JPH01190976A - 可変容量式斜板型圧縮機 - Google Patents

可変容量式斜板型圧縮機

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JPH01190976A
JPH01190976A JP63013306A JP1330688A JPH01190976A JP H01190976 A JPH01190976 A JP H01190976A JP 63013306 A JP63013306 A JP 63013306A JP 1330688 A JP1330688 A JP 1330688A JP H01190976 A JPH01190976 A JP H01190976A
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JP
Japan
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pressure
spool
swash plate
compressor
chamber
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Pending
Application number
JP63013306A
Other languages
English (en)
Inventor
Akikazu Kojima
昭和 小島
Mitsuo Inagaki
光夫 稲垣
Yodo Nakano
中野 容道
Yoshio Kurokawa
黒川 喜生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, NipponDenso Co Ltd filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP63013306A priority Critical patent/JPH01190976A/ja
Publication of JPH01190976A publication Critical patent/JPH01190976A/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/48—Moulds
    • B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
    • B29C2049/4807—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity by movable mould parts in the mould halves

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は斜板型圧縮機の容量制御に関するものであり、
例えば自動車用空調装置用の冷媒圧縮機として使用して
有効である。
〔発明の背景〕
斜板型圧ll1i機の吐出容量を連続的に可変するもの
として、本発明者らは先にピストンの往復スl−ローク
を連続的に可変制御するものを提案した。
これはシャフトに斜板を揺動可能かつシャフト軸方向変
位可能に係合させ、シャフトの傾斜角および斜板の11
J!斜角および斜板の中心点位置をスプールの変位によ
り連続的に可変させるものである。
この本発明者らが先に提案した可変容量式圧縮機ではス
プールの変位は、スプールの背面に形成された制御圧室
の圧力を調整することにより行なう。スプール背面の制
御圧室内圧力を上昇、低下させることによりスプールを
変位させ、これにより斜板の傾斜角および回転中心位置
を可変とするものである。
しかしながら、本発明者らの実験検討によれば、スプー
ルを圧縮機の最大吐出容量状態から減少状態へ変位させ
る際に、スプールが応答性よく変位しない状態があるこ
とが確かめられた。
この原因につき本発明者らが種々検討したところ、スプ
ールを確実に変位させるためには制御圧室に充分な圧力
が必要とされることによるものであることが認められた
。すなわち、スプールを変位させるための信号圧力とし
ては、圧縮機の高圧側圧力と低圧側圧力との差圧を用い
ることになるが、この圧縮機高圧側圧力および低圧側圧
力は、圧縮機の作動状態に応じて変動するものである。
この圧縮機作動に伴う変動にかかわらず、確実にスプー
ルを変位させることができるためには、信号圧力により
スプールに作動する駆動力を充分な値とすることが必要
とされる。
このように制御圧室に導入される圧力を充分なものとす
る結果、逆に制御圧室内圧力を低下させてスプールを制
御圧室側に変位させようとする場合には、制御圧室内圧
力の低減に多くの時間を要することになる。その結果、
スプールを最大変位位置から移動させようとする場合に
、制御弁による信号圧力の切換えにもかかわらずスプー
ル弁がただちに移動しないという状態が生じるものであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記点に鑑みて案出されたもので、スプールを
変位させるために要求される充分な信号圧力を確保する
とともに、スプールをその最大変位位置から応答性よく
