JPH0117823Y2 - - Google Patents

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JPH0117823Y2
JPH0117823Y2 JP1985050138U JP5013885U JPH0117823Y2 JP H0117823 Y2 JPH0117823 Y2 JP H0117823Y2 JP 1985050138 U JP1985050138 U JP 1985050138U JP 5013885 U JP5013885 U JP 5013885U JP H0117823 Y2 JPH0117823 Y2 JP H0117823Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は車輌用電子制御装置に係り、特に無線
機あるいは点火装置を備える車輌に搭載される車
輌用電子制御装置に関する。
〔考案の背景〕
エンジン制御システムにおいては点火装置及び
燃料系統を制御する為の電磁弁が設けられてお
り、点火時もしくは電磁弁のソレノイドのON,
OFF時には高周波雑音が発生する。
一方、エンジン制御システムにおいてはエンジ
ン制御を高精度で行う為にデイジタル制御が採用
されている。この場合にエンジンの各運転状態に
応じた制御を行うように予め作成された制御プロ
グラムに基づいてエンジン制御が行われる。それ
故エンジン制御システムの制御回路に前記高周波
雑音が信号線を介して流入すると誤動作を生じ、
例えばエンジンが高速回転中であるにもかかわら
ず制御回路の誤動作によりエンジン停止状態にあ
るが如き制御が行われる結果、自動車事故の発生
を招来する危険性がある。
また最近では自動車無線等において、自動車か
ら発生する高周波雑音による電波障害が問題とな
つており法規制される動向にある。
〔考案の目的〕
本考案の目的はエンジン制御システムにおける
高周波雑音による誤動作の防止を図ると共に、上
記電波障害に対処するために高周波雑音の除去を
図つた車輌用電子制御装置を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
このような目的を達成するために、本考案は、
無線機あるいは点火装置を搭載する車輌に具備さ
れ、少なくともセンサ、アクチユエータおよび電
源からの各配線が接続され得る電子回路から構成
され、かつこの電子回路は、絶縁基板に搭載さ
れ、この絶縁基板ごとシールドケースによつて内
包されている車輌用電子制御回路において、前記
各配線は前記シールドケース面にその一部が露呈
されたコネクタを介して前記電子回路に接続さ
れ、前記シールドケース内における前記コネクタ
から前記電子回路への接続配線は前記絶縁基板面
に固定されたフエライトの孔を貫通させてなるよ
うにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例に基づき詳
細に説明する。
第1図にはエンジン系統全体の制御装置が示さ
れている。図において、吸入空気はエアクリーナ
2、スロツトルチヤンバ4、吸気管6を通り、シ
リンダ8へ供給される。シリンダ8で燃焼したガ
スは、シリンダ8から排気管10を通り、大気中
へ排出される。
スロツトルチヤンバ4には、燃料を噴射するた
めのインジエクタ12が設けられており、このイ
ンジエクタ12から噴出した燃料はスロツトルチ
ヤンバ4の空気通路内で霧化され、吸入空気と混
合して混合気を形成し、この混合気は吸気管6を
通つて、吸気弁20の開弁により、シリンダ8の
燃焼室へ供給される。
インジエクタ12の出口近傍には絞り弁14,
16が設けられている。絞り弁14は、アクセル
ペタルと機械的に連動するように構成され、運転
者により駆動される。一方、絞り弁16はダイヤ
フラム18により駆動されるように配置され、空
気流量が小の領域で全閉状態となり、空気流量が
増大するにつれてダイヤフラム18への負圧が増
大することにより絞り弁16は開き始め、吸入抵
抗の増大を抑止する。
スロツトルチヤンバ4の絞り弁14,16の上
流には空気通路22が設けられ、この空気通路2
2には空気流量検出器を構成する電気的発熱体2
4が配設され、空気流速と発熱体24の伝熱量と
の関係から定まる空気流速に応じて変化する周期
電気信号が取り出される。発熱体24は空気通路
22内に設けられているので、シリンダ8のバツ
クフアイア時に生じる高温ガスから保護されると
共に、吸入空気中のごみなどによつて汚染される
ことからも保護される。この空気通路22の出口
はベンチユリの最狭部近傍に開口され、その入口
はベンチユリの上流側に開口されている。
インジエクタ12に供給される燃料は、燃料タ
ンク30から、フユーエルポンプ32、フユーエ
ルダンパ34及びフイルタ36を介して燃圧レギ
ユレータ38へ供給される。一方、燃圧レギユレ
ータ38からはインジエクタ12へパイプ40を
介して加圧燃料が供給され、そのインジエクタ1
2から燃料が噴射される吸気管6の圧力と上記イ
ンジエクタ12への燃量圧の差が常に一定になる
ように、燃圧レギユレータ38から燃料タンク3
0へリターンパイプ42を介して燃料が戻される
ようになつてる。
吸気弁20から吸入された混合気はピストン5
0により圧縮され、点火プラグ52よるスパーク
