JPH01219145A - 高強度、高靭性刃物用鋼 - Google Patents
高強度、高靭性刃物用鋼Info
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- JPH01219145A JPH01219145A JP4210288A JP4210288A JPH01219145A JP H01219145 A JPH01219145 A JP H01219145A JP 4210288 A JP4210288 A JP 4210288A JP 4210288 A JP4210288 A JP 4210288A JP H01219145 A JPH01219145 A JP H01219145A
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- Japan
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- toughness
- hardness
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は高強度、高靭性刃物用鋼に関するものである。
具体的に説明すると、焼入れ及び焼戻し処理により、H
RC硬度50〜55の高硬度で、かつ、室温での2mm
Uノツチ衝撃エネルギーが5〜10kgf/ciの値
が得られ、優れた耐磨耗性を有し、300℃以下の使用
温度において苛酷な繰返し衝撃fJを受け、かつ耐磨耗
性を要求されるシャープレード、シャーナイフ等特に深
部まで均一な1?−r fiを要求される大型刃物材料
あるいは工具用材料として使用することができる高強度
、高靭・t’を刃物用鋼に関するものある。
RC硬度50〜55の高硬度で、かつ、室温での2mm
Uノツチ衝撃エネルギーが5〜10kgf/ciの値
が得られ、優れた耐磨耗性を有し、300℃以下の使用
温度において苛酷な繰返し衝撃fJを受け、かつ耐磨耗
性を要求されるシャープレード、シャーナイフ等特に深
部まで均一な1?−r fiを要求される大型刃物材料
あるいは工具用材料として使用することができる高強度
、高靭・t’を刃物用鋼に関するものある。
[従来の技術]
従来、スクラップシャー等大型の刃物用鋼には、3〜5
%Cr、Mo鋼あるいは3〜4%N i −CrN M
O1V鋼が用いられティるが、これらの工具鋼は、H
RC硬度が50を超える高硬度においては靭性が不充分
であり、苛酷な衝撃荷重を受ける使用の下においては、
使用中の割れ、欠は等の事故が避けられなかった。その
ため、このような欠陥を改善した高強度、高靭性刃1勿
用鋼の出現が関係業界から強く要望されているところで
ある。
%Cr、Mo鋼あるいは3〜4%N i −CrN M
O1V鋼が用いられティるが、これらの工具鋼は、H
RC硬度が50を超える高硬度においては靭性が不充分
であり、苛酷な衝撃荷重を受ける使用の下においては、
使用中の割れ、欠は等の事故が避けられなかった。その
ため、このような欠陥を改善した高強度、高靭性刃1勿
用鋼の出現が関係業界から強く要望されているところで
ある。
[発明が解決しようとする課題]
そこで、本発明は、このような要望にこたえ、この種の
用途に使用されている刃物用鋼における上記問題点を解
決し、焼入れ、および、焼戻し処理によりHRC硬度5
0〜55の高硬度が得られ、かつ優れた靭性および耐磨
耗性を有し、300℃以下の使用温度において苛酷な衝
撃荷重を受けるシャープレードあるいはシャーナイフ等
の大型刃物用材料として使用することができる高強度、
高靭性刃物用鋼を得ることを、その目的とするものであ
る。
用途に使用されている刃物用鋼における上記問題点を解
決し、焼入れ、および、焼戻し処理によりHRC硬度5
0〜55の高硬度が得られ、かつ優れた靭性および耐磨
耗性を有し、300℃以下の使用温度において苛酷な衝
撃荷重を受けるシャープレードあるいはシャーナイフ等
の大型刃物用材料として使用することができる高強度、
高靭性刃物用鋼を得ることを、その目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段]
本発明は、この目的を達するために、従来、含Ni系高
靭性鋼の問題点であった300〜500℃の焼戻し温度
の範囲で靭性値が低下する現象(焼戻し脆性)を軽減す
るために、SiおよびMoの添加が特に有効であるとい
う知見に基づき、材料の焼入性および耐磨耗性を損うこ
となく、200〜500℃の焼戻し温度の範囲で2mm
Uノツチ衝撃靭性値で4〜10kgf、m/CIiの
値が得られる刃物用鋼として、次のような化学成分を有
することを特徴とするものである。
靭性鋼の問題点であった300〜500℃の焼戻し温度
の範囲で靭性値が低下する現象(焼戻し脆性)を軽減す
るために、SiおよびMoの添加が特に有効であるとい
う知見に基づき、材料の焼入性および耐磨耗性を損うこ
となく、200〜500℃の焼戻し温度の範囲で2mm
Uノツチ衝撃靭性値で4〜10kgf、m/CIiの
値が得られる刃物用鋼として、次のような化学成分を有
することを特徴とするものである。
すなわち、本発明による刃物用鋼は、重量基準で
C0.40%以上 0.55%以下
Si 1.20%以上 2.00%以下Mn 0
.20%以上 0.50%以下Ni3.00%以上
5.00%以下Cr 1.00%以上 2.00
%以下Mo 0.40%以上 1.30%以下V
0.05%以上 0.50%以下を含み、残部が
Fe及び通常の製造上の不可避的不純物から成るもので
ある。
.20%以上 0.50%以下Ni3.00%以上
5.00%以下Cr 1.00%以上 2.00
%以下Mo 0.40%以上 1.30%以下V
0.05%以上 0.50%以下を含み、残部が
Fe及び通常の製造上の不可避的不純物から成るもので
ある。
まず本発明による刃物用鋼は上記のような化学成分及び
成分範囲から成ることを特徴とするものであるが、本発
明において、これらの元素及びその成分範囲を上記のよ
うに選択した理由について説明する。
成分範囲から成ることを特徴とするものであるが、本発
明において、これらの元素及びその成分範囲を上記のよ
うに選択した理由について説明する。
C:Cは地に固溶して焼入性を確保すると共にOr、M
o、■と結合して高硬度の複合炭化物を形成し、地に分
散析出して材料の強度および耐磨耗性を付与することに
欠くことのできない元素である。
o、■と結合して高硬度の複合炭化物を形成し、地に分
散析出して材料の強度および耐磨耗性を付与することに
欠くことのできない元素である。
このためには少くとも0.40%が必要であるが、その
量が0.55を超えると靭性が低下し、まだ熱間加工性
を害する。そこで、その下限を0.40%、上限を0.
55%と選定した。
量が0.55を超えると靭性が低下し、まだ熱間加工性
を害する。そこで、その下限を0.40%、上限を0.
55%と選定した。
Si:Siは本発明の主要な元素の一つであって、地に
固溶して強度を高める他に、焼戻し過程における炭化物
の凝集、析出を遅らせ、焼戻し軟化抵抗性を高めると共
に、焼戻し脆性の現出を高温域に移行させる効果が大き
い。
固溶して強度を高める他に、焼戻し過程における炭化物
の凝集、析出を遅らせ、焼戻し軟化抵抗性を高めると共
に、焼戻し脆性の現出を高温域に移行させる効果が大き
い。
このためには最低1.20%の添加を必要とするが2.
00%を超えると熱間加工性を害し、また高温加熱時の
表面脱炭を促進する。そこで、その下限を1.20%、
上限を2.00%と選定した。
00%を超えると熱間加工性を害し、また高温加熱時の
表面脱炭を促進する。そこで、その下限を1.20%、
上限を2.00%と選定した。
Mn :Mnは地に固溶して強度および焼入性を改善し
、またSと結合してその害を軽減するが0.50%を超
えて含有すると靭性を低下させ、また残留オーステナイ
トを増加させる。そこで、その下限を0.20%、上限
を0.50%に選定した。
、またSと結合してその害を軽減するが0.50%を超
えて含有すると靭性を低下させ、また残留オーステナイ
トを増加させる。そこで、その下限を0.20%、上限
を0.50%に選定した。
Ni:Niは地に固溶して焼入性を改善し、また靭性を
向上させる。このためには最低3.00%の添加が必要
であるが、その量が5.00%を超えると残留オーステ
ナイトを増大させ、強度および靭性を低下させる。そこ
でその下限を3.00%、上限を5.00%に選定した
。
向上させる。このためには最低3.00%の添加が必要
であるが、その量が5.00%を超えると残留オーステ
ナイトを増大させ、強度および靭性を低下させる。そこ
でその下限を3.00%、上限を5.00%に選定した
。
Cr二Crは地に固溶して焼入性を改善すると共に、焼
戻し過程において複合炭化物を形成し、焼戻し軟化抵抗
性および耐磨耗性を改善する。
戻し過程において複合炭化物を形成し、焼戻し軟化抵抗
性および耐磨耗性を改善する。
このためには最低1.0θ%の含有が必要であるが、2
.00%を超えて含有すると残留オーステナイトを増大
させる。そこでその下限を1.00%、上限を2.00
%に選定した。
.00%を超えて含有すると残留オーステナイトを増大
させる。そこでその下限を1.00%、上限を2.00
%に選定した。
MO:MOは地に固溶して焼入性を改善すると共に、複
合炭化物を形成して焼戻し軟化抵抗性および耐磨耗性を
改善し、また焼戻し脆性を軽減する効果も大きい。
合炭化物を形成して焼戻し軟化抵抗性および耐磨耗性を
改善し、また焼戻し脆性を軽減する効果も大きい。
このためには最低0.40%の添加が必要であるが1.
30%を超えて含有すると熱間加工性を害する。そこで
、その下限を0.40%、上限を1.30%に選定した
。
30%を超えて含有すると熱間加工性を害する。そこで
、その下限を0.40%、上限を1.30%に選定した
。
V:■は高硬度の複合炭化物を形成して耐磨耗性を改善
し、焼戻し軟化抵抗性を改善する。このためには最低0
.05%の添加が必要であるが、高価でありまた0、
50%を超えて含有すると熱間加工性を害し、靭性が低
下する。そこで、その下限を0.05%、上限を0.5
0%に選定した。
し、焼戻し軟化抵抗性を改善する。このためには最低0
.05%の添加が必要であるが、高価でありまた0、
50%を超えて含有すると熱間加工性を害し、靭性が低
下する。そこで、その下限を0.05%、上限を0.5
0%に選定した。
以上、本発明鋼における各元素及びその含有範囲の選定
理由を説明したが、次に本発明の詳細な説明する。
理由を説明したが、次に本発明の詳細な説明する。
[実施例]
下記表に、本発明鋼の実施例である鋼と、比較鋼の化学
成分が示されている。
成分が示されている。
添付図面の第1図には、表に示された本発明鋼と比較鋼
について焼戻し温度と硬度の関係、第2図には焼入れ、
焼戻し硬度と2mm Uノツチ衝撃エネルギーの関係、
第3図には同じく焼入れ、焼戻し硬度と抗折力の関係か
それぞれ示されている。
について焼戻し温度と硬度の関係、第2図には焼入れ、
焼戻し硬度と2mm Uノツチ衝撃エネルギーの関係、
第3図には同じく焼入れ、焼戻し硬度と抗折力の関係か
それぞれ示されている。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の鋼は、上記化学成分及び
成分範囲を有し、焼入れ、及び、200〜500’Cの
焼戻し処理により、1−IRc硬度で50〜55の高硬
度が得られると共に、優れた靭性を有している。従って
300℃前後以下の使用温度において苛酷な繰り返しの
衝撃力を受け、かつ耐磨耗性を要求される比較的大型の
シャープレード、シャーナイフ用材料おるいはパンチ、
ダイス、ピニオン、スピンドル、チゼル、ライナー、ス
プリング等に、最適の特性を発揮することかできるもの
であることは、明らかなところである。
成分範囲を有し、焼入れ、及び、200〜500’Cの
焼戻し処理により、1−IRc硬度で50〜55の高硬
度が得られると共に、優れた靭性を有している。従って
300℃前後以下の使用温度において苛酷な繰り返しの
衝撃力を受け、かつ耐磨耗性を要求される比較的大型の
シャープレード、シャーナイフ用材料おるいはパンチ、
ダイス、ピニオン、スピンドル、チゼル、ライナー、ス
プリング等に、最適の特性を発揮することかできるもの
であることは、明らかなところである。
第1図は表に示された本発明鋼と比較鋼の焼戻し温度と
硬度の関係を示すグラフ、 第2図は焼入れ、焼戻し硬度と2mm Uノツチ衝撃エ
ネルギーの関係を示すグラフ、 第3図は焼入れ、焼戻し硬度と抗折力の関係を示すグラ
フである。
硬度の関係を示すグラフ、 第2図は焼入れ、焼戻し硬度と2mm Uノツチ衝撃エ
ネルギーの関係を示すグラフ、 第3図は焼入れ、焼戻し硬度と抗折力の関係を示すグラ
フである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量基準で C0.40%以上0.55%以下 Si1.20%以上2.00%以下 Mn0.20%以上0.50%以下 Ni3.00%以上5.00%以下 Cr1.00%以上2.00%以下 Mo0.40%以上1.30%以下 V0.05%以上0.50%以下 を含み、残部がFe及び通常の製造上の不可避的不純物
から成ることを特徴とする耐磨耗性に優れた高強度、高
靭性刃物用鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63042102A JP2738537B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 高強度、高靭性刃物用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63042102A JP2738537B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 高強度、高靭性刃物用鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01219145A true JPH01219145A (ja) | 1989-09-01 |
| JP2738537B2 JP2738537B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12626619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63042102A Expired - Fee Related JP2738537B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 高強度、高靭性刃物用鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2738537B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2036640A1 (en) * | 2007-09-13 | 2009-03-18 | Maryam Jaber Suliman Alhusain | Rotary tool |
| WO2010092067A1 (de) * | 2009-02-10 | 2010-08-19 | Gebr. Schmachtenberg Gmbh | Stahllegierung |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57207158A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-18 | Nippon Chiyuutankou Kk | Alloy for spindle and coupling of rolling mill |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63042102A patent/JP2738537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57207158A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-18 | Nippon Chiyuutankou Kk | Alloy for spindle and coupling of rolling mill |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2036640A1 (en) * | 2007-09-13 | 2009-03-18 | Maryam Jaber Suliman Alhusain | Rotary tool |
| WO2010092067A1 (de) * | 2009-02-10 | 2010-08-19 | Gebr. Schmachtenberg Gmbh | Stahllegierung |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2738537B2 (ja) | 1998-04-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |