JPH0118348Y2 - - Google Patents

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JPH0118348Y2
JPH0118348Y2 JP1797882U JP1797882U JPH0118348Y2 JP H0118348 Y2 JPH0118348 Y2 JP H0118348Y2 JP 1797882 U JP1797882 U JP 1797882U JP 1797882 U JP1797882 U JP 1797882U JP H0118348 Y2 JPH0118348 Y2 JP H0118348Y2
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stretched
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プラスチツク製のフイルム、網目状
ウエブ、糸状素材の横並列体等の各種フイルム状
もしくはウエブ状素材を延伸加工する延伸装置に
関するものである。
プラスチツク製フイルム等につき、強度、透明
性、ガス遮断性等の諸特性を向上させて高付加価
値化、性能の高度化を図る技術に延伸加工があ
る。従来、この種加工に用いる延伸装置として、
一般に、フラツト状の上記フイルム等の両側辺部
をクリツプ等により把持して長手方向に送りなが
ら巾方向に横一軸延伸するクリツプテンター方式
と、管状の上記フイルム等に対して内部から膨張
力を付与して縦横二軸同時延伸するチユーブライ
ンフレーシヨン方式とが用いられている。ところ
が、前者の方式では加熱炉やクリツプチエーン走
行機構その他の設備が大がかりで高価になり、ま
た、後者の方式では設備費が比較的安価である
が、延伸の制御が難しく、延伸倍率および膜厚に
ばらつきが生じ易く、高品質の延伸製品を得るこ
とが難しい等の欠点があつた。
そこで最近、簡単な構造で高精度の延伸を可能
にする装置として、実質的に同一平面内で所定間
隔をおいて配置した互いに逆回転する一対の円盤
と、該両円盤の外周部の回転方向に沿つて互いに
末広がりとなる略半円周の範囲にわたり被延伸素
材の両側辺部を各円盤の周辺に添接させた状態に
把持しつゝ移動させる手段とにより、被延伸素材
を上記各円盤の回転方向に末広がりに送つて延伸
し、延伸済の素材を取出用ターンロールおよび引
取用ニツプロールを介して外部に取出すようにし
た装置が開発されている。ところで、この装置に
おいては、円弧状の回転軌道に沿つて被延伸素材
が送られながら延伸されることに起因して、延伸
後に素材が巾方向に収縮し、素材の巾方向中央部
が両側辺部付近と比べて厚くなるような延伸むら
が残り易いという問題があつた。なお、このよう
な問題の対策として、前記取出用ターンロールと
引取用ニツプロールとの間の区域に、延伸済素材
の加熱手段および複数の近接ロール等の巾規制手
段を装備することにより、延伸の均一化を図ろう
としたものは提案しているが、この場合、両延伸
用円盤の被延伸素材取出点から巾規制手段に達す
るまでの区間での被延伸素材の収縮が避け難く、
延伸均一化作用の確実性に乏しい等の問題が残さ
れていた。
本考案はこれらの事情に鑑み、一対の延伸用円
盤を用いてその外周部の略半円周の範囲にわたり
被延伸素材を末広がりに送ることにより延伸する
タイプの装置において、延伸の均一化を確実かつ
容易に行うことができ、高品質の延伸製品を得る
ことができるプラスチツクフイルム等の延伸装置
を提供するものである。
すなわち、本考案装置は、被延伸素材の加熱域
に、一対の延伸用円盤をほゞ同一平面内で左右に
所定間隔をおいて互いに逆回転するように配置
し、該両延伸用円盤の周辺部に、該両円盤の回転
方向に沿つて互いに末広がりとなる略半円周の延
伸範囲にわたり被延伸素材の両側辺部を各延伸用
円盤の周辺に添接させた状態に把持しつゝ両延伸
用円盤の回転に伴つて移動させる延伸用把持手段
を設けることにより、被延伸素材を末広がりに送
つて延伸する延伸機構を構成すると共に、上記両
延伸用円盤の外側部にそれぞれ上下一対のキヤタ
