JPH01238954A - 厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペーストおよび厚膜サーマルヘッド - Google Patents

厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペーストおよび厚膜サーマルヘッド

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JPH01238954A
JPH01238954A JP6562488A JP6562488A JPH01238954A JP H01238954 A JPH01238954 A JP H01238954A JP 6562488 A JP6562488 A JP 6562488A JP 6562488 A JP6562488 A JP 6562488A JP H01238954 A JPH01238954 A JP H01238954A
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JP
Japan
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powder
thermal head
thick film
overcoat layer
film thermal
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JP6562488A
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Yoshiaki Taniguchi
義章 谷口
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/335Structure of thermal heads

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペース
トおよび厚膜サーマルヘッドに関し、特に熱伝導性が高
く、表面特性の良いオーバーコート層を得ることのでき
るオーバーコート用ペーストおよびこれを用いた厚膜サ
ーマルヘッドに関する。
[従来の技術] 厚膜サーマルヘッドは、基板の表面に複数の電極を配置
するとともに、これらの電極に接触して発熱用の抵抗体
が配置されており、印字用の信号に応じて電極が選択的
に導通され、これにより抵抗体の選択された部分が発熱
し、この熱が感熱紙等の記録紙に伝えられる0発熱用の
抵抗体や電極が記録紙と接触するのを避けるため、サー
マルヘッドの表面はオーバーコート層により被覆され、
保護されている。
このオーバーコート層は抵抗体から発生した熱を効率良
く記録紙に伝えるため熱伝導性の高いことが要求され、
また、抵抗体に流れる電流の漏洩を防ぐため、絶縁性の
高いことが要求される。従来、サーマルヘッドにおいて
は、絶縁性のガラス粉体を主成分とし、これに熱伝導率
の高いアルミナ粉体(A1203)を10〜40重量%
混合したものをビヒクルによりペースト化した後、焼成
してカラス粉体を溶融し、オーバーコート層を形成して
いた。
[発明が解決しようとする課題] 従来のアルミナ粉体を用いたオーバーコートペーストは
、焼成して形成されたオーバーコート層表面にアルミナ
粉体による多数の突起が発生する。したがって、これを
用いたサーマルヘッドにより印字を行った場合には、こ
れらの突起によって記録紙に伝わる熱量が変化するため
、記録紙に印字ムラ、印字スジ引きを発生させ、また突
起が記録紙をこすることにより記録紙を傷つける欠点が
ある。
さらに、アルミナ粉体を用いたオーバーコートペースト
により形成されたオーバーコート層は、熱伝導性が十分
ではないため、抵抗体から発生された熱が完全に記録紙
に伝えられず、一部がオーバーコート層に蓄積される。
したがって、印字密度の高い印字記録の場合には直前の
記録時の発熱によりオーバーコート層に蓄積されている
熱が、記録時に発生した熱とともに記録紙に加えられる
ため、所望の濃度よりも濃い濃度に印字される。
一方、印字密度の低い印字の場合にはオーバーコート層
