JPH0121441B2 - - Google Patents
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- JPH0121441B2 JPH0121441B2 JP58056046A JP5604683A JPH0121441B2 JP H0121441 B2 JPH0121441 B2 JP H0121441B2 JP 58056046 A JP58056046 A JP 58056046A JP 5604683 A JP5604683 A JP 5604683A JP H0121441 B2 JPH0121441 B2 JP H0121441B2
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- Japan
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- ultrasonic transducer
- echo
- core
- ultrasonic
- echo signal
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C17/00—Monitoring; Testing ; Maintaining
- G21C17/06—Devices or arrangements for monitoring or testing fuel or fuel elements outside the reactor core, e.g. for burn-up, for contamination
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/52—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
- G01S7/52017—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
- G01S7/52053—Display arrangements
- G01S7/52057—Cathode ray tube displays
- G01S7/52071—Multicolour displays; using colour coding; Optimising colour or information content in displays, e.g. parametric imaging
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Remote Sensing (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は例えば高速増殖炉の炉心上部に浮き上
つた燃料集合体等障害物の有無を確認する超音波
透視装置に関する。
つた燃料集合体等障害物の有無を確認する超音波
透視装置に関する。
第1図及び第2図により背景技術を説明する。
第1図はナトリウム冷却型原子炉の炉心上部に存
在する障害物、例えば炉心より浮上つた燃料集合
体等を超音波を用いて検出する超音波透視装置を
示し、第2図は第1図の−線に沿つた横断面
図を示している。図中符号1は冷却材として液体
金属ナトリウムを用いるナトリウム冷却型原子炉
の炉容器で、この炉容器1の内部には炉心2、炉
心上部機構3、液体金属ナトリウム4等が収容さ
れ、炉容器1の上部は遮蔽プラグ5で遮蔽されて
いる。また炉心2中には多数の燃料集合体6…が
上方より挿脱自在に装荷されており、それらの燃
量集合体6…の内部に設けられた核分裂反応によ
り熱を発生し、この熱で炉容器1の下部に設けら
れたナトリウム入口7から流入した流体金属ナト
リウム4を加熱するように構成されている。そし
てこの加熱されたナトリウム4を炉容器1の上部
に設けられたナトリウム出口8より流出させ、炉
容器1の外部に設けられている図示しない熱交換
器等を通過させ、冷却されたナトリウムを再びナ
トリウム入口7より流入させるようにしている。
第1図はナトリウム冷却型原子炉の炉心上部に存
在する障害物、例えば炉心より浮上つた燃料集合
体等を超音波を用いて検出する超音波透視装置を
示し、第2図は第1図の−線に沿つた横断面
図を示している。図中符号1は冷却材として液体
金属ナトリウムを用いるナトリウム冷却型原子炉
の炉容器で、この炉容器1の内部には炉心2、炉
心上部機構3、液体金属ナトリウム4等が収容さ
れ、炉容器1の上部は遮蔽プラグ5で遮蔽されて
いる。また炉心2中には多数の燃料集合体6…が
上方より挿脱自在に装荷されており、それらの燃
量集合体6…の内部に設けられた核分裂反応によ
り熱を発生し、この熱で炉容器1の下部に設けら
れたナトリウム入口7から流入した流体金属ナト
リウム4を加熱するように構成されている。そし
てこの加熱されたナトリウム4を炉容器1の上部
に設けられたナトリウム出口8より流出させ、炉
容器1の外部に設けられている図示しない熱交換
器等を通過させ、冷却されたナトリウムを再びナ
トリウム入口7より流入させるようにしている。
ここで、炉容器1の内部では液体金属ナトリウ
ム4が炉心2中を下から上へ流れるので、燃料集
合体6…は炉心2から浮上ることが考えられる。
図中6Aは炉心2から浮上つた燃料集合体を示し
ている。
ム4が炉心2中を下から上へ流れるので、燃料集
合体6…は炉心2から浮上ることが考えられる。
図中6Aは炉心2から浮上つた燃料集合体を示し
ている。
一方、炉心2の上方に位置する前記炉心上部機
構3は、制御棒駆動機構および各種計測器等から
構成されており、燃料交換時には炉心上部機構3
を炉心2の上方から外れる位置まで水平移動さ
せ、これに代つて燃料交換機(図示せず)を炉心
2の上方に位置させねばならない。ところが炉心
2と炉心上部機構3との間の隙間(以後コアギヤ
ツプと称する)は70mm程度しかないので、燃料交
換機を用いて炉心2内に上方から装荷された燃料
集合体6が炉心最下位置まで充分に挿入されてい
なかつた場合、又は、液体金属ナトリウム4の流
れによつて一部の燃料集合体6が6Aの如く浮上
つている場合には、そのまま炉心上部機構3を水
平移動させると炉心2より上方へ突出している燃
料集合体6Aに衝突し、その燃料集合体を破壊し
てしまうおそれがある。このため炉心上部機構を
移動する前に、炉心2より上方へ突出している浮
上り燃料集合体6Aがないかどうか、慎重に確認
しておく必要がある。ここで、炉心2は液体金属
ナトリウム4中に浸漬されており、しかも液体金
属ナトリウム4中に没した燃料集合体の様子を調
べるには、液体金属ナトリウム4中でも透視性の
良い超音波を用いた透視装置が必要となるのであ
る。そこで、炉容器1の内周面の一部には、炉心
2の上端とほぼ同一レベル位置に超音波トランス
ジユーサ9を取付けるとともに、それと対向する
炉容器1内周面には超音波反射板10を取付けて
おく。このようにして超音波トランスジユーサ9
より超音波を発信すると、液体金属ナトリウム4
中で発せられた超音波は、コアギヤツプ中に何ら
の障害物も存在しなければ超音波トランスジユー
サ9より超音波反射板10へ至る間に大幅に減衰
することはなく、反射板10で反射して超音波ト
ランスジユーサ9で受信され、超音波トランスジ
ユーサ9よりエコー信号として出力される。とこ
ろが、上記コアギヤツプに何らかの障害物、例え
ば炉心2より上方へ浮上つた燃料集合体等があれ
ば、超音波はそのコアギヤツプを通過する際に減
衰するので、エコー信号は極度に小さくなる。そ
こで、上記反射板10を円弧状に広く設置してお
き、超音波トランスジユーサ9を水平方向に旋回
させることにより、炉心上の各位置における障害
物の有無を調べることができる。そして炉心上の
どこかに障害物が存在するときは、トランスジユ
ーサ9をその方向へ向けて超音波を発信したとき
エコー信号が得られないことから、障害物の存在
を知ることができ、さらにそのときのトランスジ
ユーサの旋回方向の位置からその障害物の存在す
る方向も知ることができる。
構3は、制御棒駆動機構および各種計測器等から
構成されており、燃料交換時には炉心上部機構3
を炉心2の上方から外れる位置まで水平移動さ
せ、これに代つて燃料交換機(図示せず)を炉心
2の上方に位置させねばならない。ところが炉心
2と炉心上部機構3との間の隙間(以後コアギヤ
ツプと称する)は70mm程度しかないので、燃料交
換機を用いて炉心2内に上方から装荷された燃料
集合体6が炉心最下位置まで充分に挿入されてい
なかつた場合、又は、液体金属ナトリウム4の流
れによつて一部の燃料集合体6が6Aの如く浮上
つている場合には、そのまま炉心上部機構3を水
平移動させると炉心2より上方へ突出している燃
料集合体6Aに衝突し、その燃料集合体を破壊し
てしまうおそれがある。このため炉心上部機構を
移動する前に、炉心2より上方へ突出している浮
上り燃料集合体6Aがないかどうか、慎重に確認
しておく必要がある。ここで、炉心2は液体金属
ナトリウム4中に浸漬されており、しかも液体金
属ナトリウム4中に没した燃料集合体の様子を調
べるには、液体金属ナトリウム4中でも透視性の
良い超音波を用いた透視装置が必要となるのであ
る。そこで、炉容器1の内周面の一部には、炉心
2の上端とほぼ同一レベル位置に超音波トランス
ジユーサ9を取付けるとともに、それと対向する
炉容器1内周面には超音波反射板10を取付けて
おく。このようにして超音波トランスジユーサ9
より超音波を発信すると、液体金属ナトリウム4
中で発せられた超音波は、コアギヤツプ中に何ら
の障害物も存在しなければ超音波トランスジユー
サ9より超音波反射板10へ至る間に大幅に減衰
することはなく、反射板10で反射して超音波ト
ランスジユーサ9で受信され、超音波トランスジ
ユーサ9よりエコー信号として出力される。とこ
ろが、上記コアギヤツプに何らかの障害物、例え
ば炉心2より上方へ浮上つた燃料集合体等があれ
ば、超音波はそのコアギヤツプを通過する際に減
衰するので、エコー信号は極度に小さくなる。そ
こで、上記反射板10を円弧状に広く設置してお
き、超音波トランスジユーサ9を水平方向に旋回
させることにより、炉心上の各位置における障害
物の有無を調べることができる。そして炉心上の
どこかに障害物が存在するときは、トランスジユ
ーサ9をその方向へ向けて超音波を発信したとき
エコー信号が得られないことから、障害物の存在
を知ることができ、さらにそのときのトランスジ
ユーサの旋回方向の位置からその障害物の存在す
る方向も知ることができる。
以上のような障害物の検出を行なう超音波透視
装置をさらに詳細に説明すると次の通りである。
すなわち炉容器1の外部には超音波トランスジユ
ーサ9を旋回させる超音波トランスジユーサ駆動
機構11、超音波トランスジユーサ9の旋回方向
の位置を検出する位置検出回路12、超音波トラ
ンスジユーサ9の旋回方向の位置変化に同期して
超音波トランスジユーサ9に励起パルスを送出す
るパルサー13、エコー信号を検波し、かつ増幅
するレシーバ14、超音波反射板からのエコー信
号のみを通過させるゲート回路15、上記パルサ
ー13にパルストリガ信号を出力するとともに超
音波トランスジユーサ9の旋回角度に対応したゲ
ート時間を出力するタイミング回路16、上記ゲ
ート回路15を通過したエコー信号のピーク値を
検出するピーク値検出回路17、前記位置検出回
路12より出力された位置信号及びピーク値検出
回路17より出力されたエコー信号のピーク値か
らコアギヤツプの状態を示す透視画像信号を作成
する画像処理回路18及びこの画像処理回路18
からの透視画像信号により透視画像を表示する画
像表示装置19が設けられている。
装置をさらに詳細に説明すると次の通りである。
すなわち炉容器1の外部には超音波トランスジユ
ーサ9を旋回させる超音波トランスジユーサ駆動
機構11、超音波トランスジユーサ9の旋回方向
の位置を検出する位置検出回路12、超音波トラ
ンスジユーサ9の旋回方向の位置変化に同期して
超音波トランスジユーサ9に励起パルスを送出す
るパルサー13、エコー信号を検波し、かつ増幅
するレシーバ14、超音波反射板からのエコー信
