JPH011711A - 変性ポリテトラフルオロエチレンフアインパウダ−及びその製造方法 - Google Patents

変性ポリテトラフルオロエチレンフアインパウダ−及びその製造方法

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JPH011711A
JPH011711A JP62-156875A JP15687587A JPH011711A JP H011711 A JPH011711 A JP H011711A JP 15687587 A JP15687587 A JP 15687587A JP H011711 A JPH011711 A JP H011711A
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哲男 清水
和孝 細川
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真誠 小野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はペースト押出性、圧延加工性、延伸加工性及び
その成形品の焼成性、焼成寸法安定性、接着性、透明性
、機械的性質等にすぐれた変性ポリテトラフルオロエチ
レン(以下PTFEという)ファインパウダー及びその
製造方法に関する。
〔従来の技術〕
PTFEファインパウダーは、これに液状潤滑剤を加え
てペースト押出しを行ったのち、そのままあるいは圧延
シート化して未焼成の状態でシール用材料として使用さ
れるか、又は焼成してシート、パイプ、棒状等の成形品
として使用される。
またペースト押出し後の未焼成物をそのまま又は圧延し
てシートにしたのち延伸を行うと、断面積を実質的に減
少することなく空孔率のみ低下して多孔体となることが
見出されており、こうした延伸後の多孔体は未焼成の状
態でシール用材料に使用され、°また焼成して強靭なP
TFE連続多孔体シートとして種々用途に使用されてい
る。
このように特殊な成形方法及び用途に供されるところか
ら、PTFEファインパウダーにはペースト押出成形に
おける高い生産性、圧延及び延伸加工性がまず要求され
、さらに焼成の際の寸法安定性、焼成後の成形物のすぐ
れた機械的性質、透明性等が要求されるが、他方これら
全ての要求特性は、原料として用いるPTFEファイン
パウダー自体によって大きく支配されるものであること
も知られている。ところが、これら要求特性は、各種の
多様な成形性から最終成形品の性質まで広範にわたり、
これまでに開発された公知のPTFEファインパウダー
をみると、例えば成形性にはすぐれていても機械的性質
には劣っていたり、また成形性のみを考えても、ペース
ト押出性はよくても延伸性はよくないというように、あ
る特性をよくするために他の特性が犠牲にされるという
ことが一般的である。
例えば、テトラフルオロエチレン(以下TFEという)
に他の含フッ素モノマーを約1重量%より少ない量で共
重合させることにより、PTFE本来の非溶融加工性と
いう性質を保持したままPTFEを改質する方法が知ら
れている(特公昭37−4643号、特公昭56−26
242号及び特公昭50−38159号)、こうして得
られる共重合体は、特に変性PTFEと呼ばれ、熔融成
形可能なTFE共重合体と区別されるものであり、いず
れも「変性」によって、高絞り比(HRR1絞り比(R
R):ペースト押出における押出機のペーストが充填さ
れるシリンダ一部と押出ダイ出口部との各断面積の比)
押出性、焼成性(特に焼成速度)成形物の透明性等はT
FE単独重合体に比べて多かれ少なかれ向上するが、圧
延性(ペースト押出物を圧延してシートを得る際、広幅
で膜厚の薄いシートの得られ易さ)や延伸性は低下する
。また、TFHのホモポリマーを高分子固化し特殊なり
SC溶融特性を持たせることにより延伸加工性にすぐれ
たPTFHの得られることが知られている(特公昭56
−54016号及び特公昭58−39443号)、シか
しこれら高分子量PTFEは高絞り比でのペースト押出
性に劣り、従。
って生産性が悪く、さらに成形物の焼成性に劣り、焼成
品の自己融着性、透明性もよくない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、良好なペースト押出性を有するととも
に高度の圧延加工性及び延伸加工性を有する変性系のP
TFEファインパウダー及びその製造方法を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、ペースト押出成形物、とくにチュ
ーブ成形物の焼成時の寸法安定性にすぐれかつ焼成後の
成形品が機械的性質、透明性等にすぐれている新しい変
性系のPTFEファインパウダー及びその製造方法を提
供することにある。
本発明のさらに他の目的は、延伸成形物の焼成性及び接
着性にすぐれたPTFEファインパウダーを提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
法化に且る研究の呻果、以上の従来技術の問題点は下記
本発明の変性PTFEファインパウダー及びその製造方
法により解決することが見出された。
本発明の変性PTFEファインバウグーは、テトラフル
オロエチレンと一般式、X (CFz)、IOCF =
 CF t  (式中、Xは水素、弗素又は塩素原子を
、nは1〜6の整数を表わす)及びC1Ft(OCFz
CFzCFz)−(OCF(CFz)CFz)tOcF
= CF ! (式中、削及びIは0〜4の整数を表わ
す。ただしこれらが同時に0となることはない)で示さ
れるフルオロアルキルビニルエーテルから選ばれた少く
とも一種のオレフィンとの共重合体から実質的になり、
該オレフィンの含有量が0゜02〜0.3重量%、好ま
しくは0.03〜0.2である数平均粒径0.05〜0
.6μmのコロイド状粒子の凝集体であって、該共重合
体の380℃における比溶融粘度が6.0XlO”〜3
0X10I0ボイズ、好ましくは8.0×1010〜2
5×101°ポイズであり、標準比重が2.135〜2
.175、とくに2.140〜2.160であり、ペー
スト押出物の生伸度が500%以上であることを特徴と
する。
本発明の変性PTFEファインパウダーは、変性剤とし
て上記のフルオロアルキルビニルエーテルを主たる成分
として使用することが必要であり、他の公知の変性剤、
たとえばヘキサフルオロプロペンやクロロトリフルオロ
エチレンを使用することでは本発明の効果は得られない
、その含量は、少なすぎると焼成成形品の接着性や透明
性が劣り、多すぎると軟らかすぎる成形体になる。ポリ
マーの比溶融粘度は低すぎるとペースト加工成形品の圧
延性や延伸性に劣るほか、太いパイプを押し出して焼成
するN?8融流動のために成形品の変形が著しくなる。
即ち焼成時の寸法安定性に劣る。逆に比溶融粘度が高す
ぎると高絞り比(HRR)の下での押出性に悪い影響が
生じる場合がある。
本発明のポリマーの第一の特徴は従来の変性PTFEフ
ァインパウダーに比して高い溶融粘度を有し、かつ標準
比重が低いことであるが、これらの特徴は、ポリマー圧
延性や延伸性、さらには焼成体の機械的性質と関連して
