JPH0115509B2 - - Google Patents
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- JPH0115509B2 JPH0115509B2 JP11657679A JP11657679A JPH0115509B2 JP H0115509 B2 JPH0115509 B2 JP H0115509B2 JP 11657679 A JP11657679 A JP 11657679A JP 11657679 A JP11657679 A JP 11657679A JP H0115509 B2 JPH0115509 B2 JP H0115509B2
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本発明は一般式〔〕
〔式中、Xはハロゲン原子を、nは0、1または
2を意味する。〕 で示されるトリアゾール系化合物またはその塩、
その製造法ならびにこれを有効成分として含有す
る農園芸用殺菌、除草および植物生長調節剤に関
するものである。 一般式〔〕で示される本発明化合物には一般
式〔〕および〔〕で示される幾何異性体が存
在する。 (〔〕および〔〕式中、Xおよびnは先に示
した意味と同一である。) 本発明は上記の2つの幾何異性体の両方あるい
はそれらの混合物、さらにそれぞれの光学異性体
およびそれらの混合物に及ぶものである。この2
つの幾何異性体は、たとえばその融点の違い、
NMRスペクトルまたはガスクロマトグラフイー
によつて確認することができるが、その製造原料
であるケトン化合物によつてより明確に特徴付け
ることができる。すなわち、一般式〔〕 (式中、Xおよびnは先に示した意味と同一であ
る。) で示されるケトン化合物で、NMRスペクトル
(重クロロホルム溶媒)上、そのオレフインプロ
トンが高磁場に現われるケトン化合物の幾何異性
体(以下〔−E〕異性体と称する)を還元する
ことによつて得られる一般式〔〕で示されるト
リアゾール系化合物の一方の幾何異性体(以下
〔−E〕異性体と称する)と、一般式〔〕で
示されるケトン化合物で、NMRスペクトル(重
クロロホルム溶媒)上そのオレフインプロトンが
より低磁場に現われるケトン化合物の幾何異性体
(以下〔−Z〕異性体と称する)を還元するこ
とによつて得られる一般式〔〕で示されるトリ
アゾール系化合物の他方の幾何異性体(以下〔
−Z〕異性体と称する)があり、本発明は〔−
E〕異性体、〔−Z〕異性体または両者の混合
物に及ぶものである。さらにそれぞれの幾何異性
体には2種ずつの光学異性体が存在し、本発明は
単一の光学異性体およびそれらの混合物にも及ぶ
ことはいうまでもない。 従来から抗菌性を有する数多くの合成有機化合
物が発見され、農業用殺菌剤として開発されて農
園芸作物を病原菌から守り、農産物の安定供給に
多大の貢献をなしてきた。しかしながらより改良
されるべき問題が数多く存在することも事実であ
り、そのような問題点として環境汚染や、経済性
などがあげられる。このような問題を解決する方
法の一つとしては植物病原菌に対してより高い殺
菌効果を持つ化合物を用いることであり、またよ
り広範な病原菌に対して殺菌活性を有する化合物
を使用して病害の同時防除をはかることである。
本発明者らは先に下記一般式〔〕で示されるア
ゾール系化合物についてその殺菌剤としての優れ
た性質を見出した(特開昭54−41875号公報)。 (式中、Xはアルキル基、シアノ基、アルコキシ
基、フエノキシ基、フエニル基、ハロゲン原子ま
たは水素原子を表わし、mは1〜5の整数を表わ
す。R1は
2を意味する。〕 で示されるトリアゾール系化合物またはその塩、
その製造法ならびにこれを有効成分として含有す
る農園芸用殺菌、除草および植物生長調節剤に関
するものである。 一般式〔〕で示される本発明化合物には一般
式〔〕および〔〕で示される幾何異性体が存
在する。 (〔〕および〔〕式中、Xおよびnは先に示
した意味と同一である。) 本発明は上記の2つの幾何異性体の両方あるい
はそれらの混合物、さらにそれぞれの光学異性体
およびそれらの混合物に及ぶものである。この2
つの幾何異性体は、たとえばその融点の違い、
NMRスペクトルまたはガスクロマトグラフイー
によつて確認することができるが、その製造原料
であるケトン化合物によつてより明確に特徴付け
ることができる。すなわち、一般式〔〕 (式中、Xおよびnは先に示した意味と同一であ
る。) で示されるケトン化合物で、NMRスペクトル
(重クロロホルム溶媒)上、そのオレフインプロ
トンが高磁場に現われるケトン化合物の幾何異性
体(以下〔−E〕異性体と称する)を還元する
ことによつて得られる一般式〔〕で示されるト
リアゾール系化合物の一方の幾何異性体(以下
〔−E〕異性体と称する)と、一般式〔〕で
示されるケトン化合物で、NMRスペクトル(重
クロロホルム溶媒)上そのオレフインプロトンが
より低磁場に現われるケトン化合物の幾何異性体
(以下〔−Z〕異性体と称する)を還元するこ
とによつて得られる一般式〔〕で示されるトリ
アゾール系化合物の他方の幾何異性体(以下〔
−Z〕異性体と称する)があり、本発明は〔−
E〕異性体、〔−Z〕異性体または両者の混合
物に及ぶものである。さらにそれぞれの幾何異性
体には2種ずつの光学異性体が存在し、本発明は
単一の光学異性体およびそれらの混合物にも及ぶ
ことはいうまでもない。 従来から抗菌性を有する数多くの合成有機化合
物が発見され、農業用殺菌剤として開発されて農
園芸作物を病原菌から守り、農産物の安定供給に
多大の貢献をなしてきた。しかしながらより改良
されるべき問題が数多く存在することも事実であ
り、そのような問題点として環境汚染や、経済性
などがあげられる。このような問題を解決する方
法の一つとしては植物病原菌に対してより高い殺
菌効果を持つ化合物を用いることであり、またよ
り広範な病原菌に対して殺菌活性を有する化合物
を使用して病害の同時防除をはかることである。
本発明者らは先に下記一般式〔〕で示されるア
ゾール系化合物についてその殺菌剤としての優れ
た性質を見出した(特開昭54−41875号公報)。 (式中、Xはアルキル基、シアノ基、アルコキシ
基、フエノキシ基、フエニル基、ハロゲン原子ま
たは水素原子を表わし、mは1〜5の整数を表わ
す。R1は
【式】で示されるイミダゾール基ま
たは
【式】で示されるトリアゾール基を表
わす。R2はt−ブチル基または無置換あるいは
随意にアルキル基、アルコキシ基、フエニル基も
しくはハロゲン原子で置換されたフエニル基を表
わす。) しかしながら、該公報においては、一般式
〔〕においてR2がt−ブチル基、フエニル基ま
たは置換フエニル基に限られており、その他のア
ルキル基およびシクロアルキル基等に関しては全
く言及されていない。特異な有機残基である1−
メチルシクロプロピル基を化学構造中に持つこと
を特徴とする本発明化合物は該公報記載の化合物
〔〕とは構造的に全く異なる新規な化合物群を
指すものである。 本発明者らは新たな見地からさらに研究を行な
つた結果、一般式〔〕で示される本発明化合物
が植物病害に対してきわめて優れた除除効果を示
し、かつ除草および植物生長調節作用のあること
を見出した。加えて本発明者らは一般式〔〕で
示されるトリアゾール系化合物の2つの幾何異性
体の各々を純粋に単離してその殺菌剤としての性
質を詳しく比較検討したところ、〔−E〕異性
体が〔−Z〕異性体に比べてより広範な植物病
原菌に対してより高い殺菌活性を示すことも見出
し、本発明の完成に至つたものである。すなわ
ち、以下実施例3および4に明らかなように、本
発明化合物は〔−Z〕異性体と〔−E〕異性
体の双方ともに優れた植物病害防除効果を示す
が、実施例6に示されるように、〔−E〕異性
体は〔−Z〕異性体に比較してより広範な植物
病原菌に対してより高い殺菌活性を示し、農園芸
用殺菌剤としてさらに優れた性質を有することを
見出した。 本発明化合物が優れた防除効果を示す対象病害
としては、イネのいもち病、紋枯病、リンゴの腐
らん病、モニリア病、うどんこ病、黒星病、黒点
病および斑点落葉病、ナシの黒斑病、うどんこ
病、赤星病および黒星病、ミカンの黒点病、そう
か病、黒痘病、緑かび病および青かび病、モモの
灰星病、ブドウの晩腐病、灰色かび病、うどんこ
病およびさび病、エンバクの冠さび病、オオムギ
のうどんこ病、雲形病、斑葉病、裸黒穂病、堅黒
穂病、雪腐菌核病および黒さび病、コムギの赤さ
び病、裸黒穂病、なまぐさ黒穂病、葉枯病、ふ枯
病、黄さび病、黒さび病、うどんこ病、ウリ類の
うどんこ病、灰色かび病、つる枯病、菌核病およ
びたんそ病、トマトの葉かび病、うどんこ病およ
び輪紋病、ナスの灰色かび病、半身萎凋病および
うどんこ病、ピーマンのうどんこ病、イチゴの灰
色かび病およびうどんこ病、タバコの赤星病およ
びうどんこ病、テンサイの褐斑病、ラツカセイの
黒渋病および褐斑病などがあげられる。 さらに本発明化合物の抗菌性についてさらに検
討を加えたところ、本発明化合物が白癬菌
Trichophyton rubrumに対しても抗菌性を示す
ことが明らかとなり、本発明化合物の医薬用抗真
菌剤としての用途の可能性が認められた。 さらに本発明化合物は、植物生長調節剤として
も使用でき、有用植物体に施用してその生長を抑
制する。たとえば稲、ムギ類、芝生、生垣用樹
木、果樹等の徒長防止、あるいは鉢植菊等の園芸