号のみを通過させるゲート回路15、上記パルサ
ー13にパルストリガ信号を出力するとともに超
音波トランスジユーサ9の旋回角度に対応したゲ
ート時間を出力するタイミング回路16、上記ゲ
ート回路15を通過したエコー信号のピーク値を
検出するピーク値検出回路17、前記位置検出回
路12より出力された位置信号及びピーク値検出
回路17より出力されたエコー信号のピーク値か
らコアギヤツプの状態を示す透視画像信号を作成
する画像処理回路18及びこの画像処理回路18
からの透視画像信号により透視画像を表示する画
像表示装置19が設けられている。
また、超音波反射板10は第3図の如く構成さ
れている。すなわち、超音波トランスジユーサ9
から励起される超音波ビームは2次元的な広がり
をもつて照射される。このため、反射板10とし
ては周方向に細分割された小反射体を組合せ、か
つ隣接する小反射体間には超音波トランスジユー
サ9からの距離が段階的に変化するように段差
Δlを設け、各小反射体からの反射波が互いに干
渉しないように構成してある。ここで超音波ビー
ムの広がり角(以後、照射角と称する)をψとす
ると、複数(この例では7個)の小反射体10
A,10B,…10Gを階段上に組合せることに
よつて構成される単位反射板10で上記照射角ψ
をカバーするようにし、そのような単位反射板1
0を複数個、炉容器1の内周面に円弧状に配置す
るのである。なお、単位反射板10の個数は、第
2図に示す如く炉心2上方の超音波を透視すべき
範囲をカバーし得る個数とする。今第3図に示す
ように、超音波トランスジユーサ9より発信され
る超音波ビームの中心線が中央の小反射体10D
上にある状態について考察すると、パルサー13
からは、第4図に示すような各小反射体10A,
10B,…10Gからの反射波に対応する信号が
出力され、さらにレシーバ14で増幅されてエコ
ー信号Ea,Eb,…,Egとなる。このとき最大の
エコー信号は超音波ビームの中心線上にある小反
射体10Dからの反射波に対応するエコー信号
Edである。そこでこの最大エコー信号Edを基準
測定値Ep(この場合Ep=Ed)として、この基準測
定値からコアギヤツプの大きさを求め、画像表示
装置19に表示する。なお最大エコー信号からコ
アギヤツプを求めるには、例えば第5図に示すよ
うなエコー信号比とコアギヤツプ比との関係を予
め実験から求め関数化しておき画像処理回路18
により算出する構成である。すなわち第5図は、
障害物の存在しない場合のエコー信号Epsと基準
測定値Epとの比Ep/Epsをエコー信号比として横
軸にとり、炉心2および炉心上部機構3間の隙間
GsとコアギヤツプGとの比G/Gsをコアギヤツ
プ比として縦軸にとつたものである。
れている。すなわち、超音波トランスジユーサ9
から励起される超音波ビームは2次元的な広がり
をもつて照射される。このため、反射板10とし
ては周方向に細分割された小反射体を組合せ、か
つ隣接する小反射体間には超音波トランスジユー
サ9からの距離が段階的に変化するように段差
Δlを設け、各小反射体からの反射波が互いに干
渉しないように構成してある。ここで超音波ビー
ムの広がり角(以後、照射角と称する)をψとす
ると、複数(この例では7個)の小反射体10
A,10B,…10Gを階段上に組合せることに
よつて構成される単位反射板10で上記照射角ψ
をカバーするようにし、そのような単位反射板1
0を複数個、炉容器1の内周面に円弧状に配置す
るのである。なお、単位反射板10の個数は、第
2図に示す如く炉心2上方の超音波を透視すべき
範囲をカバーし得る個数とする。今第3図に示す
ように、超音波トランスジユーサ9より発信され
る超音波ビームの中心線が中央の小反射体10D
上にある状態について考察すると、パルサー13
からは、第4図に示すような各小反射体10A,
10B,…10Gからの反射波に対応する信号が
出力され、さらにレシーバ14で増幅されてエコ
ー信号Ea,Eb,…,Egとなる。このとき最大の
エコー信号は超音波ビームの中心線上にある小反
射体10Dからの反射波に対応するエコー信号
Edである。そこでこの最大エコー信号Edを基準
測定値Ep(この場合Ep=Ed)として、この基準測
定値からコアギヤツプの大きさを求め、画像表示
装置19に表示する。なお最大エコー信号からコ
アギヤツプを求めるには、例えば第5図に示すよ
うなエコー信号比とコアギヤツプ比との関係を予
め実験から求め関数化しておき画像処理回路18
により算出する構成である。すなわち第5図は、
障害物の存在しない場合のエコー信号Epsと基準
測定値Epとの比Ep/Epsをエコー信号比として横
軸にとり、炉心2および炉心上部機構3間の隙間
GsとコアギヤツプGとの比G/Gsをコアギヤツ
プ比として縦軸にとつたものである。
上記構成によるとナトリウム4の温度が変動す
ると超音波の音速が変動する為ナトリウム4の温
度によつてゲート回路15のゲート時間を補正す
る必要がある。すなわち障害物の影響を受けない
場所に基準反射板を設置し、この基準反射板から
のエコー信号の到達時間を測定し、その測定値か
らそのときの温度における超音波の音速を算出し
てゲート時間の補正を行なう。しかしながらこの
ような方法によるとゲート回路15およびタイミ
ング回路16にはきわせて高い精度が要求される
ことになり、また炉容器1に温度分布がある場合
には旋回角度に対向する反射板10からのエコー
信号の検出が不可能となつてしまう恐れがあつ
た。
ると超音波の音速が変動する為ナトリウム4の温
度によつてゲート回路15のゲート時間を補正す
る必要がある。すなわち障害物の影響を受けない
場所に基準反射板を設置し、この基準反射板から
のエコー信号の到達時間を測定し、その測定値か
らそのときの温度における超音波の音速を算出し
てゲート時間の補正を行なう。しかしながらこの
ような方法によるとゲート回路15およびタイミ
ング回路16にはきわせて高い精度が要求される
ことになり、また炉容器1に温度分布がある場合
には旋回角度に対向する反射板10からのエコー
信号の検出が不可能となつてしまう恐れがあつ
た。
本発明の目的は液体金属の温度が変化しても高
