JPH0115663B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115663B2 JPH0115663B2 JP57210437A JP21043782A JPH0115663B2 JP H0115663 B2 JPH0115663 B2 JP H0115663B2 JP 57210437 A JP57210437 A JP 57210437A JP 21043782 A JP21043782 A JP 21043782A JP H0115663 B2 JPH0115663 B2 JP H0115663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded body
- shaped molded
- box
- resin
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、地下収蔵庫に関するものであり、
詳しく云えば、物品を収納するための地下室に関
するものである。また、この発明は、地下収蔵庫
の製造方法に関するものである。
詳しく云えば、物品を収納するための地下室に関
するものである。また、この発明は、地下収蔵庫
の製造方法に関するものである。
近年地価の高騰に伴ない、土地の有効利用の見
地から、地下室の付設が叫ばれている。ところ
が、人の居住できるような地下室にしようとする
と、深く掘削しなければならない上に、採光にも
特別の考慮をしなければならないので、簡単に地
下室を設けることができない。ところが、物品を
収納しておく程度の地下室ならば、地面の掘削も
小さな容量で足り、また地下室の構造も簡単なも
のにすることができるので、簡単に実用性のある
ものとなし得ることがわかつた。
地から、地下室の付設が叫ばれている。ところ
が、人の居住できるような地下室にしようとする
と、深く掘削しなければならない上に、採光にも
特別の考慮をしなければならないので、簡単に地
下室を設けることができない。ところが、物品を
収納しておく程度の地下室ならば、地面の掘削も
小さな容量で足り、また地下室の構造も簡単なも
のにすることができるので、簡単に実用性のある
ものとなし得ることがわかつた。
地下室は、従来、コンクリートの現場打ちで作
られることが多かつた。しかし、コンクリートの
現場打ちによつて作つたのでは、一品生産とな
り、従つて、多大の労力を要し、安価に作ること
ができない。そこで、予め地下室を工場で作つて
おき、設置現場で、これを組み立てることを企て
た。ところが、コンクリートでこれを作つたので
は、ピンホールが生じやすく従つて室内に地下水
が侵入しやすく、またかどが欠損しやすく、従つ
て輸送保管等に問題のあることがわかつた。そこ
で、これを樹脂で作ることとしたが、樹脂で作つ
たのでは高価につく上に、重量が軽いため地下水
によつて浮き上りやすく、地下室として適当でな
いことがわかつた。
られることが多かつた。しかし、コンクリートの
現場打ちによつて作つたのでは、一品生産とな
り、従つて、多大の労力を要し、安価に作ること
ができない。そこで、予め地下室を工場で作つて
おき、設置現場で、これを組み立てることを企て
た。ところが、コンクリートでこれを作つたので
は、ピンホールが生じやすく従つて室内に地下水
が侵入しやすく、またかどが欠損しやすく、従つ
て輸送保管等に問題のあることがわかつた。そこ
で、これを樹脂で作ることとしたが、樹脂で作つ
たのでは高価につく上に、重量が軽いため地下水
によつて浮き上りやすく、地下室として適当でな
いことがわかつた。
そこで、この発明者は、樹脂に砂礫を混合した
もので地下室を作ることを企てた。樹脂に砂や砂
利を混合したものは、レジンコンクリートとして
パイプや板の製造に用いられている。しかし、樹
脂に砂礫を混合して地下室を作ることはこれまで
なされなかつた。この発明者は、硬化性の不飽和
ポリエステル樹脂に、重量で2倍以上の砂礫を混