作物の倭化などに用いることができる。 稲作では、肥料の多施用や強風などによつて生
ずる稲の倒伏がしばしば重要な問題となるが、本
化合物を適期に処理することにより、稲の草丈を
適度に抑制し、徒長をおさえ、倒伏の防止に有効
である。 鉢植菊の栽培においては、本化合物の施用によ
り花には影響を与えず、茎の長さを短くすること
により、商品価値を高めることができる。 また本発明化合物は、除草作用を有し、ヒエ、
メヒシバ、エノコログサ等のイネ科の畑地雑草、
カヤツリグサ、アオビユ、シロザ、スベリヒユ、
ハコベ等の広葉畑地雑草に、またタイヌビエ、コ
ナギ、キカシグサ、アブノメ、ホタルイ、マツバ
イ等の水田一年生および多年生雑草に対しても強
い作用をもつ。 本化合物を畑地に使用する場合、畑地の主要雑
草に効力が強いうえ、雑草の発生前に行う土壌処
理でも生育初期に行う茎葉処理でも効果をもち、
しかもイネ、ダイズ、ワタ、トエモロコシ、落花
生、ヒマワリ、ビート等の各主要作物に害がな
く、レタス、ダイコン、トマト等の野菜にも安全
に使用できるという非常にすぐれた性質を有して
いる。また、本化合物を水田に使用する場合も、
水田の主要雑草に雑草の発芽前あるいは初期の生
育期処理で強い活性を有すと同時に、イネに対し
ては安全性が高い。 本発明化合物は、水稲用としてはもちろん各種
穀類、そ菜類、果樹園、芝生、牧草地、茶園、桑
園、ゴム園、森林地、非農耕地等の除草剤として
有用である。 一方、本発明化合物は人畜、魚類に対して高い
安全性を有し、かつ農業上有用な作物に対して実
際の使用上なんら害を及ぼすことなく使用できる
ことも明らかとなつた。 本発明化合物を製造するより具体的な方法とし
ては、たとえば以下に述べる方法がある。 (式中、Xおよびnは先に示した意味と同一であ
る。) すなわち、一般式〔〕で示されるケトン化合
物を適当な溶媒中で水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化ホウ素ナトリウムなどの金属水素化錯
体を用いて還元するかまたはアルミニウムイソプ
ロポキシドのようなアルミニウムアルコキシドを
用いて還元することにより、一般式〔〕で示さ
れる本発明化合物を製造する。ケトン化合物とし
て幾何異性体の一方である〔−E〕異性体を用
いれば、これを還元することにより本発明化合物
の一方の幾何異性体(〔−E〕異性体)が得ら
れ、同様にケトン化合物の他方の幾何異性体
(〔−Z〕異性体)からは本発明化合物の他方の
幾何異性体(〔−Z〕異性体)が得られる。 還元に供されるケトン化合物〔〕は、たとえ
ば下記の反応式に従つて得られるが、さらに分別
結晶化による方法やカラムクロマトグラフイーに
よつて2つの幾何異性体(〔−E〕異性体およ
び〔−Z〕異性体)を各々純粋に得ることがで
きる。さらにはケトン化合物〔〕の幾何異性体
混合物をたとえばUVランプやキセノンランプで
照射して光異性化反応を行なえば〔−E〕異性
体が収率よく得られる。 (式中、Xおよびnは先に示した意味と同一であ
る。) 還元反応に金属水素化錯体を用いる場合に使用
される溶媒は、ジエチルエーテルやテトラヒドロ
フラン等のエーテル類、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等のアルコール類である。
金属水素化錯体として水素化ホウ素ナトリウムを
用いる場合はケトン化合物〔〕1モルに対して
0.25〜2モルの水素化ホウ素ナトリウウムを溶媒
中で混合することにより反応は達成される。反応
温度は0℃から室温までの範囲が好ましく、使用
される溶媒はジエチルエーテルやテトラヒドロフ
ラン等のエーテル類、メタノール、エタノール、
イソプロパノール等のアルコール類である。金属
水素化錯体として水素化アルミニウムリチウムを
用いる場合は、溶媒に溶解されたケトン化合物
〔〕に同溶媒に溶解した原料に対して0.25〜0.3
倍モルの水素化アルミニウムリチウム溶液を加え
ることにより反応は達成される。反応温度は−60
℃〜+70℃の範囲が好ましく、使用される溶媒は
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエー
テル類である。反応終了後、反応液に水あるいは
希酸水溶液を加え、必要ならアルカリで中和後、
生じた結晶を過するかまたは水に難溶の有機溶
媒で抽出する。以後の処理は常法に従つて行なわ
れる。 アルミニウムイソプロポキシドを還元剤として
使用する場合は、イソプロパノールのようなアル
コール類あるいはベンゼンのような芳香族炭化水
素類を溶媒として用いるのが好ましい。反応はケ
トン化合物〔〕1モルに対してアルミニウムイ
ソプロポキシドの1〜2モルを使用し、室温から
100℃の温度で行なうのが普通である。得られる
アルミニウム化合物は希硫酸また水酸化ナトリウ
ム水溶液で分解したのち水に難溶の有機溶媒で抽
出する。以後の処理は常法に従う。 本発明化合物の塩は生理学上許容される酸、た
とえば臭化水素酸、塩酸、ヨウ化水素酸等のハロ
ゲン化水素酸、酢酸、トリクロロ酢酸、マレイン
酸、コハク酸等のカルボン酸、p−トルエンスル
ホン酸、メタンスルホン酸等のスルホン酸、硝
酸、硫酸そしてリン酸などとの塩であり、必要に
応じてこれらの本発明化合物の塩が従来の方法に
よつて得られる。 このようにして得られた本発明化合物を実際に
施用する際には、他成分を加えずに純粋な形で使
用できるし、また殺菌、除草および植物生長調節
剤として使いやすくするため担体と混合して施用
することができ、通常使用される形態、たとえば
粉剤、水和剤、油剤、乳剤、錠剤、粒剤、微粒
剤、エアゾール、フロアブルなどのいずれとして
も使用することができる。 前記製剤中には一般に活性化合物(混合成分を
含めて)を重量にして0.1〜95.0%、好ましくは
0.2〜90.0%を含み、通常10アールあたり2〜500
gの施用量が適当である。さらにその使用濃度は
0.001%〜1.0%の範囲が望ましいが、これらの使
用量、濃度等は剤型、施用時期、方法、場所、対
象病害、対象作物等によつても異なるため前記範
囲に拘わることなく増減することは何ら差し支え
ない。 さらに他の殺菌、除草および植物生長調節剤と
混合して使用することができ、たとえばN−(3,
5−ジクロロフエニル)−1,2−ジメチルシク
ロプロパン−1,2−ジカルボキシイミド、S−
ノルマル−ブチルS′−パラ−ターシヤリ−ブチル
ベンジルジチオカーボンイミデート、O,O−ジ
メチル−O−2,6−ジクロル−4−メチルフエ
ニルホスホロチオエート、メチル−N−ベンズイ
ミダゾール−2−イル−N−(ブチルカルバモイ
ル)カーバメート、N−トリクロロメチルチオ−
4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミ
ド、シス−N−(1,1,2,2−テトラクロロ
エチルチオ)−4−シクロヘキセン−1,2−ジ
カルボキシイミド、ポリオキシン、ストレプトマ
イシン、ジンクエチレンビスジチオカーバメー
ト、ジンクジメチルチオカーバメート、マンガニ
スエチレンビスジチオカーバメート、ビス(N,
N−ジメチルチオカルバモイル)ジサルフアイ
ド、テトラクロロイソフタロニトリル、8−ヒド
ロキシキノリン、ドデシルグアニジンアセテー
ト、5,6−ジヒドロ−2−メチル−1,4−オ
キサチイン−3−カルボキサニリド、N′−ジク
ロロフルオロメチルチオ−N,N−ジメチル−
N′−フエニルスルフアミド、1−(4−クロロフ
エノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノン、1,
2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−チオウ
レイド)ベンゼン、メチルN−(2,6−ジメチ
ルフエニル)−N−メトキシアセチル−2−メチ
ルグリシネート、アルミニウムエチルホスフアイ
ト等の殺菌剤、2,4−ジクロルフエノキシ酢
酸;2−メチル−4−クロルフエノキシ酢酸;2
−メチル−4−クロルフエノキシ酪酸;2−メチ
ル−4−クロルフエノキシ酢酸(エステル、塩類
を含む)等のフエノキシ系除草剤、2,4−ジク
ロルフエニル−4′−ニトロフエニルエーテル;
2,4,6−トリクロルフエニル−4′−ニトロフ
エニルエーテル;2−クロロ−4−トリフルオロ
メチルフエニル−3′−エトキシ−4′−ニトロフエ
ニルエーテル;2,4−ジクロルフエニル−4′−
ニトロ−3′−メトキシフエニルエーテル;2,4
−ジクロルフエニル−3′−メトキシカルボニル−
4′−ニトロフエニルエーテル等のジフエニルエー
テル系除草剤、2−クロル−4,6−ビスエチル
アミノ−1,3,5−トリアジン;2−クロル−
4−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ−
1,3,5−トリアジン;2−メチルチオ−4,
6−ビスエチルアミノ−1,3,5−トリアジ
ン;2−メチルチオ−4,6−ビスイソプロピル
アミノ−1,3,5−トリアジン等のトリアジン
系除草剤、3−(3,4−ジクロルフエニル)−
1,1−ジメチルウレア;3−(3,4−ジクロ
ルフエニル)−1−メトキシ−1−メチルウレア、
1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−p−トリ
ルウレア、1−(2−ベンゾチアゾリル)−1,3
−ジメチルウレア等の尿素系除草剤、イソプロピ
ル−N−(3−クロルフエニルカーバメイト;メ
