JPH0116837B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116837B2 JPH0116837B2 JP3630081A JP3630081A JPH0116837B2 JP H0116837 B2 JPH0116837 B2 JP H0116837B2 JP 3630081 A JP3630081 A JP 3630081A JP 3630081 A JP3630081 A JP 3630081A JP H0116837 B2 JPH0116837 B2 JP H0116837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- oxo
- amino
- benzoxazine
- chloroform
- Prior art date
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- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は一般式
(式中、R3は水素または低級アルキル基を、
R10はモノ置換、ジ置換または環状置換したアミ
ノ基を表わす。これらの置換基はヘテロ原子を含
むこともあり、ヒドロキシ、低級アルキル、低級
アルコキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、ヒド
ロキシ低級アルキル、オキソが置換することもあ
る。Xはハロゲン原子を表わす。)で表わされる
8―アミノ―7―オキソピリド〔1,2,3―
de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボン
酸誘導体に関するものである。 ここで低級アルキル基はメチル、エチル、n―
プロピル、i―プロピル等が挙げられる。モノ置
換アミノ基としてはエチルアミノ、ヒドロキシエ
チルアミノ、ベンジルアミノ、ジ置換アミノ基と
してはジエチルアミノ、メチルヒドロキシエチル
アミノ等が挙げられ、環状置換アミノ基としては
ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピ
ペラジニル、ホモピペラジニルの如き5〜7員環
の基が挙げられる。これらの環状置換アミノ基は
ヒドロキシ基、低級アルキル基、低級アルコキシ
基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ヒドロキ
シ低級アルキル基、オキソ基がその環上に置換す
ることもあり得る。更に詳しい置換基R10の例と
しては1―ピペラジニル、4―メチル―1―ピペ
ラジニル、1―ピロリジニル、3―ヒドロキシ―
1―ピロリジニル、1―ピペリジニル、4―ヒド
ロキシ―1―ピペリジニル、4―オキソ―1―ピ
ペリジニル、4―(2―ヒドロキシエチル)―1
―ピペラジニル、4―ジメチルアミノ―1―ピペ
リジニル、1―モルホリニル、1―ホモピペラジ
ニル等が含まれる。ハロゲン原子としてクロル、
フルオロ等が挙げられる。 また、塩としては塩酸、硫酸、メタンスルホン
酸の如き無機酸もしくは有機酸との塩、あるいは
カルボン酸のナトリウム塩やカリウム塩が具体例
として挙げられる。 次に、本発明の化合物の製造法の例を反応式で
示して説明する。 (式中、R3,R10およびXは上記に同じ。) すなわち、化合物()をジメチルスルホキシ
ド、スルホラン、ジメチルホルムアミド、ヘキサ
メチル燐酸アミド、水の如き極性溶媒中でアミン
類(R10H)と室温ないし200℃、好ましくは70〜
150℃で30分ないし48時間加熱することによつて
化合物()が得られる。 中間原料として使用する化合物()は、例え
ば次の反応式に示した経路で合成される。すなわ
ち、特願昭55―121540(55.9.2)に記載されてい
る化合物()をニトロ化して得られる化合物
()を還元すると化合物()が得られる。 本発明の一般式()で表わされる化合物およ
びその塩は縁膿菌を含むグラム陰性菌およびグラ
ム陽性菌に対して広域な抗菌スペクトルを示し、
医薬品としての使用が期待できる。例えば医薬品
として使用されているピペミド酸を対照として試
験管内抗菌試験における最小発育阻止濃度を測定
した結果を次表に示したが、優れた抗菌活性を示
す。 最小発育阻止濃度(MIC、μg/ml) 平板希釈法(ハートインフユージヨン寒天培地) 接種菌量:106/ml、培養条件:37゜、18時間
R10はモノ置換、ジ置換または環状置換したアミ
ノ基を表わす。これらの置換基はヘテロ原子を含
むこともあり、ヒドロキシ、低級アルキル、低級
アルコキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、ヒド
ロキシ低級アルキル、オキソが置換することもあ
る。Xはハロゲン原子を表わす。)で表わされる
8―アミノ―7―オキソピリド〔1,2,3―
de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボン
酸誘導体に関するものである。 ここで低級アルキル基はメチル、エチル、n―
プロピル、i―プロピル等が挙げられる。モノ置
換アミノ基としてはエチルアミノ、ヒドロキシエ
チルアミノ、ベンジルアミノ、ジ置換アミノ基と
してはジエチルアミノ、メチルヒドロキシエチル
アミノ等が挙げられ、環状置換アミノ基としては
ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピ
ペラジニル、ホモピペラジニルの如き5〜7員環
の基が挙げられる。これらの環状置換アミノ基は
ヒドロキシ基、低級アルキル基、低級アルコキシ
