JPH0117877B2 - - Google Patents
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- JPH0117877B2 JPH0117877B2 JP54160509A JP16050979A JPH0117877B2 JP H0117877 B2 JPH0117877 B2 JP H0117877B2 JP 54160509 A JP54160509 A JP 54160509A JP 16050979 A JP16050979 A JP 16050979A JP H0117877 B2 JPH0117877 B2 JP H0117877B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- resins
- pen body
- melt
- group
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は易削性プラスチツクペン体に関する。
詳細には、化学構造が異なる二種以上の熱可塑
性樹脂がそれぞれ溶融されて均質に溶融ブレンド
された均質相溶材料により成形されてなる易削性
プラスチツクペン体に関する。 さらに詳細には、諸種の切削具により容易に切
削できるペン体であつて、初期の尖端形状が筆記
時の摩耗により変形して細字筆記できなくなつた
場合等、ペン先を切削具により尖成再生化して細
字筆記を持続させたり、目的に応じた先端形状に
容易に切削加工可能なプラスチツクペン体を提供
しようとするものである。 従来の技術 従来より熱可塑性樹脂の溶融押出成形により成
形され、成形体の内部軸線方向にインキ通路が貫
設されているタイプのペン体は、マーキングペン
のペン体として使用されているが、単一樹脂によ
る溶融成形体であり、化学構造が異なる二種以上
の熱可塑性樹脂が均質に溶融ブレンドされた均質
相溶性材料によるペン体は実用化されていない
し、これに係わる提案も開示されていない。 発明が解決しようとする問題点 本発明者等は、刃物その他の切削具による熱可
塑性樹脂の切削性について検討を加えたところ、
異種の熱可塑性樹脂を均質に溶融ブレンドした材
料が単一樹脂系に比較して容易に切削できること
を見出し、本発明の易削性プラスチツクペン体を
完成させたのである。 問題点を解決するための手段 本願発明は、熱可塑性樹脂の押出成形により成
形され、成形体の内部軸線方向にインキ通路が貫
設されたプラスチツクペン体(第1図及び第2図
に例示)において、化学構造が異なる二種以上の
熱可塑性樹脂が均質に溶融ブレンドされた、曲げ
弾性率が0.7×104Kg/cm2以上、ロツクウエル硬度
がR130以下の均質相溶材料で成形されており、
前記材料全重量中における各熱可塑性樹脂の占め
る割合が少なくとも5重量%である、易削性プラ
スチツクペン体を要件とするものである。 前記において、各熱可塑性樹脂の占める割合が
5重量%未満の系では、易削性が充分に発現され
ず、より好ましくは概ね10重量%以上の系が有効
である。 又、曲げ弾性率0.7×104Kg/cm2以上であり、ロ
ツクウエル硬度がR130以下の範囲の溶融ブレン
ド材料による成形ペン体が易削性の効果の面でよ
り好ましい。即ち、曲げ弾性率0.7×104Kg/cm2未
満の系では、切削具を押し当てた際の外力により
変形して所望形状に切削でき難く、ロツクウエル
硬度がR130を越える系では、切削具による切り
込み性や抵抗感が大であり好ましくない。 熱可塑性樹脂において、曲げ弾性率0.7×104
Kg/cm2以上、ロツクウエル硬度がR130以下を満
足する樹脂として、スチロール系樹脂及びその共
重合体樹脂、塩化ビニル樹脂及びその共重合体樹
脂、ノニル樹脂、メタクリル樹脂、ポリサルホン
樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミ
ド系樹脂、弗化ビニリデン樹脂、セルローズ系樹
脂、ポリプロピレン樹脂等が挙げられるが、いず
れの樹脂も単一では本発明ペン体の如き易削性が
得られない。前記樹脂群(以下、基体樹脂群と呼
ぶ)から選ばれる2種以上の樹脂を相互に溶融し
て均質に溶融ブレンドした材料で成形されたペン
体が、前記いずれの単一樹脂によるペン体の系に
比較して易削性の向上がみられる。 この点を例示して説明する。ポリアセタール樹
脂の溶融成形体の内部軸線方向にインキ通路を貫
設したペン体と、ポリアセタール樹脂にポリアミ
ド系樹脂を均質に溶融ブレンドした系のペン体を
比較すると、前者のペン体を鉛筆削り器で尖らせ
ようとすると切削抵抗が大で、切削不能であるの
に対し、後者のペン体では低い切削抵抗で容易に