おり、これら実用特性がすぐれているための要件となっ
ていると考えてよい、逆に低い溶融粘度と低い標準比重
のものは、圧延性や延伸性に劣り、SSCが2.175
より大きいものでは機械的性質(たとえば耐屈曲°性)
が不十分であることがわかった0本発明のポリマーは溶
融粘度が6XlO+aボイズ以上、標準比重が2.17
5以下で生伸度(ファインパウダーをペース押出成形し
たのち潤滑助剤を除去した未焼成成形体を引っ張ったと
きの伸度として測定される)500%以上であり、これ
ら特性を具備したときポリマーから得られる成形品は曲
げ寿命が600万回を超える極めて強靭なものとなる)
。
生伸度は、ペースト加工品の圧延・延伸加工性の目安と
することができるが、生伸度が500%未満のものは圧
延において広い幅が得られず膜厚みも薄(することがで
きず、延伸の際は気孔が不均一になったり切断したりし
やすい0本発明のファインパウダーは前記のとおり高い
生伸度を有し、すぐれた圧延、延伸加工性を有している
。
本発明のポリマーは本質的に極めて高分子量であると考
えられる。すぐれた機械的性質(たとえば耐屈曲性)は
このようなポリマーの高い分子量に由来するものと理解
することができる。また、本発明のポリマーが変性系で
あるにもかかわらず圧延性や延伸性にすぐれているのは
、明確な理由は不明であるがフルオロアルキルビニルエ
ーテル変性に特有の性質と高分子量であることが関係し
ているものと考えられる。
フルオロアルキルビニルエーテルを変性剤として用いた
PTFEファインパウダーとして前述した特公昭37−
4643号(イ)及び特公昭50−38159号(ロ)
明細書では、フルオロアルキルビニルエーテル変性てC
s F ? OCF −CF t(PPVE)について
実施されている。この中後者(ロ)においては、前者(
イ)における実施例27及び28の標準比重と溶融粘度
が、それぞれ2.223と6.2×1010ポイズ、及
び2.184と4.8×1010ボイズであり、実施例
28のPPVE含量は0.114重量%であるのに対し
、低い標準比重でかつ低い溶融粘度のフルオロアルキル
ビニルエーテル変性PTFHの製造法を見出したこと、
さらにこのポリマーのR械的性質がすぐれていることを
述べている。さらに前者(イ)公知例で使われた重合開
始剤ジコハク故パーオキサイドでは低い標準比重でかつ
低い溶融粘度のFVE変性r’TF、Eは得られず、過
硫酸塩が特異的にその物性をもつポリマーを与えると述
べている。
これに対し本発明は、上記公知例いずれにも属さない低
い標準比重を有しながら高い溶融粘度を有するフルオロ
アルキルビニルエーテル変性PTFEファインパウダー
が下達する特定の製法によって得られることを見出し、
このポリマーが意外にも前記後者(ロ)公知例のポリマ
ーと同等かそれ以上の機械的性質を有し、しかも変性P
TFEファインパウダーは従来劣るとみなされていた圧
延性や延伸性にもすぐれていることを発見したものであ
る。
本発明の上記変性ポリテトラフルオロエチレンは、水溶
性含フッ素分散剤を0.03〜0.3重量%含む水性媒
体中で、テトラフルオロエチレンを、一般式、X (C
F *)110 CF ” CF *  (式中、Xは
水素、塩素又は弗素原子を、nは1〜6の整数を表わす
)およびC5Ft(OCFzCFzCFx)。
(OCF (CF3)CFff)LOCF−CFf  
(式中、1及びIは0〜4の整数、ただし霧及び1が同
時に0となることはない)で示される化合物から選ばれ
た少なくとも一種のフルオロアルキルビニルエーテルと
ともに反応圧力6〜40kg/aJ、温度10〜95℃
において共重合するに当り、重合開始後、最終重合体生
成量の少なくとも10重量%、とくに30重量%以陣で
あってかつ85重量%とくに70重量%が重合する以前
に、(a)重合系内に水中ラジカル(遊離基)捕捉剤を
、使用した重合開始剤のモル数の0.2〜5倍量で添加
するか、又は(b)重合系の温度を10〜40℃低下さ
せることにより重合条件の変更をおこなうことによって
製造することができる。
本発明の製造方法は、前記のごとく重合途中で重合条件
の変更を行うことを除けば、はぼ−船釣なPTFEファ
インパウダーの製造方法に従い、含フッ素分散剤の存在
下重合開始剤を用い水性媒体中で撹拌下に行われる。
重合系中に添加される水中ラジカル捕捉剤は、水性媒体
中にある程麿可溶であって、反応系中のポリマーラテッ
クス粒子表面よりはむしろ分散媒中の低分子ラジカルに
選択的に付加もしくは連鎖移動した後に再開始能力をほ
とんど与えない重合停止能のある化合物であれば特に限
定されることなく使用することができる0例えば、25
℃における水への溶解度が2.5X10−”モル/l以
上の芳香族ヒドロキシ化合物、芳香族アミン化合物及び
キノン化合物などが使用可能であるが、具体的にはヒド
ロキノン、カテコール、ピロガロール、p−フェニレン
ジアミン、p−ベンゾキノン、N2N−ジエチルヒドロ
キシルアミンなどが好ましく用いることができる。
重合開始剤は過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等の
過硫酸塩、ジサクシニックアシドパーオキシド、ジグル
クリックアシドパーオキシド等の水溶性有機過酸化物ま
たはこれらの混合物が使用される。使用量は過硫酸塩の
場合、水性媒体に対して2〜300ppm−好ましくは
2〜200ppmである。ジサクシニックアシドパーオ
キシドの場合、水性媒体に対し20〜10DOppm好
ましくは40〜300ppmである。ジサタンニンクア
ンドパーオキソドと過硫酸塩とを併用すれば、得られる
PTFEファインパウダーのペースト押出性をよくする
ために好ましく、この場合は両者を重量比で50/】〜
8/lの範囲で使用するのが最も好ましい。両開始剤は
同時に反応系に仕込んでもよいが、仕込み時期をずらす
こともできる。低温で反応を行う場合には上記過酸化物
に亜硫酸ナトリウム、酸性亜硫酸ナトリウム等の還元剤
を加えてレドックス系にすることもできる。
水溶性含フッ素分散剤としては、例えば、一般式、X(
CFり、C0OH(式中、XはH,F、又はC1原子、
aは6〜12の整数)、CI(CFt CF CI )
 b CF t COOH(式中、bは2〜6の整数)
 、(CF5)tcF(CF2CF2)cCoOH(式
中、Cは2〜6の整数) 、F(CFZ)d○(CF 
(Y)CFz O)、CF (Y)COOH(式中、Y
はFまたはCF、、dは1〜5の整数、eは1〜5の整
数)などで表わされる化合物及びそれらのアンモニウム
塩、又はアルカリ金属塩(たとえば、カリウム塩、ナト
リウム塩)等を使用することができるが、とくに−儀式
C,,F2..−1coox又は03F70(CF(C
F、)CF20)ICFCCF、)COOX (式中、
nは6〜9.1は1〜2の整数、Xはアンモニウム基は
アルカリ金属を表す)なる化合物を用いるのが好ましい
。反応系への仕込み方としては、反応前に全量−括して
反応系に仕込んでもよいが、特公昭44−14466に
記載されるようなプログラミング仕込みを行うこともさ
しつかえない。その使用量は反応の際の水性媒体に対し
、0.03〜0.3重量%、好ましくは0.05〜0.