精度の測定を行なうことが可能な信頼性の高い超
音波透視装置を提供することにある。
精度の測定を行なうことが可能な信頼性の高い超
音波透視装置を提供することにある。
本発明による超音波透視装置は、原子炉容器内
に設けられ水平方向に旋回可能な超音波トランス
ジユーサと、この超音波トランスジユーサと対向
して設けられ上記超音波トランスジユーサとの距
離が各々異なる複数の小反射体からなる反射板
と、上記超音波トランスジユーサを旋回駆動する
超音波トランスジユーサ駆動機構と、前記超音波
トランスジユーサの旋回角度を検出する超音波ト
ランスジユーサ位置検出回路と、前記超音波トラ
ンスジユーサで受信した各小反射体からのエコー
信号を記憶する記憶回路と、前記超音波トランス
ジユーサ位置検出回路および前記記憶回路からの
信号を入力して画像データを作成する画像処理回
路と、この画像処理回路からの画像信号をもとに
透視画像を表示する表示装置とを具備し、前記画
像処理回路は超音波トランスジユーサからの超音
波ビームの中心が当たる小反射体からのエコー到
達時間を予め測定しておき、そのエコー到達時間
に対応するエコー信号を前記記憶回路に記憶され
た各小反射体のエコー信号から検出して前記超音
波トランスジユーサの旋回角度に対応した反射板
からのエコー信号のピーク値を検出することを特
徴とするものである。
に設けられ水平方向に旋回可能な超音波トランス
ジユーサと、この超音波トランスジユーサと対向
して設けられ上記超音波トランスジユーサとの距
離が各々異なる複数の小反射体からなる反射板
と、上記超音波トランスジユーサを旋回駆動する
超音波トランスジユーサ駆動機構と、前記超音波
トランスジユーサの旋回角度を検出する超音波ト
ランスジユーサ位置検出回路と、前記超音波トラ
ンスジユーサで受信した各小反射体からのエコー
信号を記憶する記憶回路と、前記超音波トランス
ジユーサ位置検出回路および前記記憶回路からの
信号を入力して画像データを作成する画像処理回
路と、この画像処理回路からの画像信号をもとに
透視画像を表示する表示装置とを具備し、前記画
像処理回路は超音波トランスジユーサからの超音
波ビームの中心が当たる小反射体からのエコー到
達時間を予め測定しておき、そのエコー到達時間
に対応するエコー信号を前記記憶回路に記憶され
た各小反射体のエコー信号から検出して前記超音
波トランスジユーサの旋回角度に対応した反射板
からのエコー信号のピーク値を検出することを特
徴とするものである。
すなわち従来ゲート回路によりゲート時間を設
定することにより複数の小反射体の内超音波トラ
ンスジユーサの旋回角度に対向した小反射体から
のエコー信号を検出していたのに対して、あらか
じめ算出されたエコー到達時間に対する各旋回角
度のエコー信号のピーク値を検出することにより
超音波トランスジユーサの旋回角度に対応した小
反射体からのエコー信号を検出しているので、従
来のようにナトリウムの温度によりゲート回路の
ゲート時間を補正するといつた作業は不要とな
り、ナトリウムの温度変化に影響されることなく
安定した計測を行なうことができる。また高精度
のゲート回路も使用していないので、構成も簡略
化される。さらに炉容器に温度分布があつてもそ
れに影響されることはない。
定することにより複数の小反射体の内超音波トラ
ンスジユーサの旋回角度に対向した小反射体から
のエコー信号を検出していたのに対して、あらか
じめ算出されたエコー到達時間に対する各旋回角
度のエコー信号のピーク値を検出することにより
超音波トランスジユーサの旋回角度に対応した小
反射体からのエコー信号を検出しているので、従
来のようにナトリウムの温度によりゲート回路の
ゲート時間を補正するといつた作業は不要とな
り、ナトリウムの温度変化に影響されることなく
安定した計測を行なうことができる。また高精度
のゲート回路も使用していないので、構成も簡略
化される。さらに炉容器に温度分布があつてもそ
れに影響されることはない。
第6図ないし第11図を参照して本発明の一実
施例を説明する。第6図はナトリウム冷却型原子
炉の炉心上部に存在する障害物、例えば炉心より
浮上つた燃料集合体等を超音波を用いて検出する
超音波透視装置を示し、図中101は冷却材とし
て液体金属ナトリウムを用いるナトリウム冷却型
原子炉の炉容器で、この炉容器101の内部には
炉心102、炉心上部機構103、液体金属ナト
リウム104等が収容され、炉容器101の上部
は遮蔽プラグ105で遮蔽されている。また炉心
102中には多数の燃料集合体106…が上方よ
り挿脱自在に装荷されており、それらの燃料集合
体106…の内部に設けられた核燃料は核分裂反
応により熱を発生し、この熱で炉容器101の下
部に設けられたナトリウム入口107より流入し
た液体金属ナトリウム104を加熱するように構
成されている。そしてこの加熱されたナトリウム
104を炉容器101の上部に設けられたナトリ
ウム出口108より流出させ、炉容器101の外
部に設けられている図示しない熱交換器等を通過
させ、冷却されたナトリウムを再びナトリウム入
口107より流入させるようにしている。
施例を説明する。第6図はナトリウム冷却型原子
炉の炉心上部に存在する障害物、例えば炉心より
浮上つた燃料集合体等を超音波を用いて検出する
超音波透視装置を示し、図中101は冷却材とし
て液体金属ナトリウムを用いるナトリウム冷却型
原子炉の炉容器で、この炉容器101の内部には
炉心102、炉心上部機構103、液体金属ナト
リウム104等が収容され、炉容器101の上部
は遮蔽プラグ105で遮蔽されている。また炉心
102中には多数の燃料集合体106…が上方よ
り挿脱自在に装荷されており、それらの燃料集合
体106…の内部に設けられた核燃料は核分裂反
応により熱を発生し、この熱で炉容器101の下
部に設けられたナトリウム入口107より流入し
た液体金属ナトリウム104を加熱するように構
成されている。そしてこの加熱されたナトリウム
104を炉容器101の上部に設けられたナトリ
ウム出口108より流出させ、炉容器101の外
部に設けられている図示しない熱交換器等を通過