移動させることができるようにすることを目的とする。
〔構成および作動] 上記目的を達成するため、本発明による斜板型圧縮機で
は、制御室内圧力が過大となることがないようにする圧
力制限弁を設ける。
この圧力制限弁により、本発明の圧縮機では制御圧室内
の信号圧力を、スプール駆動に充分な圧力に保持すると
ともに、スプール駆動に必要とされる以上の過大な圧力
とならないようにする。よって本発明の圧縮機では、圧
縮機の状態がいかなる場合であっても、スプールが確実
に変位可能となり、圧縮機の容量が良好に調整できるこ
ととなる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図に基づいて述べる。
第1図は可変容量式斜板型圧縮機の縦断面図である。ア
ルミニウム合金製のフロントハウジング4、フロントサ
イドプレート8、゛吸入弁9、フロントシリンダブロッ
ク5、リアシリンダブロック6、吸入弁12、リアサイ
ドプレート11及びリアハウジングI3は図示されない
スルーボルトによって一体的に固定された圧縮機の外殻
を成している。
シリンダブロック5.6には第2図に示すようにシリン
ダ64(641〜645)が夫々5ケ所、各シリンダ6
4が互いに平行になるように形成されている。図示しな
い自動車走行用エンジンの駆動力を受けて回転するシャ
フトlはベアリング2及びベアリング3を介してそれぞ
れフロントハウジング4及びフロントシリンダブロック
5に回転自在に軸支されている。また、シャフト1に加
わるスラスト力(図中左方向へ働く力)はスラスト軸受
15を介してフロントシリンダブロック5で受け、止め
輪16によりシャフト1の図中右方向への動きを規制し
ている。尚、止め輪重6はシャフト1に形成された環状
溝によって係止されている。
リアシャフト40はベアリング14を介してスプール3
0に回転自在に軸支されている。リアシャフト40に働
くスラスト力(図中右方向へ働く力)はスラスト軸受1
16を介してスプール30で受け、止め輪I7によりリ
アシャフト4oがスプール30から外れるのを防いでい
る。この止め輪もリアシャフト40に形成された環状溝
に係止されている。スプール30はリアシリンダブロッ
ク6の円筒部65及びリアハウジング13の円筒部13
5内に軸方向摺動可能に配されている。
斜板10の中央部には球面部107が形成され、この球
面部107にはリアシャフト40の端部に固定された球
支持部405が配され、斜板10は揺動可能な状態で球
面支持部405に支持されている。
斜板lOのシャフトl側面にはスリット105が形成さ
れており、シャフト1の斜板lO側端面には平板部16
5が形成されている。そして、平板部165がスリン)
105内壁に面接触するようにして配されることにより
、シャフト1に与えられた回転駆動力を斜板10に伝え
るものである。
また、斜板10両面側にはシュー18及びシュー19が
摺動自在に配設されている。一方、フロントシリンダブ
ロック5のシリンダ64及びリアシリンダフ゛ロンクロ
のシリンダ64内にはピストン7が摺動可能に配されて
いる。上述のようにシュー18及び19は斜板lOに対
し、摺動自在に取り付けられている。またシュー18及
び19はピストン7の内面に対し、回転可能に係合して
いる。従って、斜板10の回転を伴う揺動運動は、この
シュー18及び19を介しピストンに往復運動として伝
達される。尚、シュー18.19は斜板10上に組み付
けられた状態で、外面が同一球面上にくるように形成さ
れている。
前記シャフト1の平板部165には長溝166が設けら
れており、また、斜板10にはビン通し孔が形成されて
いる。シャフト1の平板部165は斜板10のスリット
105に配された後、ピン80及び止め輪によりビン通
し孔とシャフトlの長溝166とに係止される。この長
溝166内のピン80の位置により斜板の傾きが変わる
のであるが、傾きが変わると共に斜板中心(球面部10
7の球面支持部405)の位置も変わる。すなわち、第
1図中右側の第2作動室60においては、斜板lOの傾
きが変わってピストン7のストロークが変化しても、ピ
ストン7の作動室60側の上死点は殆ど変わらずデッド
ボリュームの増加が実質的に生じないように長溝166
が設けられている。一方、図中左方向の作動室50では
斜板の傾きが変わると共にピストン7の上死点は変化す
るため、デッドボリュームも変化する。
本例では上述したように斜板10の傾斜角が変動しても
、ピストン7の作動室60側の上死点位置が、はとんど
変動しないような形状に長溝166が形成されている。
従ってこの長溝166は厳密には曲線状となるが、実際
の形成に当たってはほぼ直線の長溝で近似できることに
なる。さらに本例では長溝166の形成により平板部1
65の形状が過大となることがないように、長溝166
はシャフト1の軸線上に配設されている。このように長
溝166をシャフト1の軸線上に形成し、平板部165
を小型化することは平板部165がピストン7の内側に
配設されるタイプの斜板型圧縮機においては特に有効で
ある。
図中符号21は軸封装置であり、シャフトlを伝って冷
媒ガスや潤滑オイルが外部へ洩れるのを防いでいる。図
中符号24は作動室50.60に開口し、吐出室90.
