JPH031047Y2 - - Google Patents

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JPH031047Y2
JPH031047Y2 JP1985111310U JP11131085U JPH031047Y2 JP H031047 Y2 JPH031047 Y2 JP H031047Y2 JP 1985111310 U JP1985111310 U JP 1985111310U JP 11131085 U JP11131085 U JP 11131085U JP H031047 Y2 JPH031047 Y2 JP H031047Y2
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tissue layer
yarn
yarns
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spun yarn
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は特にフイルタープレス用に好適な濾過
布に関するものである。
(ロ) 従来の技術 濾過布の織成用原糸としては、その濾過布の用
途によつて任意に選定されるものであるが、一般
的なフイルタープレス用の濾過布にあつては、経
糸および緯糸に太目の紡績糸またはマルチフイラ
メント糸が汎用され、緻密な多重織物に織成され
ている。かかる濾過布は、懸濁物質の捕集率が優
れているが反面において濾過抵抗が大きいことか
ら濾過速度が遅く、またケーキの剥離性が悪いと
いう短所を有している。上記短所を改善するた
め、例えば実開昭54−145869号公報にみられるよ
うに、原液供給側の表面が合成繊維のマルチフイ
ラメント糸で覆われ、裏面が合成繊維のバルキー
加工糸で覆われるようにした二重織物からなりか
つ表面がカレンダ加工されてなる濾過布が提案さ
れている。また濾過速度、ケーキの剥離性、濾液
の清浄度などの改善を計るべく、原糸としてモノ
フイラメント又はマルチフイラメント糸にマルチ
フイラメント糸又は紡績糸を蔓巻きしたものを用
いる方法(特開昭53−89260号)、モノフイラメン
トとマルチフイラメントとを撚合わせた原糸を用
いる方法(特開昭55−155715号)等があり、近年
にお濾過布の機能は著しく向上している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら一般的にモノフイラメントを用い
て織成された濾過布は、濾過速度、ケーキの剥離
性において優れているが、濾液の清澄度において
劣り、また原糸が紡績糸の場合には、濾液の清澄
度が良好なるも、濾過速度、ケーキの剥離性の点
において劣るなど、構成する原糸の形態によつて
相反する性能を示し、マルチフイラメント糸の場
合は上記両者の長所と欠点が相半ばした性能の濾
過布となるとされているため、濾過速度、ケーキ
剥離性に優れ更に濾液の清澄度の良好な濾過布を
得るとは至難とされていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、濾液の清澄度が良く、しかも濾過速
度、ケーキの剥離性に優れ、更に濾枠に対する良
好なパツキング性を発揮するところのフイルター
プレス用として好適な濾過布を提供するものであ
つて、液体流入面側を構成する組織層と液体流入
面側を構成する組織層とからなる二重層の濾過布
にして、液体流入側の組織層のすべて、あるいは
大部分の糸が融点差のある二種の熱接着性合成重
合体成分よりなる熱接着性複合繊維を30%以上含
有する紡績糸で構成され、液体流出面側の組織層
のすべてまたは大部分の糸が熱的に安定な嵩高糸
または紡績糸で構成され、液体流出面側の組織層
の表面が加熱加圧されて表面側の上記複合繊維の
低融点重合体成分が溶融されて表面が平滑化され
ていることを特徴としているものである。
上記した構成において、液体流入側の組織層を
形成している熱接着性複合繊維含有紡績糸の打込
み密度は、液体流出側の組織層よりも緻密である
ことが望ましく、また該紡績糸中には熱接着性繊
維を30重量%以上含有せしめることが肝要であつ
て、該熱接着性繊維の含有が30重量%未満の紡績
糸であつた場合には、表面の熱処理、例えば加熱
加圧加工による表面平滑化が不充分となり、所期
の効果を達成することが困難となる。
