JPH01181762A - 加工塩およびその製造法 - Google Patents

加工塩およびその製造法

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JPH01181762A JP63005933A JP593388A JPH01181762A JP H01181762 A JPH01181762 A JP H01181762A JP 63005933 A JP63005933 A JP 63005933A JP 593388 A JP593388 A JP 593388A JP H01181762 A JPH01181762 A JP H01181762A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、特定の成分を内部および/または表面上に有
する核結晶を核とし、該核の周囲を結晶塩にてコーティ
ングした、強固で、かつ、成分を安定に封入しておくこ
とので゛きる加工塩およびその製造法に関する。
発明の背景 従来より、吸湿等塩が有する欠点を改良するために種々
の加工塩が提案されている。例えば、特公昭55−16
625号公報には、食塩結晶表面に加熱しながら宵機酸
ナトリウムまたはカリウム塩を固着させることにより得
られる防湿性食塩(第3図参照)が開示されており、特
公昭54−25105号公報には、食塩の結晶の表面に
少量の甘草抽出物をコーティングすることにより、食塩
のオラ味を緩和し、旨味を増すと同時に見掛比重、吸湿
性を減少せしめた複合食塩調味料(第4図参照)が開示
されており、特開昭59−17963号公報には食卓を
カラフルにし、食欲を増進させ、また、使用量がよく分
るようにした食塩と塩化カリウムを主成分とする均質な
組成物を均一に着色してなる着色改質塩(第4図参照)
が開示されている。しかし、これらはいずれも成分が塩
の表面上に存在しているため空気酸化などの分解を受は
易く、不安定な成分を用いる場合には適さない。また、
特開昭55−153709号公報には、水に対して不安
定な有効成分や他のイオンと容易に反応を起こすイオン
性有効成分等を安定に歯磨に配合するため、有効成分を
芯物質とし、要すれば、水溶性高分子等で被覆し、その
周囲を微粉末食塩結晶にてコーティング造粒した塩衣粒
(第5図参照)が開示されているが、塩衣層の機械的強
度および気密性が劣っているため封入成分が充分に保護
されなかったり、水溶性高分子特有の味により食品に適
用するのに問題があったりする。
このような事情に鑑み、本発明者は機械的強度および気
密性に優れ、成分を安定に封入しておくことのできる加
工塩を得るべく鋭意検討した。その結果、成分を内部お
よび/または表面上に有する核結晶を核とし、その周囲
を結晶塩にてコーティングすることにより所望の加工塩
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
発明の開示 本発明は、医療上許容される有効成分、着色成分、調味
成分および香料成分からなる群から選ばれる1種または
2種以上の成分を内部および/または表面上に有する核
結晶を核とし、該核の周囲を結晶塩にてコーティングし
たことを特徴とする加工塩を提供するものである。
本発明は、また、結晶塩またはその溶液と医療上許容さ
れる有効成分、着色成分、調味成分および香料成分から
なる群から選ばれる1種または2種以上の成分またはそ
の溶液から該成分を内部および/または表面上に有する
核結晶を製造する第1工程および該核結晶を核とし、該
核の表面を結晶塩にてコーティングする第2工程からな
ることを特徴とする加工塩の製造法を提供するものであ
る。
本発明の加工塩は特異な味を有するデキストリン等の水
溶性高分子物質を用いることなく成分を封入することが
でき、かつ、結晶塩被膜が強固であり、かつ、気密性で
あるため加工塩の乾燥工程、包装、荷造り、運搬等の流
通段階および使用時における振動等によって封入成分が
結晶塩から分離することがなく、また封入成分が空気酸
化等により分解したりすることもない。
本発明の加工塩に用いられる塩は特に限定するものでは
なく、通常、調味料として食品に用いたり、化粧料に配
合されるものであればいずれでもよく、例えば、塩化ナ
トリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化アン
モニウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硝酸ナ
トリウム、硝酸カリウム、ミョウバン、リン酸水素ナト
リウム、ピロリン酸ナトリウム、硫化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩やクエン酸
ナトリウム、酢酸バリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリ
ウムなどの有機塩が挙げられる。
本発明の加工塩中に封入する成分は加工塩の使用目的に
応じて適宜選択すればよく、特に限定するものではない
が、例えば、アズレン類、アラントイン類、銅クロロフ
イリンナトリウム、ケイ酸マグネシウム、ビタミン類、
クロルヘキシジン類、トリクロサン、クエン酸亜鉛、フ
ッ化物、サンギナリンなどの医療上許容される有効成分
、群青、酸化チタン、β−カロチゾ、タール系色素、シ
コニンなどの着色成分、グルタミン酸およびその塩、ア
スパラギン酸およびその塩、イノシン酸およびその塩、
ステビオサイド、グリチルリチンなどの調味成分、g−
メントール、カルボン、アネトール、リモネン、ハツカ
油などの香料成分などを単独で、あるいは2種以上を組
合せて用いることができる。
本発明の加工塩の製造法は第1工程および第2工程から
なる。第1工程は、特に限定するものではなく、例えば
、前記のような成分を内部および/または表面上に有す
る核結晶を製造することを目的とし、例えば、結晶塩に
水を加えて略飽和水溶液または過飽和水溶液を調製した
後、該水溶液を50〜400 rpmで回転する回転翼
にて攪拌しながら、前記のような成分を微粉砕または水
溶液にしたものを所定量添加し、ついで該混合液を数時
間(通常2〜4時間)加熱しながら攪拌して水分を蒸発
させるか、または冷却することにより行なう。
また、別法として、例えば、結晶塩に水を少量加えるか
、もしくは、該結晶塩の略飽和溶液を加熱し、水分を蒸
発させて粘性を有する結晶塩を調製した後、または、結
晶塩に水を加えずにそのまま0.8〜2 rpmで回転
する回転翼にて穏やかに攪拌しながら、前記のように成
分を微粉砕または水溶液にしたものを所定量添加し、つ
いで数時間(通常2〜4時間)加熱しながら攪拌して水
分を蒸発させて該成分を表面上に有する核結晶を得るよ
うな公知の方法によっても行なうことができる。
第1工程において添加する成分は、通常、100〜27
0メツシユの微粉末または1〜40重量%の濃度の水溶
液として用いる。添加量は、用いる結晶塩の1−100
重量%とする。
第1工程において、加熱して水分を蒸発させるか、また
は冷却することにより核結晶を晶出させる場合、加熱お
よび冷却温度は圧力により変化し一概に規定できないが
、通常、大気圧下にて、加熱する場合には60℃以上、
好ましくは80℃以上とし、冷却する場合、給液液温に
対し5℃以上の温度差が好ましい。
かくして得られた核結晶は、遠心脱水機または威圧およ
び加圧脱水機等で脱水し、必要に応じて流動条件下で熱
風または減圧乾燥機などの通常の乾燥工程に付した後、
要すれば、スクリーニング工程に付して粒度調整を行な
う。粒径は特に限定されないが、通常、100〜700
μ転好ましくは、200〜500μmとする。
第2工程は核結晶を核とし、該核の周囲を同種または異
種の結晶塩にてコーティングして本発明の加工塩を得る
ことを目的とし、まず、攪拌下、結晶塩の略飽和水溶液
を加熱または冷却して過飽和水溶液を調製する。ついで
第1工程で得られた核結晶を該過飽和溶液に対して、通
常、5〜20重量%加えて、核結晶の周囲を結晶塩で均
一にコーティングした加工塩を晶出させる。コーティン
グは核結晶上に形成される被膜の厚さが10μm以上、
通常、10〜400μmになるまで行なう。
被膜の厚さが108m以下であると本発明の目的を達成
するのに充分な加工塩を得ることができない。得られた
加工塩は遠心脱水機などの通常の分離操作によって分離
し、乾燥工程に付す。乾燥は、得られた加工塩を定量供
給機にて連続流動層乾燥機内に供給し、送風機およびエ
アフィルター付きのヒーターを通して供給される熱風で
