JPH0116372Y2 - - Google Patents

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JPH0116372Y2
JPH0116372Y2 JP19885582U JP19885582U JPH0116372Y2 JP H0116372 Y2 JPH0116372 Y2 JP H0116372Y2 JP 19885582 U JP19885582 U JP 19885582U JP 19885582 U JP19885582 U JP 19885582U JP H0116372 Y2 JPH0116372 Y2 JP H0116372Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、防音型エンジン駆動溶接機の電子機
器用冷却機構に係り、特に溶接用発電機の交流出
力を直流出力に変換する整流器や制御素子等の電
子機器の冷却効果の増大を図つた防音型エンジン
駆動溶接機の電子機器用冷却機構に関するもので
ある。
「従来の技術」 一般に、野外作業用の防音型エンジン駆動溶接
機は、現場での運搬が便利なように、可搬型で、
かつ小型軽量なものが要求されている。しかも、
防音型エンジン駆動溶接機は、野外での作業用と
して利用するものであるから、地域環境や作業環
境への配慮から、金属板の内面に吸音材を貼着し
た筐体で、エンジン及び溶接用発電機その他制御
機器など全体を囲繞させている。又、近年、建設
現場での溶接作業が多く、一台の溶接機で同時に
複数の溶接作業が可能なものが要求されている。
上記の要求を満たすべく、溶接用発電機は、保守
点検の容易性と、小型軽量の面より、所謂高周波
タイプと称せられているブラシレス発電機が採用
されている。該発電機は、騒音及びアーク特性の
観点から高周波出力を整流器や制御素子により直
流出力に変換して溶接電源として使用している。
従つて、上記整流器や制御素子は、大きな値の溶
接出力に充分耐え得るように大電流用のものを用
いていて、発熱量が多いために冷却する必要があ
る。従来、整流器や制御素子等の電子機器を冷却
する場合には、下記の方法が採用されている。
溶接用発電機のヘツドカバー内に整流器等を
組込み、溶接用発電機内蔵の冷却フアンを利用
して、該整流器等を強制冷却する。
防音用筐体内に制御箱を設置し、該制御箱内
に整流器等を組込むと共に、整流器等に電動フ
アン付きの冷却フインを付設し、該電動フアン
付きの冷却フインにより整流器等を強制冷却す
る。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の防音型エンジン駆動溶接
機は、整流器や制御素子等の電子機器が発電機の
ヘツドカバー、又は制御箱はもとより防音用の筐
体によつて囲繞されて、二重に覆われる状態とな
つて冷却空気の出入りがさほど良くないばかり
か、上記電子機器が発電機やエンジンから発生す
る放射熱を受け、又防音用の筐体内の温度が上昇
した空気で強制冷却するために、上記及びの
何れの冷却方法においても、冷却効率が悪く、こ
の結果整流器等電子機器の損傷が早いなどといつ
た問題があつた。
そこで、本考案は、上記事情に鑑み、防音用の
筐体内にエンジン及び溶接用発電機等を冷却する
ために冷却空気を導入する際に、この導入時の冷
却空気を利用して電子機器を冷却することで冷却
効率の向上を図り、かつ冷却空気の吸気流路から
の内部騒音の洩れの防止をも図り得る防音型エン
ジン駆動溶接機の電子機器用冷却機構を提供する
ことを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は、上記目的を達成するために、金属板
の内側に吸音材を貼着した筐体でエンジンと該エ
ンジンに一直線状に直結された溶接用発電機とを
囲繞し、該筐体内を仕切板により発電機室、エン
ジン室、及び排気室の三室に区画し、筐体に有す
る吸気口から発電機室を経て溶接用発電機内蔵の
冷却フアンにより溶接用発電機内部に導入した冷
却空気をエンジン室に放出可能に、該溶接用発電
機の吐出口をエンジン室内に開口させ、かつエン
