JPH0143135Y2 - - Google Patents

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JPH0143135Y2
JPH0143135Y2 JP14707785U JP14707785U JPH0143135Y2 JP H0143135 Y2 JPH0143135 Y2 JP H0143135Y2 JP 14707785 U JP14707785 U JP 14707785U JP 14707785 U JP14707785 U JP 14707785U JP H0143135 Y2 JPH0143135 Y2 JP H0143135Y2
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nonwoven fabric
skin layer
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layer
fabric
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は不織布を主体とするフイルターに関す
るものである。
従来、乾式及び湿式の濾過に対して、種々の不
織布フイルターが使用されている。一般にこれら
の不織布フイルターは織布製のフイルターに比べ
て濾過速度が速く、また集塵効率も高いものであ
つて、フイルターとして優れている。しかしなが
らその反面、表面の毛羽のために、その毛羽にダ
ストやケーキが絡みつき、機械的操作によつても
容易に脱落せず、目詰まりによつて濾過機能を失
うという欠点を有していた。
従来の技術 そこでこの欠点を解消し、フイルター表面の毛
羽を押えて平滑にして、ダストやケーキの脱落性
を改良することが提案されており、その一例とし
て、本件出願人が先に出願した実願昭59−44500
号の考案がある。
このものは、不織布の片面に織布を重ね合わせ
てその不織布側からニードルパンチを施して基材
層とし、その織布側に、低融点接着成分と高融点
骨格成分とよりなる芯鞘型複合繊維よりなる不織
布の表皮層を重ね合わせ、その表皮層側からニー
ドルパンチを施し、前記表皮層の表面を加熱押圧
して前記複合繊維を溶着して鏡面加工してなるも
のである。
このものは表皮層の表面が全面に亙つて溶着さ
れてフイルタ化しているため、毛羽がなく、ダス
トやケーキの剥離性が良好であり、また表面の耐
摩耗性にも優れている。さらに表皮層の直下に織
布が導入されているので、フイルターを曲げたと
きにポツキリと折れて角が立つ、いわゆる骨立ち
現象もなく、柔軟であつてフイルターとして優れ
たものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこの構造のフイルターにおいて
は、表皮層の直下に織布層が形成されているた
め、ダストを含んだ気体を濾過する乾式集塵の場
合において、表皮層を通過した気体の流れが前記
織布層において阻害され、その結果フイルターに
よる圧力損失が大きくなる傾向にあつた。特に濾
過時に気体中のダストの大部分は表皮層の表面で
捕促されるが、その一部のものが表皮層を通過し
て織布層で捕促される。その結果織布が目詰まり
を起こし、濾過が進むのに伴つて急速に圧力損失
が大きくなるのである。
本考案はかかる事情に鑑みなさたものであつ
て、前記構造のフイルターを改良し、その有利な
点を維持しつつ織布の目詰まりを防止し、濾過気
体の圧力損失の上昇を小さく押えることを目的と
するものである。
問題点を解決する手段 而して本考案のフイルターは、織布の片面に目
付重量150g/m2以上の第一の不織布と他面に目
付重量10g/m2以上の第二の不織布とを重ね合わ
せ、その両面からニードルパンチを施してなる基
材層の、前記第二の不織布側に、低融点接着成分
と高融点骨格成分とよりなる芯鞘型複合繊維より
なる目付重量が10〜100g/m2の不織布の表皮層
を重ね合わせて、該表皮層側からニードルパンチ
を施し、前記表皮層の表面を加熱押圧して前記複
合繊維を溶着してなり、且つ前記表皮層と前記第
二の不織布との目付重量の和が、前記第一の不織
布の目付重量よりも小さいことを特徴とするもの
である。
以下本考案を図面に従つて説明する。第1図は
本考案はのフイルターを示すものであつて、1は
基材層であり、2は表皮層である。基材層1は織
布3の両面にそれぞれ第一及び第二の不織布4,
5を重ね合わせたものである。
織布3はポリエステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ナイロン等の任意の合成繊維よりなら
る織布であつて、その組織としては、平織り、綾
