JPH0118543B2 - - Google Patents
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- JPH0118543B2 JPH0118543B2 JP57192971A JP19297182A JPH0118543B2 JP H0118543 B2 JPH0118543 B2 JP H0118543B2 JP 57192971 A JP57192971 A JP 57192971A JP 19297182 A JP19297182 A JP 19297182A JP H0118543 B2 JPH0118543 B2 JP H0118543B2
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
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Description
産業上の利用分野
本発明は、電池用電極の製造法に関するもので
ある。 さらに詳しくは、三次元的に連なり空間を有す
る金属多孔体に、その左右両側よりペースト状混
練物を吹きつけて、金属多孔体の空間内に予め調
整したペースト状混練物を、再現性よく充填する
方法に関する。 従来例の構成とその問題点 電池用電極は、大別して格子体またはネツト等
を活物質支持体とし、これにペースト状活物質を
充填したペースト式電極と、焼結式金属基板の微
孔に活物質を充填した焼結式電極と、微孔性を有
したチユーブあるいはポケツト内に微末状活物質
を充填したポケツト式電極とがある。 ペースト式電極は、鉛蓄電池用電極として広く
知られるものであり、一部ではニツケル−カドミ
ウム蓄電池のカドミウム電極にも用いられてい
る。この電極は製造が比較的簡単である反面、ペ
ースト状活物質が脱落し易く、電極の堅牢さとい
う点では十分に満足が得られないものであつた。
またポケツト式電極は、一般にペースト式電極、
焼結式電極に比べて活物質利用率が低いという問
題があつた。 焼結式電極は、電極特性及び堅牢さにおいて他
の二者より優れている。しかし焼結式基板が材料
的に高価であるとともに、基板の微孔中に必要量
の活物質を充填するのに、活物質溶液への浸漬及
び熱分解を何回かくり返す必要があつたり、活物
質溶液に基板を浸漬して電解析出を施すことが必
要であり、他に比べて複雑な工程をとるため、電
極のコストは最も高いものであつた。 最近、この焼結式電極に近い発泡状金属多孔体
(以下、スポンジメタルという)を基体とし、こ
れにペースト状活物質を充填する電極が提案され
た。スポンジメタルは三次元網状構造をもち、多
孔度が95%程度と極めて高いとともに孔径も大き
く、さらに製造に当つて孔径を任意に選択するこ
とができる。従つて孔径を適当に選択することに
より、ペースト状活物質あるいは活物質粉末を直
接充填することが可能であり、焼結式電極よりも
はるかに簡単な工程で電極を製造できるという特
徴を有している。 このスポンジメタルへの具体的な活物質充填方
法には、ペースト状活物質に振動を与えて充填す
る方法、ペースト状活物質を摺り込む方法、スポ
ンジメタルの片面にペースト状活物質を接触さ
せ、他面より吸引して充填する方法及びペースト
状活物質をノズルより噴射してスポンジメタルへ
吹きつける方法がある。 これらの方法のうち、活物質をスポンジメタル
の孔中に均一に充填するには、摺り込み法と吹き
つけ法とが優れている。さらにこの両方法を比較
するに、充填に用いる装置の耐久性及び簡易の容
易さ等から、スポンジメタルとノズルとが接触す
ることのない吹きつけ法が摺り込み法よりも優れ
ている。 ペースト状活物質のスポンジメタルへの吹きつ
け充填法は、特公昭56−20664号公報に示されて
いるが、上記のように装置面での利点をもつ反
面、スポンジメタル全体に均一な組成状態でペー
スト状活物質を充填するにはやや難点があつた。 すなわち、ペースト状活物質に単に流速を与え
ノズルより吹きつけただけでは、ペースト中の粉
末(固形分)の分散不均一によりスポンジメタル
の孔中へ充填されたペースト組成が不均一になつ
たり、ペースト中に多くの空気が混入するとスポ
ンジケーキ状となつて実質的な活物質充填が不可
能であつたり、著しく充填ばらつきが大きくなる
という問題があつた。 また単にスポンジメタルの片側に吹きつけノズ
ルを位置させ、これからペースト状活物質を吹き
つけると、ノズルに近いスポンジメタル表面には
粉末分が比較的多く存在するペーストが充填でき
るが、スポンジメタルの厚みの中間部は粉末分が
表面部よりも少ないペーストが入り込み、ノズル
より最も遠いスポンジメタル裏面側は、通過性が
粉末よりも優れた結着剤溶液が大半で粉末分の少
ないペーストしか充填できなかつたり、あるいは
ペーストの通過が阻害されて殆んど充填できない
という問題があつた。従つて、予め調整されたペ
ーストを再現性よくスポンジメタル全体の孔中に
充填する点では不十分なものであつた。 発明の目的 本発明は、ペースト状練合物中の空気混入量を
抑制し、かつ活物質粉末などの粉末物質を均一に
分散させたペースト状活物質を、金属多孔体へそ
の左右両側から吹きつけて、金属多孔体の空間へ
予め調整したペースト状活物質を再現性よく充填
することを目的としたものである。 さらに詳しくは、三次元的に連なり空間を有す
る金属多孔体、例えば前述したスポンジメタルま
たは金属繊維の不織布多孔体を電極基体とし、予
め調整したペースト状混練物を撹拌して活物質粉
末や導電材粉末等の粉末物質を均一に分散させ、
これを気密性に富むポンプと密閉輸送系路により
ノズルへ供給して左右の両側から電極基体の空間
にペースト状混練物を充填することを目的とした
ものである。 発明の構成 前述した目的を達成するため、本発明では、予