2重量%である。本発明で使用する変性剤であるフルオ
ロアルキルビニルエーテルは、反応の開始時に必要量を
一括して反応系に仕込むのが最も好ましい。
水性媒体中には実質的に反応に不活性な分散安定剤とし
て、例えば、反応条件下で液状の炭素数12以上の炭化
水素を添加することもできる。また、反応中のpHfc
!整するために緩衝剤として、例えば炭酸アンモニウム
、リン酸アンモニウムなどを加えてもよい。
+n重合度は10〜95℃の広範囲で選択可能である。
しかし、重合開始剤である過硫酸塩や水溶性打機過酸化
物を単独または混合して使用する場合、60〜90℃が
適当である。開始剤が過硫酸塩と亜硫酸ソーダ、あるい
はジサクシニックアシドパーオキンドと還元鉄のような
レドックス系の場合にはより低温域を選択することがで
きる。
本発明の変性PTFEファインパウダーを得るためには
、重合条件の変更を水中ラジカル捕捉剤の添加によって
行なわない場合は、重合途中で反応系の温度を低下させ
ることが必要である。低下させる温度範囲は10〜40
℃の範囲で選択すればよい。水中ラジカル捕捉剤の添加
と反応温度の降下を併用することも何らさしつかえなく
、この場合は温度の降下幅を小さくすることができる。
本発明の製法において上記重合条件の変更を行うことに
より反応時間は変更を行わない場合に比べて少なくとも
1.3倍、通常2倍以上長くなる。
これは反応途中での総ラジカル数の増大を抑制している
ためてあり、これによって高分子量のポリマーが生成す
る。
水中ラジカル捕捉剤は、少な(とも添加した開始剤量の
20モル%以上500モルシロ以下の範囲で添加すべき
であり、好ましくは50モル%〜300モル%が好適で
ある。水中ラジカル捕捉剤を多足に添加すると生産性が
著しく低下するばかりか成形品が着色したりして品質上
も好ましくない。
また、重合開始剤としてジサクシニックアシドパーオキ
シドを使用する反応においては、水中ラジカル捕捉剤の
添加よりは反応温度の降下によって高分子量化をはかる
ことが特に推奨される。ある種の水中ラジカル捕捉剤は
ジサクシニックアシドパーオキシドと酸化還元反応によ
って総ラジカル数を増大させるためである。
重合は、ふつうTFE自体のガス加圧によって6〜40
kg/ciの範囲の圧力に保ちながら反応を進行させる
。なお、重合開始剤として過硫酸塩を用いる場合は重合
圧力は6〜17に+r/calの範囲がもっとも適して
いる。なぜなら高い圧力の反応では反応速度が大きすぎ
て重合条件の途中変更の効IPが十分に発揮されないう
ちに反応が終了するからである0通常、反応中は一定圧
力に保たれるが、特開昭60−76516号公報に示さ
れるように、途中でTFE圧力を変動させて得られるポ
リマーの粒子径を制御する操作を加えることも可能であ
る。なお本発明の製法で特に好ましい条件は次のとおり
である。
■反応開始剤として過硫酸のアンモニウム又はアルカリ
金属塩を2〜30ppm使用し、6〜17kg/cdの
圧力で反応を行う場合。
■反応開始剤として、20〜11000ppのジサクシ
ニツクアシドパーオキシド−とその1150〜1/8倍
量の過硫酸アンモニウムを併用し、かつ重合条件の変更
を(b)の方法に従って行う。
場合。
■水溶性含フッ素分散剤として、一般弐Ca7m。。
coox又はC3F 7o (CF (CF x) C
F 20)1cF(CFzCOOX (式中、nは6〜
9、Iは1−2の整数、Xはアンモニウム基又はアルカ
リ金属を表す)を0.05〜0.2重量%濃度で、反応
開始剤として、過硫酸アンモニウム又はアルカリ金属塩
を5〜20ppmK度で使用し、約60〜90℃の温度
において反応させる場合。
■反応開始剤として、40〜300ppmのジサクシニ
ックアシドパーオキシドとその1150〜1/8倍量で
かつ3〜10ppmK度の過硫酸アンモニウムを併用す
る場合。
反応は、ポリマー濃度が20〜45重量%になった時点
で系外にモノマーを放出し、攪拌を停止して終了させる
。その後、ポリマーの水性分散体(ポリマーラテックス
または単にラテックスと呼ぶ)をオートクレーブから取
り出し、次の工程、即ち凝析と乾燥工程に移す、凝析は
、通常ポリマーラテックスを水で10〜20重量%のポ
リマー濃度になるように希釈し、場合によってはpHを
中性またはアルカリ性に調整した後、撹拌機付きの容器