織り、朱子折り等の適宜の組織が使用されるが、
フイルターの伸びを押えるためには、平織り組織
の織布が最も適している。
不織布4,5は、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリアクリロニ
トリル、芳香族ポリアミド等の任意の繊維の、短
繊維又は長繊維よりなり、不織布としての形態は
特に限定されるものではないが、スパンボンドが
好ましい。各不織布4,5の目付は、第一の不織
布4は目付重量が150g/m2以上の厚いものであ
り、また第二の不織布5は目付重量10g/m2以上
であつて、前記第一の不織布4よりも薄いものが
使用される。第一の不織布4の目付重量が150
g/m2より小さいものであると、ダストの吹き抜
けが生じ、フイルターとしての性能に劣つたもの
となる。
そしてこの基材層1は、その両面側からそれぞ
れニードルパンチが施され、織布3と不織布4,
5とが一体に保持されている。
また表皮層2を構成する繊維は、第2図に示す
ような低融点接着成分6と高融点骨格成分7とよ
りなる芯鞘型複合繊維8であつて、基材層1を構
成する繊維と同系統の素材を使用するのが好まし
い。そして表皮層2はこの芯鞘型複合繊維8を目
付重量が10〜100g/m2の不織布としたものであ
る。表皮層2の目付重量が10g/m2より小さい
と、ニードルパンチにより基材層1の構成繊維が
表皮層2の表面に引出されて毛羽として残り、ダ
ストやケーキの剥離性が低下する。また100g/
m2よりも大きいと、ダストやケーキの剥離性は良
好となるが、風合が硬くなり、いわゆる骨立ち現
象が生じ、繰返しの振動や逆圧等の機械的操作に
耐えないものとなる。
この表皮層2が前記基材層1の第二の不織布5
側に重ね合わされ、表皮層2側からニードルパン
チを施されて基材層1と一体とされている。なお
この表皮層2の目付重量は、該表皮層2と前記基
材層1の第二の不織布5との目付重量の和が、前
記第一の不織布4の目付重量よりも小さくなるよ
うにし、織布3がフイルター全体の厚みの中心よ
りも、表皮層2側に偏倚しているようにすべきで
ある。
そして表皮層2を基材層1に一体化した後、表
皮層2の表面を熱ロールで加熱押圧し、芯鞘型複
合繊維8の低融点接着成分6を融着させて、鏡面
加工を施している。
作 用 本考案においては、表皮層2の表面において濾
過気体中のダストを捕促するのであるが、表皮層
2の内側に空隙率の大きい第二の不織布5が位置
しているため、表皮層2を通過した微量のダスト
がこの第二の不織布5で捕促され、これら織布3
に至つて織布3の目詰まりを起すことがない。ま
た第二の不織布5はそれ自体空隙率が大きいた
め、ここでダストを捕促しても第二の不織布5自
体が目詰まりを起すこともない。
考案の効果 従つて本考案によれば、織布の目詰まりが生じ
にくく、目詰まりによつて圧力損失が大きくなる
ことがなく、濾過流量が大きく、濾過効率が良好
である。
また前記従来のものと同様に、ダストやケーキ
の剥離性が良好であり、また風合が柔軟であつて
骨立ち現象が生じることがなく、ダストやケーキ
の剥離時の機械的操作にも充分に耐えるものであ
る。
実施例 実施例 第一の不織布4として、目付重量が210g/m2
のポリエステルスパンボンド不織布を使用し、そ
の上に250dのポリエステルフイラメント糸を30.5
×31.5/inchで平織りに織成した織布3を重合合
わせ、さらにその上に第二の不織布5として、目
付重量が84g/m2のポリエステルスパンボンド不
織布を重ね合わせ、その上下両側から、合計250
本/cm2の密度でニードルパンチを施して、基材層
1を構成する。
次いで、ポリエステルの芯鞘型複合繊維(ユニ
チカ株式会社製商品名メルテイ#4080)を、通常
のカード機により目付重量50g/m2の不織布と
し、これを前記基材層1の上に重ね合わせて表皮
層2とし、該表皮層2側から120本/cm2の密度で
ニードルパンチを施した。然る後表皮層2が加熱
ロールに接するように、温度125℃、速度5m/
分、線圧10Kg/cmの条件にて加熱押圧し、表皮層
2に鏡面加工を施してフイルターを得た。
比較例 1 目付重量300g/m2のポリエステルスパンポン
ド不織布上に実施例と同様の織布を重ね合わせ
て、不織布側から120本/cm2の密度でニードルパ
ンチを施して基材層とする。次にこの基材層の上
に実施例と同様の芯鞘型複合繊維の不織布を重ね
て表皮層とし、該表皮層側から120本/cm2の密度
でニードルパンチを施し、然る後、実施例と同じ
条件で表皮層の表面に鏡面加工を施してフイルタ
ーを得た。
比較例 2 第一の不織布4及び第二の不織布5の目付重量
がいずれも200g/m2である外は、実施例と同様
にしてフイルターを得た。