め調整した活物質粉末と導電材粉末と結着剤から
なるペースト状混練物を撹拌して粉末物質を均一
に分散させるとともに、このペースト状混練物を
気密性に富むポンプ、例えばモーノポンプ、ダイ
アフラムポンプと密閉輸送系路とによりノズルに
供給してノズル先端におけるペースト混練物の空
気混入量を常圧下で10容量%以下に規制し、金属
多孔体からなる電極基体の空間に、その左右両側
に配した2個のノズルよりペースト状混練物を吹
きつけることを特徴としたものである。 本発明の方法を実施するための装置は、ペース
ト状混練物を満たし、常時これが撹拌される槽
と、このペーストを吸い込み流速を付与するポン
プと、ポンプからノズルまでペーストを移動させ
る密閉した配管等の輸送系路と、電極基体にその
両側からペーストを吹きつけて充填するノズルよ
りなる。 以下、この装置各部の構成と具体的なペースト
の電極基体への吹きつけ充填法について、図に示
す実施例によつて説明する。 第1図は、帯状の電極基体である金属多孔体2
をその幅方向を上下に向けて水平方向へ移動させ
つつ、その左右両側に向い合うよう位置させたノ
ズル3,4よりペースト1を吹きつけて充填する
際の図である。図中5はノズルにつながつたペー
スト輸送用の配管である。 第2図は、電極基体である金属多孔体2を下か
ら上の鉛直方向へ移動させ、その左右両側に水平
状態で向い合うよう配置したノズル3,4からペ
ースト1を吹きつけて充填する状態を示す。 また第3図は、ペースト1を満たした槽6よ
り、前述した気密性に富むポンプ7でペースト1
を吸い込み、密閉状態に保たれた配管5によりノ
ズルへペースト1を輸送する装置の概略構成を示
す。 なお槽6内には予め調整したペースト1におけ
る粉末物質の分散を均一化するため、ペースト1
に埋もれた2枚羽根よりなる撹拌翼8を2〜4r.
p.mで回転させるとよく、ペーストへの空気の不
要な混入を除くため、槽6上部をシールドすると
都合がよい。 実施例の説明 実施例 1 まず、電極基体である金属多孔体は、前述した
スポンジメタルであつても金属繊維の不織布多孔
体であつても、三次元的に連なり空間を有してい
て多孔度や機械的強度に差違はあるものの、本質
的に同様な性質を有している。従つて、ニツケル
電極におけるスポンジニツケルで代表して説明す
る。 多孔度約95%、ほぼ球状の平均空間径が約
450μm、厚さ約1.3mmの帯状のスポンジニツケル
を用意する。 一方、ペースト1としては、平均粒径約60μm
の水酸化ニツケル粉末と、カーボニルニツケル粉
末と、カーボニルコバルト粉末を重量比で85:
10:5の割合で混合し、この混合物に結着剤であ
るカルボキシメチルセルロースの0.3重量%水溶
液を、全ペーストの35重量%となる量だけ加えて
混練する。 このペースト1は、第3図に示す槽6内に収容
し、撹拌翼8で常時、例えば3r.p.mで回転撹拌し
て粉末物質の分散を均一化しておく。槽6上部の
シールド効果を良好に保てば、ペースト1中に混
入する空気量は最大でも5容量%以下に規制で
き、通常は2〜3容量%に留めることができる。
槽6内のペースト1は気密性に富むポンプ7の吸
引力で配管5の入口から吸い込まれ、ポンプ7の
回転力により流速が付与されて配管5よりノズル
3,4へと送られる。 今、ノズル先端からのペーストの吹き出し流速
を3m/秒とし、スポンジニツケルとその左右両
側に第1図のように配置した2mm幅のスリツト状
の吹き出し口をもつノズル3,4との距離を約20
mmとしてペーストを15mm/秒の速度で移動するス
ポンジニツケルに吹きつけた。 ついでスポンジニツケル表面に付着した余剰ペ
ーストを除去し、乾燥後加圧して厚さ0.7mmの電
極とした。この帯状電極は、その後所定寸法に切
断し、フツ素樹脂を固形分で1重量%含む水性懸
濁液中に浸漬された後、乾燥することで完成ニツ
ケル電極となる。 このニツケル電極の製造法における最も顕著な
特徴は、調整したペーストを粉末物質が均一に分
散するよう撹拌しつつ、気密性に富むポンプと密
閉配管とによつて空気の混入量が少ない状態でノ
ズルへ輸送供給し、電極基体であるスポンジニツ
ケルへその左右両側から吹きつけることで、予め
調整したペーストの組成状態をほぼ再現する形で
ニツケルスポンジの空間にペーストを充填できる
ことである。 スポンジニツケルの空間にペーストを初期の調
整状態をほぼ再現する状態で充填できる理由の第
1は、ペーストに対する空気混入量を少なく、す
なわち本発明者らの検討によれば10容量%以下に
抑えることで気泡の混入によるペーストのスポン
ジケーキ化を抑止できることである。また第2の
理由は、スポンジニツケルの左右両側に位置し、
向き合つた状態のノズルよりスポンジニツケルへ
ペーストを吹きつけて、スポンジニツケルの厚み
方向における空間内のペーストを調整時に近い均
整のとれたものにできることである。 すなわち、ペーストの空気混入量を少なくする
ことで、スポンジニツケルの空間に対する活物質
の実質充填量を高く維持でき、気泡の状態で入り
込む死空間を少なくできる。またスポンジニツケ
ルに対し、その左右両側からペーストを吹きつけ
ることで、一部のペーストはスポンジニツケル表
面に当つてはね返されるが、大部分のペーストは
三次元的に連なつた空間に入り込み、スポンジニ
ツケルの厚みの中央部分で左右からぶつかり合つ
て液分を一部表面側へはね返すとともに、ノズル
とは対向していない厚みの中央方向へ分流させる
ため、スポンジニツケル中央部に入り込んだペー
ストは透過性のよい液分が異常に多くなることは
ない。 その結果、スポンジニツケルの厚み方向全体に
わたつて、初期に調整したペースト組成とわずか
な差しかないペースト組成で空間へ充填でき、再
現性をよくできるものである。 実施例 2 実施例1におけると同じスポンジニツケルを電
