JPH01197906A - 電子部品用リード線及びその製造方法 - Google Patents
電子部品用リード線及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH01197906A JPH01197906A JP63021759A JP2175988A JPH01197906A JP H01197906 A JPH01197906 A JP H01197906A JP 63021759 A JP63021759 A JP 63021759A JP 2175988 A JP2175988 A JP 2175988A JP H01197906 A JPH01197906 A JP H01197906A
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- JP
- Japan
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- plating layer
- weight
- oil
- tin
- rust preventive
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電子部品用リード線及びその製造方法に関し、
特に、耐変色性及び潤滑性等が優れた電子部品用リード
線及びその製造方法に関する。
特に、耐変色性及び潤滑性等が優れた電子部品用リード
線及びその製造方法に関する。
[従来の技術]
従来、電子部品用リード線及び電子機器用の導線として
は、銅又は銅合金等の芯線導体に錫又は錫合金のめっき
層を設けてなる半田めっき線が広く使用されている。
は、銅又は銅合金等の芯線導体に錫又は錫合金のめっき
層を設けてなる半田めっき線が広く使用されている。
この種の半田めっき線は、電子部品用リード線として使
用される場合には、所定の寸法に切断された後に、電子
部品を構成する抵抗体相互間の配線に使用され、電化製
品等を構成する部品となる。
用される場合には、所定の寸法に切断された後に、電子
部品を構成する抵抗体相互間の配線に使用され、電化製
品等を構成する部品となる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような電子部品用リード線は、製造
後の在庫期間及び運搬期間中に、温度変化及び湿度の上
昇等によって黄色変色してしまうという現象がある。黄
変した電子部品用リート線は電子部品を接続するための
半田付が困難になると共に、美観も悪い。
後の在庫期間及び運搬期間中に、温度変化及び湿度の上
昇等によって黄色変色してしまうという現象がある。黄
変した電子部品用リート線は電子部品を接続するための
半田付が困難になると共に、美観も悪い。
そこで、この変色防止のために、市販の灯油系の防錆油
を塗布するということが考えられる。しかし、市販の防
錆油を塗布すると、確かに変色しにくくはなるが、内在
する脂肪酸の金属セッケンの金属イオンにより、抵抗変
動が起こり易くなる。
を塗布するということが考えられる。しかし、市販の防
錆油を塗布すると、確かに変色しにくくはなるが、内在
する脂肪酸の金属セッケンの金属イオンにより、抵抗変
動が起こり易くなる。
また、この金属イオンが抵抗器本体に付着した場合には
、抵抗体を損傷する可能性もある。このため、市販の灯
油ベースの防錆油は電子部品用リード線の変色防止に使
用することはできない。
、抵抗体を損傷する可能性もある。このため、市販の灯
油ベースの防錆油は電子部品用リード線の変色防止に使
用することはできない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
耐変色性及び潤滑性が高い電子部品用リード線及びその
製造方法を提供することを目的とする。
耐変色性及び潤滑性が高い電子部品用リード線及びその
製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る電子部品用リード線は、導体と、この導体
上に錫又は錫−鉛合金で形成されためっき層と、このめ
っき層上に塗布された防錆油の膜とを有し、この防錆油
は、炭化水素系溶剤をベースにして、鉱油系軽質潤滑油
基油を3乃至20重量%、フェノール系酸化防止剤を0
.05乃至2重量%、ラノリン脂肪酸エステルを1.0
乃至10重量%含有することを特徴とする。
上に錫又は錫−鉛合金で形成されためっき層と、このめ
っき層上に塗布された防錆油の膜とを有し、この防錆油
は、炭化水素系溶剤をベースにして、鉱油系軽質潤滑油
基油を3乃至20重量%、フェノール系酸化防止剤を0
.05乃至2重量%、ラノリン脂肪酸エステルを1.0
乃至10重量%含有することを特徴とする。
本発明に係る電子部品用リード線の製造方法は、導体を
錫又は錫−鉛合金によりめっきしてめっき層を形成する
工程と、この複合線を濃度が2乃至10重量%、温度が
40乃至80℃の第三リン酸ソーダ水溶液に5乃至10
0秒間浸漬した後水洗する工程と、炭化水素系溶剤をベ
ースにして鉱油系軽質潤滑油基油を3乃至20重量%、
フェノール系酸化防止剤を0.05乃至2重量%、ラノ
リン脂肪酸エステルを1.0乃至10重量%含有する防
錆油を前記めっき層に塗布する工程と、を有することを
特徴とする。
錫又は錫−鉛合金によりめっきしてめっき層を形成する
工程と、この複合線を濃度が2乃至10重量%、温度が
40乃至80℃の第三リン酸ソーダ水溶液に5乃至10
0秒間浸漬した後水洗する工程と、炭化水素系溶剤をベ
ースにして鉱油系軽質潤滑油基油を3乃至20重量%、
フェノール系酸化防止剤を0.05乃至2重量%、ラノ
リン脂肪酸エステルを1.0乃至10重量%含有する防
錆油を前記めっき層に塗布する工程と、を有することを
特徴とする。
[作用コ
本発明に係る電子部品用リード線においては、導体は錫
又は錫−鉛合金からなるめっき層によりめっきされてお
り、このめっき層には濃度が0゜05乃至2重量%のフ
ェノール系酸化防止剤、濃度が1.0乃至10重量%の
ラノリン脂肪酸エステル及び濃度が3乃至20重量%の
鉱油系軽質潤滑油基油を含有する防錆油が塗布されてい
る。この防錆油により被覆されているので、めっき層は
水及び酸素の接触から保護され、めっき層の変色が防止
される。
又は錫−鉛合金からなるめっき層によりめっきされてお
り、このめっき層には濃度が0゜05乃至2重量%のフ
ェノール系酸化防止剤、濃度が1.0乃至10重量%の
ラノリン脂肪酸エステル及び濃度が3乃至20重量%の
鉱油系軽質潤滑油基油を含有する防錆油が塗布されてい
る。この防錆油により被覆されているので、めっき層は
水及び酸素の接触から保護され、めっき層の変色が防止
される。
そして、この防錆油には電気抵抗の変動の原因となる金
属イオンが含有されていないので、本発明に係る電子部
品用リード線は、抵抗変動が生じて性能が劣化するとい
うことがない。
属イオンが含有されていないので、本発明に係る電子部
品用リード線は、抵抗変動が生じて性能が劣化するとい
うことがない。
一方、本発明に係る電子部品用リード線の製造方法にお
いては、先ず、導線を錫又は錫−鉛合金からなるめっき
層によりめっきする。そして、この複合線を濃度が2乃
至10重量%、温度が40乃至80℃の第三リン酸ソー
ダ水溶液に5乃至100秒間浸漬した後水洗する。これ
により、めっき層表面に酸化防止用の皮膜が形成され、
また、電気めっき処理におけるめっき液の酸の残渣及び
研磨カスが除去される。次に、前述の組成の防錆油をめ
っき層に塗布する。めっき層は予め第三リン酸ソーダ水
溶液により処理されているので、防錆油による防錆効果
が助長され、優れた防錆効果が得られる。
いては、先ず、導線を錫又は錫−鉛合金からなるめっき
層によりめっきする。そして、この複合線を濃度が2乃
至10重量%、温度が40乃至80℃の第三リン酸ソー
ダ水溶液に5乃至100秒間浸漬した後水洗する。これ
により、めっき層表面に酸化防止用の皮膜が形成され、
また、電気めっき処理におけるめっき液の酸の残渣及び
研磨カスが除去される。次に、前述の組成の防錆油をめ
っき層に塗布する。めっき層は予め第三リン酸ソーダ水
溶液により処理されているので、防錆油による防錆効果
が助長され、優れた防錆効果が得られる。
[実施例コ
以下、本発明の実施例について具体的に説明する。電子
部品用リード線は、導線の周囲にめっき層が形成されて
いる。この導線は、例えば、銅、銅合金、銅被覆鋼又は
鉄の線材であり、めっき層は、錫又は鉛を5重量%含有
する錫合金で形成されている。
部品用リード線は、導線の周囲にめっき層が形成されて
いる。この導線は、例えば、銅、銅合金、銅被覆鋼又は
鉄の線材であり、めっき層は、錫又は鉛を5重量%含有
する錫合金で形成されている。
このめっき層の周面には防錆油が塗布されて防錆油の膜
が形成されている。
が形成されている。
防錆油は炭化水素系溶剤をベースに、鉱油系軽質潤滑油
基油を3乃至20重量%、フェノール系酸化防止剤を0
.05乃至2重量%、ラノリン脂肪酸エステルを1.0
乃至10重量%含有しており、電気抵抗変動の原因であ
る脂肪酸の金属セッケン等の金属イオンは含有していな
い。
基油を3乃至20重量%、フェノール系酸化防止剤を0
.05乃至2重量%、ラノリン脂肪酸エステルを1.0
乃至10重量%含有しており、電気抵抗変動の原因であ
る脂肪酸の金属セッケン等の金属イオンは含有していな
い。
以下、防錆油の各成分め配合理由及びその添加量限定理
由について説明する。
由について説明する。
ベースの炭化水素系溶剤は白灯油の重い部分を除去した
低沸点灯油で例えばソルベントケロシンであり、乾燥し
やすいという特徴を有する。
低沸点灯油で例えばソルベントケロシンであり、乾燥し
やすいという特徴を有する。
鉱油系軽質潤滑油基油の含有量は3乃至20重量%であ
る。この潤滑油基油の含有量が3重量%未満の場合は防
錆効果が低く、20重量%を超えると乾燥性が悪くなり
、電子部品用リード線用としての使用に適さないからで
ある。
る。この潤滑油基油の含有量が3重量%未満の場合は防
錆効果が低く、20重量%を超えると乾燥性が悪くなり
、電子部品用リード線用としての使用に適さないからで
ある。
フェノール系酸化防止剤は防錆効果が最も高い添加剤で
ある。しかも、フェノール系酸化防止剤は電気抵抗変動
の原因となる金属イオンを含んでいない。フェノール系
酸化防止剤の含有量が0゜05乃至2重量%であるのは
、フェノール系酸化防止剤がこの範囲より希薄である場
合は防錆効果が低い一方、この範囲より濃い場合はめつ
き層が黄変する可能性があるからである。このフェノー
ル系酸化防止剤としては、具体的にはDBPC(2,6
,ジ・ターシャリ−ブチル−P−フレジーい。
ある。しかも、フェノール系酸化防止剤は電気抵抗変動
の原因となる金属イオンを含んでいない。フェノール系
酸化防止剤の含有量が0゜05乃至2重量%であるのは
、フェノール系酸化防止剤がこの範囲より希薄である場
合は防錆効果が低い一方、この範囲より濃い場合はめつ
き層が黄変する可能性があるからである。このフェノー
ル系酸化防止剤としては、具体的にはDBPC(2,6
,ジ・ターシャリ−ブチル−P−フレジーい。
ラノリン脂肪酸エステルは1.0乃至10重量%の含有
量を有する。ラノリン脂肪酸エステルが1.0重量%未
満の場合は防錆効果がなく、逆に10重量%を超えると
所謂べとつきが出る。このべとつきは抵抗器にリード線
を配線して組立てる工程に支障を及ぼす。このラノリン
脂肪酸エステルとしては、例えば、ペンタラン(商品名
;7〇−ダジャパン■製)が該当するものである。
量を有する。ラノリン脂肪酸エステルが1.0重量%未
満の場合は防錆効果がなく、逆に10重量%を超えると
所謂べとつきが出る。このべとつきは抵抗器にリード線
を配線して組立てる工程に支障を及ぼす。このラノリン
脂肪酸エステルとしては、例えば、ペンタラン(商品名
;7〇−ダジャパン■製)が該当するものである。
このように構成された電子部品用リード線においては、
めっき層を被覆する防錆油の添加剤(フェノール系酸化
防止剤及びラノリン脂肪酸エステル〉が極性をもつ形で
めっき層に吸引されて付着する。そして、この添加剤の
間隙を埋めつくすようにして鉱油系軽質潤滑油基油が存
在し、前記添加剤による防錆効果を補う。
めっき層を被覆する防錆油の添加剤(フェノール系酸化
防止剤及びラノリン脂肪酸エステル〉が極性をもつ形で
めっき層に吸引されて付着する。そして、この添加剤の
間隙を埋めつくすようにして鉱油系軽質潤滑油基油が存
在し、前記添加剤による防錆効果を補う。
このようにして防錆効果が高い防錆油の膜によりめっき
層が被覆されているので、水及び酸素がめつき層に付着
することが防止され、在庫期間又は運搬期間中のめっき
層の黄変が防止される。また、この防錆油は電気抵抗の
変動の原因となる脂肪酸の金属セッケン等の金属イオン
を含まないので、リード線に塗布された防錆油により電
気抵抗が変動してしまうことがない。
層が被覆されているので、水及び酸素がめつき層に付着
することが防止され、在庫期間又は運搬期間中のめっき
層の黄変が防止される。また、この防錆油は電気抵抗の
変動の原因となる脂肪酸の金属セッケン等の金属イオン
を含まないので、リード線に塗布された防錆油により電
気抵抗が変動してしまうことがない。
次に、本発明の実施例に係る電子部品用リード線の製造
方法について説明する。
方法について説明する。
先ず、銅、銅合金、銅被覆鋼又は鉄等からなる導線に対
し、電気めっき法により錫又は錫−鉛合金をめっきして
導線の周囲にめっき層を形成する。
し、電気めっき法により錫又は錫−鉛合金をめっきして
導線の周囲にめっき層を形成する。
次に、この複合線を濃度が2乃至10重量%、温度が4
0乃至80℃の第三リン酸ソーダ水溶液に5乃至100
秒間浸漬した後、水洗する。これにより、めっき層表面
に酸化防止用皮膜層が形成されると共に、研磨カスと電
気めっきに使用されためっき液の酸の残渣が除去される
。
0乃至80℃の第三リン酸ソーダ水溶液に5乃至100
秒間浸漬した後、水洗する。これにより、めっき層表面
に酸化防止用皮膜層が形成されると共に、研磨カスと電
気めっきに使用されためっき液の酸の残渣が除去される
。
第三リン酸ソーダ水溶液の濃度を2乃至10重量%とじ
たのは、この第三リン酸ソーダ水溶液が2重量%未満で
は上記効果が少なく、一方10重景%を超えると第三リ
ン酸ソーダが結晶化して線材表面に残存してしまうから
である。また、温度を40乃至80℃としたのは、40
℃未満では効果がなく80°Cを超えると高温のため黄
変色が起きてしまうからである。なお、上述の効果を得
るためには、線材を5秒間以上第三リン酸ソーダ水溶液
に浸漬する必要がある。また、めっき層を100秒を超
えてこの第三リン酸ソーダ水溶液に浸漬すると処理が過
多になって、耐変色性が劣化する。このため、浸漬時間
は5乃至100秒間にする。
たのは、この第三リン酸ソーダ水溶液が2重量%未満で
は上記効果が少なく、一方10重景%を超えると第三リ
ン酸ソーダが結晶化して線材表面に残存してしまうから
である。また、温度を40乃至80℃としたのは、40
℃未満では効果がなく80°Cを超えると高温のため黄
変色が起きてしまうからである。なお、上述の効果を得
るためには、線材を5秒間以上第三リン酸ソーダ水溶液
に浸漬する必要がある。また、めっき層を100秒を超
えてこの第三リン酸ソーダ水溶液に浸漬すると処理が過
多になって、耐変色性が劣化する。このため、浸漬時間
は5乃至100秒間にする。
次いで、この複合線を水洗した後、炭化水素系溶剤をベ
ースにして鉱油系軽質潤滑油基油を3乃至20重量%、
フェノール系酸化防止剤を0,05乃至2重量%、ラノ
リン脂肪酸エステルを1゜0乃至10重量%含有する防
錆油をめっき層に塗布する。この場合に、線材は予め第
三リン酸ソーダ水溶液に浸漬処理されているので、酸化
防止用波M層が形成されていると共に、めっき液の酸の
残渣は完全に除去されているため、防錆油は清浄なめっ
き層表面に付着し、防錆油による防錆効果が助長される
。
ースにして鉱油系軽質潤滑油基油を3乃至20重量%、
フェノール系酸化防止剤を0,05乃至2重量%、ラノ
リン脂肪酸エステルを1゜0乃至10重量%含有する防
錆油をめっき層に塗布する。この場合に、線材は予め第
三リン酸ソーダ水溶液に浸漬処理されているので、酸化
防止用波M層が形成されていると共に、めっき液の酸の
残渣は完全に除去されているため、防錆油は清浄なめっ
き層表面に付着し、防錆油による防錆効果が助長される
。
次に、本発明の実施例について耐変色性、潤滑性、半田
付性及び抵抗変動性を性能試験した結果を比較例の試験
結果と共に説明する。
付性及び抵抗変動性を性能試験した結果を比較例の試験
結果と共に説明する。
下記第1表は本発明に係る電子部品用リード線の実施例
1乃至7とその比較例1乃至6を示し、第2表は本発明
方法にて規定した条件で第三リン酸ソーダ水溶液による
前処理をした場合の実施例8乃至14とその比較例7乃
至12とを示す。各実施例及び比較例においては、軟銅
線を導線とし、この軟銅線をホウフッ化浴の電気めっき
によりめっきして錫95%及び鉛5%の錫−鉛合金のめ
っき層を形成した。次いで、実施例1乃至7及び比較例
1乃至6においては、第1表に示す組成の防錆油を塗布
した。また、実施例8乃至14及び比較例7乃至12に
おいては、第三リン酸ソーダ水溶液による前処理を施し
た後、第2表に示す組成の防錆油を塗布した。
1乃至7とその比較例1乃至6を示し、第2表は本発明
方法にて規定した条件で第三リン酸ソーダ水溶液による
前処理をした場合の実施例8乃至14とその比較例7乃
至12とを示す。各実施例及び比較例においては、軟銅
線を導線とし、この軟銅線をホウフッ化浴の電気めっき
によりめっきして錫95%及び鉛5%の錫−鉛合金のめ
っき層を形成した。次いで、実施例1乃至7及び比較例
1乃至6においては、第1表に示す組成の防錆油を塗布
した。また、実施例8乃至14及び比較例7乃至12に
おいては、第三リン酸ソーダ水溶液による前処理を施し
た後、第2表に示す組成の防錆油を塗布した。
このようにして得たリード線に対し、下記に示す試験条
件で各試験を実施した。
件で各試験を実施した。
(イ)耐変色性;恒温恒温試験により評価した。
つまり、温度が85℃、湿度が85%の環境下に各実施
例又は比較例のリード線を置き、300時間経過した後
の変色状況を目視により比較した。
例又は比較例のリード線を置き、300時間経過した後
の変色状況を目視により比較した。
(ロ)潤滑性;リード線を抵抗体と接合させるために切
断作業する際に、ダイスのカスのたまり易さで比較した
。
断作業する際に、ダイスのカスのたまり易さで比較した
。
(ハ)半田付性;ロジン(松ヤニ)25%をエタノール
に溶解したものをフラックスとし、このフラックスにリ
ード線線を浸漬させた後、溶融共晶半田合金中に浸漬さ
せ、半田ののりの良さにより比較した。
に溶解したものをフラックスとし、このフラックスにリ
ード線線を浸漬させた後、溶融共晶半田合金中に浸漬さ
せ、半田ののりの良さにより比較した。
(ニ)抵抗変動性;所謂スチームプレッシャーテストに
より求めた。つまり、リード線につけるための防錆油を
抵抗器本体に塗布し、次いで、これを2気圧及び121
°Cの渦中に60分間浸漬させ室温に10分間放置した
後、定格100%の負荷を60分間かける操作を5サイ
クル行って浸漬前後の抵抗の変化状況を調査した。
より求めた。つまり、リード線につけるための防錆油を
抵抗器本体に塗布し、次いで、これを2気圧及び121
°Cの渦中に60分間浸漬させ室温に10分間放置した
後、定格100%の負荷を60分間かける操作を5サイ
クル行って浸漬前後の抵抗の変化状況を調査した。
この試験結果を第1表及び第2表に示す。なお、第1表
及び第2表において、◎は性能が優れていることを示し
、同様に○は良、△は可、×は不可を示す。
及び第2表において、◎は性能が優れていることを示し
、同様に○は良、△は可、×は不可を示す。
第1表に示すように、実施例1乃至7のリード線は比較
例1乃至6のいずれのリード線に比しても、耐変色性及
び抵抗変動の点で性能が優れている。また、第2表に示
すように、本発明方法にて規定した条件で前処理した実
施例8乃至14は、その条件から外れる比較例7乃至1
2に比して優れた耐変色性を有している。
例1乃至6のいずれのリード線に比しても、耐変色性及
び抵抗変動の点で性能が優れている。また、第2表に示
すように、本発明方法にて規定した条件で前処理した実
施例8乃至14は、その条件から外れる比較例7乃至1
2に比して優れた耐変色性を有している。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、めっき層に塗布
する防錆油が炭化水素系溶剤をベースにして、濃度が3
乃至20重量%の鉱油系軽質潤滑油基油、濃度が0.0
5乃至2重量%のフェノール系酸化防止剤及び濃度が1
.0乃至10重量%のラノリン脂肪酸エステルを含有す
るから、その防錆効果が高く、めっき層の黄変が有効に
防止される。
する防錆油が炭化水素系溶剤をベースにして、濃度が3
乃至20重量%の鉱油系軽質潤滑油基油、濃度が0.0
5乃至2重量%のフェノール系酸化防止剤及び濃度が1
.0乃至10重量%のラノリン脂肪酸エステルを含有す
るから、その防錆効果が高く、めっき層の黄変が有効に
防止される。
また、この防錆油には電気抵抗変動の原因となる脂肪酸
の金属セッケン等の金属イオンは含有されていないので
、抵抗変動等の性能劣化を伴うことなく耐変色性を高め
ることができる。更に、潤滑性及び半田付性についても
優れた性能を有している。
の金属セッケン等の金属イオンは含有されていないので
、抵抗変動等の性能劣化を伴うことなく耐変色性を高め
ることができる。更に、潤滑性及び半田付性についても
優れた性能を有している。
また、本発明の電子部品用リード線の製造方法によれば
、めっき層に防錆油を塗布する前に、第三リン酸ソーダ
により処理するから、めっき層に塗布する防錆油の防錆
効果が助長される。従って、耐変色性を更に一層向上さ
せることができる。
、めっき層に防錆油を塗布する前に、第三リン酸ソーダ
により処理するから、めっき層に塗布する防錆油の防錆
効果が助長される。従って、耐変色性を更に一層向上さ
せることができる。
Claims (2)
- (1)導体と、この導体上に錫又は錫−鉛合金で形成さ
れためっき層と、このめっき層上に塗布された防錆油の
膜とを有し、この防錆油は、炭化水素系溶剤をベースに
して、鉱油系軽質潤滑油基油を3乃至20重量%、フェ
ノール系酸化防止剤を0.05乃至2重量%、ラノリン
脂肪酸エステルを1.0乃至10重量%含有することを
特徴とする電子部品用リード線。 - (2)導体を錫又は錫−鉛合金によりめっきしてめっき
層を形成する工程と、この複合線を濃度が2乃至10重
量%、温度が40乃至80℃の第三リン酸ソーダ水溶液
に5乃至100秒間浸漬した後水洗する工程と、炭化水
素系溶剤をベースにして鉱油系軽質潤滑油基油を3乃至
20重量%、フェノール系酸化防止剤を0.05乃至2
重量%、ラノリン脂肪酸エステルを1.0乃至10重量
%含有する防錆油を前記めっき層に塗布する工程と、を
有することを特徴とする電子部品用リード線の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63021759A JP2656282B2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 電子部品用リード線及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63021759A JP2656282B2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 電子部品用リード線及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01197906A true JPH01197906A (ja) | 1989-08-09 |
| JP2656282B2 JP2656282B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=12063992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63021759A Expired - Fee Related JP2656282B2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 電子部品用リード線及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2656282B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5171977A (ja) * | 1974-12-19 | 1976-06-22 | Sumitomo Electric Industries | |
| JPS56125492A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-01 | Koyo Seiko Co Ltd | Anticorrosive oil for low-friction torque conical roller bearing |
-
1988
- 1988-02-01 JP JP63021759A patent/JP2656282B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5171977A (ja) * | 1974-12-19 | 1976-06-22 | Sumitomo Electric Industries | |
| JPS56125492A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-01 | Koyo Seiko Co Ltd | Anticorrosive oil for low-friction torque conical roller bearing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2656282B2 (ja) | 1997-09-24 |
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