JPH01205019A - 溶融還元法 - Google Patents
溶融還元法Info
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- JPH01205019A JPH01205019A JP63028586A JP2858688A JPH01205019A JP H01205019 A JPH01205019 A JP H01205019A JP 63028586 A JP63028586 A JP 63028586A JP 2858688 A JP2858688 A JP 2858688A JP H01205019 A JPH01205019 A JP H01205019A
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- furnace
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は炭材を燃料および還元材として用い、鉄鉱石
を転炉型製錬炉内において溶融状態で還元する溶融還元
法に関する。
を転炉型製錬炉内において溶融状態で還元する溶融還元
法に関する。
[従来の技術]
溶融還元法は、高炉製銑法に代わるものであり、高炉製
銑法においては高炉の建設費が高く広大な敷地が必要で
あるという欠点を解消すべく、近年に至り開発されたも
のである。 従来の溶融還元法においては、鉄鉱石は製
錬炉からの排ガスで予備還元され、炭材、造滓剤ととも
に製錬炉内に装入され、また酸素ガスまたは傳拌用ガス
が前記製錬炉内に吹き込まれる。こうして炭材が、予め
装入されである溶銑に溶解されるとともに、炭材のCが
酸素ガスによって酸化される。このときの酸化熱によっ
て鉱石が溶融されるとともに、鉄鉱石が炭材中のCによ
って還元される。溶銑がら発生するCOガスは過剰に吹
き込まれる酸素ガスにより2次燃焼されてC02ガスに
なる。このco2ガスの顕熱は、溶銑上を覆っているス
ラグまたはフォーミング状の粒鉄に伝達され、次いで溶
銑に伝達される。こうして、鉄鉱石が還元されて溶銑が
製造されるが、製錬炉における還元工程を軽減するため
、製錬炉に装入される前の鉄鉱石の予備還元率を60%
乃至75%ととし、従って製錬炉の排出ガスは還元性の
高い低酸化度のガスを多量に使用している。(例えば特
公昭61−43406 )[発明が解決しようとする課
題] しかしながら、製錬炉における還元工程を軽減するため
、製錬炉に装入される前の鉄鉱石の予備還元率を30%
以上にする場合には、製錬炉の排出ガスの酸化度[(H
20+CO2)/(H2+H20+CO+CO2)以下
、これを単にODと略記する]を下げる必要がある。こ
うすると前記排ガス量は必然的に増加することになり(
例えば特公昭6l−43406) 、これは当然製造コ
ストの増大につながる。また、高い予備還元率を得るた
めには上記の通りODの低い排出ガスを必要とし、かつ
鉄鉱石の予備還元炉内の滞留時間を長くすることになっ
て、予備還元された鉄鉱石のgA錬内への装入と製造さ
れる溶銑の出湯サイクルとのバランスをとることが難し
い。このことは必然的に製錬炉の自由度を大きく制限す
る。また、鉄鉱石の還元処理速度を向上させ、装入炭材
の単位重量当たりの鉄鉱石還元量を増大させるため、炉
内のCOガスを2次燃焼させ、その熱を利用するという
方法が考えられ、従来でも炉上部壁から2次燃焼用02
ガスを吹き込む方法がとられている。しかし従来では2
次燃焼比をあげると排ガス温度は上昇するものの、排ガ
ス顕熱を溶湯へ伝達する技術がなく、この結果、着熱効
率が低下し、高温排ガスを排出せざるをえない。そして
このような高温排ガスは炉内壁耐火物を激しく損耗させ
るという大きな問題があり、このため排ガスの酸化度は
あまり上げられないというのが一般的な考え方であった
。
銑法においては高炉の建設費が高く広大な敷地が必要で
あるという欠点を解消すべく、近年に至り開発されたも
のである。 従来の溶融還元法においては、鉄鉱石は製
錬炉からの排ガスで予備還元され、炭材、造滓剤ととも
に製錬炉内に装入され、また酸素ガスまたは傳拌用ガス
が前記製錬炉内に吹き込まれる。こうして炭材が、予め
装入されである溶銑に溶解されるとともに、炭材のCが
酸素ガスによって酸化される。このときの酸化熱によっ
て鉱石が溶融されるとともに、鉄鉱石が炭材中のCによ
って還元される。溶銑がら発生するCOガスは過剰に吹
き込まれる酸素ガスにより2次燃焼されてC02ガスに
なる。このco2ガスの顕熱は、溶銑上を覆っているス
ラグまたはフォーミング状の粒鉄に伝達され、次いで溶
銑に伝達される。こうして、鉄鉱石が還元されて溶銑が
製造されるが、製錬炉における還元工程を軽減するため
、製錬炉に装入される前の鉄鉱石の予備還元率を60%
乃至75%ととし、従って製錬炉の排出ガスは還元性の
高い低酸化度のガスを多量に使用している。(例えば特
公昭61−43406 )[発明が解決しようとする課
題] しかしながら、製錬炉における還元工程を軽減するため
、製錬炉に装入される前の鉄鉱石の予備還元率を30%
以上にする場合には、製錬炉の排出ガスの酸化度[(H
20+CO2)/(H2+H20+CO+CO2)以下
、これを単にODと略記する]を下げる必要がある。こ
うすると前記排ガス量は必然的に増加することになり(
例えば特公昭6l−43406) 、これは当然製造コ
ストの増大につながる。また、高い予備還元率を得るた
めには上記の通りODの低い排出ガスを必要とし、かつ
鉄鉱石の予備還元炉内の滞留時間を長くすることになっ
て、予備還元された鉄鉱石のgA錬内への装入と製造さ
れる溶銑の出湯サイクルとのバランスをとることが難し
い。このことは必然的に製錬炉の自由度を大きく制限す
る。また、鉄鉱石の還元処理速度を向上させ、装入炭材
の単位重量当たりの鉄鉱石還元量を増大させるため、炉
内のCOガスを2次燃焼させ、その熱を利用するという
方法が考えられ、従来でも炉上部壁から2次燃焼用02
