JPH01199560A - 鳥獣魚介肉製品の臭マスキング材の製造方法 - Google Patents
鳥獣魚介肉製品の臭マスキング材の製造方法Info
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- JPH01199560A JPH01199560A JP62286245A JP28624587A JPH01199560A JP H01199560 A JPH01199560 A JP H01199560A JP 62286245 A JP62286245 A JP 62286245A JP 28624587 A JP28624587 A JP 28624587A JP H01199560 A JPH01199560 A JP H01199560A
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
近年の嗜好性の変化もあってか、鳥獣魚介肉製品の臭味
を好まない人の数は少なくないものと思われる。また、
年々冷凍食品の取扱量が増大する中で、冷凍保管により
、鳥獣魚介肉の臭が一層強くなることが原因となって食
品としての美味しさが非常に低下する場合がある。
を好まない人の数は少なくないものと思われる。また、
年々冷凍食品の取扱量が増大する中で、冷凍保管により
、鳥獣魚介肉の臭が一層強くなることが原因となって食
品としての美味しさが非常に低下する場合がある。
この発明は、このような鳥獣魚介肉製品の臭味をマスキ
ングするのに有用な素材を製造する方法に関するもので
ある。
ングするのに有用な素材を製造する方法に関するもので
ある。
従来鳥獣魚介肉製品を製造するに際し魚臭・獣臭等のマ
スキングを行うためにチーズを使用することがあるが、
チーズ独特の風味は、鳥獣魚介肉製品が木来有する良好
な風味自体をもマスキングしてしまう難点がある。また
チーズは通常固状のものが多く練り込みが容易でないた
め、例えば、チーズに油脂、澱粉、安定剤等を加え、高
速回転ミキサーやコロイドミル等を用いて安定なチーズ
乳化液とし、それを水畜産製品に練り込むといったチー
ズをさらに加工する方法の提案もなされている(特開昭
49−62661)。又、特開昭54−23162では
、殺菌した牛乳もしくは脱脂乳を乳酸醗酵させそれをソ
ーセージの生地等に添加混合しさらに脱脂粉乳と乳酸菌
を加え、ケーシング充填し乳酸菌の成育温度で乾燥燻煙
し以てpl+を48以下にしてソーセージの保存性を向
上させると同時に魚肉臭を除き、香ばしい酪酸味を有す
るソーセージを得ることが記載されている。
スキングを行うためにチーズを使用することがあるが、
チーズ独特の風味は、鳥獣魚介肉製品が木来有する良好
な風味自体をもマスキングしてしまう難点がある。また
チーズは通常固状のものが多く練り込みが容易でないた
め、例えば、チーズに油脂、澱粉、安定剤等を加え、高
速回転ミキサーやコロイドミル等を用いて安定なチーズ
乳化液とし、それを水畜産製品に練り込むといったチー
ズをさらに加工する方法の提案もなされている(特開昭
49−62661)。又、特開昭54−23162では
、殺菌した牛乳もしくは脱脂乳を乳酸醗酵させそれをソ
ーセージの生地等に添加混合しさらに脱脂粉乳と乳酸菌
を加え、ケーシング充填し乳酸菌の成育温度で乾燥燻煙
し以てpl+を48以下にしてソーセージの保存性を向
上させると同時に魚肉臭を除き、香ばしい酪酸味を有す
るソーセージを得ることが記載されている。
しかしながら前記のようにチーズの添加は、魚臭・獣臭
等のマスキングができるが鳥獣魚介肉製品が本来有する
良好な風味自体をもマスキングしてしまうので必ずしも
好ましくない。また、ソーセージ等の生地に予め乳酸醗
酵を行いある程度のホエーを除去した乳酸醗酵物を加え
混合し、その後さらに脱脂粉乳や乳酸菌を加えてソーセ
ージの生地全体を乳酸醗酵するといった方法は、添加す
る乳酸醗酵物中の乳酸菌が生菌でなければならないため
に当該醗酵物の保存が難しく、又製造工程そのものが複
雑で鳥獣魚介肉加工業者が容易に実施できる方法として
は実用的といいがたい。
等のマスキングができるが鳥獣魚介肉製品が本来有する
良好な風味自体をもマスキングしてしまうので必ずしも
好ましくない。また、ソーセージ等の生地に予め乳酸醗