に熱がほとんど残っていないため、薄い濃度に印字され
る。
このような印字密度の差による記録濃度のばらつきをな
くシ、均一の記録濃度を得るため、従来は印字データご
とに電極に印加する電圧を調整する必要があった。すな
わち、印字密度の高い印字の場合には蓄積されている熱
が多いため、これを考慮して印加する電圧を低めにし、
印字密度の低い印字の場合には蓄積されている熱が少な
いため、印加する電圧を高めに設定する必要があった。
したがって、均一の記録濃度を得るためには、印字密度
に応じて印加電圧を調整する回路を設ける必要があるた
め、装置が複雑で高価となる欠点があった。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、焼成して
厚膜サーマルヘッドのオーバーコート層を形成した場合
に 突起のない平滑な表面を有し、かつ熱伝導率の高い
オーバーコート層を得ることのできる厚膜サーマルヘッ
ド用オーバーコートペーストを提供することを目的とす
る。
本発明はまた、上記のように表面に突起がなく、熱伝導
率の高いオーバーコート層を有する厚膜サーマルヘッド
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、ガラス粉末と熱伝導性材料の粉末との
混合物を主成分とする厚膜サーマルヘラ1”用オーバー
コートペーストは、熱伝導性材料がAuであるものであ
る。
また本発明によれば、基板と、基板の表面に配置され、
通電により加熱される抵抗体と、抵抗体に接続され、抵
抗体を選択的に通電する電極と、少なくとも抵抗体表面
を被覆するオーバーコート層を有する厚膜サーマルヘッ
ドは、オーバーコート層が、ガラス粉末およびAu粉末
の混合物を主成分とするものである。
本発明の一つの特徴によれば、Auの混合物中に占める
割合が3容積%以上30容積%以下であるものである。
[作 用] 本発明によれば、オーバーコートペーストは熱伝導性の
高いAuの粉末をガラス粉体に混合したものを用いてい
る。したがって、オーバーコートペーストに含まれるA
uが酸化物でないため、これを用いたサーマルヘッドの
オーバーニート層の表面には突起が発生しない。また、
Auの熱伝導率が高いことにより、これを用いたサーマ
ルヘッドのオーバーコート層は熱伝導性が良い。
本発明によれば、厚膜サーマルヘッドはAuの粉末をガ
ラス粉体に混合したペーストを用いたオーバーコート層
を有している。したがって、オーバーコート層の表面に
突起が発生しないから、発生した熱が均一に記録紙に伝
達される。また、オーバーコート層の熱伝導性が良いか
ら、発生した熱がオーバーコート層に蓄積されない、し
たがって、熱の発生の時間間隔の変化に応じて記録紙に
伝達される熱が変化することはなく、熱の伝達が均一化
される。
[実施例] 次に本発明による厚膜サーマルヘッド用オーバーコート
ペーストおよび厚膜サーマルヘッドの実施例を詳細に説
明する。
本発明による厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペー
ストは、カラス粉末に金(Au)の粉末が混合された粉
体成分に、ビヒクルを加えることによりペースト化され
たものである。粉体成分は、ガラス粉末を主成分とし、
Auの粉末が容積百分率で3〜30%(V/V)混合さ
れる。すなわち、粉体成分は容積において3〜30%が
Auの粉末、70〜87%がガラス粉末により構成され
る。このAuの粉末の混合割合は、重量百分率では13
〜87%(W/W)に相当する。
以上のようなペーストを用いて後述する厚膜サーマルプ
リンタのオーバーコート層とする場合には、オーバーコ
ートペーストをシルクスクリーンのメツシュの隙間から
通過させて基板上に印刷し、焼成することによりオーバ
ーコート層を形成するから、ガラス粉末は、メツシュを
通過できるように、粒径44gm以下とすることが望ま
しい。
またガラス粉末はAu粉末およびビヒクルとの混合によ
りペースト化するため、2〜3 Bm以上とするのが好
ましい、一方、Au%j末はガラス粉末の溶融時にガラ
スマトリックス中に均一に分散し、かつオーバーコート
層表面に突起を発生させないようにするため、球形で小
