JPH0119937Y2 - - Google Patents
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- JPH0119937Y2 JPH0119937Y2 JP10072884U JP10072884U JPH0119937Y2 JP H0119937 Y2 JPH0119937 Y2 JP H0119937Y2 JP 10072884 U JP10072884 U JP 10072884U JP 10072884 U JP10072884 U JP 10072884U JP H0119937 Y2 JPH0119937 Y2 JP H0119937Y2
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Links
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- 210000002414 leg Anatomy 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
〔産業上の利用分野〕
本考案は患者を移送する担架に関し、特に臥床
患者の入出浴の介助に使用する担架の改良に関す
る。
患者の入出浴の介助に使用する担架の改良に関す
る。
下肢障害者や長期療養のため起立困難な臥床患
者の入出浴には、搬送車に載置した担架に患者を
移乗させて浴槽縁まで搬送し、昇降機構により患
者を担架ごと浴槽内に浸漬し、患者を湯浴させた
後再び患者を担架ごと搬送車に移乗させる入出浴
システムが使用されている。かかる入出浴システ
ムに用いられる担架は従来、管材等で成形した長
方形状の台枠上に躯幹台と下肢台を配置し、患者
の入浴中患者の頭部を湯水上に保持するために躯
幹台は頭部側を上方に傾動可能に台枠に枢着さ
れ、かつその傾動角度は係止部材を係脱すること
により複数段に設定されるようになつていた。し
かしながら患者の入浴に際し、介助者は患者の上
体の体重のかかつている躯幹台を水平位置から頭
部の上昇位置へ片手で持上げておきながら他方の
手で係止部材を台枠に係止させなければならず、
これは介助者にとつて重労働となり介助者に多い
腰痛症の原因となつていた。
者の入出浴には、搬送車に載置した担架に患者を
移乗させて浴槽縁まで搬送し、昇降機構により患
者を担架ごと浴槽内に浸漬し、患者を湯浴させた
後再び患者を担架ごと搬送車に移乗させる入出浴
システムが使用されている。かかる入出浴システ
ムに用いられる担架は従来、管材等で成形した長
方形状の台枠上に躯幹台と下肢台を配置し、患者
の入浴中患者の頭部を湯水上に保持するために躯
幹台は頭部側を上方に傾動可能に台枠に枢着さ
れ、かつその傾動角度は係止部材を係脱すること
により複数段に設定されるようになつていた。し
かしながら患者の入浴に際し、介助者は患者の上
体の体重のかかつている躯幹台を水平位置から頭
部の上昇位置へ片手で持上げておきながら他方の
手で係止部材を台枠に係止させなければならず、
これは介助者にとつて重労働となり介助者に多い
腰痛症の原因となつていた。
上記従来の担架の欠点を克服するべく、台枠上
に躯幹台と大腿台と下腿台を配置し、各台夫々に
患者の体重に略釣合うばね力で躯幹台を頭部の上
昇方向に、大腿台と下腿台を山形に傾動する方向
に付勢することにより各台にかかる患者の体重を
略相殺せしめて介助者が各台を傾動させる労力を
著しく低減する患者湯浴用担架が本願出願人によ
り実願昭58−155151号にて提案されている。
に躯幹台と大腿台と下腿台を配置し、各台夫々に
患者の体重に略釣合うばね力で躯幹台を頭部の上
昇方向に、大腿台と下腿台を山形に傾動する方向
に付勢することにより各台にかかる患者の体重を
略相殺せしめて介助者が各台を傾動させる労力を
著しく低減する患者湯浴用担架が本願出願人によ
り実願昭58−155151号にて提案されている。
しかしながら上記の担架は、各台の傾斜位置を
固定する係止機構がクランク板のレバー操作によ
り台枠の左右方向に突出する連係杆の先端を相応
の間隔を有する台枠の両側部に設けた一対の係合
体の左右対応する孔に挿入するようになつている
ため係止機構は複雑でかつ剛性が十分でなく、連
係杆の両先端を同時に両側の係合体の所望する左
右対応した孔に挿入するのが困難であると共に各
台の傾斜角度の変換と前記係止機構の操作とに両
手を必要とする。又各台を傾斜方向に付勢するス
プリング機構も複雑である等の問題があつた。
固定する係止機構がクランク板のレバー操作によ
り台枠の左右方向に突出する連係杆の先端を相応
の間隔を有する台枠の両側部に設けた一対の係合
体の左右対応する孔に挿入するようになつている
ため係止機構は複雑でかつ剛性が十分でなく、連
係杆の両先端を同時に両側の係合体の所望する左
右対応した孔に挿入するのが困難であると共に各
台の傾斜角度の変換と前記係止機構の操作とに両
手を必要とする。又各台を傾斜方向に付勢するス
プリング機構も複雑である等の問題があつた。
ロ 考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記問題点を解決し、操作が容易でか
つ構成の簡素な担架を提供することを目的とし、
本考案による担架1は、長方形状の台枠2上に躯
幹台3、大腿台4及び下腿台5を順次配置し、躯
幹台3はその大腿台4側を前記台枠2に、頭部側
を上体上昇機構20の一端に枢着し、該上体上昇
機構20の他端は前記台枠2に枢着して躯幹台3
と台枠2と上体上昇機構20とで三角形リンクを
形成し、前記上体上昇機構20は互いに重合して
全長を伸縮すると共に圧縮コイルばね20cによ
り常時伸長方向に付勢される第1及び第2部材2
0a,20bとから成り、該第1及び第2部材2
0a,20bは係脱自在の係止機構23によつて
その全長を可変に互いに係止可能にすると共に係
止機構23の解除レバー24と前記躯幹台3の角
度変換用ハンドグリツプ11とを近接して配設
し、又前記大腿台4は躯幹台3側を台枠2に枢着
し、下腿台5側は下腿台5と屈曲可能に連結する
と共に下腿台5の足部側を台枠2の長さ方向に移
動自在に台枠2に支持し、大腿台4は前記台枠2
に配設した圧縮コイルばね15aにより常時上方
に付勢して大腿台4と下腿台5とを山形に弾性付
与し、この山形の角度は常時係止方向に付勢され
ると共に係止位置を可変に互いに係合する第1及
び第2係合部材26,27の一方を大腿台4に他
方を前記台枠2に枢着して成る下肢屈曲機構25
により複数段に可変にして構成する。
つ構成の簡素な担架を提供することを目的とし、
本考案による担架1は、長方形状の台枠2上に躯
幹台3、大腿台4及び下腿台5を順次配置し、躯
幹台3はその大腿台4側を前記台枠2に、頭部側
を上体上昇機構20の一端に枢着し、該上体上昇
機構20の他端は前記台枠2に枢着して躯幹台3
と台枠2と上体上昇機構20とで三角形リンクを
形成し、前記上体上昇機構20は互いに重合して
全長を伸縮すると共に圧縮コイルばね20cによ
り常時伸長方向に付勢される第1及び第2部材2
0a,20bとから成り、該第1及び第2部材2
0a,20bは係脱自在の係止機構23によつて
その全長を可変に互いに係止可能にすると共に係
止機構23の解除レバー24と前記躯幹台3の角
度変換用ハンドグリツプ11とを近接して配設
し、又前記大腿台4は躯幹台3側を台枠2に枢着
し、下腿台5側は下腿台5と屈曲可能に連結する
と共に下腿台5の足部側を台枠2の長さ方向に移
動自在に台枠2に支持し、大腿台4は前記台枠2
に配設した圧縮コイルばね15aにより常時上方
に付勢して大腿台4と下腿台5とを山形に弾性付
与し、この山形の角度は常時係止方向に付勢され
ると共に係止位置を可変に互いに係合する第1及
び第2係合部材26,27の一方を大腿台4に他
方を前記台枠2に枢着して成る下肢屈曲機構25
により複数段に可変にして構成する。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を添付図面に基いて説明