93と連通ずる吐出口であり、この吐出口24は、吐出
弁22によって開閉される。吐出弁22は弁押さえ23
と共に図示しないボルトによりフロントサイドプレート
8及びリアサイドプレート11に固定されている。図中
符号25は作動室50.60と吸入室72.74とを連
通ずる吸入口で、吸入弁9及び吸入弁12によって開閉
される。
図中符号400は制御圧空間200内圧力を制御するた
めの制御弁であり、制御回路500により制御される。
制御弁400の一方は低圧導入通路97によりリア側の
吸入空間74と結ばれている。また、他方は絞り及び高
圧導入通路96を介して吐出空間93と結ばれると共に
、制御圧通路98を介して制御圧室200と結ばれてい
る。制御弁400は通電されない状態では、空間200
と吐出空間93とが絞り99を介して結ばれている。
第1図中フロント側の吐出空間90は、シリンダブロッ
ク5に形成された吐出通路91により吐出ポート92に
導かれ、又、リア側の吐出空間93はシリンダブロック
6に形成された吐出通路94により吐出ポート95に導
かれている。吐出ポート92及び吐出ポート95は外部
配管により連結されるため、吐出空間90と吐出空間9
3内圧力は同一圧力である。またフロント側の吸入空間
72は吸入通路71によりハウジング中央部G、:、形
成された吸入空間70に導かれ、同様にリア側の吸入空
間74も吸入通路73により吸入空間70に導かれてい
る。尚、図中符号51,52,53゜54.55.56
は0リングである。
またスプール30には第3図に示すように圧力制限弁3
00が配設されている。すなわち、スプール30には制
御圧室200と吸入圧空間74とを連通する連通通路3
01が形成されており、この連通通路301を圧力制限
弁体302によって開閉するようになっている。圧力制
限弁体302はテーパ状のシール面を有しており、この
シール面が連通通路301の途中に形成された弁座部3
03に当接、離脱することによって連通通路301の開
閉が切換えられる。圧力制限弁体はその先端に延長部3
30が形成されており、この延長部330が貫通孔33
1より吸入空間74側に突出している。さらに弁体30
2の背面にはスプリング333が配設されており、この
スプリングにより弁体302は弁座303側に押圧され
る。スプリング333はスプール30に固定された係止
片340によって保持されている。またこの係止片34
0には連通孔341が開口しており、連通通路301と
ともに制御圧空間200と吸入圧空間74とを連通ずる
ことになる。
上述の延長部330の先端320は弁体302が弁座3
03と当接した状態で微少量スプールの型部305より
突出する量になっている。従ってスプールが第3図中量
も左方向に変位した際にはスプール30の型部305が
サイドプレー1・11に当接する直前にこの延長部33
0の先端320がサイドブレート11に当接することと
なる。その結果延長部330とサイドプレート11との
当接に伴って弁体302が弁座303から離脱可能なよ
うになっている。
上記構成により圧縮機の作動について述べる。
図示しない電磁クラッチが接続され、シャツ+−1にエ
ンジンからの駆動力が伝えられると圧縮機は起動する。
圧縮機駆動信号がコントローラ500に入力されると、
コントローラ500は制御弁に対し低圧導入通路97と
信号圧通路98とを連通ずるような電気信号を出力する
。従って、起動時には制?II圧室200に吸入室74
内の圧力が導入されるごとになる。そのため、この状態
においては、スプール30の前後で圧力差が生じなくな
っている。
すなわち、起動時においては支持部107を介して斜板
lOを傾斜させる方向には荷重が加わっていない。
このような状態でシャフト1が回転を開始すると、シャ
ツl−1の回転は斜板10を介してピストン7を往復駆
動することになる。このピストン7の往復移動に伴い作
動室50.60内で冷媒の吸入、圧縮、吐出が行われる
ことになる。
ただこの場合、リア側の作動室60とフロント側の作動
室50との圧力差に基づく力がピストン7およびシュー
18.19を介して斜板lOに加わることになる。特に
斜板10は球面支持部405によって揺動自在に支持さ
れており、かつスリット105と平板部165との嵌合
によりシャフトlの回転力を受けるようになっているた
め、ピストン7に加わる力が斜板lOの傾斜角を減少さ
せる方向にモーメントとして作動することになる。