充分乾燥することにより行なう。乾燥方法は、かかる流
動層乾燥方式が最も適しているが、熱風受熱型や伝導伝
熱型の乾燥方式を用いてもよい。第2工程においては、
晶出は、通常の加熱機構付容器を用いる場合、大気圧下
では一般に60℃以上に加熱して行なうのが適している
が、通常の冷却機構付容器にて冷却して行なうこともで
きる。乾燥した加工塩は、要すれば、スクリーニング工
程に付して粒度調整を行なう。粒径は特に限定されない
が、通常、110〜1100μm、好ましくは300〜
800μmとする。
つぎに、添付の図面を用いて本発明の加工塩の構造を示
すが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお
、従来法により得られる加工塩の構造についても合わせ
て図示する。
添付の図面中、第1図は未発明の加工塩の一興体例の模
式的断面図である。この具体例は、食塩結晶lおよびそ
の中に規則的に配列した調味成分2からなる構造を有す
る。第2図は本発明の加工塩のもう1つの具体例の模式
的断面図である。この具体例は、食塩結晶lおよびその
中に不規則に点在した調味成分2からなる構造を有する
。第3図は、従来の加工塩の模式的断面図である。この
加工塩は食塩結晶lおよびその表面上の所々に固着した
調味成分2からなる構造を有する。第4図は、別種の従
来の加工塩の模式的断面図である。
この加工塩は食塩結晶および塩化カリウムからなる均一
結晶3およびその周囲に付着した着色成分4からなる構
造を有する。第5図も別種の従来の加工塩の模式的断面
図である。この加工塩は、塩化カリウム結晶、その表面
上に形成された水溶性高分子被膜およびさらにその周囲
に固着した食塩結晶の微粉末の層からなる構造を有する
得られた加工塩は、強度および気密性に優れ、振動等の
物理力によって封入成分が分離したり、空気酸化等によ
って分解を受けたりすることもないので、調味塩、保存
剤、融剤、保香剤などに用いたり、歯磨、洗口剤、油性
クリーム、浴用剤、シャンプーや食品などに配合するの
に適している。
実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 容積10Qの加熱機構付容器に過飽和食塩水6eを入れ
、4枚羽根付攪拌機にて回転数20 Orpmで攪拌を
行ないながらグアイアズレン−3−スルホン酸ナトリウ
ム粉末100gを添加した。ついで、60℃以上に加熱
しながら2時間攪拌した後、晶出した核結晶を分離し、
脱水し、容積3Qのボール容器に移し、60℃の熱風を
吹き込みながら2枚羽根付き攪拌機にて回転数2 rp
+aで10分間攪拌を行ない水分を蒸発させた。さらに
スクリーニング工程に付し、得られた300〜400μ
mの粒度の核結晶500gを略飽和食塩水6Qが入った
容積10eの加熱機構付容器に添加し、80℃以上に加
熱しながら回転数3’00rpmで3時間攪拌して品出
を行なった。晶出した加工塩を分離し、脱水した後、直
ちに流動層乾燥機に供給し、100℃の熱風で20分間
乾燥して、含水率0.3%、平均粒径600μm、平均
被膜厚100μmの良質な青色加工塩を得た。該加工塩
は、流動層乾燥機による熱風乾燥によっても封入成分で
あるグアイアズレン−3−スルホン酸ナトリウムが飛散
することなく、また、包装、運搬等の製造後の処理によ
っても分離することがなく、充分な強度を有していた。
実施例2 容積30Qの加熱機構付容器に過飽和食塩水2012を
入れ、4枚羽根付き攪拌機にて回転数100 rpmで
攪拌を行ないながら10重量%グルタミン酸ナトリウム
水溶液2Qを添加した。ついで、80℃以上に加熱しな
がら2時間攪拌した後、晶出した核結晶を分離し、脱水
し、容積5Qのボール容器に移し、80℃の熱風を吹き
込みながら2枚羽根付き攪拌機にて回転数2 rpmで
20分間攪拌を行ない水分を蒸発させた。さらにスクリ
ーニング工程に付し、得られた300〜400μmの粒
度の核結晶400gを略飽和食塩水6Qが入った容積1
0Qの加熱機構付容器に添加し、80℃以上に加熱しな
がら回転数30 Orpmで4時間攪拌して晶出を行な
った。晶出した加工塩を分離し、脱水した後、直ちに流
動層乾燥機に供給し、100℃の熱風で20分間乾燥し
て、含水率0.3%、平均粒径700μm、平均被膜厚