合したものを材料とし、これを箱形に成形し、こ
れを地下に埋めて地下室とした。その結果、砂礫
を大量に混合したために、重量が大きく、そのた
め地下に埋めても地下水によつて浮き上ることが
防止され、またコンクリートに比べて割れにく
く、ピンホールもなく、従つて地下水の侵入を防
ぐことができ、地下室として恰好のものとなるこ
とを見出した。この発明は、このような知見に基
づいてなされたものである。
もので地下室を作ることを企てた。樹脂に砂や砂
利を混合したものは、レジンコンクリートとして
パイプや板の製造に用いられている。しかし、樹
脂に砂礫を混合して地下室を作ることはこれまで
なされなかつた。この発明者は、硬化性の不飽和
ポリエステル樹脂に、重量で2倍以上の砂礫を混
合したものを材料とし、これを箱形に成形し、こ
れを地下に埋めて地下室とした。その結果、砂礫
を大量に混合したために、重量が大きく、そのた
め地下に埋めても地下水によつて浮き上ることが
防止され、またコンクリートに比べて割れにく
く、ピンホールもなく、従つて地下水の侵入を防
ぐことができ、地下室として恰好のものとなるこ
とを見出した。この発明は、このような知見に基
づいてなされたものである。
この発明は、従来のコンクリート又はモルタル
に代えて、硬化性樹脂に対し、重量で2倍以上の
砂礫を配合した材料で成形された地下室であり、
しかもその地下室は、底と側壁とを持つた箱状の
下部と、出入口を持つた蓋状の上部とに分割して
成形され、あとで両者を接着して一体としたもの
であることを骨子とするものである。
に代えて、硬化性樹脂に対し、重量で2倍以上の
砂礫を配合した材料で成形された地下室であり、
しかもその地下室は、底と側壁とを持つた箱状の
下部と、出入口を持つた蓋状の上部とに分割して
成形され、あとで両者を接着して一体としたもの
であることを骨子とするものである。
この発明は、重量で硬化性樹脂にその2倍量以
上の砂礫を配合した材料で作られ、底を側壁とを
持つた箱状成形体と、出入口を設けた蓋状成形体
とから成り、箱状成形体の上に蓋状成形体を乗
せ、当接部を接続して一体とした地下収蔵庫に関
するものである。
上の砂礫を配合した材料で作られ、底を側壁とを
持つた箱状成形体と、出入口を設けた蓋状成形体
とから成り、箱状成形体の上に蓋状成形体を乗
せ、当接部を接続して一体とした地下収蔵庫に関
するものである。
この出願は、上記地下収蔵庫の製造方法の発明
をも含んでいる。その製造方法の発明は、重量で
55ないし92部の砂礫と、8ないし45部の硬化性樹
脂とを混合し、この混合材料を成形用型に入れ、
型を振動させて材料を型内に充填し、樹脂を硬化
させて底を側壁とを持つた箱状成形体と、出入口
を設けた蓋状成形体とを別々に成形し、箱状成形
体の上に蓋状成形体を乗せ、互いに当接している
部分を樹脂で接着して一体とすることを特徴とす
る、地下収蔵庫の製造方法に関するものである。
をも含んでいる。その製造方法の発明は、重量で
55ないし92部の砂礫と、8ないし45部の硬化性樹
脂とを混合し、この混合材料を成形用型に入れ、
型を振動させて材料を型内に充填し、樹脂を硬化
させて底を側壁とを持つた箱状成形体と、出入口
を設けた蓋状成形体とを別々に成形し、箱状成形
体の上に蓋状成形体を乗せ、互いに当接している
部分を樹脂で接着して一体とすることを特徴とす
る、地下収蔵庫の製造方法に関するものである。
次に図面を参照しながら、この発明をさらに詳
しく説明すると、つぎのとおりである。第1図
は、この発明に係る地下収蔵庫の縦断面図であ
る。第2図は、第1図の地下収蔵庫を設置した状
態を示す縦断面図である。第3図は、この発明方
法において用いられる成形用型の斜視図である。
第4図は、この発明方法の一実施態様を示した模
型図である。第5図は、この発明に係る他の地下
収蔵庫の縦断面図である。
しく説明すると、つぎのとおりである。第1図
は、この発明に係る地下収蔵庫の縦断面図であ
る。第2図は、第1図の地下収蔵庫を設置した状
態を示す縦断面図である。第3図は、この発明方