ガスを吹き込む方法がとられている。しかし従来では2
次燃焼比をあげると排ガス温度は上昇するものの、排ガ
ス顕熱を溶湯へ伝達する技術がなく、この結果、着熱効
率が低下し、高温排ガスを排出せざるをえない。そして
このような高温排ガスは炉内壁耐火物を激しく損耗させ
るという大きな問題があり、このため排ガスの酸化度は
あまり上げられないというのが一般的な考え方であった
。
本発明により、後に詳記するように、製錬炉内の鉄鉱石
の還元反応及び2次燃焼を促進することにより排ガスの
酸化度を上げることに成功したが、一方、酸化度が高く
なった排ガスは、予熱予備還元炉に導入された場合、実
用的に十分高い還元率で鉄鉱石を還元することが出来な
い虞がある。
の還元反応及び2次燃焼を促進することにより排ガスの
酸化度を上げることに成功したが、一方、酸化度が高く
なった排ガスは、予熱予備還元炉に導入された場合、実
用的に十分高い還元率で鉄鉱石を還元することが出来な
い虞がある。
この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
溶銑またはスラグへの着熱効率を高めて、かつ、高い予
熱予備還元率の得られる、操業性の良好な生産性の高い
溶融還元法を提供しようするものである。
溶銑またはスラグへの着熱効率を高めて、かつ、高い予
熱予備還元率の得られる、操業性の良好な生産性の高い
溶融還元法を提供しようするものである。
[課題を解決するための手段及び作用]製錬炉内の着熱
効率を高め、鉄鉱石の還元反応を促進させるという上記
の問題について、本発明者等は溶融還元のメカニスム及
びこれに対応した具体的な手段について検討を重ねたも
のであり、この結果、次のような事実を見出した。
効率を高め、鉄鉱石の還元反応を促進させるという上記
の問題について、本発明者等は溶融還元のメカニスム及
びこれに対応した具体的な手段について検討を重ねたも
のであり、この結果、次のような事実を見出した。
■上述したように、従来では着熱効率向上に対る技術的
限界や耐火物の損耗の面で2次燃焼比を大きく上げられ
ないというのが基本的な考え方であるが、2次燃焼を主
にスラグ中で生じさせるように酸素を吹き込み、かつス
ラグを強攪拌することにより、高2次燃焼を確保しつつ
着熱効率を効果的に高めることが出来る。このような高
2次燃3fF、、高着熱効率により、スラグ及びスラグ
中の鉄鉱石の温度が高くなり、 Fe203 +3C−2Fe+3CO で表される9−(溶湯中のC)による鉄鉱石の還元速度
を効果的に高めることが出来る。
限界や耐火物の損耗の面で2次燃焼比を大きく上げられ
ないというのが基本的な考え方であるが、2次燃焼を主
にスラグ中で生じさせるように酸素を吹き込み、かつス
ラグを強攪拌することにより、高2次燃焼を確保しつつ
着熱効率を効果的に高めることが出来る。このような高
2次燃3fF、、高着熱効率により、スラグ及びスラグ
中の鉄鉱石の温度が高くなり、 Fe203 +3C−2Fe+3CO で表される9−(溶湯中のC)による鉄鉱石の還元速度
を効果的に高めることが出来る。
■従来法では、還元処理の一時期または全9期間、酸素
の底吹きを行っている例があるが、このような酸素の底
吹きは2次燃焼に有害である。即ち、酸素を底吹きする
と溶湯中で大量のCOガスを生じさせて溶湯を強攪拌し
、この結果、溶湯スプラッシュが2次燃焼域に達し、こ
の溶湯スプラッシュに含まれるCが酸素と反応すること
により2次燃焼が阻害される。したがって還元期間の一
部または全部を問わず、酸素を底吹きすることは避ける
必要がある。
の底吹きを行っている例があるが、このような酸素の底
吹きは2次燃焼に有害である。即ち、酸素を底吹きする
と溶湯中で大量のCOガスを生じさせて溶湯を強攪拌し
、この結果、溶湯スプラッシュが2次燃焼域に達し、こ
の溶湯スプラッシュに含まれるCが酸素と反応すること
により2次燃焼が阻害される。したがって還元期間の一
部または全部を問わず、酸素を底吹きすることは避ける
必要がある。
本発明は、このような知見にもとづき、次のような条件
を規定し、これにより高い処理速度での31元処理を可
能ならしめたものである。
を規定し、これにより高い処理速度での31元処理を可
能ならしめたものである。
(イ)攪拌ガスの底吹きと横吹きの組み合わせにより、
溶湯をスラグ中の鉄鉱石の存在する領域に債権的に拡散
させ、溶湯中のCによる鉄鉱石の還元作用を促進させる
。
溶湯をスラグ中の鉄鉱石の存在する領域に債権的に拡散
させ、溶湯中のCによる鉄鉱石の還元作用を促進させる
。
(ロ)所定レベル以上の酸化度が得られるよう、脱炭用
酸素とは別に2次燃焼用酸素のの吹き込みを行う。そし
て、この2次燃焼用酸素を上吹きランスからスラグ中に
吹き込んで2次燃焼領域をスラグ中に形成させ、且つ横
吹きガスによりスラグを強攪拌し、2次燃焼により生じ
た熱を鉄鉱石に着熱させる。
酸素とは別に2次燃焼用酸素のの吹き込みを行う。そし
て、この2次燃焼用酸素を上吹きランスからスラグ中に
吹き込んで2次燃焼領域をスラグ中に形成させ、且つ横
吹きガスによりスラグを強攪拌し、2次燃焼により生じ
た熱を鉄鉱石に着熱させる。
(ハ)溶湯中Cによる還元作用及び上吹き酸素による2
次燃焼が阻害されないようにするため、横吹きガス及び
底吹きガスはCOまたは不活性ガスとし、酸素は使わな
い。
次燃焼が阻害されないようにするため、横吹きガス及び
底吹きガスはCOまたは不活性ガスとし、酸素は使わな
い。
これに加えて本発明による溶融還元法は前記予熱予備還
元炉内に設けられた羽口からガス改質材として粉状の炭
材または水蒸気を吹き込み、炉内の発生ガスを改質して
、高い予備還元率を得ることが出来、同時に顕然の大き
なガスを回収することが出来る。なお、製錬炉内のガス
温度は400°C乃至1300°Cとされるが、前記温
度が400℃未満では、排ガスが予熱予備還元炉に導入
されるまでの温度降下を考えると予熱の効果を期待する
ことが出来ないばかりでなく、後述のタールトラブルが
発生する虞があり、また、1300℃を超えると設備の
耐火性の問題が生じる。すなわち、この発明による溶融
還元法は、予熱予備還元炉により予熱、予備還元された
鉱石を炭材および造滓剤とともに製錬炉に装入し、底吹
き羽口及び横吹き羽口から不活性ガスCOまたはプロセ
スガスを吹き込む溶融還元法であって、 (1)先端がスラグ層の上面付近乃至下面付近のレベル
にある上吹き酸素ランスより脱炭用酸素および二次燃焼
用酸素を吹き込み、 (2)前記横吹き羽口からのガス流れの少なくとも一部
が前記底吹き羽口から吹き込まれたガスにより盛上がっ
た溶湯部分に当たるようにし、(3)前記製錬炉内ガス
の酸化度 [= (H20+COz)/(H2+H20+CO+C
O2)]を0.5乃至1.0その温度を400℃乃至1
200℃とし、(4)前記予熱予備還元炉にガス改質材
を装入して、予熱予備還元炉に導入された前記ガスを改
質して、その酸化度を0.5未満とする、ことを特徴と
する。
元炉内に設けられた羽口からガス改質材として粉状の炭
材または水蒸気を吹き込み、炉内の発生ガスを改質して
、高い予備還元率を得ることが出来、同時に顕然の大き
なガスを回収することが出来る。なお、製錬炉内のガス
温度は400°C乃至1300°Cとされるが、前記温
度が400℃未満では、排ガスが予熱予備還元炉に導入
されるまでの温度降下を考えると予熱の効果を期待する
ことが出来ないばかりでなく、後述のタールトラブルが
発生する虞があり、また、1300℃を超えると設備の
耐火性の問題が生じる。すなわち、この発明による溶融
還元法は、予熱予備還元炉により予熱、予備還元された
鉱石を炭材および造滓剤とともに製錬炉に装入し、底吹
き羽口及び横吹き羽口から不活性ガスCOまたはプロセ
スガスを吹き込む溶融還元法であって、 (1)先端がスラグ層の上面付近乃至下面付近のレベル
にある上吹き酸素ランスより脱炭用酸素および二次燃焼
用酸素を吹き込み、 (2)前記横吹き羽口からのガス流れの少なくとも一部
が前記底吹き羽口から吹き込まれたガスにより盛上がっ
た溶湯部分に当たるようにし、(3)前記製錬炉内ガス
の酸化度 [= (H20+COz)/(H2+H20+CO+C
O2)]を0.5乃至1.0その温度を400℃乃至1
200℃とし、(4)前記予熱予備還元炉にガス改質材
を装入して、予熱予備還元炉に導入された前記ガスを改
質して、その酸化度を0.5未満とする、ことを特徴と
する。
[実施例]
本発明の実施例を添付の図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の溶融還元法に用いられるプロセスの説
明図である。製錬炉10内には鉄浴11及びスラグ層1
2が形成され、副原料である炭材及び造滓剤が装入され
る第1のシュート13が前記製錬炉の上部に設けられて
おり、上吹き酸素ランス21が炉内に鉛直に挿入される
。前記ランスには脱炭用酸素(DCO2)、2次燃焼用
酸素(P CO2)をそれぞれ噴出するノズル22゜2
3が設けられ、また、製錬炉の側壁または炉底にはそれ
ぞれ不活性ガス、COまたはプロセスガスを攪拌用ガス
として吹き込む横吹き羽口25、底吹き羽口26が設け
られている。製錬炉lOの上方には原料である鉄鉱石、
副原料である炭材及び造滓剤等がよく知られた通常の原
料供給装置(WJ明のため特に図示せず〉もしくは後に
説明する予熱予備還元炉30から自然落下により製錬炉
に装入される第2のシュート14及び製錬炉からの排ガ
スが排出される排ガス用導管15が設けられている。ま
た、前記排ガスが導入されてこれを高温のまま除塵する
除塵器31と、この除塵器からの排ガスが導入されて鉄
鉱石を予熱す・る予熱予備還元炉30と、この排ガスを
受けてこれに含まれる鉄鉱石の微粒を除去する分離装W
35と、が設けられている。前記予熱予備還元炉30の
上部には、ここに導入された排ガスを改質する改質材の
装入口29が設けられている。前記分離装置35から分
離された鉄鉱石の細粒または粉体を、Ar、N2等のキ
ャリアガスとともに混合し、かつ加圧して横吹き羽口2
5、底吹き羽口26から吹き込むため、混合、圧送の手
段として加圧装置27が設けられている。以上のように
構成された溶融還元装置を用いる溶融還元法について説
明する。原料である鉄鉱石は上記供給装置から予熱予備
還元炉30に入り、ここで予熱された後、第2のシュー
ト14から重力落下により製錬炉10に装入される。炭
材及び造滓剤は第1のシュート13から重力落下により
製錬炉10に装入される。製錬炉10内では溶湯による
鉄浴11とスラグ層12が形成され、ここで発生したガ
スは後に詳述する炉内反応によりその酸化度は高くされ
る。このガスは、排ガス用導管15から除塵器31を経
て予熱予備還元炉30に入るが、予熱予備還元炉30の
上部に設けられた装入口29から装入される改質材と混
合されて改質される。この場合、改質材が炭材で、これ
が塊状または粒状であるときは重力落下により装入され
る。また、これが粉状であるときはキャリアーガスとと
もに装入する方法が、粉状の炭材がよく分散されて、予
熱予備還元炉内のガスの酸化度ODを下げるために効果
的である。改質材に水蒸気を使用する場合は重味または
粉状の炭材とともに装入される。また、装入炭材による
タールトラブルを避けるため、炭材装入口29付近の温
度は300°C以上であることが必要で、炭材銘柄によ
っては500 ’C以上必要な場合がある。 1200
℃を超えると予熱予備還元炉の耐熱性による問題が生じ
る。上記タールトラブルを避けるため、石炭を乾溜して
揮発分をなくしたチャーを使用することも考えられるが
、この方法は炭材原単位及び発生ガス量の増大、チャー
製造のための設備費増、または回収ガス顕熱の過剰を招
き、望ましい方法ではない、上記のように炉内反応によ
り酸化度の高くなった炉内ガスは前記改質により予熱予
備還元炉内で酸化度は0.5未満に低下され、鉄鉱石は
ここで効率よく予熱、予備還元される。この鉄鉱石は第
2のシュート14から製錬炉に導入され、一方、排ガス
は分離装置35に入りここで細粒もしくは粉状の鉄鉱石
