JPH01214757A - 金属薄板の深絞り性評価装置 - Google Patents
金属薄板の深絞り性評価装置Info
- Publication number
- JPH01214757A JPH01214757A JP63041639A JP4163988A JPH01214757A JP H01214757 A JPH01214757 A JP H01214757A JP 63041639 A JP63041639 A JP 63041639A JP 4163988 A JP4163988 A JP 4163988A JP H01214757 A JPH01214757 A JP H01214757A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmitter
- rolling direction
- ultrasonic
- sample
- ultrasonic wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は低炭素冷延鋼板等の圧延された金属薄板の深絞
り性を評価するのに使用する装置に関する。
り性を評価するのに使用する装置に関する。
自動車、家電製品等の製品の外装に用いられる冷延鋼板
は一般に、プレス成形によって深絞り加工が施されるた
め、その加工性特に深絞り性が重要視されているが、該
深絞り性は、前記鋼板が伸ばされたときに生じる板幅方
向の歪みと板厚方向の歪みとの比、所謂塑性歪み比(ラ
ンクフォード値又はr値ともいう)によって評価されて
いる。
は一般に、プレス成形によって深絞り加工が施されるた
め、その加工性特に深絞り性が重要視されているが、該
深絞り性は、前記鋼板が伸ばされたときに生じる板幅方
向の歪みと板厚方向の歪みとの比、所謂塑性歪み比(ラ
ンクフォード値又はr値ともいう)によって評価されて
いる。
そして、該深絞り性を評価すべ(塑性歪み比を求めるに
は、次に述べるような方法が用いられている。例えば引
張り試験を行って塑性歪み比を直接的に求める直接法が
用いられている。該直接法による場合は、前記鋼板から
引張り試験片を採取し、該引張り試験片に対して15〜
20%の伸びを与える車軸引張り試験を行い、それによ
って生じた板幅方向の歪みと板厚方向の歪みとを実測す
ることによって塑性歪み比(r ”” j! n(W/
We/ 7!n(t/lo) 。
は、次に述べるような方法が用いられている。例えば引
張り試験を行って塑性歪み比を直接的に求める直接法が
用いられている。該直接法による場合は、前記鋼板から
引張り試験片を採取し、該引張り試験片に対して15〜
20%の伸びを与える車軸引張り試験を行い、それによ
って生じた板幅方向の歪みと板厚方向の歪みとを実測す
ることによって塑性歪み比(r ”” j! n(W/
We/ 7!n(t/lo) 。
讐、匈。、1,1. :引き伸し前後の試験片の板巾
、板厚)を直接的に求める。なお実際に用いられる塑性
歪み比としては、次式によって与えられる面内平均値7
が採用される。
、板厚)を直接的に求める。なお実際に用いられる塑性
歪み比としては、次式によって与えられる面内平均値7
が採用される。
r” (roO+2 r4s・+ rqo・) / 4
・=(1)但し、r6・ :圧延方向に沿って採取
した引張り試験片による塑性歪み比 r4s・ :圧延方向に対して45°方向に採取した引
張り試験片による塑性 歪み比 r、。・ :圧延方向に対して直交する方向に採取した
引張り試験片による 塑性歪み比 また所定の大きさのサンプルを共振させることによって
求めたヤング率から塑性歪み比を推定する共振法も用い
られる。該共振法による場合は、先ず前記鋼板から所定
の大きさのサンプルを採取し、該サンプルに対して電磁
誘導にて磁気歪みを与えて該サンプルを共振させる。そ
して共振するサンプルの共振周波数を電磁誘導にて求め
、該共振周波数よりサンプルのヤング率を求める。なお
実際に用いられるヤング率としては次式によって与えら
れる平均ヤング率πが採用される。
・=(1)但し、r6・ :圧延方向に沿って採取
した引張り試験片による塑性歪み比 r4s・ :圧延方向に対して45°方向に採取した引
張り試験片による塑性 歪み比 r、。・ :圧延方向に対して直交する方向に採取した
引張り試験片による 塑性歪み比 また所定の大きさのサンプルを共振させることによって
求めたヤング率から塑性歪み比を推定する共振法も用い
られる。該共振法による場合は、先ず前記鋼板から所定
の大きさのサンプルを採取し、該サンプルに対して電磁
誘導にて磁気歪みを与えて該サンプルを共振させる。そ
して共振するサンプルの共振周波数を電磁誘導にて求め
、該共振周波数よりサンプルのヤング率を求める。なお