例えば第2図に軸線X上にピン80が位置している状態
では、第1シリンダ空間641に配設されているピスト
ンからは斜板lOに対し傾斜角を変動させるモーメント
は発止しない。しかしながら第2乃至第5のシリンダ空
間642,643゜644.645に配設されたピスト
ン7からは、斜板10の傾斜角を減少させる方向に回転
モーメントが発生する。この回転モーメントFiXRi
は、ピン80周りに生ずるモーメントFpmXrによっ
て受けられることになる(第4図図示)。またこのピス
トン7により発生する回転モーメントは、球面支持部4
05に対しFBxの押圧力を加えることになる。
すなわち、制御弁が制御圧室200に吸入圧を導入する
状態では、球面支持部405およびスプール30が図中
右方向に変位する。その結果、斜板10はその傾斜角を
小さくする。ただ、斜板10はシャフト1の長溝166
とピン80によって規制されているため、斜板10は傾
きを減少すると共に、斜板10の中心にある球部405
に対し図中右方向に力を与え、球部405を右方向へ移
動させる。球面支持部405を介してリアシャツ)40
に働く図中右方向の力はスラスト軸受16を介してスプ
ール30に伝えられ、スプール30はリアハウジング1
3の底部に当たるまで移動し、圧縮機の吐出容量が最小
となる。
そして、図示されない吸入ポート(冷凍サイクルの蒸発
器につながる)より吸入される冷媒ガスは、中央部の吸
入空間70へ入り、次いで吸入通路71.73を通り、
フロント・リア側の吸入室72.74へ入る。その後、
ピストン7の吸入行程において、吸入弁12を介して吸
入口25より作動室50.60内へ吸入される。吸入さ
れた冷媒ガスは圧縮行程で圧縮され、所定圧まで圧縮さ
れれば吐出口24より吐出弁22を押し開いて吐出室9
0.93へ吐出される。高圧の冷媒ガスは吐出通路91
.94を通り、吐出ポート92,95より冷凍サイクル
の図示しない凝縮器に吐出される。
この際、フロント側の第1の作動室50はデッドボリュ
ームが大きいため、リア側の第2作動室60よりも圧縮
比が小さく、第1作動室50内の冷媒ガスの圧力が吐出
空間90内圧力(リア側第2作動室60の吐出圧力が導
かれている)よりも低く、フロント側第1作動室50で
の冷媒ガスの吸入、゛吐出作用は行われない。
圧縮機の起動時には、上述したように圧縮機吐出容量を
最小容量とす、る。しかし冷凍サイクルより要求される
圧縮機の能力が高い場合には、制御弁400により制御
圧通路98と低圧導入通路97との間が遮断される。こ
こで、本例では制御圧室200には絞り99゛を介し、
高圧導入通路96と連通している。従って、このように
低圧導入通路97との間が遮断された状態では、制御圧
室200には高圧導入通路96より受ける吐出圧の影響
が大きくなる。従って制御圧室200内の圧力は上昇し
てくる。
そのため、スプール30に対し、圧力差により図中左方
向へ働く力(制御圧室200と吸入空間74との圧力差
による)は圧縮機の回転に伴い次第に上昇する。そして
、この力が前述した球面支持部405を図中右方向へ押
す力に打ち勝つと、スプール30は次第に図中左方向へ
移動し始める。
そしてシャフト1の長溝166とピン80の作用により
斜板10はその回転中心(球面支持部405)を図中左
方向へ移動しつつその傾きを大きくしてゆく。更に制御
圧室200内圧力が上がってゆくと、スプール30はそ
の肩部305がリアサイドプレート11に当たるまで図
中左方向へ移動し、最大容量状態を実現する。これが第
1図の状態である。第1図の状態では、図示されない吸
入ポー1−より吸入される冷媒ガスは中央の吸入空間。
70に入り、吸入通路71及び73を通ってそれぞれ吸
入室72及び74へ流入する。そして、吸入行程では吸
入口25より吸入弁9及び12を介して、それぞれ作動
室50及び60へ入り、次いでピストン7の変位と共に
圧縮され、吐出口24より吐出弁22を介して、それぞ
れ吐出空間90及び93へ入り、吐出通路91及び94
を通り吐出ポート92及び95より吐出され、外部配管
で合流するものである。この状態では作動室50及び作
動室60共に冷媒ガスの吸入、吐出作用を行っている。
第5図中実線aは本発明による可変容量式斜板型圧縮機
のビストンストロークと圧縮機容量との関係を表す図で
ある。本例による容量制御方式は斜板10の傾きを変え
