JPH0119247Y2 - - Google Patents
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- JPH0119247Y2 JPH0119247Y2 JP11916081U JP11916081U JPH0119247Y2 JP H0119247 Y2 JPH0119247 Y2 JP H0119247Y2 JP 11916081 U JP11916081 U JP 11916081U JP 11916081 U JP11916081 U JP 11916081U JP H0119247 Y2 JPH0119247 Y2 JP H0119247Y2
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- JP
- Japan
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- reel
- iron core
- movable
- reel stand
- coil
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 33
- 239000002783 friction material Substances 0.000 claims description 16
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
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- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
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- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テープレコーダ等の磁気記録再生装
置におけるリール台の制動装置に関するものであ
る。
置におけるリール台の制動装置に関するものであ
る。
磁気記録再生装置の一種としてのテープレコー
ダにおいては、録音再生中はテープが磁気ヘツド
に常に適確に密着するように、また、テープ早送
りもしくは早巻戻中はテープが弛まないように適
度のバツクテンシヨンを付与する必要があり、さ
らに、ストツプ時はリール台に制動を掛けてテー
プの輸送を適確に停止させる必要がある。そこ
で、録音再生、早送り又は早巻戻し時は、供給が
わリール台に適度の制動力を掛け、ストツプ時は
供給がわ及び巻取がわのリール台双方に制動力を
掛けることが行なわれている。
ダにおいては、録音再生中はテープが磁気ヘツド
に常に適確に密着するように、また、テープ早送
りもしくは早巻戻中はテープが弛まないように適
度のバツクテンシヨンを付与する必要があり、さ
らに、ストツプ時はリール台に制動を掛けてテー
プの輸送を適確に停止させる必要がある。そこ
で、録音再生、早送り又は早巻戻し時は、供給が
わリール台に適度の制動力を掛け、ストツプ時は
供給がわ及び巻取がわのリール台双方に制動力を
掛けることが行なわれている。
しかし、従来のリール台制動装置は、ビデオテ
ープレコーダ(VTR)のように、動作モードに
応じてきわめて弱い制動トルクからきわめて大き
い制動トルクを必要とするものにおいては充分に
対応することができなかつた。即ち、VTRにお
いて、記録、再生、ピクチヤーサーチなどの各動
作モードでは、テープの巻径に応じて20乃至30
g・cm程度の弱い制動トルクが必要であるのに対
し、ストツプ時は500g・cm以上の強い制動トル
クが要求されるのであるが、従来の装置ではかか
る広範囲の制動トルクを自由に得ることができな
かつた。
ープレコーダ(VTR)のように、動作モードに
応じてきわめて弱い制動トルクからきわめて大き
い制動トルクを必要とするものにおいては充分に
対応することができなかつた。即ち、VTRにお
いて、記録、再生、ピクチヤーサーチなどの各動
作モードでは、テープの巻径に応じて20乃至30
g・cm程度の弱い制動トルクが必要であるのに対
し、ストツプ時は500g・cm以上の強い制動トル
クが要求されるのであるが、従来の装置ではかか
る広範囲の制動トルクを自由に得ることができな
かつた。
本考案の目的は、簡単な制御によつて弱い制動
