JPH0124644Y2 - - Google Patents

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JPH0124644Y2
JPH0124644Y2 JP1979118146U JP11814679U JPH0124644Y2 JP H0124644 Y2 JPH0124644 Y2 JP H0124644Y2 JP 1979118146 U JP1979118146 U JP 1979118146U JP 11814679 U JP11814679 U JP 11814679U JP H0124644 Y2 JPH0124644 Y2 JP H0124644Y2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
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    • H02M1/0085Partially controlled bridges

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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、位相制御される整流回路の出力電流
と位相制御されない整流回路の出力電流とが重畳
されてアーク負荷に供給される直流アーク加工電
源に関するものである。
[従来の技術] 直流アーク加工電源の出力電流又は出力電圧の
調整方式としてサイリスタによる位相制御方式が
広く採用されているが、この方式では出力波形に
位相制御による大きなリツプルが生じ、点弧位相
や負荷の状態によつては位相制御整流回路の出力
電流に位相制御による遮断期間が生じる。したが
つて、位相制御整流回路の出力波形を改善するた
めに、相間リアクトル付き6相半波整流方式のよ
うな6相以上の多相整流方式が採用されるか、ま
たは位相制御による出力電流の遮断期間をなくす
ために位相制御整流回路の出力電流に位相制御を
しない整流回路の出力電流を重畳する方式が採用
されている。
[考案が解決しようとする問題点] 前者の6相以上の多相整流方式においては出力
波形が直流に近くなり、したがつてアーク負荷に
とつては適しているが、回路が複雑で相間リアク
トルをも必要とし大形化しかつ高価であるだけで
なく、平滑用リアクトルがアーク継続中と短絡時
との両方の出力電流の平滑作用を兼ねているの
で、それぞれに最適のインダクタンス値を選定す
ることができない。また、後者の重畳方式は前者
よりも回路が簡単で小形でありかつ安価である
が、種々のアーク負荷に適した広範囲の出力を得
ることが困難である。その理由は、後者において
は、位相制御整流回路の出力がパルス状になつて
好ましくないので、平滑化してアークの安定性を
維持するために整流回路と負荷との間に平滑用の
リアクトルが接続されているが、このリアクトル
のインダクタンス値を種々のアーク負荷に適した
出力が得られるように選定することは不可能に近
い。したがつて、アーク負荷の予め定めた条件に
適した出力に対応させて、リアクトルのインダク
タンス値を切換えなければならない。また同じア
ーク負荷であつてもアーク負荷の状態例えば電極
と被加工物間にアークが発生している時とそれら
の間で短絡を生じている時とではリアクトルの適
正なインダクタンス値が異なる。アーク負荷が炭
酸ガスアーク溶接負荷又はMIG溶接負荷などで
ある場合には、通常、直流アーク加工電源の出力
電圧電流特性が定電圧特性であるためにリアクト
ルのインダクタンス値がアーク負荷に微妙な影響
を及ぼす。すなわち、安定なアークを得るための
リアクトルに要求される条件としては、 (1) 良好なアークスタートをさせるためにリアク
トルのインダクタンス値は小であること、 (2) アークが発生している期間では、出力電流の
リツプルが小であるほど安定したアークになる
ので、リアクトルのインダクタンス値はできる
だけ大きいこと、 (3) アーク負荷がアーク発生状態から短絡状態に
移つた時の短絡電流として、立上り速度が大
で、かつ適正な大きさの電流が必要であるため
に、リアクトルのインダクタンス値は小さいこ
と が望ましい。