ることにより、ピストン7のストロークを変えると共に
斜板lOの中心位置をも変えるため、リア側第2作動室
60ではビストンストロークの減少によるデッドボリュ
ームの増加は殆どない。そのため、−点鎖線すに示すよ
うに、ビストンストロークに応じて吐出容量は漸減する
。逆にフロント側第1作動室50ではビストンストロー
クの減少につれてデッドボリュームが増大するものであ
り、デッドボリュームの増加により圧縮比が低下し、吐
出容量は第5図中破線Cで示すように急激に減少する。
そして、フロント側の第1作動室50での最高圧力(吐
出圧力)が第2作動室60での吐出圧力よりも低(なっ
た時点(第5図中d点)でフロント側作動室50の吸入
、吐出作用が行われなくなり、リア側作動室60だけで
冷媒ガスの吸入、圧縮、吐出作用が行われる。この第1
作動室50が冷媒ガスの吸入、吐出作用を行わなくなる
ビストンストロークdは最大ビストンストロークをし、
吸入圧力Ps(kg/cj・abs)、吐出圧力P d
 (kg/cffl −a b s)、冷媒ガスの断熱
指数k、ピストン半径R1円周率πとすれば P s ・(πR”L)”=P d −(z R2・(
L−d)) ’より により表され、この際の容量すは となる。
ここでPs=3kg/c++1−abs、Pb=16k
g/cta−a b s、  K=1.14とすると、
d=0.77L b=38.5(%) となる。
なお、このビストンストロークはスプール30の移動量
に殆ど比例するものであり、第1図中ス  ゛プール3
0が図中右方向へ行ききった状態を0゜図中左方向へ行
ききった状態を2とすれば第5図のようにスプールの移
動量と圧縮機容量の関係を見ることができる(LocI
!、)。
さて、第5図中実線部aが本発明による圧縮機の容量変
化特性であるが、スプール30の移動量e −e区間に
おいては、容量は実、tJiaの如く変化し、図中細線
rのようにスプール移動量に対し、圧縮機容量がリニア
に変化するものに対し勾配が急なため制御性が劣るが、
スプール変位量e〜0区間においては容量は図中実線a
2の如く変化し、勾配は細線fよりも緩やかとなり、特
に低容量時での制御性に優れるものである。
次に、冷房負荷が減少してきた際には第1図中制御回路
500により制御弁400のON状態とOFF状態と交
互に切り換えることにより(例えばデユーティ比制御)
、空間200内圧力を吐出圧力から除々に低下させてい
き、第1図中スプール30を図中右方向へ移動させるこ
とにより容量低下をさせることができる。そして最低容
量とするためには、制御弁400により、空間200内
圧力を吸入空間74と連通させ、吸入圧力とする。
このようにスプールの変位量に応じて圧縮機容量は可変
制御されるのであるが、実際にこのスプール30の変位
を適宜な位置に保つためには、充分な保持力がスプール
30に加わることが前提となる。
次に、このスプール30に加わるスラスト荷重について
さらに詳細に説明する。第6図はスプール30に加わる
荷重状態を示したものである。図中FPSiはピストン
7の圧縮に伴う斜板10押さえ力の総和を示す。また図
中FPNはピン80に加わる力を示す。またPsは吸入
室74内の圧力を示し、Pcは制御圧室200内の圧力
を示す。
さらにこの圧力PsおよびPcによって発生するスラス
ト荷重をFPSおよびFPCで示す。さらに図中FB、
FS、FOはそれぞれ球面支持部107と斜板lOとの
間の摩擦力、シャフトlとリアシャフト40との間のm
W力及びスプール30とハウジング内面135との間の
摩擦力を示す。
この第6図より明らかなように、ある容量で作動してい
る状態からスプール30をさらにその変位量が大きくな
る方向、換言すれば図中左方向に変位させるためには FPS i+FPS<FPN+FPC+FB十FS+F
O・・・・・・ (1) が成立しなければならない。
ここでスプール30径の選定に当たって、第7図に示す
様に径が過小であると制御圧室200に吐出圧Pdを導
入しても最大容量が確保できず、また逆に径が過大であ
ると、ダイナミックレンジが広がりすぎて容量を01か
ら02の間で変化させるのに必要な制御室の圧力変化]
11はΔPc、と小さく、従って微妙な容量調整が困難
となる。
このためスプール30径は適当な大きさに設計する必要
がある。
圧力関係のみに着目した場合、制御スプール荷重FSP
が最も太き(なるのはピストンのフロント側第1作動室