トルクから強い制動トルクまで広範囲にわたる制
動トルクを得ることができるようにしたリール台
の制動装置を提供することにある。
トルクから強い制動トルクまで広範囲にわたる制
動トルクを得ることができるようにしたリール台
の制動装置を提供することにある。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明す
る。
る。
第1図において、符号3はリール軸を示してお
り、このリール軸3は、コイル4を有してなる電
磁装置の固定鉄心5を貫いて鉄心5と一体に設け
られている。コイル4は固定鉄心5が嵌装固着さ
れたコイルボビン6に巻回されている。上記電磁
装置はケース7によつて一体に包囲されると共
に、ケース7の上端折曲部がテープレコーダの基
板1にねじ止めされることにより、上記電磁装置
が基板1の下がわに固定されている。上記電磁装
置は固定鉄心5の上方においてリール軸3に沿つ
て上下動可能な可動鉄心8を有している。固定鉄
心5の上端は円錐形の凸状に形成されると共にこ
れに対向する可動鉄心8の下端は円錐形の凹状に
形成されていて、固定鉄心5の凸状端部が可動鉄
心8の凹状端部に対して適宜の間隙を存して侵入
している。可動鉄心8には上下方向の溝8aが形
成されており、この溝8aにコイルボビン6の突
起6aが係合することにより可動鉄心8の回り止
めがなされている。ケース7の開放上端には蓋9
が被せられ、適宜数の折曲部9aがケース7に係
合させられることにより固定されている。可動鉄
心8の上端部には円板状の可動板10が遊嵌さ
れ、可動鉄心8の上端部に螺合されたナツト11
によつて抜け止めがなされている。ナツト11は
可動板10の中心凹部内に位置するように構成さ
れることによつて全体の高さ寸法が長くなること
を防止するようになつている。また、ナツト11
の下端面は球形状に形成されると共に、可動板1
0が可動鉄心8に対してがたを有するように遊嵌
されることにより、可動板10がナツト11に対
し相対的に傾くことができるようになつている。
可動板10とコイルボビン6との間には反発ばね
12が介装されていて、ばね12の弾力により可
動板10がナツト11に押し当てられるようにな
つている。可動板10にはコイルボビン6から立
ち上がつた適宜数の突起6bが係合することによ
つて回り止めがなされると共に、下面に弾性摩擦
材14が固着されている。弾性摩擦材14として
はポリウレタンとナイロンの混合による不織シー
トとか、合成皮革とか、摩擦面の面積を小さくし
厚みを厚くしたフエルトなどを用いることができ
る。摩擦材14の下方には摩擦板15がリール軸
3を回転中心として回転可能に設けられている。
摩擦板15の下にはフエルト等の摩擦材16が設
けられ、この摩擦材16は前記電磁装置の蓋9上
に固着されている。リール軸3の中央部にはリン
グ17が嵌められていて、ばね12の弾力に基づ
く可動板10、ナツト11及び可動鉄心8の抜け
止めがなされている。リール軸3の上半部は基板
1の上方に突出しており、このリール軸3の上半
部にはリール台18が回転自在に嵌められてい
る。また、リール軸3の上端部にはリール台頭部
19が回転可能に嵌められている。リール台頭部
19の下端外周部はリール台18の上端内周部に
一体になるように嵌合されている。リール台18
の上端外周部には、テープリールの内向き突起と
係合すべきリール爪20が嵌合され、リール台頭
部19によつて抜け止めがなされている。リール
台18の下端部は大径の円筒状に形成されてい
て、可動板10、摩擦板15等よりなる機構部を
被い、リール台18の下端部内周面によつて摩擦
板15の中心位置を決めると共に、摩擦板15の
外周面から突出した適宜数の突起15aがリール
台18の軸方向の切欠溝18bに係合することに
より、リール台18とともに摩擦板15が回転す
るようになつている。符号33は、コイル4の端
子板である。上記のように摩擦板15の位置決め
をリール台18によつて行なうようにしたのは、
リール台18自体の中心位置決めに対して摩擦板
15の中心位置が狂いを生じないようにするなど
の理由による。
り、このリール軸3は、コイル4を有してなる電
磁装置の固定鉄心5を貫いて鉄心5と一体に設け
られている。コイル4は固定鉄心5が嵌装固着さ
れたコイルボビン6に巻回されている。上記電磁
装置はケース7によつて一体に包囲されると共
に、ケース7の上端折曲部がテープレコーダの基
板1にねじ止めされることにより、上記電磁装置