酵を行いある程度のホエーを除去した乳酸醗酵物を加え
混合し、その後さらに脱脂粉乳や乳酸菌を加えてソーセ
ージの生地全体を乳酸醗酵するといった方法は、添加す
る乳酸醗酵物中の乳酸菌が生菌でなければならないため
に当該醗酵物の保存が難しく、又製造工程そのものが複
雑で鳥獣魚介肉加工業者が容易に実施できる方法として
は実用的といいがたい。
本発明者らは、鳥獣魚介肉製品に用いて、独特のチーズ
味が鳥獣魚介肉の本来の風味までもマスキングしてしま
うことなく、鳥獣魚介肉の臭味を主にマスキングするこ
とが出来ないか、また保存性に優れ肉加工業者が容易に
実施できる実用的な素材・方法はないか等を鋭意研究し
た結果、蛋白質、炭素数10以下の脂肪酸の量がエマル
ジョン92%以下となる油脂及び水を主成分とするO/
W型エマルジョンを乳酸醗酵させて特定のpHとし、こ
れを殺菌したものは、鳥獣魚介肉製品の原料中に容易に
分散させることができ、且つさらに醗酵を行わなくとも
簡便に鳥獣魚介肉臭をマスキングでき、さらに保存性も
良好であることを見出して、この発明に到達した。
味が鳥獣魚介肉の本来の風味までもマスキングしてしま
うことなく、鳥獣魚介肉の臭味を主にマスキングするこ
とが出来ないか、また保存性に優れ肉加工業者が容易に
実施できる実用的な素材・方法はないか等を鋭意研究し
た結果、蛋白質、炭素数10以下の脂肪酸の量がエマル
ジョン92%以下となる油脂及び水を主成分とするO/
W型エマルジョンを乳酸醗酵させて特定のpHとし、こ
れを殺菌したものは、鳥獣魚介肉製品の原料中に容易に
分散させることができ、且つさらに醗酵を行わなくとも
簡便に鳥獣魚介肉臭をマスキングでき、さらに保存性も
良好であることを見出して、この発明に到達した。
即ち、この発明は、蛋白、油脂及び水を主成分とするO
/W型エマルジョンであって、当該エマルジョン中炭素
数10以下の脂肪酸若しくは結合脂肪酸の量が2%以下
であるエマルジョンを乳酸醗酵させ、当該乳酸醗酵物若
しくはそのカードを、要すればpHtM整し、加熱殺菌
することを骨子とする鳥獣魚介肉製品の臭マスキング材
の製造方法である。
/W型エマルジョンであって、当該エマルジョン中炭素
数10以下の脂肪酸若しくは結合脂肪酸の量が2%以下
であるエマルジョンを乳酸醗酵させ、当該乳酸醗酵物若
しくはそのカードを、要すればpHtM整し、加熱殺菌
することを骨子とする鳥獣魚介肉製品の臭マスキング材
の製造方法である。
この発明において使用する蛋白としては、風味の点や乳
酸菌が発育するのに必要な栄養源(乳酸菌資化性糖類や
アミノ酸類等)を別途に加える必要がない点において脱
脂粉乳や脱脂乳を用いるのが好ましいが、その他の蛋白
質、即ちカゼイン類や大豆蛋白や小麦蛋白等少量用いる
こともでき、或いはこれらの量によっては乳酸菌資化性
糖類等を加えてもよい。蛋白の使用量は、エマルジョン
中の粗たん白質(crude protein: CP
)として2〜20%の範囲が好ましく、少なすぎると
乳化が不安定になり、或いは乳酸醗酵によるpHの低下
するわりに適当な醗酵物が得られず素材のマスキング効
果が低下する。又CPが高すぎると製品の粘度が高くな
って本発明素材の製造をする効率が低下する。
酸菌が発育するのに必要な栄養源(乳酸菌資化性糖類や
アミノ酸類等)を別途に加える必要がない点において脱
脂粉乳や脱脂乳を用いるのが好ましいが、その他の蛋白
質、即ちカゼイン類や大豆蛋白や小麦蛋白等少量用いる
こともでき、或いはこれらの量によっては乳酸菌資化性
糖類等を加えてもよい。蛋白の使用量は、エマルジョン
中の粗たん白質(crude protein: CP
)として2〜20%の範囲が好ましく、少なすぎると
乳化が不安定になり、或いは乳酸醗酵によるpHの低下
するわりに適当な醗酵物が得られず素材のマスキング効
果が低下する。又CPが高すぎると製品の粘度が高くな
って本発明素材の製造をする効率が低下する。
油脂の使用量は、一般にはエマルジョン中5〜40%の
範囲で使用することができる。油脂の使用量が少ない場
合、臭マスキング材製品の粘度が低く、特に練り製品原
料に使用した際にそれらの生地中になじみにくい。また
、多すぎると乳化が破壊され易く、円滑な乳酸醗酵を行
いにくい。しかし、炭素数10以下の脂肪酸がエマルジ