501内圧力が吐出圧Pdかつリア側第2作動室60圧
力が吸入圧Psとなる場合で、この時リア方向(回春方
向)に働く荷重FPSi′は、ピストン本数をn(本)
、ピストン径をDpとすると FPS、’−nxπ(Dp)” /4 X (Pd−Ps)・・・・・・(2)となり、制御室
にPdを導入した時にこの荷重と釣り合うためのFPC
’は、スプール径をDsとして FPC’  =π (Ds)2/4X  (Pd−I’
s)・・・・・・(3) となる。そこで(1)式より各部摩擦力をFPS’ 。
FPC’に比して小さな値として無視し、スプール30
の保持の為にFPSi’ =FPC’が必要とした場合
には、 Ds= fiV・Dp となる。
すなわち、スプール30径としては、 3にテラ:[)**> Xピストン径程度以上とするの
が望ましい。
このように設定することにより、第7図に示すようなス
プール径がスプール30の径が過小となって、スプール
の作動が不良となるような事態は良好に避けられる。
ただ圧縮機の作動状態によっては、スプールの位置を保
持もしくは駆動させるために要求される圧力以上の圧力
が制御圧室200内に保持されることがある。これは、
特に圧縮機を最大容量としている状態に多く見られる。
すなわち圧縮機を最大容量とする場合には、制御圧室2
00と低圧側空間を結ぶ低圧配管97が閉じられ、制御
圧室200は高圧側配管96を介して高圧室93と連通
ずることになる。そして、制御圧室200内の信号圧力
Pcがほぼ吐出圧Pdまで上昇した時には、スプールに
作用する力FPCはスプール30変位に必要な荷重以上
となることになる。
この状態でスプール30を圧縮機の容量を減少させる方
向に移動させようとした場合に、制御圧室200内の圧
力がその変位を許す程度の低圧にまで短期間には下がら
ないということ“が起こり得る。
しかしながら、本例の圧縮機ではスプール32゜圧力制
限弁300を設けているため、このような場合であって
もただちにスプール30を変位させることが可能である
。
本例の圧縮機ではスプール30がその最大容量位置とな
った時には圧力制限弁300の弁体300が連通通路3
01を開くことになる。そのためこの状態では制御圧室
200内の高圧が吸入圧室74側へ逃がされることとな
る。その結果として、スプール30は圧縮機容量を低減
させる方向、すなわち図中右方向に変位することになる
。そしてスプール30が変位すればその変位により圧力
制限弁300の弁体先端320がサイドプレートより離
れ、弁体302は弁座303を閉じることになる。
上述の作動を繰り返すことにより、スプール弁30が圧
縮機の最大容量位置を保持する場合には、制御圧室20
0内の圧力はその保持に必要な最小限の圧力で維持され
ることになる。換言すれば、本例の圧縮機においてはス
プール30が圧縮機の一最大容量位置にある場合であっ
ても、制御王室200内の過大な圧力が保持されるとい
うことは生じない。
従って本例の圧縮機では圧縮機の容量を最大容量状態か
ら減少させようとする場合に、制御弁400の作動によ
りただちにスプール30が変位を開始することになる。
なお、上述の実施例では、制御弁400として電磁弁を
用いた場合、制御圧通路98と低圧導入通路97との間
の導通遮断のみ行い、制御圧通路98と高圧導入通路9
6とは絞りを介して常時連通していたが、制御弁400
によって通路96゜97の切り換えを行うようにしても
よい。
また、制御弁400として制御圧通路98と高圧導入通
路96、低圧導入通路97との間の切り換えを行う3方
弁を採用してもよい。この例では、。
電磁弁がONの状態では制御圧通路98と高圧導入通路
96とが絞り99を介して導通する。また電磁弁がOF
Fの状態では制御圧通路98が低圧導入通路97と連通
ずる。
さらに制御弁400として電磁弁に変え、圧力差を利用
するダイヤフラム弁を用いてもよい。
第8図はダイヤフラム弁を用いた例である。冷凍サイク
ルに要求される冷房負荷は圧縮機の吸入側圧力に反映さ
れることが知られている。冷凍サイクルから要求される
負荷が大きく圧縮機の大容量が引き落とされる場合には
吸入圧力は上昇してくる。逆に冷凍サイクルより要求さ
れる負荷が小さく、圧縮機の吐出容量が小さくて良い場
合には吸入室74内の冷房圧力は低下してくる。この圧
力変動を第8図図示実施例では制御弁400のダイヤフ
ラム440が感知し、このダイヤフラム440の変位に