が分離された後、通常の排ガス処理装置を経て排出され
るか、もしくはプロセスガスとして羽口25.26から
吹き込まれる攪拌用ガスとして、または粉体吹き込みの
キャリアーガスとして用いられる。さらにこの排ガスは
ガス導管15に導入されて製錬炉からの排ガスに混合さ
れ、除塵装置31に導入されるガスの温度調節に使用す
ることも可能である。前記分離装置35で分離された細
粒もしくは粉状の鉄鉱石は単味もしくは粉炭材と混合さ
れて加圧装置27に送られ、ここでキャリアガスと混合
された後、加圧されて羽口25または羽口26から製錬
炉に吹き込まれる0次いで、製錬炉内へのガス吹き込み
と炉内反応との関係について、第2図乃至第6図を参照
しながら詳しく説明する。第2図は第1図における吹き
込みガスの挙動を模式的に示したものである。還元処理
中は、その初期から終期に至るまで上吹きランス21、
横吹き羽口25及び底吹き羽口26からガスの吹き込み
が行われる0羽口25.26からのガス吹き込みは、両
者の協働作用により溶湯をスラグ中に拡散させ、還元速
度を飛躍的に高める効果をもたらす、前述したように、
本発明者等はスラグ層12の鉄鉱石の還元は、大部分溶
湯中のCを還元物質として進行するという事実を解明し
、これに基づき溶湯を強攪拌してスラグN(鉄鉱石が浮
遊する領域)中に積極的に拡散させて還元速度を高めよ
うというものである。
明図である。製錬炉10内には鉄浴11及びスラグ層1
2が形成され、副原料である炭材及び造滓剤が装入され
る第1のシュート13が前記製錬炉の上部に設けられて
おり、上吹き酸素ランス21が炉内に鉛直に挿入される
。前記ランスには脱炭用酸素(DCO2)、2次燃焼用
酸素(P CO2)をそれぞれ噴出するノズル22゜2
3が設けられ、また、製錬炉の側壁または炉底にはそれ
ぞれ不活性ガス、COまたはプロセスガスを攪拌用ガス
として吹き込む横吹き羽口25、底吹き羽口26が設け
られている。製錬炉lOの上方には原料である鉄鉱石、
副原料である炭材及び造滓剤等がよく知られた通常の原
料供給装置(WJ明のため特に図示せず〉もしくは後に
説明する予熱予備還元炉30から自然落下により製錬炉
に装入される第2のシュート14及び製錬炉からの排ガ
スが排出される排ガス用導管15が設けられている。ま
た、前記排ガスが導入されてこれを高温のまま除塵する
除塵器31と、この除塵器からの排ガスが導入されて鉄
鉱石を予熱す・る予熱予備還元炉30と、この排ガスを
受けてこれに含まれる鉄鉱石の微粒を除去する分離装W
35と、が設けられている。前記予熱予備還元炉30の
上部には、ここに導入された排ガスを改質する改質材の
装入口29が設けられている。前記分離装置35から分
離された鉄鉱石の細粒または粉体を、Ar、N2等のキ
ャリアガスとともに混合し、かつ加圧して横吹き羽口2
5、底吹き羽口26から吹き込むため、混合、圧送の手
段として加圧装置27が設けられている。以上のように
構成された溶融還元装置を用いる溶融還元法について説
明する。原料である鉄鉱石は上記供給装置から予熱予備
還元炉30に入り、ここで予熱された後、第2のシュー
ト14から重力落下により製錬炉10に装入される。炭
材及び造滓剤は第1のシュート13から重力落下により
製錬炉10に装入される。製錬炉10内では溶湯による
鉄浴11とスラグ層12が形成され、ここで発生したガ
スは後に詳述する炉内反応によりその酸化度は高くされ
る。このガスは、排ガス用導管15から除塵器31を経
て予熱予備還元炉30に入るが、予熱予備還元炉30の
上部に設けられた装入口29から装入される改質材と混
合されて改質される。この場合、改質材が炭材で、これ
が塊状または粒状であるときは重力落下により装入され
る。また、これが粉状であるときはキャリアーガスとと
もに装入する方法が、粉状の炭材がよく分散されて、予
熱予備還元炉内のガスの酸化度ODを下げるために効果
的である。改質材に水蒸気を使用する場合は重味または
粉状の炭材とともに装入される。また、装入炭材による
タールトラブルを避けるため、炭材装入口29付近の温
度は300°C以上であることが必要で、炭材銘柄によ
っては500 ’C以上必要な場合がある。 1200
℃を超えると予熱予備還元炉の耐熱性による問題が生じ
る。上記タールトラブルを避けるため、石炭を乾溜して
揮発分をなくしたチャーを使用することも考えられるが
、この方法は炭材原単位及び発生ガス量の増大、チャー
製造のための設備費増、または回収ガス顕熱の過剰を招
き、望ましい方法ではない、上記のように炉内反応によ
り酸化度の高くなった炉内ガスは前記改質により予熱予
備還元炉内で酸化度は0.5未満に低下され、鉄鉱石は
ここで効率よく予熱、予備還元される。この鉄鉱石は第
2のシュート14から製錬炉に導入され、一方、排ガス
は分離装置35に入りここで細粒もしくは粉状の鉄鉱石
が分離された後、通常の排ガス処理装置を経て排出され
るか、もしくはプロセスガスとして羽口25.26から
吹き込まれる攪拌用ガスとして、または粉体吹き込みの
キャリアーガスとして用いられる。さらにこの排ガスは
ガス導管15に導入されて製錬炉からの排ガスに混合さ
れ、除塵装置31に導入されるガスの温度調節に使用す
ることも可能である。前記分離装置35で分離された細
粒もしくは粉状の鉄鉱石は単味もしくは粉炭材と混合さ
れて加圧装置27に送られ、ここでキャリアガスと混合
された後、加圧されて羽口25または羽口26から製錬
炉に吹き込まれる0次いで、製錬炉内へのガス吹き込み
と炉内反応との関係について、第2図乃至第6図を参照
しながら詳しく説明する。第2図は第1図における吹き
込みガスの挙動を模式的に示したものである。還元処理
中は、その初期から終期に至るまで上吹きランス21、
横吹き羽口25及び底吹き羽口26からガスの吹き込み
が行われる0羽口25.26からのガス吹き込みは、両
者の協働作用により溶湯をスラグ中に拡散させ、還元速
度を飛躍的に高める効果をもたらす、前述したように、
本発明者等はスラグ層12の鉄鉱石の還元は、大部分溶