ョン中25以上にならない様、油脂の種類によっては油
脂の量を制限して使用することが特に必要である。この
ために、例えば大豆油、パーム油、ヤシ油、菜種油、牛
脂、豚脂、等の一種若しくは二種以上のブレンド油、硬
化油、エステル交換油、分別油等を使用する場合は前記
5〜40%の範囲で特に支障なく用いることができるが
、油脂が炭素数10以下の脂肪酸(遊離若しくは結合脂
肪酸)に冨む油脂例えば乳脂はその使用量を前記の40
%に近い多量を使用することができない。上記脂肪酸が
エマルジョン中2%を越えると乳酸醗酵することによっ
て醋酸臭等が強くなり鳥獣魚介肉製品の鳥獣魚介肉自体
の風味をもマスキングしてしまうのである。
範囲で使用することができる。油脂の使用量が少ない場
合、臭マスキング材製品の粘度が低く、特に練り製品原
料に使用した際にそれらの生地中になじみにくい。また
、多すぎると乳化が破壊され易く、円滑な乳酸醗酵を行
いにくい。しかし、炭素数10以下の脂肪酸がエマルジ
ョン中25以上にならない様、油脂の種類によっては油
脂の量を制限して使用することが特に必要である。この
ために、例えば大豆油、パーム油、ヤシ油、菜種油、牛
脂、豚脂、等の一種若しくは二種以上のブレンド油、硬
化油、エステル交換油、分別油等を使用する場合は前記
5〜40%の範囲で特に支障なく用いることができるが
、油脂が炭素数10以下の脂肪酸(遊離若しくは結合脂
肪酸)に冨む油脂例えば乳脂はその使用量を前記の40
%に近い多量を使用することができない。上記脂肪酸が
エマルジョン中2%を越えると乳酸醗酵することによっ
て醋酸臭等が強くなり鳥獣魚介肉製品の鳥獣魚介肉自体
の風味をもマスキングしてしまうのである。
エマルジョン中にはその他乳化剤、調味料、香料、着色
料等を含むことができる。乳化剤としては、例えばモノ
グリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル、レシチン、シュガーエステル等の一
種若しくは二種以上を混合して使用することができる。
料等を含むことができる。乳化剤としては、例えばモノ
グリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル、レシチン、シュガーエステル等の一
種若しくは二種以上を混合して使用することができる。
エマルジョン中水は50〜80%を占めるのが良く、多
すぎると油脂または蛋白の量が減少し前述の様な不都合
を生し、少なすぎると乳化が良好にならなかったり、エ
マルジョン粘度が高くなり過ぎて製造の効率が低下する
。
すぎると油脂または蛋白の量が減少し前述の様な不都合
を生し、少なすぎると乳化が良好にならなかったり、エ
マルジョン粘度が高くなり過ぎて製造の効率が低下する
。
以上の原料は乳酸醗酵に先立ち、通常、予備乳化しかつ
殺菌する。
殺菌する。
予備乳化する温度は特に臨界的ではないが、40〜95
℃で行うのが好ましい。約40“C以下であると安定な
乳化物を得がたく、乳酸醗酵中に油分離が起こって円滑
な乳酸醗酵を妨げたり、最終製品が滑らかでなくなった
りすることがある。又約95℃以上でも乳化が悪くなっ
たり乳酸醗酵物の色が褐変したりすることがある。予備
乳化直後の殺菌は、乳酸菌を添加した際にスムーズ?こ
乳酸醗酵が行われる程度の殺菌であれば十分であり、通
常70〜95℃で30分〜2分間行われる。
℃で行うのが好ましい。約40“C以下であると安定な
乳化物を得がたく、乳酸醗酵中に油分離が起こって円滑
な乳酸醗酵を妨げたり、最終製品が滑らかでなくなった
りすることがある。又約95℃以上でも乳化が悪くなっ
たり乳酸醗酵物の色が褐変したりすることがある。予備
乳化直後の殺菌は、乳酸菌を添加した際にスムーズ?こ
乳酸醗酵が行われる程度の殺菌であれば十分であり、通
常70〜95℃で30分〜2分間行われる。
エマルジョンの型は0/Wであり、そうでないと、乳酸
醗酵しがたく本願発明の効果を生し難い。
醗酵しがたく本願発明の効果を生し難い。
以上のようにして得たO/W型エマルジョンは乳酸菌を
添加し乳酸醗酵を行いp Hを低下させる。
添加し乳酸醗酵を行いp Hを低下させる。
使用する乳酸菌の種類は特に問わず、ストレプ例示でき
る。また、醗酵停止pHは、なるべり5゜8以下、4.