比較例 3 基材層1に表皮層2を重ねた後、基材層1側と
表皮層2側との両方から、それぞれ120本/cm2
つのニードルパンチを施した外は、実施例と同様
にしてフイルターを得た。
試験方法 圧力損失 90φの各フイルターを、濾過面積28.3cm2(60φ)
のガラス製フランジに取付け、ミキサーでJIS Z
−8901の11種ダストを粉砕し、濾過風速3m/
minにて前記粉砕したダストを吸引し、含塵空気
側及び清浄空気側の圧力差をもつて圧力損失と
し、圧力損失が所定の大きさに到達したときの集
塵ダスト量を秤量した。
柔軟性 JIS L−1096のカンチレバー法により、剛軟度
を測定した。
表面摩耗性 JIS L−1084のA−2フラツト法により、AA
−180研磨紙を使用し、摩擦回数は1000回とし、
その時の毛羽の発生の程度を、目視により判定し
た。
試験結果 圧力損失 第3図のグラフに示すように、比較例1のもの
はダストを捕促するにつれて急速に圧力損失が増
大し、実施例のものと比較すると、同程度の圧力
損失を生ずるに至つたときの集塵量は、実施例の
約1/2程度である。比較例1は前記従来の考案の
構造のものであり、本考案における第二の不織布
5を有していない。この試験結果からも、本考案
において第二の不織布5がフイルターにおいて極
めて重要な作用をしていることが理解できる。
また比較例2は第二の不織布5の目付重量を過
度に大きくしものであるが、これによつて圧力損
失は多少低下してはいるものの、その程度は小さ
く、第二の不織布5を必要以上に大目付のものと
しても、ほとんど効果は向上しないことが分る。
柔軟性 実施例 190mm 比較例1 185mm 比較例2 215mm 比較例3 190mm 上記試験結果からも理解できるように、第二の
不織布5を過度に厚くした比較例2のものは剛直
であつて柔軟性に欠け、骨立ち現象を起し易いも
のである。
表面摩耗性 試験の結果、実施例並びに比較例1及び2にお
いては、目立つた毛羽立ちはなく良好であつた
が、比較例3のものは顕著な毛羽立ちが見られ
た。すなわち表皮層2を基材層1に対してニード
ルパンチして一体にする際に、基材層1側からニ
ードルパンチすることにより、基材層1を構成す
る繊維の一部が表皮層2の表面に突出し、鏡面加
工においてもこの繊維が溶着されることがないた
め毛羽立ちを起こし易い。従つてこれをフイルタ
ーとして使用した場合には、毛羽にダストやケー
キが絡みつき、剥離性が低下することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のフイルターの断面図であ
る。第2図は、本考案において使用する芯鞘型複
合繊維の拡大横断面図である。第3図は、実施例
及び各比較例のフイルターの、圧力損失試験の結
果を示すグラフである。 1……基材層、2……表皮層、3……織布、4
……第一の不織布、5……第二の不織布、6……
低融点接着成分、7……高融点骨格成分、8……
芯鞘型複合繊維。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 織布3の片面に目付重量150g/m2以上の第一
    の不織布4と他面に目付重量10g/m2以上の第二
    の不織布5とを重ね合わせ、その両面からニード
    ルパンチを施してなる基材層1の、前記第二の不
    織布5側に、低融点接着成分6と高融点骨格成分
    7とよりなる芯鞘型複合繊維8よりなる目付重量
    が10〜100g/m2の不織布の表皮層2を重ね合わ
    せて、該表皮層2側からニードルパンチを施し、
    前記表皮層2の表面を加熱押圧して前記複合繊維
    8を溶着してなり、且つ前記表皮層2と前記第二
    の不織布5との目付重量の和が、前記第一の不織
    布4の目付重量よりも小さいことを特徴とする、
    フイルター。
JP14707785U 1985-09-26 1985-09-26 Expired JPH0143135Y2 (ja)

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JPH061208Y2 (ja) * 1988-07-01 1994-01-12 芦森工業株式会社 ミクロフィルター用シート
KR100361430B1 (ko) * 2000-07-14 2002-11-22 주식회사 프리챌홀딩스 극세사를 이용한 기체필터
JP2015073954A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 株式会社コーワ フィルター及び乾燥炉

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