湯中のCを還元物質として進行するという事実を解明し
、これに基づき溶湯を強攪拌してスラグN(鉄鉱石が浮
遊する領域)中に積極的に拡散させて還元速度を高めよ
うというものである。
、このため本発明は、底吹き羽口26から攪拌ガスを供
給して溶湯面に隆起部(A)を形成し、同時に、横吹き
羽口25からガス流の少なくとも一部が上記溶湯隆起部
(A>に当たるようにして攪拌ガスを供給するものであ
り、この横吹きガスにより溶湯隆起部(A)の溶湯がス
ラグ中に飛散することになる。スラグの見掛は比重は通
常0.1〜0.5であり、一方鉄鉱石の嵩比重は1〜3
であり、従ってスラグ中の鉄鉱石は、スラグ下部領域に
集中して浮遊している。上記のように溶湯隆起部を横吹
きガスで飛散させると、この飛散溶湯は、鉄鉱石が存在
するスラグ層12の下部領域に拡散し、この拡散溶湯中
のCが鉄鉱石を還元し、高い還元速度が得られる。
給して溶湯面に隆起部(A)を形成し、同時に、横吹き
羽口25からガス流の少なくとも一部が上記溶湯隆起部
(A>に当たるようにして攪拌ガスを供給するものであ
り、この横吹きガスにより溶湯隆起部(A)の溶湯がス
ラグ中に飛散することになる。スラグの見掛は比重は通
常0.1〜0.5であり、一方鉄鉱石の嵩比重は1〜3
であり、従ってスラグ中の鉄鉱石は、スラグ下部領域に
集中して浮遊している。上記のように溶湯隆起部を横吹
きガスで飛散させると、この飛散溶湯は、鉄鉱石が存在
するスラグ層12の下部領域に拡散し、この拡散溶湯中
のCが鉄鉱石を還元し、高い還元速度が得られる。
このような効果を得るためには横吹きガスが製錬炉の上
下方向及び水平方向において成るべく正確に上記溶湯隆
起部(A)に当たるようにすることが好ましく、水平方
向においては第3図(a)、及び(b)に示すような位
置関係で羽口25.26を設けることが好ましい。
下方向及び水平方向において成るべく正確に上記溶湯隆
起部(A)に当たるようにすることが好ましく、水平方
向においては第3図(a)、及び(b)に示すような位
置関係で羽口25.26を設けることが好ましい。
また、底吹き及び横吹きとも比較的多量のガスを吹き込
み、強攪拌を行う必要があることは言うまでもないが、
その吹き込みガス量は溶湯量、溶湯深さ等に応じて決定
される。横吹きガスは、上述したような溶湯の拡散作用
に加え、2次燃焼領域が形成されるスラグの攪拌作用を
も行うものでありこれについては後述する。本発明で使
用される横吹きガス及び底吹きガスは、不活性ガス(N
2 、Ar等)、COまたはプロセスガスに限定され、
02は使用されない。
み、強攪拌を行う必要があることは言うまでもないが、
その吹き込みガス量は溶湯量、溶湯深さ等に応じて決定
される。横吹きガスは、上述したような溶湯の拡散作用
に加え、2次燃焼領域が形成されるスラグの攪拌作用を
も行うものでありこれについては後述する。本発明で使
用される横吹きガス及び底吹きガスは、不活性ガス(N
2 、Ar等)、COまたはプロセスガスに限定され、
02は使用されない。
これは次のような理由による。先ず、横吹きガスに酸素
を用いると、鉄鉱石還元のために飛散させた溶湯中のC
による還元作用を阻害してしまうという基本的な問題が
ある。加えて酸素を使用した場合、耐火物の温度が上昇
し、耐火物の損耗という問題を生じる。また、底吹きガ
スに酸素を用いると、上述したように溶湯中で大量のC
Oガスを生じさせて溶湯を強攪拌し過ぎ、この結果、溶
湯のスプラッシュが2次燃焼領域(第2図参照)に達し
、溶湯中Cが後述する2次燃焼用酸素と反応して2次燃
焼が阻害されてしまう。加えて、酸素を使用すると底吹
き羽口なと耐火物の温度が上がり過ぎるため冷却ガス(
C3H8)を添加する必要があり、これも底吹きガス量
を増大させ、強攪拌→溶湯スプラッシュの発生を過大に
助長することになる。第4図は、N2底吹きを行う本発
明と、N2に代えo2吹き込みを行った比較例について
、設定したOD[=PCO□/(DCO2+鉱石中02
+炭材中02+原料付着水十炭材中02+(1/2)炭
材中水素)] に対する実際に実測したODを調べたた結果を示すもの
で、02底吹きに より2次燃焼が阻害されていることが示されている。な
お、攪拌ガスであるCOやN2.Ar等の不活性ガスは
、単独または混合して使用することが出来る。
を用いると、鉄鉱石還元のために飛散させた溶湯中のC
による還元作用を阻害してしまうという基本的な問題が
ある。加えて酸素を使用した場合、耐火物の温度が上昇
し、耐火物の損耗という問題を生じる。また、底吹きガ
スに酸素を用いると、上述したように溶湯中で大量のC
Oガスを生じさせて溶湯を強攪拌し過ぎ、この結果、溶
湯のスプラッシュが2次燃焼領域(第2図参照)に達し
、溶湯中Cが後述する2次燃焼用酸素と反応して2次燃
焼が阻害されてしまう。加えて、酸素を使用すると底吹
き羽口なと耐火物の温度が上がり過ぎるため冷却ガス(
C3H8)を添加する必要があり、これも底吹きガス量
を増大させ、強攪拌→溶湯スプラッシュの発生を過大に
助長することになる。第4図は、N2底吹きを行う本発
明と、N2に代えo2吹き込みを行った比較例について
、設定したOD[=PCO□/(DCO2+鉱石中02
+炭材中02+原料付着水十炭材中02+(1/2)炭
材中水素)] に対する実際に実測したODを調べたた結果を示すもの
で、02底吹きに より2次燃焼が阻害されていることが示されている。な
お、攪拌ガスであるCOやN2.Ar等の不活性ガスは
、単独または混合して使用することが出来る。
本発明では、2次燃焼領域を主としてスラグ内に形成さ
せつつ高2次燃焼を実現させるものであり、このように
2次燃焼領域をスラグ内に形成しかつ横吹きガスによっ
てスラグを強攪拌することにより、高2次燃焼を確保し
つつ高い着熱効率を得ることが出来る。したがって、上
記2次燃焼用酸素は、主としてスラグ内に2次燃焼領域
が形成されるようスラグ中に吹き込まれることが必要で
ある。具体的には上吹きランスの高さがスラグや溶湯レ
ベルに対し適度なレベルに設定されることが必要である