基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ヒドロキ
シ低級アルキル基、オキソ基がその環上に置換す
ることもあり得る。更に詳しい置換基R10の例と
しては1―ピペラジニル、4―メチル―1―ピペ
ラジニル、1―ピロリジニル、3―ヒドロキシ―
1―ピロリジニル、1―ピペリジニル、4―ヒド
ロキシ―1―ピペリジニル、4―オキソ―1―ピ
ペリジニル、4―(2―ヒドロキシエチル)―1
―ピペラジニル、4―ジメチルアミノ―1―ピペ
リジニル、1―モルホリニル、1―ホモピペラジ
ニル等が含まれる。ハロゲン原子としてクロル、
フルオロ等が挙げられる。 また、塩としては塩酸、硫酸、メタンスルホン
酸の如き無機酸もしくは有機酸との塩、あるいは
カルボン酸のナトリウム塩やカリウム塩が具体例
として挙げられる。 次に、本発明の化合物の製造法の例を反応式で
示して説明する。 (式中、R3,R10およびXは上記に同じ。) すなわち、化合物()をジメチルスルホキシ
ド、スルホラン、ジメチルホルムアミド、ヘキサ
メチル燐酸アミド、水の如き極性溶媒中でアミン
類(R10H)と室温ないし200℃、好ましくは70〜
150℃で30分ないし48時間加熱することによつて
化合物()が得られる。 中間原料として使用する化合物()は、例え
ば次の反応式に示した経路で合成される。すなわ
ち、特願昭55―121540(55.9.2)に記載されてい
る化合物()をニトロ化して得られる化合物
()を還元すると化合物()が得られる。 本発明の一般式()で表わされる化合物およ
びその塩は縁膿菌を含むグラム陰性菌およびグラ
ム陽性菌に対して広域な抗菌スペクトルを示し、
医薬品としての使用が期待できる。例えば医薬品
として使用されているピペミド酸を対照として試
験管内抗菌試験における最小発育阻止濃度を測定
した結果を次表に示したが、優れた抗菌活性を示
す。 最小発育阻止濃度(MIC、μg/ml) 平板希釈法(ハートインフユージヨン寒天培地) 接種菌量:106/ml、培養条件:37゜、18時間
【表】
参考例
2,4―ジクロロ―3―フルオロニトロベンゼ
ン5.0gおよび粉末フツ化カリウム5.8gをジメチ
ルスルホキシド5mlに加えて140〜155℃で4.5時
間撹拌する。減圧下に溶媒を留去し、残渣を水と
クロロホルムで分配する。クロロホルム層は水洗
し乾燥したのち、クロロホルムを留去すると油状
物として2,3,4―トリフルオロニトロベンゼ
ン3.8gを得る。 このものの20gをジメチルスルホキシド150ml
にとかし、18〜20℃で10%水酸化カリウム水溶液
を滴下する。更に室温で2時間撹拌し、水1を
加えてクロロホルムと振とうする。水層は塩酸々
性としてクロロホルムで抽出し、抽出液は水洗
し、乾燥したのち、クロロホルムを濃縮する。残
渣をシリカゲルクロマトグラフイーで精製すると
黄色油状物として2,3―ジフルオロ―6―ニト
ロフエノール5.8gを得る。 このもの5.8gをモノクロロアセトン5.0g炭酸
カリウム8.0gおよびヨウ化カリウム0.8gとアセ
トン100mlに加えて4時間還流する。不溶物を濾
去し、溶媒を留去して、残渣をクロロホルムと水
で分配する。クロロホルム層は水洗し、乾燥した
のち、溶媒を留去して残渣をn―ヘキサンで処理
すると融点61℃の淡黄白色結晶として2―アセト
ニルオキシ―3,4―ジフルオロニトロベンゼン
5.0gを得る。 このもの7.1gをエタノール200mlにとかし、ラ
ネーニツケル14mlを加えて常圧接触還元する。触
媒を濾去し、溶媒を留去したのち、残渣をシリカ
ゲルの層を通じて脱色すると、7,8―ジフルオ
ロ―2,3―ジヒドロ―3―メチル―4H―ベン
ゾオキサジンを淡黄色油状物として5.1g得るこ
とが出来る。 このものの4.8gおよびエトキシメチレンマロ
ン酸ジエチル5.3gの混合物を140〜145℃で1時
間加熱する。原料消失後少量のエタノールを減圧
留去し、得られる油状物にポリリン酸エチル35g
を加え、浴温140〜145℃で1時間撹拌し冷後氷水
に注ぎ、析出沈殿をクロロホルム600ml(200×
3)で抽出する。クロロホルム層を5%炭酸カリ
ウム水溶液、次いで水で分配後、芒硝で乾燥する
と9,10―ジフルオロ―3―メチル―7―オキソ
―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3
―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボ
ン酸エチルエステルの白色粉末5.1g(融点261
℃)を得る。 このものの4.0gを濃塩酸―酢酸(1:4)50
mlに溶解し、油浴にて3時間還流する。冷後析出
晶を濾取し、充分水洗後、エタノール―エーテル
(1:4)の混液で洗い減圧乾燥して透明板状晶
のカルボン酸3.7g(融点>300℃)を得る。 9,10―ジフルオロ―3―メチル―7―オキソ
―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3
―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボ
ン酸300mgを濃硫酸3mlに溶解し、内温を5℃以
下に保つて撹拌しつつ、硝酸カリウム150mgを添
加する。室温にもどして1時間反応させたのち、
反応液を氷水に注ぎ、析出物を濾取する。これを
水洗し、乾燥すると淡黄色粉末340mgを得る。ク
ロロホルムとエタノールの混液から再結晶すると
融点262℃の淡黄白色針晶として9,10―ジフル
オロ―3―メチル―8―ニトロ―7―オキソ―