が基板1の下がわに固定されている。上記電磁装
置は固定鉄心5の上方においてリール軸3に沿つ
て上下動可能な可動鉄心8を有している。固定鉄
心5の上端は円錐形の凸状に形成されると共にこ
れに対向する可動鉄心8の下端は円錐形の凹状に
形成されていて、固定鉄心5の凸状端部が可動鉄
心8の凹状端部に対して適宜の間隙を存して侵入
している。可動鉄心8には上下方向の溝8aが形
成されており、この溝8aにコイルボビン6の突
起6aが係合することにより可動鉄心8の回り止
めがなされている。ケース7の開放上端には蓋9
が被せられ、適宜数の折曲部9aがケース7に係
合させられることにより固定されている。可動鉄
心8の上端部には円板状の可動板10が遊嵌さ
れ、可動鉄心8の上端部に螺合されたナツト11
によつて抜け止めがなされている。ナツト11は
可動板10の中心凹部内に位置するように構成さ
れることによつて全体の高さ寸法が長くなること
を防止するようになつている。また、ナツト11
の下端面は球形状に形成されると共に、可動板1
0が可動鉄心8に対してがたを有するように遊嵌
されることにより、可動板10がナツト11に対
し相対的に傾くことができるようになつている。
可動板10とコイルボビン6との間には反発ばね
12が介装されていて、ばね12の弾力により可
動板10がナツト11に押し当てられるようにな
つている。可動板10にはコイルボビン6から立
ち上がつた適宜数の突起6bが係合することによ
つて回り止めがなされると共に、下面に弾性摩擦
材14が固着されている。弾性摩擦材14として
はポリウレタンとナイロンの混合による不織シー
トとか、合成皮革とか、摩擦面の面積を小さくし
厚みを厚くしたフエルトなどを用いることができ
る。摩擦材14の下方には摩擦板15がリール軸
3を回転中心として回転可能に設けられている。
摩擦板15の下にはフエルト等の摩擦材16が設
けられ、この摩擦材16は前記電磁装置の蓋9上
に固着されている。リール軸3の中央部にはリン
グ17が嵌められていて、ばね12の弾力に基づ
く可動板10、ナツト11及び可動鉄心8の抜け
止めがなされている。リール軸3の上半部は基板
1の上方に突出しており、このリール軸3の上半
部にはリール台18が回転自在に嵌められてい
る。また、リール軸3の上端部にはリール台頭部
19が回転可能に嵌められている。リール台頭部
19の下端外周部はリール台18の上端内周部に
一体になるように嵌合されている。リール台18
の上端外周部には、テープリールの内向き突起と
係合すべきリール爪20が嵌合され、リール台頭
部19によつて抜け止めがなされている。リール
台18の下端部は大径の円筒状に形成されてい
て、可動板10、摩擦板15等よりなる機構部を
被い、リール台18の下端部内周面によつて摩擦
板15の中心位置を決めると共に、摩擦板15の
外周面から突出した適宜数の突起15aがリール
台18の軸方向の切欠溝18bに係合することに
より、リール台18とともに摩擦板15が回転す
るようになつている。符号33は、コイル4の端
子板である。上記のように摩擦板15の位置決め
をリール台18によつて行なうようにしたのは、
リール台18自体の中心位置決めに対して摩擦板
15の中心位置が狂いを生じないようにするなど
の理由による。
いま、図示のリール台装置がテープ供給がわの
リール台装置であるとすると、記録再生等のモー
ドではリール台18の下に設けられたコイル4に
所定の比較的低い電圧を印加して固定鉄心5を磁
化し、固定鉄心5によつて可動鉄心8を吸引させ
る。可動鉄心8が吸引されるとこれと一体的にナ
ツト11が下降し、ナツト11によつて可動板1
0がばね12の弾力に抗して引き下げられ、摩擦
材14が、リール台18とともに回転している摩
擦板15に圧接させられまた摩擦板15は摩擦材
16とも圧接してリール台18に所定の制動力が
加えられることになる。その結果、輸送中のテー
プに対して所定のバツクテンシヨンが加わること
になり、磁気テープに対してテープが常に良好に
密着して、ドロツプアウト等の不都合が防止され
る。このとき、例えば、リール軸3の傾きなどに
よつて摩擦材14と摩擦板15との間の平行度が
出ていないときでも、ナツト11の面取りと、可
動板10と可動鉄心8の間のがたとによつて可動
板10が傾動可能となつているから、摩擦材14
が摩擦板15に圧接させられた状態では、双方の
部材14,15は全面において確実に圧接するこ
とになり、もつてむらのない、常に安定したバツ
クテンシヨンを得ることができる。
リール台装置であるとすると、記録再生等のモー
ドではリール台18の下に設けられたコイル4に
所定の比較的低い電圧を印加して固定鉄心5を磁
化し、固定鉄心5によつて可動鉄心8を吸引させ
る。可動鉄心8が吸引されるとこれと一体的にナ
ツト11が下降し、ナツト11によつて可動板1
0がばね12の弾力に抗して引き下げられ、摩擦
材14が、リール台18とともに回転している摩
擦板15に圧接させられまた摩擦板15は摩擦材
16とも圧接してリール台18に所定の制動力が
加えられることになる。その結果、輸送中のテー
プに対して所定のバツクテンシヨンが加わること
になり、磁気テープに対してテープが常に良好に
密着して、ドロツプアウト等の不都合が防止され
る。このとき、例えば、リール軸3の傾きなどに
よつて摩擦材14と摩擦板15との間の平行度が
出ていないときでも、ナツト11の面取りと、可
動板10と可動鉄心8の間のがたとによつて可動
板10が傾動可能となつているから、摩擦材14
が摩擦板15に圧接させられた状態では、双方の
部材14,15は全面において確実に圧接するこ
とになり、もつてむらのない、常に安定したバツ
クテンシヨンを得ることができる。
次に、録音再生モード又は早送りもしくは早巻
戻しモードからストツプ釦を操作した場合には、
駆動モータへの給電を絶つと同時に図示の構成と
同じ構成に係る左右双方のリール台の下がわのコ
イル4に高電圧を印加する。その結果、固定鉄心
5が強力に磁化されて可動鉄心8が固定鉄心5に
強力に吸引され、可動板10の摩擦材14が摩擦
板15に強力に押しつけられて強力な摩擦力を生
じ、リール台18に強力な制動力が生ずる。しか
もこの場合は左右双方のリール台に制動力を生ず
るから、双方のリール台は確実に停止し、テープ
が弛むことが防止される。
戻しモードからストツプ釦を操作した場合には、
駆動モータへの給電を絶つと同時に図示の構成と
同じ構成に係る左右双方のリール台の下がわのコ
イル4に高電圧を印加する。その結果、固定鉄心
5が強力に磁化されて可動鉄心8が固定鉄心5に
強力に吸引され、可動板10の摩擦材14が摩擦
板15に強力に押しつけられて強力な摩擦力を生
じ、リール台18に強力な制動力が生ずる。しか
もこの場合は左右双方のリール台に制動力を生ず
るから、双方のリール台は確実に停止し、テープ
が弛むことが防止される。
ここで、かりに摩擦材14が剛体であるとする
と、コイル4への印加電圧が低い場合でも高い場
合でも、固定鉄心5の磁化に基づく可動鉄心8及
び可動板10の移動距離は一定であり、従つて、
そのときの固定鉄心5と可動鉄心8との間の間隙
巾も一定であり、その結果、制動力の強弱はコイ
ル4への印加電圧のみが寄与することとなり、当
初に述べた広範囲にわたる制動トルクを得ること
は困難である。
と、コイル4への印加電圧が低い場合でも高い場
合でも、固定鉄心5の磁化に基づく可動鉄心8及
び可動板10の移動距離は一定であり、従つて、
そのときの固定鉄心5と可動鉄心8との間の間隙
巾も一定であり、その結果、制動力の強弱はコイ
ル4への印加電圧のみが寄与することとなり、当
初に述べた広範囲にわたる制動トルクを得ること
は困難である。
しかし、本考案によれば、摩擦材14を弾性材
としたから、コイル4に低い電圧を印加した場合
の鉄心5と鉄心8との間の間隙巾に比べて、コイ
ル4に高い電圧を印加した場合の鉄心5と鉄心8
との間の間隙巾の方が、弾性摩擦材14が大きく
圧迫される分だけ小さくなる。そして、磁界の強
さは、磁極からの距離の2乗に反比例するから、
印加電圧を高くした場合は、印加電圧を高くした
こと自体による吸引力の強化のほかに鉄心5と鉄
心8との間の間隙が小さくなることによる吸引力
の増強が相乗されてきわめて大きな吸引力が得ら
れ、もつて、きわめて大きな制動力が得られるこ
とになる。これを第2図を参照しながら説明する
と、第2図における曲線Aは一定の比較的低い電
圧V1をコイル4に印加した場合における鉄心5
と鉄心8との間隙巾と吸引力との関係を示したも
のであり、曲線Bは曲線Aの場合よりも数倍高い
電圧V2をコイル4に印加した場合における同様
の関係を示したものである。いま、コイル4に電
圧V1を印加した場合に鉄心5と鉄心8との間隙
巾がχ2となり、そのときの吸引力がy1とする。次
に、コイル4に電圧V2を印加した場合を考える
と、かりに鉄心5と鉄心8との間隙巾が前と同様
にχ2であるとすれば、印加電圧の上昇に応じた吸
引力y2が得られるはずである。しかし、本考案に
よれば、摩擦材14が弾性材であるため、上記吸
引力の強化によつて鉄心5と鉄心8の間隙巾が小
さくなり、このときの間隙巾がχ1とすると、吸引
力は前記吸引力y2よりも大きいy3となつてより大
きな吸引力が得られることになるわけである。
としたから、コイル4に低い電圧を印加した場合
の鉄心5と鉄心8との間の間隙巾に比べて、コイ
ル4に高い電圧を印加した場合の鉄心5と鉄心8
との間の間隙巾の方が、弾性摩擦材14が大きく
圧迫される分だけ小さくなる。そして、磁界の強
さは、磁極からの距離の2乗に反比例するから、
印加電圧を高くした場合は、印加電圧を高くした
こと自体による吸引力の強化のほかに鉄心5と鉄
心8との間の間隙が小さくなることによる吸引力
の増強が相乗されてきわめて大きな吸引力が得ら
れ、もつて、きわめて大きな制動力が得られるこ
とになる。これを第2図を参照しながら説明する
と、第2図における曲線Aは一定の比較的低い電
圧V1をコイル4に印加した場合における鉄心5
と鉄心8との間隙巾と吸引力との関係を示したも
のであり、曲線Bは曲線Aの場合よりも数倍高い
電圧V2をコイル4に印加した場合における同様
の関係を示したものである。いま、コイル4に電
圧V1を印加した場合に鉄心5と鉄心8との間隙
巾がχ2となり、そのときの吸引力がy1とする。次
に、コイル4に電圧V2を印加した場合を考える
と、かりに鉄心5と鉄心8との間隙巾が前と同様
にχ2であるとすれば、印加電圧の上昇に応じた吸
引力y2が得られるはずである。しかし、本考案に
よれば、摩擦材14が弾性材であるため、上記吸
引力の強化によつて鉄心5と鉄心8の間隙巾が小
さくなり、このときの間隙巾がχ1とすると、吸引
力は前記吸引力y2よりも大きいy3となつてより大
きな吸引力が得られることになるわけである。
なお、コイル4にある電圧を印加した場合にお
ける吸引力ないしはこれに基づく制動力は、コイ
ル4を励磁したときの状態における鉄心5と鉄心
8との間隙巾及びばね12の弾力に影響されるか
ら、ナツト11の調整によつて鉄心5と鉄心8と
の間隙巾を予め調整して適度の吸引力が得られる
ようにする。
ける吸引力ないしはこれに基づく制動力は、コイ
ル4を励磁したときの状態における鉄心5と鉄心
8との間隙巾及びばね12の弾力に影響されるか
ら、ナツト11の調整によつて鉄心5と鉄心8と
の間隙巾を予め調整して適度の吸引力が得られる
ようにする。
図示の実施例によれば、摩擦機構部がリール台
18によつて完全に包囲される程度に小径に作ら
れている。これは、可動板10の径を小さくする
ことによつてその重量を減らし、もつて、ばね1
2の弾力を小さくすることができるようにして、
低い電圧の印加時でもコイル4の励磁による吸引
力を有効に得ることができるようにするためであ
り、また、リール台の取付姿勢に関係なく安定し
た摩擦力を得ることができるようにするためであ
る。
18によつて完全に包囲される程度に小径に作ら
れている。これは、可動板10の径を小さくする
ことによつてその重量を減らし、もつて、ばね1
2の弾力を小さくすることができるようにして、
低い電圧の印加時でもコイル4の励磁による吸引
力を有効に得ることができるようにするためであ
り、また、リール台の取付姿勢に関係なく安定し
た摩擦力を得ることができるようにするためであ
る。
また、図示の実施例では、装填されたテープカ
セツトの下面がリール台18の段状の当接面18
aに当り、リール爪20の係合によつてリールハ
ブが回転駆動されることになる。このとき、カセ
ツト寸法精度のばらつき等によつてリール台18
の軸方向の位置が変つても、摩擦板15に対して
はその突起15aに対してリール台18の切欠溝
18bの部分が相対的に変位するだけで摩擦板1
5は移動しないから、摩擦力の特性が変化するよ
うなことはない。
セツトの下面がリール台18の段状の当接面18
aに当り、リール爪20の係合によつてリールハ
ブが回転駆動されることになる。このとき、カセ
ツト寸法精度のばらつき等によつてリール台18
の軸方向の位置が変つても、摩擦板15に対して
はその突起15aに対してリール台18の切欠溝
18bの部分が相対的に変位するだけで摩擦板1
5は移動しないから、摩擦力の特性が変化するよ
うなことはない。
本考案によれば、電磁力によつて摩擦板に押圧
される摩擦部材を弾性材としたから、電磁コイル
に印加する電圧を変化させると、電圧の変化自体
による吸引力の変化のみでなく、上記吸引力の変
化による固定鉄心と可動鉄心相互の間隙巾が変化
し、これに基づく吸引力の変化も相乗的に作用す
るから、小さな吸引力から大きな吸引力まで広い
範囲にわたつて変化させることができる。しか
も、かかる吸引力の変化は電圧の制御だけで行な
わせることができるから、制御も容易である。
される摩擦部材を弾性材としたから、電磁コイル
に印加する電圧を変化させると、電圧の変化自体
による吸引力の変化のみでなく、上記吸引力の変
化による固定鉄心と可動鉄心相互の間隙巾が変化
し、これに基づく吸引力の変化も相乗的に作用す
るから、小さな吸引力から大きな吸引力まで広い
範囲にわたつて変化させることができる。しか
も、かかる吸引力の変化は電圧の制御だけで行な
わせることができるから、制御も容易である。
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は本考案の作用を説明するための電磁吸引力の
特性曲線図である。 3……リール軸、4……コイル、5……固定鉄
心、6……コイルボビン、8……可動鉄心、10
……可動板、11……ナツト、12……ばね、1
4……弾性摩擦材、15……摩擦板、18……リ
ール台。
図は本考案の作用を説明するための電磁吸引力の
特性曲線図である。 3……リール軸、4……コイル、5……固定鉄
心、6……コイルボビン、8……可動鉄心、10
……可動板、11……ナツト、12……ばね、1
4……弾性摩擦材、15……摩擦板、18……リ
ール台。
Claims (1)
- リール台を回転可能に保持したリール軸と、リ
ール軸に固定された固定鉄心と、固定鉄心の周り
に巻回されたコイルと、リール軸と同芯的に移動
可能な可動鉄心と、リール台の回転に対して制動
力を与えるべき摩擦板と、上記可動鉄心に連結さ
れていて、上記摩擦板と対向する面に弾性摩擦材
を有する可動板とを有してなるリール台の制動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11916081U JPS5826758U (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | リ−ル台の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11916081U JPS5826758U (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | リ−ル台の制動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5826758U JPS5826758U (ja) | 1983-02-21 |
| JPH0119247Y2 true JPH0119247Y2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=29913239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11916081U Granted JPS5826758U (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | リ−ル台の制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826758U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60163533U (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-30 | ホシデン株式会社 | リ−ル台の制動装置 |
| JPH0318748Y2 (ja) * | 1985-12-18 | 1991-04-19 |
-
1981
- 1981-08-11 JP JP11916081U patent/JPS5826758U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5826758U (ja) | 1983-02-21 |
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