JPH0123891B2 - - Google Patents
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- JPH0123891B2 JPH0123891B2 JP9364582A JP9364582A JPH0123891B2 JP H0123891 B2 JPH0123891 B2 JP H0123891B2 JP 9364582 A JP9364582 A JP 9364582A JP 9364582 A JP9364582 A JP 9364582A JP H0123891 B2 JPH0123891 B2 JP H0123891B2
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- coil electrode
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Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は真空インタラプタに係り、特に軸方向
磁界(アークと平行な磁界)を発生させる電極を
備えた真空インタラプタに関するものである。
磁界(アークと平行な磁界)を発生させる電極を
備えた真空インタラプタに関するものである。
<従来の技術>
従来、しや断性能を高めるべき電極自身が軸方
向磁界を発生する機能を備えた真空インタラプタ
は、第1図に示すように構成されている。
向磁界を発生する機能を備えた真空インタラプタ
は、第1図に示すように構成されている。
すなわち、セラミツクスまたはガラス等からな
る絶縁筒11,11の両端を金属からなる端板1
2及び13により気密に閉塞し、且つ内部を高真
空に排気した真空容器10内に、対をなすリード
棒15及び16を相対的に接近離反自在に導入す
るとともに、外部回路を投入、しや断すべく接触
離反(接離)される一対の電極2及び3をリード
棒15及び16の内端部に装着して構成されてい
る。これら電極2及び3は、接触部となるアーク
電極21,31と、このアーク電極21,31の
接触部背面側(リード棒側)に配置され且つリー
ド棒15,16に流れる電流を各々のリード棒1
5,16を中心とするループ電流に変更して軸方
向(第1図において上下方向)磁界を発生させる
コイル電極22,32とを備えて構成される。
る絶縁筒11,11の両端を金属からなる端板1
2及び13により気密に閉塞し、且つ内部を高真
空に排気した真空容器10内に、対をなすリード
棒15及び16を相対的に接近離反自在に導入す
るとともに、外部回路を投入、しや断すべく接触
離反(接離)される一対の電極2及び3をリード
棒15及び16の内端部に装着して構成されてい
る。これら電極2及び3は、接触部となるアーク
電極21,31と、このアーク電極21,31の
接触部背面側(リード棒側)に配置され且つリー
ド棒15,16に流れる電流を各々のリード棒1
5,16を中心とするループ電流に変更して軸方
向(第1図において上下方向)磁界を発生させる
コイル電極22,32とを備えて構成される。
これら電極2及び3は同様な構成から成るの
で、電極3で代表し第2図に基づいて更に詳細に
説明する。
で、電極3で代表し第2図に基づいて更に詳細に
説明する。
アーク電極31は、その中央部に相手電極2と
接触する接触部31aを備え、且つ外周から半径
方向に位するスリツト31bが複数本切り込まれ
ている。コイル電極32は、リード棒(図示省略
−第1図のリード棒16)の端部が接続されるボ
ス部32aと、このボス部32aより半径方向外
方に突出した複数の腕32bと、この各腕32b
の外端部に一端が接続され且つ周方向に湾曲した
円弧部32cとで構成されている。このコイル電
極32と前記アーク電極31とは、低導電率材
(例えばステンレス材)からなる高抵抗スペーサ
33を介在して一体に結合され、且つコイル電極
32の具備する各円弧部32cの先端部は、軸方
向に位する接続金具34を介してアーク電極31
の背面で且つ外周側寄りに接続されている。
接触する接触部31aを備え、且つ外周から半径
方向に位するスリツト31bが複数本切り込まれ
ている。コイル電極32は、リード棒(図示省略
−第1図のリード棒16)の端部が接続されるボ
ス部32aと、このボス部32aより半径方向外
方に突出した複数の腕32bと、この各腕32b
の外端部に一端が接続され且つ周方向に湾曲した
円弧部32cとで構成されている。このコイル電
極32と前記アーク電極31とは、低導電率材
(例えばステンレス材)からなる高抵抗スペーサ
33を介在して一体に結合され、且つコイル電極
