JPH01208399A - テルル化水銀カドミウムの光励起気相成長法及び装置 - Google Patents

テルル化水銀カドミウムの光励起気相成長法及び装置

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JPH01208399A
JPH01208399A JP63030120A JP3012088A JPH01208399A JP H01208399 A JPH01208399 A JP H01208399A JP 63030120 A JP63030120 A JP 63030120A JP 3012088 A JP3012088 A JP 3012088A JP H01208399 A JPH01208399 A JP H01208399A
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temperature
substrate
growth
reaction tube
thin film
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Satoshi Fujii
智 藤井
Yukihisa Fujita
恭久 藤田
Toru Inai
徹 井内
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、赤外線検出用材料として有用なテルル化水銀
カドミウムを光励起気相成長法により低温で結晶成長さ
せる方法および装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に化合物半導体の薄膜結晶成長技術として、原料ガ
スの熱分解を利用した気相成長法が知られている。
原料ガスとして有機金属を用いた気相成長法(有機金属
気相成長法: Metal Organic Chem
icalVapor Deposi tion、略して
MOCVD法)は、量産性と結晶成長層の膜厚、組成比
制御性を兼ねそなえている。 MOCVD法によるテル
ル化水銀カドミうム(CdxHg1−xTe :略して
CMT)薄膜成長に関し、例えばJournal of
  Crystal  Growth、vol、55 
(1981) 、 p107−115に開示されており
、第4図においてこれを説明する。薄膜成長は、石英製
の水平反応管内(40)で、常圧で行う。原料としては
ジメチルカドミウム(Me2Cd) 、 ジエチルテル
ル(Et2Te)および金属水6M(Hg)が用いられ
ている。有機金属(MO)は、水素ガスをキャリアガス
として反応管内(40)へ導入される。金属Hgは反応
管内にセットしたHg溜(41)より供給される。これ
ら原料ガスは高周波コイル(42)により加熱されたカ
ーボンサセプタ(43)近傍で熱分解し、同サセプタ上
に置かれたCdTe基J&(44)面上にCMT結晶が
成長する。典型的な基板温度は420°C付近である。
薄膜の組成比fX)は水銀溜(41)の温度により制御
され、その温度範囲は240°Cから320℃である。
反応管は水銀蒸気が反応管壁に凝結しないように、外部
より抵抗ヒータ(45)で加熱される。
テルル化水銀カドミウムの構成物中水銀の蒸気圧は極め
て高く、このため成長温度が高(なれば、結晶中に多量
の水銀空孔が発生し、目的とした組成比(X)からズレ
を生じるという問題点がある。
5urface 5cience vol、 104 
(1981) 、 p365 383によれば、組成比
0.2すなわちCdo、zllgo、8Teを150°
C以上で加熱した場合、CMT結晶中からの水銀の蒸発
が見られることを報告している。
MOCVD法において、結晶成長温度は主に原料ガスの
熱分解温度による。Ht2Te、 I’1e2CdO熱
分解温度はそれぞれ400〜500℃、200〜300
°Cである。これより、成長温度はEL2Teの熱分解
温度、400°C以上が必要となる。
一般に、CMTは組成比(Xlにより光を検出する波長
が変化する。3〜5μmの赤外線を検出するにはX値は
0.3.8〜12μmの赤外線を検出するにはx = 
0.2が各々適当とされている。上記波長帯は、大気の
窓とよばれ赤外線センサとして有効であるため、実験者
達が目的とするのは一般に0、2か0.3である。