。すなわち、上吹きランス21はそのノズル孔高さをス
ラグ面上方あるいはスラグ面下とすることができるが、
その高さが高過ぎると2次燃焼領域がスラグ内に形成さ
れなくなって、着熱効率が低下するという問題があり、
またランス高さが低過ぎると2次燃焼領域が適正に形成
されなくなる。第5図はランス先端のスラグ面()オー
ミンクレベル)からの高さと着熱効率との関係を示すも
ので、ランス高さがスラグ面にたいして高過ぎると良好
な着熱効率が得られなくなることが示されている。また
、第6図は横吹きガス量と着熱効率との関係との関係を
示すもので、横吹きガスを大量に吹き込み、スラグ層を
強攪拌することにより良好な着熱効率が得られることが
解る。第5図、第6図を得たときの操業条件は容量50
tの製錬炉で、溶銑の生成速度は28t/hrである0
本発明では高着熱効率が得られるなめ、ODを上記のよ
うに高くすることにより高い還元速度が得られるが、こ
れに加え、ODを上げることにより炭材(主としてコー
クス)の添加量を低く抑えることが出来、この結果、炭
材の原単位の低減を図ることができるとともに、溶湯中
のP成分の殆どが炭材により持ち込まれることがら、溶
湯中のPの低減を図ることができる。また、ODが高く
なると、気化脱硫現象が活発になり、溶湯中のSも低下
する。このような観点からも本発明ではODは0.5以
上とする。ODの上限は1,0であるが、ODは大きい
程望ましい、上記のようにして、ODが高くされた、す
なわち低カロリーとされたガスを予熱予備還元炉30の
上部に設けられた羽口29から炭材を装入して、予熱予
備還元炉内のガスを改質して、このガスのODを0.5
未満とし、鉄鉱石を効率よく予備還元することができる
。
せつつ高2次燃焼を実現させるものであり、このように
2次燃焼領域をスラグ内に形成しかつ横吹きガスによっ
てスラグを強攪拌することにより、高2次燃焼を確保し
つつ高い着熱効率を得ることが出来る。したがって、上
記2次燃焼用酸素は、主としてスラグ内に2次燃焼領域
が形成されるようスラグ中に吹き込まれることが必要で
ある。具体的には上吹きランスの高さがスラグや溶湯レ
ベルに対し適度なレベルに設定されることが必要である
。すなわち、上吹きランス21はそのノズル孔高さをス
ラグ面上方あるいはスラグ面下とすることができるが、
その高さが高過ぎると2次燃焼領域がスラグ内に形成さ
れなくなって、着熱効率が低下するという問題があり、
またランス高さが低過ぎると2次燃焼領域が適正に形成
されなくなる。第5図はランス先端のスラグ面()オー
ミンクレベル)からの高さと着熱効率との関係を示すも
ので、ランス高さがスラグ面にたいして高過ぎると良好
な着熱効率が得られなくなることが示されている。また
、第6図は横吹きガス量と着熱効率との関係との関係を
示すもので、横吹きガスを大量に吹き込み、スラグ層を
強攪拌することにより良好な着熱効率が得られることが
解る。第5図、第6図を得たときの操業条件は容量50
tの製錬炉で、溶銑の生成速度は28t/hrである0
本発明では高着熱効率が得られるなめ、ODを上記のよ
うに高くすることにより高い還元速度が得られるが、こ
れに加え、ODを上げることにより炭材(主としてコー
クス)の添加量を低く抑えることが出来、この結果、炭
材の原単位の低減を図ることができるとともに、溶湯中
のP成分の殆どが炭材により持ち込まれることがら、溶
湯中のPの低減を図ることができる。また、ODが高く
なると、気化脱硫現象が活発になり、溶湯中のSも低下
する。このような観点からも本発明ではODは0.5以
上とする。ODの上限は1,0であるが、ODは大きい
程望ましい、上記のようにして、ODが高くされた、す
なわち低カロリーとされたガスを予熱予備還元炉30の
上部に設けられた羽口29から炭材を装入して、予熱予
備還元炉内のガスを改質して、このガスのODを0.5
未満とし、鉄鉱石を効率よく予備還元することができる
。
次に本実施例にもとづく具体的数値を第1表に挙げる。
この表は前記第5図、第6図を得たときと同様の操業条
件で得られたもので、排ガスを改質した場合と、しない
場合について比較したものである。この表に示されてい
るように、ガス改質を実施した場合には、実施しない場
合に比べて排ガスのODは低くなり、その温度は低下し
ていることがわかる。
件で得られたもので、排ガスを改質した場合と、しない
場合について比較したものである。この表に示されてい
るように、ガス改質を実施した場合には、実施しない場
合に比べて排ガスのODは低くなり、その温度は低下し
ていることがわかる。
第 1 表
[発明の効果]
本発明によれば、上吹き酸素ランスの脱炭用、2次燃焼
用の酸素ノズルから、直接、スラグ層に酸素を吹きこみ
、また、製錬炉の炉壁及び炉底に設けた羽口からガス吹
き込みを行って強攪拌し、製錬炉の発生ガスの酸化度を
0.5乃至1.0に調整して前記ガスの温度を400℃
乃至1300℃とし、さらに予熱予備還元炉に水蒸気ま
たは炭材を装入するので、溶融還元装置の着熱効率、鉄
生産性を向上させ、かつ、高い予備還元率を得ることが
出来、また予熱予備還元炉へ供給されるガスの酸化度は
製錬炉の操業状況とは独立に調整可能となるので、製錬
炉の操業の自由度は大幅に向上する。
用の酸素ノズルから、直接、スラグ層に酸素を吹きこみ
、また、製錬炉の炉壁及び炉底に設けた羽口からガス吹
き込みを行って強攪拌し、製錬炉の発生ガスの酸化度を
0.5乃至1.0に調整して前記ガスの温度を400℃
乃至1300℃とし、さらに予熱予備還元炉に水蒸気ま
たは炭材を装入するので、溶融還元装置の着熱効率、鉄
生産性を向上させ、かつ、高い予備還元率を得ることが
出来、また予熱予備還元炉へ供給されるガスの酸化度は
製錬炉の操業状況とは独立に調整可能となるので、製錬
炉の操業の自由度は大幅に向上する。
第1図は本発明の溶融還元法に用いられる溶融還元装置
のプロセスの説明図、第2図は第1図における製錬炉内
のガス流れを示す模式図、第3図は横吹き羽口と底吹き