2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―
de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボン
酸を得る。 元素分析値 C13H8F2N2O6として 計算値 C47.86,H2.47,N8.59 分析値 C47.85,H2.54,N8.61 上記化合物200mgおよび5%パラジウム炭25mg
をエタノール150mlに加えて接触還元を行う。理
論量の水素を吸収させたのち、加温して触媒を濾
去し、濾液を減圧乾固すると淡黄色針晶175mgを
得る。クロロホルムとエタノールの混液から再結
晶すると、融点>300℃の黄色針晶として8―ア
ミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル―7―オ
キソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,
3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カル
ボン酸を得る。 元素分析値 C13H10F2N2O4として 計算値 C52.71,H3.40,N9.46 分析値 C52.86,H3.49,N9.49 実施例 1 8―アミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン
―6―カルボン酸70mgおよびN―メチルピペラジ
ン150mgをジメチルスルホキシド1mlに加えて110
〜120℃で2時間撹拌する。溶媒を減圧留去し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(展
開溶媒:クロロホルム―メタノール=97:3)で
精製する。溶出物をエタノールから再結晶すると
融点287〜288℃(分解)の黄色微針晶として8―
アミノ―9―フルオロ―3―メチル―10―(4―
メチル―1―ピペラジニル)―7―オキソ―2,
3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―de〕
〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボン酸55
mgを得る。 元素分析値 C18H21FN4O4として 計算値 C57.44,H5.62,N14.89 分析値 C57.31,H5.52,N14.74 NMR:δppm DMSO―d6 6.94(2H,s,NH2,D2O添加で消失) 8.79(1H,s,5位H) 実施例 2 8―アミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン
―6―カルボン酸100mgおよび3―ヒドロキシピ
ロリジン130mgをジメチルスルホキシド2mlに加
えて110〜115℃で1.5時間撹拌する。溶媒を減圧
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イー(展開溶媒:クロロホルム―メタノール=
90:10)で精製し、クロロホルム―エタノールの
混液から再結晶すると融点293℃(分解)の黄色
微結晶として8―アミノ―9―フルオロ―10―
(3―ヒドロキシ―1―ピロリジニル)―3―メ
チル―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピ
リド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサ
ジン―6―カルボン酸100mgを得る。 元素分析値 C17H17FN3O5として 計算値 C56.35,H4.73,N11.60 分析値 C56.22,H5.02,N11.55 実施例 3 8―アミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン
―6―カルボン酸50mgおよびピロリジン50mgをジ
メチルスルホキシド1mlに加えて90〜100℃で1
時間撹拌する。溶媒を減圧留去し残渣をクロロホ
ルムと水で分配する。クロロホルム層は水洗し、
乾燥したのち、クロロホルムを留去し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(展開溶媒:
クロロホルム―メタノール=95:5)で精製す
る。溶出物はエタノールから再結晶すると融点
288℃(分解)の黄色微針晶として8―アミノ―
9―フルオロ―3―メチル―10―(1―ピロリジ
ニル)―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―
ピリド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキ
サジン―6―カルボン酸25mgを得る。 元素分析値 C17H17FN3O4として 計算値 C58.95,H4.95,N12.13 分析値 C58.77,H5.18,N12.15 実施例 4 8―アミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン
―6―カルボン酸50mgおよびN―エチルピペラジ
ン100mgをジメチルスルホキシド2mlに加えて100
〜110℃で3時間撹拌する。溶媒を減圧留去し、
残渣をシリカゲルクロマトグラフイー(展開溶
媒:クロロホルム―メタノール=95:5)で精製
する。溶出物をエタノールから再結晶すると融点
282〜283℃(分解)の黄色微針晶として8―アミ
ノ―10―(4―エチル―1―ピペラジニル)―9
―フルオロ―3―メチル―7―オキソ―2,3―
ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―de〕〔1,