実際に用いられるヤング率としては次式によって与えら
れる平均ヤング率πが採用される。
V = (Eoe + 2 Easo” E*oo)
/ 4 −(2)但し、Eo・ :圧延方向に沿って採
取したサンプルのヤング率 E45・ :圧延方向に対して45°方向に採取したサ
ンプルのヤング率 E96・ :圧延方向に対して直交する方向に採取した
サンプルのヤング率 かくして求められた平均ヤング率[は塑性歪み比(面内
平均値)7との間で相関関係があるため、該相関関係に
基づいて塑性歪み比?を求める。
/ 4 −(2)但し、Eo・ :圧延方向に沿って採
取したサンプルのヤング率 E45・ :圧延方向に対して45°方向に採取したサ
ンプルのヤング率 E96・ :圧延方向に対して直交する方向に採取した
サンプルのヤング率 かくして求められた平均ヤング率[は塑性歪み比(面内
平均値)7との間で相関関係があるため、該相関関係に
基づいて塑性歪み比?を求める。
またX線回折によって特定結晶方位によって進路変更さ
れるX線の強度から塑性歪み比を求めるX線法も用いら
れる。該X線法による場合は、試料として前記鋼板から
試験片、サンプル等を採取せず、試料としての前記鋼板
に直接X線を照射する。そして該X線は試料に特定な結
晶面にて回折されるが、その回折により進路変更されて
くるX線の強度を測定することによって試料の集合組織
を推定し、それによって塑性歪み比を導き出す。
れるX線の強度から塑性歪み比を求めるX線法も用いら
れる。該X線法による場合は、試料として前記鋼板から
試験片、サンプル等を採取せず、試料としての前記鋼板
に直接X線を照射する。そして該X線は試料に特定な結
晶面にて回折されるが、その回折により進路変更されて
くるX線の強度を測定することによって試料の集合組織
を推定し、それによって塑性歪み比を導き出す。
かかるX線法は、前述の直接法、共振法等のように公式
に認められた方法ではないが、非破壊測定による評価が
可能であるという利点がある。
に認められた方法ではないが、非破壊測定による評価が
可能であるという利点がある。
かくして塑性歪み比を求めて深絞り性を評価する従来方
法にあっては、次に述べるような問題点があった。即ち
、前記直接法による場合は引張り試験片の採取及び歪み
の実測に多大な時間及び労力がかかるという問題点があ
り、また前記共振法による場合もサンプル採取に伴う作
業効率の低下は避けられないという問題点があった。し
かも上述の方法はいずれも原理的に破壊測定が必要とな
るため、オンライン的な評価方法としては適切な方法で
あるとはいい難かった。一方、前記X線法による場合は
、非破壊測定による評価が可能となってオンライン的に
適切な評価方法となり得るものの、使用する装置がかな
り大掛かりなものとなって経費が嵩む上、塑性歪み比の
測定精度を一定の水準に保つためには10秒/同程度の
間隔にて塑性歪み比を求める必要があってオンライン的
な評価方法としてはやはり不満が残るという問題点があ
った。
法にあっては、次に述べるような問題点があった。即ち
、前記直接法による場合は引張り試験片の採取及び歪み
の実測に多大な時間及び労力がかかるという問題点があ
り、また前記共振法による場合もサンプル採取に伴う作
業効率の低下は避けられないという問題点があった。し
かも上述の方法はいずれも原理的に破壊測定が必要とな
るため、オンライン的な評価方法としては適切な方法で
あるとはいい難かった。一方、前記X線法による場合は
、非破壊測定による評価が可能となってオンライン的に
適切な評価方法となり得るものの、使用する装置がかな
り大掛かりなものとなって経費が嵩む上、塑性歪み比の
測定精度を一定の水準に保つためには10秒/同程度の
間隔にて塑性歪み比を求める必要があってオンライン的
な評価方法としてはやはり不満が残るという問題点があ
った。
そこで、本発明者等は、従来の直接法、共振法等と異な
ってオンライン的な評価方法として適切な非破壊測定に
よる評価が可能である上、従来のX線法に比しては簡易
且つ迅速に塑性歪み比を求め得る手段として、圧延され
た金属薄板中に80モードの超音波板波を圧延方向と圧
延方向に対して45°だけ傾斜する方向(以下圧延45
°方向という)と圧延方向に対して直交する方向(以下
圧延直交方向という)との3方向に一定距離だけ伝播さ
せてその各伝播時間を測定し、その測定値より得た音速
に関するデータを用いて塑性歪み比を求める手段を創案
した。なお前記3方向に伝播する超音波板波の各伝播時
間を測定するには、前記3方向へ超音波板波を夫々送信
する各送信子と該送信子から送信された超音波板波を一
定距離を隔てて夫々受信する各受信子とからなる3対の
送受信子が用いられる。
ってオンライン的な評価方法として適切な非破壊測定に
よる評価が可能である上、従来のX線法に比しては簡易