32の具備する各円弧部32cの先端部は、軸方
向に位する接続金具34を介してアーク電極31
の背面で且つ外周側寄りに接続されている。
なお、第1図において、14はベローズ、17
はシールドである。
はシールドである。
ところで、上述したような真空インタラプタに
おいてしや断性能の向上を図る上で解決しなけれ
ばならないことは数多く有るが、最もしや断性能
の向上に関連することは、コイル電極、アー
ク電極における問題の解決である。
おいてしや断性能の向上を図る上で解決しなけれ
ばならないことは数多く有るが、最もしや断性能
の向上に関連することは、コイル電極、アー
ク電極における問題の解決である。
まずコイル電極について述べる。
コイル電極は軸方向磁界を発生させるものであ
り、この磁界の強さ(密度)によつてしや断性能
は大きく影響されるものである。高密度の磁界を
得るには、導体を1回又は多回巻きしてコイル電
極を形成すれば良いが、これによるとループ電路
が長くなるために発熱が著しい。これを防止する
には相当太い導体を用いなければならず、真空イ
ンタラプタが非常に大形となつてしまうので、普
通は、前述の第2図に示すような1ターンを1/4
に分割した円弧部32cを4個合わせて形成した
所謂1/4分流(1/4ターン)とか、または分割数を
減らした1/3ターン、1/2ターンに形成して電流を
分流したものが用いられている。
り、この磁界の強さ(密度)によつてしや断性能
は大きく影響されるものである。高密度の磁界を
得るには、導体を1回又は多回巻きしてコイル電
極を形成すれば良いが、これによるとループ電路
が長くなるために発熱が著しい。これを防止する
には相当太い導体を用いなければならず、真空イ
ンタラプタが非常に大形となつてしまうので、普
通は、前述の第2図に示すような1ターンを1/4
に分割した円弧部32cを4個合わせて形成した
所謂1/4分流(1/4ターン)とか、または分割数を
減らした1/3ターン、1/2ターンに形成して電流を
分流したものが用いられている。
このように電流を分流すれば、コイル電極の各
円弧部32cの分担電流が減少するので発熱が防
止でき、且つ円弧部等の断面積が小さくできて小
形の電極が形成できる利点は有るが、1ターンの
電路を複数に分割することから、分割数(分流
数)を増すに伴つてコイルの有効円弧部は減少
し、この結果磁束密度が低下するといつた問題が
ある。
円弧部32cの分担電流が減少するので発熱が防
止でき、且つ円弧部等の断面積が小さくできて小
形の電極が形成できる利点は有るが、1ターンの
電路を複数に分割することから、分割数(分流
数)を増すに伴つてコイルの有効円弧部は減少
し、この結果磁束密度が低下するといつた問題が
ある。
このようなことから、開極ギヤツプ(しや断時
における一対の対向する電極間寸法)が30〜60mm
と大きくなる真空インタラプタ(例えば高電圧
用、コンデンサ開閉用)にあつては、大きな磁束
密度が得られる1/2ターンのコイル電極を用いる
のが望ましい。
における一対の対向する電極間寸法)が30〜60mm
と大きくなる真空インタラプタ(例えば高電圧
用、コンデンサ開閉用)にあつては、大きな磁束
密度が得られる1/2ターンのコイル電極を用いる
のが望ましい。
しかしながら磁束密度が大きくなるに従つてし
や断性能に害となるうず電流がアーク電極に生じ
やすくなるために、このアーク電極はうず電流が
生じることのないように形成しなければならな
い。
や断性能に害となるうず電流がアーク電極に生じ
やすくなるために、このアーク電極はうず電流が
生じることのないように形成しなければならな
い。
次にアーク電極について述べる。
前述したような真空インタラプタにおける各電
極2,3のアーク電極21,31は、Cuの如き
導電率の高い材料から成るのが一般的であるが、
この場合にあつては、アーク電極21,31内に
うず電流が流れ、コイル電極22,32によつて
生ずる軸方向磁界の磁束密度が低下する問題があ
る。
極2,3のアーク電極21,31は、Cuの如き
導電率の高い材料から成るのが一般的であるが、
この場合にあつては、アーク電極21,31内に
うず電流が流れ、コイル電極22,32によつて
生ずる軸方向磁界の磁束密度が低下する問題があ
る。
かかる問題に対処するため、前述の第2図に示
す如くアーク電極31(及び21)に複数の半径
方向のスリツト31bを設けたものが提案されて
いるが、各スリツト31bは、電極径が100mm程
度以上の場合には、その半径方向の切り込みを深
くする必要がある。そのためアーク電極31(及
び21)の強度が低下し、しかもスリツト31b
のエツジが耐電圧を低下させる問題がある。かか