175μmの良質な調味用加工塩を得た。該加工塩は、
流動層乾燥機による熱風乾燥によっても封入成分である
グルタミン酸ナトリウムが飛散することなく、また、包
装、運搬等の製造後の処理によっても分離することがな
く、充分な強度を有していた。
実施例3 容積15Qの減圧機構付容器に過飽和食塩水7におよび
群青50gを入れ、2枚羽根付き攪拌機にて回転数5O
rpmで攪拌を行ないながら真空にした。ついで、40
℃に保持しながら1時間攪拌した後、晶出した核結晶を
分離し、脱水し、容積8Qのボール容器に移し、8σ℃
の熱風を吹き込みながら4枚羽根付き攪拌機にて回転数
2 rpmで攪拌を行ない水分を蒸発させた。さらにス
クリーニング工程に付し、得られた300〜400μm
の粒度の核結晶200gを過飽和硝酸ナトリウム水溶液
3eが入った容積5Qの加熱機構付容器に添加し、60
℃以上に加熱しながら回転数10 Orpmで2時間攪
拌して晶出を行なった。晶出した加工塩を分離し、脱水
した後、直ちに流動層乾燥機に供給し、80℃の熱風で
20分間乾燥して、含水率0.2%、平均粒径450μ
m、平均被膜厚50μmの良質な保存用加工塩を得た。
実施例で得られた本発明の加工塩を用いて以下に示す域
中を行なった。
l)加工塩の強度試験 実施例1から得られた粒径500〜700μmの加工塩
50gおよび従来法により製造したグアイアグレン−3
−スルホン酸ナトリウムを表面に固結させた添付図面第
3図に示す粒径500〜700μmの加工塩50gを、
それぞれ、容積200m(lの円筒容器に入れ、振盪数
100回/分、振幅10cmにて1分間振盪した。つい
で篩にかけて粒径125μm以下の粉体を集め、それぞ
れ5mf2の水に溶解して568nmにおける吸光度を
測定した結果を第1表に示す。
第1表 表から明らかなように従来法により得られた加工塩は振
盪により、グアイアズレン−3−スルホン酸ナトリウム
が分離してきたが、本発明の加工塩からは全く分離して
こなかった。
2)グアイアズレン−3−スルホン酸ナトリウムの安定
性試験 前記と同様の加工塩各々lOgを1010X10のナイ
ロン袋に封入し、室温にて6力月放置後、該加工塩を、
それぞれ、2g精秤し、50mCの水に溶解して293
ro++における吸光度を測定し、放置前の加工塩の吸
光度と比較することにより加工塩の成分であるグアイア
ズレン−3−スルホン酸ナトリウムの安定性を試験した
。結果を第2表に示す。
なお表中の成分の分解率は式: から算出した。
第2表 表から明らかなように、従来法により得られた加工塩は
6力月放置後グアイアズレンー3−スルホン酸ナトリウ
ムが83%分解したが、本発明の加工塩のグアイアズレ
ン−3−スルホン酸ナトリウムはほとんど分解を受けな
かった。
以上の結果から、本発明の加工塩は従来の加工塩と比べ
て強度および気密性に優れていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の加工塩の一具体例の模式
的断面図、第3〜5図は従来の加工塩の模式的断面図で
ある。 図面中の符号はつぎのちのを意味する。 1・・・食塩結晶、2・・調味成分、3・・・食塩結晶
および/または塩化カリウム結晶、4・・・着色成分、
5・・・水溶性高分子、6・・・塩化カリウム結晶。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)医療上許容される有効成分、着色成分、調味成分
    および香料成分からなる群から選ばれる1種または2種
    以上の成分を、内部および/または表面上に有する核結
    晶を核とし、該核の周囲を結晶塩にてコーティングした
    ことを特徴とする加工塩。
  2. (2)結晶塩またはその溶液と医療上許容される有効成
    分、着色成分、調味成分および香料成分からなる群から
    選ばれる1種または2種以上の成分またはその溶液から
    該成分を内部および/または表面上に有する核結晶を製
    造する第1工程および該核結晶を核とし、該核の周囲を
    結晶塩にてコーティングする第2工程からなることを特
    徴とする加工塩の製造法。
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