切削可能であり尖成化したペン体を得ることがで
きる。ナイフ等の刃物であつても前者のペン体が
剛性及び粘結性が大であり、刃物の浸入性が悪く
切削抵抗も大であり、切削し難いのに対し、後者
のペン体は切れ味もよく容易に切削可能である。 同様にポリアミド系樹脂の単一系によるペン体
に対し、ポリアミド樹脂とポリアセタール樹脂の
溶融ブレンドによるペン体は易削性を示す。 さらに同様に、スチロール系樹脂−ポリアセタ
ール樹脂系、ポリアミド樹脂−スチロール樹脂
系、ポリアセタール樹脂−スチロール樹脂系、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂−ポリアミド樹脂
系、ポリブチレンテレフタレート樹脂−スチロー
ル樹脂系等において、いずれの系にあつても単一
樹脂系に比較して易削性を示す。 更に、3種の異種樹脂の組合せの系、例えば、
ポリアセタール樹脂−ポリアミド樹脂−スチロー
ル樹脂系、ポリアミド樹脂−メチルメタアクリレ
ート樹脂−塩化ビニル樹脂系、ポリブチレンテレ
フタレート樹脂−ポリアミド樹脂−ポリアセター
ル樹脂−スチロール系樹脂の共重合体(例えば、
AS樹脂、ABS樹脂等)においても、何れの系の
単一樹脂系のペン体に比較して易削性を示す。 更に、本発明では曲げ弾性率0.7×104Kg/cm2未
満で切削時の圧力で変形して、所望形状に尖成困
難な、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン
エラストマー、ポリエチレン樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニリデン樹脂、合
成ゴム系樹脂等の樹脂群(補助樹脂群と呼ぶ)か
ら選ばれる1種または2種以上を前記基体樹脂群
から選ばれる1種または2種以上に溶融ブレンド
した均質相溶材料で成形してなるペン体は、この
種補助樹脂群の単一樹脂系では奏することができ
ない易削性が得られる。 以下に幾つかの態様を例示して補足説明する。 (1) 硬質であり、易削性のペン体は、基体樹脂群
内から選ばれる2種以上の樹脂の組合せにより
得られ、補助樹脂群から選ばれる樹脂を更にブ
レンドすることにより易削性を損なうことなく
書味を変えることができる。 (2) 硬質であり、細字筆記に特性を有し、鉛筆削
り器等での良好な切削性を得るためには、曲げ
弾性率が概ね1.5×104Kg/cm2以上の範囲が好ま
しい。 (3) 硬質かつ耐摩耗性であり、易削性のペン体
は、基体樹脂群のポリアセタール樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等
を主体とし、これらの樹脂相互をブレンドする
か、必要に応じて補助樹脂群のポリエチレン樹
脂、ポリウレタンエラストマー、ポリエステル
エラストマー等を加える。この際、基体樹脂群
内でのブレンドにおいて、個々の樹脂が少なく
とも5重量%以上、望ましくは10重量%以上の
占有率の場合、易削効果が有効に発現される。 (4) スチロール系樹脂の硬質、剛性感を生かし、
この種樹脂単体の系より、耐摩耗性を更に向上
させると共に易削性を備えたペン体を得るため
には、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール樹
脂、ポリエチレン樹脂等の耐摩耗性の樹脂がブ
レンドされる。 (5) 比較的軟質で画材等に用い、切削により任意
形状に造形容易なペン体を得るためには、補助
樹脂群から選ばれる樹脂のブレンド比率を高め
る。(この際、曲げ弾性率0.7×104Kg/cm2以上
を満足させる範囲が好ましい。) 製造例 (1) 溶融ブレンド材料の調製 ブレンドに供される各樹脂の融点以上の温度
で均質に溶融ブレンドすることにより得られ
る。
性樹脂がそれぞれ溶融されて均質に溶融ブレンド
された均質相溶材料により成形されてなる易削性
プラスチツクペン体に関する。 さらに詳細には、諸種の切削具により容易に切
削できるペン体であつて、初期の尖端形状が筆記
時の摩耗により変形して細字筆記できなくなつた
場合等、ペン先を切削具により尖成再生化して細
字筆記を持続させたり、目的に応じた先端形状に
容易に切削加工可能なプラスチツクペン体を提供
しようとするものである。 従来の技術 従来より熱可塑性樹脂の溶融押出成形により成
形され、成形体の内部軸線方向にインキ通路が貫
設されているタイプのペン体は、マーキングペン
のペン体として使用されているが、単一樹脂によ
る溶融成形体であり、化学構造が異なる二種以上
の熱可塑性樹脂が均質に溶融ブレンドされた均質
相溶性材料によるペン体は実用化されていない