により燃焼し、この燃焼は運動エネルギに変換さ
れる。シリンダ8は冷却水54により冷却され、
この冷却水の温度は水温センサ56により計測さ
れ、この計測値はエンジン温度として利用され
る。点火プラグ52には点火コイル58より点火
タイミングに合わせて高電圧が供給される。
また、図示しないクランク軸にはエンジンの回
転に応じて基準クランク角毎におよび一定角度
(例えば0.5度)毎に基準角信号およびポジシヨン
信号を出すクランク角センサが設けられている。
このクランク角センサの出力60、水温センサ
56の出力56A及び発熱体24からの電気信号
24Aはマイクロコンピユータなどからなる制御
回路70に入力され、制御回路70で演算処理さ
れ、この制御回路70の出力によつてインジエク
タ12及び点火コイル58が駆動される。
以上説明したエンジンの作動を第2図について
説明すると、第2図Aは4気筒エンジンにおける
インジエクタからの燃料の噴射タイミングを示し
たものである。横軸はエンジンのクランク軸の回
転角度であり、各気筒の吸入行程をハツチングで
示している。図から明らかなようにクランク角の
180度毎に吸入行程が存在し、0度〜180度の間は
第1気筒、180度〜360度の間は第3気筒、360度
〜540度の間は第4気筒、540度〜720度の間は第
2気筒である。
第2図Bに示す如く、クランク角の180度毎に
基準クランク角パルスを発生させ、このパルスに
基づいてインジエクタ12を開弁させ、既に計測
されたデータに基づき制御回路70で処理された
演算結果に基づきインジエクタ12の開弁時間が
決定される。このインジエクタ12の開弁時間で
ある燃料噴射時間を第2図Cに示す。
つぎに、制御回路70を第3図に基づき説明す
る。第3図には、制御回路70の具体的ブロツク
が示され、図において、入力信号としては大別す
ると3種類に分類できる。即ち、第1に吸入空気
量を検出する前記発熱体24の出力24A、エン
ジン冷却水を検出するセンサ56の出力56Aな
どから送られてくるアナログ入力がある。これら
アナログ入力はマルチプレクサ(以下MPXと記
す)100に入力され、時々分割的に各センサの
出力がセレクトされ、アナログデイジタル変換器
(ADCと記す)102に送られ、このADC10
2でデイジタル値に変換される。第2にオン、オ
フ信号として入力される情報であつて、これは例
えば絞り弁の全閉状態等を表わす信号θTHで、
絞り弁と連動して動作するスイツチ104から送
られてくる信号104Aがある。この信号は1ビ
ツトのデイジタル信号として取り扱うことができ
る。
さらに第3に考えられる入力信号はパルス列と
して入力される信号で、例えば基準クランク角信
号(以下CRPと記す。)やポジシヨンパルス信号
(以下CPPと記す)があり、クランク角センサ1
06よりこれらの信号が送られてくる。CRPは
4気筒の場合、クランク角180度毎に出力され、
6気筒の場合120度毎、8気筒の場合90度毎に出
力される。CPPは例えばクランク角の0.5度毎に
出力される。
CPU108はデイジタル演算処理を行うプロ
セツシングセントラルユニツトであり、ROM1
10は制御プログラムおよび固定データを格納す
るための記憶素子であり、RAM112は読み出
しおよび書込み可能な記憶素子である。入出力イ
ンターフエイス回路114は入力信号をADC1
02およびセンサ104,106から信号を受
け、CPU108へ信号を送る。また、CPU10
8からの信号を信号INJやIGNとしてインジエク
タ12や点火コイル58へ送る。なお、上記制御
回路70を構成する各回路および素子へ電源端子
116より電圧が印加されているが、図面上その
記載は省略する。さらに、インジエクタ12およ
び点火コイル58にはそれぞれに弁を駆動するた
めの電磁コイルおよび電磁エネルギを蓄積するた
めの1次コイルが設けられ、これらコイルの一端
は電源端子116に接続され、他端は入出力イン
ターフエイス回路114に接続され、インジエク
タ12や点火コイル58へ流れ込む電流が制御さ
れる。
次に本考案に係る車輌用電子制御装置の実施例
を第4図乃至第12図に基づき説明する。第4図
は第3図に示した制御回路70の実装構造を示す
説明図であり、同図において制御回路70が実装
されたプリント基板200はシールドケース20
2に収納されている。そしてシールドケース20
2の側部に固設されているコネクタ206は外部
の信号線と制御回路70とを接続している。
以上の如き構成において制御回路70内におい
て発生し制御装置208の外部へ流出する、また
は信号線204を介して外部より制御装置208
内に流入する高周波雑音を除去する手段として、
第5図及び第6図に示す如くコネクタ206の端
子用導体(以下、コネクタピンと記す。)を高周
波成分を阻止する為のLCフイルタを介して外部
からの信号線204と制御回路70とを接続する
ことが提案されている。
これは第9図に示す如くコネクタ206のコネ
クタピンTx(x=1,2,…,n)と内部回路
(制御回路70)のプリントパターンの入力端子
(第4図乃至第8図には図示せず)Sx(x=1,
2,…,n)とを各々、LCフイルタ212によ
り、コネクタピンTnより流入する外来雑音(高
周波雑音)をチヨークコイルLxで阻止すると共