4〕ベンゾオキサジン―6―カルボン酸55mgを得
る。 元素分析値 C19H23FN4O4として 計算値 C58.46,H5.94,N14.35 分析値 C58.26,H6.01,N14.44
ン5.0gおよび粉末フツ化カリウム5.8gをジメチ
ルスルホキシド5mlに加えて140〜155℃で4.5時
間撹拌する。減圧下に溶媒を留去し、残渣を水と
クロロホルムで分配する。クロロホルム層は水洗
し乾燥したのち、クロロホルムを留去すると油状
物として2,3,4―トリフルオロニトロベンゼ
ン3.8gを得る。 このものの20gをジメチルスルホキシド150ml
にとかし、18〜20℃で10%水酸化カリウム水溶液
を滴下する。更に室温で2時間撹拌し、水1を
加えてクロロホルムと振とうする。水層は塩酸々
性としてクロロホルムで抽出し、抽出液は水洗
し、乾燥したのち、クロロホルムを濃縮する。残
渣をシリカゲルクロマトグラフイーで精製すると
黄色油状物として2,3―ジフルオロ―6―ニト
ロフエノール5.8gを得る。 このもの5.8gをモノクロロアセトン5.0g炭酸
カリウム8.0gおよびヨウ化カリウム0.8gとアセ
トン100mlに加えて4時間還流する。不溶物を濾
去し、溶媒を留去して、残渣をクロロホルムと水
で分配する。クロロホルム層は水洗し、乾燥した
のち、溶媒を留去して残渣をn―ヘキサンで処理
すると融点61℃の淡黄白色結晶として2―アセト
ニルオキシ―3,4―ジフルオロニトロベンゼン
5.0gを得る。 このもの7.1gをエタノール200mlにとかし、ラ
ネーニツケル14mlを加えて常圧接触還元する。触
媒を濾去し、溶媒を留去したのち、残渣をシリカ
ゲルの層を通じて脱色すると、7,8―ジフルオ
ロ―2,3―ジヒドロ―3―メチル―4H―ベン
ゾオキサジンを淡黄色油状物として5.1g得るこ
とが出来る。 このものの4.8gおよびエトキシメチレンマロ
ン酸ジエチル5.3gの混合物を140〜145℃で1時
間加熱する。原料消失後少量のエタノールを減圧
留去し、得られる油状物にポリリン酸エチル35g
を加え、浴温140〜145℃で1時間撹拌し冷後氷水
に注ぎ、析出沈殿をクロロホルム600ml(200×
3)で抽出する。クロロホルム層を5%炭酸カリ
ウム水溶液、次いで水で分配後、芒硝で乾燥する
と9,10―ジフルオロ―3―メチル―7―オキソ
―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3
―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボ
ン酸エチルエステルの白色粉末5.1g(融点261
℃)を得る。 このものの4.0gを濃塩酸―酢酸(1:4)50
mlに溶解し、油浴にて3時間還流する。冷後析出
晶を濾取し、充分水洗後、エタノール―エーテル
(1:4)の混液で洗い減圧乾燥して透明板状晶
のカルボン酸3.7g(融点>300℃)を得る。 9,10―ジフルオロ―3―メチル―7―オキソ
―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3
―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボ
ン酸300mgを濃硫酸3mlに溶解し、内温を5℃以
下に保つて撹拌しつつ、硝酸カリウム150mgを添
加する。室温にもどして1時間反応させたのち、
反応液を氷水に注ぎ、析出物を濾取する。これを
水洗し、乾燥すると淡黄色粉末340mgを得る。ク
ロロホルムとエタノールの混液から再結晶すると
融点262℃の淡黄白色針晶として9,10―ジフル
オロ―3―メチル―8―ニトロ―7―オキソ―
2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―
de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボン
酸を得る。 元素分析値 C13H8F2N2O6として 計算値 C47.86,H2.47,N8.59 分析値 C47.85,H2.54,N8.61 上記化合物200mgおよび5%パラジウム炭25mg
をエタノール150mlに加えて接触還元を行う。理
論量の水素を吸収させたのち、加温して触媒を濾
去し、濾液を減圧乾固すると淡黄色針晶175mgを
得る。クロロホルムとエタノールの混液から再結
晶すると、融点>300℃の黄色針晶として8―ア
ミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル―7―オ
キソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,
3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カル
ボン酸を得る。 元素分析値 C13H10F2N2O4として 計算値 C52.71,H3.40,N9.46 分析値 C52.86,H3.49,N9.49 実施例 1 8―アミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン
―6―カルボン酸70mgおよびN―メチルピペラジ
ン150mgをジメチルスルホキシド1mlに加えて110
〜120℃で2時間撹拌する。溶媒を減圧留去し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(展
開溶媒:クロロホルム―メタノール=97:3)で
精製する。溶出物をエタノールから再結晶すると
融点287〜288℃(分解)の黄色微針晶として8―