したがつて、後者の重畳方式の加工電源では、
種々のアーク負荷に対してリアクトルのインダク
タンス値の切換えなしで適用することができず、
また同じアーク負荷に対してもアーク負荷の状態
に応じた適正なそれぞれの効果を得ることができ
ない欠点があつた。
ここで、従来の重畳方式の加工電源と後述する
本考案のアーク加工電源との作用効果を明確にす
るために、まず、第1図乃至第3図を参照して従
来の重畳方式の加工電源について説明する。
第1図は従来の重畳方式のアーク加工電源の構
成図であつて、1および2はそれぞれ変圧器出力
巻線、3はサイリスタを含む位相制御整流回路、
4は位相制御しないダイオード整流回路、5は両
整流回路3および4が並列接続された後に、その
並列接続点とアーク負荷Lとの間に接続された平
滑用のリアクトルである。
第2図は第1図の構成図の具体的一例を示す接
続図であつて、Pは第1および第2の変圧器の3
相出力巻線1,2に兼用された1次巻線であり、
1a乃至1cおよび2a乃至2cはそれぞれ第1
および第2の変圧器の2次巻線である。3a乃至
3cは図示しない位相制御回路によつて導通・遮
断および点弧位相が制御されるサイリスタであつ
て位相制御整流回路3を構成し、4a乃至4cは
ダイオードから成る整流器であつて整流回路4を
構成する。5はタツプ5a乃至5cを有する平滑
用リアクトルであり、S1は図示しない信号回路
によつて整流回路4を開閉する接点であり、S2
はリアクトル5のタツプ5a乃至5cを切換える
スイツチである。
第3図は、図示しない位相制御回路および信号
回路によつて、第2図に示すサイリスタ3a乃至
3cが位相制御され、かつ接点S1が閉路したと
きの第2図各部の出力波形を示す。第3図aは、
第2図に示されたA点における出力電圧波形図で
あつて、一点鎖線およびその線上の実線の正弦波
形は、変圧器の2次巻線1a乃至1cの出力電圧
波形であり、また点線およびその線上の実線の正
弦波形は、変圧器の別の2次巻線2a乃至2cの
出力電圧波形図である。さらに、一点鎖線上の実
線で示された波形すなわち各相の電圧の重なり点
の各時刻t1,t4,t7…を基準としてそれぞれ制御
角αを経過後のそれぞれ時刻t3,t6,…からt5
t8…までの波形は、図示しない位相制御信号によ
つて位相制御された整流回路3を構成するサイリ
スタ3a乃至3cの出力電圧波形、すなわち第2
図のA点の波形である。また点線上の実線で示さ
れた波形すなわち制御角αの期間の波形は、整流
回路3の出力が遮断されている間に位相制御され
ない整流回路4を構成する整流器4a乃至4cの
出力電圧波形、すなわち第2図のA点における波
形である。すなわち制御角αの経過後にいずれか
の相のサイリスタが導通すると、各整流器には逆
方向の電圧が印加されて各整流器は遮断され、第
2図のA点には、整流回路3の出力電圧が発生す
る。この導通したサイリスタは、そのサイリスタ
に印加される電圧が整流回路4のダイオードに印
加される電圧よりも低下する時刻t2,t5,t8…に
達すると逆方向に電圧が加わつて遮断となる。以
下、同様にくり返され、第2図のA点には第3図
aに示す波形の電圧が発生する。したがつて、制
御角αを小さくすれば、整流回路3から出力され
る電圧の継続期間が大になり、平均出力電圧は大
きくなり、逆に制御角αを大きくすれば、整流回
路4から出力される電圧の継続期間が大になり、
平均出力電圧は小になり、出力電圧波形はパルス
状となる。このような出力電圧波形を有するアー
ク加工電源を使用してMIG溶接または炭酸ガス
アーク溶接の短絡移行アーク溶接を行つた場合の
アーク負荷Lの電圧波形を第3図bに示す。同図
において、時刻t11とt12,t13とt14,t15とt16,…の
間においては、アーク負荷Lが短絡され、その他
の期間においてはアークを発生している。アーク
負荷がこのような短絡状態とアーク状態とをくり
返した場合に、アーク負荷に流れる電流を第3図
cに示す。同図bの短絡期間t11とt12との間では、
同図aに示すようにサイリスタが導通中であるた
めに同図cのXに示されるようにサイリスタから
後述するYで示される電流よりも大きな電流i1
流れる。
これに対して、第3図bの短絡期間t13とt14
の間では、同図aに示すように整流器が導通中で