に、制御回路70内部で発生し外部に流出する高
周波雑音をコンデンサCxによりバイパスするこ
とにより除去するものである。
しかしながら、LCフイルタを使用する場合に
は既述の如くコネクタのコネクタピンの数だけ
LCフイルタを設ける必要があり、それ故部品点
数が増加すると共に制御回路の空間占有率の増大
をきたす結果となり、コスト面及びエンジン制御
装置の限定された空間を考慮する場合に不利であ
る。
第7図及び第8図は本考案の一実施例を示す制
御回路70の実装構造を示す説明図であり、第5
図及び第6図と異なる点はコネクタ206のコネ
クタピンT1〜Toに対してLCフイルタを設けずに
第10図に示す如き強磁性体、例えばフエライト
の板体214に前記コネクタピンT1〜Toに対応
させて透孔P1〜Poを穿設し、該透孔P1〜Po
夫々、前記コネクタピンT1〜Toを貫通させて外
部よりの信号線204と制御回路70が実装され
ているプリント基板200のプリントパターンの
入力端子Sx(x=1,2,…n)に接続した点で
ある。
上記のコネクタピン(T1〜To)がフエライト
の板体214の透孔P1〜Poに挿入された状態の
等価回路を第11図に示す。同図において端子
Tx(コネクタピンT1〜Toに該当する。)より外部
から混入する高周波雑音電圧又は制御回路70内
部で発生し外部へ流出する高周波雑音電圧は等価
一次コイルに誘起され、等価二次コイルL2には
逆起電力が発生するが該コイルL2は短絡される
ので高周波雑音電圧は消滅する。実験によれば
LCフイルタを使用したものに比してより効果的
に高周波雑音の除去が図れることが判明してい
る。
次に本考案の他の実施例を第12図に示す。本
実施例は第10図の如くコネクタピンT1〜To
挿入する為の透孔P1〜Poをフエライトの板体に
穿設せずに、コネクタピンTx(x=1,2,…
n)を挿入する為の透孔Px(x=1,2,…n)
を有するフエライトで成形された中空円柱体
FBx(x=1,2,…n)を前記コネクタピンT1
〜Toの対向位置に配設し、且つ該中空円柱体
FBxの外周壁相互間を樹脂216等で一体的に
モールドしたものである。本実施例では前記実施
例と同じ効果を有するが、更に部分的にフエライ
トを使用するように構成したのでフエライトの板
体を使用する前記実施例に比してコスト的に有利
である。
〔考案の効果〕
尚、本考案に係る車輌用電子制御装置の実施例
では強磁性材料としてフエライトを説明上、採り
上げたがこれに限定されることはない。また本考
案に係る車輌用電子制御装置はエンジン制御シス
テム以外の一般の電子装置においても利用可能で
あることは勿論である。
以上、本考案によればエンジン制御システムに
おいて発生する高周波雑音を除去できる為に制御
回路の誤動作を防止することができ、自動車運転
の安全性が確保される。
更にLCフイルタを使用する場合に比して部品
点数を低減することができ、製造工数の低減も図
れるのでコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジン系統全体の制御装置を示す説
明図、第2図はエンジンの動作を示すタイムチヤ
ート、第3図はエンジンの制御回路のブロツク
図、第4図はエンジンの制御回路の実装構造を示
す説明図、第5図はLCフイルタを使用した場合
の制御回路の実装構造を示す平面図、第6図はそ
の正面図、第7図は本考案の一実施例を示す制御
回路の実装構造を示す平面図、第8図はその正面
図、第9図はLCフイルタを使用する場合の説明
図、第10図は本考案の一実施例に使用するフエ
ライトの板体の構造を示す説明図、第11図はフ
エライトの等価回路を示す図、第12図は本考案
の他の実施例の要部を示す説明図である。 70……制御回路、200……プリント基板、
202……シールドケース、204……信号線、
206……コネクタ、214……フエライトの板
体、T1〜To……コネクタ端子用導体、P1〜Po
…透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無線機あるいは点火装置を搭載する車輌に具備
    され、少なくともセンサ、アクチユエータおよび
    電源からの各配線が接続され得る電子回路から構
    成され、かつこの電子回路は、絶縁基板に搭載さ
    れ、この絶縁基板ごとシールドケースによつて内
    包されている車輌用電子制御回路において、前記
    各配線は前記シールドケース面にその一部が露呈
    されたコネクタを介して前記電子回路に接続さ
    れ、前記シールドケース内における前記コネクタ
    から前記電子回路への各接続配線は前記絶縁基板
    面に固定されたフエライトに形成された各孔を貫
    通させてなることを特徴とする車輌用電子制御装
    置。
JP1985050138U 1985-04-04 1985-04-04 車輌用電子制御装置 Granted JPS60183381U (ja)

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JPS60183381U JPS60183381U (ja) 1985-12-05
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