中で反応中の攪拌よりも激しく攪拌して行う。この時メ
タノール、アセトンなどの水溶性有機化合物、硝酸カリ
ウム、炭酸アンモニウムなどの無機塩や塩酸、硫酸、硝
酸などの無aeIIなどを凝析剤として添加しながら攪
拌を行ってもよい。
また、凝析前やその途中で着色の為の顔料や機械的性質
を改良するための各種充填剤を添加すれば、これら、充
填剤が均一に混合した充填剤入りのPTFEファインパ
ウダーを得ることができる。また、適度な攪拌を行えば
凝析途中でポリマーがラテックスから分離するのに続い
て造粒と整粒を同時に行うことができ凝析後の粉末の取
扱い性が改善される。
乾燥は、通常凝析で得られた湿潤粉末をあまり流動させ
ない状態、好ましくは静置の状態を保ち、真空、高周波
、熱風などの手段を用いて行う、粉末同士の、とくに高
い温度での接触ないし摩擦は、一般に乳化重合型のPT
FHに好ましくない影響を与える。これは、この型のP
TFE粒子が小さな剪断力でも簡単にフィブリル化して
、もとの重合終了後の結晶構造の状態を失う性質を持っ
ているからである。乾燥温度は10〜250℃、好まし
くは100〜200℃であるが、乾燥温度が富°いとペ
ースI・押出圧力が高くなるというように乾燥温度はペ
ースト押出にかなり大きな影響を与える。したがって、
生成粉末のペースト押出性を比較する場合は、乾燥を同
じ温度で行うことが少なくとも必要である。
この他、本発明のポリマーはファインパウダーとしての
使用以外にラテックスから出発した用途にも通している
。たとえば、反応後のラテックスにノニオン性界面活性
剤を加えて安定化してさらに濃縮し、場合によっては有
機又は無機の充填剤を加えて塗料とする。該塗料を金属
又はセラミックス表面に被覆すれば、光沢や平滑度耐摩
耗性にすぐれた表面が得られ、ロールや調理器具などへ
の塗装、ガラスクロス含浸加工などに適している。
本明細書におけるポリマーラテックスとPTFEファイ
ンパウダーの分析の方法、及び試験の方法は次のとおり
である。
ポリマー濃度: ンセーレ上に10gのポリマーラテックスを採取し、1
50℃の乾燥炉中で約3時間放置し茎発乾固させる。固
型分を秤量し、これをポリマー濃度とする。
数平均粒子径: 固形分0.22niff1%に水で希釈したポリマーラ
テックスの単位長さに対する550nmの投射光の透過
率と、透過型電子顕微鏡写真における定方向径を測定し
決定された数基車長さ平均粒子径との検量線をもとにし
て、上記透過率から決定する。
標準比重(SSG): 標準法で作られた試料の空気中での重量対それと同し容
量の水(23℃)の1iffiとの比によって決定する
。標準試料を作る場合、乾燥ポリマー粉末の試料12g
を直径2.86−の円筒状金型中のアルミ箔の間に平ら
に置き、約30秒量体々に圧力をかけて最終圧力約35
2kg/cjとなし、この圧力を2分間保つ、得られる
予備成形物を290℃の空気オーブンに入れ、このオー
ブンの温度を2℃/分の割合で290℃から380℃ま
で上昇させた後に、380℃で30分間保持し、次いで
1分間1℃の割合で294°Cまで冷却させたのち、オ
ーブンから取り出し、23℃にて3時間静置する。
通常SSGは変性剤を含まないテトラフルオロチレン重
合体の数平均分子量の間接的な表現手段とされており、
−11uに、SSGが低いほど分子量は大である。しか
し、本発明のような変性ポリテトラフルオロエチレンの
分子量をSSGで推定することは原理的に正しくない。
ペースト押出試験: +11  絞り比(RR)100の場合ファインパウダ
ー50gと炭化水素油である押出助剤(商品名rlP1
620、出光石油化学■製)10.8gとをガラス瓶中
で混合し、室温(25±2℃)で1時間熟成する。次に
、シリンダー(内径25.4■驚)付きの押出ダイ(絞
り角30度で下端に内径2.54 mW、ランド長7龍
のオリフィスを有する。)に上記混合物を充填し、60
kgの負荷をシリンダーに挿入したピストンに加え1分
間保持する。
このあと直ちに室内においてラムスピード(ビス]・ン
の押下げ速度)208m/分で上記混合物を押出し、ロ
フト状物を得る。押出後半において圧力が平衡状態にな
る部分における圧力をノリンダー断面積で徐した値を押
出圧力(kg/d)とする。
f21RR710の場合 RRlooのペースト押出手順ににおいて、絞り角30
度、オリフィス径0.95 ***、ランド長さ2. 