する。第1図及び第2図において、本考案に係る
担架1は管材等で成形した長方形状の台枠2上に
患者の上半身を支持する躯幹台3、大腿部を支持
する大腿台4、下腿台を支持する下腿台5が順次
配置される。躯幹台3はその大腿台4側下面を台
枠2両側の縦部材2a,2aにヒンジ6,6にて
頭部側を上昇可能に枢着され、大腿台4はその躯
幹台3側下面を同縦部材2a,2aにヒンジ7,
7にて枢着され、下腿台5側下面は下腿台5下面
と馬蹄形のヒンジ8,8にて屈曲可能に連結され
る。下腿台5の足部側の両側下面にはローラ9,
9が装着され、該ローラ9,9が台枠2の縦部材
2a,2a後部に設けられた台枠2の長さ方向の
案内溝10,10に滑動自在に嵌合される。
する。第1図及び第2図において、本考案に係る
担架1は管材等で成形した長方形状の台枠2上に
患者の上半身を支持する躯幹台3、大腿部を支持
する大腿台4、下腿台を支持する下腿台5が順次
配置される。躯幹台3はその大腿台4側下面を台
枠2両側の縦部材2a,2aにヒンジ6,6にて
頭部側を上昇可能に枢着され、大腿台4はその躯
幹台3側下面を同縦部材2a,2aにヒンジ7,
7にて枢着され、下腿台5側下面は下腿台5下面
と馬蹄形のヒンジ8,8にて屈曲可能に連結され
る。下腿台5の足部側の両側下面にはローラ9,
9が装着され、該ローラ9,9が台枠2の縦部材
2a,2a後部に設けられた台枠2の長さ方向の
案内溝10,10に滑動自在に嵌合される。
躯幹台3の頭部側は台枠2の前部横部材2bよ
り更に前方へ延在し、その延在部下面は台枠2の
長さ方向中心軸線上に配される上体上昇機構20
を介して前部横部材2bに支持される。上体上昇
機構20は外筒部材(第1部材)20aに軸部材
20b(第2部材)が摺動自在に嵌合され、外筒
部材20aと軸部材20bとの間に圧縮コイルば
ね20cが縮設され、該上体上昇機構20を常時
伸長方向に付勢している。外筒部材20aは軸2
1にて躯幹台3の下面に枢着され、軸部材20b
の外端は軸22にて前部横部材2bに枢着され、
躯幹台3と台枠2と上体上昇機構20とがヒンジ
6、軸21及び22を支点とする三角形リンクを
形成している。上体上昇機構20は係止機構23
によつて全長が複数段に設定される。即ち係止機
構23は、軸部材20bに複数の係止孔23aが
軸方向に穿設され、一方外筒部材20aに前記各
係止孔23aに整合可能の通孔23bが穿設さ
れ、外筒部材20aに基端を取付けられた板ばね
23cの先端のピン23dが外筒部材20aの通
孔23bを通じて軸部材20bの係止孔23aの
何れかと係合し、外筒部材20aと軸部材20b
とが所望の重合長さで互いに係止されるようにな
つている。前記外筒部材20aの軸21には平行
2本の板部材24a,24aの両端をバー24
b,24cで横方向に連結した枠形の解除レバー
24が枢着されており、解除レバー24前端のバ
ー24bを引上げることにより後端のバー24c
が板ばね23cを撓曲させてピン23dを軸部材
20bの係止孔23aから抜去し外筒部材20a
と軸部材20bとの係止を解除する。外筒部材2
0aの通孔23bを軸部材20bの他の係止孔2
3aに整合して解除レバー24を複位させれば外
筒部材20aと軸部材20bとは他の重合長さで
互いに係止される。
り更に前方へ延在し、その延在部下面は台枠2の
長さ方向中心軸線上に配される上体上昇機構20
を介して前部横部材2bに支持される。上体上昇
機構20は外筒部材(第1部材)20aに軸部材
20b(第2部材)が摺動自在に嵌合され、外筒
部材20aと軸部材20bとの間に圧縮コイルば
ね20cが縮設され、該上体上昇機構20を常時
伸長方向に付勢している。外筒部材20aは軸2
1にて躯幹台3の下面に枢着され、軸部材20b
の外端は軸22にて前部横部材2bに枢着され、
躯幹台3と台枠2と上体上昇機構20とがヒンジ
6、軸21及び22を支点とする三角形リンクを
形成している。上体上昇機構20は係止機構23
によつて全長が複数段に設定される。即ち係止機
構23は、軸部材20bに複数の係止孔23aが