あるために同図cのYに示されるように、前述し
たXに示される電流よりも小さな電流i2が整流器
から流れる。また同図bのアーク継続期間t12
t13との間においても、同図aの整流器が導通中
のときは同図cのMで示されるように後述するN
で示される電流よりも小さな電流i2が流れるが、
同じアーク継続期間であつても、同図aのサイリ
スタが導通中のときは同図cのNで示されるよう
に前述したMで示される電流よりも大きな電流i1
が流れる。
なお、第2図の重畳方式の直流アーク加工電源
においては、両整流回路のリアクトル5が共通で
あるために出力電流の下限値は位相制御しない整
流回路4の出力であり、上限値は位相制御を行う
整流回路3の出力である。
このように、従来の重畳方式の直流アーク加工
電源においては、同じ短絡継続中またはアーク継
続中の期間であつても、サイリスタが導通してい
る期間か、ダイオードが導通している期間かによ
つて、出力電流が変動するために、アーク継続中
の期間および短絡直後にそれぞれ適正な一定の波
形の電流を通電することができない欠点があつ
た。
なお、このような欠点を除去しようとしてリア
クトルのインダクタンスを大きくすれば、同じ状
態での出力電流の変動は小さくなるが、前述した
ように短絡直後の出力電流の立上り速度が低下
し、さらに適正な大きさの短絡電流を得ることが
できなくなるという別の欠点が生じる。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、消耗電極と被加工物間にアークを発
生させてアーク加工に使用する直流アーク加工電
源において、まず第1に、アークスタート時又は
アーク発生状態から短絡状態に移つた時に短絡電
流の立上り速度が大きい短絡電流を通電するこ
と、第2に、アーク発生中はリツプルが小さく安
定したアークを維持でき、さらに、電流値を調整
できる出力電流を通電することができるアーク加
工用電源を提供することにあり、第4図に示すと
おり下記の構成を備えている。
アークを発生した後、アークを維持すること
ができるアーク電圧よりも高い無負荷電圧を出
力する第1の変圧器出力巻線1と、 アーク加工条件によつて出力電流を調整する
必要があるために、前記変圧器出力巻線1の出
力電圧をサイリスタによつて位相制御する位相
制御整流回路3と、 アーク発生中、アークを安定に維持するため
にリツプルを小さくする必要があるので、前記
位相制御整流回路3の出力電圧を平滑するため
の十分に大きなインダクタンス値を有する第1
のリアクトル5と アークスタート時又はアーク発生中の短絡時
に、短絡電流を流して即時にアークを発生又は
再点弧させるために、アークを維持する必要が
なく、アーク電圧よりも低い無負荷電圧を出力
する第2の変圧器出力巻線2と、 短絡電流を流すだけで、出力電流を広範囲に
調整する必要がないので、前記変圧器出力巻線
2の出力電圧と位相制御しないでダイオードに
よつて整流する整流回路4と、 アークスタート時又はアーク発生中の短絡時
に、立上り速度が速い短絡電流を通電して、確
実にアークの発生又は再点弧をさせるために、
前記整流回路4の出力電圧を、前記第1のリア
クトル5のインダクタンス値よりも小さなイン
ダクタンス値を有する第2のリアクトル6とを
有し、 前記第1のリアクトル5の出力電圧と第2の
リアクトル6の出力電圧とを同一極性になるよ
うに並列接続して、消耗電極と被加工物とから
なるアーク負荷Lに供給する 直流アーク加工電源である。
[実施例] 以下、第4図の本考案の構成を具体化した実施
例について説明する。
第5図は、第4図の構成図の具体的一例を示す
接続図であつて、第5図において、P,1a乃至
1c,2a乃至2c,3a乃至3c,4a乃至4
cおよびS1は、第2図の構成と同じであつて、
変圧器鉄心が兼用された1次巻線、第1の出力巻
線1を構成する2次巻線、第2の出力巻線2を構
成する2次巻線、位相制御整流回路3を構成する
サイリスタ、位相制御しない整流回路4を構成す
るダイオードおよび整流回路4を開閉する接点で
ある。5および6は第4図において説明した大き
なインダクタンス値のリアクトルと小さなインダ
クタンス値の第1乃び第2のリアクトルである。
本考案の実施例の加工電源においては、通常の
アーク状態では位相制御整流回路3およびこれに
接続された十分に大なるインダクタンス値のリア
クトル5を通じてアーク負荷Lに電流を供給する
ようにし、かつ短絡状態においてのみ位相制御を
しない整流回路4および比較的小さなインダクタ
ンス値のリアクトル6を通じてアーク負荷に電流
を供給するようにした電源であるので、位相制御
整流回路3とリアクトル5との直列回路からは、
アーク負荷の短絡時の立上り速度が大なる出力電
流を供給しなくてもよいために、位相制御による
遮断期間を有する電流を、連続したリツプルの少
ない電流になるように、リアクトル5のインダク
タンス値を充分に大にすることができる。
すなわち、第1図および第2図に示す従来の重
畳方式の加工電源においては、通常の短絡移行形
アーク溶接に適するリアクトルのインダクタンス
値として500μH以下にする必要があつた。
しかし、本考案の加工電源においては、短絡移
行アーク溶接に必要なインダクタンス値とは無関
係に、位相制御された電流を充分に平滑にすれば
よいので、通常の短絡移行アーク溶接に必要なイ
ンダクタンス値の最大値よりも充分に大きなイン
ダクタンス値例えば1000μH以上の充分に大きな
インダクタンス値にすることができる。さらにリ
アクトル6に供給される電流は、位相制御されて
おらず、充分に小さいインダクタンス値であつて
もリツプルの少ない連続した出力電流を得ること
ができ、したがつて、アーク負荷の短絡直後に、
立上り速度の大なる出力電流を得ることができ、
かつインダクタンス値をアーク負荷の短絡時に適
した値に選定して短絡電流値を適正値にすること
ができるので、短絡移行形アーク溶接を円滑にし
良好な溶接結果を得ることができる。さらに、リ
アクトル6のインダクタンス値が従来の加工装置
の平滑用リアクトルのインダクタンス値よりも小
さいので、アークスタート時にも立上り速度が大
であつてかつ適正な電流値の出力電流が得られる
ので、従来の短絡移行アーク溶接に多いアークス
タートの失敗をもなくすことができる。
第6図は、第5図の実施例の動作を説明するた
めの波形図であり、同図aは、第3図bと同様
に、MIG溶接または炭酸ガスアーク溶接の短絡
移行形アーク溶接を行つた場合のアーク負荷Lの
電圧波形を示し、時刻t11とt12,t13とt14,t15
t16,…の間でアーク負荷Lが短絡され、その他
の期間においてはアークを発生している。
アーク負荷がこのような短絡状態とアーク状態
とをくり返した場合に、リアクトル5の出力電流
i10、リアクトル6の出力電流i20およびアーク負
荷Lに流れる電流i10+i20をそれぞれ第6図b乃
至dに示す。リアクトル5は前述したように充分
に大きいインダクタンス値を有しているために、
そのリアクトルの出力電流i10は、リツプルが小
さく、かつアーク負荷が短絡状態であるかアーク
状態であるかにほとんど関供なく、同図bに示す
ように略一定値となる。整流回路4の入力電圧は
位相制御整流回路3の入力電圧よりも低くアーク
電圧以下に設定されており、かつ両整流回路はそ
れぞれ別個のリアクトルを経て接続されている。
したがつて、アーク負荷がアーク状態のときはダ
イオード4aないし4cには逆方向電圧が供給さ
れるために整流回路4の出力電流i20は流れず、
同図cに示すようにアーク負荷が短絡状態になつ
たときにのみ流れる。この電流i20は、位相制御
整流回路3のいずれかのサイリスタが導通中であ
るかどうかに関係なく、負荷電圧によつて定まる
略一定波形となる。また、第1のリアクトル5
は、アーク負荷の短絡開始時の時刻t11から短絡
終了時t12まで電磁エネルギーが蓄積された後に、
時刻t12から時刻t13までの間に蓄積された電磁エ
ネルギーが放出され、時刻t23において第2のリ
アクトル6の出力電流i20は零となる。第6図d
に示すアーク負荷Lに供給される電流i10+i20は、
位相制御整流回路3のうちのいずれかのサイリス
タが導通中であるかどうかに関係なく、アーク負
荷がアーク状態のときは、位相制御整流回路3と
リアクトル5との特性で定まる一定波形の出力電
流i10となり、かつ、アーク負荷が短絡状態のと
きは、リアクトル5の出力電流i10とリアクトル
6の出力電流i20との和である一定波形の出力電
流となる。なお、リアクトル6には、アーク負荷
が短絡した時にだけ整流回路4の出力電流が流
れ、短絡移行短絡移行形アーク溶接は通常、小電
流範囲であるので、リアクトル6はリアクトル5
よりもはるかに小容量でよい。
第7図は本考案の加工電源の他の実施例の接続
図であつて1a乃至1cが3相変圧器の2次巻線
であり、これら2次巻線の端子間電圧√3Eが位
相制御される整流回路の入力電圧となり、さら
に、これらの2次巻線の各相電圧Eが位相制御さ
れない整流回路の入力電圧となる。3a乃至3c
はサイリスタであり、3e乃至3gはダイオード
であつてこれらによつて3相混合ブリツジ形の位
相制御整流回路3が構成される。4dは整流器で
あつてこれと上記整流器3e乃至3gとによつて
3相半波形の位相制御されない整流回路4が構成
される。これらの各整流回路の出力電流は、それ
ぞれ第4図および第5図の説明と同様のインダク
タンスを有するリアクトル5および6をそれぞれ
経由してアーク負荷Lに供給される。
ただし、第7図に示す実施例の加工電源の出力
電流調整範囲は、位相制御されない整流回路4と
しての半波整流回路の出力電圧1.17Eよりも大で、
かつ位相制御整流回路3としての混合ブリツジ整
流回路の出力電圧1.35×√3ECOSαよりも小で
あつて、その比の最大値は1.17E/(1.35×√3
E)=0.5であり、すなわち出力電流調整範囲は50
〜100%で狭くなる。同図に示す加工電源を使用
して短絡移行アーク溶接をした場合のリアクトル
5および6の出力電流の波形は、前述した第6図
の場合と同様である。
上記実施例において、各整流回路として3相半
波整流回路又は3相ブリツジ整流回路について説
明したが、各種の単相整流回路、多相整流回路及
びその組合せ回路であつてもよい。また位相制御
をしない整流回路として、整流器と開閉器の接点
とのかわりにサイリスタを用いて位相制御をしな
いで開閉制御だけをさせてもよい。さらにリアク
トル5および6ともに線形の特性に限定されるこ
とはなく、リアクトル5が位相制御された断続し
た波形の電流を連続した波形の電流にするという
条件を満たし、リアクトル6が電流の立上り速度
を必要な大きな値にする条件を満たしさえすれ
ば、通電電流とともにインダクタンス値が変化す
る非線形特性のリアクトルであつてもよい。これ
らのリアクトル5とリアクトル6とは共通の鉄心
を使用してそれぞれ異なつた巻数に選定すること
により異なつたインダクタンス値に選定してもよ
い。さらにまた、本考案の直流アーク加工電源を
短絡移行形アーク溶接に適用した場合について述
べたが、通常のアーク溶接の他にアーク切断、ア
ーク加熱、アークろう付けなどで特にアーク負荷
の変動が激しい用途に使用しても同様の効果が得
られる。
また、第8図は、本考案の加工電源の位相制御
整流回路3の出力に並列にフリーホイルダイオー
ド7を接続した本考案の他の応用例である。位相
制御整流回路3には、電流を連続にする大きなイ
ンダクタンス値のリアクトル5が接続されている
が、リアクトル5は変圧器2次巻線電圧の一部を
電磁エネルギーとして吸収し、巻線電圧が低下ま
たは負になつたとき、リアクトルに流れる電流の
低下を防ぐように、吸収したエネルギーを放出す
る。これを繰返すことによつてリアクトル5を出
る電流は平滑化される。この場合、リアクトル5
が吸収した電磁エネルギーは、アーク負荷L、変
圧器の2次巻線、サイリスタを通じて放出される
が、変圧器の2次巻線電圧が負にかわつた時、リ
アクトルの蓄積エネルギーの一部は無効電力とし
て電源側にもどされる。位相制御整流回路3の出
力に並列に接続したフリーホイルダイオード7
は、蓄積エネルギーの一部が無効電力として電源
側にもどされるのを防止し、リアクトルの蓄積エ
ネルギーは有効電力としてアーク負荷Lで消費さ
れる。このため、フリーホイルダイオード7を接
続することにより位相制御整流回路3の出力電流
波形である第6図bは、さらに平滑化されて電流
の脈動をより小さくする効果があり、溶接の安定
性を増す。
[考案の効果] 以上のように、本考案の直流アーク加工電源に
よれば、位相制御整流回路3の出力電流は、アー
ク負荷に供給される出力電流が連続するようにな
る程度の十分に大きなインダクタンス値を有する
リアクトル5を通じてアーク負荷Lに供給され、
位相制御整流回路3よりも低い無負荷電圧の位相
制御されない整流回路4の出力電流は、アーク負
荷Lのスタート時または短絡直後に出力電流の立
上り速度が大でかつ適正な電流値が得られる比較
的小さなインダクタンス値を有するリアクトルを
通じてアーク負荷に供給されるので、各リアクト
ルに対して個々に必要なインダクタンス値を選定
することができる。したがつて、 (1) 平滑用リアクトルにタツプを設けて切換える
ことなく各種のアーク負荷に適合することがで
き、負荷の種類、負荷電流値などが異なつても
タツプが固定されたリアクトルを使用すること
ができ適用範囲が広く、特にアーク負荷が短絡
の少ない負荷の場合と短絡の多い負荷の場合と
のような相違するアーク負荷に兼用することが
できる。
(2) 負荷の種類および設定した負荷整流値が一定
の場合であつても、アーク負荷が短絡のような
急激な変化を生じるような場合には、各変化し
た負荷にそれぞれ適したインダクタンス値を選
定することができるので、良好なアーク加工を
することができる。
(3) 位相制御整流回路の出力電流の有無に関係な
く、アーク負荷の状態たとえばアーク発生中か
ら短絡中かによつてのみそれぞれ設定した出力
電流が流れるので、アーク負荷の状態変化が規
則的に繰り返されるので、品質の一定したアー
ク加工を行うことができる。
(4) アーク負荷の短絡時にのみアーク電流をベー
スにしてそれに加わる分だけ位相制御されない
整流回路から供給すればよいので、位相制御さ
れない整流回路の容量を小さくできる。
(5) アークスタートも良好に行うことができるな
ど実用的価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の出力電流重畳方式の直流アーク
加工電源の構成図、第2図は第1図の構成図の具
体的実施例の接続図、第3図aは第2図に示され
たアーク加工電源の整流回路の出力電圧波形図、
同図bおよびcは第2図に示されたアーク加工電
源に接続されたアーク負荷が短絡移行形アークで
ある場合のそれぞれアーク負荷Lの端子電圧Ea
の波形図、およびアーク負荷に供給される出力電
流i0の波形図、第4図は本考案の出力電流重畳方
式の直流アーク加工電源の構成図、第5図、第7
図および第8図はそれぞれ第4図の構成図の具体
的実施例の接続図、第6図a乃至dはそれぞれ第
5図に示されたアーク加工電源に接続されたアー
ク負荷が短絡移行形アークである場合のそれぞれ
アーク負荷Lの端子電圧Eaの波形図、リアクト
ル5からの出力電流i10の波形図、リアクトル6
からの出力電流の波形図、およびアーク負荷に供
給される出力電流i0の波形図である。 1……第1の変圧器出力巻線、2……第2の変
圧器出力巻線、3……位相制御整流回路、4……
(位相制御されない)整流回路、5……第1のリ
アクトル、6……第2のリアクトル、L……アー
ク負荷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 消耗電極と被加工物間にアークを発生させて消
    耗電極と被加工物とが短絡を生じる消耗電極アー
    ク加工に使用する直流アーク加工電源において、
    アークを維持する無負荷電圧を出力する第1の変
    圧器出力巻線1と、前記第1の出力巻線1の出力
    電圧をサイリスタによつて位相制御する位相制御
    整流回路3と、前記位相制御整流回路3の出力電
    圧を平滑する十分に大きなインダクタンス値を有
    する第1のリアクトル5と、前記第1の出力巻線
    の無負荷電圧よりも低い無負荷電圧を出力する第
    2の変圧器出力巻線2と、前記第2の出力巻線2
    の出力電圧をダイオードによつて整流する整流回
    路4と、前記整流回路4の出力電圧を平滑する前
    記第1のリアクトルよりも小さいインダクタンス
    値を有する第2のリアクトル6とを有し、前記第
    1のリアクトル5の出力電圧と第2のリアクトル
    6の出力電圧とを同一極性で並列接続して、前記
    消耗電極と前記被加工物間に供給する直流アーク
    加工電源。
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