基づきボール弁体441が信号通路98を開閉する。
圧縮機に大きな吐出容量が要求される状態では吸入圧室
74内の圧力が高くなり、その結果ダイヤフラムは第8
図中上方に変位する。そのため弁体441はスプリング
442の付勢力を受けて弁蓋443に当接する。この状
態では制御圧室200は絞り99を介して吐出圧室93
とのみ連通することとなる。そのため制御圧室200内
の圧力は上昇し、スプール30は図中左方向に変位する
。
逆に吸入圧室74内の圧力が低下してくると、ダイヤフ
ラム440の両面間に生じる差圧が小さくなる。そのた
めスプリング448の付勢力を受はダイヤフラム440
は下方向に変位し、ロッド449を介して弁体441を
弁蓋443から離脱させる。そのため低圧通路97と信
号圧通路98とが導通することになり、制御圧室200
内の圧力は吸入圧室74側に逃がされる。
このようにして第8図図示実施例では吸入圧室74内の
圧力に基づいてスプール30の位置が適確に制御される
ことになる。またこの例においてもスプール30には圧
力制限弁300が配設されているため、制御圧室200
内の圧力が必要以上に上昇するという事態は生じない。
なお、第8図図示実施例ではシャツI−1が球面支持部
405を貫通する構造となっている。その結果シャフト
1が両端を回転支持されることになり支持がより確実に
行なえることになる。
さらに上述の例では圧力制限弁をスプール30内に組み
込むようにしたが、圧力制限弁をサイドプレー1−11
やリヤハウジング13側に取り付けるようにしてもよい
。いずれにしろ圧力制限弁は制御圧室200内の圧力が
スプール30保持に必要な圧力以上となるのを防止する
ものであれば良く、その配設位置は必ずしもスプール3
0に限られるものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明圧縮機では圧力制限弁を設け
、制御圧室内の圧力が必要以上に上昇することを防止し
たため、スプールの駆動が応答性良く行なえることにな
る。従って本発明の圧縮機では、吐出容量の制御が確実
かつ迅速に行なえるという優れた効果を要する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明圧縮機の第1実施例を示す断面図、第2
図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は第1図図
示圧縮機の圧力制限部分を示す断面図、第4図は第1図
図示圧縮機の圧力状態を示す説明図、第5図は第1図圧
縮機のスプール変位量と圧縮機容量との関係を示す説明
図、第6図は第1図図示圧縮機のスプールに加わる圧力
状態を示す説明図、第7図は制御圧室内圧力と圧縮機吐
出容量との関係を示す説明図、第8図は本発明圧縮機の
他の例を示す断面図である。 ■・・・シャフト、5.6・・・ハウジング、7・・・
ピストン、10・・・斜板、30・・・スプール、40
・・・リアシャフト 300・・・圧力制限弁、400
・・・電磁弁。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部にシリンダ室を有するシリンダブロックと、 このシリンダブロック内に回転自在に支持されたシャフ
    トと、 このシャフトに揺動可能に連結し、シャフトと一体回転
    する斜板と、 前記シリンダ室内に摺動自在に配設され、前記斜板の揺
    動運動を受けて前記シリンダ室内を往復移動するピスト
    ンと、 このピストンの両側の端部のそれぞれに前記シリンダ室
    内面との間で形成され、流体の吸入、圧縮、吐出を行う
    作動室と、 前記シャフトと同軸上に配設され、前記斜板の中心点位
    置を揺動可能に支持する支持部と、この支持部を前記シ
    ャフトの軸方向に変位させるスプールと、 このスプールのうち前記支持部と反対側の部位に形成さ
    れ、内部の圧力に応じて前記スプールを前記シャフトの
    軸方向に変位させる制御圧室と、この制御圧室に供給さ
    れる信号圧力を、前記制御圧室に供給される信号圧力に
    応じて前記スプールが前記斜板の中心点位置を前記シャ
    フトの軸方向に変位させると共に前記斜板の傾斜角を変
    位させるべく制御する制御弁と、 前記制御圧室に供給される信号圧力の値を所定値以下に
    制限する圧力制限弁とを有することを特徴とする可変容
