JPH0125488Y2 - - Google Patents

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JPH0125488Y2
JPH0125488Y2 JP1984093659U JP9365984U JPH0125488Y2 JP H0125488 Y2 JPH0125488 Y2 JP H0125488Y2 JP 1984093659 U JP1984093659 U JP 1984093659U JP 9365984 U JP9365984 U JP 9365984U JP H0125488 Y2 JPH0125488 Y2 JP H0125488Y2
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fitting
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fitting elastic
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は基板のスルーホールに圧入され、ス
ルーホール内周面の導電部と電気的に接触する圧
入用弾性ピンに関するものである。
「従来技術」 基板のスルーホールに圧入され、その内周面に
形成されている導電部と弾性接触し導電部と電気
的に接続する構造の圧入用弾性ピンが使用されて
いる。
第5図A,B〜第8図A,Bはそれぞれ従来提
案されているこの種の圧入用弾性ピンの形状とス
ルーホールへの圧入状態を示す図である。第5図
Aに示す圧入用弾性ピン11は断面がほぼ長方形
のもので、この長方形の対角線は圧入用弾性ピン
11が圧入されるスルーホール12の内径よりも
僅かに長く設定されている。圧入用弾性ピン11
の上端側には長方体状の鍔13が設けられてい
て、この鍔13はスルーホール12に対する圧入
用弾性ピン11の圧入時にスルーホール12の入
口側においてスルーホール12の外側に張り出さ
れるように配設され、圧入用弾性ピン11の圧入
時の位置決めが行われる。
圧入用弾性ピン11はスルーホール12内に圧
入された状態で、断面の長方形の対角がそれぞれ
スルーホール12の内周を押しつけ、スルーホー
ル12が変形して圧入用弾性ピン11は弾性的に
スルーホール12に対して固定される。このスル
ーホール12の変形によりスルーホール12の内
周面の導電部と圧入用弾性ピン11とが電気的に
接続される。この圧入用弾性ピン11を用いる方
式は、圧入用弾性ピン自身には変形能力がなく、
ソリツドタイプのプレスフイツト方式と呼ばれ
る。
この方式ではスルーホール12の変形即ちスル
ーホール12が形成された基板の変形によつて圧
入用弾性ピン11とスルーホール12との接続を
行うものである。従つてスルーホール12の内径
のばらつきによつて基板に与えられる変形歪が局
部的に変化して基板に反りが発生したり、基板が
破壊したりすることがある。このために完全な圧
入用弾性ピン11の装着が行われないことがあり
接続の信頼性が低下する。
第6図A,Bに示すものは断面がほぼ長方形状
の圧入用弾性ピン11に長手方向に切込み15を
形成して支片16−1,16−2を設け、この切
込み15部分で圧入用弾性ピン11の支片16−
1,16−2を切込み15の面に沿つて互に180゜
逆方向に偏位させたものである。スルーホール1
2に挿入された圧入用弾性ピン11は、支片16
−1,16−2がスルーホール12の内径に従つ
て弾性的に縮んだ状態となり、支片16−1,1
6−2の互に対向する頂点部分がスルーホール1
2の内周面を弾性的に圧接して圧入用弾性ピン1
1の装着が行われる。
第7図A,Bに示すものでは圧入用弾性ピン1
1に切込み15を設けて支片17−1,17−2
を形成し、切込み15の面に直角に支片17−
1,17−2を互に180゜逆方向に偏位させてい
る。スルーホール12内に圧入用弾性ピン11を
圧入すると、支片17−1,17−2部分が互に
近付くように弾性偏倚して圧入用弾性ピン11が
スルーホール12内に位置し、支片17−1,1
7−2がスルーホール12の内周面を圧接した状
態でスルーホール12内に固定保持される。
第8図A,Bに示すものでは、圧入用弾性ピン
11に広径の環状部21が設けられ、この環状部
21に長手方向に切込み22が形成される。この
切込み22により環状部21には軸心に直角方向
に弾性偏倚可能な形状とされる。スルーホール1
2に対して圧入用弾性ピン11を圧入すると、こ
の環状部21が軸心方向に弾性偏倚して環状部2
1の外周面がスルーホール12の内周面と弾性的
に対接して、圧入用弾性ピン11がスルーホール
12内に固定保持される。
第6図乃至第8図に示す方式のものは、圧入用
弾性ピン11自体に変形能力を具備させたもの
で、コンプライアントタイププレスフイツトと呼
ばれている。この方式のものは圧入用弾性ピン1
1自体に対して加工を行うために断面の強度が低
下したり、加工による硬化のために全体がもろく
なるという欠点がある。
「解決しようとする問題点と考案の目的」 この考案は前述のような従来提案されているこ
の種の圧入用弾性ピンの諸難点を解決し、基板に
反りや変形が生じることがなく、且つ圧入用弾性
ピンの装着が完全に行われ、圧入用弾性ピンの強
度が低下することがない圧入用弾性ピンを提供す
るものである。
「考案の構成」 この考案においては基板のスルーホールに圧入
されてスルーホールの内周の導電部と電気的に接
触する圧入用弾性ピンのスルーホールへの挿入部
分が軸方向に対して複数に区分される。このよう
な各区分において圧入用弾性ピンは軸心に対して
同一方向に僅かに傾いた周面を有し、軸心に直角
な断面形状が圧入用弾性ピンが挿入されるスルー
ホールの内径よりも僅かに小さな形状に形成され
る。
従つて圧入用弾性ピンはスルーホール内にスル
ーホールが形成された基板の板面を貫通して円滑
に挿入される。圧入用弾性ピンをスルーホールに
挿入後、スルーホールの互に対向する端部側から
圧入用弾性ピンの突出部分に対して、これらの突
出部分を互に相近付ける方向に外力を印加する。
この外力の印加によつてスルーホール内に位置す
る圧入用弾性ピンに形成されている周面に対して
せん断応力が与えられ、圧入用弾性ピンの周面部
分にせん断歪が生じ、圧入用弾性ピンは外力の印
加方向に直角に外側にはみ出すように移動し、圧
入用弾性ピンの周面がスルーホールの内周面を弾
性圧接し、圧入用弾性ピンはスルーホール内に弾
性的に保持される。
「実施例」 以下、この考案の圧入用弾性ピンをその実施例
に基づき図面を使用して詳細に説明する。
第1図はこの考案の圧入用弾性ピンの実施例の
構成を示す図で、圧入用弾性ピン31は弾性導電
材で形成され、そのスルーホールへの圧入部分3
2以外の部分は長方体状に形成される。圧入部分
32を長手軸心方向において両端側から挾むよう
に鍔33−1,33−2が形成される。この鍔3
3−1,33−2は軸心に直角方向にスルーホー
ルの内径よりも大きく外側に突出した形状に形成
される。
圧入部分32において圧入用弾性ピン31は軸
心方向に複数に区分される。実施例は圧入部分3
2が圧入用弾性ピン31の軸心方向に等間隔で5
個の区分34−1,34−2…34−5に区分さ
れた例である。
各区分において圧入用弾性ピンには軸心に対し
て同一方向に傾いた周面が形成され、各区分にお
ける圧入用弾性ピンの軸心に直角な断面形状はス
ルーホールの断面形状よりも僅かに小さな形状に
形成される。
実施例では圧入用弾性ピン31の圧入部分32
において、その両端の区分34−1及び34−5
を除いた区分34−2〜34−4に対して傾いた
周面が形成された例である。即ち区分34−2〜
34−4において圧入用弾性ピン31の互に対向
する二つの側面に対して互に平行に軸心に対して
傾斜した周面35−11,35−12,35−2
1,35−22…35−51,35−52が形成
され、各周面の境界には段部が形成される。
又圧入用弾性ピン31の圧入部分32における
軸心に直角な断面は実施例においてはほぼ正方形
状であつて、その外接円41は基板40に形成さ
れるスルーホール42の内周円よりも僅かに小さ
く設定されている。なお基板40に形成されるス
ルーホール42の内周には導電部45が実施例で
はその全長にわたつて形成されている。
このようにスルーホール42の内周面よりも圧
入用弾性ピン31の圧入部分32における軸心に
直角な断面は僅かに小さく形成されているので、
第2図に示すようにスルーホール42内に圧入用
弾性ピン31は円滑に挿入される。この挿入状態
から第3図に矢印Fで示すように鍔33−1,3
3−2部分に対して外力を印加する。
圧入用弾性ピン31に外力下が印加されると、
圧入用弾性ピン31は軸心方向に圧縮され、鍔3
3−1及び33−2がそれぞれスルーホール42
の両端位置に近接対向した状態となる。同時に力
Fによつて圧入用弾性ピン31の各区分34−1
〜34−5に対して軸心に対して傾いたせん断応
力fが与えられる。
このせん断応力fにより各区分34−1〜34
−5の斜面35−11,35−12…35−5
1,35−52に沿つてのせん断歪が各区分間の
段部において大きくなり、各区分において圧入用
弾性ピン31が斜面35−11〜35−52の各
境界部分の段部位置において外側に移動する。こ
の斜面の移動によつて各斜面の境界部分の段部が
スルーホール42の内周面を弾性的に押しつける
ので圧入用弾性ピン31はスルホール42内に安
定に弾性的に保持固定される。
「考案の効果」 この考案の圧入用弾性ピン31は例えばプレス
加工の手段で容易に精度のよい形状のものが製作
可能である。基板のスルーホール42に対しての
取付操作上も挿入力は極めて小さく円滑に挿入が
可能であり、挿入後に圧入用弾性ピン31に両側
から圧縮力を印加することにより圧入用弾性ピン
31の傾斜周面の境界の段部に生ずるせん断歪で
圧入用弾性ピン31はスルーホール42内に安定
に弾性保持される。
装着に際して基板やスルーホールに応力が印加
されたり変形したりすることがなく、特に小径の
スルーホールに装着する圧入用弾性ピンに適用し
て効果的である。スルーホール内の両端区分部分
では周面に傾斜を形成せず、圧入部分で対向する
傾斜周面を有する少なくとも1区分を設けておけ
ば、スルーホールに対して安定に装着可能な構成
とすることができる。
実施例においては軸心に直角な断面がほぼ正方
形状の圧入用弾性ピンについて説明したが、実施
例の形状に限ることなく例えば断面形状が六角形
状のものを構成することもできる。又斜面の形成
方法も実施例のものに限らず、例えば実施例のも
のにおいて互い対向する二組の周面にそれぞれ斜
面を形成することもできる。又これらの周面の傾
斜も実施例に示すように同一に形成する場合に限
らず、例えば軸心方向の両端側と中央部分におい
てその傾斜を異ならせてそれぞれ所定のせん断応
力を生ずるような構成とすることもできる。
さらに圧入用弾性ピンの軸心方向の区分も実施
例に示した等間隔区分に限らず、区分長をそれぞ
れ異ならせた構成とすることもできる。
以上詳細に説明したようにこの考案によると、
例えばプレス加工の手段で簡単に精度のよい製品
を製作可能であり、装着操作も簡単で、基板のス
ルーホールに対して安定強固に装着可能な圧入用
弾性ピンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の圧入用弾性ピンの実施例の
構成を示す斜視図、第2図はこの考案の圧入用弾
性ピンの実施例をスルーホールに挿入した状態を
示す図、第3図はこの考案の圧入用弾性ピンの実
施例をスルーホールに装着した状態を示す図、第
4図A,Bはそれぞれ第2図及び第3図に対応す
る軸断面の原理図、第5図A,B乃至第8図A,
Bは従来提案されている圧入用弾性ピンのそれぞ
れ斜視図及びスルーホールに対する装着状態を示
す軸断面原理図である。 31:圧入用弾性ピン、32:圧入部分、33
−1,33−2:鍔、34−1〜34−5:区
分、35−11,35−12〜35−52:周
面、41:外接円、42:スルーホール、45:
導電部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板のスルーホールに圧入され、前記スルーホ
    ールの内周の導電部と電気的に接触する圧入用弾
    性ピンにおいて、前記圧入用弾性ピンの前記スル
    ーホールへの挿入部分は軸方向に対して複数に区
    分され、各区分において前記圧入用弾性ピンは軸
    心に対して傾いた周面を有し、前記圧入用弾性ピ
    ンの前記軸心に直角な断面形状は前記スルーホー
    ルの断面形状よりも僅かに小さな形状とされてな
    ることを特徴とする圧入用弾性ピン。
JP1984093659U 1984-06-22 1984-06-22 圧入用弾性ピン Granted JPS618960U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984093659U JPS618960U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 圧入用弾性ピン

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JP1984093659U JPS618960U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 圧入用弾性ピン

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JPS618960U JPS618960U (ja) 1986-01-20
JPH0125488Y2 true JPH0125488Y2 (ja) 1989-07-31

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ID=30651535

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JP1984093659U Granted JPS618960U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 圧入用弾性ピン

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JP2009164632A (ja) * 2004-03-31 2009-07-23 Mitsubishi Cable Ind Ltd 回路基板を用いたジョイントボックス
JP2018081856A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 住友電装株式会社 プレスフィット端子およびその製造方法

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