チル−N−(3,4−ジクロルフエニル)カーバ
メイト等のカーバメイト系除草剤、S−(4−ク
ロルベンジル)−N,N−ジエチルチオールカー
バメイト;S−エチル−N,N−ヘキサメチレン
チオールカーバメイト等のチオールカーバメイト
系除草剤、3,4−ジクロルプロピオンアニリ
ド;N−メトキシメチル−2,6−ジエチル−α
−クロルアセトアニリド;2−クロル−2′,6′−
ジエチル−N−(ブトキシメチル)−アセトアニリ
ド;2−クロル−2′,6′−ジエチル−N−(n−
プロポキシエチル)−アセトアニリド;N−クロ
ルアセチル−N−(2,6−ジエチルフエニル)−
グリシンエチルエステル等の酸アニリド系除草
剤、5−ブロム−3−セカンダリーブチル−6−
メチルウラシル;3−シクロヘキシル−5,6−
トリメチレンウラシル等のウラシル系除草剤、
1,1′−ジメチル−4,4−ビスピリジニウムク
ロライド等のピリジニウム塩素系除草剤、N,N
−ビス(ホスホノメチル)−グリシン、O−エチ
ル−O−(2−ニトロ−5−メチルフエニル)−N
−セカンダリーブチルホスホロアミドチオエー
ト、S−(2−メチル−1−ピペリジルカルボニ
ルメチル)O,O−ジ−n−プロピルジチオホス
フエート;S−(2−メチル−1−ピペリジルカ
ルボニルメチル)O,O−ジフエニルジチオホス
フエート等のリン系除草剤、α,α,α−トリフ
ルオロ−2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル
−P−トルイジン等のトルイジン系除草剤、5−
ターシヤリーブチル−3−(2,4−ジクロル−
5−イソプロポキシフエニル)−1,3,4−オ
キサジアゾリン−2−オン;3−イソプロピル−
(1H)−2,1,3−ベンゾチアジアジン−(3H)
−オン−2,2−ジオキシド、α−(β−ナフト
キシ)プロピオンアニライド、4−(2,4−ジ
クロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾー
ル−5−イルp−トルエンスルホネート、3−
(メトキシカルボニルアミノ)フエニル3−メチ
ルフエニルカーバメ−ト、4−アミノ−3−メチ
ル−6−フエニル−1,2,4−トリアジンなど
と混合して使用でき、いずれも各単剤の防除効果
を減ずることはない。また本化合物は殺虫剤と混
合して使用することもでき、たとえばO,O−ジ
メチルO−(4−ニトロ−3−メチルフエニル)
ホスホロチオエート、O−(4−シアノフエニル)
O,O−ジメチルホスホロチオエート、O−(4
−シアノフエニル)O−エチルフエニルホスホノ
チオエート、O,O−ジメチルS−(N−メチル
カルバモイルメチル)ホスホロジチオエート、2
−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサ
ホスホリン−2−スルフイド、O,O−ジメチル
S−(1−エトキシカルボニル−1−フエニルメ
チル)ホスホロジチオエート等の有機リン系殺虫
剤、α−シアノ−3−フエノキシベンジル2−
(4−クロロフエニル)イソバレレート、3−フ
エノキシベンジル2,2−ジメチル−3−(2,
2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシ
レート、α−シアノ−3−フエノキシベンジル
2,2−ジメチル−3−(2,2−ジブロモビニ
ル)シクロプロパンカルボキシレート等のピレス
ロイド系殺虫剤と混合して使用することができ、
いずれも各単剤の防除効果を減ずることはない。
したがつて2種類以上の病害虫の同時防除が可能
であり、さらに混合による相乗効果も期待される
ものである。 次に実施例をあげ本発明をさらに詳細に説明す
る。NMRスペクトルは特に断わりのない限り重
クロロホルムを溶媒とし、テトラメチルシランを
内簿標準としてδ値で示した。 実施例 1 3−(4−クロロフエニル)−1−(1−メチル
−シクロプロピル)−2−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−プロペン−1−オー
ルの〔−E〕異性体の合成(化合物番号1) 下記NMRスペクトルで特徴付けられる3−
(4−クロロフエニル)−1−(1−メチルシクロ
プロピル)−2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−2−プロペン−1−オンの〔−E〕
異性体(融点89〜92℃)2.9g(0.01モル)をメ
タノール50mlに溶解した。これを氷冷し反応温度
を20℃以下に保ちつつ、水素化ホウ素ナトリウム
0.38g(0.01モル)を加えた。20℃に3時間保つ
たのち水100ml、酢酸2mlを加えて分解し、有機
層をクロロホルム100mlで抽出した。5%重曹水
50mlで洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧下に留去し、油状残渣を四塩化炭
素とn−ヘキサン(1:1)の混合溶媒5ml中で
結晶化して標題化合物2.4g(収率85%)を得た。 出発物質;3−(4−クロロフエニル)−1−
(1−メチルシクロプロピル)−2−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)−2−プロペン−1
−オンの〔−E〕異性体のNMRスペクトルを
示す。 8.28(1H、シングレツト、トリアゾールプロト
ン) 8.07(1H、シングレツト、トリアゾールプロト
ン) 7.32(4H、シングレツト、フエニルプロトン) 7.19(1H、シングレツト、オレフインプロト
ン) 1.45〜1.15(2H、マルチプレツト、シクロプロ
ピル基のメチレンプロトン) 1.25(3H、シングレツト、メチルプロトン) 0.99〜0.75(マルチプレツト、シクロプロピル
基のメチレンプロトン) 実施例 2 3−(4−クロロフエニル)−1−(1−メチル
−シクロプロピル)−2−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−プロペン−1−オー
ルの〔−Z〕異性体の合成(化合物番号2) 下記NMRスペクトルで特徴付けられる3−
(4−クロロフエニル)−1−(1−メチルシクロ
プロピル)−2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−2−プロペン−1−オンの〔−Z〕
異性体(融点74〜75℃)2g(0.007モル)をメ
タノール50ml中、水素化ホウ素ナトリウム0.27g
(0.007モル)を用いて実施例1と同様の方法で還
元することにより、標題化合物の1.7g(収率85
%)を得た。 出発物質;3−(4−クロロフエニル)−1−
(1−メチルシクロプロピル)−2−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)−2−プロペン−1
−オンの〔−Z〕異性体のNMRスペクトルを
示す。 8.12(1H、シングレツト、トリアゾールプロト
ン) 8.03(1H、シングレツト、トリアゾールプロト
ン) 7.55(1H、シングレツト、オレフインプロト
ン) 7.21(2H、タブレツト、フエニルプロトン、J
=8Hz) 6.81(2H、タブレツト、フエニルプロトン、J
=8Hz) 1.50〜1.25(2H、マルチプレツト、シクロプロ
ピル基のメチレンプロトン) 1.28(3H、シングレツト、メチルプロトン) 0.90〜0.65(2H、マルチプレツト、シクロプロ
ピル基のメチレンプロトン) ついで第1表に本発明化合物を例示し、その
NMRスペクトルも併せ記載した。これらの化合
物は実施例1、2と同様な方法によつて合成する
ことができる。
随意にアルキル基、アルコキシ基、フエニル基も
しくはハロゲン原子で置換されたフエニル基を表
わす。) しかしながら、該公報においては、一般式
〔〕においてR2がt−ブチル基、フエニル基ま
たは置換フエニル基に限られており、その他のア
ルキル基およびシクロアルキル基等に関しては全
く言及されていない。特異な有機残基である1−
メチルシクロプロピル基を化学構造中に持つこと
を特徴とする本発明化合物は該公報記載の化合物
〔〕とは構造的に全く異なる新規な化合物群を
指すものである。 本発明者らは新たな見地からさらに研究を行な
つた結果、一般式〔〕で示される本発明化合物
が植物病害に対してきわめて優れた除除効果を示
し、かつ除草および植物生長調節作用のあること
を見出した。加えて本発明者らは一般式〔〕で
示されるトリアゾール系化合物の2つの幾何異性
体の各々を純粋に単離してその殺菌剤としての性
質を詳しく比較検討したところ、〔−E〕異性
体が〔−Z〕異性体に比べてより広範な植物病
原菌に対してより高い殺菌活性を示すことも見出
し、本発明の完成に至つたものである。すなわ
ち、以下実施例3および4に明らかなように、本
発明化合物は〔−Z〕異性体と〔−E〕異性
体の双方ともに優れた植物病害防除効果を示す
が、実施例6に示されるように、〔−E〕異性
体は〔−Z〕異性体に比較してより広範な植物
病原菌に対してより高い殺菌活性を示し、農園芸
用殺菌剤としてさらに優れた性質を有することを
見出した。 本発明化合物が優れた防除効果を示す対象病害
としては、イネのいもち病、紋枯病、リンゴの腐
らん病、モニリア病、うどんこ病、黒星病、黒点
病および斑点落葉病、ナシの黒斑病、うどんこ
病、赤星病および黒星病、ミカンの黒点病、そう