0以上がよく、しかし鳥獣魚介肉製品の原料素材として
使用する時点のpHは4.8〜6゜0であるようにする
。pH調整は要すれば、各種アルカリ性塩(例えば炭酸
ナトリウム等)を用いて行うことができる。水産・畜肉
等の練り製品に添加するPHが4.8以下であると、畜
肉や摺身がボッついて良好な鳥獣魚介肉製品を得ること
ができない。また高いpHで醗酵を停止した場合は、鳥
獣魚介肉の臭味をマスキングする効果が不足する。
る。また、醗酵停止pHは、なるべり5゜8以下、4.
0以上がよく、しかし鳥獣魚介肉製品の原料素材として
使用する時点のpHは4.8〜6゜0であるようにする
。pH調整は要すれば、各種アルカリ性塩(例えば炭酸
ナトリウム等)を用いて行うことができる。水産・畜肉
等の練り製品に添加するPHが4.8以下であると、畜
肉や摺身がボッついて良好な鳥獣魚介肉製品を得ること
ができない。また高いpHで醗酵を停止した場合は、鳥
獣魚介肉の臭味をマスキングする効果が不足する。
この乳酸醗酵物若しくはそのカード(乳酸醗酵物のホエ
ー除去品)は加熱殺菌し加熱殺菌の前後では必要に応し
て安定剤の添加、均質化、包装を灯つ。
ー除去品)は加熱殺菌し加熱殺菌の前後では必要に応し
て安定剤の添加、均質化、包装を灯つ。
乳酸醗酵後の殺菌は、本製品の保存性を良好にする為に
重要であり、乳酸菌が略死滅する程度の条件70〜95
°C30分〜2分(例えば80℃で20分)行う。必要
に応して加える安定剤としては、澱粉、ガム質、蛋白質
等が使用され、この場合加熱攪拌する前または、その最
中に添加するのが好ましい。
重要であり、乳酸菌が略死滅する程度の条件70〜95
°C30分〜2分(例えば80℃で20分)行う。必要
に応して加える安定剤としては、澱粉、ガム質、蛋白質
等が使用され、この場合加熱攪拌する前または、その最
中に添加するのが好ましい。
また、最終製品の組織を滑らかにするのに、その後均質
化処理を行うと良い。
化処理を行うと良い。
このようにして得られた乳酸醗酵物は、鳥獣魚介肉製品
の臭味マスキング用素材として有用であり、鳥獣魚介肉
製品の本来の風味そのものまではマスキングしない。該
素材は鳥獣魚介肉製品の原料を混合・捏和するいずれか
の時点で鳥獣魚介肉100重量部に対し、2〜20重量
部程度加えるだけでよく、鳥獣魚介肉の加工工程におい
て特別な醗酵操作等は不要である。加える方法としては
鳥獣魚介肉の摺身乃至挽肉等との混合、又は肉塊中への
インジェクション、浸透等の方法が挙げられる。
の臭味マスキング用素材として有用であり、鳥獣魚介肉
製品の本来の風味そのものまではマスキングしない。該
素材は鳥獣魚介肉製品の原料を混合・捏和するいずれか
の時点で鳥獣魚介肉100重量部に対し、2〜20重量
部程度加えるだけでよく、鳥獣魚介肉の加工工程におい
て特別な醗酵操作等は不要である。加える方法としては
鳥獣魚介肉の摺身乃至挽肉等との混合、又は肉塊中への
インジェクション、浸透等の方法が挙げられる。
以下実施例について述べる。
(実施例1)
脱脂粉乳10部、大豆硬化油22部、水68部、レシチ
ン0.02部、グリセリンモノステアレート0.03部
を高速攪拌ミキサーを用いて75℃にて15分間攪拌し
、予備乳化を行い、80 kg/ cJで均質化した後
90℃で5分間殺菌を行った。その後ストレプトコッカ
ス・タレモリスを添加し、14時間醗酵を行いpH4,
9の乳酸醗酵物を得た。それに澱粉を1部を加えて75
°Cで10分間加加熱台し、80 kg/ caで均質
化して臭マスキング材を得た。
ン0.02部、グリセリンモノステアレート0.03部
を高速攪拌ミキサーを用いて75℃にて15分間攪拌し
、予備乳化を行い、80 kg/ cJで均質化した後
90℃で5分間殺菌を行った。その後ストレプトコッカ
ス・タレモリスを添加し、14時間醗酵を行いpH4,
9の乳酸醗酵物を得た。それに澱粉を1部を加えて75
°Cで10分間加加熱台し、80 kg/ caで均質
化して臭マスキング材を得た。
このマスキング材を用いて、下記方法により蒲鉾及びハ