ジン室と排気室とを区画する仕切板の開口に冷却
空気の強制排気を兼用する冷却フアン付きのラジ
エータを被着し、筐体には排気室内の熱風を排出
する排気口と、自由回転する走行車輪とを備えて
なる防音型エンジン駆動溶接機において、発電機
室の底板の中央部を溶接用発電機の下部が嵌入す
る凹形状に曲成すると共に、該底板中央部の凹形
部の立上り壁に上記吸気口を開設し、かつ底板の
両側部の水平状のフランジに電子機器を装着し、
該電子機器に有する冷却フインを、底板の両側部
のフランジより下方に向けて貫通突出させて上記
吸気口に対して適宜間隙をおいて覆うように配設
すると共に、冷却フインの周囲を、吸気口周辺の
底板と協働して下面が開口する周壁で囲繞し、該
周壁の走行車輪と狭間隙で対向する位置に、外気
を流入させるための流入口を開口させた防音型エ
ンジン駆動溶接機の電子機器用冷却機構を特徴と
するものである。
「実施例」 以下、本考案に係る防音型エンジン駆動溶接機
の電子機器用冷却機構の一実施例を第1図乃至第
5図に基づいて説明する。第1図に於て、1はエ
ンジン溶接機本体であり、このエンジン溶接機本
体1はエンジン2と、このエンジン2に直結され
て回転駆動される溶接用発電機3とから成る。前
記エンジン溶接機本体1は、防音装置としての筐
体4によつて囲繞されている。この筐体4は、防
音効果を高めるため、内部に吸音材5が貼着され
た金属板6から形成されている。前記筐体4は、
底板7、前・後面板8,9、側面板10、天板1
1を各々一体的に装着して成る。前記筐体4内
は、エンジン2の前方及び溶接用発電機3の略中
央部で上下方向に延設された仕切板12,13に
より、前記仕切板12の前側の排気室14、仕切
板12,13の間のエンジン室15、仕切板13
の後側の発電機室16とに区分されている。前記
仕切板12には、開口を有して、該開口にエンジ
ン冷却用のラジエータ17が装着されている。一
方、排気室14には、消音用のマフラー18が装
備されている。前記エンジン2の上側には、空気
清浄器19が備えられており、又エンジン2の前
側にはラジエータ冷却フアン20が装備されてい
る。
前記筐体4の側面板10には、エンジン2の点
検・保守またはエンジン室15への吸気を行なわ
しめる扉24が装備されている。この扉24は、
第2図に示す如く係止棒25の係脱で上下方向に
開閉自在に形成されている。前記ラジエータ冷却
フアン20は、エンジン2の駆動によつて回転さ
れ、冷却用空気をラジエータ17へ給風するよう
になつている。このとき、第1図に示す矢印F,
G,J,Kの如く溶接用発電機3に内蔵された冷
却フアン27から送風される空気及び前記扉24
が開いている場合はその開口から流入する空気が
前記エンジン2の外周に沿つて流れ、該エンジン
2を冷却するようになつている。
そして、前記ラジエータ17を冷却した空気
は、第1図に示す矢印H,Iの如く前記排気室1
4へ送風されたのち、前記筐体4の上面及び前記
下端部に設けられた排気口21,22から外気中
へ放出され、これによつて、排気室14内に装備
されたマフラー18が冷却されるようになつてい
る。
前記溶接用発電機3は、発電機室16側に開口
する空気取入口26を有し、エンジン室15側に
位置する冷却フアン27が備えられている。従つ
て、エンジン2の駆動とともに溶接用発電機3が
回転すると、前記冷却フアン27が回転し、これ
によつて第1図に示す矢印E、及び第5図に示す
矢印Pの如く外部から発電機室16へ導かれた空
気が冷却用として空気取入口26から溶接用発電
機3内へ流入するようになつている。そして、溶
接用発電機3内を冷却した空気は、第4図に示す
矢印Qの如く前記冷却フアン27により吐出口3
aからエンジン室15へ送風される。
前記筐体4のエンジン室15及び発電機室16
の底板7は、両側部が逆L字状に折曲されて中央
に凹形部30が形成されている。前記エンジン2
は、凹形部30を跨ぐ形で底板7の両側のフラン
ジ31上に載置されており、エンジン2と底板7
との間に防振ゴム32が介装されている。又、溶
接用発電機3は、凹形部30に防振ゴム33を介
して備えられた支持枠34に装着されており、こ
