JPH0116436B2 - - Google Patents

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JPH0116436B2
JPH0116436B2 JP9771083A JP9771083A JPH0116436B2 JP H0116436 B2 JPH0116436 B2 JP H0116436B2 JP 9771083 A JP9771083 A JP 9771083A JP 9771083 A JP9771083 A JP 9771083A JP H0116436 B2 JPH0116436 B2 JP H0116436B2
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JP
Japan
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asphalt
aggregate
amount
surfactant
heated
Prior art date
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JP9771083A
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English (en)
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JPS59224703A (ja
Inventor
Yoji Komura
Tetsuo Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANIN KENSETSU KOGYO KK
Original Assignee
SANIN KENSETSU KOGYO KK
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、安価でしかも安定度に優れた熱工式
アスフアルトコンクリートの製造方法に係り、特
にバインダーとしてのポリ塩化ビニル細片乃至粉
末及びその重合開始剤としてペルオクソ酸塩と界
面活性剤を用いるものに関する。 熱工式アスフアルトコンクリートは、粒度の異
なる数種類の骨材(フイラーを含む)を加熱溶融
した瀝青材(主としてストレートアスフアルト)
を混合して得られるもので、コスト及び性能の点
で優れているところから導路の舗装材として広く
用いられている。そしてその静的な強度はマーシ
ヤル安定度で表され、その値が大きい程激しい交
通に耐えるとされている。 ところで現在表層に最も一般的に用いられてい
る密粒度アスフアルトコンクリートの場合、アス
フアルト量が6〜6.5%(重量%、以下同じ)の
ときマーシヤル安定度が最も高くなり、通常700
〜850Kgの値を示す。ちなみに基準値はC交通以
上の場合750以上、その他は500以上とされてい
る。(基層の場合は500以上、上層路盤は350以
上。)しかし、主要国道や高速道路等交通の極め
て激しい道路では普通の密粒度アスフアルトコン
クリートでは安定度が不足であり、ゴム粉末やゴ
ムエマルジヨン、熱可塑性樹脂エマルジヨン等を
混入した改質アスフアルトコンクリートが用いら
れている。ただ、これらは1000〜1600Kgもの高い
安定度を示すが施工がしにくくまた2〜3割もコ
スト高になる欠点がある。一方、アスフアルトコ
ンクリートの材料コスト中に占めるアスフアルト
の割合は極めて高く、標準的な密粒度アスフアル
トコンクリートの場合50%にも及ぶ。しかも原油
価格の上昇に伴つてこの割合及び全体のコストは
増大する一方であるし、アスフアルト量を減らす
と安定度が低下する(4%の場合550前後)。 上記問題点に対処すべく、本発明者らは安定度
を低下させずにアスフアルト量を減らす研究を行
なつた結果、ポリ塩化ビニルの粉末乃至細片を塩
化ビニル用の無機質重合開始剤とともに混入する
技術を開発した。これはアスフアルト量の低減、
安定度の向上とともに農業用廃塩ビフイルムの処
理問題を解決する結果をも招来した。しかし、そ
の安定度は従来の改質アスフアルトコンクリート
までは至らなかつた。 そこで本発明者らは、更に重合開始剤について
研究を続けた結果、重合開始剤と共に界面活性剤
を用いることにより安定度を大幅に向上させるこ
とに成功した。以下、本発明を詳細に説明する。 まず、前記標準的な密粒度アスフアルトコンク
リート配合の骨材をミキサーに投入して5〜10秒
程度空練りした後、全体量に対して4%(重量%
以下同じ)程度のストレートアスフアルトと、対
アスフアルト2%程度のポリ塩化ビニルフイルム
細片、ペルオクソ酸塩及び界面活性剤を加えて充
分撹拌混合する。この間約50〜60秒程度である。
このアスフアルト混合物は通常のものと同様の方
法で施工されるが、その物性値等に安定度はスト
レートアスフアルト6%の通常配合品と同程度乃
至それ以上で、ペルオクソ酸塩と界面活性剤の組
合せによつては改質アスフアルトコンクリートと
同程度の値を示した。 かかる現象がいかにして生起されるかは詳らか
ではないが、ポリ塩化ビニルの熱分解性及び界面
