JPH0122242B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122242B2 JPH0122242B2 JP59037327A JP3732784A JPH0122242B2 JP H0122242 B2 JPH0122242 B2 JP H0122242B2 JP 59037327 A JP59037327 A JP 59037327A JP 3732784 A JP3732784 A JP 3732784A JP H0122242 B2 JPH0122242 B2 JP H0122242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seaweed
- chlorine dioxide
- acid
- solution
- control agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は赤腐れ菌又は青海苔の防除剤に関す
る。る。 海苔養殖技術は人工採苗の実用化、浮き流し養
殖法の普及、海苔網の冷蔵保存法の開発などによ
り大きく進歩してきた。しかし赤腐れ病、つぼ状
菌病などを防除する特殊な薬剤の開発は遅れてお
り、実用的なものは知られていない。赤腐れ病が
発生すると海苔の品質及び収量が低下し、生産皆
無となる場合もある。また青海苔の繁殖しやすい
海域では、乾海苔製品中に青海苔が混入し、海苔
の品質を低下させるため、青海苔を防除する薬剤
の開発も望まれている。 赤腐れ菌の防除方法としては、逆性石鹸とブロ
モサリチルアニリド化合物を併用する方法(特公
昭44−11400号公報参照)、ストレプトマイシン等
の抗生物質を使用する方法(特公昭41−12652号
公報参照)及びp―オキシ安息香酸を使用する方
法(特公昭46−35873号公報参照)が知られてい
る。 しかし抗生物質は高価であり、逆性石鹸(界面
活性剤)は毒性があり、またp―オキシ安息香酸
は水に対する溶解度が低い点でいずれも実用性に
問題がある。 本発明は、二酸化塩素を有効成分とする海苔網
用赤腐れ菌又は青海苔の防除剤である。 従来の赤腐れ菌防除剤には青海苔に対する防除
効果はないが、本発明の防除剤は青海苔も防除す
ることができる。本発明の防除剤の有効成分であ
る二酸化塩素は、水溶液として安定で値段も安
く、アメリカではすでに食品添加物として認可さ
れ、安全性が認められている。 本発明の防除剤の効力は、PHに大きく左右さ
れ、PH4.5以下、特にPH3.5以下で充分な効力を発
揮する。PHを調整するための酸としては、フイチ
ン酸、くえん酸、りんご酸等の有機酸又は燐酸、
塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸が用いられる。 本発明の防除剤は水溶液の形にしておくことが
好ましい。この製剤の二酸化塩素濃度は通常1〜
10重量%である。この溶液は所定量の二酸化塩素
を水に通気することにより得られる。 本発明の防除剤はさらに、海苔の肥料成分を含
有することが好ましい。肥料成分としては、硝酸
ナトリウム、燐酸水素二ナトリウム等の無機質肥
料、アミノ酸、糖、ビタミン等の有機質肥料があ
げられる。肥料成分を含有する防除剤を使用する
と、海苔の生育を促進することができる。 本発明の防除剤の使用方法としては、この防除
剤を海水で希釈したのち酸を加えて、二酸化塩素
濃度50〜200ppm、PH3.5以下の処理液を調製し、
この処理液に海苔網を浸漬することが好ましい。
浸漬時間は通常10〜30分である。そのほか比較的
高濃度の二酸化塩素を含有する処理液を海苔網に
散布してもよい。 本発明に用いられる二酸化塩素は、本来気体で
あり使用後はかなりの量が揮発するので、海洋に
対する影響はほとんどない。 試験例 1 赤腐れ菌の感染した海苔を有明海漁場より採取
し、所定の濃度の二酸化塩素海水溶液に15分間浸
漬した。処理した海苔葉体を健全な葉体(人工培
養により育てた葉体)の入つたシヤーレに移し
た。48時間後、健全な葉体を取り出し、赤腐れ菌
の有無を調べ、防除効果を判定した。なお二酸化
塩素溶液のPHはくえん酸及び苛性ソーダで調整し
た。その結果を第1表に示す。
る。る。 海苔養殖技術は人工採苗の実用化、浮き流し養
殖法の普及、海苔網の冷蔵保存法の開発などによ
り大きく進歩してきた。しかし赤腐れ病、つぼ状
菌病などを防除する特殊な薬剤の開発は遅れてお
り、実用的なものは知られていない。赤腐れ病が
発生すると海苔の品質及び収量が低下し、生産皆
無となる場合もある。また青海苔の繁殖しやすい
海域では、乾海苔製品中に青海苔が混入し、海苔
の品質を低下させるため、青海苔を防除する薬剤
の開発も望まれている。 赤腐れ菌の防除方法としては、逆性石鹸とブロ
モサリチルアニリド化合物を併用する方法(特公
昭44−11400号公報参照)、ストレプトマイシン等
の抗生物質を使用する方法(特公昭41−12652号
公報参照)及びp―オキシ安息香酸を使用する方
法(特公昭46−35873号公報参照)が知られてい
る。 しかし抗生物質は高価であり、逆性石鹸(界面
活性剤)は毒性があり、またp―オキシ安息香酸
は水に対する溶解度が低い点でいずれも実用性に
問題がある。 本発明は、二酸化塩素を有効成分とする海苔網
用赤腐れ菌又は青海苔の防除剤である。 従来の赤腐れ菌防除剤には青海苔に対する防除
効果はないが、本発明の防除剤は青海苔も防除す
ることができる。本発明の防除剤の有効成分であ
る二酸化塩素は、水溶液として安定で値段も安
く、アメリカではすでに食品添加物として認可さ
れ、安全性が認められている。 本発明の防除剤の効力は、PHに大きく左右さ
れ、PH4.5以下、特にPH3.5以下で充分な効力を発
揮する。PHを調整するための酸としては、フイチ
ン酸、くえん酸、りんご酸等の有機酸又は燐酸、
塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸が用いられる。 本発明の防除剤は水溶液の形にしておくことが
好ましい。この製剤の二酸化塩素濃度は通常1〜
10重量%である。この溶液は所定量の二酸化塩素
を水に通気することにより得られる。 本発明の防除剤はさらに、海苔の肥料成分を含
有することが好ましい。肥料成分としては、硝酸
ナトリウム、燐酸水素二ナトリウム等の無機質肥
料、アミノ酸、糖、ビタミン等の有機質肥料があ
げられる。肥料成分を含有する防除剤を使用する
と、海苔の生育を促進することができる。 本発明の防除剤の使用方法としては、この防除
剤を海水で希釈したのち酸を加えて、二酸化塩素
濃度50〜200ppm、PH3.5以下の処理液を調製し、
この処理液に海苔網を浸漬することが好ましい。
浸漬時間は通常10〜30分である。そのほか比較的
高濃度の二酸化塩素を含有する処理液を海苔網に
散布してもよい。 本発明に用いられる二酸化塩素は、本来気体で
あり使用後はかなりの量が揮発するので、海洋に
対する影響はほとんどない。 試験例 1 赤腐れ菌の感染した海苔を有明海漁場より採取
し、所定の濃度の二酸化塩素海水溶液に15分間浸
漬した。処理した海苔葉体を健全な葉体(人工培
養により育てた葉体)の入つたシヤーレに移し
た。48時間後、健全な葉体を取り出し、赤腐れ菌
の有無を調べ、防除効果を判定した。なお二酸化
塩素溶液のPHはくえん酸及び苛性ソーダで調整し
た。その結果を第1表に示す。
【表】
試験例 2
有明海漁場の青海苔の混つた海苔網を試験に使
用した。各濃度の二酸化塩素海水溶液100に、
それぞれ海苔網1枚を15分間浸漬した。3日後、
青海苔の脱色度合を調べ、防除効果を判定した。
なおPHはくえん酸及び苛性ソーダで調整した。そ
の結果を第2表に示す。
用した。各濃度の二酸化塩素海水溶液100に、
それぞれ海苔網1枚を15分間浸漬した。3日後、
青海苔の脱色度合を調べ、防除効果を判定した。
なおPHはくえん酸及び苛性ソーダで調整した。そ
の結果を第2表に示す。
【表】
【表】
試験例 3
実施例1及び2の防除剤を海水で200倍に希釈
し、10%フイチン酸溶液でPH3.5に調整した。こ
の溶液に海苔葉体を15分間浸漬したのち、室内で
人工培養した。5日後、海苔の伸び率及び傷害度
を調べ対照(未処理)と比較した。伸び率は対照
の伸び率を100として求めた。また傷害度はエリ
トロシン溶液で1分間染色して求めた。その結果
を第3表に示す。本発明の防除剤を海苔葉体に使
用すれば、海苔の伸びが良くなることが知られ
る。これは二酸化塩素が赤腐れ菌だけでなく海苔
葉体表面に付着する糸状菌などを防除し、栄養分
の吸収を良好にするためと思われる。また肥料分
を含んだ二酸化塩素溶液を用いると、さらにその
効果を高めることができる。
し、10%フイチン酸溶液でPH3.5に調整した。こ
の溶液に海苔葉体を15分間浸漬したのち、室内で
人工培養した。5日後、海苔の伸び率及び傷害度
を調べ対照(未処理)と比較した。伸び率は対照
の伸び率を100として求めた。また傷害度はエリ
トロシン溶液で1分間染色して求めた。その結果
を第3表に示す。本発明の防除剤を海苔葉体に使
用すれば、海苔の伸びが良くなることが知られ
る。これは二酸化塩素が赤腐れ菌だけでなく海苔
葉体表面に付着する糸状菌などを防除し、栄養分
の吸収を良好にするためと思われる。また肥料分
を含んだ二酸化塩素溶液を用いると、さらにその
効果を高めることができる。
【表】
実施例 1
日本クレメント社製2%二酸化塩素水溶液を防
除剤とする。 実施例 2 日本クレメント社製2%二酸化塩素水溶液100
部に硝酸ナトリウム5部及び燐酸水素二ナトリウ
ム5部を溶解して防除剤とする。
除剤とする。 実施例 2 日本クレメント社製2%二酸化塩素水溶液100
部に硝酸ナトリウム5部及び燐酸水素二ナトリウ
ム5部を溶解して防除剤とする。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二酸化塩素を有効成分とする海苔網用の赤腐
れ菌又は青海苔の防除剤。 2 肥料成分を含有する特許請求の範囲第1項に
記載の防除剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3732784A JPS60184002A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 赤腐れ菌又は青海苔の防除剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3732784A JPS60184002A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 赤腐れ菌又は青海苔の防除剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184002A JPS60184002A (ja) | 1985-09-19 |
| JPH0122242B2 true JPH0122242B2 (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=12494548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3732784A Granted JPS60184002A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 赤腐れ菌又は青海苔の防除剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60184002A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0629163B2 (ja) * | 1988-04-26 | 1994-04-20 | 栗田工業株式会社 | 水中付着生物防除剤並びに水中生物付着防止方法 |
| US5384061A (en) * | 1993-12-23 | 1995-01-24 | The Procter & Gamble Co. | Stable thickened aqueous cleaning composition containing a chlorine bleach and phytic acid |
| US20050276867A1 (en) * | 2004-06-09 | 2005-12-15 | Allergan, Inc. | Stabilized compositions comprising a therapeutically active agent and an oxidizing preservative |
| JP5802058B2 (ja) * | 2011-06-03 | 2015-10-28 | 稔 豊島 | 海洋生物付着防止用塗料 |
| WO2014083624A1 (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-05 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | 海洋生物付着防止用塗料及びその添加剤 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5649309A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-02 | Nippon Soda Co Ltd | Control agent against algae |
| JPS5722102A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-05 | Daimaru Kogyo Kk | Composition for evolving chlorine dioxide and body packing it |
| JPS5932518B2 (ja) * | 1981-08-07 | 1984-08-09 | 三協化学株式会社 | 漁網の洗滌剤 |
-
1984
- 1984-03-01 JP JP3732784A patent/JPS60184002A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60184002A (ja) | 1985-09-19 |
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