法において用いられる成形用型の斜視図である。
第4図は、この発明方法の一実施態様を示した模
型図である。第5図は、この発明に係る他の地下
収蔵庫の縦断面図である。
第1図において、この発明に係る地下収蔵庫
は、箱状成形体1の上に蓋状成形体2を乗せ、当
接部を接続して一体としたものである。箱状成形
体1も、蓋状成形体2も、何れも硬化性樹脂に、
重量で2倍量以上の砂礫を配合した材料で成形さ
れている。箱状成形体1は、底3とその周縁で起
立する側壁4とを一体とし、側壁4の上端側を開
口させた構造されている。蓋状成形体2は、底に
対向する天板6と、その周縁で垂下する側壁7と
を一体とし、側壁7の下端側を開口させ、天板6
に出入口5を設けた構造とされている。箱状成形
体1の側壁4と蓋状成形体2の側壁7とは、ほぼ
同じ寸法とされ、突き合わせができるようになつ
ており、箱状成形体1の上に蓋状成形体2を乗せ
ると、側壁4の端と側壁7の端とが互いに当接し
て、蓋状成形体2が箱状成形体1を蔽うようにな
つている。また、側壁4の端と側壁7の端とは何
れも肉厚とされ、肉厚分だけ外がわに突出して、
当接部分の面積を広くしている。当接部は、硬化
性樹脂により接着されて一体となつている。
は、箱状成形体1の上に蓋状成形体2を乗せ、当
接部を接続して一体としたものである。箱状成形
体1も、蓋状成形体2も、何れも硬化性樹脂に、
重量で2倍量以上の砂礫を配合した材料で成形さ
れている。箱状成形体1は、底3とその周縁で起
立する側壁4とを一体とし、側壁4の上端側を開
口させた構造されている。蓋状成形体2は、底に
対向する天板6と、その周縁で垂下する側壁7と
を一体とし、側壁7の下端側を開口させ、天板6
に出入口5を設けた構造とされている。箱状成形
体1の側壁4と蓋状成形体2の側壁7とは、ほぼ
同じ寸法とされ、突き合わせができるようになつ
ており、箱状成形体1の上に蓋状成形体2を乗せ
ると、側壁4の端と側壁7の端とが互いに当接し
て、蓋状成形体2が箱状成形体1を蔽うようにな
つている。また、側壁4の端と側壁7の端とは何
れも肉厚とされ、肉厚分だけ外がわに突出して、
当接部分の面積を広くしている。当接部は、硬化
性樹脂により接着されて一体となつている。
箱状成形体1の底3では、内がわ面が中心ほど
低くされ、内部に水が存在すれば一個所に集まる
ようになつている。これに伴ない、歩行面を水平
にするために、床板8が付設されている。また、
天板と側壁、及び側壁と底とのつぎ目にあたるか
ど部では、斜面が形成されて成形体かど部を補強
するとともにかど部の欠損を防いでいる。また、
斜面部の厚みは、側壁の厚みよりも40%以上肉厚
とされている。さらに、天板6は、側壁4又は7
の本体部分よりも少なくとも5%好ましくは10%
以上肉厚とされている。
低くされ、内部に水が存在すれば一個所に集まる
ようになつている。これに伴ない、歩行面を水平
にするために、床板8が付設されている。また、
天板と側壁、及び側壁と底とのつぎ目にあたるか
ど部では、斜面が形成されて成形体かど部を補強
するとともにかど部の欠損を防いでいる。また、
斜面部の厚みは、側壁の厚みよりも40%以上肉厚
とされている。さらに、天板6は、側壁4又は7
の本体部分よりも少なくとも5%好ましくは10%
以上肉厚とされている。
箱状成形体1及び蓋状成形体2の平面形状は、
何れも実質的に同形とされる。平面形状は、円形
であつても方形であつてもよいが、好ましいのは
直角四辺形の形状である。
何れも実質的に同形とされる。平面形状は、円形
であつても方形であつてもよいが、好ましいのは
直角四辺形の形状である。
第1図では、蓋状成形体2として、天板6と側
壁7とを一体にした構造のものを例示したが、こ
れは天板6と底3とが大きく隔たる場合、云いか
えると収蔵庫の高さが底面に比べて大きい場合に
使用される。高さが底面に比べて小さい場合に
は、第5図に示すように、蓋状成形体2が側壁を
持たないで、単なる平板状のものとすることがで
きる。
