JPH0124148Y2 - - Google Patents

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JPH0124148Y2
JPH0124148Y2 JP15667384U JP15667384U JPH0124148Y2 JP H0124148 Y2 JPH0124148 Y2 JP H0124148Y2 JP 15667384 U JP15667384 U JP 15667384U JP 15667384 U JP15667384 U JP 15667384U JP H0124148 Y2 JPH0124148 Y2 JP H0124148Y2
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barrel
plating
gas supply
supply pipe
plating liquid
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、バレルの最深部付近に至るガス供給
パイプを設けた回転バレルメツキ装置に関する。
[従来の技術] 多数の小物部品をメツキする場合に、回転バレ
ルメツキ装置が用いられる。このメツキ装置で使
用されるバレルは、上面を開口した多角筒形、多
くは六角筒形をした篭状のもので、この中心軸上
に固定された回転軸が水平または斜めに軸支さ
れ、これを中心として回転せしめられる。このバ
レルには、多数の通孔が開けられていて、ここか
らメツキ液が自由に通過できるようになつてい
る。
例えば無電解メツキ法では、被処理物の表面を
活性化処理してからバレルの中に入れ、さらにこ
のバレルをメツキ槽の中のメツキ液に浸漬する。
すると、メツキ液中の金属イオンが還元されて、
被処理物の表面に金属が析出し、メツキが施され
る。このとき被処理物は、回転するバレルの中で
その周面が転がりながら最も低い部分に移動しよ
うとして絶えず動き、表面が万遍なくメツキ液に
接触する。
しかし、この従来の回転バレルメツキ装置で
は、バレルの最深部での被処理物の動きが鈍くな
り、堆積された被処理物の面が互いに接触し合
う。このため、その間の僅かな間隙にメツキ液が
閉じ込められるようになり、被処理物の表面での
メツキ液の循還が充分でなくなる。このため、そ
の部分では金属の析出速度が遅くなる。
メツキ液の中の金属イオンが還元され、被処理
物の表面に析出する際には、水素ガスが発生する
が、上記のような状態では、被処理物の間に閉じ
込められたメツキ液の水素ガス濃度が極端に高く
なる。そうするとメツキ液自体の還元作用が強く
なり、金属イオンが被処理物の表面だけでなく、
メツキ液中でも還元されるようになつて、その中
に金属粒を生じるようになる。この金属粒は、こ
れが核となつて、メツキ液の自己分解をさらに進
行させるため、メツキ処理が困難になる。
こうした問題を解消する目的で、メツキ槽の底
部付近に、給気用のノズルを配置し、絶えず空気
を送り、気泡の撹拌と水素ガスの放出作用によ
り、上記の問題を解消することが既に提案されて
いる。しかしこれでは、バレル内に空気が殆ど入
り込まないため、バレル内のメツキ液には殆ど影
響を与えない。
そこで、回転するバレルの内周面の回転軸と平
行な方向に給気管を一定の角度毎に複数本固定
し、ここからバレルの内部に気泡を送る装置が提
案されている(実公昭50−10414号公報)。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、バレルの内周に給気管を固定し
た場合、バレルの回転に伴つて、給気管も回転
し、絶えずバレルの中を回転することになる。気
泡は、メツキ液の中を速やかに浮揚してしまうた
め、バレルの上部で放出された気泡は、バレル内
のメツキ液に殆ど影響を与えない。このため、実
際に被処理物に気泡を供給して、その効果をあげ
得るのは数本の給気管の内、その時最も低い位置
にある1本から発せられる気泡のみであり、その
他の給気管からは気泡が無駄に放出されてしま
う。また、給気管へ気泡を供給するポンプの負担
も大きい。さらに、バレルの底を給気管が通過す
るのが間欠的であるため、絶えずバレルの底から
気泡を供給することもできず、この点でもその効
果が十分ではなかつた。
本考案は、従来の回転バレルメツキ装置におけ
る上記のような問題点を解決すべくなされたもの
であつて、絶えずバレルの底から気泡を放出する
ことにより、被処理物につねに新鮮なメツキ液を
供給すると共に、いわゆるメツキ液の疲労を解消
し、その自己分解を防止することを目的としたも
のである。
[課題を解決するための手段] すなわち、上記目的を達成するため、本発明に
おいて採用した手段の要旨は、被処理物を通過さ
せない多数の通孔を有する篭状のバレルの回転軸
を斜めにして、同バレルをメツキ液の中に浸漬
し、同バレルの回転軸に駆動源を連結してなる回
転バレルメツキ装置において、バレルの内周面の
最も深い部分に沿つて、同バレルの底付近に達す
るガス供給パイプを設け、このガス供給パイプの
バレルの最深部付近の部分に噴出口を開設すると
共に、その基端側にガス供給器を連結してなるこ
とを特徴とする回転バレルメツキ装置である。
[作用] 上記回転バレルメツキ装置では、篭状のバレル
の回転軸を斜めにして、同バレルをメツキ液の中
に浸漬し、このバレルの内周面の最も深い部分に
沿つて、その底付近に達するガス供給パイプを設
け、このガス供給パイプのバレルの最深部付近の
部分に噴出口を開設しているので、バレルが回転
しても、ガス供給パイプは回転せず、その先端の
ガス噴出口は常にバレルの底付近に位置する。こ
のため、その噴出口からバレル内に連続して定常
的に気泡を放出することができる。従つて、気泡
によるバレル内の被処理物の撹拌、水素ガスの放
出作用等がきわめて効果的に行える。
[実施例] 以下、本考案の具体例を図示の実施例を参照し
