JPH0115768Y2 - - Google Patents

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JPH0115768Y2
JPH0115768Y2 JP3649182U JP3649182U JPH0115768Y2 JP H0115768 Y2 JPH0115768 Y2 JP H0115768Y2 JP 3649182 U JP3649182 U JP 3649182U JP 3649182 U JP3649182 U JP 3649182U JP H0115768 Y2 JPH0115768 Y2 JP H0115768Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外壁パネルの上端部と梁の下端部とを
互いに連結固定するための外壁パネルの固定装置
に関する。
柱・梁構法の建築物において、第8図に示され
る如く、外壁パネル1の上枠2を直接、梁3にボ
ルト4締結する構成とすれば、外壁パネル1は梁
3や柱に対して相対移動不能な剛体構成となり、
外壁パネル1は鉛直力や面内水平力を受ける結果
となる。従つて外壁パネル1は鉛直力や水平力に
充分耐え得る強度が必要とされ、コスト高とな
る。また柱側では柱と外壁パネル1の縦枠との双
方で鉛直力を負担するため、パネル1の縦枠は柱
側で過剰強度を有していることとなり、無駄が生
じる。
そこで、本考案は上記問題を鑑み、外壁パネル
に鉛直力や面内水平力が作用しないように連結固
定するものであり、その特徴とするところは、外
壁パネルと横架材とを連結固定するための固定装
置であつて、外壁パネル上端部に固着された固定
部材と、横架材下端部に固着された固定部材受
と、固定部材と固定部材受とを互いに連結する連
結部材とからなり、前記固定部材は一対の側壁と
外壁パネル上端部に当接固着される底壁を有する
断面略U字状細長体で、その両側壁中間部に同形
状の切欠部が夫々形成されてなり、前記固定部材
受は横架材下端部に当接固着される上部壁と、当
該上部壁側端部から垂下状に延設されて前記固定
部材の一方側壁外面に当接する当接片を有すると
共に、当該当接片と前記固定部材の一方側壁外面
とが当接状態で、少なくとも固定部材の他方側壁
の切欠部内に当該他方側壁内面と面一状として遊
挿される下方に突出された係合片を備えてなり、
前記連結部材は幅が固定部材両側壁間隙寸法と略
同一の細長体とされてなり、固定部材の一方側壁
外面と固定部材受の当接片が、固定部材の両側壁
上端と固定部材受の上部壁下面間、及び当接片下
端と外壁パネル上面間に夫々間隙を有して当接さ
れると共に、固定部材受下面と前記底壁上面との
間隙より低い高さとされた前記連結部材を固定部
材の両側壁間内に当該側壁から固定部材受の係合
片に亘つて嵌装してなる点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図乃至第5図において、11は外壁パ
ネルで、その上端部の上枠12上面にはパネル1
1長手方向に凹溝13が形成されている。
14は固定部材で、底壁35と底壁35両側に
夫々対向して備えられた一対の側壁16,16を
有する断面略U字状の適宜長さの細長体とされ、
前記凹溝13内に底壁35が当接状に嵌入される
と共に、ビス15より上枠12に固着されてい
る。
前記固定部材14の対向する両側壁16,16
には、その長手方向中間部に同形矩形状の切欠部
17,17が夫々形成されている。18は架構式
構造体を構成する横架材としての梁で、その下面
には固定部材受19が固着されている。固定部材
受19は梁18下面に当接して固着される上部壁
36と当該上部壁36の一側端部から垂下状に延
設された当接片24とを有する。断面略L字状
で、前記固定部材14と略同じ長さとされた部材
受本体20と、断面略逆U字状で、前記固定部材
14の長手方向の切欠部17の長さLより小なる
長さを有する係合部材21とからなり、第1図
及び第3図に示される如く、係合部材21は上部
壁36の下側中間部に位置して一体的に、前記梁
18にボルト22締結されている。そして係合部
材21の対向する両側壁を前記固定部材14の両
切欠部17,17内に挿脱自在に夫々遊挿される
一対の係合片23,23として構成し、当接片2
4と固定部材14の一方の側壁16外面とが当接
した状態で、両側壁16,16の切欠部17,1
7内に両係合片23,23が夫々遊挿されるよう
構成されており、しかも、固定部材14の両側壁
16,16内面間の間隙寸法と、一対の係合片2
3,23内面間の間隙寸法とは略同一長とされ、
各側壁16内面と各係合片23内面とは夫々面一
状に遊挿されるよう構成されている。さらにこの
両切欠部17,17に対する両係合片23,23
の遊挿係合時において、両側壁16,16上端と
上部壁36下面間に適宜間隙mを有し、両係合片
23,23下端と切欠部17,17下端間に適宜
間隙nを有し、当接片24下端と外壁パネル11
上面間に適宜間隙Oを有するように構成されてい
る。
25は連結部材で、断面略U字状で、前記固定
部材14と略同じ長さの細長体として形成されて
おり、前記両側壁16,16内面間の間隙寸法、
即ち両係合片23,23内面間の間隙寸法と同一
幅とされている。また連結部材25の両端部には
内方に絞り形成されたガイド部26,26が設け
られている。そして連結部材25は前記両切欠部
17,17と両係合片23,23の遊挿係合状態
で、両側壁16,16間及び両係合片23,23
間に亘つて相対摺動自在に嵌装されている。また
連結部材25は固定部材受19下面と前記底壁3
5上面との間隙より低い高さとされ、第2図及び
第3図に示される如く、固定部材受19下面と適
宜間隙Pを有するよう構成されている。
尚、外壁パネル11下端部は第6図に示される
如く、梁27上に固設されたレール体28に、下
枠30の凹溝29が嵌入する構成とされている。
また、第5図に示される如く、外壁パネル11の
上端部両側に固定部材14が固着されている。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、外壁パネル11を梁18に連結固定するに際
しては、外壁パネル11の下端部の凹溝29をレ
ール体28に係合させ、第2図仮想線で示される
如く、上端部側を建て起こせば、梁18に固着さ
れた固定部材受19の当接片24と、外壁パネル
11に固着された固定部材14の一方の側壁16
外面とが当接し、位置決めされると共に、切欠部
17,17内に係合片23,23が夫々遊挿係合
された状態が得られる。次に第1図仮想線で示さ
れる如く、連結部材25を両側壁16,16間に
嵌装すれば、ここに外壁パネル11と梁18とが
連結固定された状態が得られる。以上のように、
外壁パネル11を建て起こした際、当接片24と
側壁16外面とが当接する構成としているため、
外壁パネル11の上端側が所定位置で当接片24
によつて受止められ、ここに外壁パネル11の前
倒れが防止できる。また外壁パネル11を所定位
置で建て起こせば、一方の側壁16の切欠部17
内を他方の係合片23が通過し、その後、当該側
壁16の外面が当接片24に当接した状態で、各
係合片23,23は各切欠部17内に夫々遊挿係
合された状態が得られ、この状態で連結部材25
を両側壁16,16間に嵌装させればよく、連結
作業が容易に行える。また連結部材25の両端部
にガイド部26,26が設けられているので、そ
の嵌装作業が容易化される。また固定部材14の
両側壁16,16に夫々対向して同形の切欠部1
7,17が形成されているので、建て起こし時に
おける方向が制限されない。さらに、固定部材1
4の長手方向の切欠部17の長さLより、係合片
23の前記長手方向長さが小に形成されている
ため、固定部材14と固定部材受19とは固定部
材14長手方向に適宜量相対的に移動自在であ
り、さらにまた、各側壁16,16と上部壁3
6、係合片23下端と切欠部17下端、当接片2
4と外壁パネル11側、及び連結部材25と固定
部材受19側とは夫々上下方向に適宜間隙m,
n,O,Pを有しているため、固定部材14と固
定部材受19とは上下方向にも適宜量相対的に移
動自在であり、前記固定部材14長手方向の移動
量を、該長手方向の架構式構造体の移動量及び外
壁パネル11の前記長手方向の位置調整代より大
に構成すれば、架構式構造体の水平移動による水
平方向の負荷が作用しても、固定部材14と固定
部材受19とが相対的に移動するため、外壁パネ
ル11に直接面内水平力が作用しない。また外壁
パネル11の前記長手方向の位置調整も長手方向
に移動させることによつて容易に行うことができ
る。さらに上下方向の前記各間隙m,n,O,P
を梁18のたわみ代より大に構成すれば、梁18
がたわんでも、固定部材14と固定部材受19と
が単に上下方向に相対的に移動するだけで、外壁
パネル11に何等鉛直力が作用しない。
以上のように、外壁パネル11に鉛直力や面内
水平力が作用しないため、それらに対する強度が
あまり要求されず、コスト安の外壁パネル11が
利用できる。特に、非耐力パネルを用いる場合の
固定装置として有効である。
尚、実施例において、部材受本体20と係合部
材21とが別体に構成されたものを示している
が、一体に形成されたものであつてもよい。そし
て、第7図に示される如く、係合片23を当接片
24と反対側にのみ設ける構成としてもよい。ま
た、外壁パネル11下端部において、レール体2
8上を下枠30がスライド自在な構成としている
が、下枠30の長手方向にスライド自在な構成で
あればよく、実施例のものに限定されない。また
固定部材14や固定部材受19の固着位置や数は
適宜決定すればよい。さらに切欠部17,17や
係合片23,23の形状においても、実施例の形
状に限定されない。
本考案によれば、外壁パネルと横架材とを連結
固定するための固定装置であつて、外壁パネル上
端部に固着たれた固定部材と、横架材下端部に固
着された固定部材受と、固定部材と固定部材受と
を互いに連結する連結部材とからなり、前記固定
部材は一対の側壁と外壁パネル上端部に当接固着
される底壁を有する断面略U字状細長体で、その
両側壁中間部に同形状の切欠部が夫々形成されて
なり、前記固定部材受は横架材下端部に当接固着
される上部壁と、当該上部壁側端部から垂下状に
延設されて前記固定部材の一方側壁外面に当接す
る当接片を有すると共に、当該当接片と前記固定
部材の一方側壁外面とが当接状態で、少なくとも
固定部材の他方側壁の切欠部内に当該他方側壁内
面と面一状として遊挿される下方に突出された係
合片を備えてなり、前記連結部材は幅が固定部材
両側壁間隙寸法と略同一の細長体とされてなり、
固定部材の一方側壁外面と固定部材受の当接片
が、固定部材の両側壁上端と固定部材受の上部壁
下面間、及び当接片下端と外壁パネル上面間に
夫々間隙を有して当接されると共に、固定部材受
下面と前記底壁上面との間隙より低い高さとされ
た前記連結部材を固定部材の両側壁間内に当該側
壁から固定部材受の係合片に亘つて嵌装してなる
ものであり、当接片によつて外壁パネルの建て起
こし時における前倒れが防止でき、またその位置
決め作用によつて連結固定作業が容易化される。
さらに、同形状の切欠部が各側壁に形成されてい
るので、建て起こし時における方向が制限されな
い。また、固定部材と固定部材受とが固定部材の
長手方向及び上下方向に相対的に移動可能である
ため、外壁パネルの位置調整が容易であると共
に、外壁パネルに対する面内水平力や鉛直力の発
生が防止でき、それらに対する強度があまり要求
されず、コスト安の外壁パネルや非耐力パネルを
用いることができるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部正面図、第
2図は第1図−線断面矢視図、第3図は第1
図−線断面矢視図、第4図は本考案の実施例
の分解斜視図、第5図は本考案の実施例を備えた
外壁パネル正面図、第6図は外壁パネル下端部に
おける固定装置の一例を示す側断面図、第7図は
他の実施例を示す要部側断面図、第8図は従来例
を示す要部側断面図である。 11……外壁パネル、14……固定部材、17
……切欠部、18……梁、19……固定部材受、
23……係合片、24……当接片、25……連結
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外壁パネルと横架材とを連結固定するための固
    定装置であつて、外壁パネル上端部に固着された
    固定部材と、横架材下端部に固着された固定部材
    受と、固定部材と固定部材受とを互いに連結する
    連結部材とからなり、前記固定部材は一対の側壁
    と外壁パネル上端部に当接固着される底壁を有す
    る断面略U字状細長体で、その両側壁中間部に同
    形状の切欠部が夫々形成されてなり、前記固定部
    材受は横架材下端部に当接固着される上部壁と、
    当該上部壁側端部から垂下状に延設されて前記固
    定部材の一方側壁外面に当接する当接片を有する
    と共に、当該当接片と前記固定部材の一方側壁外
    面とが当接状態で、少なくとも固定部材の他方側
    壁の切欠部内に当該他方側壁内面と面一状として
    遊挿される下方に突出された係合片を備えてな
    り、前記連結部材は幅が固定部材両側壁間隙寸法
    と略同一の細長体とされてなり、固定部材の一方
    側壁外面と固定部材受の当接片が、固定部材の両
    側壁上端と固定部材受の上部壁下面間、及び当接
    片下端と外壁パネル上面間に夫々間隙を有して当
    接されると共に、固定部材受下面と前記底壁上面
    との間隙より低い高さとされた前記連結部材を固
    定部材の両側壁間内に当該側壁から固定部材受の
    係合片に亘つて嵌装してなることを特徴とする外
    壁パネル固定装置。
JP3649182U 1982-03-13 1982-03-13 外壁パネル固定装置 Granted JPS58137713U (ja)

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JPS58137713U JPS58137713U (ja) 1983-09-16
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