アミノ―9―フルオロ―3―メチル―10―(4―
メチル―1―ピペラジニル)―7―オキソ―2,
3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―de〕
〔1,4〕ベンゾオキサジン―6―カルボン酸55
mgを得る。 元素分析値 C18H21FN4O4として 計算値 C57.44,H5.62,N14.89 分析値 C57.31,H5.52,N14.74 NMR:δppm DMSO―d6 6.94(2H,s,NH2,D2O添加で消失) 8.79(1H,s,5位H) 実施例 2 8―アミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン
―6―カルボン酸100mgおよび3―ヒドロキシピ
ロリジン130mgをジメチルスルホキシド2mlに加
えて110〜115℃で1.5時間撹拌する。溶媒を減圧
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イー(展開溶媒:クロロホルム―メタノール=
90:10)で精製し、クロロホルム―エタノールの
混液から再結晶すると融点293℃(分解)の黄色
微結晶として8―アミノ―9―フルオロ―10―
(3―ヒドロキシ―1―ピロリジニル)―3―メ
チル―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピ
リド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサ
ジン―6―カルボン酸100mgを得る。 元素分析値 C17H17FN3O5として 計算値 C56.35,H4.73,N11.60 分析値 C56.22,H5.02,N11.55 実施例 3 8―アミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン
―6―カルボン酸50mgおよびピロリジン50mgをジ
メチルスルホキシド1mlに加えて90〜100℃で1
時間撹拌する。溶媒を減圧留去し残渣をクロロホ
ルムと水で分配する。クロロホルム層は水洗し、
乾燥したのち、クロロホルムを留去し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(展開溶媒:
クロロホルム―メタノール=95:5)で精製す
る。溶出物はエタノールから再結晶すると融点
288℃(分解)の黄色微針晶として8―アミノ―
9―フルオロ―3―メチル―10―(1―ピロリジ
ニル)―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―
ピリド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキ
サジン―6―カルボン酸25mgを得る。 元素分析値 C17H17FN3O4として 計算値 C58.95,H4.95,N12.13 分析値 C58.77,H5.18,N12.15 実施例 4 8―アミノ―9,10―ジフルオロ―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾオキサジン
―6―カルボン酸50mgおよびN―エチルピペラジ
ン100mgをジメチルスルホキシド2mlに加えて100
〜110℃で3時間撹拌する。溶媒を減圧留去し、
残渣をシリカゲルクロマトグラフイー(展開溶
媒:クロロホルム―メタノール=95:5)で精製
する。溶出物をエタノールから再結晶すると融点
282〜283℃(分解)の黄色微針晶として8―アミ
ノ―10―(4―エチル―1―ピペラジニル)―9
―フルオロ―3―メチル―7―オキソ―2,3―
ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―de〕〔1,
4〕ベンゾオキサジン―6―カルボン酸55mgを得
る。 元素分析値 C19H23FN4O4として 計算値 C58.46,H5.94,N14.35 分析値 C58.26,H6.01,N14.44
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R3は水素または低級アルキル基を、
R10はモノ置換、ジ置換または環状置換したアミ
ノ基を表わす。これらの置換基はヘテロ原子を含
むこともあり、ヒドロキシ、低級アルキル、低級
アルコキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、ヒド
ロキシ低級アルキル、オキソが置換することもあ
る。Xはハロゲン原子を表わす。)で表わされる
化合物およびその塩。 2 8―アミノ―9―フルオロ―3―メチル―10
―(4―メチル―1―ピペラジニル)―7―オキ
ソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド[1,2,
3―de][1,4]ベンゾオキサジン―6―カル
ボン酸またはその塩である特許請求の範囲第1項
記載の化合物。 3 8―アミノ―9―フルオロ―10―(3―ヒド
ロキシ―1―ピロリジニル)―3―メチル―7―
オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド[1,
2,3―de][1,4]ベンゾオキサジン―6―
カルボン酸またはその塩である特許請求の範囲第
