JPH01257453A - 食品の処理方法 - Google Patents

食品の処理方法

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JPH01257453A
JPH01257453A JP8701888A JP8701888A JPH01257453A JP H01257453 A JPH01257453 A JP H01257453A JP 8701888 A JP8701888 A JP 8701888A JP 8701888 A JP8701888 A JP 8701888A JP H01257453 A JPH01257453 A JP H01257453A
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aqueous solution
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、アンモニアを含む水溶液を炭酸ガスもしくは
窒素ガスと共に噴霧し、食品の表面に上記水溶液を霧化
して付着させることにより、食品の鮮度や品質を長期間
に亙って良好に維持できるようにした食品の処理方法に
関する。
「従来の技術」 食品の鮮度や品質をできるだけ長く良好に保つため、種
々の薬液が提案されている。例えば、アルコール、酢酸
、炭酸水素アンモニウムなどの水溶液を使用することが
提案されている。これらの薬液は、そのまま食品に添加
したり、食品の表面に塗布したりして利用することも考
えられるが、薬液により食品の風味が劣化したり、薬液
が多量に添加されて人体に悪影響を与えたりするおそれ
がある。このため、薬液が適量で食品の表面に平均的に
付着し、上記のような弊害を招くことなくその効果が得
られるようにした技術が要求されている。
その−例として、特開昭57−50874号には、炭酸
水素アンモニウムを含有する水溶液を加熱装置によって
気化させ、これに炭酸ガスを混合して食品に噴霧する処
理方法が示されている。この処理によって、肉、魚介類
などの生鮮品の鮮度を保持する効果が得られるとされて
いる。このように、薬液をガス流によって噴霧する方法
は、薬液を霧化もしくは気化して浮遊させるので、薬液
が食品の表面に平均してイ」着し、しかも過剰に付着す
ることを防止できる利点がある。
しかしながら、−h記の発明においては、炭酸水素アン
モニウムを含有する水溶液を加熱装置で気化させて噴霧
するようにしているので、噴霧ガスの温度が比較的高く
なり、食品の品温か高まって微生物が繁殖しやすい条件
になったり、あるいは温度−ト昇により食品の品質が劣
化したりする虞れがあった。また、炭酸水素アンモニウ
ムを含有する水溶液を気化させるときに、多量のアンモ
ニアが気化してくるので、これが周囲に漏出してアンモ
ニア臭が充満し、環境を汚東12でしまうという問題点
があった。
また、本発明者が発明者の一人となっている特願昭6)
−263532号には、食品の表面に、主としてアンモ
ニアを溶解させてなる水溶液を霧状にして接触させ、そ
れと同時におよび/または時間をおいて炭酸ガスを接触
させる食品の品質保持処理り法が提案されている。
この方法では、アンモニアを含む水溶液を気イヒするこ
となく炭酸ガスによって直接噴霧するようにしているの
で、噴霧ガスの温度は比較的低温に保たれ、温度上昇に
より食品の品質に悪影響を与えることがない。また、気
化することな(直接噴霧するので、アンモニアの発生も
少なくなる。
「発明が解決しようとする課題」 本発明の目的は、上記特願昭6)−263532号の発
明においてアンモニアを含む水溶液の組成についてさら
に検討を加えることにより、食品の鮮度や品質を保持す
る効果をより高めた食品の処理方法を提供することにあ
る。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本発明は5アン王ニアを含む
水溶液を炭酸ガスまたは窒素ガスと共に噴霧し、前記水
溶液を霧状にして食品表面番こ付nさせる食品の処理方
法において、前記水溶液として、下記fil〜(5)の
いずれかのものを使用することを特徴としている。
(1)アンモニア1〜10重量%、サイクロデキストリ
ン0.3〜20重量%含むもの。
(2)アンモニア1〜10重1%、サイクロテギス]・
リン03〜20巾量%、アスコルビン酸ナト・リウム0
.1〜10重雇%含むもの。
(3)アンモニア1〜io重量%、サーイクロデキスト
・リン043〜20重量%、pH調整剤0.5〜20市
壜%自ももの。
(4)アンモエフ1〜10重量%、ライクロデキスト9
20.3〜20重量%、アメ1ルピン酸ナトリウム0.