し、これに係わる提案も開示されていない。 発明が解決しようとする問題点 本発明者等は、刃物その他の切削具による熱可
塑性樹脂の切削性について検討を加えたところ、
異種の熱可塑性樹脂を均質に溶融ブレンドした材
料が単一樹脂系に比較して容易に切削できること
を見出し、本発明の易削性プラスチツクペン体を
完成させたのである。 問題点を解決するための手段 本願発明は、熱可塑性樹脂の押出成形により成
形され、成形体の内部軸線方向にインキ通路が貫
設されたプラスチツクペン体(第1図及び第2図
に例示)において、化学構造が異なる二種以上の
熱可塑性樹脂が均質に溶融ブレンドされた、曲げ
弾性率が0.7×104Kg/cm2以上、ロツクウエル硬度
がR130以下の均質相溶材料で成形されており、
前記材料全重量中における各熱可塑性樹脂の占め
る割合が少なくとも5重量%である、易削性プラ
スチツクペン体を要件とするものである。 前記において、各熱可塑性樹脂の占める割合が
5重量%未満の系では、易削性が充分に発現され
ず、より好ましくは概ね10重量%以上の系が有効
である。 又、曲げ弾性率0.7×104Kg/cm2以上であり、ロ
ツクウエル硬度がR130以下の範囲の溶融ブレン
ド材料による成形ペン体が易削性の効果の面でよ
り好ましい。即ち、曲げ弾性率0.7×104Kg/cm2未
満の系では、切削具を押し当てた際の外力により
変形して所望形状に切削でき難く、ロツクウエル
硬度がR130を越える系では、切削具による切り
込み性や抵抗感が大であり好ましくない。 熱可塑性樹脂において、曲げ弾性率0.7×104
Kg/cm2以上、ロツクウエル硬度がR130以下を満
足する樹脂として、スチロール系樹脂及びその共
重合体樹脂、塩化ビニル樹脂及びその共重合体樹
脂、ノニル樹脂、メタクリル樹脂、ポリサルホン
樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミ
ド系樹脂、弗化ビニリデン樹脂、セルローズ系樹
脂、ポリプロピレン樹脂等が挙げられるが、いず
れの樹脂も単一では本発明ペン体の如き易削性が
得られない。前記樹脂群(以下、基体樹脂群と呼
ぶ)から選ばれる2種以上の樹脂を相互に溶融し
て均質に溶融ブレンドした材料で成形されたペン
体が、前記いずれの単一樹脂によるペン体の系に
比較して易削性の向上がみられる。 この点を例示して説明する。ポリアセタール樹
脂の溶融成形体の内部軸線方向にインキ通路を貫
設したペン体と、ポリアセタール樹脂にポリアミ
ド系樹脂を均質に溶融ブレンドした系のペン体を
比較すると、前者のペン体を鉛筆削り器で尖らせ
ようとすると切削抵抗が大で、切削不能であるの
に対し、後者のペン体では低い切削抵抗で容易に
切削可能であり尖成化したペン体を得ることがで
きる。ナイフ等の刃物であつても前者のペン体が
剛性及び粘結性が大であり、刃物の浸入性が悪く
切削抵抗も大であり、切削し難いのに対し、後者
のペン体は切れ味もよく容易に切削可能である。 同様にポリアミド系樹脂の単一系によるペン体
に対し、ポリアミド樹脂とポリアセタール樹脂の
溶融ブレンドによるペン体は易削性を示す。 さらに同様に、スチロール系樹脂−ポリアセタ
ール樹脂系、ポリアミド樹脂−スチロール樹脂
系、ポリアセタール樹脂−スチロール樹脂系、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂−ポリアミド樹脂
系、ポリブチレンテレフタレート樹脂−スチロー
ル樹脂系等において、いずれの系にあつても単一
樹脂系に比較して易削性を示す。 更に、3種の異種樹脂の組合せの系、例えば、
ポリアセタール樹脂−ポリアミド樹脂−スチロー
ル樹脂系、ポリアミド樹脂−メチルメタアクリレ
ート樹脂−塩化ビニル樹脂系、ポリブチレンテレ
フタレート樹脂−ポリアミド樹脂−ポリアセター
ル樹脂−スチロール系樹脂の共重合体(例えば、
AS樹脂、ABS樹脂等)においても、何れの系の
単一樹脂系のペン体に比較して易削性を示す。 更に、本発明では曲げ弾性率0.7×104Kg/cm2未
満で切削時の圧力で変形して、所望形状に尖成困
難な、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン
エラストマー、ポリエチレン樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニリデン樹脂、合
成ゴム系樹脂等の樹脂群(補助樹脂群と呼ぶ)か
ら選ばれる1種または2種以上を前記基体樹脂群
から選ばれる1種または2種以上に溶融ブレンド
した均質相溶材料で成形してなるペン体は、この
種補助樹脂群の単一樹脂系では奏することができ
ない易削性が得られる。 以下に幾つかの態様を例示して補足説明する。 (1) 硬質であり、易削性のペン体は、基体樹脂群
内から選ばれる2種以上の樹脂の組合せにより
得られ、補助樹脂群から選ばれる樹脂を更にブ
レンドすることにより易削性を損なうことなく
書味を変えることができる。 (2) 硬質であり、細字筆記に特性を有し、鉛筆削
り器等での良好な切削性を得るためには、曲げ
弾性率が概ね1.5×104Kg/cm2以上の範囲が好ま
しい。 (3) 硬質かつ耐摩耗性であり、易削性のペン体
は、基体樹脂群のポリアセタール樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等
を主体とし、これらの樹脂相互をブレンドする
か、必要に応じて補助樹脂群のポリエチレン樹
脂、ポリウレタンエラストマー、ポリエステル
エラストマー等を加える。この際、基体樹脂群
内でのブレンドにおいて、個々の樹脂が少なく
とも5重量%以上、望ましくは10重量%以上の
占有率の場合、易削効果が有効に発現される。 (4) スチロール系樹脂の硬質、剛性感を生かし、
この種樹脂単体の系より、耐摩耗性を更に向上
させると共に易削性を備えたペン体を得るため
には、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール樹
脂、ポリエチレン樹脂等の耐摩耗性の樹脂がブ
レンドされる。 (5) 比較的軟質で画材等に用い、切削により任意
形状に造形容易なペン体を得るためには、補助
樹脂群から選ばれる樹脂のブレンド比率を高め
る。(この際、曲げ弾性率0.7×104Kg/cm2以上
を満足させる範囲が好ましい。) 製造例 (1) 溶融ブレンド材料の調製 ブレンドに供される各樹脂の融点以上の温度
で均質に溶融ブレンドすることにより得られ
る。
【表】
上記の各樹脂を常温でブレンダーにより混合
した後、押出成形機に投入して約190℃で混練
押出し、連続棒状体となし、ペレタイザーでペ
レツト化した。 尚、前記配合例中の部は重量部を示す(以下
も同様である)。叉、ブレンドに供される樹脂
は、ペレツト状、粉末状等適宜のものが有効で
ある。
した後、押出成形機に投入して約190℃で混練
押出し、連続棒状体となし、ペレタイザーでペ
レツト化した。 尚、前記配合例中の部は重量部を示す(以下
も同様である)。叉、ブレンドに供される樹脂
は、ペレツト状、粉末状等適宜のものが有効で
ある。
【表】
上記各樹脂の溶融ブレンドされた材料を前記
調製例に準じて製造した。
調製例に準じて製造した。
【表】
*3 三菱モンサント化成(株)“タフレツクス
261”
*4 東洋紡績(株)“ペルプレンP150B”
上記配合の各樹脂の溶融ブレンドされた材料
を前記調製例に準じて製造した。(但し、混練
押出し温度約220℃)
261”
*4 東洋紡績(株)“ペルプレンP150B”
上記配合の各樹脂の溶融ブレンドされた材料
を前記調製例に準じて製造した。(但し、混練
押出し温度約220℃)
【表】
上記配合の溶融ブレンドされた材料を前記調
製例に準じて製造した。(但し、混練押出し温
度約240℃)
製例に準じて製造した。(但し、混練押出し温
度約240℃)
【表】
上記配合の溶融ブレンドされた材料を前記調
製例に準じて製造した。(但し、混練押出し温
度約240℃) (2) ペン体の製造例 前記溶融ブレンドされた材料(材料1群〜5
群)を用いて、特公昭49−2132号公報及び特公
昭53−27973号公報に記載した製造法(相互に
接近して配置した複数個の孔を設けたダイスか
ら溶融状態の熱可塑性樹脂を押出して複数本の
フイラメントを成形し、前記フイラメントの表
面が融着性を有する状態で前記フイラメントを
相互に接触、融着させると共に、接触、融着さ
せないでインキ導通路となる空間を軸線方向に
形成するペン体の製造方法)に準じて第1図、
第2図の断面形状の3mmφ及び7mmφのペン体
を得た。 性能試験方法及び試験結果 (1) 切削試料及び切削具 前記外径7mmφの成形体は、適宜長さに裁断
して切削試料に供し、3mmφの成形体について
は、これを外径7mmφの低発泡ABS樹脂の棒
体の中心にインサートして切削試料に供した。 切削具としては、市販の電動鉛筆削り器(ナ
シヨナルKP−56)及びナイフ(NTカツター
A−300)を用いた。尚、比較試料としては、
前記試料と同一外径かつ断面形状の、スチロー
ル樹脂、メタクリル樹脂、ポリアセタール樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリア
ミド系樹脂、の各単一樹脂によるペン体を製造
し、同様に加工して試料に供した。 (2) 試験結果 前記本発明の切削試料は、鉛筆削り器により