極基体とし、ペーストも同じ処方、同じ撹拌操作
で用意しポンプ及び密閉配管を用いて第2図に示
す配置の2個のノズルに送り、この2個のノズル
から鉛直方向に15mm/秒の速度で移動するスポン
ジニツケルに吹きつけた。 実施例 3 実施例1におけるペースト組成のうち、結着剤
水溶液の全ペーストに占める比率を30重量%と
し、その他は実施例1と同じとしてスポンジニツ
ケルに左右の両面からペーストを吹きつけた。 実施例 4 実施例1におけるペーストを、水酸化ニツケル
主体物より酸化カドミウム主体物にかえて吹きつ
けた。すなわ、平均粒径3μmの酸化カドミウム
粉末とカーボニルニツケル粉末とを重量比で80:
20の割合で混合し、この粉末混合物に、カルボキ
シメチルセルロースの0.3重量%水溶液を全ペー
ストの35重量%となるよう加えて混練し、これを
スポンジニツケルに両側から吹きつけた。ペース
ト以外の条件は実施例1と同じである。 これらの実施例のペースト吹きつけ充填に当つ
て、ポンプ及び密閉輸送系路におけるペースト中
への空気混入量と、スポンジニツケルに対するペ
ーストの充填密度との関係を調査した。 なお、ペーストにおける空気混入量は、第3図
に示す槽6とポンプ7との間を結ぶ配管5の一部
Aに弁を設けて調整するものとし、ポンプ及び配
管からの空気混入を考慮してノズルの吹き出し口
から吹き出される実際のペースト中の空気混入量
をノズルに近い配管の一部Bで計測して確認し
た。 その結果は、第4図に示すように空気混入量が
ペーストの10容量%以下であれば、スポンジニツ
ケルの空間に対し高いペーストの充填密度が得ら
れ、10容量%を超すと急激に充填密度が低下し
た。なお、図中aは実施例1における水酸化ニツ
ケル主体のペーストを用いた場合であり、bは実
施例4における酸化カドミウム主体のペーストを
用いた場合である。 図から明らかなように、充填密度はペーストを
構成する粉末物質の粒径にはあまり左右されるこ
となく、ペーストの空気混入量に大きく左右され
ている。 また、スポンジニツケルとノズルの吹き出し口
との距離もペーストの充填密度に関係し、スポン
ジニツケルの左右両側にノズルを配置し、両側か
らペーストを吹きつける場合は、第5図cに示す
ようにノズルとスポンジニツケルとの距離が60mm
までは微かな充填密度の低下で、スポンジニツケ
ルの空間へ効率よくペーストを充填することがで
きる。しかし、ノズルを1個としスポンジニツケ
ルの片面から吹きつける場合dでは、ペーストの
充填量そのものが少ないだけでなく、ノズルに面
した片面に偏在した状態でペーストが充填され、
距離が離れる程ペーストが飛散し、空気を抱き込
む比率が多くなつてペーストの充填密度は著しく
低下する。 さらにまたペーストの充填密度は、ノズル吹き
出し口におけるペーストの流速にも左右される。
第6図はノズル吹き出し口におけるペーストの流
速と、スポンジニツケルにおけるペーストの充填
密度との関係を示す。図中aは前述の水酸化ニツ
ケルを主体としたペーストの場合、bは酸化カド
ミウムを主体としたペーストの場合であつて、い
ずれもノズル吹き出し口におけるペーストの流速
が1m/秒以下ではペーストがスポンジニツケル
の空間内に入り込む勢いが乏しく充填密度は低
い。しかし流速が1m/秒を超え10m/秒まで
は、スポンジニツケルの空間にペーストが効率よ
く充填される。ペーストの流速が10m/秒を超す
高速になると、スポンジニツケルの表面にペース
トが打ち当つてはね返されたり、表面部分に入り
込んだペースト中の粉末粉質が後から吹きつけら
れる別の粉末物質にはじき飛ばされる比率が高く
なつて充填密度は悪化する。 なお、第6図から明らかなようにペースト中の
粉末物質の粒径は小さいものの方が、大きいもの
よりも充填密度的に高い値を示す傾向がある。こ
れは微細な粉末物質がスポンジニツケルの空間の
奥部に入り込み易く、ペーストを連続的に吹きつ
けた場合でもスポンジニツケル外へ流出する比率
が少なくなつていることによると思われる。 このような2個のノズルをスポンジニツケルの
左右に向き合う状態で配置し、ここからスポンジ
ニツケルに向けてペーストを吹きつけて充填した
電極を39×58mmに切断したもの100枚について充
填量のバラツキを調べたところ、次表のに示す
結果を得た。なお次表のは前述した従来の摺り
込み法によりペーストを充填したもの、はペー
ストに振動を加えて充填したもの、はスポンジ
ニツケルの片面にペーストを接触させ他面から吸
引してスポンジニツケル内へペーストを充填した
もの各100枚のそれぞれ充填量バラツキを示す。
ある。 さらに詳しくは、三次元的に連なり空間を有す
る金属多孔体に、その左右両側よりペースト状混
練物を吹きつけて、金属多孔体の空間内に予め調
整したペースト状混練物を、再現性よく充填する
方法に関する。 従来例の構成とその問題点 電池用電極は、大別して格子体またはネツト等
を活物質支持体とし、これにペースト状活物質を
充填したペースト式電極と、焼結式金属基板の微
孔に活物質を充填した焼結式電極と、微孔性を有
したチユーブあるいはポケツト内に微末状活物質
を充填したポケツト式電極とがある。 ペースト式電極は、鉛蓄電池用電極として広く
知られるものであり、一部ではニツケル−カドミ
ウム蓄電池のカドミウム電極にも用いられてい
る。この電極は製造が比較的簡単である反面、ペ
ースト状活物質が脱落し易く、電極の堅牢さとい
う点では十分に満足が得られないものであつた。
またポケツト式電極は、一般にペースト式電極、
焼結式電極に比べて活物質利用率が低いという問
題があつた。 焼結式電極は、電極特性及び堅牢さにおいて他
の二者より優れている。しかし焼結式基板が材料
的に高価であるとともに、基板の微孔中に必要量
の活物質を充填するのに、活物質溶液への浸漬及