させ、冷却されたナトリウムを再びナトリウム入
口107より流入させるようにしている。
ここで炉容器101の内部では液体金属ナトリ
ウム104が炉心102中を下から上へ流れるの
で、燃料集合体106…は炉心102から浮上る
ことが考えられる。図中106Aは炉心102よ
り浮上つた燃料集合体を示している。
ウム104が炉心102中を下から上へ流れるの
で、燃料集合体106…は炉心102から浮上る
ことが考えられる。図中106Aは炉心102よ
り浮上つた燃料集合体を示している。
一方、炉心102の上方に位置する前記炉心上
部機構103は、制御棒駆動機構や各種計測器等
から構成されており、燃料交換時には炉心上部機
構103を炉心102の上方から外れる位置まで
水平移動させ、これに代つて燃料交換機(図示せ
ず)を炉心102の上方に位置させねばならな
い。ところが炉心102と炉心上部機構103と
の間の隙間(以後、コアギヤツプと称する)は70
mm程度しかないので、燃料交換機を用いて炉心1
02内に上方より挿入された燃料集合体106…
が炉心最下位置まで充分に挿入されていなかつた
場合、又は、液体金属ナトリウム104の流れに
よつて一部の燃料集合体106が106Aの如く
浮上つている場合には、そのまま炉心上部機構1
03を水平移動させると炉心102より上方へ突
出している浮上り燃料集合体106Aに衝突し、
その燃料集合体を破壊してしまうおそれがある。
このため炉心上部機構を移動する前に、炉心10
2より上方へ突出している燃料集合体106Aが
ないかどうか、慎重に確認しておく必要がある。
ここで、炉心102は液体金属ナトリウム104
中に没しており、しかも液体金属ナトリウム10
4中に没した燃料集合体の様子を調べるには、液
体金属ナトリウム104中でも透視性の良い超音
波を用いた透視装置が必要となるのである。そこ
で、炉容器101の内周面の一部には、炉心10
2の上端とほぼ同一レベル位置に超音波トランス
ジユーサ109を取付けるとともに、それを対向
する炉容器101内周面には超音波反射板110
を取付けておく。このようにして超音波トランス
ジユーサ109より超音波を発信すると、液体金
属ナトリウム104中で発せられた超音波は、コ
アギヤツプ中に何らの障害物も存在しなければ超
音波トランスジユーサ109より超音波反射板1
10へ至る間に大幅に減衰することはなく、反射
板110で反射して超音波トランスジユーサ10
9で受信され、超音波トランスジユーサ109よ
りエコー信号として出力される。ところが、上記
コアギヤツプに何らかの障害物、例えば炉心10
2より上方へ浮上つた燃料集合体等があれば、超
音波はそのコアギヤツプを通過する際に減衰する
ので、エコー信号は極度に小さくなる。そこで、
上記反射板110を円弧状に広く設置しておき、
超音波トランスジユーサ109を水平方向に旋回
させることにより、炉心102上の各位置におけ
る障害物の有無を調べることができる。そして炉
心上のどこかに障害物が存在するときは、トラン
スジユーサ109をその方向へ向けて超音波を発
信したときエコー信号が得られないことから、障
害物の存在を知ることができ、さらにそのときの
トランスジユーサの旋回方向の位置からその障害
物の存在する方向も知ることができる。
部機構103は、制御棒駆動機構や各種計測器等
から構成されており、燃料交換時には炉心上部機
構103を炉心102の上方から外れる位置まで
水平移動させ、これに代つて燃料交換機(図示せ
ず)を炉心102の上方に位置させねばならな
い。ところが炉心102と炉心上部機構103と
の間の隙間(以後、コアギヤツプと称する)は70
mm程度しかないので、燃料交換機を用いて炉心1
02内に上方より挿入された燃料集合体106…
が炉心最下位置まで充分に挿入されていなかつた
場合、又は、液体金属ナトリウム104の流れに
よつて一部の燃料集合体106が106Aの如く
浮上つている場合には、そのまま炉心上部機構1
03を水平移動させると炉心102より上方へ突
出している浮上り燃料集合体106Aに衝突し、
その燃料集合体を破壊してしまうおそれがある。
このため炉心上部機構を移動する前に、炉心10
2より上方へ突出している燃料集合体106Aが
ないかどうか、慎重に確認しておく必要がある。
ここで、炉心102は液体金属ナトリウム104
中に没しており、しかも液体金属ナトリウム10
4中に没した燃料集合体の様子を調べるには、液
体金属ナトリウム104中でも透視性の良い超音
波を用いた透視装置が必要となるのである。そこ
で、炉容器101の内周面の一部には、炉心10
2の上端とほぼ同一レベル位置に超音波トランス
ジユーサ109を取付けるとともに、それを対向
する炉容器101内周面には超音波反射板110
を取付けておく。このようにして超音波トランス
ジユーサ109より超音波を発信すると、液体金
属ナトリウム104中で発せられた超音波は、コ
アギヤツプ中に何らの障害物も存在しなければ超
音波トランスジユーサ109より超音波反射板1
10へ至る間に大幅に減衰することはなく、反射
板110で反射して超音波トランスジユーサ10
9で受信され、超音波トランスジユーサ109よ
りエコー信号として出力される。ところが、上記
コアギヤツプに何らかの障害物、例えば炉心10
2より上方へ浮上つた燃料集合体等があれば、超
音波はそのコアギヤツプを通過する際に減衰する
ので、エコー信号は極度に小さくなる。そこで、
上記反射板110を円弧状に広く設置しておき、
超音波トランスジユーサ109を水平方向に旋回
させることにより、炉心102上の各位置におけ
る障害物の有無を調べることができる。そして炉
心上のどこかに障害物が存在するときは、トラン
スジユーサ109をその方向へ向けて超音波を発
信したときエコー信号が得られないことから、障
害物の存在を知ることができ、さらにそのときの
トランスジユーサの旋回方向の位置からその障害
物の存在する方向も知ることができる。
以上のような障害物の検出を行なう超音波透視
装置をさらに詳細に説明する。炉容器101の外
部には超音波トランスジユーサ109を旋回させ
