JPH0118114B2 - - Google Patents
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- JPH0118114B2 JPH0118114B2 JP59244582A JP24458284A JPH0118114B2 JP H0118114 B2 JPH0118114 B2 JP H0118114B2 JP 59244582 A JP59244582 A JP 59244582A JP 24458284 A JP24458284 A JP 24458284A JP H0118114 B2 JPH0118114 B2 JP H0118114B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- yarn
- sheet according
- melt adhesive
- adhesive layer
- Prior art date
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明のシートは、通風シート、例えば農林土
木建築用通風性シートの補修用に用いられるもの
である。
木建築用通風性シートの補修用に用いられるもの
である。
従来の技術
従来通風性のある農林土木建築用シートとし
て、防風ネツトや養生ネツトなどが知られてお
り、例えば、熱縫合可能な通風性シートとして
は、特開昭58―57934号、特開昭58―179640号或
は特開昭58―180666号などに開示されている。こ
れらの通風性シートは、通風性が良好で取扱いが
容易であり、風圧による事故が少いなどの長所が
知られている。しかし、これらの通風シートは、
粗目であるため裂断などを生じた場合、これを補
修することが困難であり、好ましい補修用シート
の提供が強く望まれていた。
て、防風ネツトや養生ネツトなどが知られてお
り、例えば、熱縫合可能な通風性シートとして
は、特開昭58―57934号、特開昭58―179640号或
は特開昭58―180666号などに開示されている。こ
れらの通風性シートは、通風性が良好で取扱いが
容易であり、風圧による事故が少いなどの長所が
知られている。しかし、これらの通風シートは、
粗目であるため裂断などを生じた場合、これを補
修することが困難であり、好ましい補修用シート
の提供が強く望まれていた。
一方防水重布の補修用防水シートとしては、編
織物を基布として含み、その少くとも1面に防水
剤処理を施し、かつ1面に粘着剤層を形成した補
修用布帛が開発されていた。
織物を基布として含み、その少くとも1面に防水
剤処理を施し、かつ1面に粘着剤層を形成した補
修用布帛が開発されていた。
例えば実公昭55―9621号には、防水生地布の裏
面に厚い粘着剤層を形成し、この粘着剤層上にハ
トロン紙又はパラフイン紙などの離型紙を付着さ
せた帆布、シート等の補修用防水布が開示されて
いる。
面に厚い粘着剤層を形成し、この粘着剤層上にハ
トロン紙又はパラフイン紙などの離型紙を付着さ
せた帆布、シート等の補修用防水布が開示されて
いる。
また、実開昭56―108528号には合成繊維基布の
表裏両面上に軟質樹脂防水層を形成し、その裏面
に粘着剤を厚く塗布し、この粘着剤層上にハトロ
ン紙又はパラフイン紙、又は樹脂製セパレーター
を付着した、帆布・シート等の補修用防水布が開
示されている。
表裏両面上に軟質樹脂防水層を形成し、その裏面
に粘着剤を厚く塗布し、この粘着剤層上にハトロ
ン紙又はパラフイン紙、又は樹脂製セパレーター
を付着した、帆布・シート等の補修用防水布が開
示されている。
上記のような、補修用防水布は、それを貯蔵・
保管するとき、粘着剤層の粘着を防止するために
離型紙などのセパレーターを用いる必要があつ
た。この離型紙は、もともと、補修には不要なも
のである。更に、離型紙の使用は補修用防水布の
コストを引き上げ、かつその厚さや重さを大きく
して貯蔵や取り扱い上の不便を生じていた。
保管するとき、粘着剤層の粘着を防止するために
離型紙などのセパレーターを用いる必要があつ
た。この離型紙は、もともと、補修には不要なも
のである。更に、離型紙の使用は補修用防水布の
コストを引き上げ、かつその厚さや重さを大きく
して貯蔵や取り扱い上の不便を生じていた。
また、上記のような従来の補修用防水布を用い
るとき、補修操作の前に、先ず補修用防水布から
離型紙又はセパレーターを引き剥がす操作が必要
であり、かつ引き剥がされた離型紙又はセパレー
ターを棄却又は焼却するなどの処理も必要である
という不便があつた。
るとき、補修操作の前に、先ず補修用防水布から
離型紙又はセパレーターを引き剥がす操作が必要
であり、かつ引き剥がされた離型紙又はセパレー
ターを棄却又は焼却するなどの処理も必要である
という不便があつた。
上述のような粘着剤層を有する補修用シートを
用いて通風性シートの補修を行う場合、補修用シ
ートにかゝつた荷重によつてシートにクリープを
生じやすく、接着強度が不十分な場合もあつた。
用いて通風性シートの補修を行う場合、補修用シ
ートにかゝつた荷重によつてシートにクリープを
生じやすく、接着強度が不十分な場合もあつた。
発明が解決しようとする問題点
粗目の通風シートを容易に補修することのでき
る補修用シートを提供する。
る補修用シートを提供する。
問題点を解決するための手段および作用
上記問題点は、本発明の補修用シート、すなわ
ち、少くとも、それぞれ互に糸間間隙をおいて平
行に配列された経糸と、緯糸とを含む糸条により
構成された粗目織物状基布を含む粗目シートと、
この粗目シートの片面上に形成されたホツトメル
ト型接着剤層とからなり、前記粗目シート中の糸
条が、この糸条の融点又は熱分解温度よりも低い
融点を有する熱可塑性重合体の層により被覆さ
れ、かつ、これらの糸条の互に直接接触し交差す
る部分が、前記重合体の層により被覆されかつ結