び熱分解を何回かくり返す必要があつたり、活物
質溶液に基板を浸漬して電解析出を施すことが必
要であり、他に比べて複雑な工程をとるため、電
極のコストは最も高いものであつた。 最近、この焼結式電極に近い発泡状金属多孔体
(以下、スポンジメタルという)を基体とし、こ
れにペースト状活物質を充填する電極が提案され
た。スポンジメタルは三次元網状構造をもち、多
孔度が95%程度と極めて高いとともに孔径も大き
く、さらに製造に当つて孔径を任意に選択するこ
とができる。従つて孔径を適当に選択することに
より、ペースト状活物質あるいは活物質粉末を直
接充填することが可能であり、焼結式電極よりも
はるかに簡単な工程で電極を製造できるという特
徴を有している。 このスポンジメタルへの具体的な活物質充填方
法には、ペースト状活物質に振動を与えて充填す
る方法、ペースト状活物質を摺り込む方法、スポ
ンジメタルの片面にペースト状活物質を接触さ
せ、他面より吸引して充填する方法及びペースト
状活物質をノズルより噴射してスポンジメタルへ
吹きつける方法がある。 これらの方法のうち、活物質をスポンジメタル
の孔中に均一に充填するには、摺り込み法と吹き
つけ法とが優れている。さらにこの両方法を比較
するに、充填に用いる装置の耐久性及び簡易の容
易さ等から、スポンジメタルとノズルとが接触す
ることのない吹きつけ法が摺り込み法よりも優れ
ている。 ペースト状活物質のスポンジメタルへの吹きつ
け充填法は、特公昭56−20664号公報に示されて
いるが、上記のように装置面での利点をもつ反
面、スポンジメタル全体に均一な組成状態でペー
スト状活物質を充填するにはやや難点があつた。 すなわち、ペースト状活物質に単に流速を与え
ノズルより吹きつけただけでは、ペースト中の粉
末(固形分)の分散不均一によりスポンジメタル
の孔中へ充填されたペースト組成が不均一になつ
たり、ペースト中に多くの空気が混入するとスポ
ンジケーキ状となつて実質的な活物質充填が不可
能であつたり、著しく充填ばらつきが大きくなる
という問題があつた。 また単にスポンジメタルの片側に吹きつけノズ
ルを位置させ、これからペースト状活物質を吹き
つけると、ノズルに近いスポンジメタル表面には
粉末分が比較的多く存在するペーストが充填でき
るが、スポンジメタルの厚みの中間部は粉末分が
表面部よりも少ないペーストが入り込み、ノズル
より最も遠いスポンジメタル裏面側は、通過性が
粉末よりも優れた結着剤溶液が大半で粉末分の少
ないペーストしか充填できなかつたり、あるいは
ペーストの通過が阻害されて殆んど充填できない
という問題があつた。従つて、予め調整されたペ
ーストを再現性よくスポンジメタル全体の孔中に
充填する点では不十分なものであつた。 発明の目的 本発明は、ペースト状練合物中の空気混入量を
抑制し、かつ活物質粉末などの粉末物質を均一に
分散させたペースト状活物質を、金属多孔体へそ
の左右両側から吹きつけて、金属多孔体の空間へ
予め調整したペースト状活物質を再現性よく充填
することを目的としたものである。 さらに詳しくは、三次元的に連なり空間を有す
る金属多孔体、例えば前述したスポンジメタルま
たは金属繊維の不織布多孔体を電極基体とし、予
め調整したペースト状混練物を撹拌して活物質粉
末や導電材粉末等の粉末物質を均一に分散させ、
これを気密性に富むポンプと密閉輸送系路により
ノズルへ供給して左右の両側から電極基体の空間
にペースト状混練物を充填することを目的とした
ものである。 発明の構成 前述した目的を達成するため、本発明では、予
め調整した活物質粉末と導電材粉末と結着剤から
なるペースト状混練物を撹拌して粉末物質を均一
に分散させるとともに、このペースト状混練物を
気密性に富むポンプ、例えばモーノポンプ、ダイ
アフラムポンプと密閉輸送系路とによりノズルに
供給してノズル先端におけるペースト混練物の空
気混入量を常圧下で10容量%以下に規制し、金属
多孔体からなる電極基体の空間に、その左右両側
に配した2個のノズルよりペースト状混練物を吹
きつけることを特徴としたものである。 本発明の方法を実施するための装置は、ペース
ト状混練物を満たし、常時これが撹拌される槽
と、このペーストを吸い込み流速を付与するポン
プと、ポンプからノズルまでペーストを移動させ
る密閉した配管等の輸送系路と、電極基体にその
両側からペーストを吹きつけて充填するノズルよ
りなる。 以下、この装置各部の構成と具体的なペースト
の電極基体への吹きつけ充填法について、図に示
す実施例によつて説明する。 第1図は、帯状の電極基体である金属多孔体2
をその幅方向を上下に向けて水平方向へ移動させ
つつ、その左右両側に向い合うよう位置させたノ
ズル3,4よりペースト1を吹きつけて充填する
際の図である。図中5はノズルにつながつたペー
スト輸送用の配管である。 第2図は、電極基体である金属多孔体2を下か
ら上の鉛直方向へ移動させ、その左右両側に水平
状態で向い合うよう配置したノズル3,4からペ
ースト1を吹きつけて充填する状態を示す。 また第3図は、ペースト1を満たした槽6よ
り、前述した気密性に富むポンプ7でペースト1
を吸い込み、密閉状態に保たれた配管5によりノ
ズルへペースト1を輸送する装置の概略構成を示
す。 なお槽6内には予め調整したペースト1におけ
る粉末物質の分散を均一化するため、ペースト1
に埋もれた2枚羽根よりなる撹拌翼8を2〜4r.
p.mで回転させるとよく、ペーストへの空気の不
要な混入を除くため、槽6上部をシールドすると
都合がよい。 実施例の説明 実施例 1 まず、電極基体である金属多孔体は、前述した
スポンジメタルであつても金属繊維の不織布多孔
体であつても、三次元的に連なり空間を有してい
て多孔度や機械的強度に差違はあるものの、本質
的に同様な性質を有している。従つて、ニツケル