壁7とを一体にした構造のものを例示したが、こ
れは天板6と底3とが大きく隔たる場合、云いか
えると収蔵庫の高さが底面に比べて大きい場合に
使用される。高さが底面に比べて小さい場合に
は、第5図に示すように、蓋状成形体2が側壁を
持たないで、単なる平板状のものとすることがで
きる。
この発明に係る地下収蔵庫は、硬化性樹脂に重
量でその2倍量以上の砂礫を配合した材料で構成
されているから、樹脂が一般に密度の小さいもの
であるのに拘らず、全体としては密度が大きいも
のとなり、従つて地下水により地下収蔵庫が浮上
せしめられるおそれが少なくなる。また、砂礫を
樹脂で結合したもので地下収蔵庫が構成されてい
るから、砂礫をポートランドセメント等で結合し
てなるモルタルで構成するのと異なり、ピンホー
ルの発生が少なくなるので、地下水侵入のおそれ
がなく、従つて地下収蔵庫として適している。さ
らに、樹脂で構成されているから、コンクリート
に比べて衝撃及び屈曲によつて破損しにくいため
に、運搬及び据付けの際に損傷が少なく、従つて
工場生産の収蔵庫として好適である。また、箱状
成形体の上に蓋状成形体を乗せ、当接部を接続し
て一体としたから、製造が容易であり、これを地
下に埋めるだけで、地下収蔵庫とすることがで
き、従つて容易且つ安価に付設できる。さらに、
天板には出入口を設けたから、改めて出入口を設
ける必要がなく、従つて一層付設が容易である。
この発明の地下収蔵庫は、このような利点をもつ
ている。
量でその2倍量以上の砂礫を配合した材料で構成
されているから、樹脂が一般に密度の小さいもの
であるのに拘らず、全体としては密度が大きいも
のとなり、従つて地下水により地下収蔵庫が浮上
せしめられるおそれが少なくなる。また、砂礫を
樹脂で結合したもので地下収蔵庫が構成されてい
るから、砂礫をポートランドセメント等で結合し
てなるモルタルで構成するのと異なり、ピンホー
ルの発生が少なくなるので、地下水侵入のおそれ
がなく、従つて地下収蔵庫として適している。さ
らに、樹脂で構成されているから、コンクリート
に比べて衝撃及び屈曲によつて破損しにくいため
に、運搬及び据付けの際に損傷が少なく、従つて
工場生産の収蔵庫として好適である。また、箱状
成形体の上に蓋状成形体を乗せ、当接部を接続し
て一体としたから、製造が容易であり、これを地
下に埋めるだけで、地下収蔵庫とすることがで
き、従つて容易且つ安価に付設できる。さらに、
天板には出入口を設けたから、改めて出入口を設
ける必要がなく、従つて一層付設が容易である。
この発明の地下収蔵庫は、このような利点をもつ
ている。
第1図の地下収蔵庫を実際に設置した状態は、
第2図に示されている。第2図に示した地下収蔵
庫は、さらに実用上の利便をはかるために、種々
の設備を備えている。すなわち、出入口5から床
板8に向つて階段9が付設され、天板6を貫通し
て吸気管10が付設され、側壁7を貫いて排気管
11が付設され、側壁4及び7には棚12が付設
されている。また、出入口5には筒19が付設さ
れ、筒19が地上建物の床13と出入口とを接続
している。筒19の先には、床13と面一に扉1
4が付設されている。吸気管10にはフアン15
が付設され、吸気管10の室外端は、床13を貫
通して上へ延び、さらに地上建物の壁16を貫い
て、大気に向つて開口している。排気管11も同
様である。扉14を開き、スイツチ17を作動さ
せると、フアン15が回転し、吸気管10を通つ
て大気が地下収蔵庫内に入り、また電灯18がと
もり、収蔵庫内へ入ることが容易となつている。
第2図に示されている。第2図に示した地下収蔵
庫は、さらに実用上の利便をはかるために、種々
の設備を備えている。すなわち、出入口5から床
板8に向つて階段9が付設され、天板6を貫通し
て吸気管10が付設され、側壁7を貫いて排気管
11が付設され、側壁4及び7には棚12が付設
されている。また、出入口5には筒19が付設さ
れ、筒19が地上建物の床13と出入口とを接続
している。筒19の先には、床13と面一に扉1