羽口との位置関係を示す説明図、第4図は設定ODに対
する実測ODを示すグラフ図、第5図はランス高さと着
熱効率の関係を示すグラフ図、第6図は横吹きガス量と
着熱効率との関係を示すグラフ図である。 10・・・製錬炉、11・・・鉄浴、12・・・スラグ
層、13・・・第1のシュート、14・・・第2のシュ
ート、15・・・ガス導管、21・・・酸素ランス、2
2.23・・・ノズル、25.26・・・羽口、27・
・・加圧装置、29・・・装入口、30・・・予熱子a
還元炉、31・・・除塵器、35・・・分離装置、41
・・・切り替え弁、42・・・閉止弁。
のプロセスの説明図、第2図は第1図における製錬炉内
のガス流れを示す模式図、第3図は横吹き羽口と底吹き
羽口との位置関係を示す説明図、第4図は設定ODに対
する実測ODを示すグラフ図、第5図はランス高さと着
熱効率の関係を示すグラフ図、第6図は横吹きガス量と
着熱効率との関係を示すグラフ図である。 10・・・製錬炉、11・・・鉄浴、12・・・スラグ
層、13・・・第1のシュート、14・・・第2のシュ
ート、15・・・ガス導管、21・・・酸素ランス、2
2.23・・・ノズル、25.26・・・羽口、27・
・・加圧装置、29・・・装入口、30・・・予熱子a
還元炉、31・・・除塵器、35・・・分離装置、41
・・・切り替え弁、42・・・閉止弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)予熱予備還元炉により予熱、予備還元された鉱石を
炭材および造滓剤とともに、製錬炉に装入し、底吹き羽
口及び横吹き羽口から不活性ガス、COまたはプロセス
ガスを吹き込む溶融還元法であって、 (1)先端がスラグ層の上面付近乃至下面付近のレベル
にある上吹き酸素ランスより脱炭用酸素および二次燃焼
用酸素を吹き込み、 (2)前記横吹き羽口からのガス流れの少なくとも一部
が前記底吹き羽口から吹き込まれたガスにより盛上がっ
た溶湯部分に当たるようにし、(3)前記製錬炉内ガス
の酸化度 [=(H_2O+CO_2)/(H_2+H_2O+C
O+CO_2)]を0.5乃至1.0その温度を400
℃乃至1300℃とし、(4)前記予熱予備還元炉にガ
ス改質材を装入して、予熱予備還元炉に導入された前記
ガスを改質して、その酸化度を0.5未満とする、 ことを特徴とする溶融還元法。 2)前記予熱予備還元炉に装入するガス改質材が塊状ま
たは粒状の炭材であることを特徴とする請求項1に記載
の溶融還元法。 3)前記予熱予備還元炉に装入するガス改質材が粉状の
炭材であることを特徴とする請求項1または2に記載の
溶融還元法。 4)前記予熱予備還元炉に装入するガス改質材が炭材で
あり、予熱予備還元炉に設けられた炭材装入口付近の温
度を300℃乃至1200℃とすることを特徴とする請
求項1乃至3のいずれかに記載の溶融還元法。 5)前記炭材装入口またはその付近に設けられたノズル
から酸素含有ガス、不活性ガスまたはプロセスガスを前
記炭材の供給時に吹き込むことを特徴とする請求項1乃
至4のいずれかに記載の溶融還元法。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2858688A JP2668913B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 溶融還元法 |
| AU24916/88A AU608091C (en) | 1987-11-30 | 1988-11-08 | Method for smelting reduction of iron ore and apparatus therefor |
| CA000584123A CA1337241C (en) | 1987-11-30 | 1988-11-25 | Method for smelting reduction of iron ore and apparatus therefor |
| DE3887838T DE3887838T2 (de) | 1987-11-30 | 1988-11-28 | Verfahren und Vorrichtung zur Schmelzreduktion von Eisenerzen. |
| US07/276,612 US5000784A (en) | 1987-11-30 | 1988-11-28 | Method for smelting reduction of iron ore |
| AT88119803T ATE101655T1 (de) | 1987-11-30 | 1988-11-28 | Verfahren und vorrichtung zur schmelzreduktion von eisenerzen. |
| EP88119803A EP0318896B1 (en) | 1987-11-30 | 1988-11-28 | Method for smelting reduction of iron ore and apparatus therefor |
| BR888806278A BR8806278A (pt) | 1987-11-30 | 1988-11-29 | Metodo e aparelho para reducao e fuso de minerio de ferro |
| CN 88108145 CN1019669B (zh) | 1987-11-30 | 1988-11-29 | 生铁熔融还原方法及设备 |
| KR1019880015891A KR910006037B1 (ko) | 1987-11-30 | 1988-11-30 | 철광석의 용융환원방법 및 그 장치 |