スムーズに尖成でき、ナイフによつても容易に
尖成できた。叉、ナイフにより先端部を削つて
多様な形状に造形することができた。これに対
し、比較試料は、何れも鉛筆削り器では切削抵
抗が大きすぎて、モーターが円滑に駆動せず、
尖成化されたペン体を得ることができなかつ
た。叉、ナイフでの切り込み性(浸入性)が悪
く、尖成化は極めて困難であり、叉、前記造形
加工も困難であつた。 発明の効果 本発明のペン体は、前記試験結果にみられるよ
うに諸種の切削具により容易に多様な形状に切削
可能であり、筆記尖端が摩耗により太幅に変化し
た際、尖成化して細字を持続して筆記できるし、
叉、イラスト、画材等のペン先として用いれば、
ユーザーが切削して目的に応じた多様な形状に造
形して実用に供することができる。叉、易削性に
加えて、異種樹脂が均質に溶融ブレンドされた材
料でペン体が形成されているので、単一樹脂系の
ペン体では奏し得ない、書味や摩耗性を備えた多
様なペン体を提供することができる。 本発明ペン体の具体的な適用例として、例えば
サインペンにおいて、首部筒を低発泡ABS樹脂、
低発泡ポリオレフイン樹脂等の易削性素材で形成
し、該首部筒に本発明のペン体をインサートして
組み立てた構成にすれば、筆記尖端が摩耗により
太幅に変化した際、鉛筆削り器やナイフ等の切削
具で筆記先端を簡便に元の尖つた状態に切削で
き、細書用サインペンとして実用性を満足させる
ことができる。
製例に準じて製造した。(但し、混練押出し温
度約240℃) (2) ペン体の製造例 前記溶融ブレンドされた材料(材料1群〜5
群)を用いて、特公昭49−2132号公報及び特公
昭53−27973号公報に記載した製造法(相互に
接近して配置した複数個の孔を設けたダイスか
ら溶融状態の熱可塑性樹脂を押出して複数本の
フイラメントを成形し、前記フイラメントの表
面が融着性を有する状態で前記フイラメントを
相互に接触、融着させると共に、接触、融着さ
せないでインキ導通路となる空間を軸線方向に
形成するペン体の製造方法)に準じて第1図、
第2図の断面形状の3mmφ及び7mmφのペン体
を得た。 性能試験方法及び試験結果 (1) 切削試料及び切削具 前記外径7mmφの成形体は、適宜長さに裁断
して切削試料に供し、3mmφの成形体について
は、これを外径7mmφの低発泡ABS樹脂の棒
体の中心にインサートして切削試料に供した。 切削具としては、市販の電動鉛筆削り器(ナ
シヨナルKP−56)及びナイフ(NTカツター
A−300)を用いた。尚、比較試料としては、
前記試料と同一外径かつ断面形状の、スチロー
ル樹脂、メタクリル樹脂、ポリアセタール樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリア
ミド系樹脂、の各単一樹脂によるペン体を製造
し、同様に加工して試料に供した。 (2) 試験結果 前記本発明の切削試料は、鉛筆削り器により
スムーズに尖成でき、ナイフによつても容易に
尖成できた。叉、ナイフにより先端部を削つて
多様な形状に造形することができた。これに対
し、比較試料は、何れも鉛筆削り器では切削抵
抗が大きすぎて、モーターが円滑に駆動せず、
尖成化されたペン体を得ることができなかつ
た。叉、ナイフでの切り込み性(浸入性)が悪
く、尖成化は極めて困難であり、叉、前記造形
加工も困難であつた。 発明の効果 本発明のペン体は、前記試験結果にみられるよ
うに諸種の切削具により容易に多様な形状に切削
可能であり、筆記尖端が摩耗により太幅に変化し
た際、尖成化して細字を持続して筆記できるし、
叉、イラスト、画材等のペン先として用いれば、
ユーザーが切削して目的に応じた多様な形状に造
形して実用に供することができる。叉、易削性に
加えて、異種樹脂が均質に溶融ブレンドされた材
料でペン体が形成されているので、単一樹脂系の
ペン体では奏し得ない、書味や摩耗性を備えた多
様なペン体を提供することができる。 本発明ペン体の具体的な適用例として、例えば
サインペンにおいて、首部筒を低発泡ABS樹脂、
低発泡ポリオレフイン樹脂等の易削性素材で形成
し、該首部筒に本発明のペン体をインサートして
組み立てた構成にすれば、筆記尖端が摩耗により
太幅に変化した際、鉛筆削り器やナイフ等の切削
具で筆記先端を簡便に元の尖つた状態に切削で
き、細書用サインペンとして実用性を満足させる
ことができる。
第1図及び第2図は本発明ペン体の具体例の各
断面図である。 1……ペン体、2……インキ導通路。
断面図である。 1……ペン体、2……インキ導通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂の押出成形により成形され、成