CMT薄膜成長温度が400”C以上で、かつ、組成比
Xが0.2〜0.3の場合のようにHg組成が大きい場
合、成長膜からのHg蒸発を抑えるために、基板近傍の
水銀蒸気圧を高く保つ必要があり、実際にHg溜の温度
は300℃以上となる。更に、Hg溜から基板近傍まで
の反応管壁においても、全1iHg凝結防止のため30
0℃以上に加熱する必要がある。原料ガスが基板に到達
する前にかかる高温部(300°C以上のHg溜、反応
管壁)が存在することにより、次のような問題が生ずる
。
MezCdの熱分解温度は200℃以上であるから、途
中熱分解し、管壁に付着したり、Hg蒸気と気相中で反
応を起こす。このため、Me2Cdの歩留は低くなり、
更に、気相中での反応により生したダスト(核)が基板
に付着し、成長表面が悪くなる。
また、成長薄膜面内のHg組成比を均一にする場合、基
板近傍でHg蒸気圧を所定の値に保つことが必要である
。このため、管壁を加熱する抵抗ヒータ(45)の制御
が極めて重要である。しかし、基板加熱のための高周波
コイル(42)は、抵抗加熱用のヒータ線をも加熱する
ため、温度コントロールは難しい。また、最も重要な基
板近傍の反応管壁の温度コントロールは、高周波コイル
と干渉するため、制御不可能に近いか、あるいは、複雑
な装置構成が必要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術が有する上述した問題点の根本原因はTe系M
 O原料の熱分解温度が高い事による。本発明はCMT
薄膜成長温度を低温とし、従来にない高品質で組成比、
膜厚が均一なCMT薄膜を得る光励起気相成長法(光M
OCVD法)および装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、有機金属気相成長法(MOCVD法)により
、テルル化水銀カドミウム(CdxHg1−xTe)単
結晶薄膜を成長させる方法において、水素をキャリアガ
スとして所定量にコントロールされたテルルおよびカド
ミウムのアルキル化合物が連続的に供給されており、成
長圧力がl Q torrから常圧にコントロールされ
ている反応管内に、50℃〜200℃に温度コントロー
ルされた金属水銀溜と常温〜250℃に温度コントロー
ルされたCdxHgt−xTe薄膜を成長させるための
基板を装着したサセプタを設置し、190nIll〜3
00nI11の波長を有するエキシマレーザを基板近傍
あるいは基板自身に照射することを特徴とするテルル化
水銀カドミウムの光励起気相成長法である。また基板温
度(サセプタ温度、成長温度)が250℃〜450℃で
水銀溜−度が200℃〜300℃でかつ反応管内成長圧
力がl Q t6rr〜500 torrであるテルル
化水銀カドミウムの光励起気相成長法である。また、ス
テンレス製反応“管内に基板設置用サセプタと水銀溜を
設置し、反応管に有機金属ガスを導入するだめの装置と
排気系とを有する有機金属気相成長装置(MOCVD装
置)において、サセプタおよび水銀溜および管壁をそれ
ぞれ独立に温度をコントロールする加熱装置および温度
制御系と基板近傍に光導入部を設置した反応管と光導入
部へエキシマレーザを導入する光学系とを有することを
特徴とするテルル化水銀カドミウムの光励起気相成長装
置である。
〔作用〕
このようにすることにより、低温で従来にない高品質、
かつ、組成比、膜厚均一なCMT¥X膜を得ることが可
能となる。
以下、本発明を図面を参照しながら具体的に説明する。
第1図は、本発明を通用した光励起気相成長装置の構成
の一例を示す模式図である。原料のMe2Cd−、Ht
2Teはステンレス製のバブラー内(11,(21にあ
り、それぞれ恒温槽(3)、 +4)に収められている
。
バブラー内は適当な蒸気圧で飽和状態にあり、その蒸気
圧は恒温槽(3)、 (41の温度で決定する。第5図
にMe2CdとEt2Teの蒸気圧曲線を示す。これよ
り、たとえば恒温槽(3,4)の温度を30℃、40℃
に設定すれば、蒸気圧はMe2Cdが28mmHg、E
t2Teが18mmHgとなる。
反応管内(8)に導入される原料ガス量はバブラー(1
1,(21へ送り込まれるH2ガス流量、すなわちマス
フローコントローラ(M F C) (5)、 +6)
とこれらのMOガスを希釈するH2ガス流量、M F 
C(71で決定する。たとえば、M F C(7)を5