1〜10重量%、p H調整剤03〜20巾量%^もも
の。
(5) アンモニア1〜10重量%、pII調整剤0.
5へ〜20重量%含むもの、 なお、前記pH調整剤としては、!″A酸水素す)−リ
ウム、リン酸塩、水酸化ナトリ・クムから選ばれた少な
くとも−・棒が好ましく用いられる2、「作用」 本発明において、アンモニアを含む水溶液を炭酸ガスも
しくは窒素ガスと共に食品に噴霧すると、アンモニアを
含む水溶液が霧化あるいは一部気化して食品の表面に極
めて微量にかつ均一に付着する。アンモニアは1強い刺
激臭をもった物質であるが、極めて微量に食品の表面に
付着するので、食品の風味を劣化させることはない、ま
た、アンモニアは1人体に対して無害な物質であるから
1食品に微量に添加されても、人体に悪影響を与える虞
れはない、一方、炭酸ガスまたは窒素ガスは、アンモニ
ア水溶液を噴霧する作用、霧化したアンモニア水溶液を
一部気化させて食品の内部に浸透させる作用を有してい
る。また、炭酸ガスまたは窒素ガスは、不活性な性質に
より食品に酸化などの悪影響を与えず、微生物の汚染な
どの心配も少ない。
このように、微量のアンモニアが炭酸ガスまたは窒素ガ
スと共に食品に吸収されると、その理由はよくわからな
いが、食品の鮮度や品質が長期間に亙り良好に保持され
ることがわかった。すなわち、食品の変色、腐敗を防止
し、ドリップ量を少なくし、食感を良好に保ち、みずみ
ずしさを保持できるなどの効果がある。この効果は、肉
、魚介類などの生鮮品や、ハム、ソーセージ、焼豚など
の加工食料品など、幅広く認められる。
本発明では、上記水溶液中に、アンモニアの他に、サイ
クロデキストリン、アスコルビン酸ナトリウム、pH調
整剤などを添加することにより。
食品の鮮度や品質を保持する効果をより高めることがで
きる。
サイクロデキストリンは、その環状の分子構造内に、ア
ンモニアやアスコルビン酸ナトリウムなどの分子を保持
する作用、いわゆる包接作用があると考えられる。その
結果、アンモニアやアスコルビン酸ナトリウムなどが食
品により定着しやすくなり、処理効果が高められると考
えられる。
アスコルビン酸ナトリウムは1食品中の成分、特に油脂
などの酸化を防止し、酸化による食品の風味劣化を防止
する作用がある。アスコルビン酸ナトリウムは、それを
単独で用いた場合には、水溶液の噴霧時に空気中の酸素
に接触して酸化し、上記作用がなくなってしまうが、前
記サイクロデキストリンと共に用いることにより、噴霧
時における酸化が抑制される。
pH調整剤は、水溶液を噴霧して食品表面に付着させた
とき、pHをアルカリ側に保って微生物の増殖を抑制す
るために添加される。アンモニアを含有する水溶液は、
それ自身アルカリ性であるが、これを炭酸ガスによって
噴霧すると、炭酸ガスが一部水溶液中に溶は込んで中性
に近くなり、食品の表面に付着したとき、微生物が繁殖
しやすい状態にしてしまう傾向がある。水溶液中にpH
調整剤を添加することにより、水溶液が炭酸ガスで噴霧
されても、pHがアルカリ側に保たれるようにすること
ができる。したがって、pH調整剤は、噴霧ガスとして
炭酸ガスを用いる場合に特に効果的なものである。
本発明において、上記の各成分の添加量は、アンモニア
1〜IO重量%、サイクロデキストリン0.3〜20重
量%、アスコルビン酸ナトリウム0.1〜10重量%、
pH調整剤0.5〜20重量%とされる。
アンモニアが1重量%未満では本発明の効果が十分に得
られず、10重量%を超えると食品にアンモニア臭が付
着する虞れがある。
サイクロデキストリンが0.3重量%未満では添加効果
が得られず、20重量%を超えると水溶液中における沈
殿物の発生量が多くなり、噴霧ノズルがつまったりする
弊害が生じる。
アスコルビン酸ナトリウムが0.1重量%未満では添加
効果が得られず、10重量%を超えると水溶液のpHを
下げたり1食品に酸味かつ(などの弊害が生じる。
pH調整剤が0.5重量%未満では添加効果が得られず
、20重量%を超えると水溶液中における沈殿物の発生
量が多くなり、噴霧ノズルがつまったりする弊害が生じ
る。
「実施例」 第1〜6図には、本発明を実施するための処理装置の一
例が示されている。なお、以下の説明において、薬液と
はアンモニアを含む水溶液を意味している。
第2図に示すように、この処理装置11は、後述する炭
酸ガスボンベや廃液処理槽などが収容された収容ケース
12の上に、処理すべき食品を収容する処理ケース13
が設置されてできている。収容ケース12には、薬液な
どを補充したりするための扉I4が設けられており、ま
た、水導入管15および廃液導出管16が引き出されて
おり、さらに、電源コード17が引き出されている。処
理ケース13の前面には、食品を出し入れするための扉
18が設けられており、扉18はフック19により密閉
状態を維持できるようになっている。また、処理ケース
13の前面上部には、処理条件を入力するための操作パ
ネル20が取付けられている。さらに、収容ケース13
の側方には、炭酸ガスボンベ24が設置されている。な
お、窒素ガスを用いるときは、この炭酸ガスボンベ24
の代わりに窒素ガスボンベを設置すればよい。
第1図は、この処理装置11の内部構造を概略的に示し
ている。処理ケース13内の両側壁の内面には、水平方
向に沿ってリブ状に突出した支持板22が両側の対応す
る位置に、かつ、上下に亙って複数段に形成されており
、これらの支持板22に1食品Fを載置したトレイ23
の両側フランジ部が係合して支持されている。したがっ
て、トレイ23は、上下方向複数段に配置され、食品F
ができるだけ多く収容でき、かつ、処理ケース13かも
容易に出し入れできるようになっている。また、収容ケ
ース13内には、薬液タンク21、ベローズポンプ6)
、排気ポンプ25および廃液処理槽26が設置されてい
る。
処理ケース13の側壁上部には薬液噴霧用のノズル27
が取付けられている。ノズル27の先端部は処理ケース
13の内部に突出し、薬液の噴霧方向がほぼ水平になる
ように支持されている。薬液のタンク21は、途中にベ
ローズポンプ6)が設けられた薬液導入管28を介して
ノズル27に接続されており、上記ベローズポンプ6)
の作動により薬液導入管28を通して薬液がノズル27
に供給されるようになっている。また、炭酸ガスボンベ
24は、炭酸ガス導入管29.30を介してノズル27
に接続されており、上記炭酸ガス導入管29.30を通
して炭酸ガスがノズル27に供給されるようになってい
る。なお、薬液導入管28には、電磁バルブ31が設け
られている。また、炭酸ガス導入管29には炭酸ガスの
供給圧力を調整するレギュレータ32が設けられ、炭酸
ガス導入管30には電磁バルブ33が設けられている。
さらに、炭酸ガス導入管29から分岐した炭酸ガス導入
管34は、Oii記ノズル27と反対側の側壁に取付け
られた炭酸ガス噴出用のノズル35に接続されている。
炭酸ガス導入管34には電磁バルブ36が設けられてい
る。炭酸ガスを噴出するノズル35の噴出方向には、炭
酸ガスが食品に直接強く当たるのを防止する邪魔板37
が配置されている。なお、例えばノズル35の噴出方向
を内壁に沿うようにして、ノズル35から噴出された炭
酸ガスが食品に直接当たらないようにすれば、邪魔板3
7を設ける必要はない、また、ノズル35を設けること
な(、ノズル27によって薬液の噴霧と、炭酸ガスのみ
の噴出とを兼ねさせることもできる。炭酸ガスのみを噴
出させる場合には、電磁バルブ31を閉じ、電磁バルブ
33を開いて、炭酸ガス導入管29.3oを通して炭酸
ガスを導入し、ノズル27から噴出させればよい。
処理ケース13の底壁38は、中央部がへこんだ角錐状
をなしており、その最も低い部分に廃液管39の一端が
接続されている。廃液管39の他端は、廃液処理槽26
に導かれている。廃液管39には電磁バルブ40が設け
られている。廃液処理槽26には、前述した水導入管1
5が接続され、水が所定の流速で廃液処理槽26内に流
れ込むようになっている。また、廃液処理槽26には前
述した廃液導出管16が接続され、廃液が前記水と同じ
流量で外部に排出されるようになっている。処理ケース
13の側壁下部に設けられた排気口41には、排気管4
2が接続され、排気管42は排気ポンプ25を介して廃
液処理槽26の底部に導かれている。また、排気管42
には電磁バルブ43が設けられている。なお、廃液処理
槽26内には、ステンレスの金属線が三次元的にからみ
あって形成されたメツシュ44が配置されている。さら
に、上記とは別に設けられた排気口62には、途中に安
全弁63が設けられた排気管64が接続されており、こ
の排気管62も廃液処理槽26の底部に導かれている。
処理ケース13内の圧力が所定値を超えたとき、上記安
全弁63が開いて処理ケース13内のガスを抜き出し、
処理ケース13の耐圧構造に無理が生じないようにして
いる。
この処理装置においては、薬液噴霧用のノズル27の噴
出方向に所定間隔をおいて邪魔板45が配置されている
。この邪魔板45は、第3図、第4図および第5図に示
すように、両側部46.47がテーパ状に折曲され、ノ
ズル27に向いた面が7字状にへこんだ形状とされてい
る。邪魔板45の上端面には、噴霧された薬液が上方に
逃げるのを防止する板48が取イ」けられ、邪魔板45
の下端部には、邪魔板45に衝突して流れ落ちてくる水
滴を集めて下方に落下させるガイド板49が取付けられ
ている。ガイド板49は、落下する水滴が食品Fにかか
らないようにするため、下端部が処理ケース13の内壁
13aに近接するように折曲されている。この場合、ガ
イド板49の下方に容器を設け、落下する水滴をこの容
器で受け、容器の底部に接続された廃液管を通して水滴
を前述した廃液処理槽26に導(ようにしてもよい、こ
の邪魔板45は、内壁13aに突設されたボス50にボ
ルト51を介して固着されて    −いる。なお、ノ
ズル27には、薬液導入管28および炭酸ガス導入管3
0が接続され、薬液を炭酸ガス流によって噴霧するよう
になっている0図中、52は、薬液の噴出濃度等を調整
するニードルバルブである。
なお2.上記ノズル27の代わりに、第6図に示すよう
なノズル65を用いることもできる。このノズル65は
、先端部66が傘形に形成され、噴出口67が内壁13
aの方向に向いている。したがって、薬液は、矢印Cで
示すように、内壁13aに向けて噴霧され、反射して処
理ケース13内に充満する。この場合には、邪魔板を設
けなくても微細な霧を効果的に発生させることができる
0図中、28は薬液導入管、30は炭酸ガス導入管、6
8はニードルバルブである。
また、噴霧ノズルな天壁に取付け、噴霧方向を側壁に向
けて設置し、噴霧流を側壁に当てた後に処理室内に充満
するようにしてもよい、この場合にも邪魔板を省略する
ことが可能である。
次に、この処理装置11を用いた本発明の食品の処理方
法を説明する。
まず、処理すべき食品Fをトレイ23に載せた後、処理
ケース13の扉18を開け、トレイ23の両側を支持板
22に係合させて複数段に設置する。扉18を閉じた後
、フック19によって扉18が開かないように固定する
この状態で直ちに薬液による処理を行なってもよいが、
この処理に先立って予め処理ケース13内の空気を抜い
て減圧しておいてもよい、減圧は、電磁弁43を開き、
排気ポンプ25を作動させて、処理ケース13内に存在
する空気を抜(ことによって行なうことができる。
こうして、処理ケース13内に食品Fを載置し。
必要に応じて処理ケース13内を減圧した後、薬液によ
る処理を行なう、この処理は、電磁弁31を開いてベロ
ーズポンプ6)を作動させ、薬液タンク21から薬液導
入管28を通して薬液をノズル27に導く、また、電磁
弁33を開いて炭酸ガスボンベ24からレギュレータ3
2および炭酸ガス導入管29.30を通して炭酸ガスを
ノズル27に導く、ノズル27は、炭酸ガスと共に薬液
を霧状にして噴霧する。このときの薬液の濃度は、ニー
ドルバルブ52によって調整できる。なお、ノズル27
からの炭酸ガスの噴出圧力はo、oi〜5 kg/c■
2が好ましく、噴霧時間は3秒〜15分程度が好ましい
、噴霧は、連続的に行なってもよく、所定時間をおいて
間欠的に行なってもよい。
ノズル27から噴霧される薬液は、第5図中、矢印aで
示すように噴出され、邪魔板45に衝突して反射する。
このとき、粒子の大きい霧は、邪魔板45に付着し、液
化して除去される。加えて、衝突時の衝撃力や複雑な気
流が作用するので、極めて微細な霧が効果的に発生する
。こうして霧化された薬液は、両側部46.47によっ
て形成される凹状部分に一時的に滞留した後、矢印すで
示すように両端から処理室内に流出する。したがって、
処理ケース13内に配置された食品Fの表面に、霧化さ
れた薬液が微量かつ均一に付着する。なお、邪魔扱45
に衝突して液化した薬液は、邪魔板45の壁に沿って流
下し、ガイド板49の下端に集められてそこから下方に
滴下する1滴下した薬液は、中央部がへこんだ角錐状を
なす底壁38の中央部に集められ、廃液管39に導入さ
れる。
こうして、薬液を炭酸ガス流によってノズル27から所
定時間噴霧した後、電磁バルブ31.33を閉じ、ベロ
ーズポンプ6)を停止する。その後、電磁バルブ36を
開き、炭酸ガスボンベ24からレギュレータ32、炭酸
ガス導入管29.34を通してノズル35から炭酸ガス
を噴出する。ノズル35から噴出された炭酸ガスは、邪
魔板37に衝突した後、処理ケース13内に充満し、処
理ケース13の内圧を高める。なお、ノズル27からの
炭酸ガスの噴出圧力は0、口l〜5 kg/c■2が好
ましく、噴出時間は5秒〜15分程度が好ましい。
次に、電磁バルブ36を閉じ、電磁バルブ40を開いて
、処理ケース13の底壁38に集められた薬液などの廃
液を、廃液管39を通して廃液処理槽26に流出させる
。このとき、前記加圧工程で処理ケース13内が加圧さ
れているので、廃液が速やかに排出される。なお、廃液
処理槽26には、水導入管15から所定流速で水が流れ
込み、廃液導出管16から所定流速で廃液が流出するよ
うにされている。これは、下水等に流す廃液中のアンモ
ニア濃度を常に一部レベル以下に維持するためである。
こうして廃液が終了したら、電磁バルブ40を閉じる。
廃液工程は1通常lO抄〜5分程度行なわれる。
その後、電磁バルブ43を開き、排気ポンプ25を作動
させて、排気口41、排気管42を通して処理ケース1
3中のガスを抜く、このガスは、霧化した薬液と炭酸ガ
スと空気との混合物となっている。
それと同時に、電磁バルブ36を開き、炭酸ガス導入管
34を通してノズル35から炭酸ガスを処理ケース13
内に導入する。その結果、処理ケース13内は換気され
、処理ケース13内に導入されたアンモニアが除去され
る。ガスは、排気管42を通して廃液処理槽26の底部
から気泡となって流出する。この気泡は、廃液処理槽2
6に溜められた水中を上昇していくが、そのときメツシ
ュ44によってさらに微細な気泡とされ、水との接触面
積が増大する。また、メツシュ44によって上昇速度が
遅くなるので、水中を通る時間も長くされる。この結果
、ガス中に含まれるアンモニアは水に殆ど溶解され、炭
酸ガスも一部水に溶解し、水の表面から流出するガスは
空気および炭酸ガスのみとなり、アンモニア臭はほぼ完
全に除去されている。これらの作業が終了したら、電磁
バルブ43.36を閉じる。
最後に、処理ケース13の扉18を開き、トレイ23を
取り出す、このとき、前記廃液工程および換気工程によ
り、処理ケース13内のアンモニアがほぼ完全に除去さ
れているので、作業室にアンモニアが漏出することはな
い、その後、食品Fをトレイ23に載せたままあるいは
他の容器に移しかえて冷蔵庫などに食品Fを保存すれば
よい、なお、処理ガスとして窒素ガスを用いる場合には
、炭酸ガスボンベ24の代わりに窒素ガスボンベを設置
すればよ(、処理操作は上記と同様にして行なうことが
できる。
実験例1 薬液として次に示すような種々の組成の水溶液を用い、
上記の処理方法によって牛ローススライスを処理し、8
℃の冷蔵庫に保存して日数経過に伴う品質の変化を調べ
た。また、比較のため、未処理の牛ローススライスを同
様に保存して日数経過に伴う品質の変化を調べた。
水溶液A:アンモニア4重量%、サイクロデキストリン
1重量%、アスコルビン酸ナトリウム1重量%、炭酸水
素ナトリウム2重量% 水溶液B:アンモニア4重量%、サイクロデキストリン
1.5重量%、アスコルビン酸ナトリウム1重量% 水溶液C:アンモニア4重量%、サイクロデキストリン
1重量%、炭酸水素ナトリウム3重量%水溶液D=アン
モニア5重量%、炭酸水素ナトリウム2.5重量% 水溶液E:アンモニア5重量%、サイクロデキストリン
1.5重量% 水溶液F:アンモニア5重量% 上記において、サイクロデキストリンは、[セルデック
ス」 (商品名、日本食品化工■製)を使用した。
なお、ノズル27、ノズル35からの炭酸ガスの噴出圧
力は1.5 kg/cm2とし、噴霧工程における噴霧
時間は1分、加圧工程における噴出時間は1分とした。
品質評価は、肉色、弾力、臭気についての官能検査で行
なった。評価基準は1次の通りである。
+a+ 肉色 ■色沢が良好なものは5点とする。
■色沢がおおむね良好なものはその程度により4点また
は3点とする。
■色沢がやや劣るものは2点とする。
■色沢が劣るもの、または変化があるものは1点とする
fb1弾性 ■肉質が良好で液汁の分離のないものは5点とする。
■肉質がおおむね良好で液汁の分離がほとんどないもの
はその程度により4点または3点とする。
■肉質がやや劣るもの、液汁の分離がやや目立つものは
2点とする。
■肉質が劣るもの、液汁の分離が目立つものは1点とす
る。
ic)臭気 ■肉質臭のみのものは5点とする。
■肉質臭のみだがやや新鮮味の(るものはその程度によ
り4点または3点とする。
■肉質臭以外の異臭があるものは2点とする。
■異臭または腐臭のあるものは1点とする。
こうして、日数経過に伴う品質評価を行なった結果を第
1表(後に記載する)に示す6表中、総合評価は、肉色
1弾性、臭気をまとめて評価したものである。
第1表から、アンモニアを含む水溶液による処理を行な
ったものは未処理のものに比較して品質が良好に保持さ
れることがわかる。また、アンモニアしか含まない水溶
液Fを用いたものに比べると、アンモニア以外の成分を
添加した水溶液A〜Eにおいては品質保持効果がさらに
優れていることがわかる。
実験例2 薬液として実験例1と同様なものを用い、実験例1と同
様な処理方法および条件でハマチ刺身を処理し、5℃の
冷蔵庫に保存して日数経過に伴う品質の変化を調べた。
また、比較のため、未処理のハマチを上記と同様に保存
して日数経過に伴う品質の変化を調べた。
品質の評価方法は、実験例1と同様である。この結果を
第2表(後に記載する)に示す。
第2表から、アンモニアを含む水溶液による処理を行な
ったものは未処理のものに比較して品質が良好に保持さ
れることがわかる。また、アンモニアしか含まない水溶
液Fを用いたものに比べると、アンモニア以外の成分を
添加した水溶液A〜Eにおいては品質保持効果がさらに
優れていることがわかる。・ 実験例3 薬液として実験例1と同様なものを用い、実験例1と同
様な処理方法および条件で焼豚を処理し、8℃の冷蔵庫
に保存して日数経過に伴う品質の変化を調べた。また、
比較のため、未処理の焼豚を上記と同様に保存して日数
経過に伴う品質の変化を調べた。
品質の評価方法は、実験例1と同様である。この結果を
第3表(後に記載する)に示す。
第3表から、アンモニアを含む水溶液による処理を行な
ったものは未処理のものに比較して品質が良好に保持さ
れることがわかる。また、アンモニアしか含まない水溶
液Fを用いたものに比べると、アンモニア以外の成分を
添加した水溶液A〜Eにおいては品質保持効果がさらに
優れていることがわかる。
実験例4 薬液として実験例1と同様なものを用い、炭酸ガスボン
ベ24を窒素ガスボンベに代えて窒素ガスを処理ガスと
し、実験例1と同様な処理方法および条件で焼豚(加工
品)を処理し、8℃の冷蔵庫に保存して日数経過に伴う
品質の変化を調べた。
また、比較のため、未処理の焼豚な上記と同様に保仔し
て日数経過に伴う品質の変化を調べた6品質の評価方法
は、実験例1と同様である。この結果を第4表(後に記
載する)に示す。
第4表から、アンモニアを含む水溶液による処理を行な
ったものは未処理のものに比較して品質が良好に保持さ
れることがわかる6また、アンモニアしか含まない水溶
液Fを用いたものに比べると、アンモニア以外の成分を
添加した水溶液A〜Eにおいては品質保持効果がさらに
優れていることがわかる。
(以下、余白) 「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、食品にアンモニ
アを含む水溶液を微量かつ均一に付与することができ1
食品の風味劣化を起こすことな(、人体に悪影響を与え
ることなく、食品の鮮度や品質を長期間に亙って保持さ
せる効果が得られる。また、アンモニアの他に、サイク
ロデキストリン、アスコルビン酸ナトリウム、、pH調
整剤を添加することにより、上記効果をより高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための処理装置の一例を示す
概略説明図、第2図は同処理装置の外観を示す斜視図、
第3図は同処理装置における邪魔板をノズル方向から見
た図、第4図は同邪魔根の縦断面図、第5図は同邪魔扱
の平面断面図、第6図は同処理装置に適用される噴霧ノ
ズルの他の例を示す断面図である。 図中、 11は処理装置、12は収容ケース、13は処
理ケース、21は薬液タンク、24は炭酸ガスボンベ、
27はノズル、28は薬液導入管、29.30は炭酸ガ
ス導入管、45は邪魔板、Fは食品である。 特許出願人   小 野 直 明 同代理人   弁理士 松井 茂 A1 第5図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アンモニアを含む水溶液を炭酸ガスまたは窒素ガ
    スと共に噴霧し、前記水溶液を霧状にして食品表面に付
    着させる食品の処理方法において、前記水溶液として、
    アンモニア1〜10重量%、サイクロデキストリン0.
    3〜20重量%含むものを使用することを特徴とする食
    品の処理方法。
  2. (2)請求項1記載の水溶液として、アンモニア1〜1
    0重量%、サイクロデキストリン0.3〜20重量%、
    アスコルビン酸ナトリウム0.1〜10重量%含むもの
    を使用することを特徴とする食品の処理方法。
  3. (3)請求項1記載の水溶液として、アンモニア1〜1
    0重量%、サイクロデキストリン0.3〜20重量%、
    pH調整剤0.5〜20重量%含むものを使用すること
    を特徴とする食品の処理方法。
  4. (4)請求項1記載の水溶液として、アンモニア1〜1
    0重量%、サイクロデキストリン0.3〜20重量%、
    アスコルビン酸ナトリウム0.1〜10重量%、pH調
    整剤0.5〜20重量%含むものを使用することを特徴
    とする食品の処理方法。
  5. (5)請求項1記載の水溶液として、アンモニア1〜1
    0重量%、pH調整剤0.5〜20重量%含むものを使
    用することを特徴とする食品の処理方法。
  6. (6)前記pH調整剤として、炭酸水素ナトリウム、リ
    ン酸塩、水酸化ナトリウムから選ばれた少なくとも一種
    を用いる請求項3、4または5記載の食品の処理方法。
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