ピラを有する延伸均一化用キヤタピラユニツト
を、両キヤタピラユニツトが互いにほゞ平行で延
伸用円盤とほゞ直角に、かつ、各キヤタピラユニ
ツトの下部キヤタピラの一端が各延伸用円盤の延
伸範囲終端位置に近接するように配置し、一対の
無端状ベルトを、それぞれ上記各延伸用円盤と上
記各キヤタピラユニツトの下部キヤタピラとガイ
ドプーリとにわたり、延伸用円盤と上記下部キヤ
タピラとの近接点で延伸用円盤から下部キヤタピ
ラ周面に転移する状態に掛け渡し、各キヤタピラ
ユニツトにおける上下キヤタピラの相対応する直
線走行部分を、その間に押圧したベルトを挟んで
対面させ、該各キヤタピラユニツトと各ベルトと
により、延伸済の素材の両側辺部を各延伸用円盤
から各キヤタピラユニツトに移し替えて所定範囲
にわたり下部キヤタピラ外周に沿つて把持しつゝ
送るようにしたことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図乃至第3図において、1,1′は左右一
対の延伸用円盤、2,2′は左右両側のキヤタピ
ラユニツト、3,3′は一対の無端状ベルトで、
これらは加熱室4内に配置されている。加熱室4
内には、加熱蒸気、温風、温水等の加熱媒体が供
給され、被延伸用のフイルムを延伸に適当な温度
に加熱するようにしてある。加熱室4の上端の原
反フイルム送入口41付近には送入用ロープロー
ル42が配置されている。
上記両延伸用円盤1,1′は、ほゞ同一平面上
で左右に所定間隔をおいて配置され、回転軸1
0,10′を介して加熱室4の背部固定壁に支持
された状態で、図に矢印イ,イ′で示す如く互い
に逆回転するように、ギヤ等を介して互いに連動
連結されかつ図外の駆動装置に接続されている。
該各円盤1,1′には、延伸用把持手段として、
後に詳述するように、該円盤1,1′の前方周辺
縁部背面に対向する多数個の把持具11…と空圧
式の把持具作動機構とを装備し、両円盤1,1′
の内側端の把持開始点A,A′間に供給されるフ
イルムの両側辺部を、該各円盤1,1′の下半部
側の略半円周の範囲にわたり、円盤1,1′の周
辺部に添接させた状態に把持しつゝ送るように構
成している。
一方、前記両キヤタピラユニツト2,2′は、
両延伸用円盤1,1′の各外側端前方に位置し、
互いにほゞ平行で、かつ、各延伸用円盤1,1′
とほゞ直角に配置されており、それぞれ、上下一
対のキヤタピラ21,22および21′,22′を
備えている。この各下部キヤタピラ22および2
2′はそれぞれ、外周が延伸用円盤1,1′の延伸
範囲終端に近接した従動ホイール23と、駆動装
置(図示せず)に連結された駆動ホイール24
と、これらに掛け渡されて循環するチエーン25
と、該チエーン25に取付けられたキヤタピラト
レツド26とを具備する。また、各上部キヤタピ
ラ21および21′もそれぞれ、従動ホイール2
7、駆動ホイール28、チエーン29およびキヤ
タピラトレツド30を具備する。そして、上下キ
ヤタピラ21と22および同21′と22′のそれ
ぞれ相対応する直線走行部分が上下に対面した状
態で、押圧力調整装置31により適当な押圧力を
もつて上部キヤタピラ21,21′が下部キヤタ
ピラ22,22′上に押しつけられ、かつ、チエ
ーンガイドシユー32,33により直線走行部分
の押しつけ作用が助勢されている。これら各キヤ
タピラ21,22および21′,22′はそれぞ
れ、チエーンおよびキヤタピラトレツドが図に矢
印ロ,ハおよびロ′,ハ′に示す方向に循環するよ
うに駆動される。
前記各ベルト3,3′はそれぞれ、各延伸用円
盤1,1′と、各下部キヤタピラ22,22′と、
ガイドプーリ5〜7および同5′〜7′にわたり、
図示の如く掛け渡されて張設されている。すなわ
ち、各ベルト3,3′がそれぞれ、各延伸用円盤
1,1′に対しては、その上端付近からキヤタピ
ラ22,22′との近接点B,B′付近までの回転
方向に沿つた所定範囲にわたる外周に契合し、上
記近接点B,B′で延伸用円盤1,1′からキヤタ
ピラ22,22′に転移し、各下部キヤタピラ2
2,22′に対しては、上記近接点B,B′付近か
らキヤタピラ22,22′の大部分の範囲にわた
る外周に契合し、この状態でガイドプーリ5〜7
および5′〜7′により張設され、循環走行するよ
うにしている。これらガイドプーリのうち左右各
1個のガイドプーリ6,6′はテンシヨナとし、
ベルト3,3′の張力を調節し得るようにしてお
くことが望ましい。
また、前記各下部キヤタピラ22,22′外周
面の前端近傍所定位置をフイルム取出点C,C′と
し、該フイルム取出点C,C′にフイルム両側辺耳
部を切断するカツター43,43′が配置される
と共に、その前方に取出用ターンロール44が配
置され、さらに該ターンロール44の前方に引取
用ニツプロール45が配置されて、これらにより
延伸ならびに延伸均一化後のフイルムを外部に取
出すようにしている。また、46は上記カツター
43,43′で切断されたフイルムの両側辺耳部
を引取るためのニツプロールである。
第4図乃至第6図は延伸機構および延伸均一化
機構の具体的構造を示す。これらの図では、片側
の延伸用円盤1およびキヤタピラユニツト2につ
いてのみ示すが、他の側の円盤1′およびキヤタ
ピラユニツト2′についても同様に構成されてい
る。これらの図において、延伸用円盤1の外周リ
ム部は、全周にわたり、外周面に開口した凹部1
aを有する断面略コ字形に形成され、その前方縁
部の背面を把持面1bとし、後方縁部を保持部1
cとしている。この保持部1cには、周方向一定
間隔おきに多数個の把持具11が、それぞれ延伸
用円盤1の軸方向に進退可能に保持され、各把持
具11の頭部11aは凹部1a内において前記把
持面1bに対向している。上記保持部1cの内部
には、各把持具11ごとにそれぞれ別個に空圧シ
リンダ部12が形成され、この各シリンダ部12
内に、把持具11の軸部11bに連結したピスト
ン13と、該ピストン13を後方に付勢するばね
14とが装備されると共に、各シリンダ部12に
対し給気通路15を介して圧縮空気の供給、排出
を行うエアデイストリビユータ16が、延伸用円
盤1のボス部1dの周囲に装備されている。この
エアデイストリビユータ16は、延伸用円盤1が
回転しても静止状態に保たれるようにし、上記ボ
ス部1dの周囲に形成した空間を、シールプレー
ト16aにより、圧縮空気供給源(図示省略)に
連通する下部の圧縮空気貯留部16bと、大気に
連通する上部の大気開放部16cとに仕切つてな
る。そして、延伸用円盤1の下部略半円周の範囲
では前記シリンダ部12に圧縮空気を供給するこ
とにより把持具11の頭部11aを前記把持面1
bに押しつけ、延伸用円盤1の上部一定範囲では
シリンダ部12から圧縮空気を排除することによ
り前記ばね14の復元力で把持具11を把持面1
bから離間させるよう構成している。
また、この延伸用円盤1の外周リム部の前方縁
部外周面には、全周にわたつてベルト溝17が設
られている。このベルト溝17は、ベルト3を円
盤外周面より埋没させる程度の深さに形成されて
いる。一方、キヤタピラユニツト2の下部キヤタ
ピラ22には、そのキヤタピラトレツド26の外
周面中央部に、全周にわたつてベルト契合溝34
が形成されている。そして、前記ベルト3が、前
述の所定範囲にわたり、延伸用円盤1のベルト溝
17および下部キヤタピラ22のベルト契合溝3
4に契合され、上下キヤタピラ21,22の相対
応する直線走行部分では、その両キヤタピラトレ
ツド26,30間にベルト3が押圧、挟持された
状態で、両キヤタピラトレツド26,30ととも
にベルト3が走行するようにしている。上部キヤ
タピラ21のキヤタピラトレツド30表面は、図
例のようにフラツト状にしておいてもよく、ま
た、下部キヤタピラ22のキヤタピラトレツド2
6と同様に溝を設けておいてもよい。上記ベルト
3は、ソリツドゴム、各種補強芯入ゴム、繊維ロ
ープ、樹脂含浸繊維ロープ、スチールワイヤ等の
強度および耐熱性に富む素材を用い、断面円形に
形成されている。
なお、必要に応じ、延伸用円盤とキヤタピラと
の近接点におけるベルトの転移動作を円滑にする
ため、上記近接点付近にベルト転移用ガイドバー
(図示せず)等を設け、あるいは、第7図に示す
ように、延伸用円盤1におけるベルト溝17の前
後両側の周面に段差をもたせておいてもよい。
次に、この装置の作用を説明する。
まず、フラツト状の原反フイルムF0が送入用
ニツプロール42により加熱室4内に送入され、
延伸に適当な温度に加熱された状態で、両延伸用
円盤1,1′間に、フイルム両側辺部が該各円盤
1,1′の把持面1bに沿う状態に供給される。
そして把持開始点A,A′で、前記の把持具作動
機構により作動される把持具11が前進し、その
頭部11aが把持面1bに押しつけられることに
より、その間に原反フイルムF0の側辺部が把持
される。ついで、両延伸用円盤1,1′の下半部
側略半円周の範囲にわたりフイルム両側辺部が上
記の如く把持された状態のまゝ移送される。これ
によつて、フイルムFが延伸用円盤1,1′の最
下点までは下広がりの円弧軌道に沿つて下方へ送
られながらしだいに横延伸され、該円盤1,1′
の最下点からは表裏反転したのち上広がりの円弧
軌道に沿つて上方へ送られながらさらに横延伸さ
れる。この場合に前記ベルト3,3′は、延伸用
円盤1,1′に契合する部分ではフイルムFを把
持せず、前記ベルト溝17に没入した状態で延伸
用円盤1,1′の回転方向に移動し、該ベルト3,
3′の外表面にフイルムFの両側辺近傍が沿うよ
うになる。
この延伸過程を経て延伸用円盤1,1′と前記
各下部キヤタピラ22,22′との近接点B,
B′の直前に達すると、延伸用円盤1,1′の把持
面1bから把持具11が離間することにより、延
伸用円盤1,1′でのフイルム把持状態が解除さ
れる。これと同時に、ベルト3,3′の転移に伴
い、フイルムFの側辺部F1がベルト3,3′に案
内されて反転しつゝ前記下部キヤタピラ22,2
2′の外周面に移動し、キヤタピラトレツド26
のベルト契合溝34とベルト3,3′との間に入
り込む。
こうして、キヤタピラユニツト2,2′に移し
替えられたフイルムFの両側辺部は、引続き上記
近接点B,B′付近から下部キヤタピラ22,2
2′の従動ホイール23の上端までにわたる該従
動ホイール23の1/4円周の範囲では、ベルト張
設力に応じたベルト3,3′と下部キヤタピラト
レツド26との間の把持作用により、該従動ホイ
ール23の外周部に沿つて移動する。さらに引続
いて上下キヤタピラ21,22および同21′,
22′の相対応する直線走行部分では、上部キヤ
タピラ21,21′による押圧力でベルト3,
3′と下部キヤピラ22,22′のキヤタピラトレ
ツド26との間でのフイルム側辺部の把持作用が
助勢された状態で、フイルムFの両側辺部が上下
キヤタピラ21,22間および同21′,22′間
を、直線的に平行移動する。従つて、延伸済のフ
イルムFが、ほゞ定巾に保たれ、かつ、加熱され
ながら一定範囲移動し、その間に延伸むらが解消
され、延伸の均一化がなされる。つまり、延伸直
後には、延伸工程でのフイルム巾方向両側辺部と
巾方向中央部との移動速度差等に起因して延伸む
らや内部応力のばらつきが残り、延伸均一化機構
を用いずに単に取出用ターンロール等を介して延
伸済フイルムを取出すようにすると、延伸後にフ
イルムが収縮し、延伸倍率や肉厚等が不均一にな
る。これに対し、前記延伸均一化機構を用いて延
伸後のフイルムを一定区間加熱状態で定巾に移動
させるようにすると、延伸むらや内部応力のばら
つきが吸収され、延伸倍率や肉厚等が均一化され
る。この場合延伸機構と延伸均一化機構とが直結
化されることにより延伸均一化作用が効果的に行
われる。特に前記キヤタピラユニツト2,2′お
よびベルト3,3′を用いることにより、各延伸
用円盤1,1′から各キヤタピラユニツト2,
2′へのフイルムFの移し替えが把持開放区間を
ほとんど生じることなく即座に、しかも容易かつ
確実に行われると共に、各キヤタピラユニツト
2,2′の直線走行区間で延伸均一化作用が良好
に行われ、延伸均一化区間を随意に長くとること
ができる等の利点を有する。
延伸均一化工程を経たフイルムFは、前記フイ
ルム取出点C,C′でカツター43,43′により
両側辺耳部F1が分離された後、前記ターンロー
ル44および引取用ニツプロール45を介して外