着されており、前記糸条と前記重合体被覆層とか
らなる複合糸条が、前記粗目シートの平面に平行
に偏平な断面形状を有することを特徴とする通風
性シート補修用シートにより解決される。
ち、少くとも、それぞれ互に糸間間隙をおいて平
行に配列された経糸と、緯糸とを含む糸条により
構成された粗目織物状基布を含む粗目シートと、
この粗目シートの片面上に形成されたホツトメル
ト型接着剤層とからなり、前記粗目シート中の糸
条が、この糸条の融点又は熱分解温度よりも低い
融点を有する熱可塑性重合体の層により被覆さ
れ、かつ、これらの糸条の互に直接接触し交差す
る部分が、前記重合体の層により被覆されかつ結
着されており、前記糸条と前記重合体被覆層とか
らなる複合糸条が、前記粗目シートの平面に平行
に偏平な断面形状を有することを特徴とする通風
性シート補修用シートにより解決される。
粗目シートの平面に平行な偏平断面形状を有し
ている複合糸条は、補修用シートの接着有効面積
を大きくし、強力な補修接着を可能とする。
ている複合糸条は、補修用シートの接着有効面積
を大きくし、強力な補修接着を可能とする。
本発明の補修用シートは粗目であるため、補修
された通風性シートは、その通風性を維持するこ
とができる。
された通風性シートは、その通風性を維持するこ
とができる。
本発明の補修用シートは、第1図に説明的に示
されているように、多数の糸条21aと、それを
被覆している重合体被覆層21bとからなる粗目
シート21と、その糸条の片面上に形成されたホ
ツトメルト型接着剤層22とからなる補修シート
23からなるものである。
されているように、多数の糸条21aと、それを
被覆している重合体被覆層21bとからなる粗目
シート21と、その糸条の片面上に形成されたホ
ツトメルト型接着剤層22とからなる補修シート
23からなるものである。
本発明の補修用シートに用いられる粗目織物状
基布を構成している糸条には格別の限定はない
が、例えば融点を示さないセルロース繊維、例え
ば、木綿、麻、レーヨン、およびキユプラ、高融
点の無機繊維、例えば、ガラス繊維、および金属
繊維、比較的高い融点を有する合成繊維、例えば
ポリエステル繊維、およびポリアミド繊維、或い
は、融点を示さない合成繊維、例えばビニロン
(水不溶性化されたポリビニルアルコール)繊維
など、或いはこれらの2種以上の混用物からなる
ものなどが用いられる。糸条の形状には、格別の
限定はなく、紡績糸、モノフイラメントヤーン、
マルチフイラメントヤーン、スプリツトヤーン、
テープヤーンなどのいずれであつてもよい。
基布を構成している糸条には格別の限定はない
が、例えば融点を示さないセルロース繊維、例え
ば、木綿、麻、レーヨン、およびキユプラ、高融
点の無機繊維、例えば、ガラス繊維、および金属
繊維、比較的高い融点を有する合成繊維、例えば
ポリエステル繊維、およびポリアミド繊維、或い
は、融点を示さない合成繊維、例えばビニロン
(水不溶性化されたポリビニルアルコール)繊維
など、或いはこれらの2種以上の混用物からなる
ものなどが用いられる。糸条の形状には、格別の
限定はなく、紡績糸、モノフイラメントヤーン、
マルチフイラメントヤーン、スプリツトヤーン、
テープヤーンなどのいずれであつてもよい。
これらの糸条のなかに、本発明に有用な基布の
経糸および緯糸としては、100〜5000デニールの
ポリエチレンテレフタレートマルチフイラメント
ヤーン(融点=約260℃)およびビニロンマルチ
フイラメントヤーン(約220〜230℃で熱分解)が
すぐれた強度を有していて最も好ましい。
経糸および緯糸としては、100〜5000デニールの
ポリエチレンテレフタレートマルチフイラメント
ヤーン(融点=約260℃)およびビニロンマルチ
フイラメントヤーン(約220〜230℃で熱分解)が
すぐれた強度を有していて最も好ましい。
本発明の基布に用いられる織物状布帛の組織に
も、格別の限定はないけれども、例えば、第2A
図に示されているような経糸1と緯糸2とからな
る平織、第2B図に示されているような緯糸3を
2本の経糸4aおよび4bでからみながら連結し
ている、もじり織、或は、第3図に示されている
ように、互に平行な緯糸5からなる層の上に互に
平行な経糸6の層が、経糸の方向と緯糸の方向と
が直交するように重ね合わされておりこれら経糸
6と緯糸5とがからみ糸7により結びつけられて
いる、からみ織などが好ましい。
も、格別の限定はないけれども、例えば、第2A
図に示されているような経糸1と緯糸2とからな
る平織、第2B図に示されているような緯糸3を
2本の経糸4aおよび4bでからみながら連結し
ている、もじり織、或は、第3図に示されている
ように、互に平行な緯糸5からなる層の上に互に
平行な経糸6の層が、経糸の方向と緯糸の方向と
が直交するように重ね合わされておりこれら経糸
6と緯糸5とがからみ糸7により結びつけられて
いる、からみ織などが好ましい。
本発明に用いられる基布は粗目のものであつ
て、経糸および緯糸は、それぞれ平行に隣り合つ
ている糸条との間に、約0.5〜約15mmの間隙を形
成していることが好ましく、この糸条間間隙は
1.0〜10mmであることが更に好ましい。
て、経糸および緯糸は、それぞれ平行に隣り合つ
ている糸条との間に、約0.5〜約15mmの間隙を形
成していることが好ましく、この糸条間間隙は
1.0〜10mmであることが更に好ましい。
すなわち、経糸および緯糸の間に形成される間
隙空間の面積は約0.25〜225mm2であることが好ま
しく、1〜100mm2であることが更に好ましい。
隙空間の面積は約0.25〜225mm2であることが好ま
しく、1〜100mm2であることが更に好ましい。
一般に、本発明に用いられる基布は40〜500
g/m2の目付を有することが好ましい。
g/m2の目付を有することが好ましい。
粗目シートを構成する基布は、熱可塑性重合体
により被覆されている。
により被覆されている。