軸方向に穿設され、一方外筒部材20aに前記各
係止孔23aに整合可能の通孔23bが穿設さ
れ、外筒部材20aに基端を取付けられた板ばね
23cの先端のピン23dが外筒部材20aの通
孔23bを通じて軸部材20bの係止孔23aの
何れかと係合し、外筒部材20aと軸部材20b
とが所望の重合長さで互いに係止されるようにな
つている。前記外筒部材20aの軸21には平行
2本の板部材24a,24aの両端をバー24
b,24cで横方向に連結した枠形の解除レバー
24が枢着されており、解除レバー24前端のバ
ー24bを引上げることにより後端のバー24c
が板ばね23cを撓曲させてピン23dを軸部材
20bの係止孔23aから抜去し外筒部材20a
と軸部材20bとの係止を解除する。外筒部材2
0aの通孔23bを軸部材20bの他の係止孔2
3aに整合して解除レバー24を複位させれば外
筒部材20aと軸部材20bとは他の重合長さで
互いに係止される。
前記圧縮コイルばね20cは躯幹台3にかかる
患者の上体の体重に略釣合う上昇力を上体上昇機
構20を介して躯幹台3に付与できるばね力に設
定される。外筒部材20aの前端には介助人が躯
幹台3の角度を変換する際把持するT字形のバン
ドグリツプ11が前記解除レバー24の前端上方
に接近して取付けられ、躯幹台3の両側下面に添
設された棒状のバンドホルダ12,12に患者の
上体を固定するバンド13が装着され、又躯幹台
3の両側に患者が把持するハンドグリツプ14,
14が起倒自在に枢着されている。
患者の上体の体重に略釣合う上昇力を上体上昇機
構20を介して躯幹台3に付与できるばね力に設
定される。外筒部材20aの前端には介助人が躯
幹台3の角度を変換する際把持するT字形のバン
ドグリツプ11が前記解除レバー24の前端上方
に接近して取付けられ、躯幹台3の両側下面に添
設された棒状のバンドホルダ12,12に患者の
上体を固定するバンド13が装着され、又躯幹台
3の両側に患者が把持するハンドグリツプ14,
14が起倒自在に枢着されている。
台枠2には圧縮コイルばね15aにより大腿台
4を常時上方へ付勢する左右一対のばね機構1
5,15及び水平状態の大腿台4を受承する左右
一対の支持ローラ16が設けられている。大腿台
4と下腿台5とは患者の下肢体重に略釣合う前記
ばね機構15,15の圧縮コイルばね15aによ
り山形を形成するべく弾性付与され、この山形の
角度は台枠2の長さ方向中心軸線上に配される下
肢屈曲機構25により複数段に可変にされる。下
肢屈曲機構25は、平行2本の板部材26a,2
6aの後方先端がバー26bで横方向に連結さ
れ、前方基端が大腿台4の大腿台5側下面にピン
26c,26cで枢着された第1係合部材26
と、台枠2に設けた平行2本の支持部材17,1
7に軸27aにて枢着され、第1係合部材26側
端部下側に第1係合部材26のバー26bに係合
可能の係合溝27bが複数形成された第2係合部
材27と、台枠2の後部横部材2cに圧縮コイル
ばね28aを介して取付けられ、第2係合部材2
7の反第1係合部材側端部に係合されてこれを上
方に付勢し、第2係合部材27を常時第1係合部
材26に係合させ、圧縮コイルばね28aのばね
力に抗して押下することによつて第2係合部材2
7と第1係合部材26との係合が解除される解除
ノブ28とから成る。第1係合部材26は支持部
材17に取着された受け部材17aによつて先端
が支承されている。
4を常時上方へ付勢する左右一対のばね機構1
5,15及び水平状態の大腿台4を受承する左右
一対の支持ローラ16が設けられている。大腿台
4と下腿台5とは患者の下肢体重に略釣合う前記
ばね機構15,15の圧縮コイルばね15aによ
り山形を形成するべく弾性付与され、この山形の
角度は台枠2の長さ方向中心軸線上に配される下
肢屈曲機構25により複数段に可変にされる。下
肢屈曲機構25は、平行2本の板部材26a,2
6aの後方先端がバー26bで横方向に連結さ
れ、前方基端が大腿台4の大腿台5側下面にピン
26c,26cで枢着された第1係合部材26