Q *mの押出ダイを取り付ける以外は同様にして行う
、又、この場合押出圧力のみならず、押出物外観を観察
し、次の基準で評価する。
A:ペースト押出中に蛇行せず、押出物表面も滑らか。
B:やや蛇行するが、押出物表面は滑らか。
C:蛇行し、押出物表面に少数の突起がある(押出速度
や助剤量を変更して改善できる)。
D:激しく蛇行し、押出物表面に多数の突起がある。又
は、押出途中で切断する。実用性に乏しい。
未焼成ビードの伸び(生伸びとも呼ぶ):約100℃で
約10時間かけ、RRlooのペースト押出で得られた
ロフト状押出物を乾燥し、押出圧力の安定している後半
部から約7印の長さの試料5個を切り取る。それぞれの
試料の両端各約151を380℃のソルトバス中で焼成
し、表面の長さ方向に間隔20.1の目盛りを中央部に
印す。次に試料の両端を引張り試験機のクランプでつか
み、200m1/分の一定の速度で試料を引張り、破断
時の目盛り間の長さ(E L)を読み、下式により、伸
び(%)を求める。
20 (關) なお、試験回数は5回とし、最大、最少値を除く3回の
値を数平均して、伸び(%)とする。
また、引張り試験中は、室温を24±0.5に調温する
。
比溶融粘度: 「サーモフレックス試料下位i T M A J  (
理学TLIa株式会社製)を用いて以下の手順でクリー
プ試験を行い測定する。
まず、試料を次の方法で作製する。内径5〇−の円筒形
の金型に、80gの粉末を紙片に挟んで充填し、約30
秒量体々に圧力をかけて最終圧力約352kg/c+J
となるようにし、この圧力に2分間保つ0次に金型から
成形体を取り出し、371℃に昇温した空気電気炉中で
90分間焼成し、続いて1℃/分の速度で250℃まで
降温し、この温度で30分間保った後取り出す。
この円柱形の焼成体を側面にそって切削加工し、厚み0
.5鶴の帯状シートを得る。
このシートから、幅4N〜5fi、長さ15Mの小片を
切り取り、幅と厚みを正確に測定し、断面積を計算する
。小片の両端に試料装着金具を装着間距離が1.0 a
mになるように取り付ける。
この金具−試料のアセンブリーを円柱状の炉に入れ、2
0℃/分の速度で室温から380℃にまで昇温し、この
温度を保持する。約5分間保持した後、約15gの負荷
をかける。伸びの時間変化の曲線から、負荷後の60分
〜120分の間の伸びを読み取り、時間(60分)に対
する割合を求める。比溶融粘度は、次の関係式から計算
する。
3 X (d Ly/ d T) X At但し、η 
−比溶融粘度(ボイズ) W −引っ張り荷重(g) Lt−試料の長さ(380℃>  (am)g −重力
の定数  980cm/秒2dLT/dT  −60分
〜120分の間の伸びの時間に対する割合(C117秒
)A7− 試料の断面積(380℃)  (C+a)こ
こで、別に求めた熱膨張の測定から、Lv/Atは次式
を用いて計算することができる。
LT/ At  =  ’0.80 x L (室温で
の長さ)/A (室温での断面積) 延伸試験: 循環空気オーブン付きの引っ張り試験機を使用する。R
Rlooのペースト押出で得られたロッド状押出物を切
り取り、下表の1〜4の延伸条件に従ってクランプ間の
間隔L (am)を残して両端部をクランプし、T℃に
加熱する。そして引っ張り速度E(am/分)で延伸倍
率Kになるまで延伸する。
延伸されたロッドについて延伸の均−性及び延伸物の外
観の滑らかさを評価する。
まず延伸の均一度は延伸前にクランプ間のロッドの中央
にインクの目印をつけておき、延伸後にそのずれを測る
ことによって下式から求める。
次に延伸物の外観は次の基準により評価する。
A 滑らか B 僅かにむらあり Cかなりむらあり D 延伸中に切断される 曲げ寿命(flax  1ife): ASTMのD2176−637に記載されたMIT試験
機を用いる。1.2kgの張力をかけながら試料を破断
するのに要する2回曲げの回数を記録する。但し、試料
は比溶融粘度の測定の際に得られた0、 50 nのシ
ートを幅6.5龍、長さ141に切り取って使用する。
実施例4を除き600万回以上の曲げ寿命を存するもの
はそれ以上試験を行わなかった。
接着性試験 試料は比溶融粘度の測定の際に得られた0、50龍のシ
ートを約10eIaの長さに6枚切り取って使用する。
2枚ずつ重ねた3&flのシートを厚す2−++の2枚
のアルミ板で1組のシートにつきIC己だけ接触するよ
うに上下にはさむ。この状!ぶでつ0℃に設定したヒー
トプレス中に設こし、5分後に70kg/e+dに加圧
する。加圧5分後水で君、冷し、試料を取り出す。測定
の前に試料の幅を10.0 asに切り取り、50mm
/分で引張り試験を行い、!11離強度kg / cm
を求める。本発明のポリマーの接着性は極めて優れてお
り、比較例2以外のすべての実験例で剥離が起こらずに
シートそのものが破断した。
透明性: 比溶融粘度の測定の際に得られた0、 50 龍のシー
トを利用して定性的又は定量的に知ることができる。比
較例2以外の実験ではすべて透明性の高いものであった
。
実施例1 ステンレス製アンカー型攪拌翼と温度副節用ジ・ ヤケ
ットを備え、内容量が11のステンレス鋼(SUS31
6)製オートクレーブに、脱イオン水540mjlSm
、p、56℃の固形パラフィンワックス30.およびパ
ーフルオロオクタン酸アンモニウム0.55 gを仕込
み、70℃に加温しながら窒素ガスで3回、TFEガス
で2回系内を置換して酸素を除いた後、TFEガスで内
圧を25.5kg/cdc:にして31J拌を500r
pm、内温を70℃に保つ。
次にパーフルオロプロピルビニルエーテル(PpvE)
1.5g、続いて5mffの水に9.4■の過硫酸アン
モニウム(APS)を溶かした水溶液をTFEで圧太し
、オートクレーブ内圧を26kg/ciGにする0反応
は加速的に進行するが、反応温度は70℃、攪拌は、5
00rpmに保つようにする。TFEは、オートクレー
ブの内圧を常に26±0.5kg/colGに保つよう
に連続的に供給する。
開始剤を添加してから反応で消費されたTFEが120
gに達した時、5 m l!の水に4.7■のヒドロキ
ノンを溶かした水溶液をTFEで圧入する。
反応は237gのTFEモノマーが消費された時点で、
撹拌及びモノマー供給を停止、直ちにオートクレーブ内
のガスを常圧まで放出し、終了させた。ヒドロキノン添
加時期は上記データより51シロ (120/237X
100)であり、全反応時間は4.4時間、数平均粒径
は0.19μmであった。
得られたラテックスの一部を芸発乾固して固形分をポリ
マー濃度として計算すると30.1 mff1%であっ
た。
得られたラテックスは錆析、洗浄の後、140℃で16
時間乾燥する。乾燥後、取得されたファインパウダーを
