JPH01208434A - 極低窒素低炭素フェロクロムの製造方法 - Google Patents
極低窒素低炭素フェロクロムの製造方法Info
- Publication number
- JPH01208434A JPH01208434A JP63033633A JP3363388A JPH01208434A JP H01208434 A JPH01208434 A JP H01208434A JP 63033633 A JP63033633 A JP 63033633A JP 3363388 A JP3363388 A JP 3363388A JP H01208434 A JPH01208434 A JP H01208434A
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- carbon ferrochrome
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は誘導炉による低炭素フェロクロムの製造方法に
係わり、特に低炭素フェロクロム中の窒素含有量を減少
させる方法である。
係わり、特に低炭素フェロクロム中の窒素含有量を減少
させる方法である。
[従来の技術]
フェロクロムは一般に電気炉を用いて製造されており、
通常Crが60%以上、Cが0.10%以下のFe−C
r合金を低炭素フェロクロムと称している。
通常Crが60%以上、Cが0.10%以下のFe−C
r合金を低炭素フェロクロムと称している。
低炭素フェロクロムは、一般にペラン法によって製造さ
れている。ペラン法は、クロム鉱石と焼石灰を電気炉で
溶解して一次スラグを生成させ、この−次スラグをし一
ドルに出湯中に、還元剤としてシリコクロムを添加して
クロム鉱石中のCr、Feの酸化物を還元する方法であ
る。この方法においては、反応を急速に終結させるため
に、2基のし一ドルを用いて溶湯の移し換え(以下、リ
レートリングという)を4〜6回行って、溶湯を強制攪
拌する操作が実施される。しかし、リレートリングによ
る攪拌を行うと、空気との接触により溶湯が窒素を吸収
するので、窒素含有量を減少させた低炭素フェロクロム
を製造することはできない。
れている。ペラン法は、クロム鉱石と焼石灰を電気炉で
溶解して一次スラグを生成させ、この−次スラグをし一
ドルに出湯中に、還元剤としてシリコクロムを添加して
クロム鉱石中のCr、Feの酸化物を還元する方法であ
る。この方法においては、反応を急速に終結させるため
に、2基のし一ドルを用いて溶湯の移し換え(以下、リ
レートリングという)を4〜6回行って、溶湯を強制攪
拌する操作が実施される。しかし、リレートリングによ
る攪拌を行うと、空気との接触により溶湯が窒素を吸収
するので、窒素含有量を減少させた低炭素フェロクロム
を製造することはできない。
このような問題に対処するために、本出願人は、先に、
上記の問題点を解決した改良技術を特開昭62−373
40号公報で提案している。この改良技術は、窒素吸収
が起こるリレードリングによる攪拌に変え、バブリング
によって溶湯を攪拌する方法であり、クロム鉱石と焼石
灰を電気炉で溶解し、生成させた一部スラグをし一ドル
に出湯中に、この−次スラグに還元剤を添加する。この
−次スラグが還元剤と反応してスラグとメタルに分離し
、そしてこのメタル中に、炭酸ガス、あるいはアルゴン
ガスを吹き込む、そうするとし−ドル内でバブリングの
現象が発生してメタルを攪拌し、還元反応を促進させる
と共に、スラグの上面を前記の吹き込みガスで覆い、窒
素の吸収源となる空気を遮断して溶湯の窒素吸収を防止
することを図った方法である。
上記の問題点を解決した改良技術を特開昭62−373
40号公報で提案している。この改良技術は、窒素吸収
が起こるリレードリングによる攪拌に変え、バブリング
によって溶湯を攪拌する方法であり、クロム鉱石と焼石
灰を電気炉で溶解し、生成させた一部スラグをし一ドル
に出湯中に、この−次スラグに還元剤を添加する。この
−次スラグが還元剤と反応してスラグとメタルに分離し
、そしてこのメタル中に、炭酸ガス、あるいはアルゴン
ガスを吹き込む、そうするとし−ドル内でバブリングの
現象が発生してメタルを攪拌し、還元反応を促進させる
と共に、スラグの上面を前記の吹き込みガスで覆い、窒
素の吸収源となる空気を遮断して溶湯の窒素吸収を防止
することを図った方法である。
[発明が解決しようとする課題]
特開昭62−37340号公報の技術は、窒素吸収防止
において著しい効果が得られ、製品中の窒素含有量を0
.007〜0.009%まで低下させることができる優
れた技術である。しかし、最近スーパーフェライト系ス
テンレス或はスーパアロイ分野においては、窒素の含有
量をさらに減少させ、0.005%以下にした製品の要
望がある。このような要望の製品は特開昭62−373
40号公報の技術で製造できるものでなく、改良すべき
問題となった。すなわち、特開昭62−37340号公
報の技術での還元剤の装入方法においては、還元剤は一
部スラグの上面に装入されるので、還元剤と一部スラグ
が混合する際に還元剤と共に空気が巻き込まれて一部ス
ラグ中に混入する。さらに、バブリングのために吹き込
まれたガスは高温になって排出するので、流速の大きい
上昇気流が起こり、これによりレードル内への空気の巻
き込みが生ずる。このように、レードル内へ空気がある
程度巻き込みは避けられないので、製品中の窒素含有量
の減少には限界がある。
において著しい効果が得られ、製品中の窒素含有量を0
.007〜0.009%まで低下させることができる優
れた技術である。しかし、最近スーパーフェライト系ス
テンレス或はスーパアロイ分野においては、窒素の含有
量をさらに減少させ、0.005%以下にした製品の要
望がある。このような要望の製品は特開昭62−373
40号公報の技術で製造できるものでなく、改良すべき
問題となった。すなわち、特開昭62−37340号公
報の技術での還元剤の装入方法においては、還元剤は一
部スラグの上面に装入されるので、還元剤と一部スラグ
が混合する際に還元剤と共に空気が巻き込まれて一部ス
ラグ中に混入する。さらに、バブリングのために吹き込
まれたガスは高温になって排出するので、流速の大きい
上昇気流が起こり、これによりレードル内への空気の巻
き込みが生ずる。このように、レードル内へ空気がある
程度巻き込みは避けられないので、製品中の窒素含有量
の減少には限界がある。
また、還元剤の有効率(以下、Si効率という)が比較
的低く、したがって、クロム歩留(以下−1Cr歩留と
いう)についても、なお向上させるべき余地があった。
的低く、したがって、クロム歩留(以下−1Cr歩留と
いう)についても、なお向上させるべき余地があった。
一方、極低窒素低炭素フェロクロムの他の製造方法とし
て、低炭素フェロクロムにMg−MgCj12 、Ca
−CaCff1z溶剤中での固体脱窒法、あるいは金属
クロムの超真空中での固体脱窒法があるが、この方法で
は設備費の増大あるいは生産性の低下等により大幅なコ
ストアップとなる。
て、低炭素フェロクロムにMg−MgCj12 、Ca
−CaCff1z溶剤中での固体脱窒法、あるいは金属
クロムの超真空中での固体脱窒法があるが、この方法で
は設備費の増大あるいは生産性の低下等により大幅なコ
ストアップとなる。
本発明は上記のような要望に対処するためになされたも
ので、窒素含有量を極めて低くすることができ、Cr歩
留をも向上させることができる超低窒素低炭素フェロク
ロムの製造法を提供することを目的とする。
ので、窒素含有量を極めて低くすることができ、Cr歩
留をも向上させることができる超低窒素低炭素フェロク
ロムの製造法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明は、極低窒素低炭素フェロクロムの製造方法に
おいて、誘導炉で低炭素フェロクロムとチタンあるいは
フェロチタンとフラックスを装入して溶解した溶湯に、
クロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物とフラックス
を添加することを特徴とする。
おいて、誘導炉で低炭素フェロクロムとチタンあるいは
フェロチタンとフラックスを装入して溶解した溶湯に、
クロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物とフラックス
を添加することを特徴とする。
[作用]
この発明によれば、誘導炉で低炭素フェロクロムとチタ
ンあるいはフェロチタンとフラックスを装入して溶解す
るので、低炭素フェロクロム中の窒素はチタンと反応し
て窒化チタンとなってスラグ中に入る。しかしチタンの
一部は低炭素フェロクロムの溶湯中に溶解するので、こ
のチタンを除去する。第1図は本発明の低炭素フェロク
ロム溶渦中の窒素含有量とチタン含有量との関係を示す
グラフ図である。この図から明らかなように低炭素フェ
ロクロム溶湯中の溶湯温度が1600〜1650℃の範
囲の場合は窒素含有量0.005%以下にするには低炭
素フェロクロム溶湯中のチタン含有量は3.0〜480
%となる。しかし低炭素フェロクロム中にチタン含有し
ているものを溶湯中に添加すると脱硫が促進され、鋼塊
組繊を微細化するがチタン酸化物が鋼塊組織内に発生す
る。このチタン酸化物は非常に硬質であることから圧延
の際、鋼材表面に「圧延キズ」を発生させる原因となる
ため低炭素フェロクロムのチタン・含有量を低いもので
なければならない。
ンあるいはフェロチタンとフラックスを装入して溶解す
るので、低炭素フェロクロム中の窒素はチタンと反応し
て窒化チタンとなってスラグ中に入る。しかしチタンの
一部は低炭素フェロクロムの溶湯中に溶解するので、こ
のチタンを除去する。第1図は本発明の低炭素フェロク
ロム溶渦中の窒素含有量とチタン含有量との関係を示す
グラフ図である。この図から明らかなように低炭素フェ
ロクロム溶湯中の溶湯温度が1600〜1650℃の範
囲の場合は窒素含有量0.005%以下にするには低炭
素フェロクロム溶湯中のチタン含有量は3.0〜480
%となる。しかし低炭素フェロクロム中にチタン含有し
ているものを溶湯中に添加すると脱硫が促進され、鋼塊
組繊を微細化するがチタン酸化物が鋼塊組織内に発生す
る。このチタン酸化物は非常に硬質であることから圧延
の際、鋼材表面に「圧延キズ」を発生させる原因となる
ため低炭素フェロクロムのチタン・含有量を低いもので
なければならない。
この低炭素フェロクロム溶湯中のチタンを脱チタンする
ために、クロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物とフ
ラックスを添加すると低炭素フェロクロム溶湯中のチタ
ンがクロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物中の酸素
と反応してチタンが酸化チタンとなり、スラグ中に移行
するので低炭素フェロクロム溶湯中のチタン含有量が減
少する。
ために、クロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物とフ
ラックスを添加すると低炭素フェロクロム溶湯中のチタ
ンがクロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物中の酸素
と反応してチタンが酸化チタンとなり、スラグ中に移行
するので低炭素フェロクロム溶湯中のチタン含有量が減
少する。
第2図は低炭素フェロクロム溶湯中のチタン含有量と精
錬時間の関係を示すグラフ図である。この図で酸素量比
は下記の式の通りである。
錬時間の関係を示すグラフ図である。この図で酸素量比
は下記の式の通りである。
酸素量比=[クロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物
中の結合酸素量コ/[溶湯中のSi及びTiの酸化に要
する酸素量] この図から明らかなように、酸素量比が1.0〜1.5
の場合に精錬時間が9分以上になると低炭素フェロクロ
ム溶湯中のチタン含有量が0.002%以下になってい
る。酸素量比が1.0〜1.5とした理由は、1.0以
下では脱チタン精錬に時間が係り、1,5を超えるとク
ロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物の溶解に時間が
係り電力原単位が高くなるためである。
中の結合酸素量コ/[溶湯中のSi及びTiの酸化に要
する酸素量] この図から明らかなように、酸素量比が1.0〜1.5
の場合に精錬時間が9分以上になると低炭素フェロクロ
ム溶湯中のチタン含有量が0.002%以下になってい
る。酸素量比が1.0〜1.5とした理由は、1.0以
下では脱チタン精錬に時間が係り、1,5を超えるとク
ロム鉱石、鉄鉱石又は、これらの混合物の溶解に時間が
係り電力原単位が高くなるためである。
[実施例]
以下本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
低炭素フェロクロム532kgとフェロチタン29kg
及び焼石灰15kg、珪砂17kgを高周波誘導炉に装
入、溶解し、溶落後クロム鉱石101kg、及び焼石灰
37kgを添加し、1620℃にて溶解後、除滓し金型
に鋳込んだ結果を第1表に示す。
及び焼石灰15kg、珪砂17kgを高周波誘導炉に装
入、溶解し、溶落後クロム鉱石101kg、及び焼石灰
37kgを添加し、1620℃にて溶解後、除滓し金型
に鋳込んだ結果を第1表に示す。
第 1 表
この表から明らかなように、製品であるメタルの窒素含
有量は0.003%であり極めて低い値であった。又、
Cr歩留は97%以上であり良好な結果を得た。
有量は0.003%であり極めて低い値であった。又、
Cr歩留は97%以上であり良好な結果を得た。
添加されたクロム鉱石中のCr2O3がチタンにより還
元されるので、溶湯中の歩留が向上する。
元されるので、溶湯中の歩留が向上する。
(実施例2)
低炭素フェロクロム532 kgとフェロチタン35k
g及び焼石灰33kg、珪砂27kgを高周波誘導炉に
装入、溶解し、溶落後鉄鉱石79kg、1620℃にて
溶解後、除滓し金型に鋳込んだ結果を第2表に示す。
g及び焼石灰33kg、珪砂27kgを高周波誘導炉に
装入、溶解し、溶落後鉄鉱石79kg、1620℃にて
溶解後、除滓し金型に鋳込んだ結果を第2表に示す。
第 2 表
この表から明らかなように、製品であるメタルの窒素含
有量は0.002%であり極めて低い値であった。又、
Cr歩留は99%以上であり良好な結果を得た。
有量は0.002%であり極めて低い値であった。又、
Cr歩留は99%以上であり良好な結果を得た。
[発明の効果]
本発明は、誘導炉で低炭素フェロクロムとチタンあるい
はフェロチタンとフラックスを溶解するので低炭素フェ
ロクロム中の窒素がチタンあるいはフェロチタンで脱窒
され、極低窒素低炭素フェロクロムの製品が得られ、ク
ロム歩留も向上する。
はフェロチタンとフラックスを溶解するので低炭素フェ
ロクロム中の窒素がチタンあるいはフェロチタンで脱窒
され、極低窒素低炭素フェロクロムの製品が得られ、ク
ロム歩留も向上する。
第1図は本発明の低炭素フェロクローム中の窒素含有量
とチタン含有量との関係を示すグラフ図、第2図は低炭
素フェロクローム溶湯中のチタン含有量と精錬時間の関
係を示すグラフ図である。
とチタン含有量との関係を示すグラフ図、第2図は低炭
素フェロクローム溶湯中のチタン含有量と精錬時間の関
係を示すグラフ図である。
Claims (1)
- 誘導炉で低炭素フェロクロムとチタンあるいはフェロチ
タンとフラックスを装入して溶解した溶湯に、クロム鉱
石、鉄鉱石又は、これらの混合物とフラックスを添加す
ることを特徴とする極低窒素低炭素フェロクロムの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63033633A JPH01208434A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 極低窒素低炭素フェロクロムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63033633A JPH01208434A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 極低窒素低炭素フェロクロムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01208434A true JPH01208434A (ja) | 1989-08-22 |
Family
ID=12391855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63033633A Pending JPH01208434A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 極低窒素低炭素フェロクロムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01208434A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114998U (ja) * | 1976-02-25 | 1977-08-31 | ||
| JPS6123346Y2 (ja) * | 1981-09-21 | 1986-07-12 |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP63033633A patent/JPH01208434A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114998U (ja) * | 1976-02-25 | 1977-08-31 | ||
| JPS6123346Y2 (ja) * | 1981-09-21 | 1986-07-12 |
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