ンバーグを製造し、マスキング効果などを試験した。比
較Jとして、マスキング材を用いないもの、比較2とし
て本例マスキング材の代わりに市販クリームチーズも用
いたものも対比した。
ンバーグを製造し、マスキング効果などを試験した。比
較Jとして、マスキング材を用いないもの、比較2とし
て本例マスキング材の代わりに市販クリームチーズも用
いたものも対比した。
(蒲鉾の調製方法)
洋上摺身100部をサイレントカッターにて空摺り後、
食塩3部を添加し塩摺りを行った。その後調味料を添加
し、練りながら馬鈴薯澱粉5部と延ばし水40部を添加
した。乳酸醗酵物またはクリームチーズ添加区について
は、その後それらを全体100部に対して10部添加し
軽く摺った後ケーシングに詰め、90℃で45分蒸した
。
食塩3部を添加し塩摺りを行った。その後調味料を添加
し、練りながら馬鈴薯澱粉5部と延ばし水40部を添加
した。乳酸醗酵物またはクリームチーズ添加区について
は、その後それらを全体100部に対して10部添加し
軽く摺った後ケーシングに詰め、90℃で45分蒸した
。
(ハンバーグの調製方法)
予めチョッパーにかけた肉類(廃鶏16部、膝頭16部
)と水3〜6部、(乳酸醗酵物またはチーズを添加する
場合は3部、無添加の場合は6部)と粉末状分離大豆蛋
白(不二製油■製[フジプロプロWRJ>2部をケンウ
ッドミキサーで攪拌し、その後食塩0.8部を添加した
。次ぎに予めチョッパーにかけた牛脂5部、豚脂10部
、乳酸醗酵物または市販クリームチーズを5部添加し攪
拌しく無添加区には添加しない)、続いて味剤を少量と
卵白5部、刻んだ玉葱15部、2.5倍加水した粒状大
豆蛋白(不二製油■製「フジニックエース100」)を
添加し、最後にパン粉8部を添加し混合後成形し、焼成
した。
)と水3〜6部、(乳酸醗酵物またはチーズを添加する
場合は3部、無添加の場合は6部)と粉末状分離大豆蛋
白(不二製油■製[フジプロプロWRJ>2部をケンウ
ッドミキサーで攪拌し、その後食塩0.8部を添加した
。次ぎに予めチョッパーにかけた牛脂5部、豚脂10部
、乳酸醗酵物または市販クリームチーズを5部添加し攪
拌しく無添加区には添加しない)、続いて味剤を少量と
卵白5部、刻んだ玉葱15部、2.5倍加水した粒状大
豆蛋白(不二製油■製「フジニックエース100」)を
添加し、最後にパン粉8部を添加し混合後成形し、焼成
した。
実施例2及び比較3
大豆硬化油の全量(比較3)若しくは半量(本例)を乳
脂と置換する他は実施例工と同様にして材を得た(材中
の炭素数lO以下の脂肪酸は前者2゜2%:後者1.1
%)が、このものを蒲鉾に使用した場合、いずれも魚肉
の臭礎除かれていたが、他の風味については前者が、酪
酸臭が感じられ本来の良好な蒲鉾の味が低下したのに対
し、本例は良好であった。
脂と置換する他は実施例工と同様にして材を得た(材中
の炭素数lO以下の脂肪酸は前者2゜2%:後者1.1
%)が、このものを蒲鉾に使用した場合、いずれも魚肉
の臭礎除かれていたが、他の風味については前者が、酪
酸臭が感じられ本来の良好な蒲鉾の味が低下したのに対
し、本例は良好であった。
実施例3及び比較4
油脂及び水の使用量を15部及び75部にする(本例)
かまたは0部及び90部にする(比較4)他は、実施例
1と同様にして材を得た。これらを使用して調製した蒲
鉾は、いずれも魚肉の臭味がなくまた風味も良好であっ
たが、比較4は本例に比し蒲鉾調製時に摺身とのなじみ
が悪かった。
かまたは0部及び90部にする(比較4)他は、実施例
1と同様にして材を得た。これらを使用して調製した蒲
鉾は、いずれも魚肉の臭味がなくまた風味も良好であっ
たが、比較4は本例に比し蒲鉾調製時に摺身とのなじみ
が悪かった。
実施例4並びに比較5及び6
醗酵時間を延長し、醗酵停止p)(を4.5にし、これ
を炭酸ナトリウムでpH5,1に調整する(本例)かま
たは調整しない(比較5)他は、実施例1と同様にして
材を得、これを用いて蒲鉾を調整した。共に魚肉の臭味
がなかったが、比較5では、食感がボッボッして不良で