さい粒径のもの、例えば粒径2〜3 gm程度のものを
用いるのが好ましい。
以上のようにペーストを基板に印刷した後、例えば85
0℃に加熱すると、ガラス粉末が溶融される。一方、A
u粉末はこの温度では溶融しないので、第3図に示すよ
うに溶融したガラスマトリックス12中にAu粉末14
が分散して存在するオーバーコート層ioが形成される
このように形成されたオーバーコート層は、熱伝導率が
I  W/m”0と低い値のガラス粉末に、熱伝導率が
2801/m ”Cと高い値のAu粉末が混合されてい
るので、熱伝導率の高いものが得られる。
Au粉末14の含有量が少ない場合にはオーバーコート
層の熱伝導率を高くすることが′t4きないので、Au
粉末14は上記のように3%(V/V)程度以上混合す
る必要がある。一方、Au粉末14の含有量が多い場合
にはAu粉末14の導電性によってオーバーコート層1
0の絶縁性が低下するため、上記のように30%(V/
V)程度以下とする必要がある。 Au粉末14の含有
量を30X(V/V)程度以下とすれば、このペースト
により形成されたオーバーコー)110は、第3図に示
すようにガラス粉末が溶融したガラスマトリックス12
中にAu粉末14が分散されて存在するから、導電性を
生じることがない。
なお、 3〜30%(V/V)の範囲内で混合した粉体
成分においては、オーバーコート層10の絶縁性を保つ
ことができるから、熱伝導率を高くするためAu粉末1
4の含有量を多くするのが好ましい、すなわち、30%
(V/V)に近い値で混合するのが望ましい。
本実施例のオーバーコートペーストによれば、粉体成分
にAu粉末14を3〜30%(V/V)含有しているか
ら、オーバーコート層lOの表面には突起が生じること
がない、従来のオーバーコートペーストは酸化物である
アルミナ(A1203)の粉末を例えば10〜40%(
V/V)、ガラス粉末に混合した粉体成分を用いていた
から、オーバーコート層を形成した場合に、オーバーコ
ート層の表面に突起が発生する欠点があった。
これに対して本実施例のオーバーコートペーストは、酸
化物のアルミナに代えて金属単体であるAuを用いてい
るから、オーバーコート層10の表面に突起が発生する
ことがなく、平滑な表面を有するオーバーコート層10
が得られる。また、Auは熱伝導率が280 W/a 
’Cであり、Al2O3の熱伝導率40W/m ”Cに
比較して熱伝導率が高いため、熱伝導性の良いオーバー
コート層10が得られる。さらに、Auは後述するサー
マルヘッドの電極を構成する金属とアマルガムを形成す
ることがないため、オーバーコート層lOに含有される
素材として適切である0次に本発明による厚膜サーマル
ヘッドの実施例を説明する。
第1図には本発明による厚膜サーマルヘッドの一実施例
が、第2図には第1図のII −II線断面図が示され
ている。第2図に示されるように、サーマルヘッドはア
ルミナ(A1203)の基板24を有する。基板24の
主表面にはガラスを素材とするアンダーグレーズ層22
が設けられ、アンダーグレーズ層22の上面にはAuの
電極20が配置されている。′1極20の上面には抵抗
体16が設けられている。
アンダーグレーズ層22はガラスを素材とするから熱伝
導性が低く、抵抗体16から発生する熱を基板24に伝
えないように遮蔽する。電極20は第1図に示されるよ
うに 複数の棒状の電8i20al、20a2.20a
3・・・が共通電極部200に接続されてくし型の電極
を構成し、これらの複数の棒状の電極20al、20d
2.20a3・・・の各々の間にその一部が配置される
ように複数の電極20b1.20b2.20b3・・・
が配置されている。電極20bl、20b2.20b3
・・・はそれぞれ信号線20cl、20c2.20c3
・・・に接続され、信号線20c1.20c2.20c
3・・・を通して、印字記録の制御信号に応じて通電さ
れる。
抵抗体16は第1図に示されるように、サーマルヘ−/
 Hの横方向に棒状に配置され、電極20al。
20a2.20a3−・および電極20b1.20b2
.20b3−・・の光端部の一部にそれぞれ接触して配
置されている。
