JPH01241712A - 酸化物系超電導線の製造方法 - Google Patents
酸化物系超電導線の製造方法Info
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- JPH01241712A JPH01241712A JP63070147A JP7014788A JPH01241712A JP H01241712 A JPH01241712 A JP H01241712A JP 63070147 A JP63070147 A JP 63070147A JP 7014788 A JP7014788 A JP 7014788A JP H01241712 A JPH01241712 A JP H01241712A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は超電導マグネットコイルや電力輸送等に使用
される超電導線に係わり、超電導体として酸化物系超電
導体を用いたものに関する。
される超電導線に係わり、超電導体として酸化物系超電
導体を用いたものに関する。
[従来の技術1
最近に至り、常電導状態から超電導状態へaトする臨界
温度(Tc)が液体窒素温度を越える値を示す酸化物系
の超電導材料が種々発見されている。
温度(Tc)が液体窒素温度を越える値を示す酸化物系
の超電導材料が種々発見されている。
この種の酸化物系超電導材料は、一般式1−B−Cu−
0(ただしAは、Y、Sc、La、、Yb、Er、Eu
。
0(ただしAは、Y、Sc、La、、Yb、Er、Eu
。
Ho、Dy等の周期率表IIIa族元素の1種以上を示
し、Bは、Mg、Ca、Sr、Ba等の周期率表Ila
族元素の1種以上を示す)で示されるものである。
し、Bは、Mg、Ca、Sr、Ba等の周期率表Ila
族元素の1種以上を示す)で示されるものである。
従来、このような酸化物系超電導体を備えた超電導線の
製造方法の一例として、以下に説明する方法が知られて
いる。
製造方法の一例として、以下に説明する方法が知られて
いる。
超電導線を製造するには、A−B−Cu−0で示される
酸化物系超電導体を構成する各元素を含む複数の原料粉
末を混合して混合粉末を作成し、ついでこの混合粉末を
仮焼して不要成分を除去し、この仮焼粉末を熱処理して
超電導粉末とした後にこの超電導粉末を金属パイプに充
填し、更に縮径して所望の直径の線材などに成形した後
、熱処理を施して超電導線材を製造する方法である。
酸化物系超電導体を構成する各元素を含む複数の原料粉
末を混合して混合粉末を作成し、ついでこの混合粉末を
仮焼して不要成分を除去し、この仮焼粉末を熱処理して
超電導粉末とした後にこの超電導粉末を金属パイプに充
填し、更に縮径して所望の直径の線材などに成形した後
、熱処理を施して超電導線材を製造する方法である。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら前記のような製造方法では、原料粉末を完
全に均一に混合することが困難なことから、熱処理を施
しても金属パイプ内の酸化物系超電導体全体が完全に均
一な結晶構造とならず、臨界電流密度の高い、優れた特
性を有する超電導線を製造することができない問題があ
った。
全に均一に混合することが困難なことから、熱処理を施
しても金属パイプ内の酸化物系超電導体全体が完全に均
一な結晶構造とならず、臨界電流密度の高い、優れた特
性を有する超電導線を製造することができない問題があ
った。
また、原料粉末は焼結により熱処理時に体積が縮小する
のに対し、金属パイプは熱膨張を起こすので、金属パイ
プとその内部に収められた酸化物系超電導線との間に割
れ欠陥か生じ、これにより良好な超電導特性を実現でき
ない問題があった。
のに対し、金属パイプは熱膨張を起こすので、金属パイ
プとその内部に収められた酸化物系超電導線との間に割
れ欠陥か生じ、これにより良好な超電導特性を実現でき
ない問題があった。
さらに、前記の従来方法では、原料粉末を圧密した成形
体を焼結し、各構成元素を固相反応さけて超電導線を生
成するが、この固相反応は原料粉末の界面部分で進行す
るものであり、反応速度が小さいので、長時間にわたる
高温熱処理を施しても超電導体の生成効率か悪い問題が
あった。
体を焼結し、各構成元素を固相反応さけて超電導線を生
成するが、この固相反応は原料粉末の界面部分で進行す