る傾向は高電圧用真空インタラプタの様に、しや
断速度が速く且つ高い耐電圧が必要な場合に問題
となる。また、大電流を多数回しや断すると電極
材が溶融し、スリツトがうまつてしまうので、結
果としてうず電流が増加し、しや断性能が低下す
る問題がある。
す如くアーク電極31(及び21)に複数の半径
方向のスリツト31bを設けたものが提案されて
いるが、各スリツト31bは、電極径が100mm程
度以上の場合には、その半径方向の切り込みを深
くする必要がある。そのためアーク電極31(及
び21)の強度が低下し、しかもスリツト31b
のエツジが耐電圧を低下させる問題がある。かか
る傾向は高電圧用真空インタラプタの様に、しや
断速度が速く且つ高い耐電圧が必要な場合に問題
となる。また、大電流を多数回しや断すると電極
材が溶融し、スリツトがうまつてしまうので、結
果としてうず電流が増加し、しや断性能が低下す
る問題がある。
また、前述した問題に対処するため、アーク電
極31(及び21)にスリツト31bを設けない
で、このアーク電極を導電率の低い材料により形
成してなるものが提案されている。この場合、導
電率が30〜40%以下の材料(例えばベリリウム、
Cu−W、Ag−W)によりアーク電極31,21
を形成すれば、うず電流の発生がかなり減少しス
リツトを設ける必要がなく、耐電圧の向上及び機
械的強度の向上が図れる利点がある。
極31(及び21)にスリツト31bを設けない
で、このアーク電極を導電率の低い材料により形
成してなるものが提案されている。この場合、導
電率が30〜40%以下の材料(例えばベリリウム、
Cu−W、Ag−W)によりアーク電極31,21
を形成すれば、うず電流の発生がかなり減少しス
リツトを設ける必要がなく、耐電圧の向上及び機
械的強度の向上が図れる利点がある。
しかしながら、アーク電極が導電率30〜40%以
下の低導電率の材料から成る場合にあつては、通
電時における発熱が著しくなるといつた問題があ
る。
下の低導電率の材料から成る場合にあつては、通
電時における発熱が著しくなるといつた問題があ
る。
すなわち、コイル電極32の外周側に位する円
弧部32cの先端は、アーク電極31の外周側に
寄つた部位に接続金具34を介して接続されるこ
とになるために、通電時には第3図に示す如く、
電流I1、I2、I3、I4がアーク電極31内に半径方
向に長い電路を形成することによつて著しく発熱
するものである。
弧部32cの先端は、アーク電極31の外周側に
寄つた部位に接続金具34を介して接続されるこ
とになるために、通電時には第3図に示す如く、
電流I1、I2、I3、I4がアーク電極31内に半径方
向に長い電路を形成することによつて著しく発熱
するものである。
またアーク電極31の抵抗が大きいことから、
アーク電極31とコイル電極32とで形成される
電路の全抵抗が大きいものとなるため、高抵抗ス
ペーサ33に分流して流れる電流が増すことにな
り、結果としてコイル電極32に流れる電流は減
少し、磁束密度が低下するといつた問題が生ず
る。
アーク電極31とコイル電極32とで形成される
電路の全抵抗が大きいものとなるため、高抵抗ス
ペーサ33に分流して流れる電流が増すことにな
り、結果としてコイル電極32に流れる電流は減
少し、磁束密度が低下するといつた問題が生ず
る。
<発明が解決しようとする課題>
上述のような低導電率の材料から成るアーク電
極を備えた電極における問題点を解決すべく構成
を、本件発明者は特願昭56−84233号(特開昭57
−199126号)にてすでに提案しており、その電極
は、第4図及び第5図に示す如き構成から成るも
のである。
極を備えた電極における問題点を解決すべく構成
を、本件発明者は特願昭56−84233号(特開昭57
−199126号)にてすでに提案しており、その電極
は、第4図及び第5図に示す如き構成から成るも
のである。
すなわち、ボス部41と、このボス部41より
半径方向外方に突出した複数の腕42(コイル電
極32の腕32bと同数)と、各腕42の外端部
に各々設けた接続部43とから成り、且つ高導電
率の材料(例えばCu)から成るアダプタ4を、
アーク電極31の背部(接触部31aの反対面)
に固着して設け、アダプタ4の各腕端部の接続部
43と、コイル電極32の円弧部32cの端部と
を接続金具34にて接続して構成したものであ
る。
半径方向外方に突出した複数の腕42(コイル電
極32の腕32bと同数)と、各腕42の外端部
に各々設けた接続部43とから成り、且つ高導電
率の材料(例えばCu)から成るアダプタ4を、
アーク電極31の背部(接触部31aの反対面)
に固着して設け、アダプタ4の各腕端部の接続部