る超音波トランスジユーサ駆動機構111、超音
波トランスジユーサ109の旋回方向の位置を検
出する位置検出回路112、超音波トランスジユ
ーサ109の旋回方向の位置変化に同期して超音
波トランスジユーサ109に励起パルスを送出す
るパルサ113、超音波トランスジユーサ109
の旋回方向の位置変化に同期してパルサ113に
トリガ信号を送るタイミング回路114、エコー
信号を検波しかつ増幅するレシーバ115、エコ
ー信号波形を記憶する記憶回路116、前記位置
検出回路112からの位置検出信号および記憶回
路116からのエコー信号波形をもとに画像処理
を行なう画像処理回路117および作成した画像
データを表示する表示装置としてのCRT118
が設けられている。
装置をさらに詳細に説明する。炉容器101の外
部には超音波トランスジユーサ109を旋回させ
る超音波トランスジユーサ駆動機構111、超音
波トランスジユーサ109の旋回方向の位置を検
出する位置検出回路112、超音波トランスジユ
ーサ109の旋回方向の位置変化に同期して超音
波トランスジユーサ109に励起パルスを送出す
るパルサ113、超音波トランスジユーサ109
の旋回方向の位置変化に同期してパルサ113に
トリガ信号を送るタイミング回路114、エコー
信号を検波しかつ増幅するレシーバ115、エコ
ー信号波形を記憶する記憶回路116、前記位置
検出回路112からの位置検出信号および記憶回
路116からのエコー信号波形をもとに画像処理
を行なう画像処理回路117および作成した画像
データを表示する表示装置としてのCRT118
が設けられている。
以上の構成においてまず超音波トランスジユー
サ109の各旋回角度毎のエコー信号波形をデジ
タル化して記憶回路116に記憶する。そしてこ
の記憶回路116に記憶されたデータをもとに画
像処理回路117により第7図に示すような表示
画像を得るための画像データを作製する。第7図
は横軸に超音波トランスジユーサ109の旋回角
度をとり、縦軸にエコー信号の到達時間をとりマ
トリクス状に表示した画像を示し各メツシユはエ
コー信号のデイジタル値を示す。なおこの画像が
CRT118上に表示されるときにはエコー信号
レベルは色別に表示される。次にこの画像データ
をもとに超音波トランスジユーサ109の旋回角
度に対応する反射板110のエコーレベル信号を
求める。これを第8図および第9図を参照して説
明する。第8図は超音波トランスジユーサ109
の旋回角度に対応するエコー到達時間とエコー信
号レベルの関係を示す図である。それぞれ各小反
射体110A〜110Gからのエコー信号がΔt
時間毎に検出される。そして例えば超音波トラン
スジユーサ109の旋回角度がθoであり、反射体
nに対向しているとすると、そのときのナトリウ
ム温度におけるエコー到達時間はtoである。この
エコー到達時間toは反射板nの複数の小反射体1
10A〜110Gの内中央に位置する小反射体1
10Dからのエコー信号の到達時間であり、計測
を開始するときにあらかじめ測定しておく。そし
て第8図においてエコー到達時間toに対応する各
旋回角度のエコー信号をとると第9図に示すよう
になり、エコー信号Eoがピーク値となる。なお
第9図は50%に減衰したときの結果を示してあ
る。このエコー信号Eoが旋回角度θoに対応する反
射板110からのエコー信号である。すなわちナ
トリウム104の温度変化によりエコー到達時間
が変動しても、変化した温度における各旋回角度
に対応した反射板10からのエコー到達時間toを
あらかじめ算出しておき、そのエコー到達時間to
に対する各旋回角度のエコーレベルのピーク値を
検出することにより、その旋回角度に対応する反
射板110からのエコー信号を測定することがで
きる。以後同様にして各エコー到達時間toにおけ
るエコー信号のピーク値を検出して各旋回角度に
対応する反射板110からのエコー信号を求め第
10図に示すような表示画像を作る為のデータを
作製する。第10図に示す表示画像は横軸に旋回
角度をとり縦軸にエコーレベルをとり、各旋回角
度におけるエコーレベルを示すものである。次に
これらの実測データと障害物の無い状態のデータ
との比(実測データ/障害物の無い状態のデー
タ)を求め、前記従来例の説明に使用した第5図
の浮き上がり特性から各旋回角度における障害物
の浮き上がり量を算出する。そして第11図に示
すような表示画像を得る為のデータを作製する。
第11図は炉心102および炉心上部機構103
を表示してその間の浮き上がり量を各旋回角度毎
に表したものであり、障害物の有無および浮き上
がり量を容易に認識することができる。
サ109の各旋回角度毎のエコー信号波形をデジ
タル化して記憶回路116に記憶する。そしてこ
の記憶回路116に記憶されたデータをもとに画
像処理回路117により第7図に示すような表示
画像を得るための画像データを作製する。第7図
は横軸に超音波トランスジユーサ109の旋回角
度をとり、縦軸にエコー信号の到達時間をとりマ
トリクス状に表示した画像を示し各メツシユはエ
コー信号のデイジタル値を示す。なおこの画像が
CRT118上に表示されるときにはエコー信号
レベルは色別に表示される。次にこの画像データ
をもとに超音波トランスジユーサ109の旋回角
度に対応する反射板110のエコーレベル信号を
求める。これを第8図および第9図を参照して説
明する。第8図は超音波トランスジユーサ109
の旋回角度に対応するエコー到達時間とエコー信
号レベルの関係を示す図である。それぞれ各小反
射体110A〜110Gからのエコー信号がΔt
時間毎に検出される。そして例えば超音波トラン
スジユーサ109の旋回角度がθoであり、反射体
nに対向しているとすると、そのときのナトリウ
ム温度におけるエコー到達時間はtoである。この
エコー到達時間toは反射板nの複数の小反射体1
10A〜110Gの内中央に位置する小反射体1
10Dからのエコー信号の到達時間であり、計測
を開始するときにあらかじめ測定しておく。そし
て第8図においてエコー到達時間toに対応する各
旋回角度のエコー信号をとると第9図に示すよう
になり、エコー信号Eoがピーク値となる。なお