本発明に用いられる基布を構成する糸条は、こ
の糸条の融点又は熱分解温度よりも低い、好まし
くは少くとも5℃低い、より好ましくは10ないし
20℃低い、融点を有する重合体被覆層により被覆
され、かつこれら糸条は、それらの交差点におい
て直接接触交差し、かつ前記重合体被覆層によつ
て互に包み込まれて一体的に接着されている複合
糸条である。重合体被覆層の融点と、糸条の融点
又は熱分解温度との差が5℃よりも小さいときは
加熱押圧工程、高周波又は熱縫合などの際に糸条
の収縮、熔融、劣化等を惹起することがある。
の糸条の融点又は熱分解温度よりも低い、好まし
くは少くとも5℃低い、より好ましくは10ないし
20℃低い、融点を有する重合体被覆層により被覆
され、かつこれら糸条は、それらの交差点におい
て直接接触交差し、かつ前記重合体被覆層によつ
て互に包み込まれて一体的に接着されている複合
糸条である。重合体被覆層の融点と、糸条の融点
又は熱分解温度との差が5℃よりも小さいときは
加熱押圧工程、高周波又は熱縫合などの際に糸条
の収縮、熔融、劣化等を惹起することがある。
上記重合体としては一般に100〜250℃の融点を
有する熱可塑性重合体、例えばポリ塩化ビニル、
ポリウレタン又はエチレン―酢酸ビニル共重合体
などが用いられる。
有する熱可塑性重合体、例えばポリ塩化ビニル、
ポリウレタン又はエチレン―酢酸ビニル共重合体
などが用いられる。
前記糸条は、粗目シートの平面に平行に偏平な
断面形状を有していることが好ましい。この偏平
な断面形状は、例えば重合体被覆層により被覆さ
れた糸条からなる粗目シートに加熱プレスを施す
ことによつて得られるが、糸条は、この高温加熱
プレスにより劣化しないものであることが望まし
い。
断面形状を有していることが好ましい。この偏平
な断面形状は、例えば重合体被覆層により被覆さ
れた糸条からなる粗目シートに加熱プレスを施す
ことによつて得られるが、糸条は、この高温加熱
プレスにより劣化しないものであることが望まし
い。
重合体被覆層の重量は、それが熱縫合又は高周
波縫合に十分な量である限り格別の限定はないが
一般に基布重量に対し20%以上であることが好ま
しく、70〜200%であることが更に好ましい。本
発明の通風性シートが、発泡重合体被覆層を含
み、かつ加熱又は高周波縫合を適用することのな
い場合、重合体被覆層の重量は、基布重量に対し
て20〜30%程度であつてもよい。
波縫合に十分な量である限り格別の限定はないが
一般に基布重量に対し20%以上であることが好ま
しく、70〜200%であることが更に好ましい。本
発明の通風性シートが、発泡重合体被覆層を含
み、かつ加熱又は高周波縫合を適用することのな
い場合、重合体被覆層の重量は、基布重量に対し
て20〜30%程度であつてもよい。
上述のような重合体被覆層を形成するには、基
布を、重合体を含有する溶液又はエマルジヨン中
に浸漬し、これを所望の程度に絞り、乾燥し、必
要に応じ、熱処理すればよい。重合体溶液又はエ
マルジヨンを基布に含浸させるには、上記の他
に、スプレー法、コーテイング法、或は、ブラシ
ング法などを用いてもよい。また、上記重合体溶
液又はエマルジヨンは、当該重合体以外に、難燃
化剤(例えば三酸化アンチモニー)、着色顔料、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、その他の添
加剤を含んでいてもよい。
布を、重合体を含有する溶液又はエマルジヨン中
に浸漬し、これを所望の程度に絞り、乾燥し、必
要に応じ、熱処理すればよい。重合体溶液又はエ
マルジヨンを基布に含浸させるには、上記の他
に、スプレー法、コーテイング法、或は、ブラシ
ング法などを用いてもよい。また、上記重合体溶
液又はエマルジヨンは、当該重合体以外に、難燃
化剤(例えば三酸化アンチモニー)、着色顔料、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、その他の添
加剤を含んでいてもよい。
本発明の補修用シートにおいて、第4図および
第5図に示されているように、互に交差する複合
糸条1Aおよび2Aは、それぞれ糸条1および2
を被覆する重合体被覆層1aを有し、かつシート
平面に平行な方向に偏平化された断面形状を有し
ている。このように重合体層被覆複合糸条を偏平
化するには、前記の含浸・絞りを含む工程により
重合体被覆層を糸条上に形成したのみでも得られ
るが、その後、得られた重合体被覆シートにプレ
スエンボス又はカレンダーなどの押圧処理を施せ
ば更によい。前記押圧処理は、平面プレス機又は
プレス(カレンダー)ロールを用いて行うことが
できる。押圧処理とともにシートに加熱を施して
もよい。このような加熱のために、プレス機又は
プレスロールの前に加熱装置を配置するか、或は
プレス板、又はプレスロールに加熱装置を組み込
んでもよい。このとき、加熱温度およびプレス圧
力は被覆に用いられる重合体、および糸条を構成
する物質の種類および所望の偏平化の程度などに
よつて異るが、プレスロールを用いる場合、一般
に20〜150℃、好ましくは50〜130℃の温度および
0.1〜50Kg/cm、好ましくは1.0〜20Kg/cmの範囲
内にあることが好ましい。勿論、加熱を伴わない
常温押圧もしばしば実用されている。
第5図に示されているように、互に交差する複合
糸条1Aおよび2Aは、それぞれ糸条1および2
を被覆する重合体被覆層1aを有し、かつシート
平面に平行な方向に偏平化された断面形状を有し
ている。このように重合体層被覆複合糸条を偏平
化するには、前記の含浸・絞りを含む工程により
重合体被覆層を糸条上に形成したのみでも得られ
るが、その後、得られた重合体被覆シートにプレ
スエンボス又はカレンダーなどの押圧処理を施せ
ば更によい。前記押圧処理は、平面プレス機又は
プレス(カレンダー)ロールを用いて行うことが
できる。押圧処理とともにシートに加熱を施して
もよい。このような加熱のために、プレス機又は