したがって、例えば信号線20C2から電極20b2に
通電されると、同図に矢印Aで示されるように、電流が
電極20b2から抵抗体16の一部、電極20a2およ
び電極20a3を通して共通電極部200に流れる。こ
れにより抵抗体1Bの通電部、すなわち電極20a2と
電極20b2、および電極20a3と電極20b2の間
にはさまれて配置される部分から熱が発生する。印字の
場合には第4図に示されるように、抵抗体18が記録紙
100の移動方向Bと直交する方向に配置されるから、
抵抗体16に対応する記録紙100の1ライン分の部分
のうち抵抗体18が発熱した部分が加熱され、感熱記録
が行われる。
抵抗体1Bおよび電極20の上面にはオーバーコート層
10が形成されている。オーバーコー14tIOは前記
のオーバーコートペーストを用いて前記のように形成さ
れている。
このようなサーマルヘッドにより印字を行う場合には第
4図に示すように抵抗体IBが記録紙100の移動方向
Bと直交するように配置され、文字等を表示するための
制御信号により電Fi20bl、20b2.20b3・
・・が選択されて通電される。これにより選択された電
極20bl、20b2.20b3・・・に対応する抵抗
体16の部分が発熱し、この熱がオーバーコート層10
を通して接触する記録紙100の対応する部分に伝達さ
れ、1ライン分の感熱記録が行われる。次に記録紙10
0が矢印方向に1ライン分移動され、同様に電極20b
1.20b2.20b3・・・が選択されて通電され、
通電された電極20bl、20b2.20b3・・・に
対応する抵抗体16の部分が発熱し、次の1ライン分の
記録が行われる。この動作を繰り返すことにより文字等
が記録紙100に記録される。
なお、感熱記録用の記録紙に代えて、熱転写用のリボン
および通常の記録紙を用い、サーマ(レヘッドの抵抗体
16から発生する熱によってリボンに付着している熱溶
融性のインキを溶融させ、または熱昇華性のインキを昇
華溶融させることにより、記録紙に転写させることもで
きる。
本実施例の厚膜サーマルへ一7ドによれば、オーバーコ
ート層lOがガラス粉末とAu粉末を含む粉体混合物に
より形成されており、Auの熱伝導率が高いため、抵抗
体16から発生した熱が効率良く記録紙100に伝ふさ
れる。したがって、良好な記録奢行うことができる。
本実施例のサーマルヘッドにおいてはオーバーコートペ
ースト中のAu粉末の含有率を3z以上とすることによ
り、オーバーコート層lOは熱伝導率の高いAuによっ
て十分な熱伝導性が得られる。また、Au粉末の含有率
を30z以下としているから、導電性のAuによってオ
ーバーコート層lOが導電性となることはなく、オーバ
ーコート層lOの絶縁性は十分に維持される。
さらに本実施例のサーマルヘッドによれば、従来のよう
にオーバーコート層10に酸化物であるアルミナ(A 
l 203)の粉末を使用したものと異なり、金属単体
であるAuを用いているから、オーバーコート層10の
表面に突起が発生することがなく、平滑な表面を有する
オーバーコート層10が得られる。したがって、サーマ
ルヘッドを用いたプリンタで記録する場合に、従来のよ
うにオーバーコート層10の表面の突起により記録紙1
00に伝わる熱量が変化し、記録紙100に印字ムラ、
印字スジ引きを発生させることはない、また、記録紙1
00がサーマルヘッドに対して移動する時に、記録紙1
00がオーバーコート層10の表面の突起によって傷つ
けられることがない。
このように本実施例のサーマルヘッドによれば、オーバ
ーコート層lOの表面が平滑となり、かつオーバーコー
ト層10は高い熱伝導性を有するから、抵抗体16から
発生した熱が効率良く、かつムラなく記録紙100に伝
達され、良好な印字記録を行うことができ、記録紙10
0を傷つけることもない。
次に本発明による厚膜サーマルヘッド用オーバーコート
ペーストおよび厚膜サーマルヘッドの具体例を従来のも
のと比較して説明する。
本発明による厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペー
ストを、次の成分を用いて作成した。
325膳esh passにより製造した粒径44pm