用いてポリマー中のPPVE含量を測定すると0.06
 ’1重量%であった。なお、ポリマー中のPPVEの
含量は、赤外吸収スペクトルハンドの995cm−’の
吸光度と2360cm−’の吸光度との比に0.95を
乗して得られる値をポリマー中の重量%と定めたもので
ある。
また、ポリマーのSSGは2.156であった。
さらに、得られたファインパウダーの比溶融粘−ε 度を測定したところ1.2×1010ボイズであった。
また、RRlooでペースト押出を行ったところ、平衡
時の押出圧力は123kH/cutであり、得られたバ
ーの生伸び(未焼成ビードの伸び)をθ゛1定したとこ
ろ1100%であった。
RI?700での押出圧力は772 kg/ci、押出
物外観はBであった。延伸加工性は表1に示したように
、比較例1のような比溶融粘度の低いものに比べると極
めて高性能である。接着性試験では、剥離を起こさずシ
ートそのものが破断した。焼成品の透明性も抜群であっ
た。MIT試験の結果は600万回以上であった。
以下の実施例比較例については表1にまとめて記載する
。
実施例2 実施例1と同じオートクレーブに脱イオン水545mf
f、試薬−級流動パラフイン30g及びパーフルオロオ
クタン酸アンモニウム0.55 gを仕込み、70℃に
加温しながら窒素ガスで3回、TFEガスで2回系内を
置換して酸素を除いた後、;2− T F EカスT:内圧’c 25.5 kg/cIa
Gニして500rpmで攪拌をはじめ、内温を80℃に
保つ。
次にppVEl、4a、続いて5mlの水に9.9■の
過硫酸アンモニウムを熔かした溶液をTFEガスで圧入
し、オートクレーブ内圧を26kg/cotGにする。
反応は加速的に進行するが、攪拌は反応中50Orpm
一定に保ち、オートクレーブの内圧は常に26±Q、5
kg/cdGに保つように連続的にTFEを系内に供給
する。しかし、反応の初めから80℃に保たれた反応温
度は、TFEが80g消費された時点から約0.7℃/
分の速度で低下させ、TFEが103g消費された時点
からは50℃に保つようにする。
反応は271gのTFEモノマーが消費された時点で攪
拌及びモノマー供給を停止して、直ちにオートクレーブ
内のガスを常圧まで放出し終了させた。
全反応時間は3.9時間であった。得られたラテックス
は実施例1と同様に処理してファインパウダーを得た。
・ 実施例3 アンカー型撹拌翼と温度二同節用ジャケットを備え、内
8量が61のステンレス鋼(SUS316)製オートク
レーブに、脱イオン水2960mj!、m、p、56℃
の固形パラフィンワックス120g及びパーフルオロオ
クタン酸アンモニウム3.0gを仕込み、70℃に加温
しながら窒素ガスで3回、TFEガスで2回系内を置換
して酸素を除いた後、TFEガスで内圧を7.0kg/
cdGにして250rpmで廓拌し、内湯を70℃に保
つ。
次にPPVEo、5g、続いて2Q m 1.の水に1
5■の過硫酸アンモニウムを溶かした水溶液をTFEで
圧入し、オートクレーブ内圧を8.0kg/jGにする
0反応は加速的に進行するが、反応温度は70℃、攪拌
は250’rpmに保つようにする。
TFEは、オートクレーブの内圧を常に8.0kg/c
dGに保つように連続的に供給する。
開始剤を添加してから反応で消費されたTFEが484
gに達した時、29m1の水に7.5■のヒドロキノン
を溶かした水溶液をTFEで圧入する0反応は1102
gのTFEモノマーが消費された時点で、撹拌及びモノ
マー供給を停止し、直ちにオートクレーブ内のガスを常
圧まで放出し、終了させた。ヒドロキノン添加時期は上
記データより44%(484/l102X100)であ
り、全反応時間は23.2時間であった。゛得られたラ
テックスは凝析、洗浄の後、200℃で16時間乾燥し
た。ポリマー中のPPVE含量は0.03重量%であっ
た。
実施例4 実施例3と同じオートクレーブに脱イオン水2960m
j!、試薬−級流動パラフイン100g及びパーフロロ
オクタン酸アンモニウム3.0gを仕込み、70℃に加
温しながら窒素ガスで3回、TFEガスで2回系内を置
換して酸素を除いた後、TFEガスで内圧を7.0kg
/c+JGにして250rpmで攪拌し、内温を70℃
に保つ。
次にPPVE2.2g、続いて10mJの水に22.5
■の過硫酸アンモニウムを溶かした溶液と、ジサクシニ
ックアシドパーオキシド(DSAP)375gを溶かし
た水溶液30m1をTFEガスで圧入口、オートクレー
ブ内圧を8.0kg/cslGにする0反応は加速的に
進行するが、撹拌は反応中250rpm一定に保ち、オ
ートクレーブの内圧は常に8.0±0.2kg/cdG
に保つように系内にTFEを連続的に供給する。しかし
、反応の初めから70℃に保たれた反応温度は、TFE
が680g消費された時点から約0.4℃/分の速度で
低下させ、TFEが790g消費された時点からは50
℃に保つようにする。
反応は1620gのTFEモノマーが消費され゛た時点
で攪拌及びモノマー供給を停止して、直ちにオートクレ
ーブ内のガスを常圧まで放出し終了させた。
全反応時間は29.4時間であった。得られたラテック
スは実施例1と同様に処理してファインパウダーを得た
。
RR710押出における押出物外観はAで、実施例の中
で最も優れていた。
実施例5 温度調節可能でステンレス製アンカー型撹拌翼を備えた
内容量が11のガラス製オートクレーブ(耐圧ガラス工
業株式会社製)に、脱イオン水545m1.試薬−級流
動パラフイン30.及びパーフルオロオクタン酸アンモ
ニウム0.55 gを仕込み、70℃に加温しながら窒
素ガスで3回、TFEガスで2回系内を置換して酸素を
除いた後、TFEガスで内圧を7.0 k+r / c
a Gにして500rpmで攪拌し、内温を70℃に保
つ。
次にPPVEo、8g、!いて5m7!の水に8.2■
の過硫酸アンモニウムを溶かした溶液をTFEガスで圧
入し、オートクレーブ内圧を8.0kg/crAGにす
る0反応は加速的に進行するが、攪拌は反応中50Or
pm一定に保ち、オートクレーブの内圧は常に8.0±
0.2kg/cdGに保つようにTFEを連続的に供給
する。しかし反応の初めから70℃に保たれた反応温度
は、TFEが110g消費された時点から約1.0℃/
分の速度で低下させ、TFEが140g消費された時点
からは50℃に保つようにする。
反応は264gのTFEモノマーが消費された時点で攪
拌及びモノマー供給を停止して、直ちにオー1−クレー
プ内のガスを常圧まで放出し終了させた。
全反応時間は8.5時間であった。得られたラテックス
シま実施例1と同様に処理してファインパウダーを得た
。
実施例6 実施例5において、PPVEのかわりにCz F tO
CF (CF ) x CF z = CF 2を4.
