JPH01252279A - 帯状疱疹ウイルス糖蛋白質およびその製法 - Google Patents

帯状疱疹ウイルス糖蛋白質およびその製法

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JPH01252279A
JPH01252279A JP63080961A JP8096188A JPH01252279A JP H01252279 A JPH01252279 A JP H01252279A JP 63080961 A JP63080961 A JP 63080961A JP 8096188 A JP8096188 A JP 8096188A JP H01252279 A JPH01252279 A JP H01252279A
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gene
gpii
vzv
dna
herpes zoster
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JP63080961A
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English (en)
Inventor
Keiichi Makikado
啓一 牧角
Tatsuo Eto
辰男 衛藤
Kyosuke Mizuno
水野 喬介
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Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Original Assignee
Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【粟ニブII虜1 本発明は、帯状庖疹ウィルス(VZV)に起因する帯状
庖疹の診断、予防に有効な帯状庖疹ウィルス糖蛋白質並
びにその製法、およびこれを用いたワクチンに関する。
さらに詳細には、遺伝子組換え技術を利用し真核細胞内
で発現された帯状庖疹ウィルス糖蛋白質およびその製法
に関する。
九訓左1遣 水痘帯状庖疹は、小児を中心として発症するウィルス性
疾患である。この疾患は、ヘルペスウィルス群に属する
帯状庖疹ウィルスに感染することにより発症することが
確認されている。このウィルスは、伝染力が非常につよ
いことが知られており、常に他数の小児が集まる保育所
等においては特に注意が必要な疾患である。また、まれ
ではあるが、この疾患には脳炎のような重症合併症が引
き起こされることが知られている。小児の主要感染症と
しては、他に麻疹、ムンプス、風疹等が挙げられるが、
これらについては有効なワクチンが実用化されてきてお
り、比較的重症な疾患の中では、この帯状庖疹(水痘)
のみが、今後の有効なワクチン開発が期待されている状
況にある。
これまでに、大阪大学微生物研究所の高橋らが開発した
弱毒生ワクチンのみが、帯状庖疹に対するワクチンとし
て存在するが、安全性の面では必ずしも十分であるとは
言えず、このような弱毒生ワクチンに取って代わる有効
なコンポーネントワクチンの開発が待ち望まれている。
また、同属のヘルペスウィルス(H3V)では、ウィル
スが持つ遺伝子に同様に発癌性があることが知られてお
り、同じヘルペスウィルス群に属する帯状庖疹ウィルス
についても発癌性が存在することが危惧され、このよう
なことを考慮しても遺伝子組換え技術等を利用した安全
なコンポーネントワクチンの開発が望まれる。
帯状庖疹ウィルスの基本的な構造としては、ウィルス表
面を覆う膜蛋白質として、3種の主な糖蛋白質が存在す
ることが知られている。これらの糖蛋白質は、糖蛋白1
(gpl>、糖蛋白11(gpI+)ならびに糖蛋白m
 (gpII1)と呼ばれており、ワクチン用の免疫原
蛋白質としては、これらの糖蛋白質の利用が最も有効で
あると考えられる。
また、VZVは、DNAウィルスであり、約125キロ
塩基対(kbp)からなる遺伝子を有するウィルスであ
る。
1束肢薯 帯状庖疹ウィルス関連の蛋白質を遺伝子組換えにより発
現さぜな例としては、これまでに数件の報告がなされて
いる。特開昭61−81792号では、VZV−gpl
の遺伝子をクローニングし、大腸菌を宿主としてこれを
発現させることに成功したことを報告している。特開昭
62−70397号においては、gpmの遺伝子をクロ
ーニングし、インビトロトランスレーション(試験管内
翻訳)によりこの遺伝子の転写・翻訳産物を確認してい
る。さらに、特開昭62−285792号においては、
gpmをコードする遺伝子をクローニングしたことを報
告している。
上記のような報告は、遺伝子組換えによる帯状庖疹ワク
チンの可能性を示唆しているものであるが、現実に使用
可能なワクチンを供給できる技術を開示しているもので
はない。すなわち、いずれの報告もvzVの遺伝子解析
を中心としたものであり、発現産物の解析等に関しては
十分とは言えない。すなわち、宿主細胞に該遺伝子を導
入して実際に発現を確認しているものは、特開昭61−
81792号におけるVZV−gp1遺伝子の大腸菌で
の発現のみである。さらにvzVの表面抗原である糖蛋
白質(gpL  gpIrならびにgpm>は、いずれ
も糖鎖を有する蛋白質であることから、大腸菌を宿主細
胞として発現させた場合には、糖鎖付加のない蛋白質し
か得られないために、ウィルス由来の本来の糖蛋白質と
比較して生物学的活性に一部欠ける発現産物が産生され
ることが危惧される。すなわち、一般に糖蛋白質を遺伝
子組換え技術を用いて発現させる場合には、糖付加能力
のある真核細胞(酵母、培養細胞等)を宿主細胞として
用いることが好ましいと考えられる。また、ウィルス構
成糖蛋白質等を遺伝子組換えにより産生させる場合には
、組み込む遺伝子と宿主細胞の組み合せというものが非
常に重要となり、これが得られる産物の性状や発現量に
大きく影響する。