4が付設されている。吸気管10にはフアン15
が付設され、吸気管10の室外端は、床13を貫
通して上へ延び、さらに地上建物の壁16を貫い
て、大気に向つて開口している。排気管11も同
様である。扉14を開き、スイツチ17を作動さ
せると、フアン15が回転し、吸気管10を通つ
て大気が地下収蔵庫内に入り、また電灯18がと
もり、収蔵庫内へ入ることが容易となつている。
この発明に係る地下収蔵庫を製造するには次の
ようにする。材料としては、砂礫と硬化性樹脂と
を用意し、また成形用型としては、振動させ得る
台上に乗せた内型と、内型を覆う外型とから成る
ものを用意する。
ようにする。材料としては、砂礫と硬化性樹脂と
を用意し、また成形用型としては、振動させ得る
台上に乗せた内型と、内型を覆う外型とから成る
ものを用意する。
型の一例は第3図に示されている。第3図にお
いて、20は内型であり、21ないし24が外型
であり、これらは振動する台25上に乗つてい
る。外型21ないし24は、台25の縁を軸とし
て回転できるようになつており、外型21ないし
24を起立させたとき、内型20の周りを包囲
し、上面の一部だけが開口している状態となる。
そこで、まずこの発明方法では、内型20の周り
に外型21ないし24を立てて、外型が上方での
み開口している状態とし、内型20と外型との間
に箱状空間を形成しておく。
いて、20は内型であり、21ないし24が外型
であり、これらは振動する台25上に乗つてい
る。外型21ないし24は、台25の縁を軸とし
て回転できるようになつており、外型21ないし
24を起立させたとき、内型20の周りを包囲
し、上面の一部だけが開口している状態となる。
そこで、まずこの発明方法では、内型20の周り
に外型21ないし24を立てて、外型が上方での
み開口している状態とし、内型20と外型との間
に箱状空間を形成しておく。
材料としては、重量で55ないし92部の砂礫と、
8ないし45部の硬化性樹脂とを混合したものを用
いる。砂礫とは、粒の大きさが1mmないし2mm程
度の比較的細かい粒から成る砂と、粒の大きさが
約10mm程度の比較的粗い粒から成る礫との、何れ
も用い得る。実際には、これらを混合して用い
る。また砂礫55ないし92部のうち、15ないし25部
に相当する部分は、これを砂よりも細かい粉末状
の充填材でおきかえることもできる。粉末状の充
填材としては、重質炭酸カルシウム、水酸化カル
シウム等、従来から使用されて来た無機質充填材
を用いることができる。
8ないし45部の硬化性樹脂とを混合したものを用
いる。砂礫とは、粒の大きさが1mmないし2mm程
度の比較的細かい粒から成る砂と、粒の大きさが
約10mm程度の比較的粗い粒から成る礫との、何れ
も用い得る。実際には、これらを混合して用い
る。また砂礫55ないし92部のうち、15ないし25部
に相当する部分は、これを砂よりも細かい粉末状
の充填材でおきかえることもできる。粉末状の充
填材としては、重質炭酸カルシウム、水酸化カル
シウム等、従来から使用されて来た無機質充填材
を用いることができる。
硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂等を用いることができる。これ
らの樹脂は、粉末又は液状を呈しており、これに
硬化剤を混合して、そのまま放置又は加熱する
と、硬化する性質を持つている。そこで、これら
の樹脂に硬化剤を混合したのち、素早く砂礫と混
合し、混合して得た材料を上述した外型の上方開
口から投入し、外型21ないし24と内型20と
の間の箱形空間内によく充填する。また、外型の
上方開口部には板をあてがい、開口部の外面がそ
の周りの外面と面一になるようにする。
脂、エポキシ樹脂等を用いることができる。これ
らの樹脂は、粉末又は液状を呈しており、これに
硬化剤を混合して、そのまま放置又は加熱する
と、硬化する性質を持つている。そこで、これら
の樹脂に硬化剤を混合したのち、素早く砂礫と混
合し、混合して得た材料を上述した外型の上方開