8g仕込んで、同量の過硫酸アンモニウムを開始剤とし
て反応を行う。攪拌速度、オートクレーブの内圧も実施
例5と同しである。ただし、反応温度は、TFEが12
0g消費される時点までは70℃に保ち、これ以降約1
.0℃/分の速度で低下させ、TFEが138g消費さ
れた時点からは45℃に保つようにする。
反応は269gのTFEモノマーが消費された時点で停
止させる。
全反応時間は9.1時間であった。得られたラテックス
は実施例1と同様に処理してファインパウダーを得た。
なお、変性剤含量の測定は実施例1の場合と同様に行っ
た。
比較例1 特公昭50−38169に記載の方法に準じて以下のと
おり実験した。
実施例1において、APS仕込み■を13■に変更し、
ヒドロキノンを添加しないことを除いては同様にして反
応を行い、263gのTFEモノマーが消費された時点
で終了させる。
全反応時間は1.85時間であった。得られたラテック
スは実施例1と同様に処理してファインパウダーを得た
。
押出物の生伸び(未焼成ビードの伸び)は340%と小
さく、延伸加工性も劣っている。
比較例2 特公昭50−39943に記載の方法に従って以下の反
応を行った。
実施例3と同じオートクレーブに、脱イオン水2960
mj!、 m、p、56℃の固形ハラフィンワJ ツクス120g及びパーフロロオクタン酸アンモニウム
3.0gを仕込み、70℃に加温しながら窒素ガスで3
回、TFEガスで2回系内を置換して酸素を除いた後、
TFEガスで内圧を7.0 kg / cnlGにして
250rpmで1胃(牢し、内1品を70’Cに保つ。
次に、続いて20mfの水に15臀の過硫酸アンモニウ
ムを?容かした水ン容ン夜をTFEガスで圧太し、オー
トクレーブ内圧を8.0kg/cjGにする。
反応は緩慢ながらも加速的に進行するが、反応温度は7
0℃、攪拌は25Orpmに保つようにする。TFEは
、オートクレーブの内圧を常に8.0kg/c+dGに
保つように系内にTFEを連続的に供給する。
開始剤を添加してから反応で消費されたTFEが570
gに達した時(APS添加後、4.8時間)、20ml
1の水に7.5胃のヒドロキノンをン容かした水溶液を
TFEで圧入する。
反応速度はかなり低下するが、さらに反応を続け、合計
1270gのTFE七ツマ−が消費された時点で、攪拌
及び七ツマー供給を停止し、直ちにオートクレーブ内の
ガスを常圧まで放出し、終了させた。ヒドロキノン添加
時期は上記データより45%時であり、全反応時間は2
1.4時間であった。
得られたラテックスは実施例3と同様に凝析、洗浄の後
、200℃で16時間乾燥する。
RR710押出ての押出物外観はDであった。
延伸加工性は良い、接着性試験では、他の実施例や比較
例が剥離を起こさないのに対し4.1kir/co+の
剥離強度で剥離した。焼成品の透明性も劣っていた。
比較例3 実施例4において過硫酸アンモニウム仕込み量を22.
5■、DSAP仕込み量を750■に変更し、かつ、反
応温度を70℃一定で反応を行う以外は同様にして反応
を行い、1495HのTFEモノマーが消費された時点
で反応を終了させた。
全反応時間は15.3時間であった。得られたラテック
スは実施例と同様に処理してファインパウダーを得た。
得られたポリマーはSSGが2.180と大きい。
1?r1710押出圧力は636kg/−で、押出物外
観はAであるが、MIT試験では実施例4に比べると不
満足なものであった。
比較例4 市販の変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダ
ー TEFLON−62J  (LOT162085)
について測定した。赤外吸収スペクトルバンドの995
cm−’の吸収がみられ、実施例と同様に変性剤含量を
求めた0品質面では比較例Iと同様の性能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テトラフルオロエチレンと一般式、X(CF_2)
    _nOCF=CF_2(式中、Xは水素、塩素又は弗素
    原子を、nは1〜6の整数を表わす)及びC_3F_7
    (OCF_2CF_2CF_2)_m(OCF(CF_
    3)CF_2)_lOCF=CF_2(式中、m及びl
    は0〜4の整数を表わす、ただしこれらが同時に0とな
    ることはない)で示されるフルオロアルキルビニルエー
    テルから選ばれた少くとも一種のオレフィンとの共重合
    体から実質的になり、該オレフィンの含有量が0.02
    〜0.3重量%である数平均粒径0.05〜0.6μm
    のコロイド状粒子の凝集体であって、該共重合体の38
    0℃における比溶融粘度が6.0×10^1^0〜30
    ×10^1^0ポイズであり、標準比重が2.135〜
    2.175であり、ペースト押出物の生伸度が500%
    以上であることを特徴とする変性ポリテトラフルオロエ
    チレンファインパウダー。 2、フルオロアルキルビニルエーテルの含量が0.03
    〜0.2重量%である特許請求の範囲第1項に記載の変
    性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダー。 3、比溶融粘度が8.0×10^1^0〜25×10^
    1^0ポイズであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の変性ポリテトラフルオロエチレ
    ンファインパウダー。 4、標準比重が2.140〜2.170である特許請求
    の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の変性ポリテ
    トラフルオロエチレンファインパウダー。 5、標準比重が2.140〜2.160である特許請求
    の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の変性ポリテ
    トラフルオロエチレンファインパウダー。 6、フルオロアルキルビニルエーテルがC_3F_7O
    CF=CF_2又はC_4F_9OCF=CF_2であ
    る特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の
    変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダー。 7、フルオロアルキルビニルエーテルがClC_3F_