か病、黒痘病、緑かび病および青かび病、モモの
灰星病、ブドウの晩腐病、灰色かび病、うどんこ
病およびさび病、エンバクの冠さび病、オオムギ
のうどんこ病、雲形病、斑葉病、裸黒穂病、堅黒
穂病、雪腐菌核病および黒さび病、コムギの赤さ
び病、裸黒穂病、なまぐさ黒穂病、葉枯病、ふ枯
病、黄さび病、黒さび病、うどんこ病、ウリ類の
うどんこ病、灰色かび病、つる枯病、菌核病およ
びたんそ病、トマトの葉かび病、うどんこ病およ
び輪紋病、ナスの灰色かび病、半身萎凋病および
うどんこ病、ピーマンのうどんこ病、イチゴの灰
色かび病およびうどんこ病、タバコの赤星病およ
びうどんこ病、テンサイの褐斑病、ラツカセイの
黒渋病および褐斑病などがあげられる。 さらに本発明化合物の抗菌性についてさらに検
討を加えたところ、本発明化合物が白癬菌
Trichophyton rubrumに対しても抗菌性を示す
ことが明らかとなり、本発明化合物の医薬用抗真
菌剤としての用途の可能性が認められた。 さらに本発明化合物は、植物生長調節剤として
も使用でき、有用植物体に施用してその生長を抑
制する。たとえば稲、ムギ類、芝生、生垣用樹
木、果樹等の徒長防止、あるいは鉢植菊等の園芸
作物の倭化などに用いることができる。 稲作では、肥料の多施用や強風などによつて生
ずる稲の倒伏がしばしば重要な問題となるが、本
化合物を適期に処理することにより、稲の草丈を
適度に抑制し、徒長をおさえ、倒伏の防止に有効
である。 鉢植菊の栽培においては、本化合物の施用によ
り花には影響を与えず、茎の長さを短くすること
により、商品価値を高めることができる。 また本発明化合物は、除草作用を有し、ヒエ、
メヒシバ、エノコログサ等のイネ科の畑地雑草、
カヤツリグサ、アオビユ、シロザ、スベリヒユ、
ハコベ等の広葉畑地雑草に、またタイヌビエ、コ
ナギ、キカシグサ、アブノメ、ホタルイ、マツバ
イ等の水田一年生および多年生雑草に対しても強
い作用をもつ。 本化合物を畑地に使用する場合、畑地の主要雑
草に効力が強いうえ、雑草の発生前に行う土壌処
理でも生育初期に行う茎葉処理でも効果をもち、
しかもイネ、ダイズ、ワタ、トエモロコシ、落花
生、ヒマワリ、ビート等の各主要作物に害がな
く、レタス、ダイコン、トマト等の野菜にも安全
に使用できるという非常にすぐれた性質を有して
いる。また、本化合物を水田に使用する場合も、
水田の主要雑草に雑草の発芽前あるいは初期の生
育期処理で強い活性を有すと同時に、イネに対し
ては安全性が高い。 本発明化合物は、水稲用としてはもちろん各種
穀類、そ菜類、果樹園、芝生、牧草地、茶園、桑
園、ゴム園、森林地、非農耕地等の除草剤として
有用である。 一方、本発明化合物は人畜、魚類に対して高い
安全性を有し、かつ農業上有用な作物に対して実
際の使用上なんら害を及ぼすことなく使用できる
ことも明らかとなつた。 本発明化合物を製造するより具体的な方法とし
ては、たとえば以下に述べる方法がある。 (式中、Xおよびnは先に示した意味と同一であ
る。) すなわち、一般式〔〕で示されるケトン化合
物を適当な溶媒中で水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化ホウ素ナトリウムなどの金属水素化錯
体を用いて還元するかまたはアルミニウムイソプ
ロポキシドのようなアルミニウムアルコキシドを
用いて還元することにより、一般式〔〕で示さ
れる本発明化合物を製造する。ケトン化合物とし
て幾何異性体の一方である〔−E〕異性体を用
いれば、これを還元することにより本発明化合物
の一方の幾何異性体(〔−E〕異性体)が得ら
れ、同様にケトン化合物の他方の幾何異性体
(〔−Z〕異性体)からは本発明化合物の他方の
幾何異性体(〔−Z〕異性体)が得られる。 還元に供されるケトン化合物〔〕は、たとえ
ば下記の反応式に従つて得られるが、さらに分別
結晶化による方法やカラムクロマトグラフイーに
よつて2つの幾何異性体(〔−E〕異性体およ
び〔−Z〕異性体)を各々純粋に得ることがで
きる。さらにはケトン化合物〔〕の幾何異性体
混合物をたとえばUVランプやキセノンランプで
照射して光異性化反応を行なえば〔−E〕異性
体が収率よく得られる。 (式中、Xおよびnは先に示した意味と同一であ
る。) 還元反応に金属水素化錯体を用いる場合に使用
される溶媒は、ジエチルエーテルやテトラヒドロ
フラン等のエーテル類、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等のアルコール類である。
金属水素化錯体として水素化ホウ素ナトリウムを
用いる場合はケトン化合物〔〕1モルに対して
0.25〜2モルの水素化ホウ素ナトリウウムを溶媒
中で混合することにより反応は達成される。反応
温度は0℃から室温までの範囲が好ましく、使用
される溶媒はジエチルエーテルやテトラヒドロフ
ラン等のエーテル類、メタノール、エタノール、
イソプロパノール等のアルコール類である。金属
水素化錯体として水素化アルミニウムリチウムを
用いる場合は、溶媒に溶解されたケトン化合物
〔〕に同溶媒に溶解した原料に対して0.25〜0.3
倍モルの水素化アルミニウムリチウム溶液を加え
ることにより反応は達成される。反応温度は−60
℃〜+70℃の範囲が好ましく、使用される溶媒は
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエー
テル類である。反応終了後、反応液に水あるいは
希酸水溶液を加え、必要ならアルカリで中和後、
生じた結晶を過するかまたは水に難溶の有機溶
媒で抽出する。以後の処理は常法に従つて行なわ
れる。 アルミニウムイソプロポキシドを還元剤として
使用する場合は、イソプロパノールのようなアル
コール類あるいはベンゼンのような芳香族炭化水
素類を溶媒として用いるのが好ましい。反応はケ
トン化合物〔〕1モルに対してアルミニウムイ
ソプロポキシドの1〜2モルを使用し、室温から
100℃の温度で行なうのが普通である。得られる
アルミニウム化合物は希硫酸また水酸化ナトリウ
ム水溶液で分解したのち水に難溶の有機溶媒で抽
出する。以後の処理は常法に従う。 本発明化合物の塩は生理学上許容される酸、た
とえば臭化水素酸、塩酸、ヨウ化水素酸等のハロ
ゲン化水素酸、酢酸、トリクロロ酢酸、マレイン
酸、コハク酸等のカルボン酸、p−トルエンスル
ホン酸、メタンスルホン酸等のスルホン酸、硝
酸、硫酸そしてリン酸などとの塩であり、必要に
応じてこれらの本発明化合物の塩が従来の方法に
よつて得られる。 このようにして得られた本発明化合物を実際に
施用する際には、他成分を加えずに純粋な形で使
用できるし、また殺菌、除草および植物生長調節
剤として使いやすくするため担体と混合して施用
することができ、通常使用される形態、たとえば
粉剤、水和剤、油剤、乳剤、錠剤、粒剤、微粒
剤、エアゾール、フロアブルなどのいずれとして
も使用することができる。 前記製剤中には一般に活性化合物(混合成分を
含めて)を重量にして0.1〜95.0%、好ましくは
0.2〜90.0%を含み、通常10アールあたり2〜500
gの施用量が適当である。さらにその使用濃度は
0.001%〜1.0%の範囲が望ましいが、これらの使
用量、濃度等は剤型、施用時期、方法、場所、対
象病害、対象作物等によつても異なるため前記範
囲に拘わることなく増減することは何ら差し支え
ない。 さらに他の殺菌、除草および植物生長調節剤と
混合して使用することができ、たとえばN−(3,
5−ジクロロフエニル)−1,2−ジメチルシク
ロプロパン−1,2−ジカルボキシイミド、S−
ノルマル−ブチルS′−パラ−ターシヤリ−ブチル
ベンジルジチオカーボンイミデート、O,O−ジ
メチル−O−2,6−ジクロル−4−メチルフエ
ニルホスホロチオエート、メチル−N−ベンズイ
ミダゾール−2−イル−N−(ブチルカルバモイ
ル)カーバメート、N−トリクロロメチルチオ−
4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミ
ド、シス−N−(1,1,2,2−テトラクロロ
エチルチオ)−4−シクロヘキセン−1,2−ジ
カルボキシイミド、ポリオキシン、ストレプトマ
イシン、ジンクエチレンビスジチオカーバメー
ト、ジンクジメチルチオカーバメート、マンガニ
スエチレンビスジチオカーバメート、ビス(N,
N−ジメチルチオカルバモイル)ジサルフアイ
ド、テトラクロロイソフタロニトリル、8−ヒド
ロキシキノリン、ドデシルグアニジンアセテー
ト、5,6−ジヒドロ−2−メチル−1,4−オ
キサチイン−3−カルボキサニリド、N′−ジク
ロロフルオロメチルチオ−N,N−ジメチル−
N′−フエニルスルフアミド、1−(4−クロロフ
エノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノン、1,
2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−チオウ
レイド)ベンゼン、メチルN−(2,6−ジメチ
ルフエニル)−N−メトキシアセチル−2−メチ
ルグリシネート、アルミニウムエチルホスフアイ
ト等の殺菌剤、2,4−ジクロルフエノキシ酢
酸;2−メチル−4−クロルフエノキシ酢酸;2
−メチル−4−クロルフエノキシ酪酸;2−メチ
ル−4−クロルフエノキシ酢酸(エステル、塩類
を含む)等のフエノキシ系除草剤、2,4−ジク
ロルフエニル−4′−ニトロフエニルエーテル;
2,4,6−トリクロルフエニル−4′−ニトロフ