電極におけるスポンジニツケルで代表して説明す
る。 多孔度約95%、ほぼ球状の平均空間径が約
450μm、厚さ約1.3mmの帯状のスポンジニツケル
を用意する。 一方、ペースト1としては、平均粒径約60μm
の水酸化ニツケル粉末と、カーボニルニツケル粉
末と、カーボニルコバルト粉末を重量比で85:
10:5の割合で混合し、この混合物に結着剤であ
るカルボキシメチルセルロースの0.3重量%水溶
液を、全ペーストの35重量%となる量だけ加えて
混練する。 このペースト1は、第3図に示す槽6内に収容
し、撹拌翼8で常時、例えば3r.p.mで回転撹拌し
て粉末物質の分散を均一化しておく。槽6上部の
シールド効果を良好に保てば、ペースト1中に混
入する空気量は最大でも5容量%以下に規制で
き、通常は2〜3容量%に留めることができる。
槽6内のペースト1は気密性に富むポンプ7の吸
引力で配管5の入口から吸い込まれ、ポンプ7の
回転力により流速が付与されて配管5よりノズル
3,4へと送られる。 今、ノズル先端からのペーストの吹き出し流速
を3m/秒とし、スポンジニツケルとその左右両
側に第1図のように配置した2mm幅のスリツト状
の吹き出し口をもつノズル3,4との距離を約20
mmとしてペーストを15mm/秒の速度で移動するス
ポンジニツケルに吹きつけた。 ついでスポンジニツケル表面に付着した余剰ペ
ーストを除去し、乾燥後加圧して厚さ0.7mmの電
極とした。この帯状電極は、その後所定寸法に切
断し、フツ素樹脂を固形分で1重量%含む水性懸
濁液中に浸漬された後、乾燥することで完成ニツ
ケル電極となる。 このニツケル電極の製造法における最も顕著な
特徴は、調整したペーストを粉末物質が均一に分
散するよう撹拌しつつ、気密性に富むポンプと密
閉配管とによつて空気の混入量が少ない状態でノ
ズルへ輸送供給し、電極基体であるスポンジニツ
ケルへその左右両側から吹きつけることで、予め
調整したペーストの組成状態をほぼ再現する形で
ニツケルスポンジの空間にペーストを充填できる
ことである。 スポンジニツケルの空間にペーストを初期の調
整状態をほぼ再現する状態で充填できる理由の第
1は、ペーストに対する空気混入量を少なく、す
なわち本発明者らの検討によれば10容量%以下に
抑えることで気泡の混入によるペーストのスポン
ジケーキ化を抑止できることである。また第2の
理由は、スポンジニツケルの左右両側に位置し、
向き合つた状態のノズルよりスポンジニツケルへ
ペーストを吹きつけて、スポンジニツケルの厚み
方向における空間内のペーストを調整時に近い均
整のとれたものにできることである。 すなわち、ペーストの空気混入量を少なくする
ことで、スポンジニツケルの空間に対する活物質
の実質充填量を高く維持でき、気泡の状態で入り
込む死空間を少なくできる。またスポンジニツケ
ルに対し、その左右両側からペーストを吹きつけ
ることで、一部のペーストはスポンジニツケル表
面に当つてはね返されるが、大部分のペーストは
三次元的に連なつた空間に入り込み、スポンジニ
ツケルの厚みの中央部分で左右からぶつかり合つ
て液分を一部表面側へはね返すとともに、ノズル
とは対向していない厚みの中央方向へ分流させる
ため、スポンジニツケル中央部に入り込んだペー
ストは透過性のよい液分が異常に多くなることは
ない。 その結果、スポンジニツケルの厚み方向全体に
わたつて、初期に調整したペースト組成とわずか
な差しかないペースト組成で空間へ充填でき、再
現性をよくできるものである。 実施例 2 実施例1におけると同じスポンジニツケルを電
極基体とし、ペーストも同じ処方、同じ撹拌操作
で用意しポンプ及び密閉配管を用いて第2図に示
す配置の2個のノズルに送り、この2個のノズル
から鉛直方向に15mm/秒の速度で移動するスポン
ジニツケルに吹きつけた。 実施例 3 実施例1におけるペースト組成のうち、結着剤
水溶液の全ペーストに占める比率を30重量%と
し、その他は実施例1と同じとしてスポンジニツ
ケルに左右の両面からペーストを吹きつけた。 実施例 4 実施例1におけるペーストを、水酸化ニツケル
主体物より酸化カドミウム主体物にかえて吹きつ
けた。すなわ、平均粒径3μmの酸化カドミウム
粉末とカーボニルニツケル粉末とを重量比で80:
20の割合で混合し、この粉末混合物に、カルボキ
シメチルセルロースの0.3重量%水溶液を全ペー
ストの35重量%となるよう加えて混練し、これを
スポンジニツケルに両側から吹きつけた。ペース
ト以外の条件は実施例1と同じである。 これらの実施例のペースト吹きつけ充填に当つ
て、ポンプ及び密閉輸送系路におけるペースト中
への空気混入量と、スポンジニツケルに対するペ
ーストの充填密度との関係を調査した。 なお、ペーストにおける空気混入量は、第3図
に示す槽6とポンプ7との間を結ぶ配管5の一部
Aに弁を設けて調整するものとし、ポンプ及び配
管からの空気混入を考慮してノズルの吹き出し口
から吹き出される実際のペースト中の空気混入量
をノズルに近い配管の一部Bで計測して確認し
た。 その結果は、第4図に示すように空気混入量が
ペーストの10容量%以下であれば、スポンジニツ
ケルの空間に対し高いペーストの充填密度が得ら
れ、10容量%を超すと急激に充填密度が低下し
た。なお、図中aは実施例1における水酸化ニツ
ケル主体のペーストを用いた場合であり、bは実
施例4における酸化カドミウム主体のペーストを
用いた場合である。 図から明らかなように、充填密度はペーストを
構成する粉末物質の粒径にはあまり左右されるこ
となく、ペーストの空気混入量に大きく左右され
ている。 また、スポンジニツケルとノズルの吹き出し口
との距離もペーストの充填密度に関係し、スポン
ジニツケルの左右両側にノズルを配置し、両側か
らペーストを吹きつける場合は、第5図cに示す
ようにノズルとスポンジニツケルとの距離が60mm
までは微かな充填密度の低下で、スポンジニツケ
ルの空間へ効率よくペーストを充填することがで
きる。しかし、ノズルを1個としスポンジニツケ
ルの片面から吹きつける場合dでは、ペーストの
充填量そのものが少ないだけでなく、ノズルに面
した片面に偏在した状態でペーストが充填され、
距離が離れる程ペーストが飛散し、空気を抱き込
む比率が多くなつてペーストの充填密度は著しく
低下する。 さらにまたペーストの充填密度は、ノズル吹き
出し口におけるペーストの流速にも左右される。
第6図はノズル吹き出し口におけるペーストの流
速と、スポンジニツケルにおけるペーストの充填
密度との関係を示す。図中aは前述の水酸化ニツ
ケルを主体としたペーストの場合、bは酸化カド
ミウムを主体としたペーストの場合であつて、い
ずれもノズル吹き出し口におけるペーストの流速
が1m/秒以下ではペーストがスポンジニツケル
の空間内に入り込む勢いが乏しく充填密度は低
い。しかし流速が1m/秒を超え10m/秒まで
は、スポンジニツケルの空間にペーストが効率よ
く充填される。ペーストの流速が10m/秒を超す
高速になると、スポンジニツケルの表面にペース
トが打ち当つてはね返されたり、表面部分に入り
込んだペースト中の粉末粉質が後から吹きつけら
れる別の粉末物質にはじき飛ばされる比率が高く
なつて充填密度は悪化する。 なお、第6図から明らかなようにペースト中の
粉末物質の粒径は小さいものの方が、大きいもの
よりも充填密度的に高い値を示す傾向がある。こ
れは微細な粉末物質がスポンジニツケルの空間の
奥部に入り込み易く、ペーストを連続的に吹きつ
けた場合でもスポンジニツケル外へ流出する比率
が少なくなつていることによると思われる。 このような2個のノズルをスポンジニツケルの
左右に向き合う状態で配置し、ここからスポンジ
ニツケルに向けてペーストを吹きつけて充填した
電極を39×58mmに切断したもの100枚について充
填量のバラツキを調べたところ、次表のに示す
結果を得た。なお次表のは前述した従来の摺り
込み法によりペーストを充填したもの、はペー
ストに振動を加えて充填したもの、はスポンジ
ニツケルの片面にペーストを接触させ他面から吸
引してスポンジニツケル内へペーストを充填した
もの各100枚のそれぞれ充填量バラツキを示す。
【表】
この表から明らかなように、の方法によれば
充填量のバラツキも少なく、スポンジニツケルに
充填されたペーストの組成も初期に調整されたペ
ーストに近いもので、ペーストの再現性の点でも
優れていた。一方、、及びの方法は充填量
のバラツキが大きく、かつスポンジニツケル内に
充填されたペーストも粉末物質に比べて結着剤溶
液分が少なく、初期のペーストの再現は不可能で
あつた。 第7図は、実施例1で得たニツケル電極を幅39
mm、長さ58mm、厚さ0.7mmで切断して用意し、こ
れに汎用のカドミウム電極(幅39mm、長さ80mm、
厚さ0.55mm)を組み合せてKR−AA形ニツケル−
カドミウム蓄電池10個を用意し、70mAで16時間
充填した後、20℃下で140mAの電流値で放電し
たときの平均放電曲線eを示す。比較のため汎用
の焼結式ニツケル電極を用いた以外は前述の電池
と同じとした電池の平均放電曲線はfの通りであ
つた。 これから本発明による電極を備えた電池は、放
電容量、放電電圧ともに優れていることがわか
る。 発明の効果 以上述べたように、本発明の製造法によれば、
スポンジメタルに代表される三次元的に連なる空
間を有した金属多孔体にペースト状混練物を効率
よく、しかも初期に調整したペーストの状態をほ
ぼ再現して充填することができ、品質、性能面で
優れた電極を得ることができる。さらに初期に調
整するペースト混練物の組成に応じて充填活物質
量を容易に制御することができ、所望とする容量
をもつた電極を量産性よく製造できるものであ
る。
充填量のバラツキも少なく、スポンジニツケルに
充填されたペーストの組成も初期に調整されたペ
ーストに近いもので、ペーストの再現性の点でも
優れていた。一方、、及びの方法は充填量
のバラツキが大きく、かつスポンジニツケル内に
充填されたペーストも粉末物質に比べて結着剤溶
液分が少なく、初期のペーストの再現は不可能で
あつた。 第7図は、実施例1で得たニツケル電極を幅39
mm、長さ58mm、厚さ0.7mmで切断して用意し、こ
れに汎用のカドミウム電極(幅39mm、長さ80mm、
厚さ0.55mm)を組み合せてKR−AA形ニツケル−
カドミウム蓄電池10個を用意し、70mAで16時間
充填した後、20℃下で140mAの電流値で放電し
たときの平均放電曲線eを示す。比較のため汎用
の焼結式ニツケル電極を用いた以外は前述の電池
と同じとした電池の平均放電曲線はfの通りであ
つた。 これから本発明による電極を備えた電池は、放
電容量、放電電圧ともに優れていることがわか
る。 発明の効果 以上述べたように、本発明の製造法によれば、
スポンジメタルに代表される三次元的に連なる空
間を有した金属多孔体にペースト状混練物を効率
よく、しかも初期に調整したペーストの状態をほ
ぼ再現して充填することができ、品質、性能面で
優れた電極を得ることができる。さらに初期に調
整するペースト混練物の組成に応じて充填活物質
量を容易に制御することができ、所望とする容量
をもつた電極を量産性よく製造できるものであ
る。
第1図は本発明の実施例における電極基体であ
る金属多孔体にその左右両側からペーストを吹き
つけるノズルの配置状態を示す図、第2図はノズ
ルの配置状態の他の例を示す図、第3図は調整し
たペーストを収容する槽及びペーストをノズルに
供給するための気密性に富むポンプと密閉輸送系
路との関係を示す概略図、第4図はペースト中の
空気混入量と電極基体に対する充填密度との関係