以下で軟化点690℃のS+02−PbO系ガラス粉体
28.4重量部 粒径が1〜2ルmのAuの粉体 17.4重量部 エチルセルロースをα−テルピネオールに溶解したペー
ストビヒクル   14重量部アルミナの基板上に第1
図に示されるようなアングーグレーズ層22、抵抗体1
6および電極20を形成した後、上記のオーバーコート
ペーストを用い、シルクスクリーン印刷法によって、前
記基板の抵抗体16および電極20側にペースト層を印
刷し、これを850°Cに加熱し、ガラス粉体成分を溶
融させた後、冷却固化させることにより、オーバーコー
ト層10を作成し、厚膜サーマルヘッドを得た。製造さ
れた厚膜サーマルヘッドは、6ドツト/1ata、Wt
kドツト数320のラインサーマルヘッドである。
第5図は、以上のような本発明の具体例による厚膜サー
マルヘッドの記録紙に当接する表面を、倍率50倍で撮
影した拡大写真図である。同図において横方向に1本黒
く示されているのが抵抗体16である。第6図は、従来
の厚膜サーマルヘッドの記録紙に当接する表面を、同様
に倍率50倍で撮影した拡大写真図である。従来の厚膜
サーマルヘッドは、ガラス粉末およびAl2O3粉末を
主成分としている。従来の厚膜サーマルヘッドの表面に
は第6図に黒い点で示されるように、多数の突起が存在
している。これに対して第5図に示される本発明による
厚膜サーマルヘッドの表面には突起がほとんど見られな
い、このように本発明による厚膜サーマルヘッドは、従
来のものと比較してオーバーコート層10の表面に突起
が発生しなかった。
第7図は、本発明の具体例による厚膜サーマルヘッドを
用いて印字記録した記録紙100の表面を倍率50倍で
撮影した拡大写真図である。同図において横方向に黒い
長円が並んだものが1ライン分の印字記録であり、個々
の長円が前述の抵抗体18の発熱部分に対応する部分、
すなわち第1図の信号線20cl、20c2.20 c
 3 ・−に接続された電極20bl。
20b2.20b3・・・の1つが通電された場合に印
字される単位画素に相当する。
一方、第8図は従来の厚膜サーマルヘッドを用いて印字
記録した記録紙100の表面を倍率50倍で撮影した拡
大写真図である。従来のサーマルヘッドを用いて印字記
録した記録紙100の表面には、第8図に縦方向の白い
線で示されるようにスジ引きが見られる。これらのスジ
が発生する理由は、前述のようにサーマルヘッドのオー
バーコート層10の表面に発生した突起によって突起の
部分の熱伝導が妨げられるためこの部分に十分な記録が
できないため、またはサーマルヘッドに対する記録紙1
00の移動において突起が記録紙100をこすることに
より記録紙100に傷が発生するためである。オーバー
コートR1Oの表面の突起の大きさは不規則であるため
、第8図に示されるように、スジ引きは種々の太さのも
のが現れる。
これに対して、第7図に示される本発明の具体例による
厚膜サーマルヘッドを用いて印字記録した記録紙100
の表面にはスジ引きが見られない。
このように本発明による厚膜サーマルヘッドを用いて印
字記録した記録紙100は、従来のようにスジ引きの発
生がなく、良好な記録が得られた。
次に、本発明による厚膜サーマルヘッドおよび従来の厚
膜サーマルヘッドを用いた印字記録の記録濃度の比較を
行った。
第10A図および第10B図は、上記の本発明の具体例
による厚膜サーマルヘッドの電極20bl。
20b2.20b3・・・に、第8A図および第9B図
に示すようなパルス電圧をそれぞれ印加し、印字記録を
行った記録紙100の表面をそれぞれ倍率100倍で撮
影した拡大写真図である。第10A図および第10B図
に示される長円形状が、電極20bl、20b2.20
b3・・・への電圧の印加に応じた抵抗体IBの単位領
域の発熱によって記録される個々の画素である。パルス
電圧は第8A図および第9B図に示されるように所定の
電圧Vが印加される時間(オンタイム)と印加されない
時間(オフタイム)を一定の岡期で繰り返すものであり
、第9B図に示すものは第9A図に示すものに対してオ
フタイムが9倍に設定されている。
比較例として、第11A図および第11B図は、上記の
従来の厚膜サーマルヘッドの電極20bl、20b2.
20b3・・・に第3A図および第9B図に示すような
パルス電圧をそれぞれ印加し、印字記録を行った記録紙
100の表面を同様にそれぞれ倍率100倍で撮影した
拡大写真図である。第11A図および第11B図かられ
かるように、従来の厚膜サーマルヘッドにより印字記録
したものは、印加される電圧のオフタイムを9倍とした
場合には記録される画素が小さく、かつ互いに分離され
ているのに対し、オフタイムを短くした場合には記録さ
れる画素が大きく、しかも互いに分離されず、輪郭部が
連続している。これは、オーバーコート層10の熱伝導
性が十分でないため、第11A図のようにオフタイムが
短い場合には抵抗体1Bから発生した熱がオーバーコー
ト層10に蓄積され、再び抵抗体16が発熱した場合に
、発生した熱がオーバーコート層10に蓄積されて残っ
ていた熱とともに記録紙100に伝えられるためである
。したがって、オフタイムが短い場合には記録紙100
に伝えられる熱量が多くなるため、第11A図に示すよ
うに記録濃度が濃くなる。一方、オフタイムが長い場合
には蓄積される熱量が少ないため、第11B図に示すよ
うに画素が小さく記録され、記録濃度が薄くなる。この
ように従来の厚膜サーマルヘッドによれば、印加される
電圧のオフタイムの長さにより印字記録濃度が変化し、
均一な記録濃度が得られなかった。
これに対して第10A図および第10B図に示す本発明
の厚膜サーマルヘッドによる記録では、オフタイムの長
さの差による画素の大きさの差が少なく、安定した記録
濃度が得られた。
[発明の効果] 本発明のオーバーコートペーストはAuを用いているか
ら、オーバーコート層の表面に突起が発生することがな
く、平滑な表面を有するオーバーコート層が得られる。
また、Auの熱伝導率が高いのでオーバーコート層の熱
伝導性も高い。
本発明の厚膜サーマルヘッドによれば、Auを含ムオー
へ−コートペーストによりオーバーコート層を形成して
いるから、オーバーコート層の表面の平滑性および高い
熱伝導性によって、抵抗体から発生した熱が効率良く、
かつムラなく記録紙に伝達され、印字密度の差による記
録濁度のバラつきがなく、良好な印字記録を行うことが
できる。
またオーバーコート層の表面に突起がないから、記録紙
を傷つけることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による厚膜サーマルヘッドの一実施例を
示す一部切り欠き正面図、 第2図は第1図のII −II線断面図第3図はオーバ
ーコート層の組成の一例を示す図、 第4図は第1図の厚膜サーマルヘッドにより記録紙に印
字する場合の配置を示す図、 第5図は本発明による厚膜サーマルヘッドの表面を示す
顕微鏡写真、 第6図は従来の厚膜サーマルヘッドの表面を示す顕微鏡
写真、 第7図は本発明による厚膜サーマルヘッドを用いて印字
記録した記録紙の表面を示す顕微鏡写真、 第8図は従来の厚膜サーマルヘッドを用いて印字記録し
た記録紙の表面を示す顕微鏡写真、第8A図、第9B図
は厚膜サーマルヘッドの電極に印加するパルス電圧を示
す図、 第10A図、第10B図は本発明にょる厚膜サーマルヘ
ッドに、第9A図、第9B図に示す電圧をそれぞれ印加
して記録紙に記録した例を示す顕微鏡写真、 第11A図、第11B図は従来の厚膜サーマルヘッドに
、第9A図、第9B図に示す電圧をそれぞれ印加して記
録紙に記録した例を示す顕微鏡写真である。 要部分の符号の; 10、、、オーバーコート層 12、、、ガラスマトリックス 14、、、Au粉末 1B、、、抵抗体 20、、、電極 22、、、アンダーコート層 24、、、基板 100 、 、記録紙

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラス粉末と熱伝導性材料の粉末との混合物を主成
    分とする厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペースト
    において、 前記熱伝導性材料がAuであることを特徴とする厚膜サ
    ーマルヘッド用オーバーコートペースト。 2、前記Auの前記混合物中に占める割合が3容積%以
    上30容積%以下であることを特徴とする請求項1に記
    載の厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペースト。 3、基板と、 該基板の表面に配置され、通電により加熱される抵抗体
    と、 該抵抗体に接続され、該抵抗体を選択的に通電する電極
    と、 少なくとも前記抵抗体表面を被覆するオーバーコート層
    を有する厚膜サーマルヘッドにおいて、 前記オーバーコート層は、ガラス粉末およびAu粉末の
    混合物を主成分とすることを特徴とする厚膜サーマルヘ
    ッド。 4、前記Auの前記混合物中に占める割合が3容積%以
    上30容積%以下であることを特徴とする請求項3に記
    載の厚膜サーマルヘッド。
JP6562488A 1988-03-22 1988-03-22 厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペーストおよび厚膜サーマルヘッド Pending JPH01238954A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6562488A JPH01238954A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 厚膜サーマルヘッド用オーバーコートペーストおよび厚膜サーマルヘッド

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JPH01128849A (ja) * 1987-11-16 1989-05-22 Hitachi Ltd 厚膜型感熱記録ヘッド

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