JPH0119551Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0119551Y2 JPH0119551Y2 JP1981160262U JP16026281U JPH0119551Y2 JP H0119551 Y2 JPH0119551 Y2 JP H0119551Y2 JP 1981160262 U JP1981160262 U JP 1981160262U JP 16026281 U JP16026281 U JP 16026281U JP H0119551 Y2 JPH0119551 Y2 JP H0119551Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- wedge
- clamp
- conductor
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電線引留クランプ、特に、被覆電
線を引留るのに適した電線引留クランプに関する
ものである。
線を引留るのに適した電線引留クランプに関する
ものである。
近年、架空配電線の引留箇所の絶縁化に伴な
い、種々の引留クランプが提案されている。引留
クランプの先行技術として例えば実開昭55−
115228号、特開昭56−29415号に記載されている
ものがあり、前者はくさびの刃を用いて電線被覆
を突き破り、刃で直接電線の導体を把持するクラ
ンプであるが、電線導体にある程度の損傷を与え
ざるを得ないので、電線の把持力と刃と導体の傷
との関係上、クランプの設計が難しく、更に、風
等の気象による上下左右方向の振動等による負荷
がくさびの刃、特に、その引張られる側すなわち
電線の緊張側端部の刃にかかつてこの部分の電線
に大きな応力を発生させ、従つて、電線導体に生
ずる損傷も甚しく、遂には断線に到るおそれも生
ずるという欠点があり、後者は電線被覆の上から
くさびで引留る方式であるので、導体を直接把持
していないため、絶縁被覆のクリープにより弛度
が不安定となり、電線把持力の長期の信頼性に乏
しく、更にクランプと電線導体とが絶縁状態にあ
る故、雷サージ閃絡時に電線導体に損傷が起きる
こともある等の弱点があつた。
い、種々の引留クランプが提案されている。引留
クランプの先行技術として例えば実開昭55−
115228号、特開昭56−29415号に記載されている
ものがあり、前者はくさびの刃を用いて電線被覆
を突き破り、刃で直接電線の導体を把持するクラ
ンプであるが、電線導体にある程度の損傷を与え
ざるを得ないので、電線の把持力と刃と導体の傷
との関係上、クランプの設計が難しく、更に、風
等の気象による上下左右方向の振動等による負荷
がくさびの刃、特に、その引張られる側すなわち
電線の緊張側端部の刃にかかつてこの部分の電線
に大きな応力を発生させ、従つて、電線導体に生
ずる損傷も甚しく、遂には断線に到るおそれも生
ずるという欠点があり、後者は電線被覆の上から
くさびで引留る方式であるので、導体を直接把持
していないため、絶縁被覆のクリープにより弛度
が不安定となり、電線把持力の長期の信頼性に乏
しく、更にクランプと電線導体とが絶縁状態にあ
る故、雷サージ閃絡時に電線導体に損傷が起きる
こともある等の弱点があつた。
この考案は従来の引留クランプの叙上の欠点を
解消するためになされたもので、電線の絶縁被覆
をはぎ取ることなく施工でき、かつ、くさびの刃
部に引張力の全部あるいは電線の繰返しの振動に
よる応力が直接作用することなく、従つて、くさ
びの刃、特に、その電線の緊張側端部の刃にかか
る負荷を減衰させて、電線導体への刃の喰込みに
よる損傷を軽減し、断線のおそれを防止して、確
実な引留を行ないうる電線引留クランプを提供す
ることを目的とするもので、この目的達成のため
に、電線を電線被覆上から押圧して引留めるくさ
び部を電線の緊張側に設けており、かつ、電線被
覆を突き破る刃先が電線導体に係合して刃による
導体把持作用を有するカツトスルー刃を上記くさ
び部に対して電線の反緊張側例えば縁廻し側に設
けていることにより、十分な電線把持性能を有し
ている電線引留クランプを提供するものである。
解消するためになされたもので、電線の絶縁被覆
をはぎ取ることなく施工でき、かつ、くさびの刃
部に引張力の全部あるいは電線の繰返しの振動に
よる応力が直接作用することなく、従つて、くさ
びの刃、特に、その電線の緊張側端部の刃にかか
る負荷を減衰させて、電線導体への刃の喰込みに
よる損傷を軽減し、断線のおそれを防止して、確
実な引留を行ないうる電線引留クランプを提供す
ることを目的とするもので、この目的達成のため
に、電線を電線被覆上から押圧して引留めるくさ
び部を電線の緊張側に設けており、かつ、電線被
覆を突き破る刃先が電線導体に係合して刃による
導体把持作用を有するカツトスルー刃を上記くさ
び部に対して電線の反緊張側例えば縁廻し側に設
けていることにより、十分な電線把持性能を有し
ている電線引留クランプを提供するものである。
以下に、図示する実施例に基づいて、この考案
を説明する。
を説明する。
この考案の引留クランプは第1図に示すよう
に、クランプ本体1の電線受け部2に、くさび3
を取付けた電線Wを挿入し、くさびの作用によつ
て電線Wをクランプ本体1に固定し、クランプ本
体の引留部4にせむしピン6(第3図)で取付け
たコツタピン5によつてクランプ本体1を碍子連
(図示せず)に連結して、引留を行なうもので、
この点は従来と同様である。電線Wにくさび3を
取付けるには、くさび3の電線取付部7に電線を
固着する必要があり、電線取付部7はくさび3と
一体の把持体8に蝶番ピン9で一端が枢着された
締付体10と、把持体8に設けた長孔12を貫通
して締付体10のめねじ孔13にねじ込まれるボ
ルト11と、ストツパねじ14とからなり、把持
体8と締付体10との間に、電線受け部15にお
いて電線Wを挾み、ボルト11で締付体10の自
由端を把持体8へ引付けて、把持体8と締付体1
0とで電線を把持することによつて、電線Wとく
さび3との固着を行なう。
に、クランプ本体1の電線受け部2に、くさび3
を取付けた電線Wを挿入し、くさびの作用によつ
て電線Wをクランプ本体1に固定し、クランプ本
体の引留部4にせむしピン6(第3図)で取付け
たコツタピン5によつてクランプ本体1を碍子連
(図示せず)に連結して、引留を行なうもので、
この点は従来と同様である。電線Wにくさび3を
取付けるには、くさび3の電線取付部7に電線を
固着する必要があり、電線取付部7はくさび3と
一体の把持体8に蝶番ピン9で一端が枢着された
締付体10と、把持体8に設けた長孔12を貫通
して締付体10のめねじ孔13にねじ込まれるボ
ルト11と、ストツパねじ14とからなり、把持
体8と締付体10との間に、電線受け部15にお
いて電線Wを挾み、ボルト11で締付体10の自
由端を把持体8へ引付けて、把持体8と締付体1
0とで電線を把持することによつて、電線Wとく
さび3との固着を行なう。
以上はほぼ従来と同様であるが、この考案で
は、第1図において、左方向へ自重等により引張
られて緊張状態となり、右方向へは引張力がほと
んど生じない電線Wの、くさび3のくさび部に対
して、反緊張側に設置の電線受け部15にカツト
スルー刃16を設けている。カツトスルー刃16
は締付体10を把持体8へボルトで引付ける際、
電線の絶縁被覆を突抜けて、先端が電線の導体に
係合(僅かに喰込む)し、電線の導体を把持す
る。この考案においては更に、電線受け部15に
おいて、カツトスルー刃のまわりに水密コンパウ
ンド17を充填しており、電線の導体にまで雨水
等が浸入するのを防止している。
は、第1図において、左方向へ自重等により引張
られて緊張状態となり、右方向へは引張力がほと
んど生じない電線Wの、くさび3のくさび部に対
して、反緊張側に設置の電線受け部15にカツト
スルー刃16を設けている。カツトスルー刃16
は締付体10を把持体8へボルトで引付ける際、
電線の絶縁被覆を突抜けて、先端が電線の導体に
係合(僅かに喰込む)し、電線の導体を把持す
る。この考案においては更に、電線受け部15に
おいて、カツトスルー刃のまわりに水密コンパウ
ンド17を充填しており、電線の導体にまで雨水
等が浸入するのを防止している。
この考案は、上記のように構成されているの
で、電線Wの引留めにおいては、電線Wの緊張側
(第1図において左側)から加えられる力は、同
側の電線Wの自重や積雪の場合の着雪等による引
張力と、風等の気象によつて生ずる電線の振動等
に基づく振動応力とがあるが、振動応力の殆んど
全部が緊張側に設けられているくさび部によつて
吸収され、その反緊張側に設けられているカツト
スルー刃には引張力の一部が負荷されることにな
り、従つて、過負荷となることもなく、電線導体
の破損も断線のおそれも生じない。
で、電線Wの引留めにおいては、電線Wの緊張側
(第1図において左側)から加えられる力は、同
側の電線Wの自重や積雪の場合の着雪等による引
張力と、風等の気象によつて生ずる電線の振動等
に基づく振動応力とがあるが、振動応力の殆んど
全部が緊張側に設けられているくさび部によつて
吸収され、その反緊張側に設けられているカツト
スルー刃には引張力の一部が負荷されることにな
り、従つて、過負荷となることもなく、電線導体
の破損も断線のおそれも生じない。
なお、上記実施例では、カツトスルー刃をくさ
び3の電線取付部7に設けたが、これに限らず、
くさびと一体であれば、いずれに設けてもよい。
び3の電線取付部7に設けたが、これに限らず、
くさびと一体であれば、いずれに設けてもよい。
この考案は以上のように、くさび式の電線引留
クランプにおいて、電線を電線被覆上から押圧し
て引留めるくさび部を電線の緊張側に設けてお
り、かつ、電線被覆を突き破る刃先が電線導体に
係合して刃による導体把持作用を有するカツトス
ルー刃を上記くさび部に対して電線の反緊張側に
設けているので、次のような効果がある。
クランプにおいて、電線を電線被覆上から押圧し
て引留めるくさび部を電線の緊張側に設けてお
り、かつ、電線被覆を突き破る刃先が電線導体に
係合して刃による導体把持作用を有するカツトス
ルー刃を上記くさび部に対して電線の反緊張側に
設けているので、次のような効果がある。
1電線被覆をはぎとらずに引留ができるので、
施工が容易となる。2電線把持機能をその引張力
の一部及び振動応力をくさび部に負担させ、引張
力の残部をカツトスルー刃に負担させて双方に分
担させることで、安定した高い把持能力が得られ
る。
施工が容易となる。2電線把持機能をその引張力
の一部及び振動応力をくさび部に負担させ、引張
力の残部をカツトスルー刃に負担させて双方に分
担させることで、安定した高い把持能力が得られ
る。
なお、クランプと電線導体とは絶縁状態にはな
いが、クランプ自体を絶縁化するためには、絶縁
カバーを使用すればよい。
いが、クランプ自体を絶縁化するためには、絶縁
カバーを使用すればよい。
第1図はこの考案による電線引留クランプの一
実施例を示す側面図、第2図は第1図の矢印方
向に見たくさびの正面図、第3図は第1図の矢印
方向に見たクランプ本体の一部の正面図、第4
図はカツトスルー刃の一実施例を示す斜視図であ
る。 1……クランプ本体、2……電線受け部、3…
…くさび、4……引留部、5……コツタピン、6
……せむしピン、7……電線取付部、8……把持
体、9……蝶番ピン、10……締付け体、11…
…ボルト、12……長孔、13……めねじ孔、1
4……ストツパねじ、15……電線受け部、16
……カツトスルー刃、17……防水コンパウン
ド、W……電線。
実施例を示す側面図、第2図は第1図の矢印方
向に見たくさびの正面図、第3図は第1図の矢印
方向に見たクランプ本体の一部の正面図、第4
図はカツトスルー刃の一実施例を示す斜視図であ
る。 1……クランプ本体、2……電線受け部、3…
…くさび、4……引留部、5……コツタピン、6
……せむしピン、7……電線取付部、8……把持
体、9……蝶番ピン、10……締付け体、11…
…ボルト、12……長孔、13……めねじ孔、1
4……ストツパねじ、15……電線受け部、16
……カツトスルー刃、17……防水コンパウン
ド、W……電線。
Claims (1)
- 電線にくさびを取付け、電線とくさびとをクラ
ンプ本体に挿入して電線を固定部に引留める電線
引留クランプにおいて、電線を電線被覆上から押
圧して引留めるくさび部を上記電線の緊張側に設
けており、かつ、電線被覆を突き破る刃先が電線
導体に係合して刃による導体把持作用を有するカ
ツトスルー刃を上記くさび部に対して電線の反緊
張側に設けていることを特徴とする電線引留クラ
ンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16026281U JPS5866819U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 電線引留クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16026281U JPS5866819U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 電線引留クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5866819U JPS5866819U (ja) | 1983-05-07 |
| JPH0119551Y2 true JPH0119551Y2 (ja) | 1989-06-06 |
Family
ID=29952677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16026281U Granted JPS5866819U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 電線引留クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5866819U (ja) |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP16026281U patent/JPS5866819U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5866819U (ja) | 1983-05-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4723053A (en) | Cable closure with strain relief device | |
| CN212968083U (zh) | 一种绝缘穿刺线夹 | |
| CN110265948A (zh) | 一种电力工程用的耐张线夹结构 | |
| JP2834357B2 (ja) | 配電線における防雷装置 | |
| CN219678351U (zh) | 一种光伏拉索的锚固结构 | |
| CN218731764U (zh) | 用于绝缘导线的接线线夹 | |
| JPS587796Y2 (ja) | 金車通過形引留クランプ | |
| JPH036127Y2 (ja) | ||
| JPH0746026Y2 (ja) | 電線クランプ脱落防止装置 | |
| JPS6141370Y2 (ja) | ||
| CN222233385U (zh) | 一种令克上桩头绝缘罩 | |
| SU1056279A1 (ru) | Способ монтажа устройства дл бокового креплени провода на шейке штыревого изол тора | |
| JP3130441B2 (ja) | 圧縮型引留クランプ | |
| KR200298243Y1 (ko) | 배전선로의 쐐기형 인장클램프 | |
| JPH03679Y2 (ja) | ||
| JPS60160320A (ja) | 配電用絶縁電線の引留クランプ | |
| JPS5840739Y2 (ja) | 架空送電線のプレハブジヤンパ線 | |
| JPH04127818A (ja) | 架空電線付属装置 | |
| JP2025162387A (ja) | 被覆留め具 | |
| JP2000154508A (ja) | 被覆ケーブルの中間部クランプ構造並びに中間部クランプ金具 | |
| KR790002015Y1 (ko) | 활선작업용 보조 공구 | |
| JPH028504Y2 (ja) | ||
| JP2025162378A (ja) | 架設電線の切断方法 | |
| JP2000027300A (ja) | 吊り構造物用ケーブル | |
| JPS5825682Y2 (ja) | 圧縮式延線クランプ |