部に取出される。
なお、前記両キヤタピラユニツト2,2′は、
基本的には互いに平行で延伸用円盤1,1′と直
角に配置されるが、延伸均一化作用が損われない
範囲で内方または外方に多少傾斜させて配置し、
これによつて延伸均一化中のフイルムに若干の収
縮を許し、あるいは横張力を付加することもでき
る。
また、延伸均一後のフイルムの処理手段とし
て、第8図乃至第10図に示すように、冷却また
は熱処理のための後続工程を組込むこともでき
る。すなわち、第8図に示す例ではキヤタピラユ
ニツト2,2′と引取用ニツプロール45との間
に、加熱室4の内外にわたり複数の近接ロール群
51〜56が配設され、フイルムFが上記ロール
群51〜56を通過する間に適宜冷却もしくは熱
処理が行われるようにしている。第9図に示す例
では、第8図と比べてキヤタピラユニツト2,
2′が延長され、このキヤタピラユニツト形成範
囲が温度の異なる2区域61,62に分けられて
該区域61,62がそれぞれ温度調節され、これ
らの区域に後続して近接ロール群51′〜53′が
配置されており、かくすれば、フイルムFを平行
把持走行させつゝ冷却することによつて品質を一
層向上し得、とくに熱収縮フイルムの製造に適す
る。第10図に示す例では、キヤタピラユニツト
2,2′がさらに延長され、その形成範囲が3区
域63〜65に分けられて個別にそれぞれ温度調
節されるようにしてあり、かくすれば品質が一層
向上され、とくに2軸延伸フイルム、1軸延伸フ
イルムにそれぞれ好適な熱処理を行い得る。
本考案装置の具体的構造は以上に説明した実施
例以外にも種々変更可能であり、その数例を以下
に示す。
延伸均一化用の各キヤタピラユニツト2,2′
を構成する上下キヤタピラ21,22および2
1′,22′は、前記基本実施例に示すローラチエ
ーン式のほかに、第11図および第12図に示す
ように、キヤタピラトレツドとチエーンリンクと
の役目を兼ねる無端状の厚肉のベルト36,37
を用いたベルト式キヤタピラとすることもでき
る。38…,39…はキヤタピラベルト36,3
7のバツクアツププーリである。このようにベル
ト式キヤタピラとする場合のキヤタピラベルト3
6,37は、第11図に示す厚肉平ベルトのほか
にも、内面にホイールに対する滑り止め用の凹凸
を付したベルト、断面六角形状ベルト、タイミン
グベルト等を使用し得る。
また、延伸機構における延伸用把持手段の具体
的構造も種々変更可能で、例えば、前記把持具1
1を用いる場合の作動機構としては、前述の空圧
式作動機構の代りに、図示しないが、固定カム盤
を用いて把持具を周方向の移動に伴い進退させる
ようなカム式作動機構を用いることもできる。
さらに延伸用把持手段の他の例として、第13
図に示すように、左右一対の延伸用円盤(一方は
図示せず)70の外周部に、該円盤70の半径方
向に進退可能な把持具71を周方向等間隔おきに
多数配備し、該把持具71を空圧式もしくはカム
式の作動機構により延伸用円盤70の回転に応じ
て作動させ、該把持具71の頭部71aの前後両
側内周面と延伸用円盤70の外周把持面70aと
の間に、フイルムFの周辺部を把持し得るように
してもよい。この構造によると、2枚のフイルム
F,Fを同時延伸し、あるいは管状フイルムを予
め表裏に2分した状態で同時延伸することも可能
であり、この場合、延伸用円盤70の前後両側に
延伸均一化機構を用けておけばよい。あるいはま
た、第14図に示すように、左右一対の延伸用円
盤(一方は図示せず)80の各外周面中央部に延
伸用ベルト契合溝81を設け、該溝81に延伸用
円盤下半部側所定範囲にわたり延伸用ベルト82
を契合させ、該ベルト81と延伸用円盤80との
間にフイルム側辺部を把持し得るようにしてもよ
い。この構造によると、管状フイルムfの延伸も
可能となり、この場合、延伸用円盤80の前後両
側に延伸均一化機構を設けると共に、延伸用円盤
80と延伸均一化用円盤との近接点付近に延伸済
フイルムを2分するカツター83を配置しておけ
ばよい。
なお、本考案装置はプラスチツクフイルムのほ
かに網目状ウエブや糸状素材の横並列体等も同様
にして延伸し得るものである。
