JPH01158209A - コントロールケーブル - Google Patents

コントロールケーブル

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JPH01158209A
JPH01158209A JP23105088A JP23105088A JPH01158209A JP H01158209 A JPH01158209 A JP H01158209A JP 23105088 A JP23105088 A JP 23105088A JP 23105088 A JP23105088 A JP 23105088A JP H01158209 A JPH01158209 A JP H01158209A
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鬼丸 貞弘
Masaki Tanaka
雅樹 田中
Mikiya Yagi
幹也 八木
Takashi Yanagida
隆 柳田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコントロールケーブルに関する。さらに詳しく
は、耐久性および荷重効率を顕著に向上せしめたコント
ロールケーブルに関する。
〔従来の技術] 従来より伝達効率の向上のために、コントロールケーブ
ルの内索外周にプラスチックコーティング(以下、この
コーティングをインナコートという)を施し、導管内に
プラスチックチューブ(以下、このチューブをライナー
という)を挿入したものを組合わせたコントロールケー
ブルが用いられている。
たとえば特開昭60−231009号公報にはインチコ
ートをポリテトラフルオロエチレン(以下、PTPEと
いう)で形成し、ライナーをポリオキシメチレン(以下
、POMという)で形成したコントロールケーブルや、
インナコートをナイロン11で形成し、ライナーをポリ
ブチレンテレフタレート(以下、PBTという)で形成
したコントロールケーブルが示されている。これらはい
ずれもインナコートとライナーのプラスチック同士の摩
擦係数が小さいため、摩耗を少なくするという効果があ
る。
[発明が解決しようとする課題] ところが最近は、コントロールケーブルを使用する機械
の高性能化、コンパクト化にともない負担荷重の増大、
環境温度の上昇、配索形状の曲率の減少など、その使用
条件が非常に苛酷なものになってきている。
そのため、コントロールケーブルの使用中の発熱が多く
なってインナコートやライナーの摩耗が激しくなり、前
記従来のコントロールケーブルでも耐久性や荷重効率が
充分でなくなっている。
本発明はかかる事情に鑑み、より高い耐久性と荷重効率
を有するコントロールケーブルを提供することを目的と
する。
[課題を解決しようとする手段] 本発明のコントロールケーブルは、内索と該内索を摺動
自在に案内するための導管とからなり、内索外周のイン
ナコートがASTM D−648にしたがって曲げ応力
455kPa (4,8kgf /ad)で測定した熱
変形温度が180℃以上のポリアミド樹脂組成物から形
成され、導管内周のライナーがASTM D−848に
したがって曲げ応力1820kPa(18,8kgf’
/cd)で測定した熱変形温度が50〜200℃のポリ
ブチレンテレフタレート樹脂組成物から形成されている
インナコートの材料であるポリアミド樹脂組成物(以下
、PA樹脂組成物という)としては、ナイロン6、ナイ
ロン6B、ナイロン6・■O1六イロイロン62、ナイ
ロン4・6などが用いられる。PA樹脂組成物はPAだ
けでもよく、摺動性を向上させるためPAにシリコーン
系オイルなどの潤濶油を少量添加したものでもよい。
ライナーの材料であるポリブチレンテレフタレート樹脂
組成物(以下、PBT樹脂組成物という)は、PBTだ
けでもよく、微細な繊維状あるいは粒状のフィラーを配
合して用いてもよい。
そのようなフィラーを配合することによって熱変形温度
を高め、耐久性をさらに向上させることができる。とく
に好ましいフィラーはチタン酸カリウムウィスカーであ
る。チタン酸カリウムウィスカーの配合割合は1%未満
でも耐久性向上の効果が認められるが1.1〜30重量