    量式斜板型圧縮機。
  2. (2)前記制御弁は、前記制御圧室に供給される信号圧
    力を圧縮機の吸入側圧力と吐出側圧力との間で切換制御
    し、 前記制御弁が圧縮機の吐出側圧力を前記制御圧室に導入
    した時には、前記制御圧室内圧力に基づき前記スプール
    が前記支持部を前記斜板の傾斜角が増大する方向に変位
    させ、 前記制御弁が圧縮機の吸入側圧力を前記制御圧室に導入
    した時には前記ピストンの圧縮反力により前記支持部お
    よび前記スプールが前記斜板の傾斜角より小さくなる方
    向に変位し、 かつ前記作動室のうち前記ピストンの一端面側に形成さ
    れた作動室においては、前記斜板の傾斜角変位にかかわ
    らず、前記ピストンを流体の吸入、圧縮、吐出を行う所
    定位置まで前進可能にし、前記作動室のうら前記ピスト
    ンの他面側に形成された作動室においては、前記斜板の
    傾斜角に応じて作動室にデッドスペースが増大するよう
    に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の可変容量式斜板型圧縮機。
  3. (3)前記シリンダ室は前記シリンダブロック内に複数
    かつ互いに平行となるよう形成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1もしくは第2項いずれか記載の
    可変容量式斜板型圧縮機。
  4. (4)前記制御弁は前記制御圧室に連通する制御圧通路
    と、圧縮機の吐出側圧力を導入する高圧導入通路と、圧
    縮機の吸入圧側圧力を導入する低圧導入通路と、前記制
    御圧通路を前記高圧導入通路もしくは前記低圧導入通路
    のいずれか一方に選択的に切り換える切換弁とを有する
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第3項いずれか記載の可変容量式斜板型圧縮機。
  5. (5)前記制御圧室は圧縮機の吐出圧倒と所定の流通抵
    抗を介して連通しており、 かつ前記制御弁は前記制御圧室と連通する制御圧通路と
    、圧縮機の吸入圧側圧力を導入する低圧導入通路と、こ
    の低圧導入通路と前記制御圧通路との間の導通遮断を切
    換制御する弁体とを有するものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第4項いすれか記載の可変
    容量式斜板型圧縮機。
  6. (6)前記スプールは円筒状をしており、その径D_s
    は前記ピストンの径D_pの前記ピストン本数の平方根
    倍程度であることを特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第5項いずれか記載の可変容量式斜板型圧縮機。
  7. (7)前記圧力制限弁は、前記スプールに配設され、前
    記スプールが前記支持部側に最大変位した際、前記信号
    圧室内圧力を圧縮機の低圧側に逃がすものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項いずれか
    記載の可変容量式斜板型圧縮機。
  8. (8)前記スプールには前記制御圧室と圧縮機の低圧部
    位とを連通する連通通路が形成され、かつ前記圧力制限
    弁はこの連通通路中に配設され、前記スプールが前記支
    持部側に所定値以上変位した際、前記圧力制限弁は前記
    連通通路を開くよう構成したことを特徴とする特許請求
    の範囲第7項記載の可変容量式斜板型圧縮機。
JP63013306A 1988-01-22 1988-01-22 可変容量式斜板型圧縮機 Pending JPH01190976A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03194171A (ja) * 1989-12-21 1991-08-23 Toyota Autom Loom Works Ltd 連続可変容量型圧縮機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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