43と、コイル電極32の円弧部32cの端部と
を接続金具34にて接続して構成したものであ
る。
この構成によれば、通電時における電流Iは、
第4図に示す如く、アーク電極31の接触部31
aから、アーク電極31内に軸方向の電路(厚み
方向の電路)を取つてアダプタ4のボス部41に
流れ、そして各腕42に分流されると共に接続金
具34を介してコイル電極32に、更にはリード
棒16に流れることになる。結果として抵抗の大
きいアーク電極31内の電路は、軸方向(厚み方
向)に形成されるために極めて短く、これにより
発熱の問題は解決され、また高抵抗スペーサ33
に分流する電流が減少し、これにより磁界密度が
低下することも解決防止できるものである。
第4図に示す如く、アーク電極31の接触部31
aから、アーク電極31内に軸方向の電路(厚み
方向の電路)を取つてアダプタ4のボス部41に
流れ、そして各腕42に分流されると共に接続金
具34を介してコイル電極32に、更にはリード
棒16に流れることになる。結果として抵抗の大
きいアーク電極31内の電路は、軸方向(厚み方
向)に形成されるために極めて短く、これにより
発熱の問題は解決され、また高抵抗スペーサ33
に分流する電流が減少し、これにより磁界密度が
低下することも解決防止できるものである。
従つて上述のことから、コイル電極は、1/2タ
ーンのコイル状に形成することで大きな磁界密度
が得られるが、磁束密度が大きくなるとこれに比
例してアーク電極におけるうず電流の発生が著し
くなり、結果的に磁束密度が低下し、しや断性能
が悪化する問題があるために、しや断性能の向上
を図るにはアーク電極との組み合わせが重要な要
件となる。
ーンのコイル状に形成することで大きな磁界密度
が得られるが、磁束密度が大きくなるとこれに比
例してアーク電極におけるうず電流の発生が著し
くなり、結果的に磁束密度が低下し、しや断性能
が悪化する問題があるために、しや断性能の向上
を図るにはアーク電極との組み合わせが重要な要
件となる。
このアーク電極におけるうず電流の発生を防止
するには、前述のようにアーク電極を導電率30〜
40%以下の低導電率の材料で形成すれば、耐圧低
下の要因となる半径方向のスリツトを設けること
なく構成できる。しかしアーク電極を低導電率の
材料で形成した場合には、通電時におけるアーク
電極の発熱が著しくなるが、前述のようにアーク
電極の背部に高導電率の材料から成るアダプタを
設けることでこの問題は解決できるものである。
するには、前述のようにアーク電極を導電率30〜
40%以下の低導電率の材料で形成すれば、耐圧低
下の要因となる半径方向のスリツトを設けること
なく構成できる。しかしアーク電極を低導電率の
材料で形成した場合には、通電時におけるアーク
電極の発熱が著しくなるが、前述のようにアーク
電極の背部に高導電率の材料から成るアダプタを
設けることでこの問題は解決できるものである。
本発明は、以上の点に鑑み、低導電率の材料か
らなるアーク電極と、アーク電極の背部に設けた
高導電率の材料から成るアダプタと、高導電率の
材料からなるコイル電極とを組み合わせることに
よつて軸方向磁界を発生する電極を構成し、これ
によつて大きな磁束密度が得られるとともにしや
断性能の向上を図つた真空インタラプタを提供す
ることを目的としたものである。
らなるアーク電極と、アーク電極の背部に設けた
高導電率の材料から成るアダプタと、高導電率の
材料からなるコイル電極とを組み合わせることに
よつて軸方向磁界を発生する電極を構成し、これ
によつて大きな磁束密度が得られるとともにしや
断性能の向上を図つた真空インタラプタを提供す
ることを目的としたものである。
<課題を解決するための手段>
本発明は真空容器内に夫々電極棒を介して一対
の電極を接離自在に対向配置し、対向電極と接触
するアーク電極を高抵抗スペーサを介して電極棒
に支持し、且つ前記アーク電極の反接触側に前記
電極棒と前記アーク電極とに接続され電極棒に流
れる電流を電極棒を中心とするループ電流に変え
て軸方向磁界を発生させるコイル電極を備えた真
空インタラプタにおいて、前記コイル電極を、前
記電極棒の内端に取り付けるボス部と、このボス
部に設けられ半径方向に延在する複数の腕と、該
腕の端部から円周方向に電極棒と同心的で相隣る
腕近くまで延びる円弧部とをもつた高導電率の材
料で形成し、かつ前記アーク電極を、対向面が低
導電率の材料で笠形円板状に形成し、裏面に前記
高抵抗スペーサを取り付けるボス部と、このボス
部に設けられ半径方向に延在し、かつ前記コイル
電極の腕の数と同数の腕と、該腕の端部から前記
電極の円弧部とほぼ同じ半径でコイル電極とは逆
の円周方向へ円弧状に湾曲し、かつ該腕の端部か
ら円周方向に電極棒と同心的で相隣る腕近くまで
延びた円弧部をもつた高導電率の材料から成るア
ダプタをろう付けして形成し、前記コイル電極の
端部とアダプタの円弧部の端部とを接続金具で電
気的に接続したことを特徴とした。
の電極を接離自在に対向配置し、対向電極と接触
するアーク電極を高抵抗スペーサを介して電極棒
に支持し、且つ前記アーク電極の反接触側に前記
電極棒と前記アーク電極とに接続され電極棒に流
れる電流を電極棒を中心とするループ電流に変え
て軸方向磁界を発生させるコイル電極を備えた真
空インタラプタにおいて、前記コイル電極を、前
記電極棒の内端に取り付けるボス部と、このボス
部に設けられ半径方向に延在する複数の腕と、該
腕の端部から円周方向に電極棒と同心的で相隣る
腕近くまで延びる円弧部とをもつた高導電率の材
料で形成し、かつ前記アーク電極を、対向面が低
導電率の材料で笠形円板状に形成し、裏面に前記
高抵抗スペーサを取り付けるボス部と、このボス
部に設けられ半径方向に延在し、かつ前記コイル
電極の腕の数と同数の腕と、該腕の端部から前記
電極の円弧部とほぼ同じ半径でコイル電極とは逆
の円周方向へ円弧状に湾曲し、かつ該腕の端部か
ら円周方向に電極棒と同心的で相隣る腕近くまで
延びた円弧部をもつた高導電率の材料から成るア
ダプタをろう付けして形成し、前記コイル電極の
端部とアダプタの円弧部の端部とを接続金具で電
気的に接続したことを特徴とした。
<作用>
アーク電極と電極棒との間において、電流はコ
イル電極にて円弧状のループに流れ、しかもこの
ループ電流は、アダプタによつて更に円弧状に伸
ばされたループ電流により大きな磁束密度が得ら
れる。
イル電極にて円弧状のループに流れ、しかもこの
ループ電流は、アダプタによつて更に円弧状に伸
ばされたループ電流により大きな磁束密度が得ら
れる。
<実施例>
次に本発明に係る実施例を第6図ないし第9図
に基づいて説明するが、これらの図において前述
の第1図ないし第5図と同一符号を付するものは
同等品を示すものであるからこれらの詳細な説明
は省略する。
に基づいて説明するが、これらの図において前述
の第1図ないし第5図と同一符号を付するものは
同等品を示すものであるからこれらの詳細な説明
は省略する。
まず、第6図ないし第8図に示すものは、本発
明に係る一実施例からなる真空インタラプタの具
備する一対の電極のうちの一方の電極であり、こ
の電極3を形成するアーク電極31は、その中央
部に接触部31aを備えて導電率が30〜40%以下
の低導電率の材料(例えばベリリウム、Cu−W、
Ag−W、Cu−Cr等の電極材料)で笠形円板状に
形成されている。
明に係る一実施例からなる真空インタラプタの具
備する一対の電極のうちの一方の電極であり、こ
の電極3を形成するアーク電極31は、その中央
部に接触部31aを備えて導電率が30〜40%以下
の低導電率の材料(例えばベリリウム、Cu−W、
Ag−W、Cu−Cr等の電極材料)で笠形円板状に
形成されている。
次にコイル電極32は、リード棒16に接続さ
れる中央部のボス部32aと、このボス部32a
に接続された半径方向に位する一対の腕32b
と、これら腕32bの各外端部に一端が各々接続
されると共に前記ボス部32aを囲繞する如く湾
曲され且つ他端部が他方の腕32bの近傍にまで
延設されて成る一対の1/2ターンの円弧部32c
とを備えて形成されている。
れる中央部のボス部32aと、このボス部32a
に接続された半径方向に位する一対の腕32b
と、これら腕32bの各外端部に一端が各々接続
されると共に前記ボス部32aを囲繞する如く湾
曲され且つ他端部が他方の腕32bの近傍にまで
延設されて成る一対の1/2ターンの円弧部32c
とを備えて形成されている。
前記アーク電極31の背部に設けられ、且つこ
のアーク電極31と一体に構成された高導電率の
材料(例えばCu)からなるアダプタ4は、ボス
部41に内端が接続された一対の腕42と、各腕
42の外端部に一端が接続され且つ他端が他方の
腕42の近傍にまで接近していると共に前記ボス
部41を囲繞する如く周方向において湾曲された
円弧部44とで形成されている。また、このアダ
プタ4は、そのボス部41がアーク電極31の背
部に埋設されて径方向の位置決めが成され、且つ
腕42及び円弧部44がアーク電極31の背面に
密接されて、このアダプタ4とアーク電極31と
はろう付け等によつて一体構成されている。
のアーク電極31と一体に構成された高導電率の
材料(例えばCu)からなるアダプタ4は、ボス
部41に内端が接続された一対の腕42と、各腕
42の外端部に一端が接続され且つ他端が他方の
腕42の近傍にまで接近していると共に前記ボス
部41を囲繞する如く周方向において湾曲された
円弧部44とで形成されている。また、このアダ
プタ4は、そのボス部41がアーク電極31の背
部に埋設されて径方向の位置決めが成され、且つ
腕42及び円弧部44がアーク電極31の背面に
密接されて、このアダプタ4とアーク電極31と
はろう付け等によつて一体構成されている。
そしてこのアダプタ4とコイル電極32との接
続は、アダプタ4の具備する円弧部44の先端4
4aと、コイル電極32の具備する1/2ターンの
円弧部32cの延設方向の先端とを向き合わせる
と共に軸方向において重ね合わせ、且つ軸方向に
位する接続金具34を介して機械的及び電気的に
接続して所要の電極3を構成している。
続は、アダプタ4の具備する円弧部44の先端4
4aと、コイル電極32の具備する1/2ターンの
円弧部32cの延設方向の先端とを向き合わせる
と共に軸方向において重ね合わせ、且つ軸方向に
位する接続金具34を介して機械的及び電気的に
接続して所要の電極3を構成している。
このように、アダプタ4の具備する円弧部44
を、他方の腕42の近傍にまで延設すると大きい
磁束密度が得られる。
を、他方の腕42の近傍にまで延設すると大きい
磁束密度が得られる。
またこのアダプタ4のボス部41におけるコイ
ル電極32側に位する部分には、凹部41aが設
けられており、この凹部41aには、アーク電極
31とコイル電極32又はリード棒16とを結合
せしめる低導電率の材料から成る高抵抗スペーサ
33の一端(上端)側が没入するようになされて
いる。
ル電極32側に位する部分には、凹部41aが設
けられており、この凹部41aには、アーク電極
31とコイル電極32又はリード棒16とを結合
せしめる低導電率の材料から成る高抵抗スペーサ
33の一端(上端)側が没入するようになされて
いる。
更にアダプタ4とコイル電極32のボス部32
aとの間には、アーク電極31をリード棒16の
端部に固定すべく、例えばステンレス材からなる
高抵抗体スペーサ33が介在して設けてある。
aとの間には、アーク電極31をリード棒16の
端部に固定すべく、例えばステンレス材からなる
高抵抗体スペーサ33が介在して設けてある。
なお、第6図において35は、低導電率の材料
(例えばステンレス材)から成るコイル電極32
の補強体であり、この補強体35は、第8図に示
す如く、リード棒16を囲繞するリング状のボス
部35aと、このボス部35aに接続された半径
方向に位する複数の腕35bと、これら複数の腕
35bの外端部に各々接続されると共に前記コイ
ル電極32の具備する円弧部32cと略同形の円
弧状に形成され且つ円弧部32cを形成する異な
る面(平面部と側面部)に接合される円弧部35
cとを備えて形成されている。
(例えばステンレス材)から成るコイル電極32
の補強体であり、この補強体35は、第8図に示
す如く、リード棒16を囲繞するリング状のボス
部35aと、このボス部35aに接続された半径
方向に位する複数の腕35bと、これら複数の腕
35bの外端部に各々接続されると共に前記コイ
ル電極32の具備する円弧部32cと略同形の円
弧状に形成され且つ円弧部32cを形成する異な
る面(平面部と側面部)に接合される円弧部35
cとを備えて形成されている。
また、リード棒16は、高導電率の材料(例え
ばCu)からなるリードパイプ16aと、このリ
ードパイプ16a内に埋設される機械的強度の大
きい材料(例えばステンレス材)からなる心棒1
6bと、これら両部材の軸端部において両部材を
気密に接続する補助金具16cとで構成されてい
る。
ばCu)からなるリードパイプ16aと、このリ
ードパイプ16a内に埋設される機械的強度の大
きい材料(例えばステンレス材)からなる心棒1
6bと、これら両部材の軸端部において両部材を
気密に接続する補助金具16cとで構成されてい
る。
上記のように構成された電極3にあつては、ア
ーク電極31とリード棒16との間において、電
流はコイル電極32にて円弧状のループに流れ、
しかもこのループ電流は、アダプタ4によつて更
に円弧状に伸ばされたループ電流となつて軸方向
磁界を発生するものである。
ーク電極31とリード棒16との間において、電
流はコイル電極32にて円弧状のループに流れ、
しかもこのループ電流は、アダプタ4によつて更
に円弧状に伸ばされたループ電流となつて軸方向
磁界を発生するものである。
次に第9図に本発明の電極を備えてある真空イ
ンタラプタにおける磁束密度分布を示す。なお、
実験に供したコイル電極の直径は120mmであり、
横軸は電極半径Rmmを、縦軸は磁束密度G/KA
を示すものであり、この図は電極の中心より右半
分の部位における磁束分布を示すものである。ま
たこの図中におけるA、B、C、Dは、異なる極
間ギヤツプ寸法における磁束密度であり、Aはギ
ヤツプ15mm、Bはギヤツプ30mm、Cはギヤツプ45
mm、Dはギヤツプ60mmの場合を各々示すものであ
る。
ンタラプタにおける磁束密度分布を示す。なお、
実験に供したコイル電極の直径は120mmであり、
横軸は電極半径Rmmを、縦軸は磁束密度G/KA
を示すものであり、この図は電極の中心より右半
分の部位における磁束分布を示すものである。ま
たこの図中におけるA、B、C、Dは、異なる極
間ギヤツプ寸法における磁束密度であり、Aはギ
ヤツプ15mm、Bはギヤツプ30mm、Cはギヤツプ45
mm、Dはギヤツプ60mmの場合を各々示すものであ
る。
<発明の効果>
以上の説明から明らかなように、導電率が30〜
40%以下の材料にて形成されたアーク電極31
と、このアーク電極31の背面に設けられた高導
電率の材料からなるアダプタ4と、電流をループ
電流に分流して横方向磁界を発生させるコイル電
極32とからなる電極3を有する本願発明の如き
真空インタラプタにあつては、以下に説明するよ
うな種々の効果を奏するものである。
40%以下の材料にて形成されたアーク電極31
と、このアーク電極31の背面に設けられた高導
電率の材料からなるアダプタ4と、電流をループ
電流に分流して横方向磁界を発生させるコイル電
極32とからなる電極3を有する本願発明の如き
真空インタラプタにあつては、以下に説明するよ
うな種々の効果を奏するものである。
コイル電極32は、電流を1/2ターンに分流
するものであるから、磁界を発生させる円弧部
32cの有効長が長く大きな磁束密度が得られ
る。
するものであるから、磁界を発生させる円弧部
32cの有効長が長く大きな磁束密度が得られ
る。
アーク電極31は、低導電率の材料から成る
ので1/2ターンのコイル電極32による大きな
磁界が作用しても、磁束密度を低下させる原因
となるうず電流はほとんど生じない。しかもう
ず電流の発生を防止する半径方向のスリツトを
設ける必要がないので、開極時における耐電圧
特性の向上及びしや断特性の向上が図れる。
ので1/2ターンのコイル電極32による大きな
磁界が作用しても、磁束密度を低下させる原因
となるうず電流はほとんど生じない。しかもう
ず電流の発生を防止する半径方向のスリツトを
設ける必要がないので、開極時における耐電圧
特性の向上及びしや断特性の向上が図れる。
上記、のことから、開極時の対向電極間
寸法が大きくなり、且つ大きな磁界が必要な高
電圧用の真空インタラプタ、及びしや断後に高
電圧が通常の場合より加わるコンデンサ開閉用
の真空インタラプタに好適なものである。
寸法が大きくなり、且つ大きな磁界が必要な高
電圧用の真空インタラプタ、及びしや断後に高
電圧が通常の場合より加わるコンデンサ開閉用
の真空インタラプタに好適なものである。
また、アーク電極31の背部には、高導電率
の材料からなるアダプタ4が設けてあり、且つ
このアダプタ4は、コイル電極32の円弧部3
2cの両端に各々接続されてなり、しかもアダ
プタ4はアーク電極31における接触部31a
の背部位置に位しているものであるから、通電
時にあつては、アーク電極31の厚み方向に縦
断して電流はアダプタ4に流れ、しかもこの電
路は非常に短いので発熱の問題はほとんど生じ
ないものであり、耐久性の高い真空インタラプ
タを提供することができるものである。
の材料からなるアダプタ4が設けてあり、且つ
このアダプタ4は、コイル電極32の円弧部3
2cの両端に各々接続されてなり、しかもアダ
プタ4はアーク電極31における接触部31a
の背部位置に位しているものであるから、通電
時にあつては、アーク電極31の厚み方向に縦
断して電流はアダプタ4に流れ、しかもこの電
路は非常に短いので発熱の問題はほとんど生じ
ないものであり、耐久性の高い真空インタラプ
タを提供することができるものである。
特にアダプタ4が一対の円弧状部44を備
え、且つ各円弧状部44の先端44aとコイル
電極32の円弧部32cの先端とが、向き合わ
されると共に軸方向において重ね合わされ配置
されて成る場合にあつては、ループ数が増大す
る結果となつて一層大きな磁束密度が得られる
利点があり、低電流で且つ高電圧であつて開極
時のギヤツプの大きい真空インタラプタに好適
なものである。
え、且つ各円弧状部44の先端44aとコイル
電極32の円弧部32cの先端とが、向き合わ
されると共に軸方向において重ね合わされ配置
されて成る場合にあつては、ループ数が増大す
る結果となつて一層大きな磁束密度が得られる
利点があり、低電流で且つ高電圧であつて開極
時のギヤツプの大きい真空インタラプタに好適
なものである。
第1図は従来の真空インタラプタの正面断面
図、第2図は第1図における電極の分解斜視図、
第3図及び第4図は他の構成の電極の平面図及び
断面図、第5図は第4図におけるアダプタの斜視
図、第6図ないし第8図は本発明に係る電極であ
り、第6図は断面図、第7図は要部の分解斜視
図、第8図は補強体の斜視図、第9図は本発明に
おける磁束密度分布図である。 1は真空インタラプタ、10は真空容器、15
及び16はリード棒、2及び3は電極、21及び
31はアーク電極、22及び32はコイル電極、
32bは腕、32cは円弧部、33は高抵抗スペ
ーサ、34は接続金具、4はアダプタ、42は
腕、44は円弧部。
図、第2図は第1図における電極の分解斜視図、
第3図及び第4図は他の構成の電極の平面図及び
断面図、第5図は第4図におけるアダプタの斜視
図、第6図ないし第8図は本発明に係る電極であ
り、第6図は断面図、第7図は要部の分解斜視
図、第8図は補強体の斜視図、第9図は本発明に
おける磁束密度分布図である。 1は真空インタラプタ、10は真空容器、15
及び16はリード棒、2及び3は電極、21及び
31はアーク電極、22及び32はコイル電極、
32bは腕、32cは円弧部、33は高抵抗スペ
ーサ、34は接続金具、4はアダプタ、42は
腕、44は円弧部。
Claims (1)
- 1 真空容器内に夫々電極棒を介して一対の電極
を接離自在に対向配置し、対向電極と接触するア
ーク電極を高抵抗スペーサを介して電極棒に支持
し、且つ前記アーク電極の反接触側に前記電極棒
と前記アーク電極とに接続され電極棒に流れる電
流を電極棒を中心とするループ電流に変えて軸方
向磁界を発生させるコイル電極を備えた真空イン
タラプタにおいて、前記コイル電極を、前記電極
棒の内端に取り付けるボス部と、このボス部に設
けられ半径方向に延在する複数の腕と、該腕の端
部から円周方向に電極棒と同心的で相隣る腕近く
まで延びる円弧部とをもつた高導電率の材料で形
成し、かつ前記アーク電極を、対向面が低導電率
の材料で笠形円板状に形成し、裏面に前記高抵抗
スペーサを取り付けるボス部と、このボス部に設
けられ半径方向に延在し、かつ前記コイル電極の
腕の数と同数の腕と、該腕の端部から前記電極の
円弧部とほぼ同じ半径でコイル電極とは逆の円周
方向へ円弧状に湾曲し、かつ該腕の端部から円周
方向に電極棒と同心的で相隣る腕近くまで延びた
円弧部をもつた高導電率の材料から成るアダプタ
をろう付けして形成し、前記コイル電極の端部と
アダプタの円弧部の端部とを接続金具で電気的に
接続したことを特徴とした真空インタラプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9364582A JPS58209832A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 真空インタラプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9364582A JPS58209832A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 真空インタラプタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58209832A JPS58209832A (ja) | 1983-12-06 |
| JPH0123891B2 true JPH0123891B2 (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=14088100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9364582A Granted JPS58209832A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 真空インタラプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58209832A (ja) |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP9364582A patent/JPS58209832A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58209832A (ja) | 1983-12-06 |
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