1/分、恒温槽(3,4)の温度がそれぞれ30℃、4
0℃、MFC(5,6)を10mi!/分、100mj
!/分と設定すると、反応管内のMe2Cd+ Bt2
Teの濃度は、それぞれ4x 10’ mol/l、 
7 x l 06mol/1となる。
金属Hgは反応管内(8)に置いたHg溜(9)より供
給する。)1 g蒸気圧はHg溜め位置とHg溜、加熱
ヒータ(10)で制御する。Hg溜の温度は熱電対(1
1)でモニターし、Hg溜(9)が50℃から300℃
の範囲で目的の設定値で一定温度となるよう加熱ヒータ
(10)を制御する。CMTを成長させるための基板は
、カーボンサセプタ(13)上に置かれ、抵抗加熱ヒク
タ(14)で昇温される。基板温度はサセプタ(13)
に埋め込んだ熱電対(15)でモニターし、基板温度が
常温から450℃の範囲で目的の設定値で一定となるよ
うに制御される。
反応管(8)は水平におかれたステンレス製管であり、
基板直上に光導入のための窓(16)を持つ。
窓部(16)は各種窓材(たとえば、溶融石英ガラス(
17))が適用でき、かつ、窓内側に反応ガスが付着し
ないよう、溶融石英ガラス(17)に向かってMFC(
1B)で流量決定されたH2ガスをブローできる構造と
なっている。また、反応管(8)の内面へのHgが凝結
しないように、外壁は抵抗加熱ヒータ(25)により5
0℃〜350″Cの範囲において、目的の設定値で一定
温度となるよう制御する。
光源(1つ)より発した光ビームは光学系、例えばミラ
ー(20)で折りまげられ、レンズ(21)、たとえば
焦点距離200waのシリンドリカルレンズで集光され
、窓部(16)より導入される。
反応管(8)内部は、数torrから常圧までの所定の
圧力で成長できるような、排気制御系(22)、例えば
ロータリーポンプとこの排気量を調整する自動コンダク
タンスバルブよりなる。更に、反応管内を高真空排気す
るための排気系(23)例えばターボ分子ポンプと、反
応後のガスを処理するための排ガス処理系(24)を有
する。
下記に上述した装置における具体的最適条件範囲を示す
。この条件範囲より下限では成長は可能であるが成膜速
度が遅く実用に適さない。また、上限においては原料歩
留が悪くなるうえに、未反応の原料ガスが大量に排ガス
処理系に流れるためメンテナンス上問題となる。
Me2Cd恒温槽(3)温度    :25℃〜35℃
Me2Cdバブラー(1)へ送り込むH2ガス流量(5
): 10m (1/分〜100me/分Et2Te恒
温槽(4)温度    :25°C〜40℃Et2Te
バブラー(2)へ送り込むH2ガス流量(6):10m
j!/分〜100mβ/分 希釈H2ガス流量(71: 0.5 A /分〜5e/
分Hg溜(9)加熱用ヒータ温度(10):50℃〜 
300℃ 管壁温度(ヒータ(25) )   : 50℃〜35
0℃基板温度〔瓜抗基板上−タ(14)) :常温〜450℃ 成長圧力       : 10torr〜760to
rr上述した構成において、光源と原料ガスの種類はそ
の組み合わせにおいて最適化されていなければならない
。なぜならば、照射波長における原料ガスの光分解効率
が高くなければ、低温での薄膜成長は困難であるからで
ある。
MOガスは紫外域(190nm〜400nm)に特異な
吸収スペクトルを持ち、 190nm〜400nmにあ
る波長の光ビームにより光分解する。分子密度n、長さ
βの媒質に強度Inの光が入射した場合、媒質で吸収を
受けた後の透過光強度■は I = I oexp (−σnJ) で表わされる。上述でのσは、吸収断面積と定裳され、
MOガスの光分解の容易さは、入射ビーム波長における
吸収断面積が目安となる。第2図に本発明者が測定した
MezCd、 Et2Teの紫外域における吸収スペク
トルをそれぞれ(30)、(3工)に示す。(31)よ
りEt2Teは248nmにおいて、吸収のピークを持
つことがわかる。更に、本発明者はこの波長におけるE
t2TeとMezCdの吸収断面積をより定したところ
、それぞれ、3.6 X I Q ”cni、  4X
10cnlなる値を得た。エキシマレーザはレーザ媒質
用ガスを交換することにより190nm〜400nmに
いくつかの所定の発振波長を持ち、例えば媒質ガスをK
rFとした場合(K r Fエキシマレーザ)発振波長