    6OCF=CF_2である特許請求の範囲第1項乃至第
    4項のいずれかに記載の変性ポリテトラフルオロエチレ
    ンファインパウダー。 8、フルオロアルキルビニルエーテルがC_3F_7(
    OCF(CF_3)CF_2)_lOCF=CF_2(
    ただしlは1又は2の整数を表す)である特許請求の範
    囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の変性ポリテトラ
    フルオロエチレンファインパウダー。 9、水溶性含フッ素分散剤を0.03〜0.3重量%含
    む水性媒体中で、テトラフルオロエチレンを、一般式、
    X(CF_2)_nOCF=CF_2(式中、Xは水素
    、塩素又は弗素原子を、nは1〜6の整数を表わす)お
    よびC_3F_7(OCF_2CF_2CF_2)_m
    (OCF(CF_3)CF_2)_lOCF=CF_2
    (式中、m及びlは0〜4の整数、ただしm及びlが同
    時に0となることはない)で示される化合物から選ばれ
    た少なくとも一種のフルオロアルキルビニルエーテルと
    ともに反応圧力6〜40kg/cm^2、温度10〜9
    5℃において共重合するに当り、重合開始後、最終重合
    体生成量の少なくとも10重量%以降であってかつ85
    重量%が重合する以前に、(a)重合系内に水中ラジカ
    ル捕捉剤を、使用した重合開始剤のモル数の0.2〜5
    倍量で添加するか、又は(b)重合系の温度を10〜4
    0℃低下させることにより重合条件の変更をおこなうこ
    とを特徴とするテトラフルオロエチレンと一般式、X(
    CF_2)_nOCF=CF_2(式中、Xは水素、塩
    素又は弗素原子を、nは1〜6の整数を表わす)及びC
    _3F_7(OCF_2CF_2CF_2)_m(OC
    F(CF_3)CF_2)_lOCF=CF_2(式中
    、m及びlは0〜4の整数を表わす、ただしこれらが同
    時に0となることはない)で示されるフルオロアルキル
    ビニルエーテルから選ばれた少くとも一種のオレフィン
    との共重合体から実質的になり、該オレフィンの含有量
    が0.02〜0.3重量%である数平均粒径0.05〜
    0.6μmのコロイド状粒子の凝集体であって、該共重
    合体の380℃における比溶融粘度が6.0×10^1
    ^0〜30×10^1^0ポイズであり、標準比重が2
    .135〜2.175であり、ペースト押出物の生伸度
    が500%以上であることを特徴とする変性ポリテトラ
    フルオロエチレンファインパウダーの製造方法。 10、重合条件の変更を、最終重合体生成量の30重量
    %が生成した後であって、70重量%が生成する以前に
    行う特許請求の範囲第9項に記載の変性ポリテトラフル
    オロエチレンファインパウダーの製造方法。 11、反応開始剤として過硫酸のアンモニウム又はアル
    カリ金属塩を2〜30ppm使用し、6〜17kg/c
    m^2の圧力で反応を行う特許請求の範囲第9項に記載
    の変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダーの
    製造方法。 12、反応開始剤として、20〜1000ppmのジサ
    クシニックアシドパーオキシドとその1/50〜1/8
    倍量の過硫酸アンモニウムを併用し、かつ重合条件の変
    更を(b)の方法に従って行う特許請求の範囲第9項に
    記載の変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダ
    ーの製造方法。 13、水溶性含フッ素分散剤として、一般式C_nF_
    2_n_+_1COOX又はC_3F_7O(CF(C
    F_3)CF_2O)_lCF(CF_3COOX(式
    中、nは6〜9、lは1〜2の整数、Xはアンモニウム
    基又はアルカリ金属を表す)を0.05〜0.2重量%
    濃度で、反応開始剤として、過硫酸アンモニウム又はア
    ルカリ金属塩を5〜20ppm濃度で使用し、約60〜
    90℃の温度において反応させる特許請求の範囲第9項
    に記載の変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウ
    ダーの製造方法。 14、反応開始剤として、40〜300ppmのジサク
    シニックアシドパーオキシドとその1/50〜1/8倍
    量でかつ3〜10ppm濃度の過硫酸アンモニウムを併
    用する特許請求の範囲第9項又は第12項に記載の変性
    ポリテトラフルオロエチレンファインパウダーの製造方
    法。 15、水中ラジカル捕捉剤が、25℃における水への溶
    解度が2.5×10^−^6モル/l以上の芳香族ヒド
    ロキシ化合物、芳香族アミン類、及びキノン化合物から
    選ばれた少なくとも一種である特許請求の範囲第9項、
    第11項及び第13項のいずれかに記載の変性ポリテト
    ラフルオロエチレンファインパウダーの製造方法。 16、水中ラジカル捕捉剤が、ハイドロキノンである特
    許請求の範囲第15項に記載の変性ポリテトラフルオロ
    エチレンファインパウダーの製造方法。 17、フルオロアルキルビニルエーテルがC_3F_7
    OCF=CF_2又はC_4F_9OCF=CF_2で
    あ特許請求の範囲第9項ないし第16項のいずれかに記
    載の変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダー
    。 18、フルオロアルキルビニルエーテルがClC_3F
    _6OCF=CF_2である特許請求の範囲第9項又は
    第16項のいずれかに記載の変性ポリテトラフルオロエ
    チレンファインパウダー。 19、フルオロアルキルビニルエーテルがC_3F_7
    (OCF(CF_3)CF_2)_lOCF=CF_2
    (式中、lは1又は2の整数を表す)である特許請求の
    範囲第9項又は第15項のいずれかに記載の変性ポリテ
    トラフルオロエチレンファインパウダー。
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