加熱加圧の手段としては、熱風や赤外線等によ
る非接触加熱後、表面平滑な加熱ロール又は常温
ロールを用いて加圧する方法、あるいは表面平滑
な加熱ロールを用いて加熱加圧する方法等を適用
するとよい。そして加熱温度は前記熱接着性複合
繊維の低融点重合体成分の融点以上でかつ高融点
重合体成分の融点未満の温度であることは勿論で
ある。
(ホ) 作用 液体流入面側の組織層が紡績糸によつて構成さ
れ、更にその表面側が加熱加圧されているため、
少なくとも該濾過布の液体流入面側の表面に露出
している該紡績糸中の熱接着性複合繊維の低融点
重合体成分が溶融されて毛羽状せされ、また表面
側の紡績糸の表層に位置している複合繊維の低融
点重合体成分のみが融着し高融点重合体成分が溶
融することなく繊維骨格として残存するため、紡
績糸中の繊維間〓は保持され、更に加熱加圧によ
つて表面側の紡績糸が扁平化されて紡績糸間の間
〓が縮少されて表面組織がより緻密化されている
ため、高精度な濾過作用および良好なケーキ剥離
作用を奏する。
他方液体流出面側の組織層の嵩高糸または紡績
糸は該濾過布にクツシヨン性を付与し、フイルタ
ープレス枠に対する良好なパツキング性を発揮す
る。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を示している図面について
説明すると、液体流入面1側を構成する組織層2
と、液体流出側3を構成する組織層4とが、接結
糸5によつて一体化されてなる二重織の濾過布に
して、液体流入面1側の組織層2の経糸6および
緯糸7として、高密度ポリエチレン(融点134℃)
を鞘成分とし結晶性ポリプロピレン(融点167℃)
を芯成分とする芯鞘型複合繊維を50重量%、ポリ
プロピレン繊維50重量%綿番手20Sの紡績糸の4
本撚糸条を用い経・緯密度がそれぞれ40本/イン
チの一重織の組織層4となし、両組織層2,4を
綿番手20Sのポリプロピレン紡績糸の接結糸5に
より、一体化して二重織物となす。しかるのちこ
の二重織物の組織層2の表面側を145℃の熱風に
よつて2分間加熱し、直ちに表面温度110℃の表
面平滑なロールで加圧して液体流入面側となる組
織層2の表面を平滑化して濾過布となした。
(ト) 考案の効果 このように液体流入面1側の組織層2に熱接着
性複合繊維を含有してなる紡績糸を配し、その表
面を加熱加圧しているから、組織層2が紡績糸で
構成されているにも拘わらず表面側がフイラメン
ト風の平滑性を有し、ケーキ剥離性が良好であ
る。その上組織層2の表面に露出していない紡績
糸の毛羽はその侭維持され、紡績糸特有の高精度
な濾過機能を奏するから濾液の清澄度が高い。
更に液体流出面3側の組織層4には嵩高な糸条
が配されているため濾過布に適度なクツシヨン性
を具備せしめてフイルタープレス濾枠におけるパ
ツキング性が良く、該組織層4の織密度を表面側
の組織層2の織密度より粗となすことによつて濾
過速度を向上させることができるなど、特にフイ
ルタープレス用として好適な濾過布となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示した緯糸切断組織図
である。 1は液体流入面、2は組織層、3は液体流出
面、4は組織層、5は接結糸、6,7は液体流入
面側の組織層の経糸・緯糸、8,9は液体流出面
側の組織層の経糸・緯糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体流入面側を構成する組織層と液体流出面側
    を構成する組織層とからなる二重織物にして、液
    体流入面側の組織層のすべてまたは大部分の糸が
    融点差のある2種の熱可塑性合成重合体成分より
    なる熱接着性複合繊維を30%以上含有する紡績糸
    で構成され、液体流出面側の組織層のすべてまた
    は大部分の糸が熱的に安定な嵩高加工糸、毛羽糸
    等の嵩高糸または紡績糸で構成され、液体流入面
    側の組織層の表面が加熱加圧されて表面側の上記
    熱接着性複合繊維の低融点重合体成分が溶融され
    て表面が平滑化されていることを特徴とする濾過
    布。
JP1985111310U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH031047Y2 (ja)

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