且つ迅速に塑性歪み比を求め得る手段として、圧延され
た金属薄板中に80モードの超音波板波を圧延方向と圧
延方向に対して45°だけ傾斜する方向(以下圧延45
°方向という)と圧延方向に対して直交する方向(以下
圧延直交方向という)との3方向に一定距離だけ伝播さ
せてその各伝播時間を測定し、その測定値より得た音速
に関するデータを用いて塑性歪み比を求める手段を創案
した。なお前記3方向に伝播する超音波板波の各伝播時
間を測定するには、前記3方向へ超音波板波を夫々送信
する各送信子と該送信子から送信された超音波板波を一
定距離を隔てて夫々受信する各受信子とからなる3対の
送受信子が用いられる。
然るに、6対の送受信子の測定位置、評価対象の金属薄
板等が変化した場合、送受信子の性能及びその他の送受
条件が一定であっても、受信子にて得られる受信エコー
の波形が変化するため、該受信エコーに基づいて受信子
による超音波板波の受信のタイミングを正確に読み取る
ことは困難になるという問題があった。
板等が変化した場合、送受信子の性能及びその他の送受
条件が一定であっても、受信子にて得られる受信エコー
の波形が変化するため、該受信エコーに基づいて受信子
による超音波板波の受信のタイミングを正確に読み取る
ことは困難になるという問題があった。
第4図(イ)、(ロ)、(ハ)は同一の受信子にて得た
受信エコーであっても評価対象の金属薄板が変化した場
合には該受信エコーの波形が変化する実例を示したもの
である。かくして受信エコーの波形が変化する場合、一
定の閾値Tを定めてそれを上回る点から前記受信タイミ
ングを読み取るとしても、(イ)の場合は2番目の波を
、(ロ)の場合は1番目の波を、(ハ)の場合は3番目
の波を夫々読み取り、最大2波に及ぶ読み取り誤差が生
じ、その誤差を前記超音波板波の音速誤差に換算すると
約±500m/sの誤差となる(但し、探傷周波数は5
00kHzとし送受信子の相互離隔距離は1001■と
する)、これに対し、実際には±lOm/s以内の精度
が必要とされるので、前記誤差の発生は大きな問題とな
る。
受信エコーであっても評価対象の金属薄板が変化した場
合には該受信エコーの波形が変化する実例を示したもの
である。かくして受信エコーの波形が変化する場合、一
定の閾値Tを定めてそれを上回る点から前記受信タイミ
ングを読み取るとしても、(イ)の場合は2番目の波を
、(ロ)の場合は1番目の波を、(ハ)の場合は3番目
の波を夫々読み取り、最大2波に及ぶ読み取り誤差が生
じ、その誤差を前記超音波板波の音速誤差に換算すると
約±500m/sの誤差となる(但し、探傷周波数は5
00kHzとし送受信子の相互離隔距離は1001■と
する)、これに対し、実際には±lOm/s以内の精度
が必要とされるので、前記誤差の発生は大きな問題とな
る。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、従来
の直接法、共振法等と異なってオンライン的な評価が可
能であり、従来のX線法に比して簡易且つ迅速に塑性歪
み比を求めることができる、より実用的な金属薄板の深
絞り性評価方法を実施するに際し、前記問題を解決して
その評価精度を向上させ得る装置を提供することを目的
としている。
の直接法、共振法等と異なってオンライン的な評価が可
能であり、従来のX線法に比して簡易且つ迅速に塑性歪
み比を求めることができる、より実用的な金属薄板の深
絞り性評価方法を実施するに際し、前記問題を解決して
その評価精度を向上させ得る装置を提供することを目的
としている。
本発明に係る深絞り性評価装置は、圧延された金属薄板
中に30モードの超音波板波を圧延方向と圧延方向に対
して45゛だけ傾斜する方向と圧延方向に対して直交す
る方向との3方向に一定距離だけ伝播させてその各伝播
時間を測定すべく、前記超音波板波を前記3方向へ送信
する送信子と、該送信子から送信された超音波板波を前
記一定距離を隔てて受信する受信子とを設けると共に、
該送受信子を用いて得た前記伝播時間の測定値から前記
超音波の音速を求めてそのデータに基づいて塑性歪み比
を演算する演算手段を設けた深絞り性評価装置において
、前記受信子はいずれも、同一形状である一対のプロー
ブコイルが相互に絶縁されつつ二層に配置されてなり、
しかもその両プロ、 −ブコイルは前記超音波板波の
伝播方向へ、その波長よりも十分小さい距離だけずらさ
れていることを特徴とする。
中に30モードの超音波板波を圧延方向と圧延方向に対
して45゛だけ傾斜する方向と圧延方向に対して直交す
る方向との3方向に一定距離だけ伝播させてその各伝播
時間を測定すべく、前記超音波板波を前記3方向へ送信
する送信子と、該送信子から送信された超音波板波を前
記一定距離を隔てて受信する受信子とを設けると共に、