は248nmである。これより、本発明者はMezCd
とEt2Teが共在する反応管内にKrFエキシマレー
ザ光を照射することにより、MOガスを低温で分解でき
ることを見い出した。更に、同条件においてχeclエ
キシマレーザ(発振波長308nm) 、X e Fエ
キシマレーザ(発振波長350nm)を選択した場合に
は分解できなかった。
これは、第2図から理解できるように、MezCdとE
t2Teは300 nm〜400 nmにおいてほとん
ど吸収をもたないからである。第1表に各種エキシマレ
ーザ発振波長におけるMezCd、Eむ: Cd、 M
e2Te。
Et2Teの吸収断面積を示す。
これより、原料ガスの各レーザ波長における吸収断面積
の関係から、例えば第2表のような組み合わせでの成長
が可能である。
さらに、上述した構成において、基板温度、成長圧力、
Hg溜の温度の関係においても最適化されていなければ
ならない。これを次に示す2つの場合で説明する。
第2表 (11基板温度(サセプター温度、成長温度)常温〜2
50℃の場合 この場合、成長圧力10 torr〜常圧において、H
g溜の温度は管壁の加熱温度200℃以下、す・なわち
Me2Cdの熱分解温度以下での結晶成長が可能となり
、管壁への原料ガス付着、気相中の核形成反応を抑える
ことができる。これにより、成長薄膜の組成比、厚みの
変動が少なく (4%以下)従来にない均一、かつ高品
質なCM T薄膜結晶成長が実現できる。
成長温度が150℃〜250℃においては、基板近傍で
のMe2Cdの熱分解が利用できるため、エキシマレー
ザの出力が小さくても(0,5W程度から)結晶成長が
行える。一方、成長温度が常温〜150℃の場合は、エ
キシマレーザはある程度の出力を必要とする(3W以上
)。これはMe2CdO熱分解効率低下分を光分解で補
う必要があるためである。実際に、レーザ出力が0.5
 Wの場合、表面が鏡面とならない。
成長圧力に関しては、700 torr以下の減圧状態
が表面状態改善の点で望ましく、特に成長温度が150
℃以下の場合には、減圧下でないと鏡面が得られない。
エキシマレーザ出力が大きい場合、気相中でMe2Cd
s EL2 Te両者が光分解し、核形成反応を起こし
、このために結晶表面の荒れが起きる。減圧状態では、
ガス濃度が希薄となり、気相中での核形成率が低下する
ため、減圧成長が表面状態改善に有効である。
(2)基板温度 250℃〜450℃ この場合、従来点間様にHg溜の温度として200℃〜
300℃必要である。成長圧力を1気圧で薄膜成長をお
こなった場合、従来法と同様な欠点を有し、特に、成長
薄膜の組成比、厚みの均一性に関する変動(4%〜12
%)が問題となる。
しかし、成長圧力を10 torr〜500 torr
の減圧下において光照射することにより表面状態改善の
効果がみられる。これは、減圧状態ではガス濃 ・度が
希薄となり気相中での核形成率が低下し、更に光照射に
よる表面活性化が加わるため表面状態改善に効果がある
ためである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例につき説明する。
(実施例1) 第1実施例において、第1図の装置を用い、成長温度が
常温〜150℃の範囲で本発明を適用したCMT薄膜成
長実験結果の一例を説明する。成長温度150℃、Hg
溜湯温度100℃管壁温度100℃、希釈H2、Me2
Cd、 Et2Te流量をそれぞれ11/分、40m1
1分、100mj!/分、成長圧力100torr、K
rFエキシマレーザの出力として3WでCdTe基板(
結晶方位111A面)面上に薄膜成長を行った。成長薄
膜の表面は鏡面であり、膜厚を走査型電子vJA微鏡(
SEM)で評価したところ、その変動は2〜3%であっ
た。更にフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)で組
成比を評価したところ、組成比は0.2でその変動は4
%以下であった。
(実施例2) 第2実施例において、本9発明の成長速度に及ぼす効果
を説明する。
CMT薄IRの成長速度に関しては、通常のMOCVD
法と同様に各成長温度において希釈H2流量一定の場合
は原料ガスの供給量に対し、原料ガス供給量一定の場合
は希釈H2流量の平方根に対し、増加する。第3図に前
者の場合の一例を示す。成長温度200″C3希釈1−
