JPH0120654B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0120654B2 JPH0120654B2 JP58029507A JP2950783A JPH0120654B2 JP H0120654 B2 JPH0120654 B2 JP H0120654B2 JP 58029507 A JP58029507 A JP 58029507A JP 2950783 A JP2950783 A JP 2950783A JP H0120654 B2 JPH0120654 B2 JP H0120654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- odor
- molding
- polyethylene
- linear low
- density polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、直鎖状低密度ポリエチレンの改良方
法に関し、更に詳しくは直鎖状低密度ポリエチレ
ンに特定の化合物を添加して無臭化する方法に関
する。
法に関し、更に詳しくは直鎖状低密度ポリエチレ
ンに特定の化合物を添加して無臭化する方法に関
する。
従来、直鎖状低密度ポリエチレンを高温で押出
し、アルミ箔、OPP、ナイロンやポリエステル
のフイルム等にラミネートする場合、独特のポリ
エチレン臭を発生し、ラミネート製品が例えば食
品包装に使われたときに内容物の食品に異質の臭
いを感じさせていた。本発明者の観察によると、
成形温度230℃までは臭いの増加は殆ど認められ
ないが、それ以上の温度では温度上昇とともに臭
いが強くなり、300℃を越えると激しいコゲ臭が
発生した。
し、アルミ箔、OPP、ナイロンやポリエステル
のフイルム等にラミネートする場合、独特のポリ
エチレン臭を発生し、ラミネート製品が例えば食
品包装に使われたときに内容物の食品に異質の臭
いを感じさせていた。本発明者の観察によると、
成形温度230℃までは臭いの増加は殆ど認められ
ないが、それ以上の温度では温度上昇とともに臭
いが強くなり、300℃を越えると激しいコゲ臭が
発生した。
一般にポリエチレンを改良して無臭化する方法
として、ポリエチレンの分子構造を改良する方法
が知られている。即ちポリエチレン分子内に不飽
和結合や3級炭素数を減らして空気酸化の作用を
受けにくい構造にする方法、ポリエチレン中の低
分子量ポリマー含量を減らして高温成形時に揮発
しにくい構造にする方法、及びポリエチレンにオ
クシデンタル 3−(3,5−ジターシヤルブチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネートや
ペンタエリスチル テトラキス〔3−(3,5−
ジターシヤルブチル−4−ヒドロキシフエニル)
プロピオネート〕等の耐熱性の良い抗酸化剤を添
加する方法等である。
として、ポリエチレンの分子構造を改良する方法
が知られている。即ちポリエチレン分子内に不飽
和結合や3級炭素数を減らして空気酸化の作用を
受けにくい構造にする方法、ポリエチレン中の低
分子量ポリマー含量を減らして高温成形時に揮発
しにくい構造にする方法、及びポリエチレンにオ
クシデンタル 3−(3,5−ジターシヤルブチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネートや
ペンタエリスチル テトラキス〔3−(3,5−
ジターシヤルブチル−4−ヒドロキシフエニル)
プロピオネート〕等の耐熱性の良い抗酸化剤を添
加する方法等である。
これらの方法を用いれば確かに比較的低温での
成形による臭い強度を低下させることができる
が、成形温度が230℃以上では徐々に臭いが強く
なり無臭とは云い難いものとなる。又空気酸化さ
れにくい分子構造にしたものや抗酸化剤を添加し
たものは、ラミネート成形時の溶融膜表面の酸化
が不十分となり、Al箔、OPP、ナイロン、ポリ
エステル等との接着が悪化し、デラミを起し易い
という別の欠点を生じる。
成形による臭い強度を低下させることができる
が、成形温度が230℃以上では徐々に臭いが強く
なり無臭とは云い難いものとなる。又空気酸化さ
れにくい分子構造にしたものや抗酸化剤を添加し
たものは、ラミネート成形時の溶融膜表面の酸化
が不十分となり、Al箔、OPP、ナイロン、ポリ
エステル等との接着が悪化し、デラミを起し易い
という別の欠点を生じる。
本発明者は、種々の検討を行なつた結果、230
℃以上の高温成形で発生する臭い成分の大部分が
酢酸、プロピオン酸、吉草酸などのカルボン酸で
あることをつきとめ、次のような化合物を直鎖状
低密度ポリエチレンに添加することによつて高温
成形時に発生する臭いを無くすことができ、ひい
ては成形品の臭いも無くなることを見出した。
℃以上の高温成形で発生する臭い成分の大部分が
酢酸、プロピオン酸、吉草酸などのカルボン酸で
あることをつきとめ、次のような化合物を直鎖状
低密度ポリエチレンに添加することによつて高温
成形時に発生する臭いを無くすことができ、ひい
ては成形品の臭いも無くなることを見出した。
即ち、無臭化に有用な化合物としては、酸化マ
グネシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム
が有用である。
グネシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム
が有用である。
添加量は、直鎖状低密度ポリエチレンの加工温
度によつても異なるが成形時に発生する遊離カル
ボン酸をカルボン酸塩にするに十分な量でよく、
通常はポリエチレンに対して0.005〜0.2重量%で
有効である。
度によつても異なるが成形時に発生する遊離カル
ボン酸をカルボン酸塩にするに十分な量でよく、
通常はポリエチレンに対して0.005〜0.2重量%で
有効である。
添加する方法は、通常使用される押出機、ニー
ダー、バンバリーミキサー等の混練機で練り込む
方法でよく、又は、ポリエチレンペレツトにドラ
イブレンドしてそのまゝ加工成形押出機に供給す
ることもできる。もちろんマスターバツチ法でも
よい。
ダー、バンバリーミキサー等の混練機で練り込む
方法でよく、又は、ポリエチレンペレツトにドラ
イブレンドしてそのまゝ加工成形押出機に供給す
ることもできる。もちろんマスターバツチ法でも
よい。
なお本発明において直鎖状低密度ポリエチレン
とはエチレンと炭素数2〜12のα−オレフイン例
えばプロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、4
−メチル−1−ペンテン、オクテン−1、デセン
−1等の少くともひとつを、チーグラー型触媒の
存在下、従来公知の中低圧法又は高圧法によつて
重合し製造されるものである。中低圧法としては
もちろん気相法、スラリー法、溶液法等いずれの
方法によつてもよい。
とはエチレンと炭素数2〜12のα−オレフイン例
えばプロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、4
−メチル−1−ペンテン、オクテン−1、デセン
−1等の少くともひとつを、チーグラー型触媒の
存在下、従来公知の中低圧法又は高圧法によつて
重合し製造されるものである。中低圧法としては
もちろん気相法、スラリー法、溶液法等いずれの
方法によつてもよい。
比較例 1〜3
溶融指数7g/10min、密度0.915g/cm3の直
鎖状低密度ポリエチレンを口径40mm、L/D=22
の押出機を備えたTダイを使用して押出量12Kg/
hrの下で押出樹脂温度160℃、230℃および300℃
で成形したフイルムの臭い指数(1…全然臭いを
感じない、2…若干感じる、3…感じる、4…
やゝ強く感じる、5…強く感じる、とする。以下
同じ)は、それぞれ2、2乃至3、5であつた。
鎖状低密度ポリエチレンを口径40mm、L/D=22
の押出機を備えたTダイを使用して押出量12Kg/
hrの下で押出樹脂温度160℃、230℃および300℃
で成形したフイルムの臭い指数(1…全然臭いを
感じない、2…若干感じる、3…感じる、4…
やゝ強く感じる、5…強く感じる、とする。以下
同じ)は、それぞれ2、2乃至3、5であつた。
実施例 1〜2
比較例と同じポリエチレンに酸化マグネシウム
を0.05重量%添加し、押出樹脂温度300℃で成形
したフイルムの臭い指数は2であり、臭いの改良
効果が著しかつた。
を0.05重量%添加し、押出樹脂温度300℃で成形
したフイルムの臭い指数は2であり、臭いの改良
効果が著しかつた。
酸化マグネシウムの代りに酸化カルシウムを使
用しても同様の結果が得られた。
用しても同様の結果が得られた。
実施例 3
比較例と同じポリエチレンに水酸化カルシウム
を0.03重量%添加し、押出樹脂温度300℃で成形
したフイルムの臭い指数は3であつた。
を0.03重量%添加し、押出樹脂温度300℃で成形
したフイルムの臭い指数は3であつた。
本発明によれば、容易にかつ安価に入手できる
化合物を使用し、これを単に添加するだけで直鎖
状低密度ポリエチレンを改良してその成形品を無
臭化することができると共に、従来法のようなラ
ミネート成形におけるデラミの欠点を生じること
もない。
化合物を使用し、これを単に添加するだけで直鎖
状低密度ポリエチレンを改良してその成形品を無
臭化することができると共に、従来法のようなラ
ミネート成形におけるデラミの欠点を生じること
もない。
Claims (1)
- 1 直鎖状低密度ポリエチレンを300℃以上の温
度で押出ラミネーシヨンする方法に於て、該直鎖
状低密度ポリエチレンが酸化マグネシウム、酸化
カルシウムならびに水酸化カルシウムからなる群
から選ばれた1種または2種以上の化合物を
0.005〜0.2重量%含有することを特徴とする押出
ラミネーシヨン法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2950783A JPS59157132A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 押出ラミネーション法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2950783A JPS59157132A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 押出ラミネーション法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59157132A JPS59157132A (ja) | 1984-09-06 |
| JPH0120654B2 true JPH0120654B2 (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=12278000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2950783A Granted JPS59157132A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 押出ラミネーション法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59157132A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01272647A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-10-31 | Chisso Corp | ポリエチレン樹脂組成物 |
| JP5991506B2 (ja) * | 2011-11-16 | 2016-09-14 | 学校法人関東学院 | フィルム劣化防止材 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512059B2 (ja) * | 1972-07-07 | 1980-03-29 | ||
| JPS5110264A (en) * | 1974-07-15 | 1976-01-27 | Kataoka Kikai Seisakusho Kk | Makikaekino makitorichoryokuseigyosochi |
| JPS599347B2 (ja) * | 1975-04-07 | 1984-03-01 | ニホンセキユカガク カブシキガイシヤ | 熱可塑性樹脂多層フイルムの製造方法 |
| JPS6051438B2 (ja) * | 1979-12-21 | 1985-11-13 | 三井化学株式会社 | ラミネ−ト物の製造方法及びそれに用いる押出用ダイ |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP2950783A patent/JPS59157132A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59157132A (ja) | 1984-09-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003534413A (ja) | エチレンビニルアルコール共重合体(evoh)の変性からの高められた酸素遮断性能 | |
| JP2007314788A (ja) | 樹脂組成物及び多層構造体 | |
| WO2015050224A1 (ja) | エチレン-ビニルアルコール樹脂組成物、多層構造体、多層シート、容器及び包装材 | |
| US6559205B2 (en) | Oxygen scavenging polymer blends and emulsion-based methods for preparing same | |
| US4948671A (en) | Multi-layered laminate | |
| JPH0611826B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP2659027B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0120654B2 (ja) | ||
| JPS6232214B2 (ja) | ||
| JP3665192B2 (ja) | ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPH0120653B2 (ja) | ||
| JP2781979B2 (ja) | ポリプロピレンフイルム | |
| JPH10193436A5 (ja) | ||
| JP2710844B2 (ja) | エチレン‐ビニルアルコール共重合体組成物および多層構造体 | |
| US5965624A (en) | Self purging EVOH compositions, and methods | |
| JPH01215840A (ja) | 線状ポリエチレンとエチレン―ビニルアルコールポリマーとの組成物および粘着性の低いそのフィルム | |
| JPS5947995B2 (ja) | ポリオレフイン系積層成形物 | |
| JP2790339B2 (ja) | 樹脂組成物および積層体 | |
| JPH0735108B2 (ja) | 熱成形品 | |
| JPH023424B2 (ja) | ||
| JP2555078B2 (ja) | ガスバリア−性を有する耐熱性ポリエステル容器 | |
| JPH0222770B2 (ja) | ||
| JPS6142739B2 (ja) | ||
| JP2716683B2 (ja) | 耐熱性ポリエステル熱成形容器 | |
| JP3339175B2 (ja) | ポリエステル樹脂組成物 |