プレスロールの前に加熱装置を配置するか、或は
プレス板、又はプレスロールに加熱装置を組み込
んでもよい。このとき、加熱温度およびプレス圧
力は被覆に用いられる重合体、および糸条を構成
する物質の種類および所望の偏平化の程度などに
よつて異るが、プレスロールを用いる場合、一般
に20〜150℃、好ましくは50〜130℃の温度および
0.1〜50Kg/cm、好ましくは1.0〜20Kg/cmの範囲
内にあることが好ましい。勿論、加熱を伴わない
常温押圧もしばしば実用されている。
本発明の補修用シート上に形成される重合体被
覆層は発泡重合体よりなる多孔質層であつてもよ
い。その場合、気泡は連通していても独立でも又
両者の混合であつてもよい。このような多孔質重
合体被覆層は通風性シートを軽量化し、柔軟屈曲
性を高め、重厚感を与えることができるだけでな
く、押圧処理による糸条の偏平化も容易になる。
従つて同一重量の重合体を糸条に被覆した場合、
被覆された糸条の見掛け太さは著るしく大きくな
る。
覆層は発泡重合体よりなる多孔質層であつてもよ
い。その場合、気泡は連通していても独立でも又
両者の混合であつてもよい。このような多孔質重
合体被覆層は通風性シートを軽量化し、柔軟屈曲
性を高め、重厚感を与えることができるだけでな
く、押圧処理による糸条の偏平化も容易になる。
従つて同一重量の重合体を糸条に被覆した場合、
被覆された糸条の見掛け太さは著るしく大きくな
る。
偏平な断面を有する糸条は、2本以上の糸を引
揃えたものであつてもよく、更にそれに重合体被
覆層を形成したものであつてもよい。
揃えたものであつてもよく、更にそれに重合体被
覆層を形成したものであつてもよい。
糸条の偏平化の程度は、所望に応じ任意に設定
することができる。第6図において、複合糸条2
Aの偏平断面形状において、そのシート平面に平
行な方向における長さ(l1)と、シート平面に直
角な方向における長さ(l2)との比が1.3:1〜
7:1の範囲内にあることが好ましく、この範囲
内でl1:l2≧2:1以上であることが更に好まし
い。
することができる。第6図において、複合糸条2
Aの偏平断面形状において、そのシート平面に平
行な方向における長さ(l1)と、シート平面に直
角な方向における長さ(l2)との比が1.3:1〜
7:1の範囲内にあることが好ましく、この範囲
内でl1:l2≧2:1以上であることが更に好まし
い。
上記のように、糸条が偏平な断面形状を有して
いる場合、本発明の補修用シートは適度の柔軟性
と屈曲性、および増大した被覆性と減少した嵩高
性とを有し、かつ、重合体被覆が施されている場
合は、糸条の交差点における接着強度が高く、従
つて取扱いが容易であり、しかも糸条相互のスリ
ツプがなく、実用上十分な強度と耐久性を有して
いる。
いる場合、本発明の補修用シートは適度の柔軟性
と屈曲性、および増大した被覆性と減少した嵩高
性とを有し、かつ、重合体被覆が施されている場
合は、糸条の交差点における接着強度が高く、従
つて取扱いが容易であり、しかも糸条相互のスリ
ツプがなく、実用上十分な強度と耐久性を有して
いる。
上述のように、偏平断面形状を有する重合体層
被覆複合糸条を得るためには、基布の糸条がその
断面形状を容易に変形して偏平化しやすいもので
あることが望ましい。従つて、糸条としては比較
的撚り数の小さな所謂甘撚糸が好ましいが、必ず
しもこれに限定されるものではない。無撚フイラ
メント糸も使用可能であるが、これは取扱いが容
易でなく、また製織も難かしいのであまり好まし
くはない。
被覆複合糸条を得るためには、基布の糸条がその
断面形状を容易に変形して偏平化しやすいもので
あることが望ましい。従つて、糸条としては比較
的撚り数の小さな所謂甘撚糸が好ましいが、必ず
しもこれに限定されるものではない。無撚フイラ
メント糸も使用可能であるが、これは取扱いが容
易でなく、また製織も難かしいのであまり好まし
くはない。
いずれにせよ、基布内糸条を被覆している熱可
塑性重合体を変形固定化し、それによつて複合糸
条を偏平化しこの形状に固定化することが好まし
い。
塑性重合体を変形固定化し、それによつて複合糸
条を偏平化しこの形状に固定化することが好まし
い。
重合体被覆された又はされていないシートに押
圧処理を施すとき、プレス押圧面又はカレンダー
ロール周面は、平滑なものであつてもよいし、或
は所望の規則的又は不規則な微細な凹凸を有する
ものであつてもよい。前者の場合、得られる補修
用シートの各複合糸条の重合体被覆層の表面は平
滑であり、後者の場合、各複合糸条の重合体被覆
層の表面に所望形状、模様の微細凹凸が形成され
る。補修用シートの片面のみが平滑で他面に微細
凹凸が形成されていてもよいし、両面に形成され
た微細凹凸の形状、模様が互に異なつていてもよ
い。上記の微細凹凸を糸条に賦与することによつ
て単に美観や光沢を適度に調節するのみならず、
補修用シートの屈曲を容易にし、補修用シートの
柔軟性および取扱い性を助長することができる。
上記のような目的による微細凹凸賦与は、通気性
シート補修用シートの分野では全く新規なことで
あり、そのホツトメルト型接着剤層の接着性を向
上させる効果がある。
圧処理を施すとき、プレス押圧面又はカレンダー
ロール周面は、平滑なものであつてもよいし、或
は所望の規則的又は不規則な微細な凹凸を有する
ものであつてもよい。前者の場合、得られる補修
用シートの各複合糸条の重合体被覆層の表面は平
滑であり、後者の場合、各複合糸条の重合体被覆
層の表面に所望形状、模様の微細凹凸が形成され
る。補修用シートの片面のみが平滑で他面に微細
凹凸が形成されていてもよいし、両面に形成され
た微細凹凸の形状、模様が互に異なつていてもよ
い。上記の微細凹凸を糸条に賦与することによつ
て単に美観や光沢を適度に調節するのみならず、
補修用シートの屈曲を容易にし、補修用シートの
柔軟性および取扱い性を助長することができる。