形体の内部軸線方向にインキ通路が貫設されたプ
ラスチツクペン体において、化学構造が異なる二
種以上の熱可塑性樹脂が均質に溶融ブレンドされ
た、曲げ弾性率が0.7×104Kg/cm2以上、ロツクウ
エル硬度がR130以下の均質相溶材料で成形され
ており、前記材料全重量中における各熱可塑性樹
脂の占める割合が少なくとも5重量%であること
を特徴とする易削性プラスチツクペン体。 2 スチロール系樹脂及びその共重合体樹脂、塩
化ビニル樹脂及びその共重合体樹脂、ノニル樹
脂、メタクリル樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリア
セタール樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド系樹脂、
弗化ビニリデン樹脂、セルローズ系樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂の樹脂群から選ばれる2種以上を均
質に溶融ブレンドするか、前記樹脂群から選ばれ
る1種または2種以上の樹脂に、ポリエステルエ
ラストマー、ポリウレタンエラストマー、ポリエ
チレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂、塩化ビニリデン樹脂、合成ゴム系樹脂の樹脂
群から選ばれる1種または2種以上が均質に溶融
ブレンドされた均質相溶材料で成形されてなる特
許請求の範囲第1項記載の易削性プラスチツクペ
ン体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16050979A JPS5682294A (en) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | Plastic pen body which can easily be shaven |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16050979A JPS5682294A (en) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | Plastic pen body which can easily be shaven |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5682294A JPS5682294A (en) | 1981-07-04 |
| JPH0117877B2 true JPH0117877B2 (ja) | 1989-04-03 |
Family
ID=15716479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16050979A Granted JPS5682294A (en) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | Plastic pen body which can easily be shaven |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5682294A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4968756A (en) * | 1989-09-05 | 1990-11-06 | The Dow Chemical Company | Blends of carbonate polymer polyacetal and compatibilizer |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929691A (ja) * | 1972-07-11 | 1974-03-16 | ||
| JPS5327973A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-15 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Continous transport system |
-
1979
- 1979-12-11 JP JP16050979A patent/JPS5682294A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5682294A (en) | 1981-07-04 |
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