該送受信子を用いて得た前記伝播時間の測定値から前記
超音波の音速を求めてそのデータに基づいて塑性歪み比
を演算する演算手段を設けた深絞り性評価装置において
、前記受信子はいずれも、同一形状である一対のプロー
ブコイルが相互に絶縁されつつ二層に配置されてなり、
しかもその両プロ、 −ブコイルは前記超音波板波の
伝播方向へ、その波長よりも十分小さい距離だけずらさ
れていることを特徴とする。
かかる本発明装置による場合は、前記受信子の両プロー
ブコイルにて夫々測定される前記超音波板波の受信のタ
イミングが、該プローブコイル相互間のずれを前記超音
波板波の音速にて除した分だけ異なることとなり、再受
信波間には一定の位相差が生じる。しかも本発明装置に
あっては前記ずれが前記超音波板波の波長よりも十分に
小さい距離に設定されているので、前記両プローブコイ
ルにて夫々測定される両受信波の位相差より、前記超音
波板波の音速を正確に求めることができる。
ブコイルにて夫々測定される前記超音波板波の受信のタ
イミングが、該プローブコイル相互間のずれを前記超音
波板波の音速にて除した分だけ異なることとなり、再受
信波間には一定の位相差が生じる。しかも本発明装置に
あっては前記ずれが前記超音波板波の波長よりも十分に
小さい距離に設定されているので、前記両プローブコイ
ルにて夫々測定される両受信波の位相差より、前記超音
波板波の音速を正確に求めることができる。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明装置の全体的な構成を模式的に示す説明
図であり、図中10は、S0モードの超音波板波を送受
するセンサ部を示している。そして該センサ部10は第
2図にも示す如く、試料としての冷延鋼板(以下単に試
料Pという)の圧延方向ヘ一定距離だけ伝播する前記゛
超音波板波を送受するために試料P上に配される圧延方
向伝播板波探触子11と、試料Pの圧延45°方向へ一
定距離だけ伝播する前記超音波板波を送受するために試
料P上に配される圧延45°方向伝播板波探触子12と
、試料Pの圧延直交方向へ一定距離だけ伝播する前記超
音波板波を送受するために試料P上に配される圧延直交
方向伝播板波探触子13とからなっている。
図であり、図中10は、S0モードの超音波板波を送受
するセンサ部を示している。そして該センサ部10は第
2図にも示す如く、試料としての冷延鋼板(以下単に試
料Pという)の圧延方向ヘ一定距離だけ伝播する前記゛
超音波板波を送受するために試料P上に配される圧延方
向伝播板波探触子11と、試料Pの圧延45°方向へ一
定距離だけ伝播する前記超音波板波を送受するために試
料P上に配される圧延45°方向伝播板波探触子12と
、試料Pの圧延直交方向へ一定距離だけ伝播する前記超
音波板波を送受するために試料P上に配される圧延直交
方向伝播板波探触子13とからなっている。
前記各板波探触子11,12.13は具体的には第2図
(底面図)に示す如く、長さ方向が圧延方向に一一致す
るように配され該方向へ前記超音波板波を送信する送信
子11aと長さ方向が圧延45°方向に一致するように
配され該方向へ前記超音波板波を送信する送信子12a
と長さ方向が圧延直交方向に一致するように配され該方
向へ前記超音波板波を送信する送信子13aとの王者が
同一個所にまとめられて一体的に配された送信プローブ
群、及び前記送信子11aより一定距離を隔てると共に
その長さ方向延長線上に配置され該送信子11aからの
超音波板波を受信する受信子11bと前記送信子12a
より一定距離を隔てると共にその長さ方向延長線上に配
置され該送信子12aからの超音波板波を受信する受信
子12bと前記送信子13aより一定距離を隔てると共
にその長さ方向延長線上に配置され該送信子13aから
の超音波板波を受信する受信子13bとの王者が個別に
配された受信プローブ群からなる。なお、第2図中の1
0aは前記送信子11a、 12a。
(底面図)に示す如く、長さ方向が圧延方向に一一致す
るように配され該方向へ前記超音波板波を送信する送信
子11aと長さ方向が圧延45°方向に一致するように
配され該方向へ前記超音波板波を送信する送信子12a
と長さ方向が圧延直交方向に一致するように配され該方
向へ前記超音波板波を送信する送信子13aとの王者が
同一個所にまとめられて一体的に配された送信プローブ
群、及び前記送信子11aより一定距離を隔てると共に
その長さ方向延長線上に配置され該送信子11aからの
超音波板波を受信する受信子11bと前記送信子12a
より一定距離を隔てると共にその長さ方向延長線上に配
置され該送信子12aからの超音波板波を受信する受信
子12bと前記送信子13aより一定距離を隔てると共
にその長さ方向延長線上に配置され該送信子13aから