ながら説明すると、メツキ槽1の中に満たされた
メツキ液13にバレル2が浸漬されている。既に
述べた通り、このバレル2は、被処理物a,a…
が通過しない程度の大きさの多数の通孔14,1
4…を有する六角筒形等の篭状のもので、内側と
外側の間をメツキ液13が通過できるようになつ
ている。
本考案による装置では、バレル2が斜めに支持
されている。即ち、バレル2に中心軸上には、回
転軸3が取り付けられ、これが約45゜の角度で回
転自在に支持されている。そしてこの回転軸3
は、継手4,5を介して伝達軸6に連結され、さ
らにこの伝達軸6は、歯車減速機構7を介してモ
ータ等の駆動源8に連結されている。
さらに、このような回転バレルメツキ装置にお
いて、バレル2にその最深部付近に至るガス供給
パイプ9を設け、このガス供給パイプ9のバレル
2の最深部付近の部分に噴出口10,10…を設
ける。
図示の実施例では、ガス供給パイプ9がメツキ
槽1の蓋体11を通り、その先端側がバレル2の
周面に沿つて同バレル2の最深部に達しており、
このバレル2の周面に沿う先端寄りの部分に複数
の噴出口10,10…が開設されている。
一方、このガス供給パイプ9の基端側には、上
記噴出口10,10…側へと空気を送るポンプ等
のガス供給器12が設けられている。
なお、この点はバレル2を水平に支持した場合
も全く同様である。即ち、ガス供給パイプ9の先
端がバレル2の周面に沿つて水平に同バレル2の
中に挿入され、この周面に沿つた部分に噴射口1
0,10…が開設される。
この装置では、バレル2に活性化処理をした被
処理物a,a…を入れて同バレル2を回転させ、
被処理物a,a…をメツキするに当たり、ガス供
給器12側からガス供給パイプ9を通してバレル
2の最深部付近に酸素を含むガス、例えば空気等
を送り込む。
噴出口10,10…から噴出されたガスは、バ
レル2の最深部からメツキ液13中を上昇する
が、このとき被処理物a,a…が堆積したバレル
2の底の部分のメツキ液13が撹拌されるため、
メツキ液13の循還が促進され、新鮮なメツキ液
13が被処理物a,a…の間に供給される。
これと同時に、被処理物a,a…の間に溜つた
水素ガスが追い出されると共に、メツキ液13中
の溶存酸素が増えるため、メツキ液13が還元さ
れ易い状態、いわゆるメツキ液13の疲労が解消
される。これによつてメツキ液13の自己分解を
防止することができる。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案によれば、バレルの
底部から気泡を1本のガス供給パイプ9から連続
的かつ定常的に供給することができ、小さな出力
のポンプで気泡を無駄に放出させず、高い効果が
期待できる。すなわち、被処理物a,a…の表面
に新鮮なメツキ液13を供給することができると
共に、いわゆるメツキ液13の自己分解を防止す
ることができるので、被処理物a,a…を良好
に、かつ能率良くメツキすることができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
図面の本考案の実施例を示す回転バレルメツキ
装置の概略説明図である。 2……バレル、8……駆動源、9……ガス供給
パイプ、10……噴出口、12……ガス供給器、
13……メツキ液、14……通孔、a……被処理
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被処理物を通過させない多数の通孔を有する篭
    状のバレルの回転軸を斜めにして、同バレルをメ
    ツキ液の中に浸漬し、同バレルの回転軸に駆動源
    を連結してなる回転バレルメツキ装置において、
    バレルの内周面の最も深い部分に沿つて、同バレ
    ルの底付近に達するガス供給パイプを設け、この
    ガス供給パイプのバレルの最深部付近の部分に噴
    出口を開設すると共に、その基端側にガス供給器
    を連結してなることを特徴とする回転バレルメツ
    キ装置。
JP15667384U 1984-10-17 1984-10-17 Expired JPH0124148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15667384U JPH0124148Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15667384U JPH0124148Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

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Publication Number Publication Date
JPS6173656U JPS6173656U (ja) 1986-05-19
JPH0124148Y2 true JPH0124148Y2 (ja) 1989-07-21

Family

ID=30714678

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JP15667384U Expired JPH0124148Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4640695B2 (ja) * 2005-02-09 2011-03-02 株式会社村田製作所 撹拌容器、及びめっき方法、並びに研磨方法

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Publication number Publication date
JPS6173656U (ja) 1986-05-19

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