1’flflL溝 このような状況の下において、先に述べた問題を解決す
へく、本発明者らは帯状庖疹ウィルスからgpIIをコ
ードする遺伝子を単離することに成功し、これを真核細
胞内で発現させることを試みたところ、目的の帯状庖疹
ウィルス糖蛋白質を効率よく発現させることに成功した
。さらに本発明により得られる帯状庖疹ウィルス糖蛋白
質は、ウィルス由来の糖蛋白質と同様の抗原性を有し、
これに加えてワクチンとしての使用にも適した充分な免
疫原性を有していることが確認され本発明を完成するに
至った。
すなわち、本発明は、遺伝子組換え技術を応用し真核細
胞を宿主として用いた発現系により得られるgpII、
さらにはそのような糖蛋白質の製造方法を提供するもの
である。このようにして得られる本発明のgpIIは、
帯状庖疹ウィルスに対する診断試薬、並びにワクチンと
して非常に優れた糖蛋白質である。
日の  ・ 本発明に用いる帯状庖疹ウィルス株は、1985年に熊
本大学において水痘と診断された小児(12才)の水痘
内容より分離された臨床分離株(永代株)であり、ヒト
胎児節(HEL)細胞により安定に維持されているウィ
ルス株である。
本発明のgplI−DNAは、上記ウィルス株から通常
の遺伝子クローニング技術を用いることにより調製され
る。このような■Z■永代株のgpII−DNAを組み
込んだプラスミドは、Escherichiacoli
 NM522/ pMT16として本発明者らにより微
生物工業研究所に寄託されている(微工研菌寄第977
7号)。
このような本発明のgpII−DNAは、下記の制限酵
素切断地図で表されるような約2.7kbPの遺伝子で
ある。
VZV  gpI[−DNA  (2,7kbp)さら
にこのgpII−DNAの塩基配列を解析した結果、g
pIIのN末端には、疎水性の強いアミノ酸配列が存在
することが確認された。すなわち、gpIIのN末端の
アミノ酸配列のうち、Met−Phe−Val−Thr
−Ala−Val−Val−3ar−Val−の領域が
非常に疎水性が強いことがわがっな。本発明においては
、gpII遺伝子のうち、これらのアミノ酸配列をコー
ドする遺伝子領域を一部除去することにより、さらに真
核細胞内で目的のgpIIを効率よく発現させることが
できる。このようにして発現されたN末一部欠損gpI
Iは、修飾しない本来のgpIIと較べて抗原性 免疫
原性ともに何等劣ることのない糖蛋白質であることが確
認された。
本発明においてgpIIを発現させる場合には、宿主細
胞として真核細胞が用いられる。そのような真核細胞と
しては、酵母または、は乳類動物由来の動物細胞もしく
は、昆虫細胞由来の細胞を用いることが可能である。本
発明のgpIIを発現させる場合には、用いる宿主細胞
に応じた発現プラスミドを構築し、これを宿主細胞に導
入し形質転換体を得、これを培養することにより目的の
gpUを得ることが可能となる。以下、宿主細胞として
培養細胞を用いた場合、ならびに酵母を用いた場合に応
じてそれぞれ詳細に説明する。
培養細胞を宿主として用いる場合には、SV40ウィル
ス遺伝子の一部をgpII−DNAと置換することによ
り、形質転換細胞内でgpIIを発現することが可能な
組換えウィルスを調製し、これをヘルパーウィルスとと
もに宿主細胞に導入することにより目的のgpffを形
質転換体により発現させることが可能となる。または、
宿主細胞内においてプラスミド状態で増殖てきるウィル
ス(パピローマウィルス等)遺伝子の一部とgpU−1
)NAを結合させ宿主細胞に導入すれば、プラスミド状
態で目的のgpUを発現する細胞を得ることができる。
さらに、大腸菌プラスミドにおいてgpII−DNAの
上流にウィルスや高等動物由来のプロモーターを結合さ
せたプラスミドを培養細胞に導入ずれば、宿主染色体遺
伝子に組み込まれたgpII−DNAが発現される形質
転換細胞を得ることが可能となる。
このようなプラスミドとしては、p s r、vベクタ
ー(ファルマシア社製)等のような市販のものを利用す
ることもできる。
一方、酵母を宿主として用いる場合には、酵母の遺伝子
と大腸菌に遺伝子を担い、さらに適当なプロモーター領
域を担ったシャトルベクターにgpII−DNAを組み
込むことが好ましい。そのようなシャトルベクターとは
、酵母の遺伝子複製開始点(例えば2μoriならびに
/もしくはarsl)、酵母における選択マーカーとな
る遺伝子、酵母由来のプロモーター領域遺伝子、大腸菌
の遺伝子複製開始点領域(例えば、pBR322由来の
ori領域)および大腸菌ての選択マーカーとなる遺伝
子を有するプラスミドである。ここで言う酵母の選択マ
ーカーの例としては、ロイシン、ヒスチジンまたはトリ
プトファン等のアミノ酸産生遺伝子等が挙げられる。大
腸菌ての選択マーカー遺伝子の一例としては、アンピシ
リン、カナマイシン、デトラサイクリンまたはクロラム
フェニコール等の耐性遺伝子が挙(つられる。
gpIIの発現に用いる酵母由来のプロモーターとは、
酵母菌体内で作用することが可能な形質発現調節領域遺
伝子を指し、例えば抑制性酸性フォスファターゼ(PI
+05)プロモーターや、グルタルアルデハイド−3−
リン酸脱水素酵素(GAP−DI+ )プロモーター等
が最も好ましい例として挙げられる。
このようなシャトルベクターの好ましい具体例として、
P H05プロモーター下流に外来遺伝子を組み込むこ
とが可能なpAM82 (特開昭58−36699号、
微工研条寄第313号)、GAP−Dllプロモーター
を有するpYGloo [実験医学Vo1.5 No、
11 p136−141(1987)]等が挙げられる
。また、宿主の酵母菌としては、サツカロミセス・セレ
ビシェ(Saccharomycescerevisi
ae) Al22 (微工研条寄第312号)、サツカ
ロミセス′セレビシェ(Saccharomyces 
cerevisiae)Al22 pho80 (微工
研条寄第509号)等が好ましい宿主細胞株として挙げ
られる。しがしながら、これらに限定されるものではな