を示す図、第5図はノズルの吹き出し口と電極基
体との距離と、ペーストの充填密度との関係を示
す図、第6図はノズル吹き出し口におけるペース
トの流速と、充填密度との関係を示す図、第7図
は本発明により得た電極を用いた電池の放電曲線
を示す図である。 1……ペースト状混練物、2……金属多孔体、
3,4……ノズル、5……ペースト輸送系路、6
……ペースト収容槽、7……気密性に富むポン
プ、8……撹拌翼。
る金属多孔体にその左右両側からペーストを吹き
つけるノズルの配置状態を示す図、第2図はノズ
ルの配置状態の他の例を示す図、第3図は調整し
たペーストを収容する槽及びペーストをノズルに
供給するための気密性に富むポンプと密閉輸送系
路との関係を示す概略図、第4図はペースト中の
空気混入量と電極基体に対する充填密度との関係
を示す図、第5図はノズルの吹き出し口と電極基
体との距離と、ペーストの充填密度との関係を示
す図、第6図はノズル吹き出し口におけるペース
トの流速と、充填密度との関係を示す図、第7図
は本発明により得た電極を用いた電池の放電曲線
を示す図である。 1……ペースト状混練物、2……金属多孔体、
3,4……ノズル、5……ペースト輸送系路、6
……ペースト収容槽、7……気密性に富むポン
プ、8……撹拌翼。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 三次元的に連なり空間を有する金属多孔体
に、活物質粉末と導電材粉末と結着剤からなるペ
ースト状混練物を、ノズルで吹きつけて前記金属
多孔体の空間内に充填する電池用電極の製造法で
あつて、前記ペースト状混練物を撹拌して粉末物
質を均一に分散させる工程と、前記ペースト状混
練物を気密性に富むポンプと密閉輸送系路により
ノズル先端におけるペースト状混練物の空気混入
量を10容量%以下に規制してノズルに供給し、前
記金属多孔体の左右に配置した2個のノズルより
ペースト状混練物を金属多孔体両面に吹きつける
工程とを有した電池用電極の製造法。 2 金属多孔体と、その左右に配置したノズルと
の距離が60mm以下である特許請求の範囲第1項記
載の電池用電極の製造法。 3 ノズルより金属多孔体に吹きつけるペースト
状混練物の流速が1〜10m/秒である特許請求の
範囲第1項記載の電池用電極の製造法。 4 ペースト状混練物を吸い込んでノズルへ送り
出す気密性に富むポンプが、モーノポンプまたは
ダイアフラムポンプである特許請求の範囲第1項
記載の電池用電極の製造法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57192971A JPS5981868A (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 電池用電極の製造法 |
| DE8383903409T DE3378290D1 (en) | 1982-11-01 | 1983-10-25 | Method of fabricating electrodes for battery |
| PCT/JP1983/000376 WO1984001858A1 (en) | 1982-11-01 | 1983-10-25 | Method of fabricating electrodes for battery |
| US06/626,839 US4582098A (en) | 1982-11-01 | 1983-10-25 | Method of fabricating electrodes for battery |
| EP83903409A EP0126160B1 (en) | 1982-11-01 | 1983-10-25 | Method of fabricating electrodes for battery |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57192971A JPS5981868A (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 電池用電極の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5981868A JPS5981868A (ja) | 1984-05-11 |
| JPH0118543B2 true JPH0118543B2 (ja) | 1989-04-06 |
Family
ID=16300085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57192971A Granted JPS5981868A (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 電池用電極の製造法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4582098A (ja) |
| EP (1) | EP0126160B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5981868A (ja) |
| DE (1) | DE3378290D1 (ja) |
| WO (1) | WO1984001858A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3816232C1 (ja) * | 1988-05-11 | 1989-07-20 | Deutsche Automobilgesellschaft Mbh, 3000 Hannover, De | |