エニルエーテル;2−クロロ−4−トリフルオロ
メチルフエニル−3′−エトキシ−4′−ニトロフエ
ニルエーテル;2,4−ジクロルフエニル−4′−
ニトロ−3′−メトキシフエニルエーテル;2,4
−ジクロルフエニル−3′−メトキシカルボニル−
4′−ニトロフエニルエーテル等のジフエニルエー
テル系除草剤、2−クロル−4,6−ビスエチル
アミノ−1,3,5−トリアジン;2−クロル−
4−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ−
1,3,5−トリアジン;2−メチルチオ−4,
6−ビスエチルアミノ−1,3,5−トリアジ
ン;2−メチルチオ−4,6−ビスイソプロピル
アミノ−1,3,5−トリアジン等のトリアジン
系除草剤、3−(3,4−ジクロルフエニル)−
1,1−ジメチルウレア;3−(3,4−ジクロ
ルフエニル)−1−メトキシ−1−メチルウレア、
1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−p−トリ
ルウレア、1−(2−ベンゾチアゾリル)−1,3
−ジメチルウレア等の尿素系除草剤、イソプロピ
ル−N−(3−クロルフエニルカーバメイト;メ
チル−N−(3,4−ジクロルフエニル)カーバ
メイト等のカーバメイト系除草剤、S−(4−ク
ロルベンジル)−N,N−ジエチルチオールカー
バメイト;S−エチル−N,N−ヘキサメチレン
チオールカーバメイト等のチオールカーバメイト
系除草剤、3,4−ジクロルプロピオンアニリ
ド;N−メトキシメチル−2,6−ジエチル−α
−クロルアセトアニリド;2−クロル−2′,6′−
ジエチル−N−(ブトキシメチル)−アセトアニリ
ド;2−クロル−2′,6′−ジエチル−N−(n−
プロポキシエチル)−アセトアニリド;N−クロ
ルアセチル−N−(2,6−ジエチルフエニル)−
グリシンエチルエステル等の酸アニリド系除草
剤、5−ブロム−3−セカンダリーブチル−6−
メチルウラシル;3−シクロヘキシル−5,6−
トリメチレンウラシル等のウラシル系除草剤、
1,1′−ジメチル−4,4−ビスピリジニウムク
ロライド等のピリジニウム塩素系除草剤、N,N
−ビス(ホスホノメチル)−グリシン、O−エチ
ル−O−(2−ニトロ−5−メチルフエニル)−N
−セカンダリーブチルホスホロアミドチオエー
ト、S−(2−メチル−1−ピペリジルカルボニ
ルメチル)O,O−ジ−n−プロピルジチオホス
フエート;S−(2−メチル−1−ピペリジルカ
ルボニルメチル)O,O−ジフエニルジチオホス
フエート等のリン系除草剤、α,α,α−トリフ
ルオロ−2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル
−P−トルイジン等のトルイジン系除草剤、5−
ターシヤリーブチル−3−(2,4−ジクロル−
5−イソプロポキシフエニル)−1,3,4−オ
キサジアゾリン−2−オン;3−イソプロピル−
(1H)−2,1,3−ベンゾチアジアジン−(3H)
−オン−2,2−ジオキシド、α−(β−ナフト
キシ)プロピオンアニライド、4−(2,4−ジ
クロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾー
ル−5−イルp−トルエンスルホネート、3−
(メトキシカルボニルアミノ)フエニル3−メチ
ルフエニルカーバメ−ト、4−アミノ−3−メチ
ル−6−フエニル−1,2,4−トリアジンなど
と混合して使用でき、いずれも各単剤の防除効果
を減ずることはない。また本化合物は殺虫剤と混
合して使用することもでき、たとえばO,O−ジ
メチルO−(4−ニトロ−3−メチルフエニル)
ホスホロチオエート、O−(4−シアノフエニル)
O,O−ジメチルホスホロチオエート、O−(4
−シアノフエニル)O−エチルフエニルホスホノ
チオエート、O,O−ジメチルS−(N−メチル
カルバモイルメチル)ホスホロジチオエート、2
−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサ
ホスホリン−2−スルフイド、O,O−ジメチル
S−(1−エトキシカルボニル−1−フエニルメ
チル)ホスホロジチオエート等の有機リン系殺虫
剤、α−シアノ−3−フエノキシベンジル2−
(4−クロロフエニル)イソバレレート、3−フ
エノキシベンジル2,2−ジメチル−3−(2,
2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシ
レート、α−シアノ−3−フエノキシベンジル
2,2−ジメチル−3−(2,2−ジブロモビニ
ル)シクロプロパンカルボキシレート等のピレス
ロイド系殺虫剤と混合して使用することができ、
いずれも各単剤の防除効果を減ずることはない。
したがつて2種類以上の病害虫の同時防除が可能
であり、さらに混合による相乗効果も期待される
ものである。 次に実施例をあげ本発明をさらに詳細に説明す
る。NMRスペクトルは特に断わりのない限り重
クロロホルムを溶媒とし、テトラメチルシランを
内簿標準としてδ値で示した。 実施例 1 3−(4−クロロフエニル)−1−(1−メチル
−シクロプロピル)−2−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−プロペン−1−オー
ルの〔−E〕異性体の合成(化合物番号1) 下記NMRスペクトルで特徴付けられる3−
(4−クロロフエニル)−1−(1−メチルシクロ
プロピル)−2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−2−プロペン−1−オンの〔−E〕
異性体(融点89〜92℃)2.9g(0.01モル)をメ
タノール50mlに溶解した。これを氷冷し反応温度
を20℃以下に保ちつつ、水素化ホウ素ナトリウム
0.38g(0.01モル)を加えた。20℃に3時間保つ
たのち水100ml、酢酸2mlを加えて分解し、有機
層をクロロホルム100mlで抽出した。5%重曹水
50mlで洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧下に留去し、油状残渣を四塩化炭
素とn−ヘキサン(1:1)の混合溶媒5ml中で
結晶化して標題化合物2.4g(収率85%)を得た。 出発物質;3−(4−クロロフエニル)−1−
(1−メチルシクロプロピル)−2−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)−2−プロペン−1
−オンの〔−E〕異性体のNMRスペクトルを
示す。 8.28(1H、シングレツト、トリアゾールプロト
ン) 8.07(1H、シングレツト、トリアゾールプロト
ン) 7.32(4H、シングレツト、フエニルプロトン) 7.19(1H、シングレツト、オレフインプロト
ン) 1.45〜1.15(2H、マルチプレツト、シクロプロ
ピル基のメチレンプロトン) 1.25(3H、シングレツト、メチルプロトン) 0.99〜0.75(マルチプレツト、シクロプロピル
基のメチレンプロトン) 実施例 2 3−(4−クロロフエニル)−1−(1−メチル
−シクロプロピル)−2−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−プロペン−1−オー
ルの〔−Z〕異性体の合成(化合物番号2) 下記NMRスペクトルで特徴付けられる3−
(4−クロロフエニル)−1−(1−メチルシクロ
プロピル)−2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−2−プロペン−1−オンの〔−Z〕
異性体(融点74〜75℃)2g(0.007モル)をメ
タノール50ml中、水素化ホウ素ナトリウム0.27g
(0.007モル)を用いて実施例1と同様の方法で還
元することにより、標題化合物の1.7g(収率85
%)を得た。 出発物質;3−(4−クロロフエニル)−1−
(1−メチルシクロプロピル)−2−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)−2−プロペン−1
−オンの〔−Z〕異性体のNMRスペクトルを
示す。 8.12(1H、シングレツト、トリアゾールプロト
ン) 8.03(1H、シングレツト、トリアゾールプロト
ン) 7.55(1H、シングレツト、オレフインプロト
ン) 7.21(2H、タブレツト、フエニルプロトン、J
=8Hz) 6.81(2H、タブレツト、フエニルプロトン、J
=8Hz) 1.50〜1.25(2H、マルチプレツト、シクロプロ
ピル基のメチレンプロトン) 1.28(3H、シングレツト、メチルプロトン) 0.90〜0.65(2H、マルチプレツト、シクロプロ
ピル基のメチレンプロトン) ついで第1表に本発明化合物を例示し、その
NMRスペクトルも併せ記載した。これらの化合
物は実施例1、2と同様な方法によつて合成する
ことができる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
次に本発明化合物の農園芸用殺菌、除草および
植物生長調節剤としての有用性をさらに明らかに
する実施例および配合例を述べる。 実施例 3 茎葉散布による大麦うどんこ病防除効果(幼苗
試験) 150ml容のプラスチツク製ポツトに砂壌土をつ
め、大麦種子(品種:五畝四石)を10〜15粒播種
した。これを18〜23℃の空調温室で7日間栽培
し、第1本葉が展開した大麦幼苗を得た。この幼
苗に乳剤形態の供試化合物の水希釈液をポツトあ
たり10mlあて茎葉散布した。薬液風乾後幼苗に大
麦うどんこ病菌(Erysiphe graminis)を接種
し、これを23℃の定温室に入れ蛍光灯照明下で10
日間栽培したのち第1本葉の発病状態を観察し
た。発病度は下記の方法によつて算出した。すな
わち、調査葉の病斑出現度に応じて、0、0.5、
1、2、4の指数に分類し、次式により発病度を
算出した。 (発病指数) (発病状態) 0…葉面上に菌叢を認めない。 0.5… 〃 葉面積の5%未満に菌叢を認める。 1… 〃 20%未満に 〃 2… 〃 50%未満に 〃 4… 〃 50%以上の 〃 発病度(%)=Σ(発病指数)×(葉数)/(調査葉数)
×4×100 つづいて除防価を次式より求めた。 防除価(%) =100−(化合物処理区の発病度/無処理区の発病度
)×100 その結果、第2表から明らかなように、本発明
化合物は優れた大麦うどんこ病防除効果を示し、
その効果は大麦うどんこ病防除に用いられる比較
対照化合物よりまさつた。
植物生長調節剤としての有用性をさらに明らかに
する実施例および配合例を述べる。 実施例 3 茎葉散布による大麦うどんこ病防除効果(幼苗
試験) 150ml容のプラスチツク製ポツトに砂壌土をつ
め、大麦種子(品種:五畝四石)を10〜15粒播種
した。これを18〜23℃の空調温室で7日間栽培
し、第1本葉が展開した大麦幼苗を得た。この幼
苗に乳剤形態の供試化合物の水希釈液をポツトあ
たり10mlあて茎葉散布した。薬液風乾後幼苗に大
麦うどんこ病菌(Erysiphe graminis)を接種
し、これを23℃の定温室に入れ蛍光灯照明下で10
日間栽培したのち第1本葉の発病状態を観察し
た。発病度は下記の方法によつて算出した。すな
わち、調査葉の病斑出現度に応じて、0、0.5、
1、2、4の指数に分類し、次式により発病度を
算出した。 (発病指数) (発病状態) 0…葉面上に菌叢を認めない。 0.5… 〃 葉面積の5%未満に菌叢を認める。 1… 〃 20%未満に 〃 2… 〃 50%未満に 〃 4… 〃 50%以上の 〃 発病度(%)=Σ(発病指数)×(葉数)/(調査葉数)
×4×100 つづいて除防価を次式より求めた。 防除価(%) =100−(化合物処理区の発病度/無処理区の発病度
)×100 その結果、第2表から明らかなように、本発明
化合物は優れた大麦うどんこ病防除効果を示し、
その効果は大麦うどんこ病防除に用いられる比較
対照化合物よりまさつた。
【表】
【表】
注(1) 比較対照化合物(市販殺菌剤)
実施例 4 コムギ赤さび病防除効果(治療効果)(幼苗試
験) 150ml容のプラスチツク製ポツトに砂壌土をつ
め、コムギ種子(品種:農林61号)を10〜15粒播
種した。これを18〜23℃の空調温室で7日間栽培
し、第1本葉が展開したコムギ幼苗を得た。この
幼苗にコムギ赤さび病菌(Puccinia recondita)
を接種し、23℃の湿室に16時間置き、菌を感染さ
せた。つづいて乳剤形態の供試化合物の水希釈液
をポツトあたり10ml散布した。これを23℃の定温
室に入れ、蛍光灯照明下で10日間栽培したのち、
第1本葉の発病状態を観察した。発病調査方法お
よび防除価の算出は実施例3と同様に行なつた。 その結果、第3表から明らかなように、本発明
化合物は優れたコムギ赤さび病防除効果を示し、
比較対照化合物と比べまさつた。
実施例 4 コムギ赤さび病防除効果(治療効果)(幼苗試
験) 150ml容のプラスチツク製ポツトに砂壌土をつ
め、コムギ種子(品種:農林61号)を10〜15粒播
種した。これを18〜23℃の空調温室で7日間栽培
し、第1本葉が展開したコムギ幼苗を得た。この
幼苗にコムギ赤さび病菌(Puccinia recondita)
を接種し、23℃の湿室に16時間置き、菌を感染さ
せた。つづいて乳剤形態の供試化合物の水希釈液
をポツトあたり10ml散布した。これを23℃の定温
室に入れ、蛍光灯照明下で10日間栽培したのち、
第1本葉の発病状態を観察した。発病調査方法お
よび防除価の算出は実施例3と同様に行なつた。 その結果、第3表から明らかなように、本発明
化合物は優れたコムギ赤さび病防除効果を示し、
比較対照化合物と比べまさつた。
【表】
注(1) 比較対照化合物(市販殺菌剤)
実施例 5 ラツカセイ褐斑病防除効果 150ml容のプラスチツク製ポツトに砂壌土をつ
め、ラツカセイ(品種:半立性)をポツトあたり
1粒あて播種した。これを2.5〜30℃の空調温室
で12日間栽培し、第3本葉が展開したラツカセイ
幼苗を得た。この幼苗に乳剤形態の供試化合物の
水希釈液をポツトあたり10mlあて茎葉散布した。
薬液風乾後幼苗にラツカセイ褐斑病菌
(Cercospora arachidicola)を接種し、湿度を保
つために植物体をビニールでおおい、25〜30℃の
空調温室に置いた。十分な発病を得るために空調
温室で上記の幼苗をさらに10日間栽培したのち、
葉の発病状態を観察した。発病調査方法および防
除価の算出は実施例3と同様に行なつた。 その結果、第4表から明らかなように、比較対
照化合物と同様高い防除効果を示した。
実施例 5 ラツカセイ褐斑病防除効果 150ml容のプラスチツク製ポツトに砂壌土をつ
め、ラツカセイ(品種:半立性)をポツトあたり
1粒あて播種した。これを2.5〜30℃の空調温室
で12日間栽培し、第3本葉が展開したラツカセイ
幼苗を得た。この幼苗に乳剤形態の供試化合物の
水希釈液をポツトあたり10mlあて茎葉散布した。
薬液風乾後幼苗にラツカセイ褐斑病菌
(Cercospora arachidicola)を接種し、湿度を保
つために植物体をビニールでおおい、25〜30℃の
空調温室に置いた。十分な発病を得るために空調
温室で上記の幼苗をさらに10日間栽培したのち、
葉の発病状態を観察した。発病調査方法および防
除価の算出は実施例3と同様に行なつた。 その結果、第4表から明らかなように、比較対
照化合物と同様高い防除効果を示した。
【表】
注(1) 比較対照化合物(市販殺菌剤)
実施例 6 菌生育阻止効果 水1あたりにポリペプトン5g、麦芽エキス
20g、シヨ糖20gおよび寒天20gを含む培地を加
熱溶解し、これに乳剤形態の供試化合物の水希釈
液を所定量添加し、培地中の供試化合物濃度を所
定濃度とした。つづいて培地をよく撹拌したのち
ペトリ皿に流し込んで寒天平板とした。寒天が固
化したのち、供試菌の菌叢デイスクまたは分生胞
子けんだく液を接種した。供試菌名および接種後
観察までの培養期間は下記のとおりである。な
お、培養温度はリンゴ黒星病の場合は20℃、他の
菌の場合は28℃とした。
実施例 6 菌生育阻止効果 水1あたりにポリペプトン5g、麦芽エキス
20g、シヨ糖20gおよび寒天20gを含む培地を加
熱溶解し、これに乳剤形態の供試化合物の水希釈
液を所定量添加し、培地中の供試化合物濃度を所
定濃度とした。つづいて培地をよく撹拌したのち
ペトリ皿に流し込んで寒天平板とした。寒天が固
化したのち、供試菌の菌叢デイスクまたは分生胞
子けんだく液を接種した。供試菌名および接種後
観察までの培養期間は下記のとおりである。な
お、培養温度はリンゴ黒星病の場合は20℃、他の
菌の場合は28℃とした。
【表】
【表】
その結果、第5表に示されるように本発明化合
物の〔−E〕異性体は〔−Z〕異性体に比較
してより広範な植物病原菌に対してより高い殺菌
活性を有することが判明した。
物の〔−E〕異性体は〔−Z〕異性体に比較
してより広範な植物病原菌に対してより高い殺菌
活性を有することが判明した。
【表】
実施例 7
素焼の4寸鉢に海砂と山土とビートからなる合
成土壌500gをつめてポツトマム(品種はスノー
リツジ)を栽培し、定植後2週間目にピンチを行
い、3本仕立として新芽が伸びてからピンチ2週
間後に、本発明化合物の所定濃度希釈液を施用
し、薬剤処理後42日目に生長抑制効果を調査し
た。その結果を第6表に示す。 なお、効果の評価は薬剤処理時のポツトマムの
草丈をあらかじめ測定しておき処理後42日目の草
丈との差からこの間の伸丈を算出し、無処理区の
伸丈を100としたときの伸丈指数で表示した。値
は3連の平均値を示す。 なお、対照化合物としてB−ナイン(N,N−
ジメチルアミノサクシナミツクアシド)を用い
た。
成土壌500gをつめてポツトマム(品種はスノー
リツジ)を栽培し、定植後2週間目にピンチを行
い、3本仕立として新芽が伸びてからピンチ2週
間後に、本発明化合物の所定濃度希釈液を施用
し、薬剤処理後42日目に生長抑制効果を調査し
た。その結果を第6表に示す。 なお、効果の評価は薬剤処理時のポツトマムの
草丈をあらかじめ測定しておき処理後42日目の草
丈との差からこの間の伸丈を算出し、無処理区の
伸丈を100としたときの伸丈指数で表示した。値
は3連の平均値を示す。 なお、対照化合物としてB−ナイン(N,N−
ジメチルアミノサクシナミツクアシド)を用い
た。
【表】
実施例 8
水田土壌1.5Kgずつ詰めた直径14cmのワグネル
ポツトを水田状態にし、3葉期の稲苗を移植し、
さらに稗種子を播植し、これに所定量の薬剤を湛
水土壌処理した。薬剤処理後25日目に前記移植ま
たは播種した植物および自然発生したコナギ、ア
ゼナ、キカシグサなどの広葉雑草およびマツバイ
について除草効力、薬害の程度を調査した。 その結果を第7表に示す。 なお、処理方法については、所定量の薬剤を水
和剤の型でポツト当り15c.c.処理した。処理に際し
てはピペツトにて滴下した。 除草効力の評価は下記のように0〜5の数字で
表わした。 0……抑草率 0〜9% 1…… 〃 10〜29 2…… 〃 30〜49 3…… 〃 50〜69 4…… 〃 70〜89 5…… 〃 90〜100 薬害に関しては、草丈、分げつ数、全量(風乾
重)の対無処理区比を出し、3つの要因のもつと
も値の悪いものをとつて0〜5で評価した。 0……対無処理区比 100% 1…… 〃 90〜99 2…… 〃 80〜89 3…… 〃 60〜79 4…… 〃 40〜59 5…… 〃 0〜39
ポツトを水田状態にし、3葉期の稲苗を移植し、
さらに稗種子を播植し、これに所定量の薬剤を湛
水土壌処理した。薬剤処理後25日目に前記移植ま
たは播種した植物および自然発生したコナギ、ア
ゼナ、キカシグサなどの広葉雑草およびマツバイ
について除草効力、薬害の程度を調査した。 その結果を第7表に示す。 なお、処理方法については、所定量の薬剤を水
和剤の型でポツト当り15c.c.処理した。処理に際し
てはピペツトにて滴下した。 除草効力の評価は下記のように0〜5の数字で
表わした。 0……抑草率 0〜9% 1…… 〃 10〜29 2…… 〃 30〜49 3…… 〃 50〜69 4…… 〃 70〜89 5…… 〃 90〜100 薬害に関しては、草丈、分げつ数、全量(風乾
重)の対無処理区比を出し、3つの要因のもつと
も値の悪いものをとつて0〜5で評価した。 0……対無処理区比 100% 1…… 〃 90〜99 2…… 〃 80〜89 3…… 〃 60〜79 4…… 〃 40〜59 5…… 〃 0〜39
【表】
配合例 1
粉 剤
本発明化合物(3)2部、クレー88部およびタルク
10部をよく粉砕混合すれば主剤含有量2%の粉剤
を得る。 配合例 2 粉 剤 本発明化合物(4)3部、クレー67部およびタルク
30部をよく粉砕混合すれば主剤含有量3%の粉剤
を得る。 配合例 3 水和剤 本発明化合物(1)30部、珪藻土45部、ホワイトカ
ーボン20部、湿潤剤(ラウリル硫酸ソーダ)3部
および分散剤(リグニンスルホン酸カルシウム)
2部をよく粉砕混合すれば主剤含有量30%の水和
剤を得る。 配合例 4 水和剤 本発明化合物(5)50部、珪藻土45部、湿潤剤(ア
ルキルベンゼンスルホン酸カルシウム)2.5部お
よび分散剤(リグニンスルホン酸カルシウム)
2.5部をよく粉砕混合すれば主剤含有量50%の水
和剤を得る。 配合例 5 乳 剤 本発明化合物(6)10部、シクロヘキサノン80部お
よび乳化剤(ポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル)10部を混合すれば主剤含有量10%の乳
剤を得る。 配合例 6 粒 剤 本発明化合物(2)5重量部、ベントナイト40重量
部、クレー50重量部およびリグニンスルホン酸ナ
トリウム5重量部をよく粉砕混合し、水を加えて
よく練り合わせた後、造粒乾燥して粒剤を得る。
10部をよく粉砕混合すれば主剤含有量2%の粉剤
を得る。 配合例 2 粉 剤 本発明化合物(4)3部、クレー67部およびタルク
30部をよく粉砕混合すれば主剤含有量3%の粉剤
を得る。 配合例 3 水和剤 本発明化合物(1)30部、珪藻土45部、ホワイトカ
ーボン20部、湿潤剤(ラウリル硫酸ソーダ)3部
および分散剤(リグニンスルホン酸カルシウム)
2部をよく粉砕混合すれば主剤含有量30%の水和
剤を得る。 配合例 4 水和剤 本発明化合物(5)50部、珪藻土45部、湿潤剤(ア
ルキルベンゼンスルホン酸カルシウム)2.5部お
よび分散剤(リグニンスルホン酸カルシウム)
2.5部をよく粉砕混合すれば主剤含有量50%の水
和剤を得る。 配合例 5 乳 剤 本発明化合物(6)10部、シクロヘキサノン80部お
よび乳化剤(ポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル)10部を混合すれば主剤含有量10%の乳
剤を得る。 配合例 6 粒 剤 本発明化合物(2)5重量部、ベントナイト40重量
部、クレー50重量部およびリグニンスルホン酸ナ
トリウム5重量部をよく粉砕混合し、水を加えて
よく練り合わせた後、造粒乾燥して粒剤を得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Xはハロゲン原子を、nは0、1または
2を意味する。) で示されるトリアゾール系化合物またはその塩。 2 一般式 (式中、Xはハロゲン原子を、nは0、1または
2を意味する。) で示されるケトン化合物を還元剤を用いて還元す
ることを特徴とする一般式 (式中、Xおよびnは先に示した意味と同一であ
る。) で示されるトリアゾール系化合物またはその塩の
製造法。 3 一般式 (式中、Xはハロゲン原子を、nは0、1または
2を意味する。) で示されるトリアゾール系化合物またはその塩を
有効成分として含有することを特徴とする農園芸
用殺菌剤。 4 一般式 (式中、Xはハロゲン原子を、nは0、1または
2を意味する。) で示されるトリアゾール系化合物またはその塩を
有効成分として含有することを特徴とする除草
剤。 5 一般式 (式中、Xはハロゲン原子を、nは0、1または
2を意味する。) で示されるトリアゾール系化合物またはその塩を
有効成分として含有することを特徴とする植物生
長調節剤。
Priority Applications (25)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11657679A JPS5640671A (en) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | Triazole compound or its salt, its preparation and agricultural and horticultural germicide, herbicide and plant growth regulator containing the same as active constituent |
| US06/130,108 US4554007A (en) | 1979-03-20 | 1980-03-13 | Geometrical isomer of 1-substituted-1-triazolylstyrenes, and their production and use as fungicide, herbicide and/or plant growth regulant |
| SU802895951A RU2039049C1 (ru) | 1979-03-20 | 1980-03-18 | Производные 1-фенил-2-(1,2,4-триазол-1-ил) пропена e-изомера и фунгицидная композиция на их основе |
| NZ193168A NZ193168A (en) | 1979-03-20 | 1980-03-18 | Certain geometric isomers of 1-phenyl-2-(1,2,4-triazol-1-yl)-3-hydrocarbylpropan-3-ols |
| CA000347897A CA1154449A (en) | 1979-03-20 | 1980-03-18 | Geometrical isomer of 1-substituted-1- triazolylstyrenes, and their production and use as fungicide, herbicide and/or plant growth regulant |
| BR8001617A BR8001617A (pt) | 1979-03-20 | 1980-03-18 | Isomero geometrico de 1-substuido-1-triazolil estirenos, e sua producao e uso como fungicida, herbicida e/ou regulador do crescimento da planta |
| ES489674A ES489674A0 (es) | 1979-03-20 | 1980-03-18 | Un procedimiento para preparar 1-triazolilestirenos susti- tuidos en posicion 1 |
| IT48189/80A IT1143014B (it) | 1979-03-20 | 1980-03-18 | Isomeri geometrici di 1-sostituiti-1-triazolistireni aventi attivita' fungicida diserbante e regolatrice della crescita delle piante e procedimento per la loro preparazione |
| CS801903A CS241472B2 (cs) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Fungicidní prostředek, herbicidní prostředek a/nebo prostředek ovlivňující růst rostlin |