と、台枠2に設けた平行2本の支持部材17,1
7に軸27aにて枢着され、第1係合部材26側
端部下側に第1係合部材26のバー26bに係合
可能の係合溝27bが複数形成された第2係合部
材27と、台枠2の後部横部材2cに圧縮コイル
ばね28aを介して取付けられ、第2係合部材2
7の反第1係合部材側端部に係合されてこれを上
方に付勢し、第2係合部材27を常時第1係合部
材26に係合させ、圧縮コイルばね28aのばね
力に抗して押下することによつて第2係合部材2
7と第1係合部材26との係合が解除される解除
ノブ28とから成る。第1係合部材26は支持部
材17に取着された受け部材17aによつて先端
が支承されている。
大腿台4の両側下面に添設された棒状のバンド
ホルダ18,18には患者の大腿部を固定するバ
ンド19が装着されている。
ホルダ18,18には患者の大腿部を固定するバ
ンド19が装着されている。
上記構成の担架1の作用を臥床患者の入出浴に
用いる場合を例にとつて次に説明する。臥床患者
は介助者によつてベツドから搬送車上に載置した
担架1上に移乗される。この際担架1の躯幹台
3、大腿台4、下腿台5は一般には水平位置がと
られる。この時上体上昇機構20は圧縮コイルば
ね20cが圧縮されて最も短縮し、軸部材20b
の最も軸22に近い係止孔23aと外筒部材20
aの通孔23bに係止機構23のピン23dが係
合して躯幹台3の水平状態が保持される。又下肢
屈曲機構25の第1係合部材26は最も水平に近
い角度をとり、そのバー26bに第2係合部材2
7の最も軸27aの近い係合溝27bが係合し大
腿台4と下腿台5は水平状態が保持される。ここ
で必要ならバンド13,19で患者の上体及び大
腿部を固定する。
用いる場合を例にとつて次に説明する。臥床患者
は介助者によつてベツドから搬送車上に載置した
担架1上に移乗される。この際担架1の躯幹台
3、大腿台4、下腿台5は一般には水平位置がと
られる。この時上体上昇機構20は圧縮コイルば
ね20cが圧縮されて最も短縮し、軸部材20b
の最も軸22に近い係止孔23aと外筒部材20
aの通孔23bに係止機構23のピン23dが係
合して躯幹台3の水平状態が保持される。又下肢
屈曲機構25の第1係合部材26は最も水平に近
い角度をとり、そのバー26bに第2係合部材2
7の最も軸27aの近い係合溝27bが係合し大
腿台4と下腿台5は水平状態が保持される。ここ
で必要ならバンド13,19で患者の上体及び大
腿部を固定する。
患者を収容した担架1を載置した搬送車は浴槽
近縁まで押送し、ここでシヤワー等で患者の身体
を洗浄した後担架1ごと患者を浴槽内の入浴台に
移動させる。担架1の各台4,5,6の角度を変
換するのは身体の洗浄前でも洗浄後でもよく、各
台4,5,6,の角度の変換は次のようにして行
う。即ち、躯幹台3の角度の変換においては、介
助者が担架1前部のハンドグリツプ11を片手で
把持し、同時に解除レバー24の前端のバーー2
4bを指で引上げれば解除レバー24の後端のバ
ー24cが板ばね23cを撓曲させてピン23d
を軸部材20bの係止孔23aから抜去し外筒部
材20aと軸部材20bとの係止を解除する。依
つて上体上昇機構20は圧縮コイルばね20cの
ばね力で伸長方向に付勢され、躯幹台3の頭部側
に上昇力を作用させる。この上昇力は患者の上体
の体重に略釣合うように設定されているため、介
助者は片手で軽く躯幹台3を傾動させることがで
きる。そして適当な傾動位置において解除レバー
24の前部バー24bから指を離し、軸部材20
bの他の係止孔23aと外筒部材20aの通孔2
3bとを整合させればピン23bが両孔23a,
23bに嵌合して上体上昇機構20の全長が固定
され躯幹台3は所望の角度に変換される。
近縁まで押送し、ここでシヤワー等で患者の身体
を洗浄した後担架1ごと患者を浴槽内の入浴台に
移動させる。担架1の各台4,5,6の角度を変
換するのは身体の洗浄前でも洗浄後でもよく、各
台4,5,6,の角度の変換は次のようにして行
う。即ち、躯幹台3の角度の変換においては、介