口から投入し、外型21ないし24と内型20と
の間の箱形空間内によく充填する。また、外型の
上方開口部には板をあてがい、開口部の外面がそ
の周りの外面と面一になるようにする。
砂礫と樹脂との混合材料を型内によく充填する
ために型を乗せた台をときどき振動させる。振動
は上下方向であることが好ましいが、時には左右
前後にも振動させることが好ましい。
ために型を乗せた台をときどき振動させる。振動
は上下方向であることが好ましいが、時には左右
前後にも振動させることが好ましい。
型内に充填したのちは、これをそのまま放置し
て樹脂を硬化させてもよいが、好ましくはこれを
加熱して樹脂の硬化を促進させる。こうして、樹
脂を硬化させたのち、外型を開いて成形体を取出
す。こうして、箱状成形体が得られる。蓋状成形
体もほぼ同様にして得られるが、蓋状成形体では
出入口を設けるために、内型に出入口に相当する
大きさの突部を付設して、出入口に相当するとこ
ろに材料が充填されるのを防ぐ。
て樹脂を硬化させてもよいが、好ましくはこれを
加熱して樹脂の硬化を促進させる。こうして、樹
脂を硬化させたのち、外型を開いて成形体を取出
す。こうして、箱状成形体が得られる。蓋状成形
体もほぼ同様にして得られるが、蓋状成形体では
出入口を設けるために、内型に出入口に相当する
大きさの突部を付設して、出入口に相当するとこ
ろに材料が充填されるのを防ぐ。
このようにして得られた箱状成形体の上に蓋状
成形体を乗せ、両成形体の側壁同志をつき合わ
せ、つき合わせ部に硬化性樹脂を塗布し、つき合
わせ部を接着して両成形体を一体とする。かくし
て、地下収蔵庫が得られる。
成形体を乗せ、両成形体の側壁同志をつき合わ
せ、つき合わせ部に硬化性樹脂を塗布し、つき合
わせ部を接着して両成形体を一体とする。かくし
て、地下収蔵庫が得られる。
箱状成形体及び蓋状成形体の中には、補強材を
入れることができる。補強材としては鉄筋を用い
るのが好ましい。鉄筋としては、直径が4.5mm、
6mm又は9mm程度の鉄棒を縦横に組み合わせ、得
ようとする成形体の底から側壁にわたるかご状物
として用いる。このかご状物を内型と外型との中
間に位置させておき、その上へ砂礫と樹脂とから
成る材料を流し込み、鉄筋を材料の中へ埋め込ん
で成形体とする。
入れることができる。補強材としては鉄筋を用い
るのが好ましい。鉄筋としては、直径が4.5mm、
6mm又は9mm程度の鉄棒を縦横に組み合わせ、得
ようとする成形体の底から側壁にわたるかご状物
として用いる。このかご状物を内型と外型との中
間に位置させておき、その上へ砂礫と樹脂とから
成る材料を流し込み、鉄筋を材料の中へ埋め込ん
で成形体とする。
第4図は、この発明方法に従い鉄筋を使用し
て、箱状成形体を成形する態様を示している。第
4図では、外型26として箱形の一体形状をした
ものを用い、クランプ28により作業台29上に
外型26を固定している。鉄筋27は、外型26
と内型20とが形成する空間の中央に固定されて
いる。樹脂と砂礫との混合材料が、外型の開口3
0から型内へ投入され、鉄筋27を埋め込んで成
形体を構成する。
て、箱状成形体を成形する態様を示している。第
4図では、外型26として箱形の一体形状をした
ものを用い、クランプ28により作業台29上に
外型26を固定している。鉄筋27は、外型26
と内型20とが形成する空間の中央に固定されて
いる。樹脂と砂礫との混合材料が、外型の開口3
0から型内へ投入され、鉄筋27を埋め込んで成
形体を構成する。
第4図の方法では、樹脂が樹脂槽31から計量
器32を経て混合器33に入れられ、また砂礫が
砂礫槽34からコンベヤー35によりホツパー3
6に運ばれ、計量器32を経て混合器33に入れ
られる。樹脂と砂礫とは、混合器33内でよく混
合されてのち、シユート37から外型26の開口
30に向けて投入される。
器32を経て混合器33に入れられ、また砂礫が
砂礫槽34からコンベヤー35によりホツパー3
6に運ばれ、計量器32を経て混合器33に入れ