い。
上記のような酵母用発現ベクター(シャトルベクター)
を用いて酵母を形質転換させる場合には、通常の酵母形
質転換法[伊藤ら、J、 Bacteriol。
153、 p163−168(1983)]により、目
的のgpII発現が可能な形質転換酵母を得ることがで
きる。
このようにして得られたgplI発現形質転換体から、
下記のようにして目的の糖蛋白質gpIIを精製するこ
とが可能である。
まず、得られた形質転換体をその細胞に応じた培地と条
件のもとに培養することにより目的のgpIIを形質転
換体の細胞質中に発現させる。宿主に酵母を用いた場合
には、超音波もしくはガラスピーズや高圧細胞破砕機(
マントンゴーリン)のような物理的処理、または必要に
応じて界面活性剤のような化学的処理も加えることによ
り集めた菌体を破砕する。一方、培養細胞を宿主に用い
た場合には、酵母の場合のような激しい処理は必要とぜ
ず、界面活性剤で処理することにより細胞質内のgpI
Iを溶出することができる。このようにして得られた破
砕液(ライセード)は、遠心分離等により宿主細胞由来
の沈澱物を除いた後、Vzv−gpIIに対する抗体を
用いたアフイニテイクロマトグラフィにより目的の糖蛋
白質gpIIを容易に精製することができる。さらに精
製を行う場合には、通常の精製手法、例えばイオン交換
クロマトグラフィ、密度勾配遠心ならびに種々のアフィ
ニティクロマトグラフィー等によりワクチンとして使用
可能な純度まで精製することが可能である。
このようにして得られる■ZV糖蛋白質gpIIは、ウ
ィルス由来の糖蛋白質と何等変わらない抗原性を示し、
さらに動物実験による免疫原性の試験においても同様の
結果が得られた。
本発明の糖蛋白質gpIIは、VZVの感染を予防する
ワクチンとして、さらに■Z■関連の抗原・抗体系測定
試薬において非常に利用価値の高い遺伝子組換え発現産
物である。
次に、その実施例に従い、本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
熊本大学医学部において採取された、小児(12才)の
水痘内容を、あらかじめHEL(ヒト胎児肺細胞)を2
5−2の培養フラスコに培養したものへ接種した。37
℃で1週間培養し細胞変性が起きた時点でかきとり、さ
らに3代継代した。分離したウィルスかVZVであるこ
との確認は、■z■粒子表面糖蛋白gpIに対するモノ
クローナル抗体を用いた免疫蛍光反応で陽性、HS V
粒子表面糖蛋白gBに対するモノクローナル抗体を用い
た免疫蛍光反応て陰性てあったことによりおこない、こ
の臨床分離株をVZV永代株とした。
n口すいt11七]  DNAの;。
i)V Z V −D N Aの調製 HE L細胞(ヒト胎児肺細胞)(約IX 10’ c
ells)に水痘帯状庖疹ウィルス(VZV)(永代株
)を感染させ、37℃で48〜72時間培養して、細胞
変性が充分に起きた時点でかきとり、1500rpmに
て10分間遠心して感染細胞と上清とを分離して、感染
細胞のベレットを得る。これをリン酸ナトリウム緩復液
−生理食塩液(pl+7.3)  (以下、PBSと略
記する) 10m1に懸濁し、この懸濁液を凍結隔解〔
−50℃(アセトン−ドライアイス)と37℃にて3回
凍結隔解を繰り返す〕して、細胞を破壊し、細胞残渣を
低速遠心分離(3,000rpm、10分間)により除
去する。得られる溶液をグリセロールクツション(5x
、45x)に重層し、35. OOOrpmにて1時間
遠心分離する。得られたベレット0.5〜1mlをPB
SI〜2mlに懸濁し、これにD N ase 10μ
9 / mlおよびRN ase300μ9/m1を3
7℃で1時間作用させ、ついで115量の5XSTEP
 (0,5X SDS、50mM Tris−[IC1
、pH7,50,4MEDTA、0.1%プロテイナー
ゼK)を加え、50℃で30分間作用させる。この処理
液を等量のフェノール、フェノールクロロホルム(1:
  1)およびクロロホルムの順で抽出し、DNAを含
む水層を得る。
この水層をTE[復液(20mM Tris−f(CI
、 1mMEDTA、 pH7,5)に透析した後、冷
エタノールを加えてDNAを沈澱させて、VZV−DN
Aを得る。
1i)VZV−DNAの旧ndll+切断Dフラグメン
トのクローン化 上記の方法で調製したVZV−DNA約10μ9を、1
0mM Tris−[(CI、pH7,5,7mM M
gCl2.60mM NaClの混液、02m1中で、
制限酵素旧ndll+により37℃、6時間処理した後
、07%アガロース電気泳動により各断片を分離し、D
フラグメント(0,400〜0500マツプユニツト)
に相当する部分のゲルを切り取り、電気泳動的にDフラ
グメント(第1図参照)を回収する。
前記と同様にして制限酵素旧ndll+により開裂され
たpBR322プラズミド1/IOTル量と上記Dフラ
グメント約1μ9とをD N A  ligation
 kit (宝酒造(株)製造 販売〕を用いて16°
Cて約30分反応させる。
高木座敷編著「遺伝子操作実験法」第8章に記載の方法
で大腸菌11BIOIの培養液を調製し、その菌液02
m1に上記反応液を加え混合させ、0℃で20分間放置
した後、アンピシリン100μ97m1を含む寒天プレ
ート上に塗沫し、37℃で一夜培養する。出現したコロ
ニーについて、アンピシリン100μ97m1を含む寒
天プレートにそれぞれ塗沫し、同様に培養してアンピシ
リンを含む寒天プレートでのみ増殖したコロニーを選択
する。r、BR322はアンピシリン耐性遺伝子とテト
ラサイクリン耐性遺伝子を有するが、テトラサイクリン
耐性遺伝子中にある旧ndm部位にVZV−DNA断片
が挿入されることによりテトラサイクリン耐性が消失さ
れるため、上記選択されたコロニーはpBR322−V
 Z V DN Aの旧ndIII Dフラグメントの
組換えDNAを保持していることになる。  上記の方
法で得られたコロニーについて、 「代謝」第17巻、
第4号、第81〜89頁(1980) rプラグミドD
NAの調製に記載される方法にしたがってプラスミドを
調製する。得られたプラスミドを種々の制限酵素(Ba
m1lI、EcoRI、Hindlll、  Hpal
、5a11>にてその切断パターンを分析することによ
り、VZV−DNAの旧ndlll−Dフラグメントが
pBR322に組み込まれたPBR322−Hindl
ll−Dフラグメントの組換えDNA (プラスミドp
BRV−4>を得る。
=18− 1ii)プラスミドpNO−6の調製 上記の方法で得られたプラスミドpBRV−410μ9
を、10mM Tris−1(C1(pH7,5>、7
mM MgCh、100mM MCI、7mM 2−メ
ルカプトエタノールの混液100JAに加え、これに制
限酵素Hpa110単位を加えて、37℃で2時間反応
させる。この反応液を、高木座敷著「遺伝子操作マニュ
アル」33〜34頁に記載の方法により、1xアガロー
スにて電気泳動により約3.6KbpフラグメントDN
Aを分離、抽出する。
得られた3、 5KbpフラグメントD N A 11
00nとクローニングベクターpNO1523Cファル
マシア(株)製〕(Hpa+で処理して開裂したもの)
 10ngとを、DNAligation kit (
宝酒造(株)製〕を用いて16℃で30分反応させる。
この反応液を用い、高木座敷編著「遺伝子操作実験法」
161〜162頁に記載の方法により、大腸菌MC10
09を形質転換させ、その形質転換体からアンピシリン
及びストレプトマイシン耐性菌を選択し、この菌から上
記「代謝」第17巻、第4号、第81〜89頁(198
0)に記載の方法にしたがってgpUM伝子を含むプラ
スミドpNO−6を得る。
iV)プラスミドpTZ16の調製 上記の方法で得たプラスミドpNo−6を下記のように
処理してgpII遺伝子翻訳開始コドンATG上流のE
co7221部位のみをSall部位に、1訳終止コド
ンTAAの下流のEcoRV部位のみをSall部位に
変換したフラグメントを得、プラスミドpT218RC
ファルマシア(株))(Sallて開裂したもの)へ組
み込んだ。
pN06 10μ!+を、 10mM Tris−41
CI (pH8,0>、7mMMgC12,150mM
 NaC1の混液100dに加えこれに制限酵素Eco
T22110単位を加えて37℃で2時間反応させる。
またpN0610μ9を、10mM Tr 1s−11
CI (pH7,5)7mMMgCh、150mM N
aCl、7mM 2−メルカプトエタノールの混液10
0tlQに加えこれに制限酵素EcoRV 10単位を
加えて37℃で2時間反応させる。これら2つの反応液
をそれぞれ、高木座敷著「遺伝子操作マニュアルJ33
〜34頁に記載の方法により、1xアガロースにて電気
泳動により、EcoT221.2]H+pフラグメント
、EcoRV 1.6[+pフラグメントを、別々に分
離・抽出する。これらフラグメントを、それぞれT4D
NAポリラーゼ01単位、200 tt MdATP、
dCTP、dGTP、dTTT’、67+nM Tri
s−11CI (’p++8.6)、6.7mM Mg
Cl2.10mM 2−メルカプトエタノール、16.
7mM (NHa ) 2sOaノ混液50d中で別々
に37℃、30分間反応後、フェノール処理、エタノー
ル沈澱を行う。これらD N A  lpmoleを、
D N A  ligation kit、(宝酒造製
)、 10 pmoleSall!Jンカ−(1)混液
、45Δ中で10’C、30分間反応後、エタノール沈
澱をそれぞれ行う。これらDNAを、50mM Tri
s−HCI(pH8,0)、10mM MgCh 50
mM NaClの混液100Δにそれぞれ加え、これに
制限酵素Ndel 10単位を加えて37°Cで2時間
反応させる。これら反応液を高木座敷著「遺伝子操作マ
ニュアル」33〜34頁に記載の方法により、1xアガ
ロースにて電気泳動により、それぞれ1.3Kbpフラ
グメントDNAを分離 抽出する。
得られた2種の1.3KbpフラグメントDNAを、N
de1部位を介して結合さぜるため(DNA Iiga
−tion kit (宝酒造製)を用いて〕、16°
Cで30分間反応後、エタノール沈澱を行う(第3図参
照)。
このDNAを、10mM Tris−11cI (pH
7,5)、7+nMMgCl2175mM NaCl、
7mM 2−メルカプトエタノール、0.2mM HD
TAの混液50越に加え、これに制限酵素5a11を5
単位加えて37℃で2時間反応させる。この反応液を、
高木座敷著「遺伝子操作マニュアル」33〜34頁に記
載の方法により、1xアガロースゲルにて電気泳動によ
り2.7XbpフラグメントDNAを分離・抽出する。
得られた2、 7XbpフラグメントD N A 50
ngと大腸菌プラスミドpTZ18R(ファルマシア社
製)(Sallで処理して開裂したもの) 5ngとを
DNA liga−tion kit (宝酒造製)と
の混液45M!2を用いて16℃で30分間反応させる
。この反応液を用い、高木座敷編著「遺伝子操作実験法
」161・〜162頁の記載の方法により、大腸菌NM
522を形質転換させ、アンピシリン、X−Ga1.I
PTG含有プレートに成育してくる白色クローンを複数
選択し、これらの菌体がら「代謝」第17巻、第4号、
第81〜89頁(1980)の記載の方法に従ってプラ
スミドを調製する。これらのプラスミドを、各々制限酵
素5alLEcoRv、EcoT221で処理し、gp
II遺伝子翻訳開始コドンATG上流のEc。
T221部位のみと、gpII遺伝子翻訳終止コドンT
AAの下流のEcoRV部位のみがSall部位に変換
されたフラグメントがP T Z 18 Rに組み込ま
れた組換えDNA (プラスミドpMT16)を得る(
第2図参照)。このようにして調製されたプラスミドp
MT16は、大腸菌に組み込み、Escherichi
a coli NM522/ pMT16:  微工研
菌寄第9777号として寄託されている。
−仁ユJヨ■ZV−■ −プ;ズ≧゛の責。
前記2(iV)で得られたVZVgpII遺伝子全体を
含有するプラスミドpMT1610μ!Iを、10mM
 Tris−1(CI (pl+7.5>、7IIIM
 MgCl2.175mM NaC1,7mM 2−メ
ルカプトエタノール、0.2mM l1DTA、5al
t 10単位の混液100A中て37°C2時間反応後
、フェノール処理、エタノール沈澱を行う。このDNA
を、50mM Tris−HCI (p)18.111
> 10mM MgCh 50mM NaC1、Bgl
l 10単位の混液100Δ中で37℃、2時間反応後
、IXアガロース電気泳動により前記と同様の方法にて
VZVgpII遺伝子を含む2.7KbpのDNAフラ
グメントを分離抽出する。
このDNAフラグメントtoongと、シャトルベクタ
ーpAM82 (Xholで処理して開裂したもの)(
微工研条寄第313号) 1ongおよび、pYGlo
o (Sallで処理して開裂したもの> 10ngと
を、それぞれDNA  1igation kitを用
いた混液45Δ中にて16℃、1時間反応させる。
これらの反応液を用い、高木座敷編著「遺伝子操作実験
法」161〜162頁に記載の方法により、各々大腸菌
+lB101を形質転換し、アンピシリン耐性菌を選択
培養し、その菌体から、各々T’1(05、GAPDプ
ロモーター下流にVZVgpIIが結合された組換えプ
ラスミドpAM2、pYG28をそれぞれ単離する(第
4図参照)。
4  、・   −■の 酵母としてサツカロミセス セレビシェAt422[a
 1eu2 his4 Can1 (Cir+)]  
(微工研条寄312号)並びにサツカロミセス・セレビ
シェAH22pho80 (微工研条寄第509号)を
用い、これをYPD培地(2%ポリペプトン、1zイー
ストエキス、2xグルコース)100mlに接種し、3
0°Cで一晩培養した後、遠心して集菌水20m1にて
菌体を洗浄し、ついて1.2Mソルビトール及び100
μg/mlチモリアーゼ60.000 (生化学工業製
)の溶液5mlに懸濁させ、30°Cで約3θ分間保ち
、スフェロプラスト化した。ついで、スフェロプラス1
〜を1.2Mツルし)・−ル溶液で3回洗浄した後、2
Mソルヒ゛トール、 ]OmM CaCl2および、 
10mM Tris−HCI (pH7、5)の溶液6
00Δに懸濁させ、その60dずつを小試験管に分注し
た。これに前に調製した組換えプラスミドpY028と
pAM2 (10μ9)をそれぞれ加えて、充分混合し
、さらにO,IM CaCl2液3Δを加えて最終濃度
10mM CaCl2とし、室温に5〜10分間放置し
た。ついでこれに、20Xポリエチレングリコール4、
000.10mM CaCl2および10mM Tri
s−)1cI (p[17,5)溶液1mlずつ加えて
混合し、室温に約20分間放置した。この混合液0.2
mlずつを45°Cに保温された再生培地(22気ソル
ビトール、2xグルコース、0.7%イーストニトロゲ
ンベースアミノ酸、2%YPD、2cIg/mlしスチ
ヂン、3x寒天) 10m1に加え、軽く混合させ、予
め準備された1、2Mソルビトール含有最小培地(0,
7%イーストニトロゲンベースアミノ酸、2%グロコー
ス、20μg/mlヒスチヂン、2x寒天)プレートに
重層し、固化させた後、30°Cで培養してロイシン非
要求性酵母のコロニーを得た。このコロニーを20μg
/mlヒスチヂンを含むバルクボルダ−ミニマムメディ
ウム[東江ら、J、 Bacteral、 113. 
 p727−738]にて培養して形質転換酵母サツカ
ロミセスセレビシェを得た。このようにして得られた形
質転換酵母のコロニーをさらに2cI97m1ヒスチヂ
ンを含むバルクホルダーミニマムメディウムの寒天プレ
ート上に塗布し、30℃にて培養してコロニーを形成さ
せた。 (ロイシン非要求性となった形質転換体の再確
認のため)ついでこのコロニーから菌体を分離し、2c
Ig/mlしスチヂンを含むバルクホルダーミニマムメ
ディウム10m1に接種し、30℃にて培養を行う。約
24時間後、対数増殖期にある菌体を遠心して集菌し、
これをリン酸を含まない最小培地(バルクホルダーミニ
マノ−メディウムに含まれるKH2PO4をKCIで置
換し、さらに2cI9/m+しスヂヂンを加えたもの>
10m1に菌体数的4X106個/mlになるように懸
濁し、30°Cにて約24時間培養を続けたのち、40
00回転、10分間の遠心により菌体を集めた。
これらの菌体を1.2Mソルビト−ル、50mMリン酸
緩衝液(pH7,2)、14mM2−メルカプトエタノ
ール、100μg/mlザイモリエース60.000の
溶液31に懸濁させ、30°Cにて30分間緩やかに振
とうしてスフェロプラスト化し、遠心分離によりこれを
集めた。
この各々のスフェロプラストをIJトリトンX−100
を添加した50IIIMリン酸M衝液(pl(7,2)
 1mlに懸濁し、グラスビーズを加えて攪はんして菌
体を破壊した。これらの破壊液を15000回転で10
分間遠心し、その上清を、■ZV糖蛋白gpIIに対す
るポリクローナル抗体を同定した96穴プレートに添加
し、37°Cで1時間反応させ、洗浄後、パーオキシダ
ーゼを結合したgpuに対するモノクローナル抗体を添
加し、37°Cで1時間反応さぜ、洗浄後、パーオキシ
ダーゼの基質であるTMBZ (テ1ヘラメチルベンチ
ジン塩酸塩)のEDTA溶液(0,oo6%過酸化水素
)をプレートに添加し、発色させた。発色の程度をオー
トリーダー(0,D、 450nm )で測定して第1
表の結果を得た。陰性対照として、gpIIDNAを組
み込んでいないプラスミドpYG100あるいはpAM
82を用いて形質転換した形質転換酵母を用いて同様に
処理したものについてのgpII抗原活性も測定した。
第  1  表 この表から明らかなように、本発明のgpIIDNAを
組み込んだシャトルヘクターを導入した酵母のみに非常
に高い糖蛋白gpII抗原活性が検出できた。
CO8細胞およびLTK−細胞のいづれの細胞も、両宿
主細胞内へ導入されれば、組み込まれた外来遺伝子の発
現が可能となるように、SV40 ori遺伝子の一部
およびTK遺伝子の一部をもつ発現プラスミドの構築を
行った。
ファルマシア社より市販されているpKsV−10(カ
タログNo、 27−4926−01)を制限酵素Pv
u IIおよびBgl■で切断しSV40初期プロモー
ターとDNA複製開始点を含む領域の約570bpの断
片をまた同じくファルマシア社製、pNEO(カタログ
No、 27−4924−01)を制限酵素Bglll
、およびPvu IIで切断されるネオマイシン耐性遺
伝子の一部を含む領域的30bpの断片を、高木座敷著
「遺伝子操作マニュアル」33〜34頁記載の方法によ
り、1.5%アガロースゲルにて電気泳動し、分離・抽
出を行った。これらの2つの断片を、制限酵素Pvu 
IIで切断したプラスミドpBR322に、第5国に示
すようにD NA Ligation kn(宝酒造製
、code 6021)を用い添付のプロトコールに従
い、ライゲーションを行い、この反応液を用い、高木座
敷編著「遺伝子繰作実験法」161〜162頁の記載の
方法により、大腸菌HBIOIを形質転換させ、その形
質転換体からアンピシリン耐性菌を選択し、この菌から
「代謝」第17巻、第4号、第81〜89頁(1980
−29= )に記載の方法に従って目的のプラスミドpSNP−9
を得た。次に、このpSNP−910ttqを、20m
M TriS−11cI(pH8,5)、7mM Mg
Ch、7mM 2−メルカプ1〜エタノール、0.01
%ウシ血清アルフミンの混液10Mに加え、これに制限
酵素Ba115単位を加えて、37°Cで2時間反応さ
せる。この反応液を上記と同様にして、1.2%アガロ
ース電気泳動に付して約650bpの発現には不要と考
えられる領域の断片を除き、余りの約4Kbpの断片を
分離・抽出する。
得られた約4Kbpのフラグメント(断片)を100m
MTris−HCI (pl(7,6)、5mM Mg
Cl2の混液7.5dにとかし、上記と同様、D N 
A Ligation kitを用いてプラスミドを閉
環させ、この反応液を用いて上記と同様に大腸菌HBI
吋を形質転換し、目的のプラスミドpSV−4を得た。
さらに、このプラスミド(2μ9)を、10m  Tr
is−11CI  (pH7,5)  、7mM  M
gCl2.60mM  NaC+、7mM Zメルカプ
トエタノールの混液100Aにとかし、これに制限酵素
Pvu■を10単位を加え37°Cで2時間反応させ、
前記と同様に、制限酵素Pvu nで開裂したプラスミ
ドDNAを得る。
次に、予めクローン化したpBR322−TX D N
 A (特開昭61−5786号、5頁右下欄に記載)
よりTK遺伝子の発現に必要な制限酵素PvuIIで切
り出される約2Kbpのフラグメントを得る。
上記のフラグメン1へと、前述の制限酵素Pvu II
で開裂したプラスミドpSV−4を、D N A  L
igationkit (宝酒造製)を用い添付のプロ
トコールに従い反応させ、この反応液を用い前述と同様
の方法で大腸菌HBIOIを形質転換させ、第5図に示
すようにTX遺伝子とSV40プロモーターが同じ向き
に直列に連って組み込まれているプラスミドpTXSV
を得た。
ここに構築された、発現ベクターpTKsVは、約2K
bpのTI遺伝子を持つことにより、LTK−細胞の形
質転換が可能であり、また、SV40の初期プロモータ
ー等遺伝子を持つことにより、CO8細胞の形質転換も
可能となった。そして、発現を目的とする外来遺伝子を
組み込む部位としては、Hindlll、BamHl、
  5allが挙げられる。
2  VZV     II  −プーズミドの■ 上記プラスミドpTKsVを下記のように処理して、t
(indllI部位に糖蛋白gl’1遺伝子を含むVZ
V DNAの旧ndlll切断Dフラグメントを組み込
んだ。
発現プラスミド(2μq)を、10mM Tris−H
CI (pH7,5> 7mM MgCh、60mM 
NaClの混合液100Δにとかし、これに制限酵素口
ndl[I 10単位を加えて、37℃で1時間反応さ
せる。この反応液を、高木座敷著「遺伝子操作マニュア
ル」33〜34頁に記載の方法により、1.0%アガロ
ースゲルにて電気泳動により約6.3Kbpに開環した
フラグメントを分離・抽出する。
同様にして、前記酵母発現で述べたpBRV−3(1μ
9)を、制限酵素口ndlllで切断し、糖蛋白gpI
I遺伝子を含む、VZVDNAの旧口dll+断片D 
(12Kbp)を分離・抽出する。このDNA断と上記
の開環したpTKsVを、D N A Ligatio
n kit (宝酒造製、code6021)を用い、
添付のプロトコールに従い、ライゲーションさせた。こ
の反応液を用い、高木座敷編著「遺伝子操作実験法」1
61〜162頁に記載の方法により、大腸菌HBIOI
を形質転換させ、その形質転換体からアンピシリン耐性
菌を選択し、この菌から、「代謝」第17巻、第4号、
第81〜89頁(1980)に記載の方法にしたがって
、TK遺伝子、SV40プロモーターの向きに対し、糖
蛋白gpIIDNAが正向きに組み込まれた発現プラス
ミドpTSH−16と、糖蛋白gpIIDNAが逆向き
に組み込まれた発現プラスミドpTSH−5を得る。
CO8″の    ■の (2)で得られたpTSH−16およびpTsH−5を
用い、CO8細胞を下記のように形質転換を行った。
上記のプラスミドpTsH−16およびpTsH−5を
制限酵素EcoRIで切断(開環)して得られるフラグ
メント2 l1gとL■に−D N A (キャリアD
NA>2μ9とを130mM CaCl2200Jに溶
解し、これに2χヘペス溶液(NaCI 16g/Q、
KCI 0.74gIQ、Na)IPOa  2■20
0.25g/Q、デキストロース2g/2、N−(2−
ヒドロキシエチル)ピペラジン−N−(2−エタンスル
ホン酸)10g/Q、pl+7.11> 200Δを混
合し、室温で30分間放置する。生じた沈澱物を充分に
懸濁した後、その混合液をCOS細胞の約60%単一層
(約105Cell/フラー33= スコ)に滴下する。37°Cで1時間細胞に吸着さぜな
後、DMEM 5mlを添加し、5% CO2雰囲気下
、37℃で4時間培養する。DMRMを吸引して除去後
、15χジメチルホキシトを含むヘペス溶液を添加し、
室温で4分間放置する。この混合物をDMEMで2回洗
浄した後、新たにDMIEM 5mlを添加し、5% 
CO2,37℃で24時間培養する。ついて、t(AT
培地に交換し、4日間培養する。
発現確認における陰性対照用のとして、gpII遺伝子
を含まないプラスミドpTSKVを用いて同様に形質転
換を行った。
4  ■の   至 上記のようにして得た細胞が、糖蛋白gpIIを発現し
ていることを確認するために以下の試験を行1つな。
pTs[(−16およびpTsH−5により形質転換さ
れたそれぞれ(7)CO3細胞を、1xノニデッl−P
−40含有PBS 500Δで可溶化し、15000回
転、30分間の遠心を行った。
その上清を、gpIIに対するポリクローナル抗体を固
定した96穴プレー1−に添加し、37°Cで1時間反
応さぜた。洗浄後、パーオキシダーゼを結合したgpI
Iに対するモノクローナル抗体を添加し、37℃で1時
間反応させ、洗浄後、パーオキシダーゼの基質であるテ
トラメヂルベンチジンを添加すると、gpIIの存在を
認める発色がみられた。
gpII遺伝子の5°末端側の塩基配列を、マキサム・
ギルバート法により一部解析しな(第6図参照)。その
結果からgpIIのN末端のアミノ酸配列は、 Met−Phe−Vat−Thr−Ala−Val−V
at−3er−Val−と考えられ、疎水性の強いこの
領域をコードする遺伝子を下記のようにして除去しな。
実施例1で横築したプラスミドpM7165μqを、1
0mM Tris−HCI pl+8.0.7mM M
gCh、7mM 2−メルカプトエタノール、175m
M NaC1,0,2mM EDTAの混液100越に
加え、これに制限酵素5a11 10単位およびBgl
 1 15.11位を加えて、37℃で2時間反応させ
る。
この反応液を、高木座敷著「遺伝子操作マニュアル」3
3〜34頁に記載の方法により、1.2%アガロースゲ
ルにて電気泳動により2.7Kbpのフラクメン1〜を
分離・抽出する。得られた2、 7Xbpフラグメント
のDNA 4sを1(1mM TrisJICI pH
7,5,716M MgCI2.50mM MCI、7
mM 2−メルカプトエタノールの混液50Δに加えこ
れに制限酵素BanH10単位を加えて37℃で2時間
反応させる。この反応液を」1記、高木座敷著「遺伝子
操作マニュアル」に記載の方法により12%アガロース
ゲルにて電気泳動し、上記27Kbpフラグメン1−D
NAのN末端より、約85bpのフラグメントDNAが
除去されたDNAフラグメントを得る。
このフラグメントDNAは、gpIIのN末端の部分を
コードする遺伝子か、本来の開始コドンATGより約6
0bp欠失した状態となっている。前述のN末端の9ア
ミノ酸をコードする遺伝子領域のみが除去された遺伝子
フラグメントを横築するために、除去しすぎた領域を補
う合成りNAを付加する。
このような合成りNAとして、除去し過ぎたアミノ酸配
列をコードする遺伝子、新たな開始コドンならびにベク
ターへの組み込みに必要な制限酵素認識部位TCGAC
を付加した約45bpのグラグメントDNAの合成を行
なった。合成にあたっては、第7図に示すプラス鎖とマ
イナス鎖を別々に合成した。
合成は、アプライドシステムズ社のDNA合成機381
Aを用いた。
得られた合成11NAを前述のBan1l−5all 
 2.7kbpフラグメントDNAに、DNA Iig
ation kit (宝酒造社製)を用い、リンカ−
ライゲーションと同様に付加反応を行った。このフラグ
メントDNAにエタノールを加え沈澱させ枦取した後、
10mM Tris−HCI、p)+7.5.7mM 
MgCh、175mM NaC]、7flIMメルカス
トエタノール、0.2mM EDTAの混液100乾に
溶がし、制限酵素5allを10単位加えて37°Cで
2時間反応させる。この反応液に等量のフェノールを加
え、DNAを含む水層画分を回収し、これに冷エタノー
ルを加えてDNAを沈澱させる。このDNAを沢取し、
DNA ligationkitを用いクローニングベ
クターpB1322の制限酵素Sa目部位を開裂したも
のへ組み込んだ。この反応液を用い、高木東歌編著「遺
伝子操作実験法」161〜162頁に記載の方法により
、大腸菌HBIOIを形質転換させ、その形質転換体か
らアンピシリン耐性、ストレプトマイシン感受性菌を選
択し、 「代謝」第17巻、第4号、第81〜89頁(
1980)に記載の方法にしたがって、gpIIのN末
疎水性アミノ酸領域をコードする遺伝子が除去されたg
pII遺伝子が組み込まれたプラスミドpBR]−19
を得る(第9図参照)。
□←λコリiJJ亡泗漕遣 上記のようにして構築されたgpII遺伝子が、目的通
りの塩基配列を有していることの確認を、塩基配列を解
読することにより行った。
プラスミドpiR1−19よりgpII遺伝子である5
atIフラグメントDNAを抽出し、 「蛋白質 核酸
・酵素」第29巻、第4号、294〜306頁(198
4)に記載の方法にしたがって一本鎖DNAを調製し、
宝酒造製[M13シークエンシングキッl−Jを用い、
塩基配列決定を行った。N末端よりI) Q b pの
解読を行った結果、第8図に示すように目的通りの塩基
配列を有していることが確認された。
3    、    ベ   − 一梵一 上記のプラスミドpBR1−1910μ!]を、10m
M Tris−IICI(pl+7.5)、  7mM
 MgCh、  175mM NaC!、  7mM 
2−メルカプトエタノール、0.2mM EDTA、制
限酵素Sal 110単位の混液100tlQ中で37
°C52時間反応後、高木座敷著「遺伝子操作マニュア
ル」33〜34頁に記載の方法により、12%アガロー
スゲルにて電気泳動により2.7Kt+pのフラグメン
トを分離 抽出する。
このフラグメントDNA 1100nと酵母用発現ベク
タpAM82 (Xho Iで開裂したもの) 101
g、およびpyc+00 (Sal Iで処理して開裂
したもの> LongとをそれぞれD N A lig
ation kitを用いて16℃、1時間反応させる
これらの反応液を用い、高木東歌編著「遺伝子操作実験
法」161〜162真に記載の方法により、大腸菌11
BIOIをそれぞれ形質転換させ、その形質転換体から
アンピシリン耐性菌を選択 培養し、酸性フォスファタ
ーゼプロモーター下流に5゛端欠損gpU遺伝子が組み
込まれたプラスミドpMA31ならびにG A P −
D IIプロモーター下流に5′端欠損gpII遺伝子
が組み込まれたプラスミドpR125をそれぞれ単離す
る。 (第9図参照) 乏  −′ 」LN*J−損−g」とIJΣ発1上記プ
ラスミドpMA31ならびにpR+25を用いて、実施
例1の場合と同様に、酵母を形質転換した。得られた形
質転換酵母により発現されたgpIIの抗原活性を実施
例1と同様に測定した。その結果を第2表に示す。
第  2  表 ※ pMA31およびp RI 25の値は、9倍希釈
した酵母抽出液の測定値から換算した数値である。
この結果かられかるように、実施例3で構築したN末端
欠損gpII31伝子を用いた発現系のはう=40− が、目的糖蛋白質gpIIの発現量が非常に高いことが
確認された。
実施例1〜3により得られた本発明のgpIIは、モル
モットを用いた免疫試験においてウィルス由来gpII
と同等の免疫原性を示し、本発明のgpIIがワクチン
として利用が十分可能であることが示された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、VZV−DNAを制限酵素旧ndllIで切
断したものを電気泳動させた時の泳動パターンを示す。 第2図および第3図は、プラスミドpMT16の構築図
を示す。 第4図は、発現プラスミドpAM2およびpYG28の
構築図を示す。 第5図は、発現プラスミドpTsH−5ならびにpTs
)[−16の構築図を示す。 第6図は、本発明においてクローニングした■zv−g
pII遺伝子の5″端領域の塩基配列を示す。 第7図は、実施例3で調製した合成りNAの塩−41= 基配列を示す。 第8図は、実施例3で構築したN末欠損gpII遺伝子
の5′端領域の塩基配列およびN末端アミノ酸配列を示
す。 第9図は、発現プラスミドpMA3]およびpRI25
の構築図を示す。 第1図 Hinl I 特開平1−252279 (12ン 第2図 Hind III μm 01 一一一 マU

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯状庖疹ウィルス(VZV)の糖蛋白質gpII遺
    伝子を真核細胞内で発現させることにより得られる帯状
    庖疹ウィルス糖蛋白質。
  2. (2)gpII遺伝子が下記の制限酵素切断点地図で現さ
    れる約2.7kbpの遺伝子である前記第(1)項記載
    の帯状庖疹ウィルス糖蛋白質。 ▲数式、化学式、表等があります▼ VZVgpII−DNA(2.7kbp)
  3. (3)gpII遺伝子が、gpII−N末端の疎水性の強い
    配列をコードする領域が除去された遺伝子である前記第
    (1)項記載の帯状庖疹ウィルス糖蛋白質。
  4. (4)帯状庖疹ウィルス(VZV)の糖蛋白質gpII遺
    伝子を真核細胞内で発現させることにより得られる帯状
    庖疹ウィルス糖蛋白質からなることを特徴とする帯状庖
    疹ウィルスに対するワクチン。
  5. (5)該真核細胞が酵母である前記第(4)項記載のワ
    クチン。
  6. (6)下記の制限酵素切断点地図で現される約2.7k
    bpのVZV−gpII遺伝子発現ベクターにより真核細
    胞を形質転換し、この形質転換体を培養することにより
    、該形質転換体内にgpIIを産生させることを特徴とす
    るVZV−gpIIの製法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ VZVgpII−DNA(2.7kbp)
  7. (7)該VZV−gpII遺伝子が、gpIIをコードする
    遺伝子の5′端領域を一部除去した遺伝子である前記第
    (6)項記載のVZV−gpIIの製法。
  8. (8)該VZV−gpII遺伝子が、gpII遺伝子から翻
    訳されるペプチドのうちN末端からアミノ酸9個分をコ
    ードする遺伝子を除去した遺伝子断片である前記第(7
    )項記載のVZV−gpIIの製法。
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US6180369B1 (en) 1990-10-04 2001-01-30 Research Corporation Technologies, Inc. Varicella-zoster virus antigen
KR100434023B1 (ko) * 1996-02-29 2005-05-09 주식회사 엘지생명과학 수두바이러스의당단백질을대량발현시키는동물세포주

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JPS6270397A (ja) * 1985-08-02 1987-03-31 メルク エンド カムパニ− インコ−ポレ−テツド 水痘−帯状疱疹ウイルスにたいするワクチン

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