上記のような目的による微細凹凸賦与は、通気性
シート補修用シートの分野では全く新規なことで
あり、そのホツトメルト型接着剤層の接着性を向
上させる効果がある。
本発明の補修用シートは、適当な通気性と陰蔽
性とを有し、構成糸条のほつれや目寄りがなく、
柔軟屈曲性が適度で嵩高性が低いため取扱いが容
易である。
性とを有し、構成糸条のほつれや目寄りがなく、
柔軟屈曲性が適度で嵩高性が低いため取扱いが容
易である。
本発明の補修用シートにおいて、粗目シートの
糸条の片面上にホツトメルト型(熱融着型)接着
剤層が形成されている。このようなホツトメルト
型接着剤としてはカルボン酸、或はシラン化合物
などの変性剤により、有機過酸化物の存在におい
て、或は、その他の方法で変性され、接着性を賦
与されたポリオレフイン系ポリマー、例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン、およびエチレン―酢
酸ビニル共重合体など、並びにポリビニルアセタ
ール、アクリル樹脂、セルロース系重合体、ポリ
アミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリフロロエチ
レンプロピレン共重合体、およびアルキツド系樹
脂などから選ばれた少くとも1員を含むものであ
つてもよい。
糸条の片面上にホツトメルト型(熱融着型)接着
剤層が形成されている。このようなホツトメルト
型接着剤としてはカルボン酸、或はシラン化合物
などの変性剤により、有機過酸化物の存在におい
て、或は、その他の方法で変性され、接着性を賦
与されたポリオレフイン系ポリマー、例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン、およびエチレン―酢
酸ビニル共重合体など、並びにポリビニルアセタ
ール、アクリル樹脂、セルロース系重合体、ポリ
アミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリフロロエチ
レンプロピレン共重合体、およびアルキツド系樹
脂などから選ばれた少くとも1員を含むものであ
つてもよい。
ホツトメツト型接着剤層は、粗目シートの構成
繊維およびその重合体被覆層が溶融、分解或は変
質する温度より低い温度で溶融し接着活性を発現
することのできるものであることが必要である。
更に実用的見地から一般に本発明に使用するホツ
トメルト型接着剤は70℃〜200℃の範囲内の融点
を有することが好ましく、75〜160℃の範囲内の
融点を有することが更に好ましい。接着作業性を
勘案すれば本発明に使用するホツトメルト型接着
剤は、75〜130℃の範囲内の融点を有するもので
あることがより一層好ましい。
繊維およびその重合体被覆層が溶融、分解或は変
質する温度より低い温度で溶融し接着活性を発現
することのできるものであることが必要である。
更に実用的見地から一般に本発明に使用するホツ
トメルト型接着剤は70℃〜200℃の範囲内の融点
を有することが好ましく、75〜160℃の範囲内の
融点を有することが更に好ましい。接着作業性を
勘案すれば本発明に使用するホツトメルト型接着
剤は、75〜130℃の範囲内の融点を有するもので
あることがより一層好ましい。
ホツトメルト型接着剤層は、透明体であること
が好ましく、これにより粗目シートの模様をその
まま浮き出させることができる。しかしホツトメ
ルト型接着剤層が所望の色に着色されていてもよ
い。着色されている場合でも、ホツトメルト型接
着剤層が透明であることが好ましい。
が好ましく、これにより粗目シートの模様をその
まま浮き出させることができる。しかしホツトメ
ルト型接着剤層が所望の色に着色されていてもよ
い。着色されている場合でも、ホツトメルト型接
着剤層が透明であることが好ましい。
ホツトメルト型接着剤層は、粗目シートの糸条
の片面上のみに形成されていてもよい。このよう
なホツトメルト型接着剤層を形成するには皮膜形
成性の小さな接着剤溶液を粗目シートの片面に塗
布し、乾燥すればよい。
の片面上のみに形成されていてもよい。このよう
なホツトメルト型接着剤層を形成するには皮膜形
成性の小さな接着剤溶液を粗目シートの片面に塗
布し、乾燥すればよい。
また、ホツトメルト型接着剤層は、粗目シート
の糸条の片面上を被覆し、かつ、糸条間隙に向つ
て伸び出ていてもよい。
の糸条の片面上を被覆し、かつ、糸条間隙に向つ
て伸び出ていてもよい。
第7図において、粗目シートの糸条1Aおよび
2Aの裏側には、ホツトメルト型接着剤層が形成
され、このホツトメルト型接着剤層の一部は糸条
間隙に向つて伸び出ていて伸び出し部11を形成
している。この伸び出し部11は、第7図におい
ては、糸条間隙の中央部分に空隙部分12を形成
している。
2Aの裏側には、ホツトメルト型接着剤層が形成
され、このホツトメルト型接着剤層の一部は糸条
間隙に向つて伸び出ていて伸び出し部11を形成
している。この伸び出し部11は、第7図におい
ては、糸条間隙の中央部分に空隙部分12を形成
している。
このような形状のホツトメルト型接着剤層を形
成するには比較的皮膜形成性の高い接着剤溶液を
粗目シートの片面にロール塗布して糸条間隙をカ
バーする皮膜を形成させ、次に乾燥する。すると
糸条間隙をカバーしている接着剤溶液の膜は収縮
し、中央に空隙を形成し固化する。
成するには比較的皮膜形成性の高い接着剤溶液を
粗目シートの片面にロール塗布して糸条間隙をカ
バーする皮膜を形成させ、次に乾燥する。すると
糸条間隙をカバーしている接着剤溶液の膜は収縮
し、中央に空隙を形成し固化する。
第8図に示された態様においては、糸条間隙に
向つて伸び出したホツトメルト型接着剤層13
は、糸条間隙を完全に閉塞している。このような
形状の接着剤層を形成するには予じめホツトメル
ト型接着剤のフイルムを形成し、これを粗目シー
トに、適宜の方法、例えば接着剤を用い、或は融
着法により接着すればよい。