あったところ本例では良好な食感であった。また醗酵時
間を短縮し、醗酵停止pHを6.3にする他は、実施例
1と同様にして材(比較6)についても同様に蒲鉾を製
造したが、この場合の魚肉の臭味のマスキング効果が充
分でなかった。
を炭酸ナトリウムでpH5,1に調整する(本例)かま
たは調整しない(比較5)他は、実施例1と同様にして
材を得、これを用いて蒲鉾を調整した。共に魚肉の臭味
がなかったが、比較5では、食感がボッボッして不良で
あったところ本例では良好な食感であった。また醗酵時
間を短縮し、醗酵停止pHを6.3にする他は、実施例
1と同様にして材(比較6)についても同様に蒲鉾を製
造したが、この場合の魚肉の臭味のマスキング効果が充
分でなかった。
実施例5
脱脂粉乳9部、大豆硬化油12部、水79部、レシチン
0.02部、グリセリンモノステアレート0.03部を
高速攪拌ミキサーを用いて80℃にて10分間攪拌し、
予備乳化を行い、85kg/cJAで均質化した後85
、℃で8分間殺菌を行った。その後ストレプトコッカス
・タレモリスを添加し、14時間醗酵を行いpH4,9
の乳酸醗酵物を得、これを80℃で10分間殺菌した後
、当該温度のまま遠心分離して水分66χのカードを得
た。それに澱粉を1部を加えて75℃で10分間加加熱
台し、80kg/cjで均質化して臭マスキング材を得
た。
0.02部、グリセリンモノステアレート0.03部を
高速攪拌ミキサーを用いて80℃にて10分間攪拌し、
予備乳化を行い、85kg/cJAで均質化した後85
、℃で8分間殺菌を行った。その後ストレプトコッカス
・タレモリスを添加し、14時間醗酵を行いpH4,9
の乳酸醗酵物を得、これを80℃で10分間殺菌した後
、当該温度のまま遠心分離して水分66χのカードを得
た。それに澱粉を1部を加えて75℃で10分間加加熱
台し、80kg/cjで均質化して臭マスキング材を得
た。
このものを用いたハンバーグを調製し一20℃で冷凍し
3か月の保存品について焼成し、マスキング効果を調べ
たところ、マスキング材を使用しない比較は肉の臭みが
かなりしたのに対して、本例の材を用いたものは、肉の
臭みが殆ど感じられなかった。また焼成を冷凍前に行う
場合についてもマスキング効果が認められた。
3か月の保存品について焼成し、マスキング効果を調べ
たところ、マスキング材を使用しない比較は肉の臭みが
かなりしたのに対して、本例の材を用いたものは、肉の
臭みが殆ど感じられなかった。また焼成を冷凍前に行う
場合についてもマスキング効果が認められた。
実施例6
実施例1で得たマスキング材15部、粉末状分離大豆蛋
白(「フジプローし」不二製油■販売)6部、ラクトア
ルブミン4部、カゼイネート1部、食塩4部、亜硫酸ソ
ーダ0.05部、L−アスコルビン酸ソーダ0.15部
、リン酸塩1部、砂糖他調味料5,25部、着色量少量
、及び水78.55部からなる混合物を調製し、その混
合物を、数ロットの各豚肉重量10部につき7.5部イ
ンジェクションして14時間マソサージャーにかけ、凍
結後半解凍状態でスライスしたものにつきバッタリング
及びパン粉付けし、豚カッを調製した。いずれのロット
の豚肉についても、フライ後の豚カツ風味は臭みがなく
良好であったのに対し、マスキング材を使用しなかった
比較品は多少臭みがあり、それも原料豚肉のロフト差に
より、臭みのバラツキがあった。
白(「フジプローし」不二製油■販売)6部、ラクトア
ルブミン4部、カゼイネート1部、食塩4部、亜硫酸ソ
ーダ0.05部、L−アスコルビン酸ソーダ0.15部
、リン酸塩1部、砂糖他調味料5,25部、着色量少量
、及び水78.55部からなる混合物を調製し、その混
合物を、数ロットの各豚肉重量10部につき7.5部イ
ンジェクションして14時間マソサージャーにかけ、凍
結後半解凍状態でスライスしたものにつきバッタリング
及びパン粉付けし、豚カッを調製した。いずれのロット
の豚肉についても、フライ後の豚カツ風味は臭みがなく
良好であったのに対し、マスキング材を使用しなかった