活性剤の均一分散作用に起因するものと推察され
る。即ち、まずポリ塩化ビニルは、重合度や充填
剤にもよるが比較的低温で熱分解を開始する。ま
た軟化点は通常65〜80℃である。従つて加熱アス
フアルト(MAX.185℃、通常160〜170℃)中で
は、ある種のポリ塩化ビニル細片や粉末はその一
部乃至全部がモノマー化される。塩ビモノマーは
沸点が低く(−13℃)このまま放置すれば蒸散し
てしまうが、なおしばらくは高粘度なアスフアル
ト中に封じ込められたまま保たれている。この状
態で重合開始剤が添加されると再ポリマー化が始
まり、混合物の温度が低下するにつれて塩ビポリ
マーが固化し始め、舗設後は、締固められた骨材
同志或いは骨材とアスフアルト間を融着した状態
で組み込まれる。その結果アスフアルトコンクリ
ートの安定度が増し、アスフアルト量が標準より
少なくても標準量の場合と同程度乃至それ以上の
強度をもたらすものと思われる。一方ミキサー中
での撹拌時間は品質面から制限されるので、反応
にムラが起きやすい。そこで界面活性剤は、ポリ
塩化ビニルの細片・粉末や重合開始剤をアスフア
ルト中に均一に分散させることにより反応をより
完全に行なわせる働きをするものと推測される。 しかして本発明で用いられる材料としては、加
熱アスフアルト乃至加熱混合物中で少なくとも一
部が熱分解するポリ塩化ビニルのバージン粉末樹
脂、塩ビフイルムその他成型品の粉末や細片、更
には塩ビ酢ビ共重合物の粉末や細片が好ましい。
また農業用廃塩ビフイルムはその処理が大変困難
であるが、本発明においては土が付着していても
そのまま粉砕して用いられるので処理費もかから
ず公害防止の観点からも極めて好ましいものであ
る。そして、その混入割合は対アスフアルト0.5
〜5%、特に1〜3%が安定度向上の点で好まし
い。尚、塩ビフイルム細片は予め加熱タンク中の
アスフアルトに直接混入して用いてもよいし、骨
材と混合した後アスフアルトを注入するようにし
てもよい。また細片を水に分散させてエマルジヨ
ン化させるものを用いることもできる。 一方塩化ビニルの重合開始剤として用いるペル
オクソ酸塩には、ペルオクソ硝酸、ペルオクソ炭
酸、ペルオクソ二硫酸、ペルオクソ硼酸、ペルオ
クソ硫酸、ペルオクソリン酸等のアンモニウム
塩、カリウム塩、ナトリウム塩等がある。これら
は酸化剤としての性質を備え、この内ペルオクソ
二硫酸のカリウム塩やアンモニウム塩は重合開始
剤として知られているが、ペルオクソ硼酸塩も本
発明において極めて優れた効果を示す。尚、これ
らはアスフアルト量に対して0.1〜1%程度用い
られるが、より好ましくは0.2〜0.5%である。 次に界面活性剤は、カチオン系やアニオン系の
ものも用いられるが、特に好ましいのはノニオン
系のものである。これは、骨材がプラス、アスフ
アルトがマイナスに帯電していることによると思
われる。そして界面活性剤の割合は対アスフアル
ト0.3〜4%で、特に0.5〜2%が好ましい。 ところで、通常の表層用アスフアルトコンクリ
ート中に占めるアスフアルトの最も好ましい割合
は、前述の如く6〜6.5%である(細骨材やフイ
ラーが少なければより小さく、多ければより大き
くなる)が、本発明の場合この値よりは小さくな
り、またこのことが大きな特徴でもある。即ち本
発明に於けるアスフアルトの好ましい割合は、密
粒度アスフアルトコンクリートの場合3〜6%、
特に3.5〜5%程度である。これは、6%前後だ
と骨材の表面を被覆するアスフアルトが必要十分
量な為塩化ビニルが十分な補強作用を発揮でき
ず、一方少なすぎるとバインダー作用が不十分に
なり脆く且つ安定度が悪くなる。そして、4〜5
%の場合従来品の6%の場合は勿論他の補強用添
加剤(例えばゴム系のもの)を用いたものと同等
乃至それ以上の安定度のものが得られる。 一方、基層及び路盤(上層路盤)の場合は骨材
の粒度が大きいことからアスフアルトの最適な割
合は表層の場合より少なくなる。即ち基層はアス
フアルト量4.5〜6%の粗粒度アスフアルトコン
クリートで構成され、上層路盤は安定処理剤とし
て3.5〜4%程度のアスフアルトルトを混入した
ものを一般に用いている。(安定度の基準値は粗
粒度で500以上、安定処理のもので350以上。) ところが本発明の場合アスフアルト量が2〜3
%でもこれらの基準を十分満足するものが得られ
る。基層及び路盤は表層に比べて使用量も多くア
スフアルトの減量は極めておおきな経済的効果を
もたらす。 次ぎに、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。尚、%は重量%を示す。 実施例 1 骨材として、与熱したS−13(JIS A5001)の
砕石35Kg、S−5(砕石)25Kg、スクリーニング
ス19Kg、砂12Kg、石粉5Kgを夫々ミキサーに投入
し170℃に保つて10秒間空練りする。次いで、170
℃に加熱したストレートアスフアルト(針入度
69)4Kg(骨材とアスフアルトの合計量に対して
4%)と、1〜2mm角のポリ塩化ビニル製農業用
廃フイルムの細片80g(対アスフアルト2%)、
ペルオクソ硼酸ナトリウム10g(対アスフアルト
0.25%)及び固体状の非イオン界面活性剤『エマ
ルゲン』(ST−7、花王(株)製)20g(対アスフア
ルト0.5%)をミキサー中に投入し、50秒間撹拌
して100.11Kgの加熱アスフアルト混合物を得る。
また、エマルゲンを対アスフアルト1%(40g)、
1.5%(60g)、4%(160g)混入した加熱アス
フアルト混合物を夫々作製した。 これらの混合物を用い常法によりテストピース
を作成し、得た測定結果を表−1に示す。 実施例 2 ペルオクソ硼酸ナトリウム10g(対アスフアル
ト0.25%)、エマルゲン40g(対アスフアルト1
%)と、ポリ塩化ビニル細片を夫々40g、120g
(対アスフアルト1%と3%)用い、他は実施例
1と同様にして加熱アスフアルト混合物を得る。 実施例 3 ポリ塩化ビニル細片80g、エマルゲン40gと、
ペルオクソ硼酸ナトリウム4g、40g(対アスフ
アルト0.1%と1%)用い、他は実施例1と同様
にして加熱アスフアルト混合物を得る。 実施例 4 界面活性剤として液状の『NC−50』(ライオ
ン(株)製)を40g(対アスフアルト1.0%)用い、
他は実施例1と同様にして加熱アスフアルト混合
物を得る。 実施例 5 重合開始剤としてペルオクソ二硫酸アンモニウ
ムを10g(対アスフアルト0.25%)用い、他は実
施例1と同様にして加熱アスフアルト混合物を得
る。 比較例 1 実施例1と同じ割合の骨材(96Kg)に、実施例
1と同様に加熱したストレートアスフアルト4Kg
を混入して撹拌混合して100Kgの加熱アスフアル
ト混合物を得た。 比較例 2 実施例1と同じ割合の骨材(96Kg)に、実施例
1と同様に加熱したストレートアスフアルト6.13
Kg(骨材とアスフアルト量に対して6%)を混入
して撹拌混合し、100.13Kgの加熱アスフアルト混
合物を得る。 上記実施例2〜5及び比較例1〜2の測定結果
を夫々表−1に示す。
【表】
【表】 実施例 6 粗粒度配合の骨材〔S−20の砕石19.0%、S−
13の砕石29.3%、S−5の砕石20.9%、S.C10.4
%、砂10.4%、石粉4.7%〕に、実施例1と同じ
ストレートアスフアルトを夫々3・4・5%(骨
材とアスフアルトの合計量に対して)、対アスフ
アルト2%のポリ塩化ビニル及び対アスフアルト
0.25%の30%過酸化水素水を、実施例1と同様の
操作で混合して加熱アスフアルト混合物を得る。 比較例 3 実施例6と同じく粗粒度配合の骨材に、アスフ
アルトのみを、骨材とアスフアルトの合計量に対
して5%混入して加熱アスフアルト混合物を得
る。 実施例 7 上層路盤用配合の骨材〔S−20の砕石31.5%、
S−13の砕石15.4%、S−5の砕石13.5%、S.
C18.3%砂14.4%、石粉2.9%〕に、実施例1と同
じストレートアスフアルトを夫々2・3・4%
(骨材とアスフアルトの合計量に対して)、対アス
フアルト2%のポリ塩化ビニル及び対アスフアル
ト0.25%の30%過酸化水素水を、実施例1と同様
の操作で混合して加熱アスフアルト混合物を得
る。 比較例 4 実施例7と同じ配合割合の骨材に、アスフアル
トのみを骨材とアスフアルトの合計量に対して4
%混入して加熱アスフアルト混合物を得る。 実施例6〜7及び比較例3〜4の測定結果を表
−2に示す。 以上の結果から、本発明の熱工式アスフアルト
コンクリートはマーシヤル安定度試験に於いて優
れた値を示すことがわかる。特に密粒度の場合、
重合開始剤と界面活性剤の組合せによつてはアス
フアルト量を標準の6%から4%に減らしても
(コスト的に約17%減となる)、6%のときの値よ
り5割前後も向上することがある。また粗粒度・
安定処理の場合も夫々従来の標準割合よりアスフ
アルト量を1〜2%減らしても十分な実用強度の
ものが得られ、アスフアルトの有効利用、アスフ
アルトコンクリートのコストダウン及び強度アツ
プの面で極めて大きな貢献をなすものである。し
かも重合開始剤、界面活性剤はアスフアルトに対
して極僅か添加するだけでよく、且つ特殊な装置
や技術も不要で従来装置がそのまま用いられ、製
造コストも従来のものと全く変わらない。更に、
従来処理に困つていた農業用廃フイルム等の有効
利用も図れ、省エネルギーの面でも大きな効果を
発揮するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 骨材及び瀝青材に、ポリ塩化ビニルの粉末乃
    至細片、ペルオクソ酸塩及び界面活性剤を加えて
    撹拌混合することを特徴とする舗装用アスフアル
    トコンクリートの製造方法。 2 界面活性剤として、非イオン界面活性剤を用
    いるものである特許請求の範囲第1項記載の舗装
    用アスフアルトコンクリートの製造方法。
JP9771083A 1983-05-31 1983-05-31 舗装用アスフアルトコンクリ−トの製造方法 Granted JPS59224703A (ja)

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JPS59224703A JPS59224703A (ja) 1984-12-17
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