向つて伸び出したホツトメルト型接着剤層13
は、糸条間隙を完全に閉塞している。このような
形状の接着剤層を形成するには予じめホツトメル
ト型接着剤のフイルムを形成し、これを粗目シー
トに、適宜の方法、例えば接着剤を用い、或は融
着法により接着すればよい。
第8図に示されたホツトメルト型接着剤層は、
最も大きな有効接着面積を有するため、補修用シ
ートの強力な接着を得るためには好ましいが、補
修部の通気性が損われるという欠点があり、補修
部の通気性を維持する必要があるときには、接着
後に、ホツトメルト型接着剤層の糸条間隙を閉塞
している部分に孔をあける必要がある。また上記
ホツトメルト型接着剤フイルムに予じめ多数の透
孔を設けておいてもよい。この場合、透孔の面積
は0.25〜22.5mm2であることが好ましく、透孔の合
計面積のフイルム面積に対する比は10〜90%であ
ることが好ましい。
最も大きな有効接着面積を有するため、補修用シ
ートの強力な接着を得るためには好ましいが、補
修部の通気性が損われるという欠点があり、補修
部の通気性を維持する必要があるときには、接着
後に、ホツトメルト型接着剤層の糸条間隙を閉塞
している部分に孔をあける必要がある。また上記
ホツトメルト型接着剤フイルムに予じめ多数の透
孔を設けておいてもよい。この場合、透孔の面積
は0.25〜22.5mm2であることが好ましく、透孔の合
計面積のフイルム面積に対する比は10〜90%であ
ることが好ましい。
本発明の補修用シートで通風性シートを補修す
るには、当該通風性シートの破損部分の片面、又
は両面に、所要の大きさに切断した補修用シート
片を、その接着剤層面が通風性シートに接するよ
うにして重ね合わせ、この重合部を適宜の加熱手
段、例えばアイロン、或は加熱圧接機により加熱
しながら加圧する。このとき補修用シートの基布
が粗目シートであるため熱の伝達が速かに行われ
接着剤層は容易に所要融着温度に到達し、接着を
完了することができる。
るには、当該通風性シートの破損部分の片面、又
は両面に、所要の大きさに切断した補修用シート
片を、その接着剤層面が通風性シートに接するよ
うにして重ね合わせ、この重合部を適宜の加熱手
段、例えばアイロン、或は加熱圧接機により加熱
しながら加圧する。このとき補修用シートの基布
が粗目シートであるため熱の伝達が速かに行われ
接着剤層は容易に所要融着温度に到達し、接着を
完了することができる。
実施例
以下、本発明を実施例により更に詳しく説明す
る。
る。
実施例 1
ポリエステルマルチフイラメントヤーンを経緯
に使用して、第2B図に示す如き組織のもじり織
を作成した。その組織は下記の通りであり、糸条
間間隙の大きさは平均3.5mm×3.5mmであつた。
に使用して、第2B図に示す如き組織のもじり織
を作成した。その組織は下記の通りであり、糸条
間間隙の大きさは平均3.5mm×3.5mmであつた。
500デニール/2×500デニール2/5×5(本/25
.4mm) この基布シートを、下記組成: PVC 100重量部 DOP(可塑剤) 80 〃 安定剤 1 〃 三酸化アンチモン(防炎剤) 30 〃 顔料(グリーン) 2 〃 トリクレン 25 〃 の重合体組成物処理液に浸漬し、一対のロール間
で絞り、180℃で乾燥してゲル化させ、十分に重
合体をシートに付着せしめた。その結果、シート
に対し100重量%の重合体組成物が付着したもの
が得られた。
.4mm) この基布シートを、下記組成: PVC 100重量部 DOP(可塑剤) 80 〃 安定剤 1 〃 三酸化アンチモン(防炎剤) 30 〃 顔料(グリーン) 2 〃 トリクレン 25 〃 の重合体組成物処理液に浸漬し、一対のロール間
で絞り、180℃で乾燥してゲル化させ、十分に重
合体をシートに付着せしめた。その結果、シート
に対し100重量%の重合体組成物が付着したもの
が得られた。
上記絞り処理により、得られた複合糸条は、か
なり偏平化されていたが、これに更に、上記重合
体被覆シートが60℃以上の温度を保有している間
に、上下1対の冷加圧ロールを有する平滑カレン
ダーで10Kg/cmの圧力で上記シートに押圧処理を
施した。得られたシート中の複合糸条における比
l1:l2は、約4:1であり、嵩高性が少く、屈曲
性に富み取扱いの容易なものであつた。
なり偏平化されていたが、これに更に、上記重合
体被覆シートが60℃以上の温度を保有している間
に、上下1対の冷加圧ロールを有する平滑カレン
ダーで10Kg/cmの圧力で上記シートに押圧処理を
施した。得られたシート中の複合糸条における比
l1:l2は、約4:1であり、嵩高性が少く、屈曲
性に富み取扱いの容易なものであつた。
上記粗目シートの一面上にポリエスターSP―
170(ポリエステル系ホツトメルト型接着剤、mp
=83℃、溶液タイプ、日本合成化学製)をロール
塗布し、乾燥して厚さ約30ミクロンのホツトメル
ト型接着剤層(一部分は糸条間隙に伸び出てい
た)を形成した。得られた補修用シートを巾30cm
に切断し、それぞれをロール状に巻き取つた。
170(ポリエステル系ホツトメルト型接着剤、mp
=83℃、溶液タイプ、日本合成化学製)をロール
塗布し、乾燥して厚さ約30ミクロンのホツトメル
ト型接着剤層(一部分は糸条間隙に伸び出てい
た)を形成した。得られた補修用シートを巾30cm
に切断し、それぞれをロール状に巻き取つた。
ポリエステルフイラメントからなる通風性養生
ネツトの長さ約20cmの裂け目を補修するために上
記補修用シートを30cmの長さに切断し、これを二
枚用意し、ネツトの裂け目を中央にはさみネツト
の両面に重ね合わせて160℃のアイロンで十分に
押圧した。これによつて裂け目は、通気性を保ち
ながら強固に補修された。
ネツトの長さ約20cmの裂け目を補修するために上
記補修用シートを30cmの長さに切断し、これを二
枚用意し、ネツトの裂け目を中央にはさみネツト
の両面に重ね合わせて160℃のアイロンで十分に
押圧した。これによつて裂け目は、通気性を保ち
ながら強固に補修された。
得られた補修部の剪断強力は約60Kg/25mmであ
つて極めてすぐれたものであつた。
つて極めてすぐれたものであつた。
比較のために、上記補修を粘着剤を粗目シート
に塗布して作成した比較補修用シートを用いて行
つたところ、その補修部の剪断強力は約10Kg/25
mmであつて不満足なものであつた。
に塗布して作成した比較補修用シートを用いて行
つたところ、その補修部の剪断強力は約10Kg/25
mmであつて不満足なものであつた。
比較例 1
実施例1と同様の操作を行つた。但し、基布に
対する重合体処理は行わなかつた。
対する重合体処理は行わなかつた。
通風性養生ネツトに対する補修テストでは、補
修部分の剪断強度は約52Kg/25mmであつて実施例
1より劣つていた。
修部分の剪断強度は約52Kg/25mmであつて実施例
1より劣つていた。
発明の効果
本発明の補修用シートは粘着しないため取扱い
が容易であり得られる補修部分の接着強度が高
く、かつ補修部分が通風性シートの美観を損わな
いなどの利点を有するものである。このため、本
発明の補修用シートは、農林、土木、建築用は勿
論、プール覆い、テニスコート遮光シート、キヤ
ンプテント内装用シート、などのスポーツ用、軒
出しテント用、塗装施工の際の塗料飛散防止用、
造船用などに用いられている種々の通風性シート
の補修用に広く使用されるものである。
が容易であり得られる補修部分の接着強度が高
く、かつ補修部分が通風性シートの美観を損わな
いなどの利点を有するものである。このため、本
発明の補修用シートは、農林、土木、建築用は勿
論、プール覆い、テニスコート遮光シート、キヤ
ンプテント内装用シート、などのスポーツ用、軒
出しテント用、塗装施工の際の塗料飛散防止用、
造船用などに用いられている種々の通風性シート
の補修用に広く使用されるものである。
第1図は本発明の補修用シートの構成を示す断
面説明図であり、第2A図は本発明の補修用シー
トの基布として用いられる平織の組織を示す説明
図であり、第2B図は本発明シートの基布として
用いられるもじり織の組織を示す説明図であり、
第3図は本発明シートの基布として用いられるか
らみ織の組織を示す説明図であり、第4図は第2
B図に示された平織基布の糸条に重合体被覆を施
した粗目シートの断面説明図であり、第5図は第
4図に示された粗目シートの平面図であり、第6
図は、第4図に示された粗目シート中の複合糸条
の線D―Dに沿つた断面説明図であり、第7図は
本発明シートの補修シートの一実施態様の平面説
明図であり、第8図は、本発明シートの補修シー
トの他の実施態様の平面説明図である。 21……粗目シート、22……ホツトメルト型
接着剤層、23……補修シート、1,4a,4
b,6……経糸、2,3,5……緯糸、1a……
重合体被覆層、1A……経複合糸条、2A……緯
複合糸条、7……からみ糸、11,13……ホツ
トメルト型接着剤層の糸条間隙に伸び出た部分、
12……空隙。
面説明図であり、第2A図は本発明の補修用シー
トの基布として用いられる平織の組織を示す説明
図であり、第2B図は本発明シートの基布として
用いられるもじり織の組織を示す説明図であり、
第3図は本発明シートの基布として用いられるか
らみ織の組織を示す説明図であり、第4図は第2
B図に示された平織基布の糸条に重合体被覆を施
した粗目シートの断面説明図であり、第5図は第
4図に示された粗目シートの平面図であり、第6
図は、第4図に示された粗目シート中の複合糸条
の線D―Dに沿つた断面説明図であり、第7図は
本発明シートの補修シートの一実施態様の平面説
明図であり、第8図は、本発明シートの補修シー
トの他の実施態様の平面説明図である。 21……粗目シート、22……ホツトメルト型
接着剤層、23……補修シート、1,4a,4
b,6……経糸、2,3,5……緯糸、1a……
重合体被覆層、1A……経複合糸条、2A……緯
複合糸条、7……からみ糸、11,13……ホツ
トメルト型接着剤層の糸条間隙に伸び出た部分、
12……空隙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも、それぞれ互に糸間間隙をおいて
平行に配列された経糸と、緯糸とを含む糸条によ
り構成された粗目織物状基布を含む粗目シート
と、この粗目シートの片面上に形成されたホツト
メルト型接着剤層とからなり、 前記粗目シート中の糸条が、この糸条の融点又
は熱分解温度よりも低い融点を有する熱可塑性重
合体の層により被覆され、かつ、これら糸条の、
互に直接接触し交差する部分が、前記重合体の層
により被覆され、かつ結着されており、前記糸条
と前記重合体被覆層とからなる複合糸条が前記粗
目シートの平面に平行に偏平な断面形状を有する
ことを特徴とする通風性シート補修用シート。 2 前記熱可塑性重合体の融点が前記糸条の融
点、又は熱分解温度より少なくとも5℃低い、特
許請求の範囲第1項記載のシート。 3 前記重合体被覆層が発泡重合体からなる多孔
質層である、特許請求の範囲第2項記載のシー
ト。 4 前記糸条の偏平な断面形状において、そのシ
ート平面に平行な方向における長さ(l1)と、シ
ート平面に直角な方向における長さ(l2)との比
が、1.3:1〜7:1である特許請求の範囲第1
項記載のシート。 5 前記比l1:l2が2:1以上である特許請求の
範囲第4項記載のシート。 6 前記経糸および緯糸が、ポリエステル繊維、
ポリアミド繊維および/又はビニロン繊維からな
る、特許請求の範囲第1項記載のシート。 7 前記重合体がポリ塩化ビニル、ポリウレタ
ン、又はエチレン―酢酸ビニル共重合体である、
特許請求の範囲第1項記載のシート。 8 前記複合糸条の表面が平滑である、特許請求
の範囲第2〜7項のいづれか1項記載のシート。 9 前記重合体被覆層の表面に微細な凹凸が形成
されている、特許請求の範囲第1〜7項のいづれ