比較品は多少臭みがあり、それも原料豚肉のロフト差に
より、臭みのバラツキがあった。
以上説明のように、本発明方法による製品は、鳥獣魚介
肉製品に用いて、鳥獣魚介肉の臭味をマスキングし、か
つ独特のチーズ味や酪酸味が出す鳥獣魚介肉の風味その
ものまでもマスキングすることはなく、且つ、鳥獣魚介
肉製品の原料中に容易に分散させることができ、さらに
保存性に優れているので、鳥獣魚介肉加工業者が随時容
易且つ有効に利用できるものであり、鳥獣魚介肉製品の
需要の増大と生産効率向上に資するところ大である。
肉製品に用いて、鳥獣魚介肉の臭味をマスキングし、か
つ独特のチーズ味や酪酸味が出す鳥獣魚介肉の風味その
ものまでもマスキングすることはなく、且つ、鳥獣魚介
肉製品の原料中に容易に分散させることができ、さらに
保存性に優れているので、鳥獣魚介肉加工業者が随時容
易且つ有効に利用できるものであり、鳥獣魚介肉製品の
需要の増大と生産効率向上に資するところ大である。
Claims (2)
- (1)蛋白、油脂及び水を主成分とするO/W型エマル
ジョンであって、当該エマルジョン中炭素数10以下の
脂肪酸若しくは結合脂肪酸の量が2%以下であるエマル
ジョンを乳酸醗酵させ、当該乳酸醗酵物若しくはそのカ
ードを加熱殺菌することを特徴とする鳥獣魚介肉製品の
臭マスキング材の製造方法 - (2)最終製品のpHが4.8〜6.0に調整されてい
る特許請求の範囲第(1)項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62286245A JPH01199560A (ja) | 1987-10-21 | 1987-11-11 | 鳥獣魚介肉製品の臭マスキング材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-266717 | 1987-10-21 | ||
| JP26671787 | 1987-10-21 | ||
| JP62286245A JPH01199560A (ja) | 1987-10-21 | 1987-11-11 | 鳥獣魚介肉製品の臭マスキング材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01199560A true JPH01199560A (ja) | 1989-08-10 |
| JPH0528586B2 JPH0528586B2 (ja) | 1993-04-26 |
Family
ID=26547568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62286245A Granted JPH01199560A (ja) | 1987-10-21 | 1987-11-11 | 鳥獣魚介肉製品の臭マスキング材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01199560A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004290034A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Nof Corp | 食肉加工食品の製造方法 |
-
1987
- 1987-11-11 JP JP62286245A patent/JPH01199560A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004290034A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Nof Corp | 食肉加工食品の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0528586B2 (ja) | 1993-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |