115468Y2 true JPH0115468Y2 (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=29514667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980155475U Expired JPH0115468Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0115468Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7518081B2 (en) * | 2004-01-23 | 2009-04-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electric discharge machining apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493852A (ja) * | 1972-03-30 | 1974-01-14 |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP1980155475U patent/JPH0115468Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775937U (ja) | 1982-05-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6270086B1 (en) | Collet actuator for tool holder | |
| US6834434B2 (en) | Spring-loaded engraving toolholder | |
| US4602798A (en) | Collet arbor for application to turning and milling procedures | |
| JP4721898B2 (ja) | 放電加工機及びその加工方法 | |
| JP2003200310A (ja) | 工 具 | |
| KR101807827B1 (ko) | 심압대 개조 선반의 파이프위치조절장치 및 파이프위치 조절장치를 이용한 파이프 가공방법 | |
| JP2006518284A (ja) | 割出し可能な切削工具 | |
| US3653780A (en) | Tapping tool | |
| US2470218A (en) | Toolholder | |
| KR102091818B1 (ko) | 샤프트 가공 방법 | |
| US6626615B2 (en) | Chuck for chucking a small bit and table drill with the same | |
| JPH0115468Y2 (ja) | ||
| JP2656936B2 (ja) | 工具アダプタ着脱固定装置 | |
| CN112496369A (zh) | 一种定位定心的卡爪及车床 | |
| JP3069242B2 (ja) | 等速ジョイント軸部保持装置 | |
| JP2009018377A (ja) | 放電加工装置の電極ホルダ | |
| JP2005212084A (ja) | チャック装置 | |
| JP2018103295A (ja) | 工作機械の心押軸用アタッチメント | |
| US6705185B2 (en) | Lathe for interior cutting of hollow work pieces | |
| JP2006263828A (ja) | 切削工具 | |
| JP7360001B2 (ja) | 機械工具及び切削加工物の製造方法 | |
| JPS587412B2 (ja) | タツプホルダ− | |
| JP2007069278A (ja) | 工具の掴持用チャック及びテーパーシャンク | |
| JPH0453610A (ja) | 超音波ロータリ穴明機用工具振れ止め治具 | |
| AU2023340836B2 (en) | A single unit tool holder device for easy clamping and de-clamping of a tool shank |