%であると耐久性向上の効果が顕著であるので、最も好
ましい。30重量%を超えるばあいには、さらなる熱変
形温度の向上が認められず、可撓性が著しく低下する。
そのため曲げて配索すると導管が折れやすいので好まし
くない。
なお前記チタン酸カリウムウィスカーのような無機系フ
ィラーのかわりにアラミド繊維などの有機系フィラーを
配合してもよい。そのばあいの配合割合も1〜30重量
%が好ましい。
インナコート材およびライナー材の「熱変形温度」は、
アメリカ材料試験協会(AiorlcanSociet
y of’ Testing Materials)制
定のASTM規格D−848rstandard Te
5t Method f’orDEFLECTION 
TEMPERATURE OF PLASTI・C8U
NDERPLEXURAL LOAD J ニヨl1l
)測定したもノテアリ、前記「曲げ応力」はASTM 
D−648に規定されているところの試験片に加える曲
げ応力を意味している。
なお、インナコート材の熱変形温度を曲げ応力455k
Paで測定しているのは、インナコートが表面硬度の高
い鋼線などからなる内索を被覆結束するものであり、柔
軟性が要求されるものであるため曲げ応力1820kP
aを加えると高荷重すぎるためである。
インナコート材の熱変形温度は180℃以上でなければ
ならず、180℃未満であれば耐久性が低いため採用で
きない。
ライナー材の熱変形温度は50〜200℃でなければな
らず、50℃未満であれば、耐久性が著しく低下し、2
00℃以上では可撓性が著しく低下し、いずれも採用で
きない。
なお、PBTに、PBTを形成するテレフタル酸および
ブタンジオール以外の第3成分を共重合すると一般に、
熱変形温度が低下するが熱変形温度が50℃未満となっ
たPBT系共重合体は、ライナー材としては耐久性が著
しく低いので採用できない。
[作 用] 本発明のコントロールケーブルは、従来のコントロール
ケーブルに比べて格段に高い耐久性と良好な荷重効率を
有している。
かかる性能は、インナコートとライナーに特定の条件を
備える特定の材料を組合せることで達成された。すなわ
ち本発明者らが鋭意研究した結果、インナコートにPA
樹脂組成物を、ライナーにPBT樹脂組成物を用い、前
記材料を熱変形温度を条件として特定の範囲(前者は1
80℃以上、後者は50〜200℃)に限定すれば、驚
くべきことに従来のいかなるコントロールケーブルもは
るかに及ばない高性能の耐久力を達成するに至ったので
ある。
その理由としては熱変形温度180℃以上のPA樹脂組
成物が高度な柔軟性と耐摩耗性を有し、熱変形温度50
〜200℃のPBT樹脂組成物が高度な耐摩耗性を有し
、それらをインナーコートおよびライナーとして組合せ
たときのそれぞれの物性がライナー内でインナコートを
摺動させたときの摩耗を著しく減少するような相互作用
を発揮することによるものと思われる。
なお本発明の高い耐久性は、単に特定の素材を組合わせ
ただけでえられるものではなく、熱変形温度という条件
を用いて前記範囲に限定した結果はじめてえられるので
あり、このことは以下の実施例の説明において明らかに
されている。
[実施例] つぎに実施例に基づき本発明のコントロールを説明する
第1図は本発明のコントロールケーブルの実施例を示す
一部切欠斜視図、第2図は本発明のコントロールケーブ
ルの性能を測定するための測定装置の説明図、第3図は
荷重効率試験および耐久性試験で加える負荷を示すグラ
フ、第4図は耐久性および荷重効率の測定結果を示すグ
ラフである。
本発明は内索(1)外周にインナコート(3)を形成し
、導管(2)内周にライナー(4)を形成したものであ
れば、どのようなコントロールケーブルにも適用するこ
とができる。
つぎに実施例をあげて説明する。
実施例1 第1図において、(1)は内索、(2)は導管、(3)
はインナコート、(4)はライナーである。内索(1)
は鋼索線7本を撚り合わせて1本のストランドを作り、
そのストランドを7本撚り合わせて作った7X7構造の
ワイヤローブであり、外径が2.5■である。導管(2
)は1本の断面四角形(厚さ1 、00mm5幅2.3
3mm>の鋼条片を媒流状に密接して巻いて管状(外径
