JPH0119320Y2 - - Google Patents

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JPH0119320Y2
JPH0119320Y2 JP2488482U JP2488482U JPH0119320Y2 JP H0119320 Y2 JPH0119320 Y2 JP H0119320Y2 JP 2488482 U JP2488482 U JP 2488482U JP 2488482 U JP2488482 U JP 2488482U JP H0119320 Y2 JPH0119320 Y2 JP H0119320Y2
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grid electrode
electrode
electron beam
grid
cathode
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【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は陰極線管のネツク部に封止される電子
銃構体に関し、特に電子銃を構成する格子電極に
設けられる電子ビーム通過孔を孔明け方向を定め
て加工し、管特性の向上をはかるように格子電極
の配設された電子銃構体の提供を目的とする。
考案の技術的背景 陰極線管たとえばカラー受像管において、その
バルブのネツク部に封止される電子銃の1例を第
1図に示す。すなわち、電子を放射する陰極1、
電子ビームを制御する第1格子電極2、第2格子
電極3および電子ビームを集束する第3格子電極
4、第4格子電極5、第5格子電極6等よりな
り、前記陰極から第2格子電極までを3極部7、
第3格子電極からの部分を主レンズ部8と称して
いる。
カラー受像管に封止されるたとえばバイポテン
シヤル形の電子銃においては、3極部を構成する
第1格子電極と第2格子電極とは良好な管特性た
とえばフオーカス特性、カツトオフ特性を得るた
め0.1〜0.2mmの板厚で形成されている。また前記
各格子電極には所定の位置に電極の形成とともに
直径0.5〜0.8mmの電子ビーム通過孔がポンチなど
を用いてそれぞれ孔明け加工し形成されている。
このようにして形成された各格子電極は、それ
ぞれの電子ビーム通過孔が互に対向するように、
かつ各格子電極の間隔が所定値となるように、支
持体であるビードガラス棒に植設されている。そ
の1部を第2図に示す。1は陰極、2は第1格子
電極、3は第2格子電極、4は第3格子電極にし
て、9はビードガラス棒である。第1および第2
格子電極の電子ビーム通過孔21,31において
孔明け加工時にポンチのぬける側に突出して生じ
たバリ状部22,32が普通互に反対方向に向く
ように第1格子電極2と第2格子電極3とは配設
されている。
背景技術の問題点 このようにして形成された電子銃構体において
は、普通動作時には陰極には100〜200V、第1格
子電極にはほぼ接地電位、第2格子電極には500
〜700V、第3格子電極と第5格子電極には5〜
7KV、第4格子電極には前記第2格子電極と同
じ電圧が印加されている。各電極間の電界強度を
Eとすれば、電位差をV、電極間の間隔をdとし
て、E=V/dV/cmとなる。たとえば第1格子電 極と第2格子電極との間においてはV=100〜
200V、d=0.3〜0.5×10-1cmであるので、E≒3
〜6.6×103V/cmとなる。このような電界強度の
場において、第2格子電極に形成されているバリ
部が5〜7KVのフオーカス電圧が印加される第
3格子電極の方に突出しているので、突出したバ
リ部より浮遊電子が引き出され易く、そのためス
トレーエミツシヨンの発生、さらにはスパークを
引き起こすなどの欠点があつた。さらにまた第1
格子電極に形成されているバリ部が陰極の方に突
出しているので、高圧電極からスパークが落下し
た場合に突出したバリ部と陰極間にスパークが生
じ易く、そのため陰極を破壊する等の欠点があつ
た。
上記の欠点を生ずる格子電極のバリ部を除去す
ればこれらの欠点の発生を少なくすることができ
るが、第1および第2格子電極は厚さが薄い板状
体であるのでバリ処理がむつかしく、良好な格子
電極がなかなか得にくいものである。
考案の目的 本考案はこれらの点に鑑みなされたものであつ
て、電子ビーム通過孔の孔バリ処理のむつかしい
第1格子電極と第2格子電極とを特性を低下させ
ないように配設した電子銃構体の提供を目的とす
るものである。
考案の概要 陰極線管のバルブのネツク部に封止される電子
銃を構成する第1格子電極と第2格子電極に孔明
け加工して電子ビーム通過孔を形成するとき、そ
の孔明け方向をあらかじめ定めて孔明け加工し、
第3格子電極および陰極との間にスパークの発生
などの不具合を起こさないように配設した第1格
子電極と第2格子電極とを具備する電子銃構体で
ある。すなわち、両バリ部が対向するように第1
格子電極と第2格子電極とを配設したことを特徴
とする。
考案の実施例 図面を参照して以下本考案の実施例について説
明する。第3図に示すように、陰極11、第1格
子電極12、第2格子電極13、第3格子電極1
4がそれぞれ同心にかつ各電極に穿設された電子
ビーム通過孔が相対向するようにビートガラス棒
15に所定の間隔を保つて植設されている。前記
第1格子電極12の電子ビーム通過孔16は陰極
11面側から第2格子電極13面側へ向けて孔明
け加工され、第2格子電極13の電子ビーム通過
孔17は第3格子電極14面側から第1格子電極
12面側へ向けて孔明け加工されて形成するもの
である。
このように形成された第1格子電極および第2
格子電極が配設された電子銃構体においては、電
子ビーム通過孔に生じたバリ部は、第1格子電極
のバリ部18は第2格子電極面側に、また第2格
子電極のバリ部19は第1格子電極面側に向いて
いるので、すなわちバリ部はそれぞれ高電圧電極
から低電圧電極に向つているので、従来スパーク
発生などの不具合を生ずる引きがねとなつたバリ
部の影響をほとんど受けることがなく、浮遊電子
の引き出しやスパークによる陰極の破壊などの不
具合がおこることを減少させることが出来た。た
とえば従来のものと比較してみると、本考案のも
のでは第3格子電極に印加される電圧による浮遊
電子の引き出し量は約2/3に減少し、また第1格
子電極と陰極間で生ずるスパーク発生電圧は1.5
倍に強化された。
又、この電子ビーム通過孔に生じているバリ部
は電極厚みの5%(5〜10μ)程度であつて、対
向して配設されている第1格子電極と第2格子電
極との間隔(0.3〜0.5mm)に対しては1〜2%と
小さく、フオーカス特性の乱れは認められない。
なお、格子電極の形状が両面使用できる場合に
は、あらかじめ電子ビーム通過孔の孔明け加工時
に他のポンチで電極面に目印を打ちこむなどして
孔明け方向を確認しておけばよい。又、自動組立
てラインで作業が行われるときには、電極の一部
に切込みを入れることによつてバリ方向をまちが
うことなく、自動で供給組立てることが可能とな
る。
考案の効果 このように本考案の電子銃構体が配設された陰
極線管においては、耐電圧特性が改善され特性の
向上に寄与することが出来るので、本考案のもの
は、工業的にきわめて有用なものである。なお、
前記例ばかりでなく、他のバリ除去のむつかしい
ものに適用されることはいうまでもなく、あらか
じめ孔明け方向を定めて孔明け加工し、電子ビー
ム通過孔に生ずるバリ部が特性を低下させないよ
うに電極を配設し、同じような良好な効果を示す
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子銃構体を模型的に示した断面図、
第2図は従来の電子銃構体の要部断面図、第3図
は本考案の1実施例の要部断面図である。 11…陰極、12…第1格子電極、13…第2
格子電極、14…第3格子電極、15…ビードガ
ラス棒、16,17…格子電極の電子ビーム通過
孔、18,19…電子ビーム通過孔のバリ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極、第1格子電極、第2格子電極からなる3
    極部と、この3極部から射出される電子ビームを
    加速集束する第3格子電極、第4格子電極等から
    なる主レンズ部とを具備し、前記格子電極の所定
    の位置にそれぞれ設けられた電子ビーム通過孔の
    一方の周縁端部に突出して形成されたバリ部が互
    に対向するように第1格子電極と第2格子電極と
    が配設されたことを特徴とする電子銃構体。
JP2488482U 1982-02-25 1982-02-25 電子銃構体 Granted JPS58128547U (ja)

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JP2488482U JPS58128547U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 電子銃構体

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JP2488482U JPS58128547U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 電子銃構体

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Publication Number Publication Date
JPS58128547U JPS58128547U (ja) 1983-08-31
JPH0119320Y2 true JPH0119320Y2 (ja) 1989-06-05

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