られる。樹脂と砂礫とは、混合器33内でよく混
合されてのち、シユート37から外型26の開口
30に向けて投入される。
作業台29は台車38上に乗つており、台車3
8はレール39上を矢印aの方向に移動できるよ
うになつている。また、レール39は、さらに台
車40上に乗つており、台車40はレール41上
を移動できるようになつている。レール41はレ
ール39と直交しているので、内型20及び外型
26は、矢印aの方向及びこれと直交する方向に
移動自在となつている。
8はレール39上を矢印aの方向に移動できるよ
うになつている。また、レール39は、さらに台
車40上に乗つており、台車40はレール41上
を移動できるようになつている。レール41はレ
ール39と直交しているので、内型20及び外型
26は、矢印aの方向及びこれと直交する方向に
移動自在となつている。
この発明方法では、収蔵庫を箱状成形体と蓋状
成形体とに分けて別々に成形するから、収蔵庫の
成形が容易である。しかも、これらを成形すると
き、材料として重量で55ないし92部の砂礫と、8
ないし45部の硬化性樹脂とを混合して用いるか
ら、硬化性樹脂が硬化したあとに、重くて堅く丈
夫な成形体を得ることができ、従つて地下水によ
り簡単に浮き上らない収蔵庫を得ることができ
る。また、上記混合材料を成形用型に入れ、型を
振動させて材料を型内に充填するから、ピンホー
ルのない成形体を得ることができ、従つて地下水
の侵入し難く美麗な収蔵庫を得ることができる。
さらに、蓋状成形体が重いから、蓋状成形体と箱
状成形体との当接部に樹脂を塗布して、蓋状成形
体を箱状成形体の上に乗せるだけで、自重により
両成形体を容易に一体とすることができ、従つて
丈夫な収蔵庫を容易に得ることができる。その上
に、蓋状成形体には出入口が設けられているか
ら、そのまま収蔵庫として使用できる。この発明
方法は、このような多くの利点を伴なうものであ
る。
成形体とに分けて別々に成形するから、収蔵庫の
成形が容易である。しかも、これらを成形すると
き、材料として重量で55ないし92部の砂礫と、8
ないし45部の硬化性樹脂とを混合して用いるか
ら、硬化性樹脂が硬化したあとに、重くて堅く丈
夫な成形体を得ることができ、従つて地下水によ
り簡単に浮き上らない収蔵庫を得ることができ
る。また、上記混合材料を成形用型に入れ、型を
振動させて材料を型内に充填するから、ピンホー
ルのない成形体を得ることができ、従つて地下水
の侵入し難く美麗な収蔵庫を得ることができる。
さらに、蓋状成形体が重いから、蓋状成形体と箱
状成形体との当接部に樹脂を塗布して、蓋状成形
体を箱状成形体の上に乗せるだけで、自重により
両成形体を容易に一体とすることができ、従つて
丈夫な収蔵庫を容易に得ることができる。その上
に、蓋状成形体には出入口が設けられているか
ら、そのまま収蔵庫として使用できる。この発明
方法は、このような多くの利点を伴なうものであ
る。
第1図は、この発明に係る地下収蔵庫の縦断面
図である。第2図は、第1図の地下収蔵庫を設置
した状態を示す縦断面図である。第3図は、この
発明方法において用いられる成形用型の斜視図で
ある。第4図は、この発明方法の一実施態様を示
した模型図である。第5図は、この発明に係る他
の地下収蔵庫の縦断面図である。 図において、1は箱状成形体、2は蓋状成形
体、3は底、4は側壁、5は出入口、6は天板、
7は側壁、8は床板、9は階段、10は吸気管、
11は排気管、12は棚、13は地上建物の床、
14は扉、15はフアン、16は地上建物の壁、
17はスイツチ、18は電灯、19は筒である。
また、20は内型、21ないし24は外型、25
は台、26は別の外型、27は鉄筋、28はクラ
ンプ、29は作業台、30は外型26の開口、3
1は樹脂槽、32は計量器、33は混合器、34
は砂礫槽、35はコンベヤー、36はホツパー、
37はシユートである。
図である。第2図は、第1図の地下収蔵庫を設置
した状態を示す縦断面図である。第3図は、この