の超音波板波を受信する受信子13bとの王者が個別に
配された受信プローブ群からなる。なお、第2図中の1
0aは前記送信子11a、 12a。
13a上に配された電磁石である。
そして前記受信子11bは、その断面を示す第3図をみ
ると明らかなように、同一形状である一対のプローブコ
イル1lba、 1lbbが相互に絶縁されつつ上下二
層に配置されてなり、しかもその両プローブコイル1l
ha、 1lbbは前記超音波板波の伝播方向へ、その
波長よりも十分小さい距離Sだけずらされている。なお
図中のl1bcは前記両プローブコイル1lba、 1
lbb上に配された電磁石である。
ると明らかなように、同一形状である一対のプローブコ
イル1lba、 1lbbが相互に絶縁されつつ上下二
層に配置されてなり、しかもその両プローブコイル1l
ha、 1lbbは前記超音波板波の伝播方向へ、その
波長よりも十分小さい距離Sだけずらされている。なお
図中のl1bcは前記両プローブコイル1lba、 1
lbb上に配された電磁石である。
また、前記受信子12b及び13bも上述の受信子11
bと同様の構造とされ、上下一対のプローブコイル12
ba、 12bb及び13ba、 13bbとその上に
配される電磁石12bc及び13bcとの組合せからな
っている。
bと同様の構造とされ、上下一対のプローブコイル12
ba、 12bb及び13ba、 13bbとその上に
配される電磁石12bc及び13bcとの組合せからな
っている。
前記各探触子11.12.13は、パルサ及びレシーバ
を備える超音波探傷器21,22.23に夫々接続され
ており、また該超音波探傷器21,22.23は伝播時
間測定器31,32.33に夫々接続されている。そし
て該超音波探傷器31.32.33においては、超音波
探傷器21゜22.23で個々に得られる超音波波形か
ら、前記3種類の超音波板波が一定距離だけ伝播するの
に要する伝播時間T0・、T4.・l T9゜・が個々
に測定される。かくして測定される伝播時間T、・。
を備える超音波探傷器21,22.23に夫々接続され
ており、また該超音波探傷器21,22.23は伝播時
間測定器31,32.33に夫々接続されている。そし
て該超音波探傷器31.32.33においては、超音波
探傷器21゜22.23で個々に得られる超音波波形か
ら、前記3種類の超音波板波が一定距離だけ伝播するの
に要する伝播時間T0・、T4.・l T9゜・が個々
に測定される。かくして測定される伝播時間T、・。
T4.・l T9゜0に関するデータは演算器4oへ入
力される。そして該演算器4oはそのデータを用いて試
料Pの結晶方位分布関数の展開係数w4゜。1w4.。
力される。そして該演算器4oはそのデータを用いて試
料Pの結晶方位分布関数の展開係数w4゜。1w4.。
を求める。そして上述の如く求められた展開係数W4゜
。、W44゜に関するデータは換算器5oへ入力され、
該換算器50はそのデータを用いて塑性歪み比の面内平
均値7及び面内方位差Δrを換算する。
。、W44゜に関するデータは換算器5oへ入力され、
該換算器50はそのデータを用いて塑性歪み比の面内平
均値7及び面内方位差Δrを換算する。
そして該換算器50にて求められた結果は表示器6゜に
表示されるようになっている。
表示されるようになっている。
次に、前記演算器40にて行われる演算及び前記換算器
50にて行われる換算の根拠となる考え方について説明
する。
50にて行われる換算の根拠となる考え方について説明
する。
先ず、試料Pの結晶方位分布を考えるに、その結晶方位
分布関数F(ξ、ψ、φ)は次式にて表される。
分布関数F(ξ、ψ、φ)は次式にて表される。
・・・(3)
但し、ξ、ψ、φ:結晶軸と試料に固定した軸との間の
関係を示すオイラ 一角 Z、□ :展開関数 W07 :展開係数 そして試料Pが立方晶の結晶からなる直交異方性を持つ
斜方晶系とすると、S0モードの超音波板波が角度θ(
圧延方向に対する角度)方向へ伝播する速度■(θ)は
、速度分散を考慮した次式を用いて計算できる。
関係を示すオイラ 一角 Z、□ :展開関数 W07 :展開係数 そして試料Pが立方晶の結晶からなる直交異方性を持つ
斜方晶系とすると、S0モードの超音波板波が角度θ(
圧延方向に対する角度)方向へ伝播する速度■(θ)は
、速度分散を考慮した次式を用いて計算できる。
λ+2 μ
但し、λ、μ:ラメの定数
ρ :試料Pの密度
f :探傷周波数
d :試料Pの板厚の半分
C:弾性定数
W4゜。1W42゜、W44゜:試料Pの結晶方位分布
関数を球展開したとき の展開係数 ところで、試料P即ち冷延鋼板において発生し深絞り性
に影響を与える代表的な結晶方位としては、(110)
<110>、 (111) <112>、 (110
) <001>。
関数を球展開したとき の展開係数 ところで、試料P即ち冷延鋼板において発生し深絞り性
に影響を与える代表的な結晶方位としては、(110)
<110>、 (111) <112>、 (110
) <001>。
(100) <011> 、 (100) <001
>等が考えられるが、これらの結晶方位の存在確率が1
である場合、展開係数W07は計算することが可能であ
る。また逆に展開係数W t m hが分かれば、塑性
歪み比の面内平均値7及び面内方位差Δrの値が予測で
きることになる。
>等が考えられるが、これらの結晶方位の存在確率が1
である場合、展開係数W07は計算することが可能であ
る。また逆に展開係数W t m hが分かれば、塑性
歪み比の面内平均値7及び面内方位差Δrの値が予測で
きることになる。
具体的には、下記(4)式より導かれる下記(5)式。
(6)式を用いて展開係数W4゜。、W、4゜を求める
ことができる。
ことができる。
W2O3= (V”(0’)+ 2 V”(45°)+
V2(90°)−4V。′ ) /4八D
・・・(5)W44)= (V”
(0”)引<V”(45°)+V”(90°)) /4
CD・・・(6) 但し、 4μ (λ十μ) λ+2μ C: −770 35ρ なおかかる演算は演算器40にて行われる。
V2(90°)−4V。′ ) /4八D
・・・(5)W44)= (V”
(0”)引<V”(45°)+V”(90°)) /4
CD・・・(6) 但し、 4μ (λ十μ) λ+2μ C: −770 35ρ なおかかる演算は演算器40にて行われる。
そして、前記展開係数W4゜。と塑性歪み比の面内平均
値下とは一定の相関関係を示し、かかる相関関係に基づ
き、展開係数W4゜。から塑性歪み比の面内平均値7が
換算できる。また前記展開係数W44゜と塑性歪み比の
面内方位差Δrとは一定の相関関係を示し、かかる相関
関係に基づき、展開係数W44゜から塑性歪み比の面内
方位差が換算できる。なおかかる換算は換算器50にて
行われる。
値下とは一定の相関関係を示し、かかる相関関係に基づ
き、展開係数W4゜。から塑性歪み比の面内平均値7が
換算できる。また前記展開係数W44゜と塑性歪み比の
面内方位差Δrとは一定の相関関係を示し、かかる相関
関係に基づき、展開係数W44゜から塑性歪み比の面内
方位差が換算できる。なおかかる換算は換算器50にて
行われる。
かかる本発明装置を用いて試料P即ち金属薄板の塑性歪
み比(詳しくはその面内平均値下及び面内方位差Δr)
を上述の如く求めるに際し、前記受信子11bを用いて
試料Pの圧延方向へ伝播する超音波板波を受信する場合
、その受信のタイミングはプローブコイル1lba、
1lbb相互間のずれSを前記超音波板波の音速Vにて
除した分だけ異なることとなり、再受信波間には位相差
φ(ラジアン)が生じる。しかも前記ずれSは前記超音
波板波の波長よりも十分に小さい距離とされているため
、前記両プローブコイル1lba、 1lbbにて夫々
測定される両受倍波の位相差φより、下記(7)式、(
8)式に示す如く、前記超音波板波の音速■を正確に求
めることができる。
み比(詳しくはその面内平均値下及び面内方位差Δr)
を上述の如く求めるに際し、前記受信子11bを用いて
試料Pの圧延方向へ伝播する超音波板波を受信する場合
、その受信のタイミングはプローブコイル1lba、
1lbb相互間のずれSを前記超音波板波の音速Vにて
除した分だけ異なることとなり、再受信波間には位相差
φ(ラジアン)が生じる。しかも前記ずれSは前記超音
波板波の波長よりも十分に小さい距離とされているため
、前記両プローブコイル1lba、 1lbbにて夫々
測定される両受倍波の位相差φより、下記(7)式、(
8)式に示す如く、前記超音波板波の音速■を正確に求
めることができる。
φ=2πf□ ・・・(7)■
φ
但し、f:探傷周波数(MH2)
■:板波速度(++n/μs)
S:ずれ(11)
なお、前記受信子12bを用いた試料Pの圧延45゜方
向へ伝播する超音波板波を受信する場合、また前記受信
子13bを用いて試料Pの圧延直交方向へ伝播する超音
波板波を受信する場合にも、上述の場合と同様、超音波
板波の音速の正確な演算が行える。
向へ伝播する超音波板波を受信する場合、また前記受信
子13bを用いて試料Pの圧延直交方向へ伝播する超音
波板波を受信する場合にも、上述の場合と同様、超音波
板波の音速の正確な演算が行える。
かくして正確に演算された超音波板波の音速を用いて前
記塑性歪み比を演算する場合は、その演算精度が向上し
、金属薄板の深絞り性が適正に評価されることとなる。
記塑性歪み比を演算する場合は、その演算精度が向上し
、金属薄板の深絞り性が適正に評価されることとなる。
以上詳述した如く、本発明装置を用いて金属薄板の深絞
り性を評価する場合は、簡易且つ迅速にしかも高精度に