12流量1β/分、KrFエキシマレーザ出力IWとし
て、Me2Cd流量を10m l /分〜looml/
分に変化させることによリ、成長速度を1μm / h
〜10μm / hまで増加できた。同図に、同様の流
量条件で成長温度400°Cにおいて、従来法により成
長させた場合(すなわちエキシマレーザ非照射)の結果
を破線で示す。これより、本発明による成長法は、成長
速度が早く、Me2Cdの歩留りも高いことがわかる。
(実施例3) 第3実施例において、成長温度が250℃〜450℃の
範囲において本発明を適用したCMT″a膜成長実験結
果の一例を説明する。成長温度400℃、Hg溜湯温度
320℃管壁温度330℃、希釈H2、Mez Cd、
 Et2Te流口をそれぞれIJ/分、40mβ/分、
100mj!/分、成長圧力100torr、KrFエ
キシマレーザの出力としてlWで薄膜成長を行った。成
長薄膜の表面は鏡面であり、膜厚を走査型電子顕微鏡(
SEM)で評価したところ、その変動は10%であった
。更にフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)で組成
比を評価したところ、組成比は0.2でその変動は12
%であった。
(実施例4) 第4実施例において、本発明におけるエキシマレーザの
繰り返し周波数のすJ果を説明する。成長温度150℃
、Hg層温度100°C1管壁温度100°C1希釈H
2、Me2Cd、 Et2Te流量をそれぞれ1β/分
、40mA/分、100mJ/分、成長圧力100Lo
rr、KrFエキシマレーザの照射条件として5mJ、
繰り返し周波数を100 Hzと500Hzにおいて薄
膜成長を行った。フーリエ変換型赤外分光光度計(FT
IR)により両者の組成比を評価したところ、500H
zの場合組成比Xが10%程度増加した。更に、走査型
電子顕微1(SEM)により両者の膜厚を評価したとこ
ろ、500 L(zの方が20%程度はど厚かった。こ
れより、エキシマレーザの繰り返し周波数によりCMT
薄膜の膜厚、組成比コントロールが行えることが十)か
る。
(実施例5) 第5実施例において、図示していないが、エキシマレー
ザを第1図のサセプタ上部の窓(16)と代わって、サ
セプタ側面に取り付けた同様の構造をもつ窓より基板表
面と平行に照射して、本発明を通用した場合について説
明する。成長温度150℃、Hg溜温度100℃、管壁
温度100 ”c、希釈H2、Me2Cd、 Et: 
Te流量をそれぞれiff/分、40m1!/分、10
0mJ/分、成長圧力IQOtorr、KrFエキシマ
レーザの照射条件として3W、照射はサセプタ(13)
側面に取り付けられた(16)と同じ構造をもつ窓部よ
り基板(12)と平行に、基板直上2fi上方を通過す
るよう照射し、薄膜成長を行った。成長薄膜の表面は鏡
面であり、膜厚を走査型電子顕微鏡(SEM)で評価し
たところ、その変動は2〜3%であった。更にフーリエ
変換赤外分光光度計(FTII?)で組成比を評価した
ところ、組成比は0.2でその変動は4%以下であった
。本発明において照射方向をかえても、同様の効果があ
ることがわかる。
(実施例6) 第6実施例において、本発明で光源と原料ガスの組み合
わせが異なる場合について説明する。第■実施例と同条
件において、第2表におけるエキシマレーザ、原料ガス
組み合わせでCMT薄膜成長を行った。
すべての場合において、鏡面の薄膜が得られた。
光源としてKrFエキシマレーザ、原料としてELz 
Cd、 Mep Teの組み合わせで成長させた薄膜に
ついて、その組成比、膜厚を第1実施例で説明した成長
薄膜(原料としてMep Cd、  Et2Teを用い
た場合)と比較すると、前者の方が組成比で5%、膜厚
で3%はど大きい。これは第1表かられかるように、E
t2CdのKrFエキシマレーザ波長(248nm)に
おける吸収断面積力<Me2Cdのそれより3倍はど大
きい。このため、Et2Cdを用いた方が薄膜中にCd
が余計に取り込まれるため、組成比、膜厚が増加する。
(実施例7) 第7実施例において、第1図の装置を用い、成長温度が
常温〜150℃の範囲で本発明を適用したCMT薄膜成
長実験結果の一例を説明する。成長温度150℃、Hg
面温度50°C,管壁温度50℃、希釈H2、Me2C
d、 Et2Te流量をそれぞれ11/分、40m11
分、100m11分、成長圧力100 torr、、K
 r Fエキシマレーザの出力として3WでCdTe基
板(結晶方位111A面)面上に薄膜成長を行った。成
長薄膜の表面は鏡面であり、膜厚を走査型電子顕微鏡(
SEM)で評価したところ、その変動は2〜3%であっ
た。更にフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)で組
成比を評価したところ、組成比は0.5でその変動は4
%以下であった。
以上、本発明の実施例につき説明したが、本発明は上述
の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思
想に基づく各種変形が可能である。
光源と原料ガスの組み合わせに関し、上述と異なる構成
においても同様に高品質、かつ組成比、膜厚均一なCM
T薄膜を得ることが可能である。
・光源においても、エキシマレーザ以外に、紫外域で強
力な発光体、例えば超高圧水銀ランプ、あるいはYAG
レーザの高調波を用いて紫外線を発生させるなどしても
同様の効果が得られる。
光ビームの照射方向に関し、本実施例では基板に対し、
垂直な方向、および平行な方向より照射しているが、例
えば基板に対し斜めに照射しても同様の効果が得られる
。
成長基板に関し、本実施例ではCdTe (111) 
A面を用いたが、他の面方位、例えば(100)面、ま
たは異なる基板材料、例えばGaAs+ St、 In
Sb。
Al2O:rなどを用いても可能である。
また、上述の実施例で用いた第1図に示す装置と異なる
構成の装置を用いてもよい。加熱源に関し、本実施例で
は抵抗加熱方式をとっているが、例えば赤外ランプなど
も可能である。反応管の構造に関し、本実施例では反応
管材質としてステンレスを用い、光導入窓のくもり防止
のため、ガスパージラインを設けているが、例えば石英
管などの他の材質を用い、また異なる構成の光導入窓の
くもり防止構造を用いることもできる。
更にまた、本発明はCdxHg1−x Teを光励起気
相成長させる場合にその効果を説明したが、本発明の基
本原理から、Te系原料を用いた他の化合物半導体、例
えばCdTe、 ZnTe、 Znxtlgl−xTe
等を低温で高品質、かつ、組成比、膜厚が均一な薄膜結
晶を行う場合についても通用できる。
〔効果〕
本発明によれば、低温でのCMT薄膜成長が可能となる
ため、装置構成において、Hg蒸気圧を制御するための
反応管壁加熱制御、Hg溜加熱制御が容易となる。また
、基板到達前の原料ガス気相反応を抑制することができ
るため、原料歩留、表面モフォロジーが向上する。また
更に、成長させるCMT薄膜の成長速度および/または
組成を容易に制御でき、もって高品質、かつ組成比、膜
厚均一な薄膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による光励起MOCVD” 
装置の構成図、第2図は紫外域における原料ガスの吸収
スペクトルの一測定例としてMe2CdとEt2Teの
スペクトルを示し、第3図は本発明を適用した原料ガス
供給量による薄膜成長速度コントロールに関する一実験
結果と、比較のために従来法により同様の実験を行った
結果を示すグラフ、第4図は従来法によりCMT薄膜を
成長させるMOCVD装置の構成図、第5図はMe2C
d、 Et2Teの蒸気圧曲線を示すグラフである。 1.2・・・バブラー  3.4・・・恒温槽  5゜
6・・・原料供給量調整用マスフローコントローラ7・
・・希釈流量調整用マスフローコントローラ8・・・ス
テンレス水平反応管  9・・・Hg溜lO・・・Hg
溜加熱ヒータ  11・・・HgN1温度モニタ用熱電
対  12・・・基板  13・・・基板装着用サセプ
タ  14・・・基板加熱用ヒータ  15・・・基板
温度モニタ用熱電対  16・・・光導入用窓部  1
7・・・光導入用窓材  18・・・光導入用窓フo 
−カス流fit iJI 整用マスフローコントローラ
19・・・光源(エキシマレーザ)  20・・・光ビ
ーム導入用ミラー  21・・・光ビーム導入用レンズ
22・・・排気装置  23・・・高真空排気装置24
・・・排ガス処理装置  25・・・管壁加熱ヒータ3
0・・・Me2Cdの吸収スペクトル  31・・・E
t2Teの吸収スペクトル  40・・・石英水平反応
管41・・・Hg溜  42・・・高周波コイル  4
3・・・サセプタ  44・・・基板  45・・・抵
抗ヒータ出 願 人  新日本製鐵株式会社 代理人弁理士  青  柳   稔 蒸気圧 惟温槽温度      (0C) 第5図 11N) 0ト 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和63年特許願第30120号 2、発明の名称 テルル化水銀カドミウムの光励起気相成長法及び装置3
、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 東京都千代田区大手町二丁目6番3号名称 (6
65)新日本製鐵株式会社 代表者  棗  藤     裕 4、代  理  人   〒l OL     e 0
3(863)0220住 所  東京都千代田区岩本町
3丁目4番5号第−東ビル氏 名  (7017)弁理
士  青  柳      稔:1]□7−6浦川正に
より増加する請求項の数   な し8、補正の内容 (11明細書第12頁lマ行の記載を次の様に補正する
。 rl=To  exp (−anl、) 」(2)同第
19頁1行の「す、」の後にrcdTe(111)A基
板面上への薄膜」を挿入する。 (3)同第19頁15行の「Wで」、同20頁9行の「
おいて」および同21頁l1行の「し、」の後にr C
dTe(ll’l) A面上へ」を挿入する。 (4)同第21頁2行の「平行に照射して」の後に「更
に基板加熱ヒータ(14)サセプタ(13)の位置を中
心に対し対称に上下反転させ、基板(12)表面が下向
きとなるよう配置して」を挿入する。 (5)同第21頁10行の「基板直上2mm上方」を[
基板直下2mm下方」に補正する。 (6)同第21頁16行の「照射方向を」を「照射方向
、基板向きを」に補正する。 (7)図面第3図を別紙のとおり補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機金属気相成長法(MOCVD法)により、テル
    ル化水銀カドミウム(Cd_xHg_1_−_xTe)
    単結晶薄膜を成長させる方法において、反応管内に水素
    をキャリアガスとして所定量にコントロールされたテル
    ルおよびカドミウムのアルキル化合物を連続的に供給し
    、該反応管内の成長圧力を10torrから常圧にコン
    トロールし、該反応管内に設置した金属水銀溜を50℃
    〜200℃に保定し、該反応管内に設置したCd_xH
    g_1_−_xTe薄膜を成長させるための基板を装着
    したサセプタの温度(成長温度)を常温〜250℃に保
    定し、190nm〜300nmの波長を有するエキシマ
    レーザを該基板近傍あるいは基板自身に照射することを
    特徴とするテルル化水銀カドミウムの光励起気相成長法
    。 2、成長温度が250℃〜450℃、金属水銀溜の温度
    が200℃〜300℃でかつ反応管内成長圧力が10t
    orr〜500torrである請求項1記載のテルル化
    水銀カドミウムの光励起気相成長法。 3、反応管内に基板設置用サセプタと水銀溜を設置し、
    該反応管に有機金属を導入するための装置と排気系とを
    有する有機金属気相成長装置(MOCVD装置)におい
    て、該サセプタおよび水銀溜および管壁をそれぞれ独立
    に温度をコントロールする加熱装置および温度制御系と
    基板上部位置もしくは該サセプタ側面に該基板に平行な
    位置に光導入部を設置した反応管と該光導入部へエキシ
    マレーザを導入する光学系とを有することを特徴とする
    テルル化水銀カドミウムの光励起気相成長装置。
JP63030120A 1988-02-12 1988-02-12 テルル化水銀カドミウムの光励起気相成長法及び装置 Pending JPH01208399A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285326A (ja) * 2001-03-22 2002-10-03 Tama Tlo Kk 薄膜形成装置並びに薄膜形成方法

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