| PL1980222822A PL123010B1 (en) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Fungicidal, herbicidal and/or plant growth regulating agent and method of manufacture of novel derivatives of triazole |
| IL59671A IL59671A (en) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Geometrical isomers of 1-substituted-1-triazolylstyrenes and their production and use as herbicides and/or plant growth regulants |
| FR8006155A FR2460939B1 (fr) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Isomeres geometriques de 1-triazolylstyrenes 1-substitues, leurs intermediaires de synthese, leur production et leur utilisation en agriculture et horticulture |
| GB8009190A GB2046260B (en) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Geometrical isomer of 1-substituted-1-triazolylstyrenes and their production and use as fungicides herbicides and/or plant growth regulations |
| HU80652A HU186281B (en) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Fungicide, herbicide and control preparation of plant growing and process for producing 1-subsituted-1-triazoly-styrene derivatives used for same |
| AU56571/80A AU536825B2 (en) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Geometrical isomer of 1-substituted-1-triazolyl-styrenes |
| CH217080A CH644851A5 (de) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Geometrische e-isomere von in 1-stellung substituierten 1-triazolylstyrolen. |
| DK118580A DK157811C (da) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Geometriske isomere af 1-substituerede-1-triazolylstyrener, mellemprodukt til brug ved deres fremstilling og fungicid, herbicid og/eller plantevaekstregulator indeholdende de geometriske isomere |
| YU766/80A YU42969B (en) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Process for producing geometric isomers of 1-substituted-1-triazolyl styroles |
| AR280359A AR226305A1 (es) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Isomero geometrico del-fenil-2-triazol(1,2,4)-propen-3-ol util como herbicida y regulador del crecimiento vegetal |
| DE19803010560 DE3010560A1 (de) | 1979-03-20 | 1980-03-19 | Geometrische isomere von triazolverbindungen und diese enthaltende fungizide, herbizide und/oder das pflanzenwachstum steuernde mittel |
| NL8001658A NL192791C (nl) | 1979-03-20 | 1980-03-20 | In hoofdzaak zuiver geometrisch isomeer van op de 1-plaats gesubstitueerde 1-triazolystyrenen, werkwijzen ter bereiding ervan, alsmede de toepassing als fungicide, herbicide en/of plantengroei-regelingsmiddel. |
| US06/772,429 US4749716A (en) | 1979-03-20 | 1985-09-04 | Geometrical isomer of 1-substituted-1-triazolystyrenes |
| MY898/87A MY8700898A (en) | 1979-03-20 | 1987-12-30 | Geometrical isomer of 1-substituted-1-triazolystyrenes, and their production and use as fungicides herbicides and/or plant growth regulants |
| SU4895674 RU2043026C1 (ru) | 1979-08-06 | 1991-06-24 | Композиция для замедления роста культурных растений |
| LVP-92-391A LV10023B (en) | 1979-03-20 | 1992-12-22 | Geometrical isomer of 1-substituted-1-triazolylstyrenes, and their production and use as fungicide, herbicide and/or plant growth regulant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11657679A JPS5640671A (en) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | Triazole compound or its salt, its preparation and agricultural and horticultural germicide, herbicide and plant growth regulator containing the same as active constituent |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5640671A JPS5640671A (en) | 1981-04-16 |
| JPH0115509B2 true JPH0115509B2 (ja) | 1989-03-17 |
Family
ID=14690527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11657679A Granted JPS5640671A (en) | 1979-03-20 | 1979-09-10 | Triazole compound or its salt, its preparation and agricultural and horticultural germicide, herbicide and plant growth regulator containing the same as active constituent |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5640671A (ja) |
-
1979
- 1979-09-10 JP JP11657679A patent/JPS5640671A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5640671A (en) | 1981-04-16 |
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