助者が担架1前部のハンドグリツプ11を片手で
把持し、同時に解除レバー24の前端のバーー2
4bを指で引上げれば解除レバー24の後端のバ
ー24cが板ばね23cを撓曲させてピン23d
を軸部材20bの係止孔23aから抜去し外筒部
材20aと軸部材20bとの係止を解除する。依
つて上体上昇機構20は圧縮コイルばね20cの
ばね力で伸長方向に付勢され、躯幹台3の頭部側
に上昇力を作用させる。この上昇力は患者の上体
の体重に略釣合うように設定されているため、介
助者は片手で軽く躯幹台3を傾動させることがで
きる。そして適当な傾動位置において解除レバー
24の前部バー24bから指を離し、軸部材20
bの他の係止孔23aと外筒部材20aの通孔2
3bとを整合させればピン23bが両孔23a,
23bに嵌合して上体上昇機構20の全長が固定
され躯幹台3は所望の角度に変換される。
又大腿台4と下腿台5の角度の変換において
は、介助者が片手で台枠2後端の解除ノブ28を
コイルばね28aのばね力に抗して押下すれば、
下肢屈曲機構25の第2係合部材27の後端が下
動すると共に前端が上動して第1係合部材26の
バー26bが第2係合部材27の係合溝27bか
ら外れ、大腿台4はばね機構15のばね力でヒン
ジ7を軸として上方へ傾動し、これに伴い下腿台
5は後端のローラ9が案内溝10を前方へ移動
し、大腿台4と下腿台5とは馬蹄形のヒンジ8を
軸として山形に傾動する。そして適当な傾動位置
において解除ノブ28から手を離せば第1係合部
材26のバー26bが第2係合部材27の他の係
合溝27bと係合し、大腿台4と下腿台5とはそ
の傾動位置で固定される。このような状態で昇降
機構を作動させ浴槽を上昇させるか入浴台を下降
させるかして患者を入浴させる。この時担架1上
に仰臥した患者は頭部が湯面上に露出し、安定な
姿勢で入浴をすることができる。入浴後患者の身
体を清拭し担架1の各台3,4,5を水平位置に
戻す。即ち、躯幹台3においては介助者が担架1
前部のハンドクリツプ11を片手で掴み、同時に
解除レバー24前端のバー24bを指で引上げ上
体上昇機構20の外筒材20aと軸部材20bと
の係合を解除し、ハンドグリツプを下方へ押下げ
躯幹台3を水平に戻し解除レバー24前端のバー
24bから指を離せば上体上昇機構20は最も短
縮した状態で係合し、躯幹台3は水平位置に固定
される。又大腿台4と下腿台5においては、片手
で担架1後部の解除ノブ28を押下して下肢屈曲
機構25の第1係合部材26と第2係合部材27
との係合を解除そ、他方の手で大腿台4と下腿台
5の山部を押下して両台4,5を水平に戻し解除
ノブ28から手を離せば両台4,5は水平位置に
固定される。上記各台3,4,5の水平復位操作
も各台3,4,5が患者の体重に略釣合うばね力
で支持されているため、上体上昇機構20及び下
肢屈曲機構25の係合を解除した時も各台3,
4,5が自重で落下することなく軽い操作力で水
平復位される。
は、介助者が片手で台枠2後端の解除ノブ28を
コイルばね28aのばね力に抗して押下すれば、
下肢屈曲機構25の第2係合部材27の後端が下
動すると共に前端が上動して第1係合部材26の
バー26bが第2係合部材27の係合溝27bか
ら外れ、大腿台4はばね機構15のばね力でヒン
ジ7を軸として上方へ傾動し、これに伴い下腿台
5は後端のローラ9が案内溝10を前方へ移動
し、大腿台4と下腿台5とは馬蹄形のヒンジ8を
軸として山形に傾動する。そして適当な傾動位置
において解除ノブ28から手を離せば第1係合部
材26のバー26bが第2係合部材27の他の係
合溝27bと係合し、大腿台4と下腿台5とはそ
の傾動位置で固定される。このような状態で昇降
機構を作動させ浴槽を上昇させるか入浴台を下降
させるかして患者を入浴させる。この時担架1上
に仰臥した患者は頭部が湯面上に露出し、安定な
姿勢で入浴をすることができる。入浴後患者の身
体を清拭し担架1の各台3,4,5を水平位置に
戻す。即ち、躯幹台3においては介助者が担架1
前部のハンドクリツプ11を片手で掴み、同時に
解除レバー24前端のバー24bを指で引上げ上
体上昇機構20の外筒材20aと軸部材20bと
の係合を解除し、ハンドグリツプを下方へ押下げ
躯幹台3を水平に戻し解除レバー24前端のバー
24bから指を離せば上体上昇機構20は最も短
縮した状態で係合し、躯幹台3は水平位置に固定
される。又大腿台4と下腿台5においては、片手
で担架1後部の解除ノブ28を押下して下肢屈曲
機構25の第1係合部材26と第2係合部材27
との係合を解除そ、他方の手で大腿台4と下腿台
5の山部を押下して両台4,5を水平に戻し解除
ノブ28から手を離せば両台4,5は水平位置に
固定される。上記各台3,4,5の水平復位操作
も各台3,4,5が患者の体重に略釣合うばね力
で支持されているため、上体上昇機構20及び下
肢屈曲機構25の係合を解除した時も各台3,
4,5が自重で落下することなく軽い操作力で水
平復位される。
入浴後患者は担架ごと再び搬送車に載置し、ベ
ツドまで押送し臥床せしめる。
ツドまで押送し臥床せしめる。
ハ 考案の効果
以上述べたごとく本考案によれば、躯幹台3の
角度を変換するために把持するハンドグリツプ1
1に接近し躯幹台3の角度の固定を解除する解除
レバー24が設けられいるため、介助人は片手で
前記グリツプ11を把持し同時に解除レバー24
に指をかけることができ、躯幹台3の角度の解
除、変換、固定の操作を片手のみで容易に行うこ
とができる。
角度を変換するために把持するハンドグリツプ1
1に接近し躯幹台3の角度の固定を解除する解除
レバー24が設けられいるため、介助人は片手で
前記グリツプ11を把持し同時に解除レバー24
に指をかけることができ、躯幹台3の角度の解
除、変換、固定の操作を片手のみで容易に行うこ
とができる。
又躯幹台3及び大腿台4、下腿台5は夫々患者
の体重に略釣合うばね力で支持されているため、
各台3,4,5の角度の変換に際して患者の体重
はばね力と相殺され極めて軽い操作力で各台の角
度変換がなされ、介助者の労力を著しく低減する
ことができる。そして上記ばね力は躯幹台3に対
しては上体上昇機構20の外筒部材20aと軸部
材20bとを伸長方向に付勢する圧縮コイルばね
20cにより、大腿台4と下腿台5とに対しては
大腿台4を直接付勢する圧縮コイルばね28aに
よつて付与されるためばね機構は単純で確実な作
用が得られる。
の体重に略釣合うばね力で支持されているため、
各台3,4,5の角度の変換に際して患者の体重
はばね力と相殺され極めて軽い操作力で各台の角
度変換がなされ、介助者の労力を著しく低減する
ことができる。そして上記ばね力は躯幹台3に対
しては上体上昇機構20の外筒部材20aと軸部
材20bとを伸長方向に付勢する圧縮コイルばね
20cにより、大腿台4と下腿台5とに対しては
大腿台4を直接付勢する圧縮コイルばね28aに
よつて付与されるためばね機構は単純で確実な作
用が得られる。
更に躯幹台3及び大腿台4、下腿台5の角度を
固定する上体上昇機構20並びに下肢屈曲機構2
5の係合部と被係合部は、台枠2の前後方向中心
軸線上にあつて位置ずれを生じないから互いの係
合を目視確認する必要なく、躯幹台3あるいは大
腿台4と下腿台5を所望の角度に変換して多少角
度を動揺させるだけで各係合部は自己係合し、各
台の角度変換は未熟者でも容易に行うことができ
る。
固定する上体上昇機構20並びに下肢屈曲機構2
5の係合部と被係合部は、台枠2の前後方向中心
軸線上にあつて位置ずれを生じないから互いの係
合を目視確認する必要なく、躯幹台3あるいは大
腿台4と下腿台5を所望の角度に変換して多少角
度を動揺させるだけで各係合部は自己係合し、各
台の角度変換は未熟者でも容易に行うことができ
る。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は躯幹
台、大腿台、下腿台を除いた状態の担架の平面
図、第2図は第1図の−に沿う一部切欠側面
図である。 1……担架、2……台枠、3……躯幹台、4…
…大腿台、5……下腿台、11……ハンドグリツ
プ、15a……圧縮コイルばね、20……上体上
昇機構、20a……外筒部材(第1部材)、20
b……軸部材(第2部材)、20c……圧縮コイ
ルばね、23……係止機構、24……解除レバ
ー、25……下肢屈曲機構、26……第1係合部
材、27……第2係合部材。
台、大腿台、下腿台を除いた状態の担架の平面
図、第2図は第1図の−に沿う一部切欠側面
図である。 1……担架、2……台枠、3……躯幹台、4…
…大腿台、5……下腿台、11……ハンドグリツ
プ、15a……圧縮コイルばね、20……上体上
昇機構、20a……外筒部材(第1部材)、20
b……軸部材(第2部材)、20c……圧縮コイ
ルばね、23……係止機構、24……解除レバ
ー、25……下肢屈曲機構、26……第1係合部
材、27……第2係合部材。
Claims (1)
- 長方形状の台枠上に躯幹台、大腿台及び下腿台
を順次配置し、躯幹台はその大腿台側を前記台枠
に、頭部側を上体上昇機構の一端に枢着し、該上
体上昇機構の他端は前記台枠に枢着して躯幹台と
台枠と上体上昇機構とで三角形リンクを形成し、
前記上体上昇機構は互いに重合して全長を伸縮す
ると共に圧縮コイルばねにより常時伸長方向に付
勢される第1及び第2部材から成り、該第1及び
第2部材は係脱自在の係止機構によつてその全長
を可変に互いに係止可能にすると共に係止機構の
解除レバーと前記躯幹台の角度変換用ハンドグリ
ツプとを近接して配設し、又前記大腿台は躯幹台
側を台枠に枢着し、下腿台側は下腿台と屈曲可能
に連結すると共に下腿台の足部側を台枠の長さ方
向に移動自在に台枠に支持し、大腿台は前記台枠
に配設した圧縮コイルばねにより常時上方に付勢
して大腿台と下腿台とを山形に弾性付与し、この
山形の角度は常時係止方向に付勢されると共に係
止位置を可変に互いに係合する第1及び第2係合
部材の一方を大腿台に他方を前記台枠に枢着して
成る下肢屈曲機構により複数段に可変にしたこと
を特徴とする担架。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072884U JPS6116120U (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 担架 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072884U JPS6116120U (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 担架 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6116120U JPS6116120U (ja) | 1986-01-30 |
| JPH0119937Y2 true JPH0119937Y2 (ja) | 1989-06-09 |
Family
ID=30660175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10072884U Granted JPS6116120U (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 担架 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116120U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0140512Y2 (ja) * | 1984-09-06 | 1989-12-04 |
-
1984
- 1984-07-05 JP JP10072884U patent/JPS6116120U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6116120U (ja) | 1986-01-30 |
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