JPH0122478Y2 - - Google Patents

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JPH0122478Y2
JPH0122478Y2 JP1986030586U JP3058686U JPH0122478Y2 JP H0122478 Y2 JPH0122478 Y2 JP H0122478Y2 JP 1986030586 U JP1986030586 U JP 1986030586U JP 3058686 U JP3058686 U JP 3058686U JP H0122478 Y2 JPH0122478 Y2 JP H0122478Y2
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container
hot water
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float
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばふろの残湯のような廃湯など
の温湯を利用して醗酵食品を製造できるようにし
た醗酵食品製造容器に関するものである。
〔従来技術及び考案が解決しようとする問題点〕
従来より家庭内において種々の醗酵食品が作ら
れている。醗酵食品としては、ヨーグルト、納豆
などがポピユラーであつて、いずれも32℃〜40℃
程度の保温にてなされるものである。
従来これらの食品製造器としては所望温度を与
える電気ヒータと、タイマーとの組合せが知られ
ているが、保温時間はヨーグルトの場合で約6〜
8時間、納豆の場合で約20時間必要であつて、消
費電力も無視できない。
一方家庭内で使用されるふろの残り湯をこれら
醗酵用の熱源として用いることが試みられている
が、単に残湯内に被醗酵材料を収容した容器を沈
めるだけでは、残湯の温度が次第に低下するため
十分な醗酵状態を得ることができないし、また開
口部を含む容器全体に残湯が接触するから衛生上
も好ましくない。
仮に、残湯でなくても、容器を温湯中に沈める
場合には、容器の蓋の気密性を十分にする必要が
あり、それ丈コストが上昇するようになる。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、ふ
ろの残湯のような廃湯などの温湯を利用して容易
にかつ衛生的に醗酵食品を製造することのできる
安価な醗酵食品製造容器を提供することを目的と
している。
〔門題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案によりなされ
た容器は被醗酵物の収納容器と、この容器の外周
部に沿つて保持される蓄熱材と、容器外周部に取
り付けられたフロートと、容器を密閉する蓋とか
ら構成したことを特徴としている。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の断面図である。中央に
位置するのが被醗酵物の収納容器1であつて、ス
テンレスその他の熱良導体からなる。この収納容
器1の上端開口部外周には雄ネジ1aが切つてあ
り、この雄ネジ部1aに内蓋2の内周壁に形成し
て雌ネジ部が螺合し、収納容器1を密閉する。収
納容器1全体は更に熱良導体からなる外容器3内
に収容されており、外容器3は2重構造を有し、
内壁3aと外壁3bとの間の空間3cに蓄熱材4
を充填している。
蓄熱材としては固体→液体等の相変化の際に蓄
えられる熱を利用するタイプのものが適し、
NaHPO4・12H2O(融点36℃),Na2SO4・10H2O
(融点32℃),CaCl2・6H2O(融点29℃)などがあ
る。これらの蓄熱材はいずれもヨーグルト、納豆
等家庭内で製造する醗酵食品の醗酵温度に適した
ものであるが、NaHPO4・12H2Oの如き強アル
カリ性のものは食品製造上は危険でもあるので、
食品添加物として許されているCaCl2・6H2Oが
最も好ましい。
本実施例では、CaCl2・6H2Oに更にSrCl2
6H2Oを添加して用いた。これはCaCl2には6水
塩の他に4水塩があつて相分離がおこる可能性が
あり、SrCl2・6H2Oは核生成材として働き、
CaCl2・6H2Oの結晶を生じ易くする働きをもつ
ているが、相変化の温度に直接影響を与えるもの
ではなく、蓄熱材としての効果は変わらない。
外容器3は外周部上端付近にフランジ3dを一
体に有している。このフランジ3dはフロート5
を取付けるためのもので、その下端面に多孔性物
質、例えば発泡スチロールなどの材質のフロート
5が固定される。フロート5は外容器3の外周全
周にあつても、等間隔に複数個別個に設けてもよ
い。
この外容器3の上端開口には外蓋6が取付けら
れる。外蓋6は外容器3の外周面に螺着してもよ
いし、単に嵌合させるだけでもよい。
次に本実施例による容器の使い方を説明する。
まず、収納容器1を外容器3より取り出し、容器
1内にヨーグルト等の被醗酵材料を注入し、内蓋
2を密閉し、再び外容器3内に収納し、外蓋6を
閉じる。この容器全体をふろ等の残り湯上に浮か
べて静置する。フロート5は容器の開口部付近に
設けられているから、容器はその外蓋6のみを湯
面より突出させ、略全体が湯中に沈む。通常ふろ
の残り湯は40℃前後であるため、蓄熱材は28℃位
から徐々に融解し、30℃を越えると完全に液体と
なり蓄熱作用を完了する。その後残り湯の温度は
徐々に低下し30℃以下となるが、蓄熱材の放熱に
より収納容器1内の温度は30度前後に保持され
る。6〜8時間経過すると醗酵は略完了し、ヨー
グルトが製造される。その後収納容器1を外容器
3より取り出し、冷蔵庫などで冷やせば、収納容
器1はヨーグルト保存用の容器としても利用でき
る。 尚本実施例では収納容器1と外容器3とが
別体であるから蓄熱温度の異なる蓄熱材を充填し
た複数の外容器3を用意しておけば様々な醗酵食
品の製造が可能である。
第2図は本考案の第2実施例の断面図である。
この実施例では収納容器1と外容器3とが一体化
されて分離不可能である。従つて、第1実施例の
如く、収納容器1を外容器3から取り出して洗浄
したり、冷蔵庫内に収納することはできないが、
醗酵食品を製造用容器としては全く同一の機能を
達成する。
またこの実施例では収納容器1の開口部外周と
外容器3の内壁3aとの間に凹所7が設けられ、
湯気が外蓋6内に侵入し結露しても、これが収納
容器1内にまで侵入するのを阻止する。
〔考案の効果〕
本考案は以上の如くであり収納容器がフロート
により湯面上に浮くようにしたから、開口部が湯
にふれることがなく衛生的であるとともに、蓄熱
材の利用により保温時間が長くなり、十分な醗酵
時間を得ることができる。また熱源としては残湯
などの廃湯をも用いることができるから、製造コ
ストも極めて安いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の断面図、第2図
は第2実施例の断面図である。 1……収納容器、2……内蓋、3……外容器、
4……蓄熱材、5……フロート、6……外蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被醗酵物の収納容器と、この容器の外周部に沿
    つて保持された蓄熱材と、容器開口の近傍外周部
    に取付けられたフロートと、容器開口を塞ぐ蓋と
    からなる醗酵食品製造容器。
JP1986030586U 1986-03-05 1986-03-05 Expired JPH0122478Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030586U JPH0122478Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030586U JPH0122478Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62142283U JPS62142283U (ja) 1987-09-08
JPH0122478Y2 true JPH0122478Y2 (ja) 1989-07-04

Family

ID=30835532

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JP1986030586U Expired JPH0122478Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

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JPS62142283U (ja) 1987-09-08

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