るものであり、反応速度が小さいので、長時間にわたる
高温熱処理を施しても超電導体の生成効率か悪い問題が
あった。
また、超電導特性か良好な酸化物系超電導体の単結晶体
中のA元素含有率を測定した結果、たとえばY B a
tc LI30 ?−Xなる組成の酸化物系超電導体に
おいてはイツトリウム含有率が1よりも若干多くなって
いるが、各原料粉末を混合して焼結する従来法では、各
元素の含有率を細かく調節することは困難であり、単結
晶に近い組成の酸化物系超電導体を製造することは困難
であった。
中のA元素含有率を測定した結果、たとえばY B a
tc LI30 ?−Xなる組成の酸化物系超電導体に
おいてはイツトリウム含有率が1よりも若干多くなって
いるが、各原料粉末を混合して焼結する従来法では、各
元素の含有率を細かく調節することは困難であり、単結
晶に近い組成の酸化物系超電導体を製造することは困難
であった。
本発明は上記課題に鑑みてなされた乙ので、臨界電流密
度などの超電導特性が優れた高特性の酸化物系超電導線
材を効率良く製造する方法を提供することを目的として
いる。
度などの超電導特性が優れた高特性の酸化物系超電導線
材を効率良く製造する方法を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段J
この発明は、一般式A−B−Cu−0(ただしAは、Y
、Sc、La、Yb、Er、Eu、Ho、Dy等の周期
率表IIIa族元素の1種以上を示し、Bは、Mg、C
a。
、Sc、La、Yb、Er、Eu、Ho、Dy等の周期
率表IIIa族元素の1種以上を示し、Bは、Mg、C
a。
Sr、Ba等の周期率表IIa族元素の1種以上を示す
。
。
)で示される組成の酸化物系超電導線の製造方法であっ
て、A * B r Cu r Osなる組成比の第1
の材料と、B5Cu5Oy(ただしy=5〜15)なる
組成比の第2の材料とを、(1+X):I(ただしO<
X≦0,5)の比率で混合したのち、圧縮成形処理を施
して圧縮成形体とし、この圧縮成形体を焼結して酸化物
系超電導前駆体とした後、この酸化物系超電導前駆体を
金属パイプ内に挿入して複合体を形成し、次いでこの複
合体を縮径するとともに、縮径加工後に上記金属パイプ
を除去し、この後熱処理を施すことを解決手段とした。
て、A * B r Cu r Osなる組成比の第1
の材料と、B5Cu5Oy(ただしy=5〜15)なる
組成比の第2の材料とを、(1+X):I(ただしO<
X≦0,5)の比率で混合したのち、圧縮成形処理を施
して圧縮成形体とし、この圧縮成形体を焼結して酸化物
系超電導前駆体とした後、この酸化物系超電導前駆体を
金属パイプ内に挿入して複合体を形成し、次いでこの複
合体を縮径するとともに、縮径加工後に上記金属パイプ
を除去し、この後熱処理を施すことを解決手段とした。
[作用]
A 2 B + CLl 105なる組成比の第1の材
料と、B。
料と、B。
CLISOY(ただしy=5〜15)なる組成比の第2
の材料の融点は共に従来法におけろ焼結温度の1000
℃より低いので、従来法に比べて焼結温度を低くするこ
とが可能である。
の材料の融点は共に従来法におけろ焼結温度の1000
℃より低いので、従来法に比べて焼結温度を低くするこ
とが可能である。
また、第1の材料と第2の材料の混合比率を(1+X)
:I(ただしO<X≦0.5)としたので、製造された
酸化物系超電導線中のA元素の含有率が1+0.5Xと
なり、単結晶体に近い組成とすることができる。
:I(ただしO<X≦0.5)としたので、製造された
酸化物系超電導線中のA元素の含有率が1+0.5Xと
なり、単結晶体に近い組成とすることができる。
さらに、金属パイプを除去して酸化物系超電導前駆体を
露出さけた後に熱処理を施すので、良好な超電導特性を
示す線材を得られる。
露出さけた後に熱処理を施すので、良好な超電導特性を
示す線材を得られる。
[実施例]
以下、実施例に沿って本発明の製造方法を詳しく説明す
る。
る。
この例では、まずYtBa+Cut05なる組成比の第
!の材料とBa3CusOy(ただしy=5〜15)な
る組成比の第2の材料とを製造する。第1の材料Y 2
B al CLI+ Osは、Y、03粉末とB a
C03粉末とCuO粉末をl :1 :1 (モル比)
となるようにボールミル等を用いて粉砕したのち均一に
混合し、これを大気中あるいは酸素雰囲気中、800〜
950℃で5〜60時間加熱して得ることかできる。
!の材料とBa3CusOy(ただしy=5〜15)な
る組成比の第2の材料とを製造する。第1の材料Y 2
B al CLI+ Osは、Y、03粉末とB a
C03粉末とCuO粉末をl :1 :1 (モル比)
となるようにボールミル等を用いて粉砕したのち均一に
混合し、これを大気中あるいは酸素雰囲気中、800〜
950℃で5〜60時間加熱して得ることかできる。
第2の材料Ba3Cu、Oyは、第1の材料と同様に、
BaC0a粉末とCuO粉末とを3:5(モル比)とな
るように均一に混合し、これを大気中あるいは酸素雰囲
気中、SOO〜950 ’Cで6〜50時間加熱して得
ることができる。
BaC0a粉末とCuO粉末とを3:5(モル比)とな
るように均一に混合し、これを大気中あるいは酸素雰囲
気中、SOO〜950 ’Cで6〜50時間加熱して得
ることができる。
このようにして得られた第1の材料と第2の材料表を、
焼結が速やかに進行するように粉砕した後、第1の材料
粉末と第2の材料粉末との混合比率がモル比で(1+X
):l(ただしO<X≦0.5)になるように均一に混
合し、ラバープレス等により圧粉成形してバルク状の圧
粉成形体を作成する。
焼結が速やかに進行するように粉砕した後、第1の材料
粉末と第2の材料粉末との混合比率がモル比で(1+X
):l(ただしO<X≦0.5)になるように均一に混
合し、ラバープレス等により圧粉成形してバルク状の圧
粉成形体を作成する。
第!の材料粉末と第2の材料粉末とを(1+X):lの
比率で混合すると、酸化物系超電導体中のイツトリウム
の含有率が1+0.5Xとなるので、焼結後の酸化物系
超電導体を単結品体に近い組成に′JXI製することが
できる。
比率で混合すると、酸化物系超電導体中のイツトリウム
の含有率が1+0.5Xとなるので、焼結後の酸化物系
超電導体を単結品体に近い組成に′JXI製することが
できる。
次に、この圧粉成形体を酸素雰囲気中、800〜too
o℃で1−100時間加熱処理を施し、焼結さけて、Y
IB atCL130 ?−Xの組成比を有する酸化
物系超電導前駆体を得る。この圧粉成形体を構成してい
る第1の材料粉末と第2の材料粉末の融点は、共に10
00℃以下であるので、前記熱処理時の加熱によって溶
融状態あるいは半溶融状態とすることができる。従って
熱処理時には溶融状態となった第1の材料粉末と第2の
材料粉末とが接触し、これら材料粉末中に含有されてい
る各元素が拡散反応し、Y +B atCU30 ?−
Xの組成比を有する酸化物系超電導前駆体が生成する。
o℃で1−100時間加熱処理を施し、焼結さけて、Y
IB atCL130 ?−Xの組成比を有する酸化
物系超電導前駆体を得る。この圧粉成形体を構成してい
る第1の材料粉末と第2の材料粉末の融点は、共に10
00℃以下であるので、前記熱処理時の加熱によって溶
融状態あるいは半溶融状態とすることができる。従って
熱処理時には溶融状態となった第1の材料粉末と第2の
材料粉末とが接触し、これら材料粉末中に含有されてい
る各元素が拡散反応し、Y +B atCU30 ?−
Xの組成比を有する酸化物系超電導前駆体が生成する。
このような熱処理によれば、材料粉末を共に溶融状態に
することができるので、反応速度の高い均一な反応を進
行させることができ、超電導体の原料粉末を固相反応さ
せていた従来法に比較して、空孔の少ない緻密な構造の
酸化物系超電導前駆体を短時間の熱処理で得ることがで
き、効率的である。なお、この酸化物系超電導前駆体と
は、材料の焼結が一部完了しておらず、焼結密度が十分
でない為にその材料の一部の超電導特性が低く、より高
い超電導特性を得るためには、更なる熱処理を必要とす
るようなものを指す。
することができるので、反応速度の高い均一な反応を進
行させることができ、超電導体の原料粉末を固相反応さ
せていた従来法に比較して、空孔の少ない緻密な構造の
酸化物系超電導前駆体を短時間の熱処理で得ることがで
き、効率的である。なお、この酸化物系超電導前駆体と
は、材料の焼結が一部完了しておらず、焼結密度が十分
でない為にその材料の一部の超電導特性が低く、より高
い超電導特性を得るためには、更なる熱処理を必要とす
るようなものを指す。
次にこの酸化物系超電導前駆体を金属パイプ中に挿入し
て複合体を形成したのち、この複合体を圧延加工、線引
加工あるいは鍛造加工などの縮径加工を施して所定の線
径を有する線材とする。この縮径加工により、複合体に
圧力が付与されるので、複合体中の酸化物系超電導前駆
体の密度を増加させることができ、焼結密度を向上させ
るのに有効である。また、この金属パイプの材料には、
Ag、 Cu、 AIあるいはこれらの合金、ステンレ
ス鋼などの金属材料を用いることができる。
て複合体を形成したのち、この複合体を圧延加工、線引
加工あるいは鍛造加工などの縮径加工を施して所定の線
径を有する線材とする。この縮径加工により、複合体に
圧力が付与されるので、複合体中の酸化物系超電導前駆
体の密度を増加させることができ、焼結密度を向上させ
るのに有効である。また、この金属パイプの材料には、
Ag、 Cu、 AIあるいはこれらの合金、ステンレ
ス鋼などの金属材料を用いることができる。
次いで、この前記複合体から外側の金属パイプ部分を除
去し、これにより酸化物系超電導前駆体部分を露出させ
る。ここでの金属パイプの除去には、例えば酸あるいは
アルカリの水溶液などの処理液中に複合体を浸漬させ、
金属パイプのみを上記処理液中に溶解させる化学的な方
法などが用いられる。この方法には、金属パイプに銅、
銀あるいはこれらの合金を使用した場合、処理液として
希硝酸などが用いられ、金属パイプにアルミニウムを用
いた場合、処理液として苛性ソーダなどが用いらシシ、
金属パイプにステンレスを用いた場合、処理液として王
水などが用いられるが、パイプ材料と処理液上の組み合
わせはこれらに限定されるものではない。そして、この
ような除去操作の後には、速やかに成形体の表面に水洗
処理あるいは中和処理を行って処理液の成形体などへの
影響を排除することが望ましい。
去し、これにより酸化物系超電導前駆体部分を露出させ
る。ここでの金属パイプの除去には、例えば酸あるいは
アルカリの水溶液などの処理液中に複合体を浸漬させ、
金属パイプのみを上記処理液中に溶解させる化学的な方
法などが用いられる。この方法には、金属パイプに銅、
銀あるいはこれらの合金を使用した場合、処理液として
希硝酸などが用いられ、金属パイプにアルミニウムを用
いた場合、処理液として苛性ソーダなどが用いらシシ、
金属パイプにステンレスを用いた場合、処理液として王
水などが用いられるが、パイプ材料と処理液上の組み合
わせはこれらに限定されるものではない。そして、この
ような除去操作の後には、速やかに成形体の表面に水洗
処理あるいは中和処理を行って処理液の成形体などへの
影響を排除することが望ましい。
次いで、このようにして露出せしめられた酸化物系超電
導前駆体に対して熱処理を施す。この熱処理は好ましく
は酸素雰囲気中、800−1000℃で■〜!00時間
程度時間口た後に徐冷することによって行う。この熱処
理は、線材化された複合体中の酸化物系超電導前駆体の
超電導特性を向上させるためのものであって、この酸化
物系超電導前駆体は先の縮径処理により密度が増加して
いるので、これを加熱することにより、先の焼結処理の
際の未反応部分の溶融反応を進行させることができ、さ
らに、金属パイプを除去して酸化物系超電導前駆体の表
面が露出せしめられていることから、その表面全体から
内部に酸素元素が効率よく拡散される。したがって、上
記酸化物系超電導前駆体は、その全線に亙って均一な超
電導特性を有する、組成比がY +B atc L13
07−Xで示される酸化物系超電導線となる。また、こ
の熱処理により酸化物系超電導前駆体が焼結し、これに
伴い堆積の縮小が生じるが、金属パイプが既に除去され
ているので、酸化物系超電導線の割れ欠陥を防ぐことが
できる。さらに、従来法ではl000℃以上に加熱しな
いと実現できなかった、理論密度に近い6g/cm’以
上の焼結密度を実現することができ、これjこより高い
臨界温度き臨界電流密度とが実現できる。なお、この熱
処理の後、室温まで徐冷するには、400〜600℃の
温度域に一定時間保持し、生成した酸化物系超電導線材
の結晶構造が斜方晶に変態するのを促進する方法を利用
しても良い。
導前駆体に対して熱処理を施す。この熱処理は好ましく
は酸素雰囲気中、800−1000℃で■〜!00時間
程度時間口た後に徐冷することによって行う。この熱処
理は、線材化された複合体中の酸化物系超電導前駆体の
超電導特性を向上させるためのものであって、この酸化
物系超電導前駆体は先の縮径処理により密度が増加して
いるので、これを加熱することにより、先の焼結処理の
際の未反応部分の溶融反応を進行させることができ、さ
らに、金属パイプを除去して酸化物系超電導前駆体の表
面が露出せしめられていることから、その表面全体から
内部に酸素元素が効率よく拡散される。したがって、上
記酸化物系超電導前駆体は、その全線に亙って均一な超
電導特性を有する、組成比がY +B atc L13
07−Xで示される酸化物系超電導線となる。また、こ
の熱処理により酸化物系超電導前駆体が焼結し、これに
伴い堆積の縮小が生じるが、金属パイプが既に除去され
ているので、酸化物系超電導線の割れ欠陥を防ぐことが
できる。さらに、従来法ではl000℃以上に加熱しな
いと実現できなかった、理論密度に近い6g/cm’以
上の焼結密度を実現することができ、これjこより高い
臨界温度き臨界電流密度とが実現できる。なお、この熱
処理の後、室温まで徐冷するには、400〜600℃の
温度域に一定時間保持し、生成した酸化物系超電導線材
の結晶構造が斜方晶に変態するのを促進する方法を利用
しても良い。
このような製造方法では、第1の材料粉末と第2の材料
粉末とを混合し、これらを焼結さけることにより、均一
で反応速度の高い、溶融拡散反応を生じさせることがで
きるので、超電導体の原料粉末を固相反応させていた従
来法に比較して、原料中の各元素の反応速度が速いため
に、空孔の少ない緻密な構造の超電導体を短時間で製造
することができる。また、複合体中の酸化物系超電導前
駆体は縮径加工の際に十分に圧密されているために、熱
処理により各元素が反応する際に、元素の拡散が円滑に
なされる。また、縮径を終えた複合体の金属パイプを除
去した後に酸化雰囲気中で熱処理を施すので、生成され
る超電導線中tこ酸素不足を生じることがない。このた
め生成された超電導線は焼結密度が高く、気孔率が低い
均一な組成となり、優れた超電導特性を示す。また、金
属パイプを除去した後に熱処理を施すので、超電導線の
焼結に伴う縮小と金属パイプ材の熱膨張により生じる割
れ欠陥を取り除くことができ、臨界電流密度を向上させ
ることかできる。
粉末とを混合し、これらを焼結さけることにより、均一
で反応速度の高い、溶融拡散反応を生じさせることがで
きるので、超電導体の原料粉末を固相反応させていた従
来法に比較して、原料中の各元素の反応速度が速いため
に、空孔の少ない緻密な構造の超電導体を短時間で製造
することができる。また、複合体中の酸化物系超電導前
駆体は縮径加工の際に十分に圧密されているために、熱
処理により各元素が反応する際に、元素の拡散が円滑に
なされる。また、縮径を終えた複合体の金属パイプを除
去した後に酸化雰囲気中で熱処理を施すので、生成され
る超電導線中tこ酸素不足を生じることがない。このた
め生成された超電導線は焼結密度が高く、気孔率が低い
均一な組成となり、優れた超電導特性を示す。また、金
属パイプを除去した後に熱処理を施すので、超電導線の
焼結に伴う縮小と金属パイプ材の熱膨張により生じる割
れ欠陥を取り除くことができ、臨界電流密度を向上させ
ることかできる。
また、第1の材料粉末Y *B at CLI+ Os
と第2の材料粉末B a3Cus Oyとを、混合比率
がモル比で(1+X):lになるように混合した後、焼
結したので、製造された酸化物系超電導線中のYの含有
率はl+0.5Xとなり、単結晶体に近い組成とするこ
とができ、良好な超電導特性を有する焼結体を得ること
ができる。
と第2の材料粉末B a3Cus Oyとを、混合比率
がモル比で(1+X):lになるように混合した後、焼
結したので、製造された酸化物系超電導線中のYの含有
率はl+0.5Xとなり、単結晶体に近い組成とするこ
とができ、良好な超電導特性を有する焼結体を得ること
ができる。
なお、前記例においては、Y−Ba−Cu−0系の酸化
物系超電導線の製造方法について説明したか、本発明は
その他のA−B−Cu−0系の酸化物系超電導線の製造
方法に適用できるのは勿論である。また、第1、第2の
材料は粉末でも粒状でしよい。
物系超電導線の製造方法について説明したか、本発明は
その他のA−B−Cu−0系の酸化物系超電導線の製造
方法に適用できるのは勿論である。また、第1、第2の
材料は粉末でも粒状でしよい。
(製造例)
本発明の製造方法に基づいてY−Ba−Cu−0系超電
導線の製造を実施した。
導線の製造を実施した。
Y、03とBaCO3とCuOの各粉末をモル比で1
:I :Iになるように均一に粉砕混合した後、この粉
末を大気雰囲気中、950℃で24時間加熱し、Y 2
B aCuOsとして、この後粉砕処理を施して第1の
材料粉末とした。次にBaC0aとCuOとをモル比で
3:5になるように混合したのち、この粉末を大気雰囲
気中、850℃で24時間加熱し、Ba3CusOyと
して、この後粉砕処理を施して第2の材料粉末とした。
:I :Iになるように均一に粉砕混合した後、この粉
末を大気雰囲気中、950℃で24時間加熱し、Y 2
B aCuOsとして、この後粉砕処理を施して第1の
材料粉末とした。次にBaC0aとCuOとをモル比で
3:5になるように混合したのち、この粉末を大気雰囲
気中、850℃で24時間加熱し、Ba3CusOyと
して、この後粉砕処理を施して第2の材料粉末とした。
この第1の材料粉末と第2の材料粉末とを混合比率がモ
ル比で1.5:1になるように混合した後、ラバープレ
スによりバルク状の圧粉成形体を作成し、この圧粉成形
体を酸素雰囲気中、950℃で6時間加熱して、YB
arc uzOt−xの組成比を有する酸化物系超電導
前駆体を得た。次にこの酸化物系超電導前駆体を、内径
7 am、外径10mmの銀製の金属パイプ内に挿入し
、更にこれを直径11611まで縮径加工して複合体を
形成した。ついでこの複合体を硝酸中に含浸させて銀製
の金属パイプを溶解除去して複合体内の酸化物系超電導
前駆体を露出させた。次にこの露出せしめた酸化物系超
電導前駆体を酸素気流中、950℃で12時間加熱し、
その後室温まで一り00℃/時間で徐冷して、酸化物系
超電導線を得た。
ル比で1.5:1になるように混合した後、ラバープレ
スによりバルク状の圧粉成形体を作成し、この圧粉成形
体を酸素雰囲気中、950℃で6時間加熱して、YB
arc uzOt−xの組成比を有する酸化物系超電導
前駆体を得た。次にこの酸化物系超電導前駆体を、内径
7 am、外径10mmの銀製の金属パイプ内に挿入し
、更にこれを直径11611まで縮径加工して複合体を
形成した。ついでこの複合体を硝酸中に含浸させて銀製
の金属パイプを溶解除去して複合体内の酸化物系超電導
前駆体を露出させた。次にこの露出せしめた酸化物系超
電導前駆体を酸素気流中、950℃で12時間加熱し、
その後室温まで一り00℃/時間で徐冷して、酸化物系
超電導線を得た。
得られた酸化物系超電導線の臨界温度(T c)および
臨界電流密度(Jc)を測定した結果、Tc=91 K
、 Jc=4000 A/c@’と優れた超電導特性を
示した。また、この酸化物系超電導線の断面をX線回折
分析した結果、Y +B atc l+307−Xなる
組成の斜方晶の生成が確認された。
臨界電流密度(Jc)を測定した結果、Tc=91 K
、 Jc=4000 A/c@’と優れた超電導特性を
示した。また、この酸化物系超電導線の断面をX線回折
分析した結果、Y +B atc l+307−Xなる
組成の斜方晶の生成が確認された。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明の製造方法は、A。
B + CLl + Osなる組成比の第1の材料と、
B、Cu。
B、Cu。
Oy(ただしy=5〜15)なる組成比の第2の材料と
を、(1+X):1(ただし0〈X≦0.5)のモル比
率で混合したのち、圧縮成形処理を施して圧縮成形体と
し、この圧縮成形体を焼結して酸化物系超電導前駆体と
した後、この酸化物系超電導前駆体を金属パイプ内に挿
入して複合体を形成し、次いでこの複合体を縮径すると
ともに、縮径加工後に上記金属パイプを除去し、この後
熱処理を施す乙のであるので、各原料粉末をA :B
:Cu= I :2.3の比率で混合した混合粉末に熱
処理を施す従来方法に比較して、反応速度が高く均一な
反応を生じさせて酸化物系超電導体を生成させることが
でき、均質で緻密な構造を有する酸化物系超電導体を生
成できる効果がある。また、第1の材料粉末と第2の材
料粉末とを(1+X):Iのモル比で混合した後、焼結
させるので、第1の材料粉末中に含有されるA元素の焼
結体中での含有率を変化させ、酸化物系超電導体の単結
晶体に近い組成に調製することができるので、良好な超
電導特性を有する超電導体を生成できる。
を、(1+X):1(ただし0〈X≦0.5)のモル比
率で混合したのち、圧縮成形処理を施して圧縮成形体と
し、この圧縮成形体を焼結して酸化物系超電導前駆体と
した後、この酸化物系超電導前駆体を金属パイプ内に挿
入して複合体を形成し、次いでこの複合体を縮径すると
ともに、縮径加工後に上記金属パイプを除去し、この後
熱処理を施す乙のであるので、各原料粉末をA :B
:Cu= I :2.3の比率で混合した混合粉末に熱
処理を施す従来方法に比較して、反応速度が高く均一な
反応を生じさせて酸化物系超電導体を生成させることが
でき、均質で緻密な構造を有する酸化物系超電導体を生
成できる効果がある。また、第1の材料粉末と第2の材
料粉末とを(1+X):Iのモル比で混合した後、焼結
させるので、第1の材料粉末中に含有されるA元素の焼
結体中での含有率を変化させ、酸化物系超電導体の単結
晶体に近い組成に調製することができるので、良好な超
電導特性を有する超電導体を生成できる。
また、金属パイプを除去して酸化物系超電導前駆体を露
出仕しめた後に熱処理を施すので、熱処理時の金属パイ
プと酸化物系超電導前駆体の体積変化に起因する割れ欠
陥を生じることなく、酸化物系超電導前駆体の全線に亙
って酸素を十分に供給しながら熱処理を施すことが可能
となるので、高い臨界電流密度と臨界温度とを実現する
ことができる。
出仕しめた後に熱処理を施すので、熱処理時の金属パイ
プと酸化物系超電導前駆体の体積変化に起因する割れ欠
陥を生じることなく、酸化物系超電導前駆体の全線に亙
って酸素を十分に供給しながら熱処理を施すことが可能
となるので、高い臨界電流密度と臨界温度とを実現する
ことができる。
また、生成される超電導線は、密度の高いものであるの
で、曲げなどの外力に対して強く、従って高い機械強度
を有する超電導線を製造することができる。
で、曲げなどの外力に対して強く、従って高い機械強度
を有する超電導線を製造することができる。
Claims (1)
- 一般式A−B−Cu−O(ただしAは、Y,Sc,La
,Yb,Er,Eu,Ho,Dy等の周期率表IIIa族
元素の1種以上を示し、Bは、Mg,Ca,Sr,Ba
等の周期率表IIa族元素の1種以上を示す。)で示され
る組成の酸化物系超電導線の製造方法であって、A_2
B_1Cu_1O_5なる組成比の第1の材料と、B_
3Cu_5Oy(ただしy=5〜15)なる組成比の第
2の材料とを、(1+X):1(ただし0<X≦0.5
)のモル比率で混合したのち、圧縮成形処理を施して圧
縮成形体とし、この圧縮成形体を焼結して酸化物系超電
導前駆体とした後、この酸化物系超電導前駆体を金属パ
イプ内に挿入して複合体を形成し、次いでこの複合体を
縮径するとともに、縮径加工後に上記金属パイプを除去
し、この後熱処理を施すことを特徴とする酸化物系超電
導線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63070147A JPH01241712A (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 酸化物系超電導線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63070147A JPH01241712A (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 酸化物系超電導線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01241712A true JPH01241712A (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=13423169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63070147A Pending JPH01241712A (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 酸化物系超電導線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01241712A (ja) |
-
1988
- 1988-03-24 JP JP63070147A patent/JPH01241712A/ja active Pending
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