れによつてエンジン溶接機本体1の駆動時におけ
る振動が防音用の筐体4へ伝達されないように成
つている。前記底板7には、その溶接用発電機3
の前記空気取入口26近傍の立上り壁35に吸気
口36が穿設されており、この吸気口36の外側
で前記フランジ31の後端部及び筐体4で囲まれ
た部分に吸気部37が設けられている。この吸気
部37は下面が開口しており、第1図に示す矢印
A及び第3図に示す矢印Lの如く、外部から直接
空気が流入するように成つている。前記吸気部3
7の前側で底板7の立上り壁35と側面板10の
間には、下面が開放された側部ダクト38が装備
されている。そして、この側部ダクト38への吸
気口としての下方開口面より流入した空気は、第
1図に示す矢印D、及び第3図に示す矢印Mの如
く、側部ダクト38の後面に穿設した流入口40
より前記吸気部37へ流入するように成つてい
る。前記側部ダクト38,38の前・後端部には
前・後輪41,42が装備されている。このう
ち、後輪42は流入口40に対して適宜間隙をお
いて覆うように配設されている。
前記底板7の左・右両側のフランジ31後端部
には各々電装部60が設けられている。即ち、前
記吸気部37の上に溶接用発電機3の出力を交流
から直流に変換するサイリスタなどの制御素子や
その他の素子から成る整流器50等の電子機器が
装着されており、この整流器50等の前側に変圧
器51等の電装品が並設されている。前記整流器
50や、変圧器51等の周囲には、底板7の立上
り壁35に装着されたL字形のカバー部材52が
設けられており、前記発電機室16内の溶接用発
電機3近くの空間を狭めて前記吸気口36から入
つた空気が該溶接用発電機3の空気取入口26へ
円滑に導かれるように成つている。前記整流器5
0等の電子機器は、下方に突設された加熱防止用
の冷却フイン53を有している。この冷却フイン
53は、フランジ31下側の吸気部37に向つて
露出装備されており、吸気部37の下方開口面及
び前記側部ダクト38の流入口40から該吸気部
37に入る外気が当流し冷却フイン53を冷却す
るようになつている。冷却フイン53を冷却した
外気は、吸気口36から発電機室16内に入り前
述した如く溶接用発電機3、エンジン2などの冷
却がなされる。ここで、前記冷却フイン53は吸
気口36に対して適宜間隙をおいて覆うように配
置されており、よつて、吸気流路を経て外部に漏
れようとするエンジン溶接機稼働時の騒音が遮音
されるように成つている。前記整流器50及び変
圧器51等が、左右両側に一組ずつ設けられてい
るのは、2人の作業者が別個に同時に溶接出来る
ようにするためである。また、第2図に示す如
く、電装部60は筐体4の後面板9に設けられた
着脱自在のパネル54、又は側面板10に設けら
れたパネルなどを取り外すことにより簡単に保
守・点検出来るようにも成つている。
上記のように構成されたエンジン駆動溶接機に
於て、市街地での作業など騒音の発生を極力抑制
したい場合には、前記扉24を閉じて運転する。
この場合、前記吸気部37の下方開口面より直
接、又は、側部ダクト38の下方開口面より吸気
部37へ入つた外気が発電機室16へ流入する。
このとき、吸気部37に露出した冷却フイン53
の冷却が行なわれる。前記発電機室16に入つた
空気は、空気取入口26から溶接用発電機3内に
取入れられて該溶接用発電機3の内部を冷却し、
次に冷却フアン27により溶接用発電機3の吐出
口3aからエンジン室15に送出されてエンジン
2を冷却し、更にラジエータ冷却フアン20を経
て排気室14へ送られ外部へ排出される。この際
前記冷却フイン53による遮音、流入口40から
吸気口36に至るまでの吸気流路の迷路化及び吸
気部37が地面に向つて開口していることなどに
より、騒音は吸気流路から殆ど外部に漏れない。
これとは別に、効外での使用など周囲に与える騒
音がそれ程問題にならにい場合には、前記扉24
を開きエンジン室15へ多量の外気を流入せしめ
てエンジン2の効果的な冷却を行なう。ただし、
前記仕切板13によつて発電機室16が仕切られ
ており、溶接用発電機3に内蔵された冷却フアン
27によつて独立に吸気作用がなされるので、前
記冷却フイン53の冷却効果は不変である。
「考案の効果」 以上のように本考案によれば、冷却用空気が吸
気口から筐体内に導入される時に、冷却フインに
当流して電子機器を効果的に冷却でき、従つて冷
却効率を向上できて該電子機器の寿命を長持ちさ
せることができ、しかも走行用としての車輪と共
に上記冷却フインが、内部騒音に対して迷路を形
成して吸気口からの内部騒音の漏れを遮音できる
といつた機能も兼用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防音型エンジン駆動溶接
機を示す一部破断した斜視図、第2図は第1図の
背面図、第3図は第1図の下方方向からみた吸
気流路を示す説明図、第4図は第1図の電子機器
上を通る要部横断面図、第5図は第4図のA−A
線断面図である。 1……エンジン溶接機本体、4……筐体、5…
…吸音材、6……筐体を形成する金属板、7……
底板、7……吸気部、50……整流器、53……
冷却フイン、60……電装部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板の内側に吸音材を貼着した筐体でエンジ
    ンと該エンジンに一直線上に直結された溶接用発
    電機とを囲繞し、該筐体内を仕切板により発電機
    室、エンジン室、及び排気室の三室に区画し、筐
    体に有する吸気口から発電機室を経て溶接用発電
    機内蔵の冷却フアンにより溶接用発電機内部に導
    入した冷却空気をエンジン室に放出可能に、該溶
    接用発電機の吐出口をエンジン室内に開口させ、
    かつエンジン室と排気室とを区画する仕切板の開
    口に冷却空気の強制排気を兼用する冷却フアン付
    きのラジエータを被着し、筐体には排気室内の熱
    風を排出する排気口と、自由回転する走行車輪と
    を備えてなる防音型エンジン駆動溶接機におい
    て、発電機室の底板の中央部を溶接用発電機の下
    部が嵌入する凹形状に曲成すると共に、該底板中
    央部の凹形部の立上り壁に上記吸気口を開設し、
    かつ底板の両側部の水平状のフランジに電子機器
    を装着し、該電子機器に有する冷却フインを、底
    板の両側部のフランジより下方に向けて貫通突出
    させて上記吸気口に対して適宜間隙をおいて覆う
    ように配設すると共に、冷却フインの周囲を、吸
    気口周辺の底板と協働して下面が開口する周壁で
    囲繞し、該周壁の走行車輪と狭間隙で対向する位
    置に、外気を流入させるための流入口を開口させ
    たことを特徴とする防音型エンジン駆動溶接機の
    電子機器用冷却機構。
JP19885582U 1982-12-28 1982-12-28 防音型エンジン駆動溶接機の電子機器用冷却機構 Granted JPS59103562U (ja)

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JP19885582U JPS59103562U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 防音型エンジン駆動溶接機の電子機器用冷却機構

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Publication Number Publication Date
JPS59103562U JPS59103562U (ja) 1984-07-12
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JPH083147Y2 (ja) * 1988-06-08 1996-01-29 株式会社クボタ 防音形エンジン発電機の保護装置

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JPS59103562U (ja) 1984-07-12

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