前記深絞り性の評価が行える。
り性を評価する場合は、簡易且つ迅速にしかも高精度に
前記深絞り性の評価が行える。
第1図は本発明装置の全体的な構成を模式的に示す説明
図、第2図はその要部を試料側からみた底面図、第3図
は第2図のI[[−111線による断面図、第4図(イ
)、(ロ)、(ハ)は同一の受信子で得た受信エコーの
波形例を示すグラフである。 lO・・・センサ部 11・・・圧延方向伝播板波探触
子11a・・・送信子 11b・・・受信子 11ha
、 1lbb・・・プローブコイル 12・・・圧延4
5°方向伝播板波探触子12a・・・送信子 12b・
・・受信子 12ha、 12bb・・・プローブコイ
ル 13・・・圧延直交方向伝播板波探触子13a・・
・送信子 13b・・・受信子 13ba、 13bb
・・・プローブコイル 31,32.33・・・伝播時
間測定器 40・・・演算器 50・・・換算器 P・
・・試料として′の冷延鋼板(金属薄板) 代理人 弁理士 河 野 登 夫蓼 3
図
図、第2図はその要部を試料側からみた底面図、第3図
は第2図のI[[−111線による断面図、第4図(イ
)、(ロ)、(ハ)は同一の受信子で得た受信エコーの
波形例を示すグラフである。 lO・・・センサ部 11・・・圧延方向伝播板波探触
子11a・・・送信子 11b・・・受信子 11ha
、 1lbb・・・プローブコイル 12・・・圧延4
5°方向伝播板波探触子12a・・・送信子 12b・
・・受信子 12ha、 12bb・・・プローブコイ
ル 13・・・圧延直交方向伝播板波探触子13a・・
・送信子 13b・・・受信子 13ba、 13bb
・・・プローブコイル 31,32.33・・・伝播時
間測定器 40・・・演算器 50・・・換算器 P・
・・試料として′の冷延鋼板(金属薄板) 代理人 弁理士 河 野 登 夫蓼 3
図
Claims (1)
- 1、圧延された金属薄板中にS_0モードの超音波板波
を圧延方向と圧延方向に対して45°だけ傾斜する方向
と圧延方向に対して直交する方向との3方向に一定距離
だけ伝播させてその各伝播時間を測定すべく、前記超音
波板波を前記3方向へ送信する送信子と、該送信子から
送信された超音波板波を前記一定距離を隔てて受信する
受信子とを設けると共に、該送受信子を用いて得た前記
伝播時間の測定値から前記超音波の音速を求めてそのデ
ータに基づいて塑性歪み比を演算する演算手段を設けた
金属薄板の深絞り性評価装置において、前記受信子はい
ずれも、同一形状である一対のプローブコイルが相互に
絶縁されつつ二層に配置されてなり、しかもその両プロ
ーブコイルは前記超音波板波の伝播方向へ、その波長よ
りも十分小さい距離だけずらされていることを特徴とす
る金属薄板の深絞り性評価装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63041639A JPH01214757A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 金属薄板の深絞り性評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63041639A JPH01214757A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 金属薄板の深絞り性評価装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01214757A true JPH01214757A (ja) | 1989-08-29 |
Family
ID=12613897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63041639A Pending JPH01214757A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 金属薄板の深絞り性評価装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01214757A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05296950A (ja) * | 1992-04-24 | 1993-11-12 | Shimadzu Corp | X線分析装置 |
| US5467655A (en) * | 1991-03-27 | 1995-11-21 | Nippon Steel Corporation | Method for measuring properties of cold rolled thin steel sheet and apparatus therefor |
| JP2005521051A (ja) * | 2002-03-19 | 2005-07-14 | ミリポア・コーポレーシヨン | 多孔性媒体特性の超音波探知 |
-
1988
- 1988-02-23 JP JP63041639A patent/JPH01214757A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5467655A (en) * | 1991-03-27 | 1995-11-21 | Nippon Steel Corporation | Method for measuring properties of cold rolled thin steel sheet and apparatus therefor |
| JPH05296950A (ja) * | 1992-04-24 | 1993-11-12 | Shimadzu Corp | X線分析装置 |
| JP2005521051A (ja) * | 2002-03-19 | 2005-07-14 | ミリポア・コーポレーシヨン | 多孔性媒体特性の超音波探知 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5714688A (en) | EMAT measurement of ductile cast iron nodularity | |
| US5467655A (en) | Method for measuring properties of cold rolled thin steel sheet and apparatus therefor | |
| CN111256630B (zh) | 利用电磁超声导波频散特性快速测量金属板材厚度方法 | |
| JPH01214757A (ja) | 金属薄板の深絞り性評価装置 | |
| JP4243702B2 (ja) | 材料内部の音速分布測定法 | |
| Murayama et al. | Development of an on-line evaluation system of formability in cold-rolled steel sheets using electromagnetic acoustic transducers (EMATs) | |
| JPH0557542B2 (ja) | ||
| JP2773535B2 (ja) | 超音波応用測定装置 | |
| JPH0679018B2 (ja) | 金属薄板の深絞り性評価方法 | |
| Clark Jr et al. | Ultrasonic measurement of sheet steel texture and formability: Comparison with neutron diffraction and mechanical measurements | |
| Fong et al. | Curvature effect on the properties of guided waves in plates | |
| JP2611714B2 (ja) | 超音波応用測定装置 | |
| JPH01301162A (ja) | 金属薄板の耳割れ性評価方法 | |
| JP3037897B2 (ja) | 金属薄板の耳率測定方法 | |
| JP2746037B2 (ja) | 金属板の深絞り性評価装置 | |
| CN115950916B (zh) | 一种物体表面热流密度检测方法、装置以及设备 | |
| JPH1164309A (ja) | 圧延材の材料特性測定方法及び装置 | |
| JPH02210258A (ja) | 冷延薄鋼板の材質の測定法及び冷延薄鋼板中を伝播する超音波速度の測定装置 | |
| JPH02236450A (ja) | 金属薄板の深絞り性評価装置 | |
| JPH04138310A (ja) | 金属薄板の深絞り性評価装置 | |
| JPH09189684A (ja) | 金属板深絞り性測定装置 | |
| JPH0777465A (ja) | 表層部平均温度および厚さ方向温度分布測定方法 | |
| JP2988326B2 (ja) | 方向性電磁鋼板の鉄損値評価方法およびその装置 | |
| JPH1038862A (ja) | 鉄損値評価方法及びその装置 | |
| Murayama | Nondestructive evaluation of formability in cold rolled steel sheets using electromagnetic acoustic transducer for shear horizontal plate wave |