| US5141523A (en) * | 1989-07-20 | 1992-08-25 | Gates Energy Products, Inc. | Rechargeable nickel electrode containing electrochemical cell and method |
| JPH04137368A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-05-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ニッケル/水素蓄電池とその製造法 |
| AU4986793A (en) * | 1992-09-10 | 1994-03-29 | Pita Witehira | Electrode frame having structural members and additional web material |
| TW305419U (en) * | 1993-01-25 | 1997-05-11 | Pacific Eng | Four-way change-over valve for air-conditioner and service valve therewith |
| DE69606349T2 (de) * | 1995-05-09 | 2000-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Batterieelektroden und Verfahren zur Herstellung |
| JP2976863B2 (ja) * | 1995-10-09 | 1999-11-10 | 松下電器産業株式会社 | 電池用電極の製造法 |
| US5981108A (en) * | 1995-10-09 | 1999-11-09 | Matsushita Electric Industrial Co, Ltd. | Electrodes for battery and method of fabricating the same |
| US6436575B1 (en) | 1998-11-13 | 2002-08-20 | Moltech Power Systems, Inc. | Pasted positive electrode and process for its production |
| EP1901372B1 (en) * | 2005-05-09 | 2012-01-11 | Panasonic Corporation | Electrode mixture paste applying method |
| EP3213361B1 (en) * | 2014-10-27 | 2020-10-21 | Dragonfly Energy Corp. | Processes for the manufacture of conductive particle films for lithium ion batteries and lithium ion batteries |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3472696A (en) * | 1968-07-29 | 1969-10-14 | Mark Shoeld | Storage battery having spiral electrodes with improved active material carrier |
| JPS5374245A (en) * | 1976-12-15 | 1978-07-01 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Method of manufacturing electrode plate for battery |
| DE2952234A1 (de) * | 1979-12-22 | 1981-07-02 | Varta Batterie | Verfahren und vorrichtung zum dosieren von auf bandfoermiges material aufgebrachter paste |
-
1982
- 1982-11-01 JP JP57192971A patent/JPS5981868A/ja active Granted
-
1983
- 1983-10-25 EP EP83903409A patent/EP0126160B1/en not_active Expired
- 1983-10-25 US US06/626,839 patent/US4582098A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-10-25 WO PCT/JP1983/000376 patent/WO1984001858A1/ja not_active Ceased
- 1983-10-25 DE DE8383903409T patent/DE3378290D1/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0126160A4 (en) | 1985-04-25 |
| JPS5981868A (ja) | 1984-05-11 |
| DE3378290D1 (en) | 1988-11-24 |
| WO1984001858A1 (en) | 1984-05-10 |
| EP0126160B1 (en) | 1988-10-19 |
| EP0126160A1 (en) | 1984-11-28 |
| US4582098A (en) | 1986-04-15 |
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