第9図は50%に減衰したときの結果を示してあ
る。このエコー信号Eoが旋回角度θoに対応する反
射板110からのエコー信号である。すなわちナ
トリウム104の温度変化によりエコー到達時間
が変動しても、変化した温度における各旋回角度
に対応した反射板10からのエコー到達時間toを
あらかじめ算出しておき、そのエコー到達時間to
に対する各旋回角度のエコーレベルのピーク値を
検出することにより、その旋回角度に対応する反
射板110からのエコー信号を測定することがで
きる。以後同様にして各エコー到達時間toにおけ
るエコー信号のピーク値を検出して各旋回角度に
対応する反射板110からのエコー信号を求め第
10図に示すような表示画像を作る為のデータを
作製する。第10図に示す表示画像は横軸に旋回
角度をとり縦軸にエコーレベルをとり、各旋回角
度におけるエコーレベルを示すものである。次に
これらの実測データと障害物の無い状態のデータ
との比(実測データ/障害物の無い状態のデー
タ)を求め、前記従来例の説明に使用した第5図
の浮き上がり特性から各旋回角度における障害物
の浮き上がり量を算出する。そして第11図に示
すような表示画像を得る為のデータを作製する。
第11図は炉心102および炉心上部機構103
を表示してその間の浮き上がり量を各旋回角度毎
に表したものであり、障害物の有無および浮き上
がり量を容易に認識することができる。
以上本実施例の超音波透視装置によると、まず
エコー信号波形をデイジタル化して記憶し、これ
をもとに旋回角度に対するエコー到達時間とエコ
ーレベルの画像を作製する。次にあらかじめ算出
された各旋回角度におけるエコー到達時間毎にエ
コーレベルのピーク値を検出し、このピーク値を
各旋回角度に対する反射板110からのエコー信
号とする。したがつてナトリウム104の温度が
変化しても、それによる影響を受けずに測定する
ことができ、また従来のように高精度のゲート回
路を使用した構成ではないのでナトリウム104
の温度によつてゲート時間を補正するといつた操
作も不要となり構成も簡略化される。さらに炉容
器101に温度分布があつたとしても確実に各旋
回角度に対応する反射板110からのエコー信号
を検出することができる。
エコー信号波形をデイジタル化して記憶し、これ
をもとに旋回角度に対するエコー到達時間とエコ
ーレベルの画像を作製する。次にあらかじめ算出
された各旋回角度におけるエコー到達時間毎にエ
コーレベルのピーク値を検出し、このピーク値を
各旋回角度に対する反射板110からのエコー信
号とする。したがつてナトリウム104の温度が
変化しても、それによる影響を受けずに測定する
ことができ、また従来のように高精度のゲート回
路を使用した構成ではないのでナトリウム104
の温度によつてゲート時間を補正するといつた操
作も不要となり構成も簡略化される。さらに炉容
器101に温度分布があつたとしても確実に各旋
回角度に対応する反射板110からのエコー信号
を検出することができる。
本発明による超音波透視装置は、原子炉容器内
に設けられ水平方向に旋回可能な超音波トランス
ジユーサと、この超音波トランスジユーサと対向
して設けられ上記超音波トランスジユーサとの距
離が各々異なる複数の小反射体からなる反射板
と、上記超音波トランスジユーサを旋回駆動する
超音波トランスジユーサ駆動機構と、前記超音波
トランスジユーサの旋回角度を検出する超音波ト
ランスジユーサ位置検出回路と、前記超音波トラ
ンスジユーサで受信した各小反射体からのエコー
信号を記憶する記憶回路と、前記超音波トランス
ジユーサ位置検出回路および前記記憶回路からの
信号を入力して画像データを作成する画像処理回
路と、この画像処理回路からの画像信号をもとに
透視画像を表示する表示装置とを具備し、前記画
像処理回路は超音波トランスジユーサからの超音
波ビームの中心が当たる小反射体からのエコー到
達時間を予め測定しておき、そのエコー到達時間
に対応するエコー信号を前記記憶回路に記憶され
た各小反射体のエコー信号から検出して前記超音
波トランスジユーサの旋回角度に対応した反射板
からのエコー信号のピーク値を検出することを特
徴とするものである。
に設けられ水平方向に旋回可能な超音波トランス
ジユーサと、この超音波トランスジユーサと対向
して設けられ上記超音波トランスジユーサとの距
離が各々異なる複数の小反射体からなる反射板
と、上記超音波トランスジユーサを旋回駆動する
超音波トランスジユーサ駆動機構と、前記超音波
トランスジユーサの旋回角度を検出する超音波ト
ランスジユーサ位置検出回路と、前記超音波トラ
ンスジユーサで受信した各小反射体からのエコー
信号を記憶する記憶回路と、前記超音波トランス
ジユーサ位置検出回路および前記記憶回路からの
信号を入力して画像データを作成する画像処理回
路と、この画像処理回路からの画像信号をもとに
透視画像を表示する表示装置とを具備し、前記画
像処理回路は超音波トランスジユーサからの超音
波ビームの中心が当たる小反射体からのエコー到
達時間を予め測定しておき、そのエコー到達時間
に対応するエコー信号を前記記憶回路に記憶され
た各小反射体のエコー信号から検出して前記超音
波トランスジユーサの旋回角度に対応した反射板
からのエコー信号のピーク値を検出することを特
徴とするものである。
すなわち従来ゲート回路によりゲート時間を設
定することにより複数の小反射体の内超音波トラ
ンスジユーサの旋回角度に対向した小反射体から
のエコー信号を検出していたのに対して、あらか
じめ算出されたエコー到達時間に対する各旋回角
度のエコー信号のピーク値を検出することにより
超音波トランスジユーサの旋回角度に対向した小
反射体からのエコー信号を検出している。したが
つて、従来のようにナトリウムの温度によりゲー
ト回路のゲート時間を補正するといつた作業は不
要となり、ナトリウムの温度変化に影響されるこ
となく安定した計測を行なうことができる。また
高精度のゲート回路も使用していないので、構成
も簡略化される。さらに炉容器に温度分布があつ
てもそれに影響されることはない等その効果は大
である。
定することにより複数の小反射体の内超音波トラ
ンスジユーサの旋回角度に対向した小反射体から
のエコー信号を検出していたのに対して、あらか
じめ算出されたエコー到達時間に対する各旋回角
度のエコー信号のピーク値を検出することにより
超音波トランスジユーサの旋回角度に対向した小
反射体からのエコー信号を検出している。したが
つて、従来のようにナトリウムの温度によりゲー
ト回路のゲート時間を補正するといつた作業は不
要となり、ナトリウムの温度変化に影響されるこ
となく安定した計測を行なうことができる。また
高精度のゲート回路も使用していないので、構成
も簡略化される。さらに炉容器に温度分布があつ
てもそれに影響されることはない等その効果は大
である。
第1図ないし第5図は従来例を示す図で、第1
図は超音波透視装置の概略構成図、第2図は第1
図の−断面図、第3図は超音波トランスジユ
ーサと反射板との関係を示す図、第4図はレシー
バから出力されるエコー信号のタイミング図、第
5図はエコー信号とコアギヤツプとの関係を示す
図である。第6図ないし第11図は本発明の一実
施例を示す図で、第6図は超音波透視装置の概略
構成図、第7図はCRTに表示される画像を示す
図、第8図および第9図は旋回角度、エコー信号
のピーク値およびエコー到達時間との関係を示す
図、第10図および第11図はCRTに表示され
る画像を示す図である。 109……超音波トランスジユーサ、110…
…反射板、111……トランスジユーサ駆動機
構、112……超音波トランスジユーサ位置検出
回路、113……パルサ、115……レシーバ、
116……記憶回路、117……画像処理回路、
118……表示装置。
図は超音波透視装置の概略構成図、第2図は第1
図の−断面図、第3図は超音波トランスジユ
ーサと反射板との関係を示す図、第4図はレシー
バから出力されるエコー信号のタイミング図、第
5図はエコー信号とコアギヤツプとの関係を示す
図である。第6図ないし第11図は本発明の一実
施例を示す図で、第6図は超音波透視装置の概略
構成図、第7図はCRTに表示される画像を示す
図、第8図および第9図は旋回角度、エコー信号
のピーク値およびエコー到達時間との関係を示す
図、第10図および第11図はCRTに表示され
る画像を示す図である。 109……超音波トランスジユーサ、110…
…反射板、111……トランスジユーサ駆動機
構、112……超音波トランスジユーサ位置検出
回路、113……パルサ、115……レシーバ、
116……記憶回路、117……画像処理回路、
118……表示装置。
Claims (1)
- 1 原子炉容器内に設けられ水平方向に旋回可能
な超音波トランスジユーサと、この超音波トラン
スジユーサと対向して設けられ上記超音波トラン
スジユーサとの距離が各々異なる複数の小反射体
からなる反射板と、上記超音波トランスジユーサ
を旋回駆動する超音波トランスジユーサ駆動機構
と、前記超音波トランスジユーサの旋回角度を検
出する超音波トランスジユーサ位置検出回路と、
前記超音波トランスジユーサで受信した各小反射
体からのエコー信号を記憶する記憶回路と、前記
超音波トランスジユーサ位置検出回路および前記
記憶回路からの信号を入力して画像データを作成
する画像処理回路と、この画像処理回路からの画
像信号をもとに透視画像を表示する表示装置とを
具備し、前記画像処理回路は超音波トランスジユ
ーサからの超音波ビームの中心が当たる小反射体
からのエコー到達時間を予め測定しておき、その
エコー到達時間に対応するエコー信号を前記記憶
回路に記憶された各小反射体のエコー信号から検
出して前記超音波トランスジユーサの旋回角度に
対応した反射板からのエコー信号のピーク値を検
出することを特徴とする超音波透視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58056046A JPS59180415A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 超音波透視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58056046A JPS59180415A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 超音波透視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59180415A JPS59180415A (ja) | 1984-10-13 |
| JPH0121441B2 true JPH0121441B2 (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=13016139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58056046A Granted JPS59180415A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 超音波透視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59180415A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57186107A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-16 | Toshiba Corp | Ultrasonic penetration device |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP58056046A patent/JPS59180415A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59180415A (ja) | 1984-10-13 |
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