8.91111 、内径4,82mm)に形成した鎧層
(5)とその外周に厚さ0.55mmで被覆した合成樹
脂(ポリプロピレン)の保護層(6)とから構成されて
いる。インナコート(3)は第1表に示す材料であって
第2表に示す熱変形温度のものを用い、厚さ0.3av
で内索(1)外周に被覆されている。ライナー(4)は
第1表に示す材料であって第2表に示す熱変形温度のも
のを用い、導管(2)の内周に内径3.7■外径4.6
1に形成されている。
インナコート(3)の外周(3,1mm)とライナー(
4)の内周(3,7a+g+)の間には直径で0.8m
mの隙間がある。インナコート(3)の外周面にはシリ
コーン系グリースの潤滑剤(7)がIg/+の割合で塗
布されている。
実施例2〜4 インナコート(3)およびライナー(4)を第1表に示
す材料であって第2表に示す熱変形温度のものにした他
は実施例1と同様のコントロールケーブルを作製し、た
比較例1〜4 インナコート(3)およびライナー(4)を第1表に示
す材料であって第2表に示す熱変形温度のものにした他
は実施例1と同様のコントロールケーブルを作製した。
なお比較例1および比較例2は従来例である特開昭60
−231009号公報に記載された材料を用いて作製し
たものであり、比較例3.4は材料は本発明と同様で熱
変形温度の条件範囲を外したものである。
実施例1〜4および比較例1〜4のインナーコート(3
)およびライナー(4)の材料を第1表に、前記各材料
の熱変形温度を第2表に示す。
[以下余白] 第  1  表 [注1] PTFE  :ポリテトラフルオロエチレン
ナイロン11:ω−アミノウンデカン酸の縮重合体PO
M   :ポリオキシメチレン [注2]シリコーン系オイルとしては、粘度25000
cStのポリジメチルシロキサン(ジメチルシリコーン
オイル)を使用。
[注3〕チタン酸カリウムウィスカーとしては、直径0
.2〜0.5胴、長さlO〜20廟のウィスカーを使用
[注4]PBTは0−クロロフェノール溶液25℃で測
定した固有粘度1.40dl/gのものを使用。ナイロ
ン6BはJISK6810に基づく硫酸溶液法を用いて
測定した相対粘度2.8のものを使用。
[注5]ハイトレル■7247はPBT系共重合体であ
って、テレフタル酸とブタンジオールおよびポリテトラ
メチレングリコールとを縮重合してえられる。
第   2   表 前記実施例および比較例について荷重効率試験および耐
久試験を実施した。
第2図に基づきその試験装置を説明する。恒温箱01)
の中に内索(1)の曲げ半径が5011%曲げ角度が1
80度になるように半円状に湾曲された供試体のコント
ロールケーブルを取りつけた。内索(1)の入力側端部
にはレバー02)が取りつけられ、負荷側端部には負荷
をかけるためのスプリングにか取りつけられている。ま
た内索(1)の入力側の途中にはロードセル04)が、
負荷側の途中はロードセル日が取りつけられている。レ
バー02)は矢印(A)で示すように揺動させ、1往復
を1回とし毎分60回の速度で往復動させた。スプリン
グ■は2種類のものを組合せて1往復での負荷が第3図
に示すようにした。すなわち、ストロークがθ〜19o
iまでは急勾配で直線的に増加し、ストローク19a+
a+で54.5kgfの負荷がかかり、ストローク19
〜36.5amまでは緩勾配で直線的に増加しストロー
ク3B、5a+iで85kgfの負荷がかかるようにし
た。恒温箱01)内の温度は80℃を保つようにした。
荷重効率は負荷側出力が60kgfの時のW/F xl
ooで表わしている。ただしくF)は入力側ロードセル
04)の計測値、(v)は負荷側ロードセルのの計測値
である。耐用回数はインナコート(3)およびライナー
(4)が摩耗して内索(1)の素線および導管(2)の
鎧層(5)が表面に見えるようになるまでのレバー02
)の揺動回数で表わしている。
荷重効率および耐用回数の測定結果を第4図に示す。
図から明らかなように、比較例1は摩耗が速く耐久性が
著しく劣り、荷重効率も早期に低下する。また比較例2
〜4は耐用回数が約160〜200万回前後であり、さ
ほど耐久性が高くなく、また荷重効率もやや低い。
これに対し本発明の実施例1.2では耐用回数が300
万回を越えており、実施例3.4も約250万回を達成
している。したがって、比較例1.2に比べて格段に高
い数値を示している。
また荷重効率も耐用回数がくるまでほぼ92〜93%の
高い効率を維持している。したがって本発明のコントロ
ールケーブルは耐久性および荷重効率において従来例に
比べ格段に高い性能を有していることが判る。
比較例3はインナコート(3)およびライナー(4)の
主材は本発明と同じであるがインナコート(3)の熱変
形温度が本発明の条件である 180℃よりも低いもの
である。この比較例3は耐用回数が200万回に達して
いない。比較例4はインナコート(3)およびライナー
(4)の主材は本発明と同じであるがライナー(4)の
熱変形温度が本発明の条件である50℃に達していない
ものである。この比較例4は耐用回数が180万回前後
にすぎない。
以上のことからインナコート(3)およびライナー(4
)の主材が同じでも熱変形温度の条件が外れれば、高い
耐久性を達成することができないことが判る。
本発明において、コントロールケーブルのサイズ、内索
(1)や導管(2)の素材についてはとくに限定される
ものではない。ただし疲労による内索の切損を考慮する
と、配索の曲げ半径および試験条件における負荷により σ/(σb+σ1)〉2〜3 の条件を満たすのが好ましい。ただし、σ :内索の素
線平均抗張力(kgf/nvA)σ、:内索の索線平均
曲げ応力(kgf/mff1)σ、:内索の素線平均引
張応力(kgf’/m()本発明のコントロールケーブ
ルは特許請求の範囲に規定した条件を満足するかぎり、
前記耐久性を発揮することができるがさらにインナコ−
) (3)やライナー(4)に黒鉛、PTFE、潤滑油
などの潤滑剤を添加したばあいは、さらに荷重効率が向
上することはいうまでもない。
本発明におけるインナーコートの厚さ、ライナーの厚さ
は厚い方が耐久性の向上に好ましいのであるが、第3図
に示した試験装置での配索形状に関する限りは実施例1
〜4の厚さがほぼ限界である。このインナーコートの厚
さおよびライナーの厚さについてはコントロールケーブ
ルの各サイズ毎に最適値が存するので、それは設計計算
により、また実験的に求めるとよい。
[発明の効果] 本発明のコントロールケーブルは従来のものに比べ耐火
体が格段に向上しており、荷重効率も高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコントロールケーブルの一実施例を示
す一部切欠斜視図、第2図は本発明のコントロールケー
ブルの性能を測定するための測定装置の説明図、第3図
は荷重効率試験および耐久性試験で加える負荷を示すグ
ラフ、第4図は耐久性および荷重効率の測定結果を示す
グラフである。 (図面の主要符号) (1):内 索 (2):導 管 (3):インナコート (4)ニライナー 仲1 回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  1 内索と該内索を摺動自在に案内するための導管と
    からなり、内索外周のインナコートがASTMD−46
    8にしたがって曲げ応力455kPa(4.6kg^f
    /cm^2)で測定した熱変形温度が180℃以上のポ
    リアミド樹脂組成物から形成され、導管内周のライナー
    がASTMD−648にしたがって曲げ応力1820k
    Pa(18.6kg^f/cm^2)で測定した熱変形
    温度が50〜200℃のポリブチレンテレフタレート樹
    脂組成物から形成されてなるコントロールケーブル。  2 前記インナコートが、ASTMD−468にした
    がって曲げ応力455kPa(4.6kg/cm^2)
    で測定した熱変形温度が180℃以上のポリヘキサメチ
    レンアジパミド樹脂組成物である請求項1記載のコント
    ロールケーブル。  3 前記ライナーが、チタン酸カリウムウイスカーを
    1〜30重量%含むポリブチレンテレフタレート樹脂組
    成物から形成されてなる請求項1記載のコントロールケ
    ーブル。
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