1項記載の化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3630081A JPS57149286A (en) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 8-aminopyrido(1,2,3-de)(1,4)banzoxazine derivative |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3630081A JPS57149286A (en) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 8-aminopyrido(1,2,3-de)(1,4)banzoxazine derivative |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57149286A JPS57149286A (en) | 1982-09-14 |
| JPH0116837B2 true JPH0116837B2 (ja) | 1989-03-27 |
Family
ID=12465958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3630081A Granted JPS57149286A (en) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 8-aminopyrido(1,2,3-de)(1,4)banzoxazine derivative |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57149286A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4473568A (en) * | 1983-03-01 | 1984-09-25 | Warner Lambert Company | Antibacterial thiazolidine or thiomorpholine substituted quinolines |
| US4571396A (en) * | 1984-04-16 | 1986-02-18 | Warner-Lambert Company | Antibacterial agents |
| IE58742B1 (en) * | 1984-07-20 | 1993-11-05 | Warner Lambert Co | Substituted-9-fluoro-3-methyl-7-oxo-2,3-dihydro-7h-pyrido[1,2,3-de] [1,4]benzoxauine-6-carboxylic acids; sibstituted-5-amino-6-6fluoro-4-oxo.1,4-dihydroquinoline-3 carboxylic acids; substituted-5-amino-6-fluoro-1,4-dihydro-4-oxo-1.8-naphthyridine-3-carboxylic acids; derivatives thereof; pharmaceutical compositions comprising the compounds; and processes for producing the compounds |
| US5097032A (en) * | 1984-07-20 | 1992-03-17 | Warner-Lambert Company | Antibacterial agents - II |
| DE3522405A1 (de) * | 1985-06-22 | 1987-01-02 | Bayer Ag | 1,8-verbrueckte 4-chinolon-3-carbonsaeuren, verfahren zu ihrer herstellung sowie diese enthaltende arzneimittel und ihre verwendung zur herstellung von arzneimitteln |
| DE3543513A1 (de) * | 1985-12-10 | 1987-06-11 | Bayer Ag | Enantiomerenreine 1,8-verbrueckte 4-chinolon-3-carbonsaeuren, verfahren zu ihrer herstellung sowie diese enthaltende arzneimittel und ihre verwendung zur herstellung von arzneimitteln |
| EP0550016A1 (en) * | 1991-12-31 | 1993-07-07 | Korea Research Institute Of Chemical Technology | Novel quinolone carboxylic acid derivatives and processes for preparing same |
| EP0549857A1 (en) * | 1991-12-31 | 1993-07-07 | Korea Research Institute Of Chemical Technology | Antibacterial quinolone carboxylic acid derivatives |
-
1981
- 1981-03-13 JP JP3630081A patent/JPS57149286A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57149286A (en) | 1982-09-14 |
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