発明方法において用いられる成形用型の斜視図で
ある。第4図は、この発明方法の一実施態様を示
した模型図である。第5図は、この発明に係る他
の地下収蔵庫の縦断面図である。 図において、1は箱状成形体、2は蓋状成形
体、3は底、4は側壁、5は出入口、6は天板、
7は側壁、8は床板、9は階段、10は吸気管、
11は排気管、12は棚、13は地上建物の床、
14は扉、15はフアン、16は地上建物の壁、
17はスイツチ、18は電灯、19は筒である。
また、20は内型、21ないし24は外型、25
は台、26は別の外型、27は鉄筋、28はクラ
ンプ、29は作業台、30は外型26の開口、3
1は樹脂槽、32は計量器、33は混合器、34
は砂礫槽、35はコンベヤー、36はホツパー、
37はシユートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量で硬化性樹脂にその2倍量以上の砂礫を
配合した材料で作られ、底とその周縁で起立する
側壁とが一体にされ、側壁の上端側が開口してい
る箱状成形体と、箱状成形体の開口を蔽い、底に
対向する天板に出入口が設けられている蓋状成形
体とから成り、箱状成形体の上に蓋状成形体を乗
せ、当接部を接続して一体とした地下収蔵庫。 2 重量で55ないし92部の砂礫と、8ないし45部
の硬化性樹脂とを混合し、この混合材料を成形用
型に入れ、型を振動させて材料を型内に充填し、
樹脂を硬化させて箱状成形体と蓋状成形体とを
別々に成形し、箱状成形体は底とその周縁で起立
する側壁とが一体にされ、且つ側壁の上端側が開
口している形状とし、蓋状成形体は箱状成形体の
開口を蔽い、底に対向する天板に出入口が設けら
れている形状とし、箱状成形体の上に蓋状成形体
を乗せ、互いに当接している部分を樹脂で接着し
て一体とすることを特徴とする、地下収蔵庫の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57210437A JPS5998977A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 地下収蔵庫及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57210437A JPS5998977A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 地下収蔵庫及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5998977A JPS5998977A (ja) | 1984-06-07 |
| JPH0115663B2 true JPH0115663B2 (ja) | 1989-03-20 |
Family
ID=16589308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57210437A Granted JPS5998977A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 地下収蔵庫及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5998977A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6223943U (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-13 |
-
1982
- 1982-11-29 JP JP57210437A patent/JPS5998977A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5998977A (ja) | 1984-06-07 |
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