以上説明したように、本考案の延伸装置は、ほ
ぼ同一平面内に所定間隔をおいて配置した一対の
延伸用円盤と延伸用把持手段とを用いて被延伸素
材を末広がりに送るようにした延伸機構により、
コンパクトな構造で高倍率、高精度の延伸を可能
にし、しかも、延伸用円盤とほゞ直角で互いに平
行な一対のキヤタピラユニツトと、各延伸用円盤
と各キヤタピラユニツトの下部キヤタピラ外周と
にわたり契合させた一対のベルトとを用いた延伸
均一化機構により、延伸後のフイルムを一定範囲
にわたりほゞ定巾に送るようにしているため、延
伸むらを解消することができる。とくに、延伸均
一化手段にキヤタピラを用いているので、延伸後
のフイルムを直線的に移動させながら延伸の均一
化を行い得ると共に、容易に所望の長さに延伸均
一化区間を設定し得、また、キヤタピラユニツト
を延伸用円盤に近接配置してこれらにわたりベル
トを契合させ、該ベルトにより延伸後のフイルム
の移し替え、延伸均一化工程での把持が連続的に
行われるようにしてあるため、延伸工程と延伸均
一化工程とがほゞ連続、直結化され、これらの相
乗作用で延伸均一化効果を格段に高めることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す全体構造
の概略斜視図、第2図は同正面図、第3図は同側
面図、第4図は要部の拡大横断平面図、第5図は
第4図の−線に沿つた断面図、第6図は第4
図の−線に沿つた断面図、第7図は延伸用円
盤のベルト溝の別の例を示す断面図、第8図乃至
第10図はそれぞれ延伸均一化後のフイルムの冷
却、熱処理工程を組込む場合の数例を示す各概略
側面図、第11図は延伸均一化用キヤタピラの別
の例を示す要部拡大断面図、第12図は同側面
図、第13図および第14図はそれぞれ延伸用把
持手段の別の実施例を示す各要部の拡大断面図で
ある。 1,1′,70,80……延伸用円盤、2,
2′……キヤタピラユニツト、21,21′,2
2,22′……キヤタピラ、3,3′……ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被延伸素材の加熱域に、一対の延伸用円盤を
    ほゞ同一平面内で左右に所定間隔をおいて互いに
    逆回転するように配置し、該両延伸用円盤の周辺
    部に、該両円盤の回転方向に沿つて互いに末広が
    りとなる略半円周の延伸範囲にわたり被延伸素材
    の両側辺部を各延伸用円盤の周辺に添接させた状
    態に把持しつゝ両延伸用円盤の回転に伴つて移動
    させる延伸用把持手段を設けることにより、被延
    伸素材を末広がりに送つて延伸する延伸機構を構
    成すると共に、上記両延伸用円盤の外側部にそれ
    ぞれ上下一対のキヤタピラを有する延伸均一化用
    キヤタピラユニツトを、両キヤタピラユニツトが
    互いにほゞ平行で延伸用円盤とほゞ直角に、か
    つ、各キヤタピラユニツトの下部キヤタピラの一
    端が各延伸用円盤の延伸範囲終端位置に近接する
    ように配置し、一対の無端状ベルトを、それぞれ
    上記各延伸用円盤と上記各キヤタピラユニツトの
    下部キヤタピラとガイドプーリとにわたり、延伸
    用円盤と上記下部キヤタピラとの近接点で延伸用
    円盤から下部キヤタピラ周面に転移する状態に掛
    け渡し、各キヤタピラユニツトにおける上下キヤ
    タピラの相対応する直線走行部分を、その間に押
    圧下にベルトを挟んで対面させ、該各キヤピラユ
    ニツトと各ベルトとにより、延伸済の素材の両側
    辺部を各延伸用円盤から各キヤタピラユニツトに
    移し替えて所定範囲にわたり下部キヤタピラ外周
    に沿つて把持しつゝ送るようにしたことを特徴と
    するプラスチツクフイルム等の延伸装置。
JP1797882U 1982-02-09 1982-02-09 プラスチツクフイルム等の延伸装置 Granted JPS58120018U (ja)

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