| US07/520,785 US5065985A (en) | 1987-11-30 | 1990-05-08 | Method for smelting reduction of iron ore and apparatus therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2858688A JP2668913B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 溶融還元法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01205019A true JPH01205019A (ja) | 1989-08-17 |
| JP2668913B2 JP2668913B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=12252705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2858688A Expired - Lifetime JP2668913B2 (ja) | 1987-11-30 | 1988-02-09 | 溶融還元法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2668913B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004057037A1 (en) * | 2002-12-23 | 2004-07-08 | Posco | An apparatus for manufacturing molten irons to dry and convey iron ores and additives and manufacturing method using the same |
| WO2006011774A1 (en) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Posco | Apparatus for manufacturing molten irons by injecting fine coals into a melter-gasifier and the method using the same. |
| US7662210B2 (en) | 2004-07-30 | 2010-02-16 | Posco | Apparatus for manufacturing molten irons by injecting fine coals into a melter-gasifier and the method using the same |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP2858688A patent/JP2668913B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004057037A1 (en) * | 2002-12-23 | 2004-07-08 | Posco | An apparatus for manufacturing molten irons to dry and convey iron ores and additives and manufacturing method using the same |
| AU2003289517B2 (en) * | 2002-12-23 | 2008-10-09 | Posco | An apparatus for manufacturing molten irons to dry and convey iron ores and additives and manufacturing method using the same |
| AU2003289517B8 (en) * | 2002-12-23 | 2008-11-20 | Posco | An apparatus for manufacturing molten irons to dry and convey iron ores and additives and manufacturing method using the same |
| US7588625B2 (en) | 2002-12-23 | 2009-09-15 | Posco | Apparatus for manufacturing molten irons to dry and convey iron ores and additives and manufacturing method using the same |
| WO2006011774A1 (en) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Posco | Apparatus for manufacturing molten irons by injecting fine coals into a melter-gasifier and the method using the same. |
| AU2005265480B2 (en) * | 2004-07-30 | 2008-06-12 | Posco | Apparatus for manufacturing molten irons by injecting fine coals into a melter-gasifier and the method using the same |
| US7662210B2 (en) | 2004-07-30 | 2010-02-16 | Posco | Apparatus for manufacturing molten irons by injecting fine coals into a melter-gasifier and the method using the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2668913B2 (ja) | 1997-10-27 |
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