JPH0116409B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116409B2 JPH0116409B2 JP59204294A JP20429484A JPH0116409B2 JP H0116409 B2 JPH0116409 B2 JP H0116409B2 JP 59204294 A JP59204294 A JP 59204294A JP 20429484 A JP20429484 A JP 20429484A JP H0116409 B2 JPH0116409 B2 JP H0116409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ppo
- parts
- weight
- film
- polyphenylene oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyethers (AREA)
Description
〔技術分野〕
この発明は、ポリフエニレンオキサイド系固化
物の耐熱性や耐薬品性などを改善するポリフエニ
レンオキサイド系固化物の改質法に関する。 〔背景技術〕 ポリフエニレンオキサイド(以下、PPOと略
す)は、高周波特性にすぐれる等の理由で、近
年、注目されている。そこで、これをキヤステイ
ングしたり成形したりして用いることが行われる
が、その際の溶解性や成形性を向上させるため、
これに、ポリスチレン(以下、PSと略す)およ
び/またはスチレンブタジエンコポリマ(以下、
SBSと略す)を加えて用いることがある。ところ
が、このような混合物においても、用途によつて
は、耐熱性や耐薬品性その他の物性を向上させる
必要が生じる。 このような異望に応える方法のひとつとして、
樹脂を架橋させることが行われる。架橋による樹
脂固化物の改質は、もつとも、効果的であり、か
つ、確実な手段でもあるからである。しかしなが
ら、PPOは勿論、PSやSBSも、通常の熱硬化性
樹脂のような簡単な処置によつては架橋(硬化)
させることができない。 〔発明の目的〕 この発明は、以上の事情に鑑みて、PPO系固
化物であつても、簡単かつ確実に改質することが
できる、汎用性の広いPPO系固化物の改質法を
提供することを目的とする。 〔発明の開示〕 このような目的を達成するため、この発明は、
PPOと、PSおよび/またはSBSの混合物に対し、
3官能以上の架橋性モノマおよび/または架橋性
ポリマと、開始剤とが溶媒とともに溶液混合さ
れ、前記溶媒が除去されて得られた固化物を加熱
および/または紫外線架橋させるPPO系固化物
の改質法を要旨とする。すなわち、PPOと、PS
および/またはSBSの混合物に架橋性ポリマや上
記架橋性モノマを配合した状態で加熱および/ま
たは紫外線架橋させることにより、PPO系固化
物の改質を図るものである。以下にこれを詳しく
説明する。 まず、原料成分について説明する。 この発明で使用されるPPOとは、たとえば、
つぎの一般式で表わされるのであり、 〔ここに、Rは水素または炭素数1〜3の炭化水
素基を表し、各Rは、同じであつてもよく、異な
つてもよい。〕 その一例としては、ポリ(2.6−ジメチル−1.4−
フエニレンオキサイド)が挙げられる。 このようなPPOは、たとえば、USR4059568号
明細書に開示されている方法で合成することがで
きる。特に限定するものではないが、たとえば、
分子量(MW)が50000、Mw/Mn=4.2のポリ
マーが使用される。 この発明において使用される架橋性ポリマとし
ては、たとえば、1.2ポリブタジエン、1.4ポリブ
タジエン、スチレンブタジエンコポリマ、変性
1.2ポリブタジエン(マレイン変性、アクリル変
性、エポキシ変性)、ゴム類などが挙げられるが、
特にこれらに限定される訳ではない。また、3官
能以上の架橋性モノマとしては、たとえば、エ
ステルアクリレート類、エポキシアクリレート
類、ウレタンアクリレート類、エーテルアクリレ
ート類、メラミンアクリレート類、アルキドアク
リレート類、シリコンアクリレート類などのうち
の3官能以上のアクリル酸類、トリアリルシア
ヌレート(以下、TACと略す)、トリアリルイソ
シアヌレート(以下、TAICと略す)などが挙げ
られる。なかでもTAC、TAICが好ましい。な
お、3官能以上の架橋性モノマは、常温で固形の
ものが好ましい。常温で液状の3官能以上の架橋
性モノマであつても、これを他の配合原料と溶媒
とともに混した後、溶媒を除去した結果、固化物
の形態をとりうる限り、この発明において3官能
以上の架橋性モノマとして単独使用もできるし、
他の固形の3官能以上の架橋性モノマとの併用も
できる。 開始剤としては、ベンゾイン、ベンジル、アリ
ルジアゾニウムフロロほう酸塩、ベンジルメチル
ケタール、2.2−ジエトキシアセトンフエノン、
ベンゾイルイソブチルエーテル、p−tert−ブチ
ルトリクロロアセトンフエノン、ベンジル(o−
エトシキカルボニル)−α−モノオキシム、ビア
セチル、アセトフエノン、ベンゾフエノン、ミヒ
ラーケトン、テトラメチルチウラムスルフイド、
アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオ
キサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、1
−ヒドロキシシクロヘキシルフエニルエドン、2
−ヒドロキシ−2−メチル−1−フエニル−プロ
パン−1−オン、1−(4−イソプロピルフエニ
ル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1
−オン、2−クロロチオキサントン、メチルベン
ゾイルフオーメート、4.4−ビスジメチルアミノ
ベンゾフエノン(ミヒラーケトン)、ベンゾイン
メチルエーテル、メチル−o−ベンゾイルベンゾ
エート、α−アシロキシムエステルなどがある。
開始剤の好ましい市販品としては、下式であらわ
される日本油脂(株)製「ビスクミル」がある。この
ものは、1分半減温度330℃である。 以上の原料を配合する割合は、特には限定する
ものではないが、PPO100重量部に対しPSおよ
び/またはSBSを2〜60部の割合とするととも
に、このようなPPOと、PSおよび/またはSBS
の混合物10〜90部に対し、架橋性ポリマおよび/
または架橋性モノマを1〜50部の割合とし、か
つ、開始剤を0.1〜3部の割合とするのが好まし
い。また、架橋性モノマに対する架橋性ポリマの
比率も、特に限定するものではないが、架橋性モ
ノマ1に対し架橋性ポリマ20以下であることが好
ましい。 上記原料配合による樹脂組成物を得る方法は、
上記原材料を下記の溶媒とともに溶液混合する方
法による。この溶液混合により上記樹脂組成物の
溶液が得られ、同溶液から溶媒を除去して上記樹
脂組成物の固化物(PPO系固化物)が得られる。 得られた樹脂組成物は、板状、フイルム状、シ
ート状に成形されるが、成形方法は射出成形法、
押出成形法、トランスフアー成形法、直圧成形法
など、どのような方法でもよい。キヤステイング
法を用いて成形してもよい。 キヤステイング法について詳しく述べれば、
PPOと、PSおよび/またはSBSの混合物に架橋
性ポリマおよび/または架橋性モノマや開始剤を
配合してなる樹脂組成物を、トリクレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、塩化メチレン等の塩素系炭
化水素および/またはキシレン、トルエン、ベン
ゼン、アセトンのうちから選んだ単独または混合
溶媒に5〜50重量%の割合で完全溶解させ、この
溶液を鏡面処理した鉄板またはキヤステイング用
フイルム上に5〜500μの厚みに塗布し、十分に
乾燥させてPPO系フイルムを得ると言うもので
ある。上記キヤステイング用フイルムは、ポリエ
ステルフイルム、ポリイミドフイルムなど上記溶
媒に不溶のものであり、かつ、離型処理されてい
る。 以上のようにして得られた樹脂成形物にラジカ
ル架橋を行わせるには、この成形物を加熱する
か、この成形物に紫外線照射をすればよい。加熱
時間、加熱温度または紫外線照射量は適宜に選ば
れる。キヤステイン法の場合は、その乾燥工程が
ラジカル架橋を行う工程を兼ねるのが普通であ
る。 以下に、実施例を比較例と併せて述べる。 実施例 1 撹拌装置、加熱装置および減圧脱泡装置を備え
た溶解槽に入れた370部のトリクロロエチレン
(東亜合成化学工業株式会社製の商標トリクレン)
を60℃の温度で撹拌しながら、これにPPOを少
量ずつ加えて合計100部のPPOを溶解した。さら
に、SBS(旭化成工業株式会社社製商標ソルプレ
ン)を5部、1.2ポリブタジエン(Mn=3000:日
本曹達株式会社製商物標B−3000)10部、TAIC
(日本化成株式会社製)を5部、および、ジクミ
ルパーオキサイド(日本油脂株式会社製)を1部
加え、均一になるま撹拌して溶解したのち、減圧
して溶液を脱気、脱泡し、第1表に示す配合の樹
脂組成物の30重量%溶液を得た。この溶液を鉄板
上に厚み400μmに流延し、50℃で10分間予備乾
燥してトリクロロエチレンを除去してフイルム状
のPPO系固化物を得た。この固化物を250℃で60
分間加熱硬化して、厚み約100μmの硬化フイル
ムを得た。 実施例 2〜6 PPO、SBS(旭化成工業株式会社製商標ソルプ
レン)、PS(三井東圧化学株式会社製商標トーポ
レツクス)、架橋性ポリマ、架橋性モノマおよび
開始剤を第1表に示す配合で用いたこと以外は、
実施例1と同様にして、厚み約100μm硬化フイ
ルムを得た。 比較例 1 実施例2において、架橋性ポリマおよび架橋性
モノマを用いなかつたこと以外は、実施例2と同
様にして、厚み約100μmの固化フイルムを得た。 比較例 2 実施例2において、開始剤を用いなかつたこと
以外は、実施例2と同様にして、厚み約100μm
の固化フイルムを得た。 上記実施例および比較例により得られた各フイ
ルムについて、下記の物性測定を行つた。 耐溶剤性(トリクレン室温抽出) フイルム約10gを精秤し(ここで測定した重量
を初期重量とする)、100gのトリクレン中に浸漬
し、室温で24時間放置した。その後、フイルムを
トリクレンから取り出し、105℃で2時間乾燥し
た。乾燥後にフイルム重量を精秤し、ここで測定
した重量を初期重量で割つて求めた比率を残留率
として百分率で第1表に示した。 引張強度 オートグラフ(島津製作所の商標)により、通
常のフイルムの引張強度測定法(ASTM−D882
−64T)に準じて各フイルムの引張強度を測定
し、結果を第1表に示した。 ガラス転移点(Tg) 粘弾性スペクトロメーター(岩本製作所の商
標)を用い、昇温速度10℃/分で、各フイルムの
ガラス転移点を求めた。結果を第1表に示した。
同表にみるとおり、実施例はいずれも、比較例に
比し物性が改善されていた。
物の耐熱性や耐薬品性などを改善するポリフエニ
レンオキサイド系固化物の改質法に関する。 〔背景技術〕 ポリフエニレンオキサイド(以下、PPOと略
す)は、高周波特性にすぐれる等の理由で、近
年、注目されている。そこで、これをキヤステイ
ングしたり成形したりして用いることが行われる
が、その際の溶解性や成形性を向上させるため、
これに、ポリスチレン(以下、PSと略す)およ
び/またはスチレンブタジエンコポリマ(以下、
SBSと略す)を加えて用いることがある。ところ
が、このような混合物においても、用途によつて
は、耐熱性や耐薬品性その他の物性を向上させる
必要が生じる。 このような異望に応える方法のひとつとして、
樹脂を架橋させることが行われる。架橋による樹
脂固化物の改質は、もつとも、効果的であり、か
つ、確実な手段でもあるからである。しかしなが
ら、PPOは勿論、PSやSBSも、通常の熱硬化性
樹脂のような簡単な処置によつては架橋(硬化)
させることができない。 〔発明の目的〕 この発明は、以上の事情に鑑みて、PPO系固
化物であつても、簡単かつ確実に改質することが
できる、汎用性の広いPPO系固化物の改質法を
提供することを目的とする。 〔発明の開示〕 このような目的を達成するため、この発明は、
PPOと、PSおよび/またはSBSの混合物に対し、
3官能以上の架橋性モノマおよび/または架橋性
ポリマと、開始剤とが溶媒とともに溶液混合さ
れ、前記溶媒が除去されて得られた固化物を加熱
および/または紫外線架橋させるPPO系固化物
の改質法を要旨とする。すなわち、PPOと、PS
および/またはSBSの混合物に架橋性ポリマや上
記架橋性モノマを配合した状態で加熱および/ま
たは紫外線架橋させることにより、PPO系固化
物の改質を図るものである。以下にこれを詳しく
説明する。 まず、原料成分について説明する。 この発明で使用されるPPOとは、たとえば、
つぎの一般式で表わされるのであり、 〔ここに、Rは水素または炭素数1〜3の炭化水
素基を表し、各Rは、同じであつてもよく、異な
つてもよい。〕 その一例としては、ポリ(2.6−ジメチル−1.4−
フエニレンオキサイド)が挙げられる。 このようなPPOは、たとえば、USR4059568号
明細書に開示されている方法で合成することがで
きる。特に限定するものではないが、たとえば、
分子量(MW)が50000、Mw/Mn=4.2のポリ
マーが使用される。 この発明において使用される架橋性ポリマとし
ては、たとえば、1.2ポリブタジエン、1.4ポリブ
タジエン、スチレンブタジエンコポリマ、変性
1.2ポリブタジエン(マレイン変性、アクリル変
性、エポキシ変性)、ゴム類などが挙げられるが、
特にこれらに限定される訳ではない。また、3官
能以上の架橋性モノマとしては、たとえば、エ
ステルアクリレート類、エポキシアクリレート
類、ウレタンアクリレート類、エーテルアクリレ
ート類、メラミンアクリレート類、アルキドアク
リレート類、シリコンアクリレート類などのうち
の3官能以上のアクリル酸類、トリアリルシア
ヌレート(以下、TACと略す)、トリアリルイソ
シアヌレート(以下、TAICと略す)などが挙げ
られる。なかでもTAC、TAICが好ましい。な
お、3官能以上の架橋性モノマは、常温で固形の
ものが好ましい。常温で液状の3官能以上の架橋
性モノマであつても、これを他の配合原料と溶媒
とともに混した後、溶媒を除去した結果、固化物
の形態をとりうる限り、この発明において3官能
以上の架橋性モノマとして単独使用もできるし、
他の固形の3官能以上の架橋性モノマとの併用も
できる。 開始剤としては、ベンゾイン、ベンジル、アリ
ルジアゾニウムフロロほう酸塩、ベンジルメチル
ケタール、2.2−ジエトキシアセトンフエノン、
ベンゾイルイソブチルエーテル、p−tert−ブチ
ルトリクロロアセトンフエノン、ベンジル(o−
エトシキカルボニル)−α−モノオキシム、ビア
セチル、アセトフエノン、ベンゾフエノン、ミヒ
ラーケトン、テトラメチルチウラムスルフイド、
アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオ
キサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、1
−ヒドロキシシクロヘキシルフエニルエドン、2
−ヒドロキシ−2−メチル−1−フエニル−プロ
パン−1−オン、1−(4−イソプロピルフエニ
ル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1
−オン、2−クロロチオキサントン、メチルベン
ゾイルフオーメート、4.4−ビスジメチルアミノ
ベンゾフエノン(ミヒラーケトン)、ベンゾイン
メチルエーテル、メチル−o−ベンゾイルベンゾ
エート、α−アシロキシムエステルなどがある。
開始剤の好ましい市販品としては、下式であらわ
される日本油脂(株)製「ビスクミル」がある。この
ものは、1分半減温度330℃である。 以上の原料を配合する割合は、特には限定する
ものではないが、PPO100重量部に対しPSおよ
び/またはSBSを2〜60部の割合とするととも
に、このようなPPOと、PSおよび/またはSBS
の混合物10〜90部に対し、架橋性ポリマおよび/
または架橋性モノマを1〜50部の割合とし、か
つ、開始剤を0.1〜3部の割合とするのが好まし
い。また、架橋性モノマに対する架橋性ポリマの
比率も、特に限定するものではないが、架橋性モ
ノマ1に対し架橋性ポリマ20以下であることが好
ましい。 上記原料配合による樹脂組成物を得る方法は、
上記原材料を下記の溶媒とともに溶液混合する方
法による。この溶液混合により上記樹脂組成物の
溶液が得られ、同溶液から溶媒を除去して上記樹
脂組成物の固化物(PPO系固化物)が得られる。 得られた樹脂組成物は、板状、フイルム状、シ
ート状に成形されるが、成形方法は射出成形法、
押出成形法、トランスフアー成形法、直圧成形法
など、どのような方法でもよい。キヤステイング
法を用いて成形してもよい。 キヤステイング法について詳しく述べれば、
PPOと、PSおよび/またはSBSの混合物に架橋
性ポリマおよび/または架橋性モノマや開始剤を
配合してなる樹脂組成物を、トリクレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、塩化メチレン等の塩素系炭
化水素および/またはキシレン、トルエン、ベン
ゼン、アセトンのうちから選んだ単独または混合
溶媒に5〜50重量%の割合で完全溶解させ、この
溶液を鏡面処理した鉄板またはキヤステイング用
フイルム上に5〜500μの厚みに塗布し、十分に
乾燥させてPPO系フイルムを得ると言うもので
ある。上記キヤステイング用フイルムは、ポリエ
ステルフイルム、ポリイミドフイルムなど上記溶
媒に不溶のものであり、かつ、離型処理されてい
る。 以上のようにして得られた樹脂成形物にラジカ
ル架橋を行わせるには、この成形物を加熱する
か、この成形物に紫外線照射をすればよい。加熱
時間、加熱温度または紫外線照射量は適宜に選ば
れる。キヤステイン法の場合は、その乾燥工程が
ラジカル架橋を行う工程を兼ねるのが普通であ
る。 以下に、実施例を比較例と併せて述べる。 実施例 1 撹拌装置、加熱装置および減圧脱泡装置を備え
た溶解槽に入れた370部のトリクロロエチレン
(東亜合成化学工業株式会社製の商標トリクレン)
を60℃の温度で撹拌しながら、これにPPOを少
量ずつ加えて合計100部のPPOを溶解した。さら
に、SBS(旭化成工業株式会社社製商標ソルプレ
ン)を5部、1.2ポリブタジエン(Mn=3000:日
本曹達株式会社製商物標B−3000)10部、TAIC
(日本化成株式会社製)を5部、および、ジクミ
ルパーオキサイド(日本油脂株式会社製)を1部
加え、均一になるま撹拌して溶解したのち、減圧
して溶液を脱気、脱泡し、第1表に示す配合の樹
脂組成物の30重量%溶液を得た。この溶液を鉄板
上に厚み400μmに流延し、50℃で10分間予備乾
燥してトリクロロエチレンを除去してフイルム状
のPPO系固化物を得た。この固化物を250℃で60
分間加熱硬化して、厚み約100μmの硬化フイル
ムを得た。 実施例 2〜6 PPO、SBS(旭化成工業株式会社製商標ソルプ
レン)、PS(三井東圧化学株式会社製商標トーポ
レツクス)、架橋性ポリマ、架橋性モノマおよび
開始剤を第1表に示す配合で用いたこと以外は、
実施例1と同様にして、厚み約100μm硬化フイ
ルムを得た。 比較例 1 実施例2において、架橋性ポリマおよび架橋性
モノマを用いなかつたこと以外は、実施例2と同
様にして、厚み約100μmの固化フイルムを得た。 比較例 2 実施例2において、開始剤を用いなかつたこと
以外は、実施例2と同様にして、厚み約100μm
の固化フイルムを得た。 上記実施例および比較例により得られた各フイ
ルムについて、下記の物性測定を行つた。 耐溶剤性(トリクレン室温抽出) フイルム約10gを精秤し(ここで測定した重量
を初期重量とする)、100gのトリクレン中に浸漬
し、室温で24時間放置した。その後、フイルムを
トリクレンから取り出し、105℃で2時間乾燥し
た。乾燥後にフイルム重量を精秤し、ここで測定
した重量を初期重量で割つて求めた比率を残留率
として百分率で第1表に示した。 引張強度 オートグラフ(島津製作所の商標)により、通
常のフイルムの引張強度測定法(ASTM−D882
−64T)に準じて各フイルムの引張強度を測定
し、結果を第1表に示した。 ガラス転移点(Tg) 粘弾性スペクトロメーター(岩本製作所の商
標)を用い、昇温速度10℃/分で、各フイルムの
ガラス転移点を求めた。結果を第1表に示した。
同表にみるとおり、実施例はいずれも、比較例に
比し物性が改善されていた。
この発明は、以上のごとき簡単な手法でもつ
て、PPO系固化物の物性を確実に改善し得るも
のである。前記PPO系固化物は、反応工程を要
することなく得られるものである。
て、PPO系固化物の物性を確実に改善し得るも
のである。前記PPO系固化物は、反応工程を要
することなく得られるものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリフエニレンオキサイドと、ポリスチレン
および/またはスチレンブタジエンコポリマの混
合物に対し、3官能以上の架橋性モノマおよび/
または架橋性ポリマと、開始剤とが溶媒とともに
溶液混合され、前記溶媒が除去されて得られた固
化物を加熱および/または紫外線架橋させるポリ
フエニレンオキサイド系固化物の改質法。 2 ポリフエニレンオキサイドと、ポリスチレン
および/またはスチレンブタジエンコポリマの混
合物10〜90重量部に対し、架橋性ポリマおよび/
または架橋性モノマを1〜50重量部(ただし、架
橋性ポリマ/架橋性モノマ≦20)と開始剤0.1〜
3重量部を配合する特許請求の範囲第1項記載の
ポリフエニレンオキサイド系固化物の改質法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20429484A JPS6183222A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | ポリフエニレンオキサイド系固化物の改質法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20429484A JPS6183222A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | ポリフエニレンオキサイド系固化物の改質法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6183222A JPS6183222A (ja) | 1986-04-26 |
| JPH0116409B2 true JPH0116409B2 (ja) | 1989-03-24 |
Family
ID=16488094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20429484A Granted JPS6183222A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | ポリフエニレンオキサイド系固化物の改質法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6183222A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS633487A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-08 | 松下電器産業株式会社 | 抵抗回路板 |
| DE102005008551A1 (de) * | 2005-02-23 | 2006-08-31 | Röhm GmbH & Co. KG | Fließverhalten von Polyphenylenoxidschmelzen während der Verarbeitung |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5221553B2 (ja) * | 1972-02-08 | 1977-06-11 | ||
| JPS5230991B2 (ja) * | 1974-03-28 | 1977-08-11 | ||
| JPS58164639A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-29 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 硬化性の樹脂組成物 |
| JPS59204295A (ja) * | 1983-04-29 | 1984-11-19 | インタ−ナシヨナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−シヨン | 金属回路構造体 |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP20429484A patent/JPS6183222A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6183222A (ja) | 1986-04-26 |
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