か1項記載のシート。 10 前記基布が、平織、もじり織、又はからみ
織布帛である、特許請求の範囲第1項記載のシー
ト。 11 前記基布内の経糸および緯糸の夫々の糸間
間隙距離が0.5〜15mmである、特許請求の範囲第
1項記載のシート。 12 前記ホツトメルト型接着剤層が、前記粗目
シートの糸条の片面上のみに形成されている、特
許請求の範囲第1項記載のシート。 13 前記ホツトメルト型接着剤層が、前記粗目
シートの糸条の片面上および、それから糸条間隙
に向つて伸び出て形成されている、特許請求の範
囲第1項記載のシート。 14 前記ホツトメルト型接着剤層の糸条間隙に
伸び出ている部分が、前記糸条間隙のほぼ中央部
に空隙を形成している、特許請求の範囲第13項
記載のシート。 15 前記ホツトメルト型接着剤層の糸条間隙に
伸び出ている部分が、糸条間隙を全く閉塞してい
る、特許請求の範囲第13項記載のシート。 16 前記ホツトメルト型接着剤層が透明であ
る、特許請求の範囲第1項記載のシート。 17 前記ホツトメルト型接着剤層が着色されて
いる、特許請求の範囲第1項記載のシート。 18 前記ホツトメルト型接着剤が、前記熱可塑
性重合体の融点より低い融点を有する、特許請求
の範囲第1項記載のシート。 19 前記ホツトメルト型接着剤層が、変性され
たポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチレン
―酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアセタール、
アクリル樹脂、セルロース系重合体、ポリアミド
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリフロロエチレンプ
ロピレン共重合体、アルキツド系樹脂から選ばれ
た少なくとも1員からなる、特許請求の範囲第1
項記載のシート。 20 ロール状に巻かれている、特許請求の範囲
第1項記載のシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59244582A JPS61126192A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 通風性シート補修用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59244582A JPS61126192A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 通風性シート補修用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61126192A JPS61126192A (ja) | 1986-06-13 |
| JPH0118114B2 true JPH0118114B2 (ja) | 1989-04-04 |
Family
ID=17120863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59244582A Granted JPS61126192A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 通風性シート補修用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61126192A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0332509Y2 (ja) * | 1986-06-27 | 1991-07-10 | ||
| JP5553477B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2014-07-16 | デクセリアルズ株式会社 | メッシュ材の製造方法及びメッシュ材 |
| JP2009298942A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Sony Chemical & Information Device Corp | 透孔性ネット材及びその製造方法 |
| WO2011070679A1 (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-16 | ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 | 透孔性ネット材及びその製造方法 |
| JP6667455B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2020-03-18 | 光洋産業株式会社 | 粘着シート |
| KR101936544B1 (ko) * | 2018-06-21 | 2019-01-08 | 최명식 | 와이어하네스용 직물패드테이프 및 그 제조방법 |
| JP7712662B2 (ja) * | 2021-08-25 | 2025-07-24 | ユニチカ株式会社 | 建築工事用メッシュシートの補修方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5369587U (ja) * | 1976-11-10 | 1978-06-10 | ||
| JPS5411306U (ja) * | 1977-06-27 | 1979-01-25 |
-
1984
- 1984-11-21 JP JP59244582A patent/JPS61126192A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61126192A (ja) | 1986-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |