JPH0120975Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0120975Y2 JPH0120975Y2 JP10880783U JP10880783U JPH0120975Y2 JP H0120975 Y2 JPH0120975 Y2 JP H0120975Y2 JP 10880783 U JP10880783 U JP 10880783U JP 10880783 U JP10880783 U JP 10880783U JP H0120975 Y2 JPH0120975 Y2 JP H0120975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- base material
- skin layer
- layer
- melting point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、表面を平滑にし、ダストおよびケー
キの剥離を容易にした不織布フイルターに関する
ものである。
キの剥離を容易にした不織布フイルターに関する
ものである。
近年この種不織布フイルターとして、その表皮
層に、鞘成分が芯成分よりも低融点の繊維素材よ
りなる芯一鞘型複合繊維の不織布を使用したもの
が、好評を得ている。これは、表皮層の表面を加
熱押圧すると、芯一鞘型複合繊維の鞘成分のみが
溶融するため、表面は、適度に隙間が生じて、通
気性乃至は通水性が確保されると共に、平滑に形
成できるからである。しかしながら、表皮層と基
材層の結合は、前記加熱押圧するだけでは強固に
行えないため、予め表皮層と基材層を重ね合わせ
てニードルパンチを施し、両者を接合しておかな
ければならない。そのため、表皮層の表面には、
基材層の繊維が一部露出し、こののち、前記表皮
層の表面を加熱押圧しても、一部露出した基材層
の繊維は、寝かされるだけであつて、使用してい
ると、毛羽立となつて表れる。
層に、鞘成分が芯成分よりも低融点の繊維素材よ
りなる芯一鞘型複合繊維の不織布を使用したもの
が、好評を得ている。これは、表皮層の表面を加
熱押圧すると、芯一鞘型複合繊維の鞘成分のみが
溶融するため、表面は、適度に隙間が生じて、通
気性乃至は通水性が確保されると共に、平滑に形
成できるからである。しかしながら、表皮層と基
材層の結合は、前記加熱押圧するだけでは強固に
行えないため、予め表皮層と基材層を重ね合わせ
てニードルパンチを施し、両者を接合しておかな
ければならない。そのため、表皮層の表面には、
基材層の繊維が一部露出し、こののち、前記表皮
層の表面を加熱押圧しても、一部露出した基材層
の繊維は、寝かされるだけであつて、使用してい
ると、毛羽立となつて表れる。
したがつて、従来の、表皮層に芯一鞘型複合繊
維の不織布を使用するこの種の不織布フイルター
は、長期に亘つて使用していると、前述のように
して生じる毛羽に、ダスト等が絡み付き、そのダ
スト等を容易に払い落すことができなくなること
があつたのである。
維の不織布を使用するこの種の不織布フイルター
は、長期に亘つて使用していると、前述のように
して生じる毛羽に、ダスト等が絡み付き、そのダ
スト等を容易に払い落すことができなくなること
があつたのである。
本考案は、かかる実情に鑑み、表面に毛羽立が
生じることがなく、長期に亘つてダスト等の剥離
を容易に行うことができる不織布フイルターを提
供せんとするものである。
生じることがなく、長期に亘つてダスト等の剥離
を容易に行うことができる不織布フイルターを提
供せんとするものである。
本考案の不織布フイルターは、その基材層に、
任意の合成繊維の不織布の表面に、低融点繊維の
不織布を重ね合わせ、ニードルパンチを施したも
のを使用すると共に、表皮層には、鞘成分が芯成
分よりも低融点の繊維素材よりなる芯一鞘型複合
繊維の不織布を使用し、両者を重ね合わせて、表
皮層の表面より加熱押圧することによつて、前記
基材層の低融点繊維と表皮層の芯一鞘型複合繊維
の鞘成分を溶融せしめ、基材層と表皮層を一体に
結合すると共に、表皮層の表面を平滑に形成して
なることを特徴とするものである。
任意の合成繊維の不織布の表面に、低融点繊維の
不織布を重ね合わせ、ニードルパンチを施したも
のを使用すると共に、表皮層には、鞘成分が芯成
分よりも低融点の繊維素材よりなる芯一鞘型複合
繊維の不織布を使用し、両者を重ね合わせて、表
皮層の表面より加熱押圧することによつて、前記
基材層の低融点繊維と表皮層の芯一鞘型複合繊維
の鞘成分を溶融せしめ、基材層と表皮層を一体に
結合すると共に、表皮層の表面を平滑に形成して
なることを特徴とするものである。
以下、本考案を、図面に示す実施例を参照しな
がら説明すると、図中1は、基材層であり、2
は、表皮層である。基材層1は、例えば、目付
300g/m2のポリエステル繊維のスパンボンド不
織布3と、経糸および緯糸に250dのポリエス
テルマルチフイラメント糸をそれぞれ27本/inch
巾使用し、織成した目付65g/m2の織布4と、目
付50g/m2の低融点ポリエステル繊維の不織布ウ
エブ5とよりなり、これらを重ね合わせて、ニー
ドル密度60本/cm2のニードルパンチを施したもの
よりなる。また、表皮層2は、低融点ポレエステ
ル繊維をその鞘成分に使用し、芯成分には、鞘成
分よりも融点の高いポリエステル繊維を使用した
芯一鞘型複合繊維の目付50g/m2の不織布ウエブ
6よりなる。
がら説明すると、図中1は、基材層であり、2
は、表皮層である。基材層1は、例えば、目付
300g/m2のポリエステル繊維のスパンボンド不
織布3と、経糸および緯糸に250dのポリエス
テルマルチフイラメント糸をそれぞれ27本/inch
巾使用し、織成した目付65g/m2の織布4と、目
付50g/m2の低融点ポリエステル繊維の不織布ウ
エブ5とよりなり、これらを重ね合わせて、ニー
ドル密度60本/cm2のニードルパンチを施したもの
よりなる。また、表皮層2は、低融点ポレエステ
ル繊維をその鞘成分に使用し、芯成分には、鞘成
分よりも融点の高いポリエステル繊維を使用した
芯一鞘型複合繊維の目付50g/m2の不織布ウエブ
6よりなる。
そして、この基材層1と表皮層2は、互いに重
ね合わせて、表皮層2の表面より加熱ローラ等に
よつて加熱押圧され、それぞれの低融点成分、即
ち、基材層1の低融点ポリエステル繊維と、表皮
層2の芯一鞘型複合繊維の低融点ポリエステル繊
維の鞘成分が溶融せしめられ、一体に結合される
と共に、表皮層2の表面が平滑に形成されてい
る。
ね合わせて、表皮層2の表面より加熱ローラ等に
よつて加熱押圧され、それぞれの低融点成分、即
ち、基材層1の低融点ポリエステル繊維と、表皮
層2の芯一鞘型複合繊維の低融点ポリエステル繊
維の鞘成分が溶融せしめられ、一体に結合される
と共に、表皮層2の表面が平滑に形成されてい
る。
尚、この実施例に示す本考案の不織布フイルタ
ーは、総目付約500g/m2のものとなり、タテお
よびヨコ方向の強力が、それぞれに約100Kg/5
cm巾と高強力のものが得られ、また破断時伸度も
20%以下と低伸度のものが得られた。さらには、
JIS−1096による通気度試験によると、15〜18
c.c./cm2/secの通気度のものを得ることができた。
ーは、総目付約500g/m2のものとなり、タテお
よびヨコ方向の強力が、それぞれに約100Kg/5
cm巾と高強力のものが得られ、また破断時伸度も
20%以下と低伸度のものが得られた。さらには、
JIS−1096による通気度試験によると、15〜18
c.c./cm2/secの通気度のものを得ることができた。
本考案の不織布フイルターは、先ず、表皮層
に、鞘成分が芯成分よりも低融点の繊維素材より
なる芯一鞘型複合繊維を使用するので、その表面
を加熱押圧すると、表面が平滑に形成され、ダス
ト等の剥離が容易なものが得られる。しかも、従
来の不織布フイルターのように、基材層と表皮層
の間にニードルパンチを施すことがないので、表
皮層の表面には、基材層の繊維が露出することが
なく、使用していても、毛羽立が生じることがな
い。したがつて、長期に亘つて、ダスト等の剥離
が容易であつて、集塵または濾過効率の優れた不
織布フイルターを得ることができる。
に、鞘成分が芯成分よりも低融点の繊維素材より
なる芯一鞘型複合繊維を使用するので、その表面
を加熱押圧すると、表面が平滑に形成され、ダス
ト等の剥離が容易なものが得られる。しかも、従
来の不織布フイルターのように、基材層と表皮層
の間にニードルパンチを施すことがないので、表
皮層の表面には、基材層の繊維が露出することが
なく、使用していても、毛羽立が生じることがな
い。したがつて、長期に亘つて、ダスト等の剥離
が容易であつて、集塵または濾過効率の優れた不
織布フイルターを得ることができる。
また、本考案の不織布フイルターは、その基材
層に、表面に低融点繊維の不織布を使用するの
で、表皮層と重ね合わせて、表皮層の表面より加
熱押圧すると、表皮層の芯一鞘型複合繊維の鞘成
分と共に前記低融点繊維が溶融するため、基材層
と表皮層は、従来の不織布フイルターのように、
両者間にニードルパンチを施すことなく、強固に
結合することができるのである。
層に、表面に低融点繊維の不織布を使用するの
で、表皮層と重ね合わせて、表皮層の表面より加
熱押圧すると、表皮層の芯一鞘型複合繊維の鞘成
分と共に前記低融点繊維が溶融するため、基材層
と表皮層は、従来の不織布フイルターのように、
両者間にニードルパンチを施すことなく、強固に
結合することができるのである。
尚、本考案の不織布フイルターは、基材層の表
面に低融点繊維の不織布を使用するが、この低融
点繊維の不織布は、基材層における任意の合成繊
維の不織布との間で、ニードルパンチを施される
ため、任意の合成繊維の一部が低融点繊維の不織
布内に絡み込み、その表面にまで露出するので、
低融点繊維が溶融されたのちも、この任意の合成
繊維を通じて、基材層における通気性等を確保で
きるようになつている。
面に低融点繊維の不織布を使用するが、この低融
点繊維の不織布は、基材層における任意の合成繊
維の不織布との間で、ニードルパンチを施される
ため、任意の合成繊維の一部が低融点繊維の不織
布内に絡み込み、その表面にまで露出するので、
低融点繊維が溶融されたのちも、この任意の合成
繊維を通じて、基材層における通気性等を確保で
きるようになつている。
ところで、先の本考案の実施例では、基材層の
任意の合成繊維の不織布に、ポリエステル繊維の
スパンボンド不織布4を使用したが、特にスパン
ボンド不織布は、短繊維の不織布に較べ、高強
力、低伸度であるため、例えば、排煙設備等の集
塵バツグフイルターに適するものとして、ダスト
の重みによつて、伸長することがないものを得る
ことができる。もちろん、任意の合成繊維の不織
布を、織布によつて補強してもよい。特に、実施
例のように、スパンボンド不織布を使用するもの
は、骨立ちし易いため、織布を補強することによ
つて、骨立ちをなくし、さらに、高強力、低伸度
の優れた不織布フイルターとすることができるの
である。
任意の合成繊維の不織布に、ポリエステル繊維の
スパンボンド不織布4を使用したが、特にスパン
ボンド不織布は、短繊維の不織布に較べ、高強
力、低伸度であるため、例えば、排煙設備等の集
塵バツグフイルターに適するものとして、ダスト
の重みによつて、伸長することがないものを得る
ことができる。もちろん、任意の合成繊維の不織
布を、織布によつて補強してもよい。特に、実施
例のように、スパンボンド不織布を使用するもの
は、骨立ちし易いため、織布を補強することによ
つて、骨立ちをなくし、さらに、高強力、低伸度
の優れた不織布フイルターとすることができるの
である。
図面は、本考案の実施例を示す模式断面図であ
る。 1……基材層、2……表皮層、3……スパンボ
ンド不織布、4……織布、5……低融点繊維の不
織布ウエブ、6……芯一鞘型複合繊維の不織布ウ
エブ。
る。 1……基材層、2……表皮層、3……スパンボ
ンド不織布、4……織布、5……低融点繊維の不
織布ウエブ、6……芯一鞘型複合繊維の不織布ウ
エブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 任意の合成繊維の不織布の表面に、低融点繊
維の不織布を重ね合わせ、ニードルパンチを施
したものを、その基材層に使用すると共に、そ
の表皮層には、鞘成分が芯成分よりも低融点の
繊維素材よりなる芯一鞘型複合繊維の不織布を
使用し、両者を重ね合わせて、表皮層の表面よ
り加熱押圧することによつて、基材層の低融点
繊維と表皮層の芯一鞘型複合繊維の鞘成分を溶
融せしめ、基材層と表皮層を一体にすると共
に、表皮層の表面を平滑に形成してなることを
特徴とする不織布フイルター。 (2) 基材層の任意の合成繊維の不織布が、スパン
ボンド不織布であることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の不織布フイルタ
ー。 (3) 基材層の任意の合成繊維の不織布が、織布に
よつて補強されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項、または、第2項記載
の不織布フイルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10880783U JPS6017223U (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 不織布フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10880783U JPS6017223U (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 不織布フイルタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6017223U JPS6017223U (ja) | 1985-02-05 |
| JPH0120975Y2 true JPH0120975Y2 (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=30253710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10880783U Granted JPS6017223U (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 不織布フイルタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017223U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH031047Y2 (ja) * | 1985-07-19 | 1991-01-14 | ||
| JPH061208Y2 (ja) * | 1988-07-01 | 1994-01-12 | 芦森工業株式会社 | ミクロフィルター用シート |
| JP4359059B2 (ja) * | 2003-03-11 | 2009-11-04 | 日本バイリーン株式会社 | 自動変速機用オイルフィルタの濾過材 |
-
1983
- 1983-07-13 JP JP10880783U patent/JPS6017223U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6017223U (ja) | 1985-02-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5283106A (en) | Nonwoven material of two or more layers, in particular with long-term filter properties and manufacture thereof | |
| NO932639D0 (no) | Boelgeformet ikkevevet flor av polymer mikrofiber | |
| JPH0360712A (ja) | バグフィルター用濾過布 | |
| MX166280B (es) | Mejoras a tela no elastica hidraulicamente enredada y no tejida y metodo para la formacion de la misma | |
| JPH06346356A (ja) | ベロアニードルフエルトの製造方法 | |
| JPS6392796A (ja) | 機械用フエルトおよびこれを造るための方法 | |
| JPH0120975Y2 (ja) | ||
| JP2012239995A (ja) | エレクトレットろ材 | |
| CN205867784U (zh) | 一种多效复合针刺过滤毡 | |
| JPS6044004B2 (ja) | 不織布製フイルタ− | |
| JPH0998920A (ja) | 掃除用シート | |
| JP3347034B2 (ja) | 製紙用シーム付きフェルト | |
| JPH0143135Y2 (ja) | ||
| IE840213L (en) | Reinforced fabric laminate | |
| JP2003301360A5 (ja) | ||
| JP3384415B2 (ja) | 清澄ろ過用ニードルパンチングフェルト | |
| DE4114952A1 (de) | Zweischichtiger vliesstoff | |
| JPS58124639A (ja) | 多層シ−ト状成型用基材 | |
| JPH0236574Y2 (ja) | ||
| JPH09239091A (ja) | スキ−場敷設用保雪マット | |
| JPH0478743B2 (ja) | ||
| JPH0239526Y2 (ja) | ||
| WO2002068744B1 (de) | Wasservernadeltes kompositvlies aus stapel- und endlosfasern und verfahren zur herstellung | |
| RU93019413A (ru) | Фильтрующий нетканый материал | |
| JPH022984B2 (ja) |